JP3320444B2 - 染色装置用ノズル洗浄装置 - Google Patents
染色装置用ノズル洗浄装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/30—Staining; Impregnating ; Fixation; Dehydration; Multistep processes for preparing samples of tissue, cell or nucleic acid material and the like for analysis
- G01N1/31—Apparatus therefor
- G01N1/312—Apparatus therefor for samples mounted on planar substrates
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明に係る染色装置用ノズル
洗浄装置は、病院等に設置し、免疫反応を利用して癌等
の診断を行なう染色装置に組み込み、薬液滴下用の滴下
ノズルや、薬液排出用の吸引ノズルを洗浄するのに利用
する。
洗浄装置は、病院等に設置し、免疫反応を利用して癌等
の診断を行なう染色装置に組み込み、薬液滴下用の滴下
ノズルや、薬液排出用の吸引ノズルを洗浄するのに利用
する。
【０００２】
【従来の技術】免疫反応を利用して癌等の病気診断を行
なう際に、生体から取り出した組織片を染色する為に利
用する染色装置として従来から、特開平１−１５５２６
９号公報、同２−２５３８５５号公報、同３−１１１０
３５号公報に開示されている様な染色装置が知られてい
る。
なう際に、生体から取り出した組織片を染色する為に利
用する染色装置として従来から、特開平１−１５５２６
９号公報、同２−２５３８５５号公報、同３−１１１０
３５号公報に開示されている様な染色装置が知られてい
る。
【０００３】これらの公報に記載された染色装置によ
り、上記組織片を染色する場合には、上面に染色処理用
の薬液等を滴下自在とした染色トレーに、染色すべき組
織片を貼着したスライドガラスを、組織片を上記染色ト
レーの上面に対向させた状態で被せる。この状態で、上
記染色トレーの一部上面と、上記スライドガラス下面の
一部で、上記組織片を貼着した部分との間には、毛細管
現象により液体が保持され得る、薄い隙間が形成され
る。そこで、適宜の給液手段と排液手段とにより染色処
理に必要な薬液を、上記隙間内に所定の順番で供給し、
所定時間経過後に排出する作業を繰り返えせば、上記組
織片の染色処理を行なえる。
り、上記組織片を染色する場合には、上面に染色処理用
の薬液等を滴下自在とした染色トレーに、染色すべき組
織片を貼着したスライドガラスを、組織片を上記染色ト
レーの上面に対向させた状態で被せる。この状態で、上
記染色トレーの一部上面と、上記スライドガラス下面の
一部で、上記組織片を貼着した部分との間には、毛細管
現象により液体が保持され得る、薄い隙間が形成され
る。そこで、適宜の給液手段と排液手段とにより染色処
理に必要な薬液を、上記隙間内に所定の順番で供給し、
所定時間経過後に排出する作業を繰り返えせば、上記組
織片の染色処理を行なえる。
【０００４】上記給液手段及び排出手段として、特開平
１−１５５２６９号公報、同２−２５３８５５号公報に
は、染色用の薬液を上方から滴下する事で、上記隙間に
供給し、この隙間内への洗浄液の供給、並びに薬液及び
洗浄液の排出は、染色トレーの内部に形成した小径の通
路を通じて行なう構造が記載されている。この小径の通
路は、染色装置の基台に設けられた配管と接続され、こ
の配管を通じて上記隙間への洗浄液の供給と、この隙間
からの薬液及び洗浄液の排出とを行なう。
１−１５５２６９号公報、同２−２５３８５５号公報に
は、染色用の薬液を上方から滴下する事で、上記隙間に
供給し、この隙間内への洗浄液の供給、並びに薬液及び
洗浄液の排出は、染色トレーの内部に形成した小径の通
路を通じて行なう構造が記載されている。この小径の通
路は、染色装置の基台に設けられた配管と接続され、こ
の配管を通じて上記隙間への洗浄液の供給と、この隙間
からの薬液及び洗浄液の排出とを行なう。
【０００５】又、特開平３−１１１０３５号公報には、
上記小径の通路と配管との接続作業を省略する為、染色
トレーの上面に設けた排液口と給液口とに、給液管の下
端部と排液管の下端部とを接続自在とした構造が記載さ
れている。
上記小径の通路と配管との接続作業を省略する為、染色
トレーの上面に設けた排液口と給液口とに、給液管の下
端部と排液管の下端部とを接続自在とした構造が記載さ
れている。
【０００６】
【従来技術から本発明に至る過程】本発明者が上記従来
から知られた構造も含めて検討した結果、十分に信頼性
を有する染色装置を安価に製作する為には、薬液及び洗
浄液は、滴下ノズルによって染色トレーの上方から滴下
し、これら薬液及び洗浄液の排出は、排液管の下端部を
染色トレーの上面に設けた排液口に接続し、この排液口
及び排液管を通じて上記薬液及び洗浄液を、吸引排出す
る事が好ましいとの結論に達した。
から知られた構造も含めて検討した結果、十分に信頼性
を有する染色装置を安価に製作する為には、薬液及び洗
浄液は、滴下ノズルによって染色トレーの上方から滴下
