JP3846102B2 - キャピラリ電気泳動方法および装置 - Google Patents

キャピラリ電気泳動方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はキャピラリを通して電気泳動を行うためのキャピラリ電気泳動方法および装置、ならびにプラントから試料採取して分析を行い、その分析値基づいてプラントを制御する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キャピラリ電気泳動(Capillary Electrophoresis:CE)はキャピラリ(毛細管)を通して電気泳動を行い試料の分析を行う方法であり、液体クロマトグラフィ(LC)とイオンクロマトグラフィにまたがる位置付けがされている。キャピラリ電気泳動は測定時間約10分間、測定間隔1〜2分間、理論段数数万〜数百万、試料採取量数μl、使用バッファLCの数十〜数百分の1と、液体クロマトグラフィに比較して効率的でかつ高性能の分析技術である。
【0003】
キャピラリ電気泳動装置は、電極を有する第1および第2バッファ槽間にキャピラリを装着し、キャピラリの一端に試料を注入して電気泳動を行うように構成されている。
このようなキャピラリ電気泳動装置は通常分析室に設置され、分析のために持込まれた試料をその都度分析するようにされており、プラントで発生する試料を連続的に供給して、オンラインで分析するようには構成されていない。
【0004】
従来このようなオンライン分析を可能にする試みとして特開昭62−71838号には、試料をバッファとバッファの間に挟んでキャピラリに供給し、試料がキャピラリの端部に到達した時点で試料をキャピラリに注入し、次いでバッファがキャピラリの端部に到達した時点で電気泳動を行うようにした装置が開示されている。しかしこのようなキャピラリ電気泳動では試料がバッファ中に溶解ないし拡散して分析精度が悪くなるという問題点がある。
【0005】
一方、特開平3−73860号には、液体クロマトグラフィ等の分析試料をプラントから採取してオンラインで分析するために、試料をセグメントガスを介して圧送液体で圧送する方法が示されている。しかしこの方法をキャピラリ電気泳動に適用しようとすると、キャピラリに試料を注入するための特別な構造のバッファ槽を準備する必要があり、その操作もはん雑であるなどの問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、簡単な構成と操作により効率よく、プラントから間欠的に試料を採取してオンラインで分析することができ、少ない試料と薬剤使用量で、高い精度で繰り返しキャピラリ電気泳動を行うことが可能なキャピラリ電気泳動方法および装置、ならびにこれを用いるプラント制御方法を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は次のキャピラリ電気泳動方法および装置、ならびにこれを用いるプラント制御方法である。
(1) 試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給し、試料室に供給された試料を試料注入装置によりキャピラリに注入してキャピラリ電気泳動を行い、試料注入後試料室の試料を押出し、洗浄液を導入して試料室を洗浄し、さらに押出ガスにより試料室の洗浄液を押出し、上記の操作を繰り返すキャピラリ電気泳動方法。
(2) 試料をプラントから間欠的に採取して希釈し、採取ごとにセグメントガスを介して洗浄液で圧送して試料室に供給する上記(1)記載の方法。
(3) 試料室と、
試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給する試料供給装置と、
試料室に供給された試料をキャピラリに注入する試料注入装置と、
試料を注入したキャピラリを装着して電気泳動を行う電気泳動装置とを有し、
前記試料供給装置は、試料注入後試料室の試料を押出し、前記洗浄液を導入して試料室を洗浄し、さらに押出ガスにより試料室の洗浄液を押出すように構成されているキャピラリ電気泳動装置。
