JPS58173466A

JPS58173466A - 血液検査装置における洗滌装置

Info

Publication number: JPS58173466A
Application number: JP57056912A
Authority: JP
Inventors: Yasunobu Tsukioka; 康信月岡
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-04-06
Filing date: 1982-04-06
Publication date: 1983-10-12
Also published as: JPH023945B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、医療において、患者の血液を検査するために
、検体たる血液と反応させた反応球（ビーズ）が投入さ
れている試験管を洗滌するように用いる血液検査装置に
おける洗滌装置についての改良に関するものである。

医療において行なう患者の血液検査は、通常、第１図に
示している如く、ラック（３）に並列支架せる多数の試
験管ａ・・・内（または滴定プレートに多数整列させて
設けた試験穴内）に、検体たる血液を所定量滴定して、
予め試験管内に投′大しておいた反応球ｂ（血液と反応
する試薬を表面に塗着したビーズ）の表面の試薬と反応
させ（試薬は試験管の内壁面または試験穴の内壁面に塗
着しておく場合がある）、次いで、試験管ａ内の反応球
すを洗滌液で洗滌し、その洗滌し終えた反応球すの表面
を検査することで行なうが、この試験管ａ（または試験
穴）内の反応球ｂ（または試験管・試験穴の内面）の洗
滌は、通常、前記試験管ａを並列支架せるラック（３）
（または滴定プレート）を、第２図に示している如く、
洗滌装置Ｍの機枠Ｋに設けられている台盤（４）の上に
セットして、各試験管ａ・・・が、台盤（４）の上方の
分注ヘッドＡにＪｔみをなして多数垂設しである分注針
（１）と吸引針（２）とに臨む状態とし、その状絆から
分注ヘッドＡに洗滌液を送給して各分注針（２）・・・
から各試験管ａ内に一定の晴の洗滌液を注入し、次いで
、台盤（４）を昇降装置（４１により上昇させて（分注
ヘッドＡを下降させる場合もある）各試験管ａ内に吸引
針（２）が突入する状態として、分注ヘッドＡに接続し
である真空ポンプの作動により各吸引針（２）によって
洗滌液を吸引除去し、次いで、台盤（４）を下降させて
吸引針（２）・・・を試験管ａ内から上方に抜き上げ、
その状態で再び洗滌液を分注し、これを繰返すことで行
なうようにしている。

ところで、従前の洗滌装置においては、分注ヘッドＡに
設けた多数の分注針ｉｌｌ・・・に対する洗滌液の供給
が、分注ヘッドＡの内腔に各分注針（１）・・・の基端
と接続連通ずる溜部を設けて、分注ヘッドＡには第４図
に示している如く、加圧ポンプ０９により内部が加圧さ
れる洗滌液タンクＯＪと通ずる一木のパイプ（喝を接続
１−でおいて、このパイプＯｚに設けたバルブＶの制御
作動で、各分注針…に洗滌液を分配するようにしている
。

この従前手段には、洗滌液の分注を終えたとき、時間の
経過で、分注針（１）の先端から洗滌液がボタ落ちする
ことと、そのボタ落ちにより多数の分注針（１）・・・
のうちの一本の分注針ｉｌｌ内の洗滌液が落ちきってそ
の分注針ｉｌｌの内腔が空になると、分注ヘッドＡの内
部の溜部の気密が破れて、空になった分注針（１）の内
腔から空気が進入することで、全部の分注針（１）・・
・から前記溜部に溜まっている洗滌液の全てが流下して
くるようになる不都合を生ずる０本発明は、このような従来手段の問題点を解消するため
になされたもので、検体の洗滌を正確に、かつ、円滑に
行なうことができる新規な洗滌装置を提供することを目
的とする。

以下、本発明を図示する実施例を参照しながら説明する
。なお、従来装置と共通する部分は同一符号を使用する
ものとする。

第２図において、Ａはヘッドで、対をなす分注針ｉｌｌ
と吸引針（２）が複数対、所定間隔をあけて組付けられ
ている。

該ヘッドＡの下方には多数の試験管ａ−ａ・・・または
、多数の穴をあけた滴定プレートをセットする台盤（４
）が昇降装置（４０を介して昇降可能に装着されている
。該昇降装置（４０によって前記ヘッドＡと台盤（４）
との距離を相対的に変更できるようになっている。

