JPH062300Y2 - 通信装置用筺体 - Google Patents
通信装置用筺体Info
- Publication number
- JPH062300Y2 JPH062300Y2 JP4959488U JP4959488U JPH062300Y2 JP H062300 Y2 JPH062300 Y2 JP H062300Y2 JP 4959488 U JP4959488 U JP 4959488U JP 4959488 U JP4959488 U JP 4959488U JP H062300 Y2 JPH062300 Y2 JP H062300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- power distribution
- communication device
- housing
- switching power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通信装置用筐体に関する。
従来、多重変換装置搭載用筐体と回線切替用配電装置搭
載用筐体は分離され、設置局舎内においてはそれぞれ別
架列に配置し、その間を架上間ケーブルダクトを介して
互いに接続しており、これは主に中・大容量装置に適用
されていた。しかしこの配列では設置床面積が広く必要
であり、またケーブル接続工事工数が多くかかり、小容
量装置の場合には無駄なスペースと工数がかかり不向で
あった。
載用筐体は分離され、設置局舎内においてはそれぞれ別
架列に配置し、その間を架上間ケーブルダクトを介して
互いに接続しており、これは主に中・大容量装置に適用
されていた。しかしこの配列では設置床面積が広く必要
であり、またケーブル接続工事工数が多くかかり、小容
量装置の場合には無駄なスペースと工数がかかり不向で
あった。
そこで多重変換装置と回線切替用配電装置を同一架に混
載した従来例がある。第3図従来の通信装置用筐体の一
例を示す斜視図で、架枠33の背面部には上下に貫通す
るケーブルダクト34を設け、架枠33の前面部には中
段から上段に回線切替用配電装置35を実装し、下段に
は多重変換装置36を実装している。ケーブルダクト3
4には回線切替用配電装置35と多重変換装置36との
間の相互接続ケーブル37と、それぞれ外部装置等に接
続する局ケーブル38を通している。
載した従来例がある。第3図従来の通信装置用筐体の一
例を示す斜視図で、架枠33の背面部には上下に貫通す
るケーブルダクト34を設け、架枠33の前面部には中
段から上段に回線切替用配電装置35を実装し、下段に
は多重変換装置36を実装している。ケーブルダクト3
4には回線切替用配電装置35と多重変換装置36との
間の相互接続ケーブル37と、それぞれ外部装置等に接
続する局ケーブル38を通している。
上述した従来の通信装置用筐体においては、小型化され
た多重変換装置36を多数実装すると、1架当りの回線
容量が増えてケーブル量も増大するため、局ケーブル3
と相互接続ケーブル37を同一のケーブルダクド34を
介して導入する工事が困難となる。また、多重変換装置
36を増設する場合、ケーブルダクト34が背面部に設
けられているので、既設の回線切替用配電装置35の背
面に局ケーブル38を通すことになり、ケーブル導入工
事が非常に困難になるという欠点がある。
た多重変換装置36を多数実装すると、1架当りの回線
容量が増えてケーブル量も増大するため、局ケーブル3
と相互接続ケーブル37を同一のケーブルダクド34を
介して導入する工事が困難となる。また、多重変換装置
36を増設する場合、ケーブルダクト34が背面部に設
けられているので、既設の回線切替用配電装置35の背
面に局ケーブル38を通すことになり、ケーブル導入工
事が非常に困難になるという欠点がある。
本考案の目的は、多重変換装置の低次群側の局ケーブル
を導入するケーブルダクトを筐体背面部に設け、高次群
側の局ケーブルと多重変換装置相互間の接続ケーブル並
びに回線切替用配電装置と多重変換装置間の接続ケーブ
ル収容用のケーブルダクトを筐体側面部に設けることに
より、上記欠点を除去した通信装置用筐体を提供するこ
とにある。
を導入するケーブルダクトを筐体背面部に設け、高次群
側の局ケーブルと多重変換装置相互間の接続ケーブル並
びに回線切替用配電装置と多重変換装置間の接続ケーブ
ル収容用のケーブルダクトを筐体側面部に設けることに
より、上記欠点を除去した通信装置用筐体を提供するこ
とにある。
本考案の通信装置用筐体は、多重変換装置等の電子機器
装置および回線切替用配電装置を実装する通信装置用筐
体において、互いに並行に取り付けられる左,右サイド
カバーと、この左,右サイドカバーの間に実装されケー
ブルダクト部と装置実装部を縦に分離するセンタプレー
トとを備え、前記筐体の上半部に前記回線切替用配電装
置を実装し下半部に前記電子機器装置を実装することを
特徴とする。
装置および回線切替用配電装置を実装する通信装置用筐
体において、互いに並行に取り付けられる左,右サイド
カバーと、この左,右サイドカバーの間に実装されケー
ブルダクト部と装置実装部を縦に分離するセンタプレー
トとを備え、前記筐体の上半部に前記回線切替用配電装
置を実装し下半部に前記電子機器装置を実装することを
特徴とする。
次に、本考案について第1図,第2図を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の通信装置用筐体の一実施例を示す斜視
図であり、フロントカバー11,12を開いた状態を示
している。第1図において、本実施例では、左サイドカ
バー1,右サイドカバー2,センタプレート3,メイン