(4) 試料供給装置がプラントから間欠的に試料を採取して希釈し、採取ごとにセグメントガスを介して洗浄液により圧送して試料室に供給するように構成された上記(3)記載の装置。
(5) 電気泳動装置が、電極を有する第1および第2バッファ槽、これらのバッファ槽間に装着されるキャピラリ、および電極間に電場をかける電源装置を有する上記(3)または(4)記載の装置。
(6) 第1および/または第2バッファ槽が、試料を吸引する吸引装置を有する上記(5)記載の装置。
(7) 第1および第2バッファ槽の液面を同液面に保つ液面調整装置を有する上記(3)または(5)記載の装置。
(8) 試料注入装置がキャピラリの一端部を試料室と第1バッファ槽間を移動させて試料の注入を行うように構成された上記(3)ないし(7)のいずれかに記載の装置。
(9) 試料注入装置がキャピラリの端部の清掃装置を有する上記(3)ないし(8)のいずれかに記載の装置。
(10) 上記(3)ないし(9)のいずれかに記載の装置を用いてプラントから試料を採取して分析し、その分析値を用いてプラントを制御するプラントの制御方法。
【0008】
本発明のキャピラリ電気泳動装置は大きく分けて、試料室と、試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給する試料供給装置と、試料室に供給された試料をキャピラリに注入する試料注入装置と、試料を注入したキャピラリを装着して電気泳動を行う電気泳動装置とから構成される。試料室は分析に必要な量の試料を収容できる大きさを有し、試料の搬入、搬出手段を有する。
【0009】
試料供給装置は試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給する構成であればよいが、プラントから間欠的に試料を採取して希釈し、採取ごとにセグメントガスを介して洗浄液により試料室に供給するように構成されているのが好ましい。
【0010】
試料採取(サンプリング)装置としては、定量バルブ方式、スプールバルブ方式、ダイヤフラム方式、ピンチバルブ方式、ニードルバルブ方式、ピペット方式、容量計量方式、ノズルポンプ方式など、一定量採取可能な任意の装置が使用できる。希釈にはスプルールバルブ方式、ダイヤフラム方式、ピンチバルブ方式、ニードルバルブ方式、ピペット方式、定量計量方式、ノズルポンプ方式など、一定量の試料と希釈液を混合できる装置を使用するのが好ましい。
【0011】
試料の搬送は、搬送路に希釈試料、セグメントガス、洗浄液の順で供給し、洗浄液を圧送液体として試料室に圧送する。試料と洗浄液間にセグメントガスを介在させることにより試料の希釈、拡散を防止し、また試料注入後の試料の押出を容易にすることができる。また圧送液体で圧送することにより、少量の試料を正確に搬送することができる。そして洗浄液を圧送液体とすることにより試料押出後の試料室の洗浄を効率化することができる。また洗浄後押出ガスにより洗浄液を押出することにより、搬送路から試料室といたる領域の洗浄液を除去して次の測定サイクルへの移行を容易にすることができる。
【0012】
電気泳動装置は、電極を有する第1および第2バッファ槽、これらのバッファ槽間に装着されるキャピラリ、および電極間に電場をかける電源装置を有するように構成することができる。
また試料注入装置はキャピラリの一端部を試料室と第1バッファ槽間を移動させて試料の注入を行うように構成することができる。
【0013】
キャピラリは電気泳動工程では第1および第2バッファ槽間に装着されるが、試料注入工程では第1バッファ槽側の一端を試料注入装置により試料室に移動させて試料の注入を行い、試料注入後第1バッファ槽に装着する。このためキャピラリとしては可撓性を有するものを使用する。キャピラリとしては通常のキャピラリ電気泳動に用いられている毛細管、あるいはその内部に充填剤等が充填された管などが制限なく使用することができる。好ましいものとして溶融シリカで形成されたキャピラリがあげられるが、これをポリイミド系樹脂等の樹脂で外部を皮覆することにより可撓性を付与したものが特に好ましい。
【0014】
試料注入装置はキャピラリを試料室に進入させた状態で、試料をキャピラリ中に注入する。試料の注入には、ロータリーバルブ法、加圧法、落差(サイホン)法、電気的導入法、吸引法などがあげられるが、第2バッファ槽側から吸引する方法が好ましい。
