JPS58112025A - 排煙脱硫装置の制御方法 - Google Patents

排煙脱硫装置の制御方法

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JPS58112025A
JPS58112025A JP56208131A JP20813181A JPS58112025A JP S58112025 A JPS58112025 A JP S58112025A JP 56208131 A JP56208131 A JP 56208131A JP 20813181 A JP20813181 A JP 20813181A JP S58112025 A JPS58112025 A JP S58112025A
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absorbent
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sox
inflow
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Toshio Katsube
利夫 勝部
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排煙脱硫装置の制御方法に係り、特に゛吸収剤
および硫酸の消費量を低減するに好適な排煙脱硫装置の
制御方法に関するものである。
現在、工業的に行なわれ【いる排煙脱硫装置の中では、
石灰石、石灰等を吸収剤として含6スラリからなる吸収
液を用い、排ガス中のSOxを吸収し、得られた亜硫酸
カルシウムを酸化して、硫酸カルシウムすなわち石膏と
して回収する方法が最も一般的である。
従来の典型的な排煙脱硫装置の系統図を第1図に示す。
排ガスは煙道1を通って除じん塔2に導入され、ここで
除じん塔循環タンクから循環ポンプ4により供給される
循環液との気液接触により、飽和温度まで冷却されると
共に、排ガス中に含有されるダストが除去された後、吸
収塔7に送られる。吸収塔7で循環ポンプ10により供
給される吸収液(石灰石または石灰のスラ4す)との気
液接触により排ガス中のSO!が吸収除去された後、デ
ミスタ8で同伴ミストが除去され、煙道9から排出され
る。
吸収塔7には規定量の吸収剤スラリか吸収剤スラリタン
ク25からポンプ26により供給される一方、 SOx
を吸収し、生成した亜硫酸カルシウムを含有するスラリ
がポンプIIKより一部抜出され、酸化塔供給タンク1
3に供給される。酸化塔供給タンク13に入ったスラリ
は硫酸28との反応により、未反応の吸収剤が石膏にな
ると共に、pklf14整された發、ポンプ14により
酸化塔15に送られ、スラリ中の亜硫酸カルシウムは石
膏となり、石膏シラフナ16を経て石膏スラリタ/り1
7に貯留され、さらにポンプ18により脱水機19に送
られ、脱水された後、石膏20として回収される。なお
、図中、3は排水ボ・ンプ、6はミストエリミネータ−
112は補給水、21は脱水機排水槽、22はそのポン
プ、23は濾過水タンク、24はそのポンプ、27は吸
収剤、である。
除じん塔2への煙道1には排ガス流量計30とSO!濃
度計31が設けられている。
上記のような装置系統におい【、従来の吸収塔7への吸
収剤スラリ供給量の制御方法は、例えば第2図に示すよ
うに、脱硫装置に流入する排ガス量とSOI濃度を各々
計器30と31により検出し、掛算器35によりSOx
量を算出し、さらに掛算器35′で一定の比率(定数)
をかけて必要な吸収量な求め、これと吸収剤スラリ流量
計32で計測された吸収剤量との偏差を比例積分(PI
 )動作により操作量に変換し、手動または自動操作(
H/A)Kより電気/空気(EP)変換器を介して吸収
剤スラリ調節弁34を制御するものである。すなわち、
この方法では吸収塔内の吸収剤の過剰率(=吸収剤当量
比−1で定義される)は流入SOx看にかかわらず一定
となる。
ところが一方、脱硫装置の吸収塔の特性として、吸収液
のPHが高い程、また流入SOx量が少ない程脱硫性能
は高くなる。また吸収塔スラリの戸Hは、液中の吸収剤
濃度が高い程、また流入SO冨量が少ない程上昇する。
