JPS5817564Y2 - 空気圧利用魔法瓶 - Google Patents
空気圧利用魔法瓶Info
- Publication number
- JPS5817564Y2 JPS5817564Y2 JP1980171160U JP17116080U JPS5817564Y2 JP S5817564 Y2 JPS5817564 Y2 JP S5817564Y2 JP 1980171160 U JP1980171160 U JP 1980171160U JP 17116080 U JP17116080 U JP 17116080U JP S5817564 Y2 JPS5817564 Y2 JP S5817564Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer case
- bottle
- liquid
- draining member
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は蓋体に内蔵されたベローズの押圧により中びん
内の液を注出する空気圧利用魔法瓶の改良に関するもの
である。
内の液を注出する空気圧利用魔法瓶の改良に関するもの
である。
従来、空気圧利用の魔法瓶は中びんの外周を外装ケース
で囲んでこの外装ケースの上端に水切部材を装着し、こ
の水切部材の内壁より外壁に向けて開口部を設けると共
に水切部材中央に液供給用開口部を設けて、この液供給
用開口部に中栓を挿入し中栓の揚水管先端を中びん底部
に近接させ、この揚水管後端と連通した中栓の吐出管先
端が水切部材外方に突出するように吐出管を上記水切部
材の開口部に載置し、上記水切部材上面にベローズを内
蔵した蓋体を着脱自在に装着していたが、この種の魔法
瓶では液の注ぎ口が必然的に上部に位置するために一方
の手でコツプを持ち他方の手でベローズを押圧しなけれ
ばならなかった。
で囲んでこの外装ケースの上端に水切部材を装着し、こ
の水切部材の内壁より外壁に向けて開口部を設けると共
に水切部材中央に液供給用開口部を設けて、この液供給
用開口部に中栓を挿入し中栓の揚水管先端を中びん底部
に近接させ、この揚水管後端と連通した中栓の吐出管先
端が水切部材外方に突出するように吐出管を上記水切部
材の開口部に載置し、上記水切部材上面にベローズを内
蔵した蓋体を着脱自在に装着していたが、この種の魔法
瓶では液の注ぎ口が必然的に上部に位置するために一方
の手でコツプを持ち他方の手でベローズを押圧しなけれ
ばならなかった。
又、中びんの口元外周は中びん胴部に比較して小さいた
めにこの中びん口元外周と外装ケース上部と水切部材下
壁との間には非常に大きなテ゛ツドスペースが生じてい
た。
めにこの中びん口元外周と外装ケース上部と水切部材下
壁との間には非常に大きなテ゛ツドスペースが生じてい
た。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであって、中び
ん口元外周と外装ケース上部と水切部材下壁との間のデ
ッドスペースを極めて有効に利用すると共に液の注ぎ口
を魔法瓶の下方に位置せしめて片手で操作できるように
した空気圧利用魔法瓶を提供するにある。
ん口元外周と外装ケース上部と水切部材下壁との間のデ
ッドスペースを極めて有効に利用すると共に液の注ぎ口
を魔法瓶の下方に位置せしめて片手で操作できるように
した空気圧利用魔法瓶を提供するにある。
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
１はベローズ２の押圧によって中びん３内の液を注出す
る空気圧利用魔法瓶であって、中びんの外周に囲んだ外
装ケース４と、外装ケースの上端に装着した水切部材５
と水切部材の中央に設けた液供給用開口部６に挿入した
中栓７と、水切部材上面に着脱自在に装着したベローズ
内蔵の蓋体８と、水切部材に設けた液流出口９に嵌合し
た導液管１０とから構成されている。
る空気圧利用魔法瓶であって、中びんの外周に囲んだ外
装ケース４と、外装ケースの上端に装着した水切部材５
と水切部材の中央に設けた液供給用開口部６に挿入した
中栓７と、水切部材上面に着脱自在に装着したベローズ
内蔵の蓋体８と、水切部材に設けた液流出口９に嵌合し
た導液管１０とから構成されている。
外装ケース上端に装着した水切部材５は中央に液供給用
開口部６を穿設しており、この水切部材の内壁の立上り
部２４周囲に後述の蓋体のネジと螺着するネジ部１２を
設け、このネジ部の立上り部２４下側に液流出口部９を
形成している。
開口部６を穿設しており、この水切部材の内壁の立上り