試料注入装置がキャピラリの端部の清掃装置を有することにより、試料室やバッファ槽の汚染を防ぎ、分析精度を高めることができる。
【0015】
上記の装置によるキャピラリ電気泳動方法は、試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給し、試料室に供給された試料を試料注入装置によりキャピラリに注入してキャピラリ電気泳動を行い、試料注入後試料室内の試料を押出し、洗浄液を導入して試料室を洗浄し、さらに押出ガスにより試料室の洗浄液を押出し、上記の操作を繰り返すことによりキャピラリ電気泳動を行い分析する。
【0016】
この場合、試料をプラントから間欠的に採取して希釈し、採取ごとにセグメントガスを介して洗浄液で試料室に供給することにより、オンラインで分析を行うことができる。そして得られた分析値に基づいてプラントを制御することにより、プラントを常に正常な状態で運転することができる。
【0017】
上記のキャピラリ電気泳動において、第1および/または第2バッファ槽に吸引装置を設けることにより、前記の吸引法による試料注入を行えるほか、電気泳動終了後キャピラリに残留する試料を吸引除去し、次の分析サイクルに備えることができる。
【0018】
また電気泳動を繰返すことにより、試料およびバッファが一方のバッファ槽に移送され、液面が変化するが、第1および第2バッファ槽の液面を同液面に保つ液面調整装置を設けることにより、液面を均一にして分析精度を高めることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、セグメントガスを介して試料を洗浄液で試料室に圧送し、試料注入装置により試料をキャピラリに注入して電気泳動を行うようにしたので、簡単な構成と操作により効率よく、プラントから間欠的に試料を採取してオンラインで分析することができ、少ない試料と薬剤使用で高い精度で繰り返しキャピラリ電気泳動を行うことが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は実施形態のキャピラリ電気泳動装置の構成図、図2は試料供給装置の構成図、図3、図4は操作説明図である。
【0021】
図1において、1は試料供給装置、2は試料室、3は試料注入装置、4は電気泳動装置で、第1バッファ槽5、第2バッファ槽6、電極7、8、キャピラリ9、検出器10、および液面調整装置11を有している。12はプラント、13は制御装置である。
【0022】
試料供給装置1から試料室2の下部に搬送路14が連絡している。試料室2の上部に排液路15が連絡し、内部にレベル計16を有し、上部には清掃装置17が設けられている。清掃装置17は1対の不織布のような吸液材18、19が、開閉装置21により開閉するように設けられている。
【0023】
試料注入装置3は支持台22にスライドおよび回転可能に設けられた可動軸23にアーム24が取付けられ、その先端にキャピラリ9の一端部9aを保持するホルダ25が設けられている。ホルダ25がキャピラリ9の一端部を保持した状態で可動軸23がスライドおよび回転したとき、第1バッファ槽5の中心部と試料室2の中心部間を往復できるように構成されている。
【0024】
第1バッファ槽5は上部にリッド26を有し、下部に排液路27を有する。リッド26は中心部にキャピラリ9の端部9aを挿入する挿入孔28を有し、その周辺部に電極7および給液路29が取付けられている。第2バッファ槽6は上部にリッド31を有し、下部に排液路32を有し、底部を液面調整装置11で支持されている。リッド31は中心部にキャピラリ9の端部9bを挿入する挿入孔33を有し、その周辺部に電極8、給液路34、吸引路35、レベル計36が取付けられている。
【0025】
試料供給装置1の詳細は図2に示されており、プラント12から試料採取装置37のステム38により、試料を採取して混合部39で希釈し、三方弁41〜44を通して搬送路14から希釈試料、セグメントガス、洗浄液、押出ガスの順に搬送するように構成されている。45はシリンジポンプ、46は希釈液槽、47は洗浄液槽である。
【0026】