このため、脱硫装置を低負荷で運転した場合、流入5O
−tの低下によってのみならず、流入SOX量の低下に
起因する吸収塔スラリのpH上昇によっても、脱硫性能
が上昇する。
これは低負荷運転時において、必要以上の吸収剤を消費
し、またこの吸収剤を中和するための硫酸も必要以上に
消費することになり、極めて不経済である。
このような従来技術の欠点をなくすために、第3図に示
すように、吸収塔スラリPH計33、調加し、各負荷に
おいて吸収塔スラリのpHが一定になるよ5Kした制御
方法が考案されている。この方法は、前述のようKti
負荷負荷率必要な脱硫率の上昇を抑えるため、各負荷帯
においてpHを一定とするように吸収剤の供給量を制御
するものであるが、吸収塔スラリのpHは、吸収SO,
竜と吸収剤濃度に依存1本ため、流入SOx量が減少し
た場合、7)Hな一定に保ろと、液中6吸収剤濃度は低
下するととになる。また一般に吸収塔は、嘴化塔供給タ
ンクへの抜tmシ量に対して約20時間分のスラリを保
有してい私ため、流入ガス側の負荷変化速度に比べ、液
組成の変化には遅れを生じる。従って、上記従来の制御
方法では、低負荷において安定した2口、液性状で運転
している状態から負荷上昇な行なった場合、負荷上昇に
対し【液組成の変化が遅れ、一時的KPHが低下し、脱
硫率の低下を招くことKなる。これは、特に負荷変動の
多いボイラ等の設置される脱硫装置において、安定した
脱硫率を維持した運転ができないとい5欠点に結びつく
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ボ
イラ等の負荷変動に対する追従性が嵐く、かつ吸収剤お
よび硫酸の消費量を低減することができる排煙脱硫装置
を提供することにある。
本発明は、流入SOx量の変化忙応じて吸収剤当量比を
変えるように吸収剤スラリ量を制御し、さらに吸収塔ス
ラリのpHを流入SO,1に応じた設定値により前記吸
収剤スラリ酸を補正するようにしたものである。
以下、本発明を図面によりさらに詳細に説明するつ 第4図は、本発明の制御力法の一実施例を示す吸収剤ス
ラリ供給量の制御系統図である。この実施側は、第3図
の場合と同様に入口排ガス量とSO。
濃度から算出された流入SOx量に対し、関数発生器3
9で設定した先行信号と、流入8O−tK対しび電気/
空気変換器37を経て吸収剤スラリ流量調節弁34を制
御するものである。ここで関数発生器39による先行信
号としての吸収剤スラIJ Qは次式で示される。
Q=に−f([80り)−(80x) 但し。
Q;吸収剤スラリ供給量 に;吸収剤とSOxどの分子量比および吸収剤スラリ濃
度等から算出される換算定数 f ((5OI) ) ;流入so″x量に対する吸収剤当量比(5Ox) ;
流入SOx量 、ハ 第5図の直線、−、−>に対し、本実施例ではf ((
so。
))=B−(80り(第5図〕直tea 2 ”) ト
tx ルコとかわかる。従って本図の斜線部に相当する
吸収剤量な低減することができる− 次に吸収液スラリのpHは、流入801着に対し第6図
の直線3′に示すように制御される、すなわち、従来技
術(第2図)では吸収剤の当量比一定で吸収剤を供給す
るため、流入SOx量に対し、吸収液へラリのpHは第
6図の曲線i%示すように流入SOx量の減少に伴ない
上昇する。また第3図の従来技術においては、pH一定
制御とするため1、A・ では、第6図の直線3f示すように、低負荷時のpHを
定格負荷時に比べて高めに設定するととにより、第3図
の従来技術で見られた負荷上昇時の一時的なpHの低下
による脱硫率の低下を防止することができる。
上述のf ((5Ox) )および吸収塔スラリのpH
,4,ゎ定す、第。。、)、線A□体ゎヶ値9、煙ゎ硫
装量個々の設計条件(負荷変化速度、SOxOx濃度変
速化速度により決定される。
次に下記の試験条件に基ずく本発明の脱硫試験結果の一
例を第7図に示す。
試験条件  負荷モデル;第7図 負荷変化速度;5優/分 入口SOx濃度;100OP 定格時吸収剤当量比;1.05 定格時吸収塔スラリ7)H;5.8 上記試験条件において、吸収剤の当量比は、定格負荷時
(第5図のA点)1.05に対し、3o1!負荷時(第
