JPH079432Y2 - 通信機器構造 - Google Patents

通信機器構造

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Publication number
JPH079432Y2
JPH079432Y2 JP1988087584U JP8758488U JPH079432Y2 JP H079432 Y2 JPH079432 Y2 JP H079432Y2 JP 1988087584 U JP1988087584 U JP 1988087584U JP 8758488 U JP8758488 U JP 8758488U JP H079432 Y2 JPH079432 Y2 JP H079432Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
printed wiring
rack plate
communication device
external
Prior art date
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Application number
JP1988087584U
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English (en)
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JPH029487U (ja
Inventor
英明 児玉
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 −産業上の利用分野− 本考案は例えばボタン電話機の主装置等のような通信機
に関し、特に、内部に複数枚のプリント配線基板を多段
に配置する通信機器構造に関する。
−従来の技術− 従来、例えば第3図に示すようなボタン電話機の主装置
等のような通信機においては、必要に応じて取替えられ
るように筐体Aの内部に抜差自在な複数枚のプリント配
線基板Bを多段に組込む場合があるが、このような構造
の場合、筐体Aに引込まれる外線ケーブルCは、複数の
中継器D及び設置ケーブルEを用いて対応プリント配線
基板Bに組付けられた制御ユニットに接続される。即
ち、前記筐体Aの内部上下面並びにラック板Fの表面に
は上下方向に対向した複数対のガイドレールGが固定さ
れ、これらの各対のガイドレールG間には制御ユニット
を組付けられた複数枚のプリント配線基板Bが抜差自在
に保持される。そして、筐体Aの内部前面部には前記制
御ユニットごとに対応された複数の中継器Dを搭載され
た中継端子板Hが設置され、筐体Aの側面のケーブル引
込口Iから引込まれた外線ケーブルCは、これらの中継
器Dに接続される。また、各中継器Dに対しては先端に
接続コネクタJを有した設置ケーブルEがそれぞれ結合
され、各外線ケーブルCはこれらの中継器D及び設置ケ
ーブルEを介して各プリント配線基板Bの制御ユニット
に接続される。
−考案が解決しようとする課題− しかしながら、前述したような従来の筐体構造では、各
プリント配線基板Bごとの複数の外線ケーブルC及び中
継器Dを用いねばならないばかりか、配線工事にあたっ
ては、中継端子板Hに対して外線ケーブルCを、各中継
器Dに対して設置ケーブルEを図示のように配線処理す
る必要がある。このため、従来の筐体構造では、部品費
が割高となり、配線工事にも長時間を必要とするので、
工事時間が長くなり、配線工事費用の合理化を図ること
ができなかった。
本考案の目的は、以上の述べたような従来の通信機筐体
の問題に鑑み、部品点数を削減し、配線作業を迅速に行
なえる通信機器構造を得るにある。
−問題点を解決するための手段− この目的を達成するため、本考案は、通信機筐体の内部
に多列に配列される複数のプリント配線基板を収容し、
これらの各列のプリント配線基板の間にプリント配線基
板支持用の複数のガイドレールを表面に固定したラック
板を位置する通信機器において、前記ラック板は、前記
ガイドレールと同じ向きに一端を解放されかつ他端をガ
イドレールに対して直角な方向に解放された複数のケー
ブル通路を形成する複数の仕切り壁を備えた一対の樹脂
成形板で構成され、前記各ケーブル通路に外線ケーブル
を引込むことができる通信機器構造を提案するものであ
る。
−実施例− 以下、第1図及び第2図について本考案の実施例の詳細
を説明する。
図示実施例は本考案をボタン電話機の主装置に施した場
合の例であり、開放された前面を蓋1で塞ぐことのでき
る筐体2の内部には、それぞれに制御ユニットを組付け
られたプリント配線基板3が2段に内蔵される。即ち、
プリント配線基板3の天壁下面、底壁上面、ラック板4
の上面及び下面には、上下に対向した複数対のガイドレ
ール5A,5B,6A,6Bが固定され、これらの各対のガイドレ
ール5A,5B,6A,6B間には、左右方向に整列される複数の
プリント配線基板3が抜差自在に保持される。また、筐
体2の側面のケーブル引込口7からは図示を省略するボ
タン電話機及び外部電話回線から導かれた複数の外線ケ
ーブル8が筐体2の内部に引込まれることになる。
前記ラック板4は、第2図に拡大して示すように、上ラ
ック4A及び下ラック4Bとして上下に分割成形されるもの
で、前述した筐体2の内部側面の“L"形アングル9(仮
想線で示す)に固定ねじ10で取付けられる。つまり、こ
のラック板4の内部には、外線ケーブル8に対応された