し、これら薬液及び洗浄液の排出は、排液管の下端部を
染色トレーの上面に設けた排液口に接続し、この排液口
及び排液管を通じて上記薬液及び洗浄液を、吸引排出す
る事が好ましいとの結論に達した。
【０００７】この様な前提により考えられた染色装置に
就いて、本発明の実施例を示す図１〜１１により説明す
る。制御パネル１の前側に上面が水平な基台２が設けら
れており、この基台２の上面には複数の染色トレー３、
３を、所定方向（図７〜８の左右方向）に並べている。
又、上記基台２の上面に、上記複数の染色トレー３、３
と平行に設けられた支持台４には、上方が開口した複数
の薬液容器５、５を、直立状態で支持している。
就いて、本発明の実施例を示す図１〜１１により説明す
る。制御パネル１の前側に上面が水平な基台２が設けら
れており、この基台２の上面には複数の染色トレー３、
３を、所定方向（図７〜８の左右方向）に並べている。
又、上記基台２の上面に、上記複数の染色トレー３、３
と平行に設けられた支持台４には、上方が開口した複数
の薬液容器５、５を、直立状態で支持している。
【０００８】又、上記基台２の上方には移動腕６を、上
記所定方向に亙る平行移動自在に設けている。そして、
この移動腕６の片側面（図７〜８の左側面）に滴下ノズ
ル７及び吸引ノズル８を、上記移動腕６に沿った平行移
動、並びに昇降自在に設けている。尚、上記両ノズル
７、８は、単一の支持片９に、それぞれ鉛直方向に亙っ
て支持されている。従って、両ノズル７、８は互いに同
期して移動する。又、滴下ノズル７は、図１０に示す様
な配管を通じて、注射器を利用した第一の給排シリンダ
１０に、吸引ノズル８は図１１に示す様な配管を通じ
て、注射器を利用した第二の給排シリンダ１１に、それ
ぞれ通じさせている。
記所定方向に亙る平行移動自在に設けている。そして、
この移動腕６の片側面（図７〜８の左側面）に滴下ノズ
ル７及び吸引ノズル８を、上記移動腕６に沿った平行移
動、並びに昇降自在に設けている。尚、上記両ノズル
７、８は、単一の支持片９に、それぞれ鉛直方向に亙っ
て支持されている。従って、両ノズル７、８は互いに同
期して移動する。又、滴下ノズル７は、図１０に示す様
な配管を通じて、注射器を利用した第一の給排シリンダ
１０に、吸引ノズル８は図１１に示す様な配管を通じ
て、注射器を利用した第二の給排シリンダ１１に、それ
ぞれ通じさせている。
【０００９】染色作業を行なう場合には、各染色トレー
３、３にそれぞれ複数枚（図示の場合５枚）ずつのスラ
イドガラスを、各スライドガラスに貼着した組織片を上
記染色トレー３、３の台座部１２、１２の上面に対向さ
せた状態で、被せておく。
３、３にそれぞれ複数枚（図示の場合５枚）ずつのスラ
イドガラスを、各スライドガラスに貼着した組織片を上
記染色トレー３、３の台座部１２、１２の上面に対向さ
せた状態で、被せておく。
【００１０】そして、上記滴下ノズル７と吸引ノズル８
とを、図１に示した中立状態から図２に示した状態に移
動させ、上記滴下ノズル７を何れかの薬液容器５内に挿
入すると共に、図１０に示した３個の電磁弁１４〜１６
の内、滴下ノズル７と上記第一の給排シリンダ１０との
間に設けた電磁弁１４のみを開放して、この第一の給排
シリンダ１０の容積を広げ、上記滴下ノズル７内に所望
量の薬液を吸引する。この際、吸引ノズル８は、前記支
持台４に形成された多数の円孔２６、２６の内の何れか
の円孔２６に挿入される。
とを、図１に示した中立状態から図２に示した状態に移
動させ、上記滴下ノズル７を何れかの薬液容器５内に挿
入すると共に、図１０に示した３個の電磁弁１４〜１６
の内、滴下ノズル７と上記第一の給排シリンダ１０との
間に設けた電磁弁１４のみを開放して、この第一の給排
シリンダ１０の容積を広げ、上記滴下ノズル７内に所望
量の薬液を吸引する。この際、吸引ノズル８は、前記支
持台４に形成された多数の円孔２６、２６の内の何れか
の円孔２６に挿入される。
【００１１】次いで、再び滴下ノズル７と吸引ノズル８
とを移動させて、図３に示す様に、この滴下ノズル７
を、何れかの染色トレー３の上面に設けられた、上記台
座部１２に通じる滴下部１３の上方に移動させ、上記第
一の給排シリンダ１０の容積を小さくする事により、こ
の滴下部１３に微量の薬液を滴下する。
とを移動させて、図３に示す様に、この滴下ノズル７
を、何れかの染色トレー３の上面に設けられた、上記台
座部１２に通じる滴下部１３の上方に移動させ、上記第
一の給排シリンダ１０の容積を小さくする事により、こ
の滴下部１３に微量の薬液を滴下する。
【００１２】滴下部１３に滴下された薬液は、毛細管現
象によって、上記台座部１２の上面とスライドガラスの
下面との間に存在する隙間に広がり、このスライドガラ
スの下面に貼着された組織片を処理する。そこで、所定
時間の処理を行なった後、図４に示す様に、前記吸引ノ
ズル８の下端部を、上記染色トレー３の端部上面に設け
た排液口１８に突き当て、この排液口１８を通じて上記
隙間内の薬液を排出する。
象によって、上記台座部１２の上面とスライドガラスの
下面との間に存在する隙間に広がり、このスライドガラ
スの下面に貼着された組織片を処理する。そこで、所定
時間の処理を行なった後、図４に示す様に、前記吸引ノ
ズル８の下端部を、上記染色トレー３の端部上面に設け