5図のB点)0.9まで低減できることがわかった。こ
こで、当量比を1.0以下にできるのは、上述したよう
に低負荷時には、所定の脱硫率を維持するための吸収液
中の吸収剤濃度は低くても良いため、吸収塔内の保有液
中の余分の吸収剤を消費することKより、新たな吸収剤
の補給を要しないためである。また、吸収塔pHの設定
値は、定格時(第6図のA点)5.8に対し、30%負
荷時(第6図のB点)6.3とすることにより、5%/
分の負荷変動に対しても十分追従することができる。上
記のようにして、例えば吸収剤消費量の3嗟、硫酸消費
量の20チを低減することができた。
上記実施例において、排ガス中のso、 2度が、負荷
にかかわらずほぼ一定の場合は、第5図、第6図の流入
SOxと吸収剤当量比、流入SOx量と吸収塔スラリP
Hの関係を、それぞれ、排ガス量と吸収剤当量比、排ガ
ス量と吸収塔スラリpHの関係に置きかえて制御し1.
てもよい。
また第5図および第6−では、流入SOx量と吸収剤当
量比、流入SOx量と吸収塔スラリPHの関係を流入S
O,tの1次式で設定しているが、これを他の関数で設
定しても同様である。
以上、本発明によれば、排煙脱硫装置の吸収剤スラリ竜
?制御において負荷上昇時に脱硫率を低下させることな
く、かつ吸収剤量および硫噴の消費量を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される排煙脱硫装置の系統図、第
2図および第3図は従来技術による吸収剤スラリの供給
量制御系統図、第4図は本発明による吸収剤スラリの供
給量制御系統図、第5図は流入SOx量と吸収剤当量比
の関係を示す図、第6図は流入SOx量の吸収塔スラリ
pHの関係を示す図、第7図は、本発明による試験結果
の1例として脱硫装置の負荷パターンと脱硫率の変化を
示す図である。 7・・・吸収塔、30・・・排ガス流t81°、31・
・・SO2濃度計、32・・・吸収剤スラリ流篭計、3
3・・・吸収剤スラリpH計、34・・・吸収剤スラリ
流量−節介、35・・・掛算器、36・・・調節計、3
9.40・・・関数発生器。 代理人 弁理士  川 北 武 長 第1図 150− 第2図 第 31゛

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸収塔内で排ガスと吸収剤スラリとを接触させ、
    排ガス中の硫黄酸化物(5O1) ’&吸収除、去する
    排煙脱硫装置の流入SOx量に応じ、吸収塔へ供給する
    吸収剤スラリ量を調節する排煙脱硫装置の制御方法にお
    いて、吸収塔内への流入SOx量に対して設定された吸
    収剤当量比による先行信号と、前記流入5o−tに対し
    、吸収塔スラリPHの設定値による補正信号との和によ
    り、吸収剤スtす量を制御することを特徴とする排煙脱
    硫装置の制御方法。
JP56208131A 1981-12-24 1981-12-24 排煙脱硫装置の制御方法 Granted JPS58112025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121720A (ja) * 1984-07-10 1986-01-30 Babcock Hitachi Kk 湿式排煙脱硫装置の制御装置
CN108889112A (zh) * 2018-06-22 2018-11-27 河北大唐国际唐山热电有限责任公司 火力发电厂湿法脱硫运行方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121720A (ja) * 1984-07-10 1986-01-30 Babcock Hitachi Kk 湿式排煙脱硫装置の制御装置
JPH0573452B2 (ja) * 1984-07-10 1993-10-14 Babcock Hitachi Kk
CN108889112A (zh) * 2018-06-22 2018-11-27 河北大唐国际唐山热电有限责任公司 火力发电厂湿法脱硫运行方法

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