Ｉ前記ヘッドＡ、には、複数の各吸引針＋２１　＠＋２
１・・・と連通ずる共通する一つの吸引誘導室■が設け
られ、該吸引誘導基因は一本の吸引用パイプ（２１）を
介して、第３図に示すように、回収タンクＣ２と連絡す
る。該回収タンク１２２１　（ｊ　、さらに、吸引用パ
イプｅ３１を介して、真空ポンプ（２４Ｊに連絡する。

該回収タンク１２２１には洗滌に使用された液が回収さ
れるようになる。

また、同じく第３図に示すように、前記ヘッドＡに装着
される複数の各分注針（１）・ｔｌＪ・・・は夫々別個
の分注用パイプ（１１）・ＣＩｌ＋・・・に連結されて
共通する一つのロート状分配器ａωに連通し、該分配器
Ｇ１１ｌは一本の加圧用パイプ（１２１を介して洗滌液
タンク０１に連絡し、該洗滌液タンク０３は、さらに、
加ｆ＋−，用パイプ（＋４１を介して、加圧ポンプａ９
に連絡する。該洗滌液タンクＯＪには洗滌液が備蓄され
ている。

前記分注用パイプ０υ・旧）・・・には、途中に流量調
節装置（１’６）が設けられ、各パイプ旧１−　Ｑｌ）
・・・の流量がねじ（１６ａ）の締込みで調節できるよ
うになっている（第３図）。

また、前記加圧用パイプａ２には、第１バルブ（＋７＞
が設けられている。該バルブ（１７）は、一定時間開き
、前記タンク０濁の洗滌液を一定量前記分配器ａｏｌ側
に送給するようになっている（第３図）。

該加圧用パイプＱ２１の該第１バルブ（１ηと該分配器
０αとの中間部分には、第３図に示すように、前記吸引
用パイプＣυに連絡するバイパスパイプ（５）が接続さ
れている。該バイパスパイプ（５）には第２バルブ６１
）が設けられている。該第２バルブ６υは、常態におい
て閉じていて、前記第１バルブ０７）が開放作動を行な
って閉じたときに一定時間だけ開放して前記分配器ＱＯ
Ｉ側に吸引圧を加えるよう構成さオ］ている。ｂＧｊ試
１１ｉ’Ｆａにはいっているビーズである。

次に、−ｈ述のように構成される洗滌装置の主な作用を
説明する。

先ず、台盤（４）に試験管ａ−ａ・・・を並列支架した
ラック（３）をセットして昇降装置（４）の作動により
、分注ヘッドＡとの間隔を適正に調整し、各試験管ａの
」一方に一対に組合わされた分注針（１）と吸引針（２
）とが臨む状態とする。

続いて、加圧用ポンプ０９を稼動させた状態で、一定時
第１バルブ（＋７１を開放させる。するとタンク（＋３
）内の洗滌液が加圧用パイプ０２）から、￥１算された
晴だけ第１バルブαηを癲過してロート状の分配Ｕ［ｏ
＋側へ送給される。そして、該分配器０に）では洗滌液
が各分注用パイプａυ・０υ・・・に分配されて加圧送
給され、各分注針ｔｉ＋・（１）・・・から所定量の洗
滌液が各試験管ａ−ａ・・・内に注入される。

次に、昇降装置ｆθ１の作動で、台盤（４）と分注ヘツ
ードＡとの相対距離をつめ、分注ヘッドＡに設けられて
いる各吸引針（２）・・・の下端が、各試験管ａ・・・
内の底に達する状態とする。

これにより各吸引針（２）・・・は、真空ポンプ（２４
の作動で（真空ポンプＱ４は常時作動させである）負圧
になっている回収タンクシ２１内の圧力により、各試験
管ａ・・・内の洗滌液を吸引して、吸引用パイプＱυを
介し回収タンクの内に回収する。

次に、再び昇降装置（４（）を作動させて吸引針（２）
・・・が各試験管ａ・・・から上方に抜き上げた状態と
して、前述した操作で分注針（１ｊ・・・から洗滌液を
各試験管ａ・・・内に分注し、その洗滌液を吸引針（２
）・・・で吸□引回収し、これを適宜回数繰返す。