た排液口１８に突き当て、この排液口１８を通じて上記
隙間内の薬液を排出する。
【００１３】即ち、上記吸引ノズル８を図４に示した状
態としたまま、先ず図１１に示した三方弁１７を、吸引
ノズル８と第二の給排シリンダ１１とを連通させる状態
に切り換えると共に、この第二の給排シリンダ１１の容
積を増大させて、上記隙間内の薬液を第二の給排シリン
ダ１１内に吸引する。その後、上記三方弁１７を、第二
の給排シリンダ１１と廃液ボトル１９とを連通させる状
態に切り換え、この第二の給排シリンダ１１の容積を小
さくして、用済の薬液を廃液ボトル１９に排出する。
態としたまま、先ず図１１に示した三方弁１７を、吸引
ノズル８と第二の給排シリンダ１１とを連通させる状態
に切り換えると共に、この第二の給排シリンダ１１の容
積を増大させて、上記隙間内の薬液を第二の給排シリン
ダ１１内に吸引する。その後、上記三方弁１７を、第二
の給排シリンダ１１と廃液ボトル１９とを連通させる状
態に切り換え、この第二の給排シリンダ１１の容積を小
さくして、用済の薬液を廃液ボトル１９に排出する。
【００１４】上記隙間内からの薬液の排出作業を完了し
たならば、再び滴下ノズル７と吸引ノズル８とを図３に
示した位置に移動させて、上記滴下ノズル７から上記滴
下部１３に緩衝液を滴下し、上記隙間にこの緩衝液を充
満させる。この緩衝液の滴下作業を行なう場合、図１０
に示した３個の電磁弁１４〜１６の内、緩衝液容器２０
に通じる電磁弁１５のみを開放し、第一の給排シリンダ
１０の容積を増大させて、この第一の給排シリンダ１０
内に緩衝液を吸引する。所望量の緩衝液の吸引を完了し
たならば、上記電磁弁１５を閉じ、滴下ノズル７に通じ
る電磁弁１４を開放して、上記第一の給排シリンダ１０
の容積を減少させ、上記滴下部１３に緩衝液を滴下す
る。
たならば、再び滴下ノズル７と吸引ノズル８とを図３に
示した位置に移動させて、上記滴下ノズル７から上記滴
下部１３に緩衝液を滴下し、上記隙間にこの緩衝液を充
満させる。この緩衝液の滴下作業を行なう場合、図１０
に示した３個の電磁弁１４〜１６の内、緩衝液容器２０
に通じる電磁弁１５のみを開放し、第一の給排シリンダ
１０の容積を増大させて、この第一の給排シリンダ１０
内に緩衝液を吸引する。所望量の緩衝液の吸引を完了し
たならば、上記電磁弁１５を閉じ、滴下ノズル７に通じ
る電磁弁１４を開放して、上記第一の給排シリンダ１０
の容積を減少させ、上記滴下部１３に緩衝液を滴下す
る。
【００１５】この様にして滴下部１３に滴下され、上記
隙間に充満した緩衝液は、再び前記吸引ノズル８によっ
て廃液ボトル１９に排出する。そして上記隙間には、上
記滴下ノズル７によって、別の薬液を滴下する。以下、
上述の作業を繰り返し行なって、スライドガラスの下面
に貼着され、各染色トレー３の台座部１２の上面に対向
した組織片を染色する。
隙間に充満した緩衝液は、再び前記吸引ノズル８によっ
て廃液ボトル１９に排出する。そして上記隙間には、上
記滴下ノズル７によって、別の薬液を滴下する。以下、
上述の作業を繰り返し行なって、スライドガラスの下面
に貼着され、各染色トレー３の台座部１２の上面に対向
した組織片を染色する。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の様に
構成される染色装置の場合、１本の滴下ノズル７で複数
種類の薬液及び緩衝液の滴下を行なわなければならない
為、異なる液同士が混ざり合う事を防止する必要があ
る。特に薬液の場合、異なる種類同士が混ざり合う事で
劣化する為、十分な注意が必要であるが、滴下ノズル７
内に薬液を吸引する際、この滴下ノズル７を薬液容器５
内に挿入する為、滴下ノズル７の外面に薬液が付着する
事が避けられない。
構成される染色装置の場合、１本の滴下ノズル７で複数
種類の薬液及び緩衝液の滴下を行なわなければならない
為、異なる液同士が混ざり合う事を防止する必要があ
る。特に薬液の場合、異なる種類同士が混ざり合う事で
劣化する為、十分な注意が必要であるが、滴下ノズル７
内に薬液を吸引する際、この滴下ノズル７を薬液容器５
内に挿入する為、滴下ノズル７の外面に薬液が付着する
事が避けられない。
【００１７】この為、前記基台２の隅部に洗浄槽を設
け、滴下すべき薬液が変わる度に上記滴下ノズル７をこ
の洗浄槽の上方に移動させて、この滴下ノズルを洗浄処
理する事が考えられるが、滴下ノズル７（及び吸引ノズ
ル８）を移動させる為に余分な時間を要する事になり、
染色処理に要する時間が長くなってしまう。
け、滴下すべき薬液が変わる度に上記滴下ノズル７をこ
の洗浄槽の上方に移動させて、この滴下ノズルを洗浄処
理する事が考えられるが、滴下ノズル７（及び吸引ノズ
ル８）を移動させる為に余分な時間を要する事になり、
染色処理に要する時間が長くなってしまう。
【００１８】又、吸引ノズル８は滴下すべき薬液が変わ
る度に洗浄する必要はないが、内部に残留した緩衝液が
結晶化する事で、内部通路が詰まるのを防止する為に
は、染色作業の終了後に内部を洗浄しておく必要があ
る。
る度に洗浄する必要はないが、内部に残留した緩衝液が
結晶化する事で、内部通路が詰まるのを防止する為に
は、染色作業の終了後に内部を洗浄しておく必要があ
る。
【００１９】本発明の染色装置用ノズル洗浄装置は、上
述の様な事情に鑑みて考えられたものである。
