JP3217541B2 - グアニン誘導体の製造方法 - Google Patents

グアニン誘導体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2−アミノ−6−ハロゲ
ノプリン誘導体の製造に有用なグアニン誘導体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】2−アミ
ノ−6−ハロゲノプリンは、例えば特公昭56−333
96号、特開昭60−58982号、特開昭60−20
8954号、特開平2−59583号、特開平4−10
8788号各公報に記載されているように、グアニンヌ
クレオシド類似物の製造に有用な中間体として知られて
いる。
【0003】本発明者らは、先に以下の合成経路
【0004】
【化5】
【0005】で表される2−アミノ−6−クロロプリン
の合成方法を開発し、その反応工程において、後述する
一般式(3)で表される2−アミノ−6−ハロゲノプリ
ン誘導体が新規かつ有用な合成中間体であることを見い
だしている(特願平3−334053号)。
【0006】本発明者らは、さらに一般式(3)で表さ
れる2−アミノ−6−ハロゲノプリン誘導体の合成に関
して研究を進めたところ、新たな中間体を見いだし、こ
れが2−アミノ−6−ハロゲノプリンの合成に有用な中
間体であることを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、一般式(3)で
表される2−アミノ−6−ハロゲノプリン誘導体の製造
に有用なグアニン誘導体、その製造方法および用途を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、 (1) グアニン、その塩またはその水和物1モルに対
する量が0.5〜2モルであるハロゲン化剤の存在下、
グアニン、その塩またはその水和物を一般式(2)
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1 および2 はそれぞれ水素原
子、炭素数1〜5のアルキル基または芳香族基を示す
か、または窒素原子、酸素原子または硫黄原子を含んで
いてもよい環をN基と共に形成する。R 4 は水素原子、
炭素数1〜5のアルキル基または芳香族基を、R 3 は単
結合または炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)で表
される化合物と反応させることを特徴とする一般式
(1)
【0011】
【化7】
【0012】(式中、R 1 、R 2 、R 3 およびR 4 は前
記と同意義である。)で表されるグアニン誘導体の製造
方法、および () 一般式(1)で表されるグアニン誘導体をハロ
ゲン化することを特徴とする一般式(3)
【0013】
【化8】
【0014】(式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は前
記と同意義である。Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子、またはフッ素原子を示す。)で表される2−アミノ
−6−ハロゲノプリン誘導体の製造方法に関する。
【0015】一般式(1)で表されるグアニン誘導体に
おいて、R1 およびR2 で表される基としては、水素原
子、炭素数1〜5のアルキル基または芳香族基である
が、このアルキル基としては直鎖状、分岐状のいずれで
もよく、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基等が挙げられる。また、芳香族基として
はフェニル基等が挙げられる。また、R1 およびR2
表される基はN基と共に環を形成していてもよく、この
場合環の一部に窒素原子、酸素原子または硫黄原子を含
んでいてもよい。
【0016】R4 で表される基としては、水素原子、炭
素数1〜5のアルキル基または芳香族基であり、これら
のアルキル基または芳香族基としては前記と同様なもの
が挙げられる。R3 は単結合またはメチレン基、エチレ
ン基、プロピレン基等の直鎖状の炭素数1〜5のアルキ
レン基を示す。このような置換基で表される一般式
(1)で表されるグアニン誘導体の好ましい例として
は、例えばR1 、R2 はともにメチル基または一方がフ
ェニル基で他方がメチル基、R4 は水素原子、R3 は単
結合の化合物等が挙げられる。
【0017】本発明における一般式(1)で表されるグ
アニン誘導体は、新規な合成中間体であり、グアニン、
