JPS5817272Y2 - 電子時計の輪列構造 - Google Patents

電子時計の輪列構造

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Publication number
JPS5817272Y2
JPS5817272Y2 JP17061876U JP17061876U JPS5817272Y2 JP S5817272 Y2 JPS5817272 Y2 JP S5817272Y2 JP 17061876 U JP17061876 U JP 17061876U JP 17061876 U JP17061876 U JP 17061876U JP S5817272 Y2 JPS5817272 Y2 JP S5817272Y2
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JP
Japan
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wheel
battery
train
electronic
battery cover
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Expired
Application number
JP17061876U
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English (en)
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JPS5387178U (ja
Inventor
平賀今夫
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーエプソン株式会社 filed Critical セイコーエプソン株式会社
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Publication of JPS5387178U publication Critical patent/JPS5387178U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエネルギー源として電池を有する輪列構造に関
するものである。
本考案の目的は輪列構造に改良を加えて、電池蓋を用い
る外装ケースに有利な輪列配置を行ない、より小型、薄
型化の成された電池時計を提供することにある。
電池をエネルギー源とする電子時計の最大の短所は電池
寿命切れの時の電池交換の煩わしさにある。
そのために電池交換を少しでも容易にするために外装ケ
ースにも種々の構造が考えられ、現在実用電子時計にお
いては電池蓋を用いた外装ケースが多々用いられるよう
になっている。
・現在量も多くみられる電池蓋を用いた外装ケースは、
第1図に示すようなバネヨツト式による電池蓋形式、あ
るいは第2図に示すようなネジ式による電池蓋形式が一
般的である。
しかし第1図に示したバヨネット式による電池蓋形式は
図からも明らかなように時計体部材(図では聴受4)と
バヨネット体16とのスキマを確保することから電池蓋
の厚みは、必要以上に厚くなってしまった。
そのために外観的には非常に見栄が悪く、実用的にも使
いにくいものであった。
同様に第2図に示したネジ式による電池蓋式の場合もネ
ジの噛み合いピッチ数を確保することから電池蓋厚みは
必要以上に厚い1ものになっていた。
本考案は前述の欠点を回避する手段として、これら電池
蓋を有する電子時計において電池周辺の時計体、特に輪
例部に改良を加えたものである。
以下図面に添って詳細に説明する。
第、3′図は本考案を説明する平面図。
第4図はその要部断面図を示す。
1は地板、2はエネルギー源である電池、3は回路ブロ
ックで時間標準源である水晶振動子等で構成される。
6はローターで地板1と聴受4に案内、保持されている
このロータ・−6は中間部にコイル9を備えたステータ
ー・7,8の間に設置され、周知のとおり回路部からの
反転パルス信号による磁気的吸引、反発作用により2秒
間に1回転する。
10.11は中間車でローター6と同様に地板1と聴受
4との間に案内、保持され、前記ローターカナ6aに噛
合し、以下表示車である四番車12、三番車13、二番
車14を経て分針及び時針へと伝動している。
ここで第3図でも明らかなように、三番車13、四番車
12、五番車11は、電池の近傍に配置し、回路ブロッ
ク、コイル、ステーター等を時計中心に近付けて構成す
る。
本考案の輪列構造は図からも明らかなように時計中心に
位置する四番車を小さくして電池を時計中心に近付け、
時計体平面サイズを小さくしたものである。
又、第4図で明らかなように電池の近傍に配置した三番
車13、四番車12、五番車11は六番歯車10よりも
低い位置に配置する。
つまり、第3図、第4図のように電池の近傍に配置され
る部品の断面高さを押え、電池との間に段差ができるよ
うに配置される。
かかる輪列配置により電池の周囲の部品商を減じたので
、その部分の聴受4に凹部4aを設けることができる。
以上の様に本考案の輪列は、電池の近傍に位置する香車
高さを下げ受に凹部を設け、その凹部に電池蓋のバヨネ
ット部もしくはネジ部を配置する構成とすることにより
、以下に述べるような電池蓋を用いることが可能となり
、小型・薄型化の成された外装が提供できる。
以下代表的なバヨネット式電池蓋及びネジ式電池蓋を用
いた外装について詳細に説明する。
第5図、第6図に本考案による時計体を用いた外装断面
図を示す、第5図は本考案による時計体に用いたバヨネ
ット式電池蓋部断面図。
第6′図に本考案による時計体に用いたネジ式電池蓋部
断面図を示す。
第5図のバヨネット式電池蓋について説明する。
1は地板、2は電池、3は回路ブロック、4は聴受、4