述の様な事情に鑑みて考えられたものである。
【００２０】
【課題を解決するための手段】本発明の染色装置用ノズ
ル洗浄装置は、基台と、この基台の上面に所定方向に亙
って並べられた複数の染色トレーと、この複数の染色ト
レーと平行に、上記基台の上面に並べられた、上方が開
口した複数の薬液容器と、上記基台の上方に、上記所定
方向に亙る平行移動自在に設けられた移動腕と、この移
動腕に沿った移動並びに昇降を自在な滴下ノズル及び吸
引ノズルとを備えた染色装置に付設し、上記滴下ノズル
と吸引ノズルとを洗浄するのに利用する。
ル洗浄装置は、基台と、この基台の上面に所定方向に亙
って並べられた複数の染色トレーと、この複数の染色ト
レーと平行に、上記基台の上面に並べられた、上方が開
口した複数の薬液容器と、上記基台の上方に、上記所定
方向に亙る平行移動自在に設けられた移動腕と、この移
動腕に沿った移動並びに昇降を自在な滴下ノズル及び吸
引ノズルとを備えた染色装置に付設し、上記滴下ノズル
と吸引ノズルとを洗浄するのに利用する。
【００２１】この様な本発明の染色装置用ノズル洗浄装
置は、上記基台上面に上記移動腕が移動する全範囲に亙
り、上記所定方向に設けられた排液槽と、この排液槽の
上方位置で、上記移動腕の一部に支持された、上記滴下
ノズルと吸引ノズルとを１本ずつ挿入自在な、有底の洗
浄筒と、この洗浄筒の上端部側面に固定され、その上面
に供給された液体を上記洗浄筒内に流し込み自在な樋片
と、上記滴下ノズルから洗浄液を送り出す為の洗浄液供
給手段とを備える。
置は、上記基台上面に上記移動腕が移動する全範囲に亙
り、上記所定方向に設けられた排液槽と、この排液槽の
上方位置で、上記移動腕の一部に支持された、上記滴下
ノズルと吸引ノズルとを１本ずつ挿入自在な、有底の洗
浄筒と、この洗浄筒の上端部側面に固定され、その上面
に供給された液体を上記洗浄筒内に流し込み自在な樋片
と、上記滴下ノズルから洗浄液を送り出す為の洗浄液供
給手段とを備える。
【００２２】そして、この樋片と上記洗浄筒との水平方
向の位置関係を、上記滴下ノズルと吸引ノズルとの水平
方向の位置関係に一致させると共に、上記滴下ノズルの
下端を吸引ノズルの下端よりも少し上に位置させる事
で、上記吸引ノズルの下端部を上記洗浄筒の上部に挿入
すると同時に、上記滴下ノズルを上記樋片に対向自在と
している。
向の位置関係を、上記滴下ノズルと吸引ノズルとの水平
方向の位置関係に一致させると共に、上記滴下ノズルの
下端を吸引ノズルの下端よりも少し上に位置させる事
で、上記吸引ノズルの下端部を上記洗浄筒の上部に挿入
すると同時に、上記滴下ノズルを上記樋片に対向自在と
している。
【００２３】
【作用】上述の様に構成される本発明の染色装置用ノズ
ル洗浄装置により、滴下ノズル及び吸引ノズルを洗浄す
る場合、次の様にして行なう。
ル洗浄装置により、滴下ノズル及び吸引ノズルを洗浄す
る場合、次の様にして行なう。
【００２４】先ず、滴下ノズルを洗浄する場合には、こ
の滴下ノズルを洗浄筒内に深く挿入した状態で洗浄液供
給手段を作動させ、この滴下ノズルから上記洗浄筒内
に、洗浄液を吐出させる。洗浄筒内に吐出された洗浄液
は、この洗浄筒の上端開口から溢れ、排液槽に排出され
る。この際に洗浄液は、上記滴下ノズルの内面だけでな
く外面も洗浄する。
の滴下ノズルを洗浄筒内に深く挿入した状態で洗浄液供
給手段を作動させ、この滴下ノズルから上記洗浄筒内
に、洗浄液を吐出させる。洗浄筒内に吐出された洗浄液
は、この洗浄筒の上端開口から溢れ、排液槽に排出され
る。この際に洗浄液は、上記滴下ノズルの内面だけでな
く外面も洗浄する。
【００２５】次に、吸引ノズルの内部を洗浄する場合に
は、この吸引ノズルの下端部を上記洗浄筒の上部に挿入
すると同時に、上記滴下ノズルを上記樋片に対向させ
る。そして、この滴下ノズルから樋片に洗浄液を吐出さ
せ、上記洗浄筒内に洗浄液を送り込むと同時に、上記吸
引ノズルによってこの洗浄液を吸い上げる。この結果、
この吸引ノズルの内側に残留している緩衝液が洗い流さ
れる。
は、この吸引ノズルの下端部を上記洗浄筒の上部に挿入
すると同時に、上記滴下ノズルを上記樋片に対向させ
る。そして、この滴下ノズルから樋片に洗浄液を吐出さ
せ、上記洗浄筒内に洗浄液を送り込むと同時に、上記吸
引ノズルによってこの洗浄液を吸い上げる。この結果、
この吸引ノズルの内側に残留している緩衝液が洗い流さ
れる。
【００２６】
【実施例】図１〜１１は本発明によるノズル洗浄装置、
並びにこのノズル洗浄装置を組み込んだ染色装置を示し
ている。染色装置を構成する基台２の上面には、長矩形
の平面形状を有する排液槽２１（流し）を、滴下ノズル
７及び吸引ノズル８を設けた移動腕６が移動する全範囲
に亙り、図７〜８の左右方向に設けている。
並びにこのノズル洗浄装置を組み込んだ染色装置を示し
ている。染色装置を構成する基台２の上面には、長矩形
の平面形状を有する排液槽２１（流し）を、滴下ノズル
７及び吸引ノズル８を設けた移動腕６が移動する全範囲
に亙り、図７〜８の左右方向に設けている。
【００２７】この排液槽２１の上方位置に於いて上記移
動腕６の一部には、有底円筒状の洗浄筒２２を支持固定
している。この洗浄筒２２は、上記滴下ノズル７と吸引
ノズル８とを、１本ずつ挿入自在な内径を有する。又、