上記の装置によるキャピラリ電気泳動は以下のようにして行われる。まず、図2においてプラント12のプロダクト51から試料採取装置37のステム38の先端部に形成された凹部52で試料を計量し、シリンダ53内を移動するピストン54を後退させて凹部52を混合部39に移動させる。
【0027】
一方、シリンジポンプ45のピストン55を下げることにより計量室56に三方弁57を通して希釈液槽46から希釈液を満たす。次いでピストン55を上げることにより希釈液を三方弁41のc側に吐出し、三方弁41のb、cを開、三方弁42のa、bを開の状態にすると、希釈液は三方弁41のc、b、三方弁42のa、bを通して混合部39に入る。ここで三方弁41のa、bを開にすると、ガスG1が混合部39に入って撹拌が行われ、凹部52に保持された試料と希釈液が混合し、希釈試料が生成する。
【0028】
次に三方弁42のb、cを開、三方弁43のa、bを開とすると、混合部39内の希釈試料は重力で流下し、搬送路14に導入される。次いで三方弁43のb、cを開、三方弁44のa、bを開にしてポンプPを駆動し、洗浄液槽47から洗浄液を送液すると、まずコイル58にたまったセグメントガスが搬送路14に入り、続いて洗浄液が送られる。
【0029】
これにより搬送路14内には図3(a)に示すように希釈試料61、セグメントガス62、洗浄液63の順で供給される。こうして試料61はセグメントガス62を介して洗浄液63で圧送されて試料室2に搬送される。試料61は図3(b)に示すように、次第に試料室2に充満するので、レベル計16によりその液面を検知し、(c)に示すように最高液面に達した時点で洗浄液の送液を停止する。
【0030】
この状態で図4(a)に示すように試料注入装置3の可動軸23を回転およびスライドさせてキャピラリ9の一端部9aを試料室2に進入させ、図1の真空ポンプVを一定時間駆動してキャピラリ9を通して吸引することにより試料61をキャピラリ9の一端部9aに注入する。
【0031】
続いて図4(b)に示すように可動軸23を上向にスライドさせてキャピラリ9の端部9aを引上げると同時に清掃装置17の開閉装置21を閉じて吸液材18、19でキャピラリ9の端部9aに挟むことにより端部9aに付着した試料を除去する。この場合吸液材18、19に水等の洗浄液を含浸させておくことにより洗浄を行ってもよい。
【0032】
このようにして試料注入および清掃を行った後キャピラリ9の端部9aを引上げ、可動軸を回転およびスライドさせて図1に示すように上記端部9aを第1バッファ槽5のリッド26の挿入孔28に挿入し、先端をバッファ65中に進入させる。第2バッファ槽6のバッファ66の液面が第1バッファ槽5の液面と一致するようにモータMを回転させて、液面調整装置11の高さを調整する。
【0033】
この状態で電極7、8間に電場をかけると、キャピラリ9を通して電気泳動が行われ、検出器10でイオンを検出して分析値を制御装置13に送る。制御装置13では分析値に基づいて異常かどうかを測定し異常の場合には制御信号を送ってプラント12を制御する。
【0034】
分析の終了後、真空ポンプVを駆動して吸引することにより、キャピラリ9中に残留する試料を第2バッファ槽6側に移行させる。これにより第2バッファ槽6の液面が上昇したときは、レベル計36の信号によりモータMを駆動して液面調整装置11の高さを調整し、第1および第2バッファ槽5、6の液面を同一にする。
【0035】
上記の試料の注入を終った後、試料供給装置1では三方弁44のb、cを開とすることにより、搬送路14に押出ガスG2を供給し、搬送路14内の洗浄液63圧送する。これにより試料室2内の試料61は排液路15から排出され、図3(d)に示すように洗浄液63が試料室2を通過することで試料室を洗浄する。引続いて押出ガスを送ることにより図3(e)に示すように洗浄液を押出し、コイル58、搬送路14および試料室2を通して押出ガス64を充填させ次回の試料採取のために待機する。
【0036】
電気泳動分析が終了して次回の試料の採取を行う場合は、前記操作を繰返すことにより、試料の採取および搬送を行う。そして試料の注入は、図1の状態から可動軸23をスライドおよび回転させて図4(a)の状態に移り試料61をキャピラリ9に注入する。
【0037】