部２４周囲に後述の蓋体のネジと螺着するネジ部１２を
設け、このネジ部の立上り部２４下側に液流出口部９を
形成している。
この水切部材は液供給用開口部６、ネジ部１２、液流出
口部９を一体形成している。
口部９を一体形成している。
この水切部材５はブラケット止めのように補強部材を介
することなく、外装ケース４上端に無理嵌めされている
。
することなく、外装ケース４上端に無理嵌めされている
。
外装ケースに囲まれた中びん３は胴部２５に比して口元
２６に向うはどびん肩部２７の外周を小径としており、
この口元面に環状のパツキンを介して水切部材の液供給
用開口部６を設置している。
２６に向うはどびん肩部２７の外周を小径としており、
この口元面に環状のパツキンを介して水切部材の液供給
用開口部６を設置している。
蓋体８はベローズ２と、ベローズに内蔵したスプリング
１３と、ベローズ上端の押板１４と、このベローズを囲
む上蓋１５と、この上蓋の下端周囲に嵌合した下板１６
とからなっている。
１３と、ベローズ上端の押板１４と、このベローズを囲
む上蓋１５と、この上蓋の下端周囲に嵌合した下板１６
とからなっている。
この下板１６には水切部材のネジ部１２と螺着する下板
ネジ部１７を設けている。
ネジ部１７を設けている。
外装ケース４下端にはネジ輪１８を介して底蓋１９が嵌
合されており、この底蓋の中央に中びん３支持用の締上
げ部材２０が螺着されている。
合されており、この底蓋の中央に中びん３支持用の締上
げ部材２０が螺着されている。
２１は底蓋１９、ネジ輪１８、外装ケース４下端を同時
に固定するビスである。
に固定するビスである。
中栓７は蓋体内ベローズの空気圧を中びん内に圧送する
ように内部の一部を中空としており、この中栓下端を中
びん底部に位置して中びん内液を送液する揚水パイプ２
２を設け、この揚水パイプの後端を中栓内で吐出パイプ
２３の後端と連設している。
ように内部の一部を中空としており、この中栓下端を中
びん底部に位置して中びん内液を送液する揚水パイプ２
２を設け、この揚水パイプの後端を中栓内で吐出パイプ
２３の後端と連設している。
この吐出パイプ２３の先端は水切部材の液流出口９内に
挿入されている。
挿入されている。
導水管１０は後端を水切部材の液流出口９に密着して、
外装ケース４上部と水切部材下壁と中びんのびん肩部外
周との隙間を通り、中びんのびん肩部外周に略沿って外
装ケースを貫通し、先端を外装ケース外壁に固定したカ
バー２８内の液導水部材２９外周に密着している。
外装ケース４上部と水切部材下壁と中びんのびん肩部外
周との隙間を通り、中びんのびん肩部外周に略沿って外
装ケースを貫通し、先端を外装ケース外壁に固定したカ
バー２８内の液導水部材２９外周に密着している。
３０は水切部材両側壁に取り付けた把手である。
以上の如く、本考案に於いては水切部材の立上り部下端
に液流出口部を設け、導水管の後端をこの液流出口部に
密着し、この導水管を中びんのびん肩部外周に略沿って
垂設し外装ケースに貫通させ、先端をカバーの液導水部
材に装着しているので、外装ケース上部と水切部材下壁
と中びんのびん肩部外周との間のデッドスペースを極め
て有効に利用できると共に外装ケース上部外周、水切部
材外周、蓋体外周には突出した部分もみられず意匠的に
優れたものとなる。
に液流出口部を設け、導水管の後端をこの液流出口部に
密着し、この導水管を中びんのびん肩部外周に略沿って
垂設し外装ケースに貫通させ、先端をカバーの液導水部
材に装着しているので、外装ケース上部と水切部材下壁
と中びんのびん肩部外周との間のデッドスペースを極め
て有効に利用できると共に外装ケース上部外周、水切部
材外周、蓋体外周には突出した部分もみられず意匠的に
優れたものとなる。
又、外装ケースを貫通して導水管を導いているので、導
水口を下方に位置できてコツプを持つ必要もなく片手で
液を注ぐことができる。
水口を下方に位置できてコツプを持つ必要もなく片手で
液を注ぐことができる。
更に又、中栓の吐出パイプが従来に比べて短く、中栓の
着脱を極めてスムーズに行うことができる。
着脱を極めてスムーズに行うことができる。
又、外装ケースの上端に補強部材を介せずして水切部材
を無理嵌めし、導水管の一端がこの水切部材の液流出口
に密着し、他端かびん肩部の外周傾斜面に略沿ったなめ
らがな傾斜にて外装ケースを貫通しているので、導水管
を水切部材の液性出口に容易に取付けできて簡単な組立
作業となり、又、中びん内の液がこの傾斜に沿ってなめ
らかに流れるために液の乱流や飛び散りが全くなく、シ
かも均一に流出することができて液滴の飛散による危険
