JP2834761B2 - 免疫反応染色装置 - Google Patents

免疫反応染色装置

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JP2834761B2
JP2834761B2 JP7393089A JP7393089A JP2834761B2 JP 2834761 B2 JP2834761 B2 JP 2834761B2 JP 7393089 A JP7393089 A JP 7393089A JP 7393089 A JP7393089 A JP 7393089A JP 2834761 B2 JP2834761 B2 JP 2834761B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明に係る免疫反応染色装置は、病院等に於いて
癌の診断を行なう場合等に於いて、生体から取り出した
組織片の免疫反応を観察する為、この組織片を染色する
場合に利用する。
(従来の技術) 抗原抗体反応等の免疫反応を利用して、癌等の病気診
断を行なう事が行なわれている。
この様に免疫反応を利用して病気診断を行なう場合、
スライドガラスに生体から取り出した組織片を貼付し、
この組織片を所定の処理液に順番に接触させて、組織片
の染色を行なう。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の様な目的で免疫反応の染色処理を行
なう場合、次に述べる様な不都合を生じる。
即ち、染色処理を自動的に行なう場合、従来は処理液
をビーカ状の容器に入れ、組織片を貼付したスライドガ
ラスをこの容器内の処理液中に浸漬して、組織片と処理
液とを接触させる様にしているが、使用する処理液の量
が多くなる事が避けられない。
免疫反応観察の為に使用する処理液は高価なものが多
い為、この様に処理液の使用量が多くなる事は好ましく
ない。
この為従来は、処理コスト低減の為、手作業によって
組織片の染色処理を行なう事が多いが、染色処理には長
い時間を要し、場合によっては徹夜の作業になる為、作
業員の労働環境の面から見て、やはり好ましくない。
本発明の免疫反応染色装置は、少ない処理液で、組織
片の面積処理を確実に行なえる様にする事により、上述
の様な不都合を何れも解消するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の免疫反応染色装置は、少なくとも一部が、下
面に組織片を貼付したスライドガラスの幅よりも大きな
幅を有し、一端に僅かな高さを有する土手状部を形成し
た台座部と、この台座部の他端側に設けられた、上記土
手状部よりも僅かに高い支持板部と、台座部の上面で、
スライドガラスの側縁からはみ出した部分に染色用処理
液を滴下する滴下手段と、台座部の上面で、土手状部に
近い位置に開口した吐出口から洗浄液を吐出する洗浄液
供給手段と、台座部の上面で、土手状部に近接した位置
に開口した排出口から処理液を排出する処理液排出手段
とから構成されている。
更に、本発明の免疫反応染色装置に於いては、上面に
複数個の台座部を設けた支持板の上面片隅部に、断熱材
により周囲を囲まれたストッカを設けると共に、このス
トッカ内に、竪軸を中心として回転自在で、外周縁部に
それぞれ複数の処理液容器を支持する処理液容器支持板
を設け、ストッカの壁面で、各処理液容器支持板と台座
部との間に位置する部分に、開閉自在な扉を有する開口
を設けている。
(作用) 上述の様に構成される本発明の免疫反応染色装置によ
り、生体から取り出した組織片の染色処理を行なう場
合、染色すべき組織片を貼付したスライドガラスを、こ
の組織片の貼付部分をブロックの台座部の上面に対向さ
せた状態で、この台座部の端部に設けた土手状部と支持
板部とで支持する。この状態で、スライドガラスの下面
と台座部の上面との間には、土手状部から離れるに従っ
て次第に広くなる様な、くさび状の薄い隙間が形成され
る。
この様にスライドガラスをブロック上面の土手状部と
支持板部とに掛け渡す様に載置したならば、滴下手段が
ストッカの内側から、開口を通じて処理液容器を取り出
し、この処理液容器からスライドガラスの側縁から側方
に露出した台座部の上面に、所定の処理液を滴下する。
スライドガラスの下面と台座部の上面との間には、上
述の様に、土手状部から離れるに従って次第に広くな
る、くさび状の薄い隙間が形成されている為、台座部の
上面に滴下された処理液は、毛細管現象によって、この
隙間の内側に行き亙り、スライドガラスの下面に貼付さ
れた組織片と接触する。
この様にして、スライドガラス下面の組織片と処理液
とを、所定時間接触させたならば、それ迄停止していた