その塩またはその水和物をハロゲン化剤の存在下、一般
式(2)で表される化合物と反応させることによって得
られる。
【0018】本発明において用いられる原料としては、
通常グアニンを用いるが、その塩またはその水和物であ
ってもよい。グアニンの塩としては、特に限定されるも
のではなく、例えば塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩、臭化水素
酸塩、ナトリウム塩等が挙げられる。グアニンの水和物
としては、特に限定されるものではなく、例えばグアニ
ンの塩酸塩1水和物、グアニンの塩酸塩2水和物、グア
ニンのリン酸塩1水和物、グアニンのナトリウム塩1水
和物等が挙げられる。
【0019】ここで用いられるハロゲン化剤としてはオ
キシ塩化リン、塩化チオニル、塩化スルフリル、三塩化
リン、五塩化リン、ホスゲン、ジホスゲン等の公知の塩
素化剤;オキシ臭化リン、臭化チオニル、三臭化リン、
五臭化リン等の公知の臭化剤;三ヨウ化リン等の公知の
ヨウ化剤;三フッ化リン、オキシフッ化リン等の公知の
フッ化剤が例示される。塩素化剤としては、反応率を考
慮すれば、オキシ塩化リン、塩化チオニルが好ましい。
【0020】また、一般式(2)で表される化合物にお
いて、R1 、R2 、R3 およびR4で表される基として
は、一般式(1)で表されるグアニン誘導体の場合と同
様のものが挙げられる。このような一般式(2)で表さ
れる化合物としては、具体的には例えば、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N
−メチルホルムアニリド、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N−ホルミルピロリジン、N−ホルミルピペリジ
ン、N−ホルミルピペラジン、N−ホルミルモルホリ
ン、N−ホルミルチオモルホリンなどが挙げられ、好ま
しくはN,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルホル
ムアニリドである。
【0021】一般式(1)で表されるグアニン誘導体を
製造する工程での反応では、グアニン、その塩またはそ
の水和物1モルに対してハロゲン化剤を通常0.5〜2
モル、好ましくは1〜1.5モル、さらに好ましくは
1.1〜1.5モル使用される。0.5モルより少ない
と反応率が低く、2モルより多いと一般式(1)で表さ
れるグアニン誘導体の収率が低下し、一般式(3)で表
される2−アミノ−6−ハロゲノプリン誘導体が直接得
られることになる。また、一般式(2)で表される化合
物の使用量は、溶媒を用いる場合にはグアニン、その塩
またはその水和物1モルに対して通常1〜20モル、好
ましくは3〜10モル、さらに好ましくは4〜6モルで
ある。溶媒を用いない場合には、グアニン、その塩また
はその水和物1モルに対して通常5〜30モル、好まし
くは10〜20モル、さらに好ましくは10〜15モル
である。これよりも少なければ収率は低下し、また多く
てもそれに見合った収率の上昇はなく経済的でない。
【0022】一般式(2)で表される化合物は、前記の
ようにハロゲン化剤の存在下にグアニン、その塩または
その水和物と反応する。本発明において溶媒は特に必要
ではないが、操作性の向上の点から不活性溶媒の使用が
好ましく、例えばジクロルメタン、ジクロルエタン、ク
ロルベンゼン、ジクロルベンゼン、トルエン、キシレ
ン、クロロホルム等が挙げられる。
【0023】反応温度は溶媒を用いない場合には一般式
(2)で表される化合物の種類によって異なるが、通常
20〜150℃の温度である。例えば、N,N−ジメチ
ルホルムアミドを使用する場合には、通常80〜120
℃であり、N−メチルホルムアニリドを使用する場合に
は通常40〜60℃の範囲が好ましい。また、溶媒を用
いる場合には、使用する溶媒の通常沸点付近の温度で行
われ、一般式(1)で表されるグアニン誘導体の熱安定
性の点より120℃を越えないことが望ましい。例えば
一般式(2)で表される化合物として、N,N−ジメチ
ルホルムアミドあるいはN−メチルホルムアニリドを使
用し、溶媒として1,2−ジクロルエタンを使用した場
合には、通常70〜85℃の範囲が好ましい。また、反
応時間は通常1〜15時間、好ましくは3〜10時間、
さらに好ましくは4〜8時間反応させることによって終
了する。
【0024】このようにして得られる一般式(1)で表
されるグアニン誘導体は、一般式(3)で表される2−
アミノ−6−ハロゲノプリン誘導体を製造するための有