この洗浄筒２２の上端部側面には、樋片２３を固定して
いる。この樋片２３は、上面に供給された液体を上記洗
浄筒２２内に流し込み自在なもので、底面２４は、洗浄
筒２２に向かう程低くなる方向に傾斜している。
動腕６の一部には、有底円筒状の洗浄筒２２を支持固定
している。この洗浄筒２２は、上記滴下ノズル７と吸引
ノズル８とを、１本ずつ挿入自在な内径を有する。又、
この洗浄筒２２の上端部側面には、樋片２３を固定して
いる。この樋片２３は、上面に供給された液体を上記洗
浄筒２２内に流し込み自在なもので、底面２４は、洗浄
筒２２に向かう程低くなる方向に傾斜している。
【００２８】上記樋片２３と上記洗浄筒２２との水平方
向の位置関係は、上記滴下ノズル７と吸引ノズル８との
水平方向の位置関係に一致させている。即ち、図１〜６
に於いて、吸引ノズル８に対して滴下ノズル７が左側に
存在する場合、樋片２３を洗浄筒２２の上端部左側に設
けている。
向の位置関係は、上記滴下ノズル７と吸引ノズル８との
水平方向の位置関係に一致させている。即ち、図１〜６
に於いて、吸引ノズル８に対して滴下ノズル７が左側に
存在する場合、樋片２３を洗浄筒２２の上端部左側に設
けている。
【００２９】又、図１〜６に示す様に、上記滴下ノズル
７の下端を吸引ノズル８の下端よりも少し上に位置させ
る事により、図６に示す様に、上記吸引ノズル８の下端
部を上記洗浄筒２２の上部に挿入した場合に、上記滴下
ノズル７が上記樋片２３の先端部上面に対向する様にし
ている。
７の下端を吸引ノズル８の下端よりも少し上に位置させ
る事により、図６に示す様に、上記吸引ノズル８の下端
部を上記洗浄筒２２の上部に挿入した場合に、上記滴下
ノズル７が上記樋片２３の先端部上面に対向する様にし
ている。
【００３０】更に、図１０に示す様に、上記滴下ノズル
７に通じる配管には、第一の給排シリンダ１０と洗浄液
容器２５とを接続して、この滴下ノズル７から洗浄液を
送り出す為の洗浄液供給手段を構成している。
７に通じる配管には、第一の給排シリンダ１０と洗浄液
容器２５とを接続して、この滴下ノズル７から洗浄液を
送り出す為の洗浄液供給手段を構成している。
【００３１】上述の様に構成される本発明の染色装置用
ノズル洗浄装置により、滴下ノズル７及び吸引ノズル８
を洗浄する場合、次の様にして行なう。
ノズル洗浄装置により、滴下ノズル７及び吸引ノズル８
を洗浄する場合、次の様にして行なう。
【００３２】先ず、滴下ノズル７を洗浄する場合には、
図５に示す様に、この滴下ノズル７を洗浄筒２２内に深
く挿入した状態で、洗浄液供給手段を作動させる。即
ち、図１０の電磁弁１６のみを開放して、第一の給排シ
リンダ１０の容積を増大させ、この第一の給排シリンダ
１０内に洗浄液を吸入する。次いで、上記電磁弁１６を
閉じる代わりに電磁弁１４を開放した後、上記第一の給
排シリンダ１０の容積を減少させる。この結果、上記滴
下ノズル７から上記洗浄筒２２内に、洗浄液が吐出す
る。
図５に示す様に、この滴下ノズル７を洗浄筒２２内に深
く挿入した状態で、洗浄液供給手段を作動させる。即
ち、図１０の電磁弁１６のみを開放して、第一の給排シ
リンダ１０の容積を増大させ、この第一の給排シリンダ
１０内に洗浄液を吸入する。次いで、上記電磁弁１６を
閉じる代わりに電磁弁１４を開放した後、上記第一の給
排シリンダ１０の容積を減少させる。この結果、上記滴
下ノズル７から上記洗浄筒２２内に、洗浄液が吐出す
る。
【００３３】滴下ノズル７から洗浄筒２２内に吐出され
た洗浄液は、この洗浄筒２２の上端開口から溢れ、排液
槽２１に排出される。この際に洗浄液は、上記滴下ノズ
ル７の内面だけでなく外面も洗浄する。従って、この洗
浄作業の完了後に洗浄筒２２から抜き出された滴下ノズ
ル７には、先の薬液滴下作業に伴なって付着した薬液が
殆ど付着していない状態となり、次の薬液滴下作業によ
って、異なる種類の薬液同士が混ざり合う事を防止出来
る。
た洗浄液は、この洗浄筒２２の上端開口から溢れ、排液
槽２１に排出される。この際に洗浄液は、上記滴下ノズ
ル７の内面だけでなく外面も洗浄する。従って、この洗
浄作業の完了後に洗浄筒２２から抜き出された滴下ノズ
ル７には、先の薬液滴下作業に伴なって付着した薬液が
殆ど付着していない状態となり、次の薬液滴下作業によ
って、異なる種類の薬液同士が混ざり合う事を防止出来
る。
【００３４】上記洗浄筒２２及び樋片２３は、前記移動
腕６に支持されて、上記滴下ノズル７及び吸引ノズル８
と共に移動する為、両ノズル７、８と洗浄筒２２及び樋
片２３との距離は常に短く、従って、上記滴下ノズル７
の洗浄作業を行なう為、上記両ノズル７、８を移動させ
る距離は短くて済み、上記洗浄作業を短時間で行なえ
る。
腕６に支持されて、上記滴下ノズル７及び吸引ノズル８
と共に移動する為、両ノズル７、８と洗浄筒２２及び樋
片２３との距離は常に短く、従って、上記滴下ノズル７
の洗浄作業を行なう為、上記両ノズル７、８を移動させ
る距離は短くて済み、上記洗浄作業を短時間で行なえ
る。
【００３５】次に、染色作業の完了後に、吸引ノズル８
内に残留している緩衝液を洗い流すべく、この吸引ノズ
ル８の内部を洗浄する場合には、図６に示す様に、この
吸引ノズル８の下端部を上記洗浄筒２２の上部に挿入す
ると同時に、上記滴下ノズル７を上記樋片２３の先端部