処理液排出手段を起動して、土手状部に近接した位置に
開口した排出口から処理液を排出する。処理液の排出完
了後、処理液排出手段を停止させ、代ってそれ迄停止し
ていた洗浄液供給手段を所定時間だけ運転して、土手状
部に近接して設けた吐出口から洗浄液を吐出する。
吐出口から吐出した洗浄液は、毛細管現象によってス
ライドガラスの下面と台座部の上面との間に隙間に行き
亙り、スライドガラス下面に貼付された組織片に付着し
た染色処理液の洗浄処理を行なう。
所定時間の洗浄処理を終了したならば、再び処理液排
出手段を起動して、スライドガラスの下面と台座部の上
面との間に隙間内の洗浄液を排出した後、次の染色処理
液の滴下を行なう。
以下、上述の作業を繰り返し行なって、所定の染色処
理を行なう。
(実施例) 次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳し
く説明するが、本発明の免疫反応染色装置を説明するの
に先立ち、先発明(特願昭62−314192号)に係る免疫反
応染色装置を説明する事により、本発明による免疫反応
染色装置の基本構造と作用とに就いて説明する。
第1〜7図は先発明の免疫反応染色装置を示してお
り、第1図は滴下手段を省略して示す斜視図、第2図は
第1図のA−A断面図、第3図は吐出口と排出口との配
置状態の別例を示す第2図同様の図、第4図は滴下手段
を構成する処理液容器収納部の斜視図、第5図は処理液
容器の側面図、第6図は処理液容器取り出し腕の側面
図、第7図は同平面図である。
アルミニウム等により造られた染色ブロック1の上面
中央部には、平坦な台座部2が形成されており、この台
座部2の一端に、0.2mm程度と、僅かな高さを有する土
手状部3を、この台座部2の全幅に亙って形成してい
る。上記台座部2は、下面に組織片を貼付したスライド
ガラス4の幅wよりも大きな幅Wを有し、スライドガラ
ス4の中間部を台座部2の上方に被せた場合に、台座部
2の幅方向両端部が、スライドガラス4の両側縁から露
出する様にしている。
染色ブロック1の一端縁部で、上記土手状部3と排液
溝5を介して対向する壁部6の内側面には、上記スライ
ドガラス4の一端をがたつきなく嵌合自在な凹部7を形
成して、スライドガラス4を台座部2の上方に被せる場
合に於ける位置決めを図っている。
一方、台座部2の他端側、即ち、土手状部3を設けて
いない側と排液溝8を介して対向して設けられ、台座部
5に被せたスライドガラス4の他端部下面を支持する支
持板部9は、上記土手状部3よりも僅かに高くして、両
端を土手状部3と支持板部9とで支持されたスライドガ
ラス4が、土手状部3から支持板部9に向かうに従って
次第に高くなる様に、僅かに(例えば1度程度)傾斜す
る様にしている。
台座部2の上面で、土手状部3に近い位置には、吐出
部10と排出口11とが開口している。この内の吐出部10
は、途中にロータリ式切換弁12と送液ポンプ13とを設け
た送り込み管14を介して、洗浄液貯溜タンク15を通じさ
せる事により、洗浄液を吐出する洗浄液供給手段を構成
している。この内のロータリ式切換弁12は、複数枚のス
ライドガラス4に貼着した異なる種類の組織片の染色処
理を同時に行なう場合に、洗浄液を送る先を選択する為
のものである。
又、上記排出口11は、途中にロータリ式切換弁16と送
液ポンプ17とを設けた排出管18を介して、排液タンク19
に通じさせる事により、洗浄液を含む処理液を排出する
処理液排出手段を構成している。
尚、台座部2の上面の土手状部3寄り部分に設ける吐
出口10と排出口11との内、排出口11は、可能な限り土手
状部3に近く設ける事が好ましいが、吐出口10は、多少
台座部2の中央寄りに設けても良い。即ち、吐出口10と
排出口11とは、第1〜2図に示す様に横並びに配列して
も、或は第3図に示す様に縦並びに配列しても良い。
台座部2の上面で、スライドガラス4の両側縁からは
み出した部分に染色様処理液を滴下する滴下手段は、第
4図に示す様な処理液容器支持板20に収納した、第5図
に示す様な処理液容器21を、第6〜7図に示す様な処理
液容器取り出し腕22により取り出して、所定の台座部2
の上方に迄移動させ、処理液の滴下を行なわせる様に構
成している。
処理液容器21は、上端部に押釦23を有し、この押釦23
を下方に押す事で、容器本体24内に貯溜した処理液を、
ホース25、26を通じて、下方に滴下自在としている。
一方、この様な処理液容器21を複数個収納すると共
に、適宜取り出せる様にした処理液容器支持板20は、竪
軸27を中心として回転自在な円板28の周縁部に、複数の
U字形の切込29、29を、互いに等間隔で形成し、ビニル
等、弾性変形可能な材料により造られた容器本体24を、