性もなく使い心地の良いものとなる。
を無理嵌めし、導水管の一端がこの水切部材の液流出口
に密着し、他端かびん肩部の外周傾斜面に略沿ったなめ
らがな傾斜にて外装ケースを貫通しているので、導水管
を水切部材の液性出口に容易に取付けできて簡単な組立
作業となり、又、中びん内の液がこの傾斜に沿ってなめ
らかに流れるために液の乱流や飛び散りが全くなく、シ
かも均一に流出することができて液滴の飛散による危険
性もなく使い心地の良いものとなる。
更に、組立時又は使用中に落下した時などこの導水管と
中びん肩部とは中びん肩部の傾斜面に沿って線に近い面
接触することとなるために、中びに破損の恐れを軽減す
ることができる。
中びん肩部とは中びん肩部の傾斜面に沿って線に近い面
接触することとなるために、中びに破損の恐れを軽減す
ることができる。
第１図は本考案実施例を示す断面図、第２図は第１図の
Ａ部拡大図である。 ２・・・・・・ベローズ、３・・・・・・中びん、４・
・・・・・外装ケース、５・・・・・・水切部材、６・
・・・・・液供給用開口部、７・・・・・・中栓、８・
・・・・・蓋体、９・・・・・・流出口、１０・・・・
・・導水管、２４・・・・・・立上り部、２７・・・・
・・びん肩部。
Ａ部拡大図である。 ２・・・・・・ベローズ、３・・・・・・中びん、４・
・・・・・外装ケース、５・・・・・・水切部材、６・
・・・・・液供給用開口部、７・・・・・・中栓、８・
・・・・・蓋体、９・・・・・・流出口、１０・・・・
・・導水管、２４・・・・・・立上り部、２７・・・・
・・びん肩部。
Claims (1)
- 中びん３の外周を外装ケース４にて囲み、この外装ケー
スの上端に水切部材５を装着し、この水切部材中央に液
供給用開口部６を設けてこの液供給用開口部に中栓７を
挿入し上記水切部材上面にベローズ２を内蔵した蓋体８
を着脱自在に装着してベローズの押圧により中びん内の
液を注出する空気圧利用魔法瓶に於いて、上記外装ケー
スの上端に補強部材を介せずして無理嵌めした水切部材
５の立上り部２４下端に液性出口９を形成すると共に一
端をこの液性出口に密着し、他端を外装ケース４外方に
突出せしめた導水管１０を設け、この導水管が液流出口
９より中びんのびん肩部２７の外周傾斜面に略沿ったな
めらかな傾斜にて外装ケース４を貫通したことを特徴と
する空気圧利用魔法瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980171160U JPS5817564Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 空気圧利用魔法瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980171160U JPS5817564Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 空気圧利用魔法瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5794435U JPS5794435U (ja) | 1982-06-10 |
| JPS5817564Y2 true JPS5817564Y2 (ja) | 1983-04-09 |
Family
ID=29529526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980171160U Expired JPS5817564Y2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | 空気圧利用魔法瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817564Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS588197Y2 (ja) * | 1980-01-26 | 1983-02-14 | タイガー魔法瓶株式会社 | ポンプ注液式液体容器 |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP1980171160U patent/JPS5817564Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5794435U (ja) | 1982-06-10 |
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