上面に対向させる。
内に残留している緩衝液を洗い流すべく、この吸引ノズ
ル８の内部を洗浄する場合には、図６に示す様に、この
吸引ノズル８の下端部を上記洗浄筒２２の上部に挿入す
ると同時に、上記滴下ノズル７を上記樋片２３の先端部
上面に対向させる。
【００３６】そして、この状態で図１０に示した３個の
電磁弁１４〜１６と第一の給排シリンダ１０とを、上記
した滴下ノズル７の洗浄作業の場合と同様に作動させ、
滴下ノズル７から樋片２３に洗浄液を吐出させる。これ
と同時に、図１１の三方弁１７を、吸引ノズル８と第二
の給排シリンダ１１とを連通させる状態に切り換え、こ
の第二の給排シリンダ１１の容積を増大させる。
電磁弁１４〜１６と第一の給排シリンダ１０とを、上記
した滴下ノズル７の洗浄作業の場合と同様に作動させ、
滴下ノズル７から樋片２３に洗浄液を吐出させる。これ
と同時に、図１１の三方弁１７を、吸引ノズル８と第二
の給排シリンダ１１とを連通させる状態に切り換え、こ
の第二の給排シリンダ１１の容積を増大させる。
【００３７】この結果、上記洗浄筒２２内に洗浄液が送
り込まれると同時に、上記吸引ノズル８によってこの洗
浄液が吸い上げられ、この吸引ノズル８の内側に残留し
ている緩衝液が、洗浄液と共に第二の給排シリンダ１１
に吸引される。この第二の給排シリンダ１１に吸引され
た、緩衝液を含む洗浄液は、洗浄作業の終了後、上記三
方弁１７の切り換えと第二の給排シリンダ１１の容積減
少とに基づいて、廃液ボトル１９に排出する。
り込まれると同時に、上記吸引ノズル８によってこの洗
浄液が吸い上げられ、この吸引ノズル８の内側に残留し
ている緩衝液が、洗浄液と共に第二の給排シリンダ１１
に吸引される。この第二の給排シリンダ１１に吸引され
た、緩衝液を含む洗浄液は、洗浄作業の終了後、上記三
方弁１７の切り換えと第二の給排シリンダ１１の容積減
少とに基づいて、廃液ボトル１９に排出する。
【００３８】尚、異なる試薬同士が混ざり合うのをより
確実に防止する為に、滴下ノズル７に試薬を吸引する際
に、この滴下ノズル７内に予め蒸留水を吸い込んでおく
事も出来る。この蒸留水の下端部は、上記滴下ノズル７
を薬液容器７内に挿入するのに先立って、上記滴下ノズ
ル７の下端部よりも少しだけ上方に移動させておく。従
って、滴下ノズル７内に試薬を吸引した場合には、この
試薬と蒸留水との間には気泡が存在する状態となって、
試薬が蒸留水で薄められる事はなくなる。
確実に防止する為に、滴下ノズル７に試薬を吸引する際
に、この滴下ノズル７内に予め蒸留水を吸い込んでおく
事も出来る。この蒸留水の下端部は、上記滴下ノズル７
を薬液容器７内に挿入するのに先立って、上記滴下ノズ
ル７の下端部よりも少しだけ上方に移動させておく。従
って、滴下ノズル７内に試薬を吸引した場合には、この
試薬と蒸留水との間には気泡が存在する状態となって、
試薬が蒸留水で薄められる事はなくなる。
【００３９】薬液を染色トレーの滴下部１３に滴下する
際には、上記気泡分を利用する事で、薬液のみを滴下
し、蒸留水が滴下部１３に滴下されない様にする。薬液
を滴下部１３に滴下したならば、上記滴下ノズル７を排
液槽２１の上方に移動させ、この滴下ノズル７から蒸留
水を排出する。この結果、滴下ノズル７の内側の予洗浄
を行なえる。
際には、上記気泡分を利用する事で、薬液のみを滴下
し、蒸留水が滴下部１３に滴下されない様にする。薬液
を滴下部１３に滴下したならば、上記滴下ノズル７を排
液槽２１の上方に移動させ、この滴下ノズル７から蒸留
水を排出する。この結果、滴下ノズル７の内側の予洗浄
を行なえる。
【００４０】更に、洗浄筒２２の内側に、洗浄液により
薄められた薬液が残留する事で生じる、薬液同士の混ざ
り合いを防止する為に、上記洗浄筒２２の底部に通孔を
形成すると共に、前記第一の給排シリンダ１０は、上記
滴下ノズル７を通じてこの洗浄筒２２内に、上記通孔か
らの排出量を上回る量の洗浄液を送り出し自在とする事
も出来る。
薄められた薬液が残留する事で生じる、薬液同士の混ざ
り合いを防止する為に、上記洗浄筒２２の底部に通孔を
形成すると共に、前記第一の給排シリンダ１０は、上記
滴下ノズル７を通じてこの洗浄筒２２内に、上記通孔か
らの排出量を上回る量の洗浄液を送り出し自在とする事
も出来る。
【００４１】この様に構成する事で、洗浄筒２２内に、
洗浄液により薄められた薬液が残留するのを防止して、
薬液同士の混ざり合いをより確実に防止出来る様にな
る。
洗浄液により薄められた薬液が残留するのを防止して、
薬液同士の混ざり合いをより確実に防止出来る様にな
る。
【００４２】
【発明の効果】本発明の染色装置用ノズル洗浄装置は、
以上に述べた通り構成され作用する為、薬液が混ざり合
ったり、或は緩衝液でノズルが詰まったりするのを確実
に防止し、良好な染色処理を安定して、しかも短時間で
行なえる。
以上に述べた通り構成され作用する為、薬液が混ざり合
ったり、或は緩衝液でノズルが詰まったりするのを確実
に防止し、良好な染色処理を安定して、しかも短時間で
行なえる。
【図１】ノズルが中立位置の状態で示す、図９のＡ部拡
大図。
大図。
【図２】滴下ノズルへの薬液吸い込み時の状態で示す、
図１と同様の図。
図１と同様の図。
【図３】染色トレーへの薬液滴下時の状態で示す、図１
と同様の図。
と同様の図。