用な中間体であり、一般式(1)で表されるグアニン誘
導体をハロゲン化することによって一般式(3)で表さ
れる2−アミノ−6−ハロゲノプリン誘導体を製造する
ことができる。
【0025】該反応にはN,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチルホルムア
ミド、1,2−ジクロルエタンのような有機溶媒、好ま
しくはN,N−ジメチルアニリンを用いて、前記と同様
のハロゲン化剤を反応させることによって行われる。例
えば、塩素化剤としては反応率を考慮すれば、オキシ塩
化リンが好ましい。この場合、一般式(1)で表される
グアニン誘導体1モルに対してハロゲン化剤は通常1〜
10モル、好ましくは1〜5モル、さらに好ましくは2
〜3モル使用される。ハロゲン化剤の使用量は、1モル
よりも少なければ収率が低下し、10モルより多くても
それに見合った収率の向上はなく経済的でない。反応温
度は、使用する溶媒によって異なるが、通常50〜12
0℃の範囲であり、例えば溶媒としてN,N−ジメチル
アニリンを使用する場合には通常70〜90℃の範囲が
好ましい。反応時間は通常1〜10時間、好ましくは1
〜5時間、さらに好ましくは2〜3時間反応させること
によって終了する。
【0026】このようにして得られる一般式(3)で表
される2−アミノ−6−ハロゲノプリン誘導体は、これ
を加水分解することにより目的の合成中間体である2−
アミノ−6−ハロゲノプリンにすることができる。この
場合、一般式(3)で表される2−アミノ−6−ハロゲ
ノプリン誘導体を分離精製して次の工程に用いてもよ
く、あるいは分離精製することなく反応混合物をそのま
ま次の工程に用いてもよい。
【0027】分離精製することなく次の工程に入る場合
は、反応混合物に水を加え残留する反応試薬を加水分解
すると同時に、一般式(3)で表される2−アミノ−6
−ハロゲノプリン誘導体を加水分解することにより目的
の合成中間体である2−アミノ−6−ハロゲノプリンを
得ることができる。この場合、反応混合物に水を加える
ことにより強酸性物質が副生してくるので、強酸性物質
等を添加することなく加水分解を行うことができる。
【0028】また、一般式(3)で表される2−アミノ
−6−ハロゲノプリン誘導体を分離精製する場合は、反
応混合物を冷却し、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等の水溶液で処理することにより得られる。一般式
(3)で表される2−アミノ−6−ハロゲノプリン誘導
体は、理論値に近い収率で得ることができるので次の工
程にそのまま使用してもよいが、多少の副生成物の存在
を懸念するならば、公知の手段、例えば濾過、再結晶等
の手段を適宜使用することによって単離することができ
る。
【0029】一般式(3)で表される2−アミノ−6−
ハロゲノプリン誘導体を用いて製造することのできる2
−アミノ−6−ハロゲノプリンは、前記のように例えば
特公昭56−33396号、特開昭60−58982
号、特開昭60−208954号、特開平2−5958
3号、特開平4−108788号各公報に記載されてい
るように、抗ウイルス剤として有用なグアニンヌクレオ
シド類似物の製造に有用な中間体である。
【0030】
【実施例】以下、実施例および参考例により本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等によ
り何ら限定されるものではない。
【0031】実施例1 グアニン(住化ファインケム(株)社製)15.1g
(0.1モル)をN,N−ジメチルホルムアミド17
5.4g(2.4モル)に加えた。次いでオキシ塩化リ
ン23.0g(0.15モル)を滴下し、30℃で1時
間攪拌した。反応液を氷水500ml中へ注入し、次い
で炭酸水素ナトリウム75.6g(0.9モル)を加
え、中和した。析出した結晶を濾取し、水50mlで洗
浄し、N−ジメチルアミノメチレングアニンを白色結晶
14.6g(0.07モル)を得た(収率71%)。そ
の物性は以下の通りである。
【0032】 融点 289℃(分解) 元素分析 実測値 C:46.43% H:4.96% N:40.95% 計算値 C:46.60% H:4.89% N:40.75% MS 206(M+ )、191、149、135
【0033】実施例2 N,N−ジメチルホルムアミド131.6g(1.8モ
ル)、塩化チオニル42.8g(0.36モル)を1,
2−ジクロルエタン500mlに加えた。次いで、グア
ニン(住化ファインケム(株)社製)45.3g(0.