複数の“く”の字状ケーブル通路11を内部に形成され、
これらのケーブル通路11は通路相互間を仕切る複数の仕
切壁12により隔絶される。いい換えると、これらのケー
ブル通路11の一端はラック板4の前面4aに開放され、同
ケーブル通路11の他端はラック板4の側面4bに開放され
るから、それぞれ内端部に接続コネクタ13を固定された
各外線ケーブル8は、対応するケーブル通路11に貫通さ
せることができる。なお、各仕切壁12の折曲り部にはケ
ーブル通路11の両端部に向って傾けられた案内面12aが
形成されるが、これらの案内面12aによりケーブル通路1
1の一端から差込まれた外線ケーブル8の先端部がケー
ブル通路11の他端に向って偏向されることになる。
図示実施例は、以上のような構造であるから、ラック板
4の内部に形成される対応ケーブル通路11を利用してプ
リント配線基板3に外線ケーブル8を直接に接続でき
る。即ち、筐体2のケーブル引込口7から筐体2の内部
に導入した外線ケーブル8の先端部をラック板4の側面
の対応ケーブル通路11に充分に挿入すると、その先端部
は対応したプリント配線基板3に臨むラック板4の前面
4aのケーブル通路11の他端に露出するので、同先端部に
接続コネクタ13を固定して同プリント配線基板3に接続
するだけで、第1図示のような整然とした配線状態とな
るから、特別に筐体2の内部で外線ケーブル8を配線処
理する必要なく、工事を完了できる。いい換えると、図
示構造では、中継器及び中継端子板、並びに、設置ケー
ブルを省略できるばかりでなく、筐体2の内部に導入さ
れた外線ケーブル8はラック板4のケーブル通路11に整
然と配線されるので、特別の結束処理等を行なわずと
も、配線作業を完了できる。
なお、プリント配線基板3と外線ケーブル8の接続の場
合、ラック板4の側面側から外線ケーブル8をケーブル
通路11の内部に導入する旨、述べたけれども、逆に、接
続コネクタ13を予め固定された外線ケーブル8をラック
板4の前面4a側からラック板4に挿入してもよく、ま
た、本考案は、ボタン電話機の主装置ばかりでなく、他
の通信機の筐体にも適用できるのは、改めて説明するま
でもない。
−考案の効果− 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、中継
器や設置ケーブルを省略できるばかりでなく、ラック板
の内部の対応ケーブル通路に外線ケーブルを通すだけ
で、対応プリント配線基板に外線ケーブルが対応され、
外線ケーブルは自ら整然とした状態に配線されるので、
特別の結束処理を行なわずとも、配線作業を終了できる
ため、配線作業の合理化により迅速な工事を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠いて示す本考案によるボタン電話機
主装置の斜視図、第2図は同主装置に用いるラック板の
要部拡大斜視図、第3図は従来のボタン電話機主装置の
斜視図である。 2……筐体、3……プリント配線基板、4……ラック
板、5A,5B,6A,6B……ガイドレール、8……外線ケーブ
ル、11……ケーブル通路、12……仕切壁、13……接続コ
ネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信機筐体の内部に多列に配列される複数
    のプリント配線基板を収容し、これらの各列のプリント
    配線基板の間にプリント配線基板支持用の複数のガイド
    レールを表面に固定したラック板を位置する通信機器に
    おいて、前記ラック板は、前記ガイドレールと同じ向き
    に一端を解放されかつ他端をガイドレールに対して直角
    な方向に解放された複数のケーブル通路を形成する複数
    の仕切り壁を備えた一対の樹脂成形板で構成され、前記
    各ケーブル通路に外線ケーブルを引込むことができるこ
    とを特徴とする通信機器構造。
JP1988087584U 1988-07-01 1988-07-01 通信機器構造 Expired - Lifetime JPH079432Y2 (ja)

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JP1988087584U JPH079432Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 通信機器構造

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JP1988087584U JPH079432Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 通信機器構造

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JPH029487U JPH029487U (ja) 1990-01-22
JPH079432Y2 true JPH079432Y2 (ja) 1995-03-06

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JPS5342081Y2 (ja) * 1974-08-31 1978-10-11
JPS599680U (ja) * 1982-07-12 1984-01-21 日本電気株式会社 配線集合システム装置

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