JPS5817468B2 - 4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ

Info

Publication number
JPS5817468B2
JPS5817468B2 JP50130714A JP13071475A JPS5817468B2 JP S5817468 B2 JPS5817468 B2 JP S5817468B2 JP 50130714 A JP50130714 A JP 50130714A JP 13071475 A JP13071475 A JP 13071475A JP S5817468 B2 JPS5817468 B2 JP S5817468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cica
water
cyano
present
chlorocarbamoyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50130714A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5253859A (en
Inventor
間和彦
瀬川博三
中尾公三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Gas Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Gas Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Gas Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kyowa Gas Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP50130714A priority Critical patent/JPS5817468B2/ja
Publication of JPS5253859A publication Critical patent/JPS5253859A/ja
Publication of JPS5817468B2 publication Critical patent/JPS5817468B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 で表わされる4−シアノ−5−(N−クロロカルバモイ
ル)イミダゾール(以下CI CA−C1と略記する)
の製造方法に関する。
本発明の方法により得られるCICA−CIは新規な化
合物であり、医薬、農薬などの合成原料として広範な用
途を持つ有用な化合物である。
例えばCICA−C1をアルカリ性水溶液中で加水分解
することにより、プリン系化合物の合成原料として有用
な5−アミノイミダゾール−4−カルボニトリルおよび
5−アミノイミダゾール−4−カルボキシアミドを得る
ことができ、またアルカリ性アルコール中で加熱すれば
、4−シアノイミタゾールー5−カルバミン酸エステル
が得られる。
本発明の方法は、塩素化剤に不活性な有機溶媒および/
あるいは水中で4−シアノイミダゾール−5−カルボキ
シアミド(以下CI CAと略記する)と塩素化剤を反
応させることを特徴とし、本発明の方法によれば、簡単
な操作により好収率でCICA−CIを得ることができ
る。
本発明の方法は、様々な実施態様で行なわれるが、例え
ば、CICAが一般に溶解性に乏しいことから、溶媒中
にCI CAを懸濁し、よくかくはんしながら、塩素化
剤を添加する方法が好ましい例として挙げられる。
また、脱塩化水素剤を共存させてもよいし、無くても反
応は進行する。
反応は室温付近で十分速やかに進行し、緩和な条件下で
行なうことができる。
本発明の方法において用いられる溶媒としては水、およ
び反応条件下において塩素化剤に不活性な有機溶媒、例
えば酢酸などの低級脂肪族カルボン酸類、アセトニトリ
ル、エーテル類、クロロホルム°四塩化炭素・トリクロ
ルエタンなどのハロゲン化低級アルカン類などを挙げる
ことができ、これらから選ばれた1種あるいは2種以上
の混合物が使用される。
溶媒の使用量は、CICAに対し4重量部以上、特に1
0〜100重量部が好ましい。
塩素化剤としては、塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸塩、
サラン粉などが使用され、CICAに対し1〜6倍当量
、好ましくは1.2〜3倍当量用いられる。
1当量以下では未反応のCICAが多くなり、また多過
ぎると収率が低下する。
脱塩化水素剤としては、アルカリ金属、アルカリ土類金
属の炭酸塩、重炭酸塩、酢酸塩などの強塩基の弱酸塩が
用いられ、その他にピリジン、キノリンなどの有機塩基
も使用することができる。
これらはCICAに対し、1.5倍モル才で好ましく用
いられる。
塩素化は一10〜100℃の温度で行なうことができる
が、−5〜50℃において特に好適に行なわれる。
反応温度が低いと反応速度が低下し、また50°C以上
では副反応によ多収率が低下する。
反応終了には、一般に、5分から4時間を要する。
本発明の方法は、常圧はもちろん、加圧下においても進
行し、通常は常圧〜20m9/crttの範囲で行なわ
れる。
本発明の方法により、生成したCICA−CIは、その
実施態様によシ異なるが、例えば懸濁液中で反応した場
合、単に沢過、洗浄することにより単離される。
CICA−C1は中性水溶液中で比較的安定であり、約
70°Cの熱水から再結晶すれば、純粋なCICA−C
Iが白色針状結晶として得られる。
次に実施例を挙げて本発明の方法を具体的に説明する。
実施例 I CICA44.7gを水ll中に懸濁し、よくかくはん
しながら塩素51.、lを1分間に1gの速度でガス状
で吹込んだ。
塩素添加中、液温は25°Cに保った。
得られた白色沈澱を戸数し、50mJの水で2回洗浄し
たのち、室温で減圧乾燥し、CICA−C1を白色固体
として得た。
52.3g(収率93%)。
該化合物の赤外吸収スペクトルにおいて下記に相当する
結合の吸収スペクトルがあられれていた>N−H315
0cra −1 −C三N 2240CrrL’ >C=0 1680cm ’ また、水より再結晶して精製した該化合物は無色針状結
晶であシ、その元素分析値は下記のようであシ、CIC
A−(lの計算値と一致した。
分析値 C;35.37 H;2.0ON;3
3.10 CI!’;20.41計算値 C;
35.21 H;1.77N;32.85
Cl;20.79実施例 2 CICA22.3gを氷酢酸50orrLlに懸濁し、
よくかくはんしながら塩素20gを90分を要してガス
状で吹込み、吹込み終了後、さらに60分間かくはんを
続けた。
この間、液温は25℃に保った。
得られた懸濁液をクーし、沢残を20m1の水で3回洗
浄し、室温で減圧乾燥して17.2gのCICA−C1
を得た。
(収率62%)またP液を減圧乾固し、水洗することに
より3.9gのCICAを回収した。
実施例 3 CICA11.2.9、炭酸カルシウム4.1gをアセ
トニトリル250m1に懸濁し、よくかくはんしながら
塩素15gを90分を要してガス状で吹込み、吹込み終
了後さらに60分間かくはんを続けた。
この間液温は40°Cに保った。得られた懸濁液よシ沈
澱を戸別し、これを100m1の水に加え、かくはんし
て再び戸別する。
該沈澱を20m1の水で2回洗浄した後、室温で減圧乾
燥することにより8.2gのCICA−CIを得た。
(収率58%) 実施例 4 CICA11.2gをクロロホルム2501rt11水
10m1の混合液中に加え、激しくかくはんしながら、
塩素15gを45分を要して吹込み、吹込み終了後感ら
に45分かくはんを続けた。
得られた懸濁液より沈澱を戸別し、20m1の水で2回
洗浄したのち室温で減圧乾燥して10.9.9のCIC
A−CIを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩素化剤に不活性な有機溶媒および/あるいは水中
    で、4−シアノ−5−カルバモイルイミダゾールと塩素
    化剤を反応させることを特徴とする4−シアノ−5−(
    N−クロロカルバモイル)イミダゾールの製造方法。
JP50130714A 1975-10-30 1975-10-30 4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5817468B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50130714A JPS5817468B2 (ja) 1975-10-30 1975-10-30 4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50130714A JPS5817468B2 (ja) 1975-10-30 1975-10-30 4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5253859A JPS5253859A (en) 1977-04-30
JPS5817468B2 true JPS5817468B2 (ja) 1983-04-07

