JPS58171897A - 電子装置におけるサブラツクの背面部の構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子装置を構成するサブラックの背面部の構造
に関する。

従来の電子装置におけるサブラック背面部の構造を第１
図（６）、■）１０によって説明する。

第１図（ト）は従来の電子装置の背面図、第１図（Ｂ）
は同側断面図、第１図（ｃ）はサブラック背面部の拡大
部分斜視図であシ、図において、１はラック、２はサブ
ラック、３は電源盤、４は操作盤、５はコネクタ盤、６
は外線端子板、７は線路および信号系の接続ケーブル、
８は電源系の接続ケーブルである。

そして上記サブラック２の背面部９にはサブラック２に
収容する図示しないユニットと対応するジャック１０お
よび電源盤３から接続ケーブル８によって電源の供給を
受けるだめの端子板１１が設けられている。

電源盤３の背面部１２には入出力用の端子板１３が設け
られ、同様にして操作盤４の背面部１４にも端子板１５
が設けられている。

コネクタ板５には本装置の図示しない端末装置との電気
的インターフェースを行なうコネクタ１６が設けられ、
このコネクタ１６は接続端子１７を有する。

外線端子板６は線路の入出力の窓口であシ、両面に端子
を有する端子台１８が設けられている。

この端子台１８の両面の端子の１方は外線側端子１９で
あって、図示しない外線の引込用でｓｂ、他方は内部配
線用の内線側端子２０である。

以上のような構成において、サブラック２の背面部９に
設けられたユニット用のジャック１０および端子板１１
に線路および信号系の接続ケーブル７と電源系の接続ケ
ーブル８を各々布線するためにはラック１に電子装置を
構成するユニット用のサブラック２、電源盤３、操作盤
４、コネクタ盤５、外線端子板６を順次組込み、固定し
た後、線路系はラック１上部の外線端子板６に設けた端
子台１８の内線側端子２０よシ、信号系はラック１下部
のコネクタ板５に設けたコネクタ１６の接ヤツク１０に
布線する。また、電源系はラック下部の電源搬３の背面
部１２に設けられた端子板１３より引込んだ接続ケーブ
ル８を端子板１１に布線する。

以上の布線をラック１に収容されているサブラック２の
数だけ行なって布線作業を完了する。

しかし、以上述べた電子装置におけるサブラック背面部
の構造は、背面部の部品としてはジャックおよび端子板
であり、サブラックのジャックと内部布線の対象となる
布線数の多いコネクタ板の端末装置用コネクタおよび外
線端子板の端子台はサブラックと分割され、各々サブラ
ックとは離れた個所に統合設置されている。さらにラッ
クにサブラックを組込んだ後でなければ布線できないた
めに次のような欠点を有していた。

まず、サブラックのジャックへの電気的インターフェー
ス系の内部布線は狭い空間のラック内で行なうために布
線作業が困難であシ、さらに外線端子板の端子台および
コネクタ板の端末装置用コネクタはサブラックとは分割
されていて各々サブラックとは離れた個所に統合して設
置されているために、サブラックのジャックへ布線を引
込むための布線の束は非常に太く、シかも長くなり、東
線工数および線材費が増大すると共に誤配線の原因とな
っていた。

また、シリーズ機種としてラック内へのサブラックの収
容数の増減に対しては外線端子板、コネクタ板および束
線の共用化ができず、機種対応の外線端子板、コネクタ
板および東線を必要とするため量産化の障害となってい
た。

さらに、東線の束が太くかつ長いために、東線の中間部
で断線などの事故が発生した場合に事故処理に多く０時
間が必要となシ、また布線距離が長いためにノイズを受
けやすい等の欠点がある。

本発明はこれらの欠点を解決することを目的とし、サブ
ラックの背面部にユニット用のジャックを設け、そのジ
ャックと電気的インターフェースを必要とする部品すべ
ての取付けができるパネルを上記ジャックに対向して配
置し、このパネルをサブラックに固定できるようにする
と共にサブラック単位でジャックと対応する部品の内部
布線がすべてできるようにしたことを特徴とする。

以下に本発明の実施例を図面に従って説明する。

第２図囚、　（Ｂ）　、　（Ｃ）は本発明の一実施例を
示し、第２図（４）は電子装置の背面図、第２図の）は
同側断面図、第２図（Ｃ）はサブラックの背面部の構成
を示す拡大部分斜視図であり、図において、′２１はラ
ック、２２はサブラック、２３は電源鑵、２４は操作盤
である。

上記サブラック２２は背面部２５にサブラック２２に収
容する図示しないユニットと対応するジャック２６を有
すると共にこのジャック２６と対向してパネル２７が配
置される。このパネル２７にはジャック２６と電気的イ
ンターフェースを必要とする線路用端子台２８、端末装
置用のインターフェースコネクタ２９および電源端子板
３０等の入出力部品のすべてを取付けることができる。

さらにこのパネル２７の四隅には取付穴３１が形成され
ておシ、サブラック２２の背面部２５の四隅に設けたポ
スト３２によって一定間隔を持って取付ねじ３３によっ
て取付けることができるようになっている。

３４は電源系の接続ケーブルであシ、上記電源盤２３よ
りサブラック２２の電源端子板３０に電源を供給するた
めのものである。

３５はサブラック２２のジャック２６と電気的インター
フェースをとる線路および信号系の接続ケーブルであり
、パネル２Ｔの線路用端子台２８の図示しない背面側端
子、端末装置用のインターフェースコネクタ２９０図示
しない背面側端子とジャック２６の内部布線をするもの
であシ、その長さはパネル２７が容易に回転できる程度
の余長を持つと共にサブラック２２の背面部２５に設け
られたポスト３２の長さＬで形成するサブラック２２の
背面部２５とパネル２Ｔの空間に収納できる程度の長さ
としである。