3モル)を加え、80℃で6時間攪拌した。冷却後、水
1000ml中へ反応液を注入して水層を分取し、水層
を炭酸水素ナトリウムで中和した。析出した結晶を濾取
し、水100mlで洗浄し、N−ジメチルアミノメチレ
ングアニンの白色結晶52.6g(0.255モル)を
得た(収率85%)。
【0034】実施例3 実施例2により得られたN−ジメチルアミノメチレング
アニン20.6g(0.1モル)、N,N−ジメチルア
ニリン12.1g(0.1モル)をオキシ塩化リン3
8.3g(0.25モル)に加え、80℃で2時間攪拌
した。冷却後、反応液を氷水500ml中へ注入し、次
いで、炭酸水素ナトリウム126.0g(1.5モル)
を加え、中和した。析出した結晶を濾取し、水50m
l、次いでメタノール50mlで洗浄し、2−ジメチル
アミノメチレンアミノ−6−クロロプリンの結晶18.
0g(0.08モル)を得た(収率80%)。
【0035】実施例4 グアニン塩酸塩(住化ファインケム(株)社製)56.
3g(0.3モル)をN,N−ジメチルホルムアミド5
26.2g(7.2モル)に加えた。次いで、オキシ塩
化リン69.0g(0.45モル)を滴下し、30℃で
1時間攪拌した。反応液を氷水1500ml中へ注入
し、次いで炭酸水素ナトリウム226.8g(2.7モ
ル)を加え、中和した。析出した結晶を濾取し、水15
0mlで洗浄し、N−ジメチルアミノメチレングアニン
の白色結晶40.2g(0.195モル)を得た(収率
65%)。
【0036】参考例 実施例3により得られた2−ジメチルアミノメチレンア
ミノ−6−クロロプリンの結晶18.0g(0.08モ
ル)を35%塩酸66.7g(0.64モル)に加え1
5℃で20時間攪拌した。結晶を濾取し、メタノール1
5mlで洗浄した。
【0037】得られた結晶を25%アンモニア水80m
lに加熱溶解し活性炭1.5gで処理した。母液を減圧
下に濃縮し、析出する結晶を濾取し、2−アミノ−6−
クロロプリンの白色結晶8.1g(0.05モル)を得
た(収率60%)。
【0038】
【発明の効果】般式(1)で表されるグアニン誘導体
を原料とすれば、一般式(3)で表される2−アミノ−
6−ハロゲノプリン誘導体を収率よく合成することがで
き、目的の合成中間体である2−アミノ−6−ハロゲノ
プリンの合成のための有用な中間体として使用すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 473/18,473/40 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グアニン、その塩またはその水和物1モ
    ルに対する量が0.5〜2モルであるハロゲン化剤の存
    在下、グアニン、その塩またはその水和物を一般式
    (2) 【化1】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ水素原子、炭素数1
    〜5のアルキル基または芳香族基を示すか、または窒素
    原子、酸素原子または硫黄原子を含んでいてもよい環を
    N基と共に形成する。R4 は水素原子、炭素数1〜5の
    アルキル基または芳香族基を、R3 は単結合または炭素
    数1〜5のアルキレン基を示す。)で表される化合物と
    反応させることを特徴とする一般式(1) 【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は前記と同意義で
    ある。)で表されるグアニン誘導体の製造方法。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化剤がオキシ塩化リンまたは塩
    化チオニルである請求項記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 一般式(1) 【化3】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ水素原子、炭素数1
    〜5のアルキル基または芳香族基を示すか、または窒素
    原子、酸素原子または硫黄原子を含んでいてもよい環を
    N基と共に形成する。R4 は水素原子、炭素数1〜5の
    アルキル基または芳香族基を、R3 は単結合または炭素
    数1〜5のアルキレン基を示す。)で表されるグアニン
    誘導体をハロゲン化することを特徴とする一般式(3) 【化4】 (式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は前記と同意義で
    ある。Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、またはフ
    ッ素原子を示す。)で表される2−アミノ−6−ハロゲ
    ノプリン誘導体の製造方法。
  4. 【請求項4】 ハロゲン化剤の使用量が一般式(1)で
    表されるグアニン誘導体1モルに対して1〜10モルで
    ある請求項記載の製造方法。
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チェコスロバキア国特許発明第254375号明細書(1988)

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