各切込29、29に内嵌自在としている。
又、この様な処理液容器支持板20の切込29、29に内嵌
した処理液容器21を取り出し、所定のスライドガラス4
が被せられた台座部2の上方に移動させて、処理液の滴
下を行なう処理液容器取り出し腕22は、図示しない駆動
機構によって二次元方向に水平移動自在な移動腕30と、
この移動腕30の先端部に設けた掴み腕31と、この掴み腕
31の上方に昇降自在に設けられ、下降時に処理液容器21
上端の押釦23を下方に押圧する押圧腕32とから構成され
ている。
上述の様に構成される先発明の免疫反応染色装置によ
り、生体から取り出した組織片の染色処理を行なう場
合、染色すべき組織片を貼付したスライドガラス4を、
このスライドガラス4の一端を壁部6に形成した凹部7
に内嵌し、スライドガラス中央の組織片の貼付部分を台
座部2の上面に対向させた状態で、この台座部2の端部
に設けた土手状部3の上縁と支持板部9の上面とで支持
する。この状態で、スライドガラス4の下面と台座部2
の上面との間には、土手状部3から離れるに従って次第
に広くなる、くさび状の薄い隙間が形成される。
この様にスライドガラス4を土手状部3と支持板部9
とに掛け渡す様に載置したならば、滴下手段を構成する
処理液容器取り出し腕22の移動腕30を処理液容器支持板
20に向けて移動させ、この支持板20の円板28の切込29に
嵌合させた処理液容器21を、移動腕30の先端の掴み腕31
に把持する。
この様に、処理液容器21を移動腕30の先端の掴み腕31
に把持したならば、移動腕30を二次元方向に移動させる
事によって、上記処理液容器21を、処理液と接触させる
べき組織片を貼着したスライドガラス4の上方に移動さ
せる。
処理液容器21を所定のスライドガラス4の上方に迄移
動させたならば、移動腕30の先端部に設けた押圧腕32を
下降させて、処理液容器21の上端部に設けた押釦23を下
方に押圧し、ホース25、26を通じて送り出される処理液
を、スライドガラス4の側縁から側方に露出した台座部
2の上面に滴下する。
台座部2に被さり、土手状部3の上縁と支持板部9の
上面との間に掛け渡される様に支持されたスライドガラ
ス4の下面と台座部2の上面との間には、上述の様に、
土手状部3から離れるに従って次第に広くなる、くさび
状の薄い隙間が形成されている為、台座部2の上面に滴
下された処理液は、毛細管現象によって、この隙間の内
側に行き亙り、スライドガラス4の下面に貼付された組
織片と接触する。
この様にして、スライドガラス4の下面に貼付した組
織片と処理液とを、所定時間接触させたならば、排出口
11と排液タンク19とが互いに連通する状態にロータリ式
切換弁16を切り換えると共に、それ迄停止していた処理
液排出手段を構成する送液ポンプ17を起動して、土手状
部3に近接した位置に開口した排出口11から、排液タン
ク19に向けて処理液を排出する。
処理液の排出完了後、処理液排出手段を構成する送液
ポンプ17を停止させ、代って吐出口10と洗浄液貯溜タン
ク15とが互いに連通する状態にロータリ式切換弁12を切
り換えると共に、それ迄停止していた処理液供給手段を
構成する送液ポンプ13を所定時間だけ運転して、土手状
部3に近接して設けた吐出口10から洗浄液を吐出する。
吐出口10から吐出した洗浄液は、毛細管現象によって
スライドガラス4の下面と台座部2の上面との間の隙間
に行き亙り、スライドガラス4の下面に貼付された組織
片に付着した染色処理液の洗浄処理を行なう。
所定時間の洗浄処理を終了したならば、再び処理液排
出手段を構成する送液ポンプ17を起動して、スライドガ
ラス4の下面と台座部2の上面との間の隙間内の洗浄液
を排出した後、次の染色処理液の滴下を行なう。
以下、上述の作業を繰り返し行なって、所定の染色処
理を行なう。
本発明の免疫反応染色装置の基本的な構造と作用と
は、上述した先発明に係る免疫反応染色装置とほぼ同様
であるが、本発明の場合、第8図に示す様に、上面に複
数個の台座部2、2を設けた支持板33の上面片隅部に、
断熱材により周囲を囲まれたストッカ34を設けると共
に、このストッカ34内に、前記第4図に示す様に、竪軸
27を中心として回転自在で、外周縁部にそれぞれ複数の
処理液容器21、21を支持する処理液容器支持板20、20を
3個設け、各支持板20、20の外周縁部に、第9〜10図に
示す様な処理液容器21を複数個ずつ(図示の例では15個
ずつ、合計45個。)支持している。
この処理液容器21は、上部を押し下げる事により、ホ
ース36を通じて処理液の滴下を行なうもので、押し下げ
量、或は押し下げ回数に比例した量の処理液を滴下する
事が出来る。従って、例えば第8図の左半部に存在す