【図４】染色トレーからの液体排出時の状態で示す、図
１と同様の図。
１と同様の図。
【図５】滴下ノズルを洗浄する状態で示す、図１と同様
の図。
の図。
【図６】吸引ノズルを洗浄する状態で示す、図１と同様
の図。
の図。
【図７】本発明の洗浄装置を組み込んだ染色装置の正面
図。
図。
【図８】同じく平面図。
【図９】同じく側面図。
【図１０】滴下ノズルを通じて液体を給排する部分の配
管図。
管図。
【図１１】吸引ノズルを通じて液体を排出する部分の配
管図。
管図。
１ 制御パネル ２ 基台 ３ 染色トレー ４ 支持台 ５ 薬液容器 ６ 移動腕 ７ 滴下ノズル ８ 吸引ノズル ９ 支持片 １０ 第一の給排シリンダ １１ 第二の給排シリンダ １２ 台座部 １３ 滴下部 １４、１５、１６ 電磁弁 １７ 三方弁 １８ 排液口 １９ 廃液ボトル ２０ 緩衝液容器 ２１ 排液槽 ２２ 洗浄筒 ２３ 樋片 ２４ 底面 ２５ 洗浄液容器 ２６ 円孔
Claims (2)
- 【請求項１】 基台と、この基台の上面に所定方向に亙
って並べられた複数の染色トレーと、この複数の染色ト
レーと平行に、上記基台の上面に並べられた、上方が開
口した複数の薬液容器と、上記基台の上方に、上記所定
方向に亙る平行移動自在に設けられた移動腕と、この移
動腕に沿った移動並びに昇降を自在な滴下ノズル及び吸
引ノズルとを備えた染色装置に付設し、上記滴下ノズル
と吸引ノズルとを洗浄する、染色装置用ノズル洗浄装置
であって、上記基台上面に上記移動腕が移動する全範囲
に亙り、上記所定方向に設けられた排液槽と、この排液
槽の上方位置で、上記移動腕の一部に支持された、上記
滴下ノズルと吸引ノズルとを１本ずつ挿入自在な、有底
の洗浄筒と、この洗浄筒の上端部側面に固定され、その
上面に供給された液体を上記洗浄筒内に流し込み自在な
樋片と、上記滴下ノズルから洗浄液を送り出す為の洗浄
液供給手段とを備え、この樋片と上記洗浄筒との水平方
向の位置関係を、上記滴下ノズルと吸引ノズルとの水平
方向の位置関係に一致させると共に、上記滴下ノズルの
下端を吸引ノズルの下端よりも少し上に位置させる事
で、上記吸引ノズルの下端部を上記洗浄筒の上部に挿入
すると同時に、上記滴下ノズルを上記樋片に対向自在と
した、染色装置用ノズル洗浄装置。 - 【請求項２】 洗浄筒の底部には通孔が形成されてお
り、洗浄液供給手段は滴下ノズルを通じてこの洗浄筒内
に、上記通孔からの排出量を上回る量の洗浄液を送り出
し自在とした、請求項１に記載の染色装置用ノズル洗浄
装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11234092A JP3320444B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 染色装置用ノズル洗浄装置 |
| IT002008A ITMI922008A1 (it) | 1992-04-06 | 1992-08-24 | Macchina punzonatrice per tessere quali carte di identificazione e simili |
| GB9219404A GB2265981B (en) | 1992-04-06 | 1992-09-14 | Apparatus for dyeing tissues |
| US07/947,512 US5338358A (en) | 1992-04-06 | 1992-09-17 | Apparatus for dyeing tissues |
| CA002078938A CA2078938C (en) | 1992-04-06 | 1992-09-23 | Apparatus for dyeing tissues |
| FR9211799A FR2689634B1 (fr) | 1992-04-06 | 1992-10-05 | Appareil de coloration de tissus biologiques. |
| ITMI922308A IT1255718B (it) | 1992-04-06 | 1992-10-06 | Apparecchiatura per tingere tessuti campionati da un corpo vivente al fine di osservare l'immunoreazione dei tessuti. |
| DE4233794A DE4233794C2 (de) | 1992-04-06 | 1992-10-07 | Vorrichtung zum Färben von Gewebeproben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11234092A JP3320444B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 染色装置用ノズル洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05285401A JPH05285401A (ja) | 1993-11-02 |