フレーム4を互いにトップフレーム5とボトムフレーム
6に嵌合して架枠を構成している。右サイドカバー2と
センタプレート3によりサイドケーブルダクト8を形成
し、架枠の上半部には複数の回路切替用配電装置9を取
り付ける。各回路切替用配電装置9は左右に端子板10
を有し、各端子板10は絶縁体にU字形の端子群を植設
したものであり、各端子板10とメインフレーム4との
間に背面ケーブルダクト13が形成される。局ケーブル
26並びに回線切替用配電装置9の端子板10から来る
接続ケーブル27と各多重変換装置31間の装置間接続
ケーブル28はサイドケーブルダクト8を通りターミナ
ルコネクタ29に接続される。
図であり、フロントカバー11,12を開いた状態を示
している。第1図において、本実施例では、左サイドカ
バー1,右サイドカバー2,センタプレート3,メイン
フレーム4を互いにトップフレーム5とボトムフレーム
6に嵌合して架枠を構成している。右サイドカバー2と
センタプレート3によりサイドケーブルダクト8を形成
し、架枠の上半部には複数の回路切替用配電装置9を取
り付ける。各回路切替用配電装置9は左右に端子板10
を有し、各端子板10は絶縁体にU字形の端子群を植設
したものであり、各端子板10とメインフレーム4との
間に背面ケーブルダクト13が形成される。局ケーブル
26並びに回線切替用配電装置9の端子板10から来る
接続ケーブル27と各多重変換装置31間の装置間接続
ケーブル28はサイドケーブルダクト8を通りターミナ
ルコネクタ29に接続される。
次に第2図は第1図における多重変換装置の組立詳細を
説明するための部分破断斜視図であり、電子部品を搭載
したユニット14を互いに接続するバックボードプリン
ト基板15をメインフレーム4にねじ16を用いて固定
し、その後ユニット14を実装する為のガイド17を左
サイドカバー1の切欠部18とセンタプレート3の切欠
部19にガイド17の挿入部20を合わせ、メインフレ
ーム4のガイド穴21にガイド17のガイドピン22を
挿入して固定する。ガイド17の抜け止めはガイド17
の後方に設けられたばね部23の凸部24がメインフレ
ーム4の凹部25に係合することで確実に実行される。
説明するための部分破断斜視図であり、電子部品を搭載
したユニット14を互いに接続するバックボードプリン
ト基板15をメインフレーム4にねじ16を用いて固定
し、その後ユニット14を実装する為のガイド17を左
サイドカバー1の切欠部18とセンタプレート3の切欠
部19にガイド17の挿入部20を合わせ、メインフレ
ーム4のガイド穴21にガイド17のガイドピン22を
挿入して固定する。ガイド17の抜け止めはガイド17
の後方に設けられたばね部23の凸部24がメインフレ
ーム4の凹部25に係合することで確実に実行される。
第1図において、多重化前信号ケーブル32は背面ケー
ブルダクト13を通り左側の端子板10に接続され、右
側の端子板10にジャンパ線30によって接続された
後、接続ケーブル27に介して多重変換装置31のター
ミナルネクタ29に配線される。従って信号はバックボ
ードプリント基板15を介して各ユニット14に伝えら
れる。
ブルダクト13を通り左側の端子板10に接続され、右
側の端子板10にジャンパ線30によって接続された
後、接続ケーブル27に介して多重変換装置31のター
ミナルネクタ29に配線される。従って信号はバックボ
ードプリント基板15を介して各ユニット14に伝えら
れる。
以上説明したように本考案は、ケーブルダクトを同一筐
体の側面部と背面部にセンタプレートによって分離して
設け、かつ背面ケーブルダクトに多重化信号ケーブルを
通し、他のケーブルをサイドケーブルダクトを通すこと
により、多重変換装置等の電気機器装置の増設時のケー
ブル導入が容易になり、予め各電子機器装置の接続と、
回路切替用配電装置9との間の接続を工場内で行うこと
が可能となるので、現地での配線工事工数が大幅に削減
できるばかりでなく、設置フロアスペースを少なくでき
る効果がある。さらに、回路切替え作業も電気機器装置
と同一の場所で容易に行うことができ、工事工数の低減
の効果は大きい。
体の側面部と背面部にセンタプレートによって分離して
設け、かつ背面ケーブルダクトに多重化信号ケーブルを
通し、他のケーブルをサイドケーブルダクトを通すこと
により、多重変換装置等の電気機器装置の増設時のケー
ブル導入が容易になり、予め各電子機器装置の接続と、
回路切替用配電装置9との間の接続を工場内で行うこと
が可能となるので、現地での配線工事工数が大幅に削減
できるばかりでなく、設置フロアスペースを少なくでき
る効果がある。さらに、回路切替え作業も電気機器装置
と同一の場所で容易に行うことができ、工事工数の低減
の効果は大きい。
第1図は本考案の通信装置用筐体の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図における多重変換装置の組立詳細を
説明するための部分破断斜視図、第3図は従来の通信装
置用筐体の一例を示す斜視図である。 1…左サイドカバー、2…右サイドカバー、3…センタ
プレート、4…メインフレーム、5…トップフレーム、
6…ボトムフレーム、8…サイドケーブルダクト、9…
回線切替用配電装置、10…端子板、11,12…フロ
ントカバー、13…背面ケーブルダクト、14…ユニッ
ト、15…バックボードプリント基板、26…局ケーブ
ル、27…接続ケーブル、28…装置間接続ケーブル、
29…ターミナルコネクタ、30…ジャンパ線、31…
多重変換装置、32…多重化前信号ケーブル。
図、第2図は第1図における多重変換装置の組立詳細を