上記の操作を繰返して分析を行うことによりバッファ65が第2バッファ槽6に移送されて第2バッファ槽6の液面が高くなり、液面調整装置11だけでは調整しきれなくなった場合は、弁V4を開いてバッファ66を排出して液面を調整することができる。また第1および第2バッファ槽5、6のバッファ65、66を追加、排出、入替等を行う場合には弁V1〜V4を開いて液の流入、排出、交換を行う。
【0038】
なお上記の試料供給装置1では、試料採取装置37としてステム型のものを用い、希釈液の供給にシリンジポンプ45を用い、また液およびガスの供給に三方弁41〜44を用いたがそれぞれ他の同効の手段を用いてもよい。また試料注入装置3も試料室2の試料をキャピラリに注入できるものであれば、他の構成のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のキャピラリ電気泳動装置の構成図である。
【図2】試料注入装置の構成図である。
【図3】(a)〜(e)は操作説明図である。
【図4】(a)、(b)は操作説明図である。
【符号の説明】
1 試料供給装置
2 試料室
3 試料注入装置
4 電気泳動装置
5 第1バッファ槽
6 第2バッファ槽
7、8 電極
9 キャピラリ
10 検出器
11 液面調整装置
12 プラント
13 制御装置
14 搬送路
15、27、32 排液路
16、36 レベル計
17 清掃装置
18、19 吸液材
21 開閉装置
22 支持台
23 可動軸
24 アーム
25 ホルダ
26、31 リッド
28、33 挿入孔
29、34 給液路
35 吸引路
37 試料採取装置
38 ステム
39 混合部
41〜44、57 三方弁
45 シリンジポンプ
46 希釈液槽
47 洗浄液槽
51 プロダクト
52 凹部
53 シリンダ
54、55 ピストン
56 計量室
58 コイル

Claims (10)

  1. 試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給し、試料室に供給された試料を試料注入装置によりキャピラリに注入してキャピラリ電気泳動を行い、試料注入後試料室の試料を押出し、洗浄液を導入して試料室を洗浄し、さらに押出ガスにより試料室の洗浄液を押出し、上記の操作を繰り返すキャピラリ電気泳動方法。
  2. 試料をプラントから間欠的に採取して希釈し、採取ごとにセグメントガスを介して洗浄液で圧送して試料室に供給する請求項1記載の方法。
  3. 試料室と、
    試料をセグメントガスを介して洗浄液により搬送路内を圧送して試料室に供給する試料供給装置と、
    試料室に供給された試料をキャピラリに注入する試料注入装置と、
    試料を注入したキャピラリを装着して電気泳動を行う電気泳動装置とを有し、
    前記試料供給装置は、試料注入後試料室の試料を押出し、前記洗浄液を導入して試料室を洗浄し、さらに押出ガスにより試料室の洗浄液を押出すように構成されているキャピラリ電気泳動装置。
  4. 試料供給装置がプラントから間欠的に試料を採取して希釈し、採取ごとにセグメントガスを介して洗浄液により圧送して試料室に供給するように構成された請求項3記載の装置。
  5. 電気泳動装置が、電極を有する第1および第2バッファ槽、これらのバッファ槽間に装着されるキャピラリ、および電極間に電場をかける電源装置を有する請求項3または4記載の装置。
  6. 第1および/または第2バッファ槽が、試料を吸引する吸引装置を有する請求項5記載の装置。
  7. 第1および第2バッファ槽の液面を同液面に保つ液面調整装置を有する請求項3または5記載の装置。
  8. 試料注入装置がキャピラリの一端部を試料室と第1バッファ槽間を移動させて試料の注入を行うように構成された請求項3ないし7のいずれかに記載の装置。
  9. 試料注入装置がキャピラリの端部の清掃装置を有する請求項3ないし8のいずれかに記載の装置。
  10. 請求項3ないし9のいずれかに記載の装置を用いてプラントから試料を採取して分析し、その分析値を用いてプラントを制御するプラントの制御方法。
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