これにより各試験管ａの内面及び反応球すが洗滌される
が、本発明装置は、さら−１洗滌液を各分注針（１）・
・・から各試験管ａ内に分注し終えたときに次の如く作
用する。

即ち、第１バルブ（Ｉηの一定時間の開放によ一部、計
算された量の洗滌液が各試験管ａ・・・内に分注されて
第１バルブＱ７）が閉じると、各分注針（１）＠（１）
・・・からの洗滌液の射出が止まるが、前記第１バルブ
ａηの閉鎖作動に連動して、第２バルブ５υが一定時間
開き、前記パイプ０渇及び前記分配器（１０１φ分注川
パイフ（ｌυ・αυ・・・・分注針１１）・（１）、・
・・に、バイパスパイプ（５）を介して前記真空ポンプ
ｃ！４による吸引圧が作用して、各分注針（１）・・・
内から第１バルブ０７）に至る間の洗滌液の供給路に充
満して残溜している洗滌液を、所定の量だけ回収タンク
のに逆に回収して、各分注針１１１・・・内から洗滌液
を抜き取るように作用する。この洗滌液の逆の回収量は
、前記洗滌液の供給路内に残溜している洗滌液の液面位
置を、分注ヘッドＡに支持されている各分注針（１）・
・・の下端位置より下方に戻して、各分注針１１Ｊ・・
・からの洗滌液のボタ落ちを完全に誼止するためのもの
であり、前記第２バルブ６υの開放時間により設定する
が、下降させる液面位置Ｗは、分配器（ＩＱＩを第３図
に示している如く、分注針（１）・・・の下端より下方
に配位しておいて、分配器ａ〔内にまで下降してくるよ
うにすることが望ましい。

以上説明したように本発明による血液検査装置における
洗滌装置は、各試験管（または試験穴）内に計算された
一定の量の洗滌液が分注される際、その分注を終えて各
分注針に作用していた加Ｌｔ：が停止すると各分注針が
、負圧になっている回収タンクと一定時間接続して、各
分注針内の洗滌液が抜き取られるようになるので、所定
の量の洗滌液を分注したときに、分注針から液がボタ落
ちすることで洗滌液の液量を狂わせ、洗滌むらを生ぜし
めていた問題がなくなり、各試験管及び反応球の洗滌が
正確に行なえるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はラック及び試験管の斜視図、第２図は本発明の
実施例装置の一部破断した側面図、第３図は同上装置の
説明図、第４図は従前装置の分注ヘッドの側面図である
。図面符号の説明Ａ・・・分注ヘッド　　　　　１・・・分注針１０・・
・分配器１１・・・分注用パイプ１２−１４・・・加圧
用パイプ　　１３・・・洗滌液タンク１５・・・加圧ポ
ンプ　　　　　１６・・・流量調節装置１７・・・第１
バルブ　　　　　２・・・吸引針加・・・吸引誘導室　
　　　　２１・・・吸引用パイプｎ・・・タンク　　　
　　　　ｎ・・・吸引用パイプ２４・・・真空ポンプ　
　　　　３・・・滴定プレートａ・・・試験管　　　　
　　　ｂ・・・ビーズ４・・・台盤　　　　　　　　４
０・・・昇降装置５・・・バイパスパイプ５１・・・第
２バルブ特許出願人　月　岡康信

Claims

【特許請求の範囲】

分注針と吸引針とを装着するヘッドと、該ヘッドの下方
に試験管をセットする台盤と、これらヘッドと台盤との
距離を相対的に変える昇降装置と、前記吸引針を真空ポ
ンプに連絡する吸引用パイプ及び回収タンクと、前記分
注針の夫々に接Ｂする分注用パイプと、それら分注用パ
イプと連結する分配器と、その分配器を加圧ポンプに連
絡する加圧用パイプ及び洗滌液タンクと、該加圧用パイ
プに設ける第１バルブと、該加圧用パイプの該第１バル
ブと前記分配器との中間部分を前記吸り口１１パイプに
連結するバイパスパイプと、該バイパスパイプに設ける
第２バルブとからなり、該第２／＜ルブは常態において
閉で前記第１７＜ルブが開放して閉じたときに一定時間
開く作動を行なうよう構成したことを特長とする血液検
査装置における洗滌装置。