aは聴受に設けた凹部、電池周辺に配置した三番車を1
3で示す。
(四番車、五番車は図示せず)15は電池蓋16は電池
蓋に溶接等の手段により固着したバヨネット体、17は
パツキンである。
18は胴であり、電池周辺部に設けた突起18aとバヨ
ネット体の係合により電池を保持する。
ここで前述の説明でも明らかなように電池周辺には断面
的に隙間があるため、第5図に示すように聴受4の凹部
4aにより断面的に隙間があるため、第5図に示すよう
にバヨネット体16をその凹部4aに配置し、電池蓋を
薄くすることが可能である。
即ち、聴受4の凹部4aによって電池蓋の位置を文字板
側に上げることができるためであり、これによって時計
ケース全体を薄くすることができるものである。
第6図に示すようにネジ式電池蓋形式とした場合でも、
電池周辺側面の聴受4の凹部4aに胴ネジ部18bを設
けることにより、バヨネット式電池蓋と同様、電池蓋部
を薄くすることができる。
以上のように本考案による輪列構造は、電池の近傍に位
置する香車を断面的に下げた位置に配列し受に凹部を設
けであるため、電池蓋を用いた外装ケースに対して薄型
化を達成する上で非常に有効である。
しかも本考案による輪列構造は、時計体と外装ケースと
の接点部の改良に関係するもので、前述したとおり時計
体のみに負担の加わるものでなく品質的に安定した時計
体により薄型化の成された外装ケースが得られる。
以上本考案による電子時計の輪列構造は所期の目的であ
るより小型、薄型化の成された電子時計を達成している
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバヨネット式電池蓋構造、第2図は従来
のネジ式電池蓋構造、第3図は本考案による輪列構造を
示す平面図、第4図は本考案による輪列構造を示す断面
図、第5図は本考案による輪列構造を用いたバヨネット
式電池蓋構造を示す断面図、第6図は本考案による輪列
構造を用いたネジ式電池蓋構造を示す断面図。 1・・・・・・地板、2・・・・・・電池、4・・・・
・・聴受、10・・・・・・六番車、11・・・・・・
五番車、12・・・・・・四番車、13・・・・・・三
番車、15・・・・・・電池蓋、16・・・・・・バヨ
ネット体、18・・・・・・胴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 電池をエネルギー源として電池蓋を有する電
    子時計、ロータ、六番車、五番車1.四番車、三番車、
    二番車で構成される減速輪列、前記減速輪列を軸承する
    地板と聴受、前記聴受は電池の近傍に配置した電子時計
    において、前記五番車、四番車、三番車は電池の近傍に
    配置し、且つ前記五番車、四番車、三番車の歯車が前記
    六番歯車よりも前記地板に近い位置に配置されるととも
    に、前記聴受の電池外周部に、前記電池蓋のネジ部もし
    くはバヨネット部を収納できる凹部を設けたことを特徴
    とする電子時計の輪列横置(2)前記電池の近傍に配置
    される五番車、三番車は歯車がほぼ同一高さに構成され
    たことを特徴とする実用新案登録請求範囲第1項記載の
    電子時計の輪列構造。
JP17061876U 1976-12-20 1976-12-20 電子時計の輪列構造 Expired JPS5817272Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17061876U JPS5817272Y2 (ja) 1976-12-20 1976-12-20 電子時計の輪列構造

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JP17061876U JPS5817272Y2 (ja) 1976-12-20 1976-12-20 電子時計の輪列構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5387178U JPS5387178U (ja) 1978-07-18
JPS5817272Y2 true JPS5817272Y2 (ja) 1983-04-07

Family

ID=28778162

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17061876U Expired JPS5817272Y2 (ja) 1976-12-20 1976-12-20 電子時計の輪列構造

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JP (1) JPS5817272Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003081346A1 (en) * 2002-03-27 2003-10-02 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece and electronic equipment

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003081346A1 (en) * 2002-03-27 2003-10-02 Seiko Epson Corporation Electronic timepiece and electronic equipment

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Publication number Publication date
JPS5387178U (ja) 1978-07-18

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