以上のような構成によると、サブラック２２の背面部２
５に設けられたユニット用のジャック２６に線路および
信号系の接続ケーブル３５の内部布線をするためには、
サブラック組立の段階でサブラック２２の背面部２５に
ユニット用のジャック２６を取付け、一方パネル２Ｔに
は線路用端子台２８および端末装置用のインターフェー
スコネクタ２９および電源端子板３０などの電気的イン
ターフェースを必要とする部品すべてを取付け、その後
線路および信号系の接続ケーブル３５で布線を行い、同
様にして電源系の内部布線も電源端子板３０の図示しな
い背面部端子からジャック２６に布線して布線作業を完
了する。

布線完了後パネル２７をサブラック２２の背面部２５に
設けられたポスト３２にねじ３３で固定してサブラック
の組立は完了する。

サブラックはラック２１に組込み後電源盤２３よシミ源
接続ケーブル３４をサブラック２２の背面部２５に設け
た電源端子板３０に引込んで布線を行なう。

この電源系の布線をラック２１に収容されるサブラック
２２の数だけ行なってすべての布線が完了する。

なお、上記実施例において、パネルをサブラックの背面
部に１枚設置したが、多層で構成することもでき、部品
収容数を更に増加させることができる。

また、第２図（Ｑにおいて、ポストとパネルの間の一端
にヒンジ金具を設けてポストおよびパネルに各々固定し
、パネルが回動できるようにするとサブラックの背面部
の保守、点検等の作業性が向上する。

以上説明した本発明によると、サブラック背面部のユニ
ット用のジャックと内部布線の対象となる布線本数の多
い線路用端子台、端末装置用のインターフェースコネク
タなどジャックとの電気的インターフェースを必要とす
る部品すべてがサブラック単位でサブラックの背面部と
対向して配置されたパネルに取付けられると共にパネル
はサブラックの背面部に固定されてサブラックと一体と
することができ、また、内部布線は電源盤から電源端子
板に引込む布線を除いたすべての内部布線がラックに組
込む前にサブラックの組立の段階で完了することができ
る。

よって、サブラックのジャックへの電気的インターフェ
ース系の内部布線はサブラックの組立の段階でできるた
めに布線作業の空間を十分に確保することができること
になシ、布線作業が容易となシ、また、サブラック単位
で布線が行なわれている冬めに東線本数は少なく、布線
距離も短がくなり、゛布線工数が減少すると共に誤配線
を減少させることができ、さらに東線の断線など東線に
関する事故に対してもサブラック単位の処理が可能であ
るために処理時間も短時間で済む利点を有し、布線距離
が短かくなったことにょシノイズを受けにくくなった利
点を有する。

さらに、シリーズ機種としてラック内のサブラック収容
数の増減に対してもサブラック単位で電気的インターフ
ェース部品すべてを背面部に有し、しかも内部布線がサ
ブラック内で完了しているために、同一サブラックの増
減だけで対応できることになシ、量産化が可能となるも
のであって電子装置一般に応用できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（５）は従来の電子装置の背面図、第１図の）は
同側断面図、第１図（Ｑはサブラックの背面部の構成を
示す拡大部分斜視図、第２図囚は本発明の一実施例を示
す電子装置の背面図、第２図ＣＢ）は同側断面図、第２
図Ｃ）はサブラックの背面部の構成を示す拡大部分斜視
図である。 ２１・・・ラック　２２・・・サブラック　２５・・・
サブラックの背面部　２６・・・ジャック　２７・・・
パネル２８・・・端子台　２９・・・インターフェース
コネクタ３０・・・電源端子盤 特許出願人　沖電気工業株式会社 代理人弁理士　金　　倉　　喬　　二 Ｊ！Ｈ囚 −４′ 場２− （Ａ）　　　　　　　（Ｂ） 甚 麺２− （Ｃ） 手続補正書（０釦 昭和５７年８月１１日 特許庁長官　若　杉　和　夫　殿 １゜事件の表示 昭和５７年特許願　第　０５３７４０　号２、発明の名
称　電子装置におけるサブラックの背面部の構造３、補
正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　　　東京都港区虎）門１丁目７番１２号名　称
　　（０２９）沖電気工業株式会社代表者　橋本南海男 ４、代　理　人 ５、補正命令の日付 ７、補正の内容 １、明細書第３頁第２０行〜第４頁第１行の「接線端子
」を「接続端子」と補正する。 ２、明細書第４頁第１行の「接線ケーブル」を「接続ケ
ーブル」と補正する。 ３、明細書第４頁第３行の「電源搬」を「電源盤」と補
正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ラック内に収納するサブラックの背面部にユニット
   用のジャックを設け、このジャックと電気的インターフ
   ェースを必要とする線路用端子台、端末装置用のインタ
   ーフェースコネクタおよび電源端子板等の入出力部品を
   取付けたパネルを上記サブラックの背面部に対向設置し
   てサブラック単位でジャックと対応する部品の内部布線
   を可能としたことを特徴とする電子装置におけるサブラ
   ックの背面部の構造。 ２　サブラックの背面部にパネルを多層にして設けたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電子装置に
   おけるサブラックの背面部の構造。 ３、サブラックの背面部にパネルをヒンジを介して取付
   けて回動可能にしたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の電子装置におけるサブラックの背面部の構造
   。