る、比較的小さな台座部2、2の上面には、上部を1回
押すのみで、比較的少量の処理液を滴下し、第8図の右
半部に存在する、比較的大きな台座部2、2の上面に
は、上部を1回半乃至は2回押す事で、比較的多量の処
理液を滴下する。
又、ストッカ34の壁面で、各処理液容器支持板20、20
と台座部2、2との間に位置する部分には、開閉自在な
扉(図示省略)を有する開口35、35を設け、各開口35、
35を通じて、処理液容器支持板20、20に支持された処理
液容器21を、ストッカ34外に取り出せる様にしている。
即ち、各処理液容器支持板20、20を適当角度回転さ
せ、ストッカ34の前面(第8図の上面)3個所位置に設
けた開口35、35の内の何れかの開口35を通じて処理液容
器取り出し腕25をストッカ34内に挿入する事で、所望の
処理液容器21を取り出す。取り出した処理液容器21は、
適宜台座部2の上方に移動させ、処理液の滴下作業を行
なう。
ストッカ34には冷却装置を組み込む事で、このストッ
カ34内に収納された処理液容器21を冷却しておくが、各
開口35、35に付設した扉は、処理液容器取り出し腕22を
ストッカ34内に挿入する場合にのみ開く為、処理液容器
21の出し入れに伴なってストッカ34内の温度が上昇する
程度は僅少に抑えられる。
上述の様に構成される本発明の免疫反応染色装置によ
り、スライドガラスに貼着された試料を染色する際の作
用自体は、前述した先発明の染色装置の場合と同様であ
り、適宜ストッカ34から取り出した処理液容器21から台
座部2、2の上面に処理液を滴下し、使用済みの処理液
容器21は、ストッカ34内に戻しておく。
(発明の効果) 本発明の免疫反応染色装置は、以上に述べた通り構成
され作用する為、少ない処理液で、免疫反応を観察する
為の組織片の染色処理を自動的に行なう事が出来、免疫
反応観察に要する費用の低減化、省力化に寄与する効果
が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の基本となる、先発明の係る免疫反
応染色装置を示しており、第1図は滴下手段を省略して
示す斜視図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は
吐出口と排出口との配置状態の別例を示す第2図同様の
図、第4図は滴下手段を構成する処理液容器支持板の斜
視図、第5図は処理液容器の側面図、第6図は処理液容
器取り出し腕の側面図、第7図は同平面図、第8図は本
発明の染色装置の平面図、第9〜10図は処理液容器の1
例を示しており、第9図は待機状態を、第10図は滴下す
る為に上部を押した状態を、それぞれ示す側面図であ
る。 1:染色ブロック、2:台座部、3:土手状部、4:スライドガ
ラス、5:排液溝、6:壁部、7:凹部、8:排液溝、9:支持板
部、10:吐出口、11:排出口、12:ロータリ式切換弁、13:
送液ポンプ、14:送り込み管、15:洗浄液貯溜タンク、1
6:ロータリ式切換弁、17:送液ポンプ、18:排出管、19:
排液タンク、20:処理液容器支持板、21:処理液容器、2
2:処理液容器取り出し腕、23:押釦、24:容器本体、25、
26:ホース、27:竪軸、28:円板、29:切込、30:移動腕、3
1:掴み腕、32:押圧腕、33:支持板、34:ストッカ、35:開
口、36:ホース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一部が、下面に組織片を貼付し
    たスライドガラスの幅よりも大きな幅を有し、一端に僅
    かな高さを有する土手状部を形成した台座部と、この台
    座部の他端側に設けられた、上記土手状部よりも僅かに
    高い支持板部と、台座部の上面で、スライドガラスの側
    縁からはみ出した部分に染色用処理液を滴下する滴下手
    段と、台座部の上面で、土手状部に近い位置に開口した
    吐出口から洗浄液を吐出する洗浄液供給手段と、台座部
    の上面で、土手状部に近接した位置に開口した排出口か
    ら処理液を排出する処理液排出手段とから成る免疫反応
    染色装置であって、上面に複数個の台座部を設けた支持
    板の上面片隅部に、断熱材により周囲を囲まれたストッ
    カを設けると共に、このストッカ内に、竪軸を中心とし
    て回転自在で、外周縁部にそれぞれ複数の処理液容器を
    支持する処理液容器支持板を設け、ストッカの壁面で、
    各処理液容器支持板と台座部との間に位置する部分に、
    開閉自在な扉を有する開口を設けて成る、免疫反応染色
    装置。
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