説明するための部分破断斜視図、第3図は従来の通信装
置用筐体の一例を示す斜視図である。 1…左サイドカバー、2…右サイドカバー、3…センタ
プレート、4…メインフレーム、5…トップフレーム、
6…ボトムフレーム、8…サイドケーブルダクト、9…
回線切替用配電装置、10…端子板、11,12…フロ
ントカバー、13…背面ケーブルダクト、14…ユニッ
ト、15…バックボードプリント基板、26…局ケーブ
ル、27…接続ケーブル、28…装置間接続ケーブル、
29…ターミナルコネクタ、30…ジャンパ線、31…
多重変換装置、32…多重化前信号ケーブル。
Claims (1)
- 【請求項1】多重変換装置等の電子機器装置および回線
切替用配電装置を実装する通信装置用筐体において、互
いに平行に取り付られる左,右サイドカバーと、この
左,右サイドカバーの間に実装されケーブルダクト部と
装置実装部を縦に分離するセンタプレートとを備え、前
記筐体の上半部に前記回線切替用配電装置を実装し下半
部に前記電子機器装置を実装することを特徴とする通信
装置用筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4959488U JPH062300Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 通信装置用筺体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4959488U JPH062300Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 通信装置用筺体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01160881U JPH01160881U (ja) | 1989-11-08 |
JPH062300Y2 true JPH062300Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31275684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4959488U Expired - Lifetime JPH062300Y2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 通信装置用筺体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062300Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0713263Y2 (ja) * | 1990-07-24 | 1995-03-29 | 岳英 山下 | モデム収納庫 |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP4959488U patent/JPH062300Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01160881U (ja) | 1989-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2240905A1 (en) | Power distribution center | |
EP0909122A3 (de) | Elektronisches Gerät | |
JPH062300Y2 (ja) | 通信装置用筺体 | |
US5578792A (en) | Interconnection arrangement for electrical equipment enclosures | |
MXPA03007863A (es) | Sistema de distribucion de senales reconfigurable. | |
JPS6089077A (ja) | 介挿接続子による配線システム | |
US4928208A (en) | Housing and connection device for electronic modules | |
JP4564637B2 (ja) | 埋め込み形分電盤と縦型分電盤ユニット | |
JPH0317550Y2 (ja) | ||
EP0310626B1 (en) | Flat cable transmission system | |
CN214626324U (zh) | 一种防雷分线柜 | |
CN219716794U (zh) | 保险丝盒总成 | |
US5430251A (en) | Installation system | |
RU2108693C1 (ru) | Шкаф радиоэлектронной аппаратуры | |
CN112636298A (zh) | 一种防雷分线柜 | |
JPS5843830Y2 (ja) | 電子・通信機器装置 | |
JPS6221031Y2 (ja) | ||
EP1113544B1 (en) | An electrical distributor board | |
JPS6345786Y2 (ja) | ||
JPH0520077Y2 (ja) | ||
SU1249721A1 (ru) | Радиоэлектронный прибор | |
JP3210707B2 (ja) | 配線装置 | |
JPS61120496A (ja) | 電子機器の出力タ−ミナル装置 | |
JP2571555Y2 (ja) | コンセントユニット | |
JP2888861B2 (ja) | 配線盤フレーム |