| JP3320444B2 true JP3320444B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=14584239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11234092A Expired - Fee Related JP3320444B2 (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 染色装置用ノズル洗浄装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5338358A (ja) |
| JP (1) | JP3320444B2 (ja) |
| CA (1) | CA2078938C (ja) |
| DE (1) | DE4233794C2 (ja) |
| FR (1) | FR2689634B1 (ja) |
| GB (1) | GB2265981B (ja) |
| IT (2) | ITMI922008A1 (ja) |
Families Citing this family (47)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3182158B2 (ja) * | 1991-02-25 | 2001-07-03 | キヤノン株式会社 | 露光装置用のステージ支持装置 |
| US6673620B1 (en) | 1999-04-20 | 2004-01-06 | Cytologix Corporation | Fluid exchange in a chamber on a microscope slide |
| US6930292B1 (en) | 1999-07-21 | 2005-08-16 | Dako A/S | Method of controlling the temperature of a specimen in or on a solid support member |
| SE9904349D0 (sv) * | 1999-11-30 | 1999-11-30 | Active Biotech Ab | Novel device |
| AU2002361618A1 (en) | 2001-11-13 | 2003-05-26 | Chromavision Medical Systems, Inc. | A system for tracking biological samples |
| DE10218988C1 (de) * | 2002-04-24 | 2003-11-20 | Horst Dieter Becker | Vorrichtung und Verfahren zum Benetzen von Objekten |
| CA2492064C (en) * | 2002-06-20 | 2016-03-15 | Vision Biosystems Limited | Biological reaction apparatus with draining mechanism |
| CA2489412A1 (en) * | 2002-07-16 | 2004-01-22 | Ventana Medical Systems, Inc. | Tray for automated histochemical processing |
| US7041177B2 (en) * | 2002-08-16 | 2006-05-09 | Ecolab Inc. | High temperature rapid soil removal method |
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| US7744817B2 (en) | 2003-08-11 | 2010-06-29 | Sakura Finetek U.S.A., Inc. | Manifold assembly |
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| US7521021B2 (en) * | 2003-11-26 | 2009-04-21 | Leica Biosvstems St. Louis Llc | System for in situ processing of a tissue specimen |
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| US9498791B2 (en) | 2009-11-13 | 2016-11-22 | Ventana Medical Systems, Inc. | Opposables and automated specimen processing systems with opposables |
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| AU2013337608B2 (en) * | 2012-11-01 | 2017-07-20 | Leica Biosystems Melbourne Pty Ltd | A fluid transport system |
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