Family

ID=15040855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50130714A Expired JPS5817468B2 (ja) 1975-10-30 1975-10-30 4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5817468B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5253859A (en) 1977-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5389637A (en) 2-formylamino-6-halogenopurine
JPS5817468B2 (ja) 4− シアノ −5−(n− クロロカルバモイル ) イミダゾ−ル ノ セイゾウホウホウ
JPH034555B2 (ja)
US3410852A (en) Process for preparing 3, 4-dihydro-2, 4-dioxo-2h-pyrido[2, 3-e][1, 3]oxazine
US5290943A (en) Method of producing 2-acyl amino 5-halogenopyridine compounds
JPH06298683A (ja) 光反応による4−(2−置換)フェニルベンジルブロミド類の製造法
JP3468543B2 (ja) 2−ブチル−4−クロロ−5−メチルイミダゾール及びその合成方法
JP3078642B2 (ja) 農薬の中間体の製造方法
JP3198276B2 (ja) 2−ホルミルアミノ−6−ハロゲノプリンまたはその塩、その製造方法およびその合成中間体
JP2717842B2 (ja) アミノカルボニル置換ピリジンスルフィン酸又はその塩
JPS6144882A (ja) α−(2−アミノチアゾ−ル−4−衣)−β−スルホニルアクリル酸誘導体の製造方法
JP4824850B2 (ja) ハロゲノピリジンカルボキサミドの製造方法
JPS6034955A (ja) 2−オキソオキサゾリジン−4−カルボン酸類の製造法
JPS6324994B2 (ja)
HU202480B (en) Process for producing 2-phenyl-2-hydroxymalonic acid diamides
JP3217541B2 (ja) グアニン誘導体の製造方法
JP3965787B2 (ja) 2−クロロ−5−ヒドロキシピリジンの製造方法
JPS6289689A (ja) セフアロ系抗生物質の新規製造方法
JPS5840958B2 (ja) 1↓−(5↓−オキソヘキシル)テオブロミンの製法
JPH0812658A (ja) シドノン類の製造法
JPS6165885A (ja) 新規合成中間体及びその製法
JPH041188A (ja) 3―ヒドロキシ―2□dh―ピラン―2―オンの製造方法
JPS58110593A (ja) 7α−メトキシ−7β−(シアノメチルチオ)アセトアミド−3−(1−メチル−1H−テトラゾ−ル−5−イル)−チオメチル−3−セフアム−4−カルボン酸の新しい製造方法
JPH0136837B2 (ja)
JPS58222070A (ja) 4−ヒドロキシ−5−ハロゲノ−6−アルキルピリミジンのハロゲン化水素酸塩の製法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees