JPS58162285A - 焼酎の製造方法 - Google Patents
焼酎の製造方法Info
- Publication number
- JPS58162285A JPS58162285A JP57043970A JP4397082A JPS58162285A JP S58162285 A JPS58162285 A JP S58162285A JP 57043970 A JP57043970 A JP 57043970A JP 4397082 A JP4397082 A JP 4397082A JP S58162285 A JPS58162285 A JP S58162285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shochu
- rice
- malt
- distilled
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は焼酎の製造方法に係り、特に芳香豊かな乙類焼
酎を製造する方法に関するものである。
酎を製造する方法に関するものである。
従来の乙類焼酎の製造方法について説明すると、主原料
としては米、甘藷、蕎麦、麦、馬鈴薯等が用いられ、例
えば甘藷を用いた場合には、生せ藷を選別、水洗後腐敷
部及び両端部を除去し、適度の大きさに破砕して蒸釜に
入れ1〜1.5時間蒸し、ついでロール型潰砕機で潰砕
し、放冷後再び漬砕機にかけたものを仕込みに供する。
としては米、甘藷、蕎麦、麦、馬鈴薯等が用いられ、例
えば甘藷を用いた場合には、生せ藷を選別、水洗後腐敷
部及び両端部を除去し、適度の大きさに破砕して蒸釜に
入れ1〜1.5時間蒸し、ついでロール型潰砕機で潰砕
し、放冷後再び漬砕機にかけたものを仕込みに供する。
一方では米等を用いて焼耐麹が作られる。すなわち、米
を洗米機で洗った後水切りをし、その後蒸し釜において
約一時間蒸して蒸し米とする。そして、この蒸し米を4
0℃にまで放冷し、対原料0.1%の種麹をまぜ、麹室
内に堆積し布で覆って保温する。品温40〜43℃に上
昇したところで1.5kgずつ麹蓋を盛り棚に重ねる。
を洗米機で洗った後水切りをし、その後蒸し釜において
約一時間蒸して蒸し米とする。そして、この蒸し米を4
0℃にまで放冷し、対原料0.1%の種麹をまぜ、麹室
内に堆積し布で覆って保温する。品温40〜43℃に上
昇したところで1.5kgずつ麹蓋を盛り棚に重ねる。
以後品温か40℃前後を保つように3〜4時間ごとに手
入れを行ない、引込み後43〜44時間で出麹となる。
入れを行ない、引込み後43〜44時間で出麹となる。
次いで、仕込みの工程に入る。二段仕込みの場合には、
−次醪は麹と水、二次掛は醪は甘藷と水で行なう。−次
仕込みに種もろみを加え、仕込温度25℃程度で熟成−
次醪を少量加えて熟成させる。このように、して得られ
た一次醪に蒸し甘藷と水を加え20〜25℃で二次仕込
を行なう。品温が30℃をこえないよう調節し、10〜
15日で熟成しアルコール分14〜15チ、酸度6 m
l程度となる。このようにして発酵の終った二次醪は単
式蒸留機にて蒸留する。蒸留方法は直接加熱による場合
或は間接加熱、直接間接の併用加熱の場合等もある。こ
うして得られた焼酎の原酒は、原料によって異なるが通
常6ケ月以上の貯蔵を行なった後割水をして規定の度数
とし、その後ビン詰にされて製品となる。
−次醪は麹と水、二次掛は醪は甘藷と水で行なう。−次
仕込みに種もろみを加え、仕込温度25℃程度で熟成−
次醪を少量加えて熟成させる。このように、して得られ
た一次醪に蒸し甘藷と水を加え20〜25℃で二次仕込
を行なう。品温が30℃をこえないよう調節し、10〜
15日で熟成しアルコール分14〜15チ、酸度6 m
l程度となる。このようにして発酵の終った二次醪は単
式蒸留機にて蒸留する。蒸留方法は直接加熱による場合
或は間接加熱、直接間接の併用加熱の場合等もある。こ
うして得られた焼酎の原酒は、原料によって異なるが通
常6ケ月以上の貯蔵を行なった後割水をして規定の度数
とし、その後ビン詰にされて製品となる。
上述の如き製法によって製造される乙類の焼酎は、原料
或は蒸留法の相違等によって異なる味・香りを有してい
る。本発明の発明者はこのような従来の焼酎にはないウ
ィスキーの芳香を有する焼酎を簡易な工程によって得ん
としたものであって、米麹だけを用いた全体仕込みを行
なった後単式蒸留機で蒸留して焼酎の原酒を得、この生
成された原酒をウィスキーモルトの貯蔵熟成に使用した
後の樫樽に貯蔵し、しかる後調合することにより焼酎を
製造する製造方法を提供するものである。
或は蒸留法の相違等によって異なる味・香りを有してい
る。本発明の発明者はこのような従来の焼酎にはないウ
ィスキーの芳香を有する焼酎を簡易な工程によって得ん
としたものであって、米麹だけを用いた全体仕込みを行
なった後単式蒸留機で蒸留して焼酎の原酒を得、この生
成された原酒をウィスキーモルトの貯蔵熟成に使用した
後の樫樽に貯蔵し、しかる後調合することにより焼酎を
製造する製造方法を提供するものである。
以下、図示実施例に基づいて本発明を説明する。
図は本発明の一実施例に係る焼酎の製造方法の工程を示
す説明図である。図において(1)は洗米機であり、こ
の洗米機(1)で洗浄された米は浸漬槽(2)で浸漬さ
れた後、蒸し釜(3)に送られて蒸し米とされる。次い
で、この蒸し米は放冷(4)の後、−室(5)内で種麹
(6)が散布されて従来と同様の米麹が生成される。尚
、種麹(6)は主として黒麹を使用する。そして、本実
施方法においては、以上の如く生成された米麹だけを用
いて、仕込槽(7)において全体の一回仕込みを行なう
。その後、従来の製法と同様の単式蒸留機(8)を用い
て間接加熱蒸留を行なうことにより焼酎の原酒を得る。
す説明図である。図において(1)は洗米機であり、こ
の洗米機(1)で洗浄された米は浸漬槽(2)で浸漬さ
れた後、蒸し釜(3)に送られて蒸し米とされる。次い
で、この蒸し米は放冷(4)の後、−室(5)内で種麹
(6)が散布されて従来と同様の米麹が生成される。尚
、種麹(6)は主として黒麹を使用する。そして、本実
施方法においては、以上の如く生成された米麹だけを用
いて、仕込槽(7)において全体の一回仕込みを行なう
。その後、従来の製法と同様の単式蒸留機(8)を用い
て間接加熱蒸留を行なうことにより焼酎の原酒を得る。
尚、(9)は凝縮冷却器である。このようにして得られ
た原酒は濾過された後タンク(10)に貯蔵される。し
かる後にこの原酒は樫製の樽(1])に再度貯蔵される
。この樫樽(11)が本発明の特徴とするところであり
、ウィスキーモルトを貯蔵し熟成させるのに使用した後
の樫樽を使用し、その貯蔵期間は3ケ月以上とすること
が重重しい。ウィスキーモルトを貯蔵してウィスキーの
芳香の浸み込んだ樫樽(11)に焼酎原酒を長期間貯蔵
することによりウィスキーの芳香を移すことができ、従
来の焼酎にない香りのよい製品を得ることができる。又
、長期間樫樽01)に貯蔵された原酒は焼酎乙類として
は色度が濃いので、法定色度迄薄めろ為に割水及び一般
の乙類焼酎を加えて調合を行なって最終的な製品とされ
る。
た原酒は濾過された後タンク(10)に貯蔵される。し
かる後にこの原酒は樫製の樽(1])に再度貯蔵される
。この樫樽(11)が本発明の特徴とするところであり
、ウィスキーモルトを貯蔵し熟成させるのに使用した後
の樫樽を使用し、その貯蔵期間は3ケ月以上とすること
が重重しい。ウィスキーモルトを貯蔵してウィスキーの
芳香の浸み込んだ樫樽(11)に焼酎原酒を長期間貯蔵
することによりウィスキーの芳香を移すことができ、従
来の焼酎にない香りのよい製品を得ることができる。又
、長期間樫樽01)に貯蔵された原酒は焼酎乙類として
は色度が濃いので、法定色度迄薄めろ為に割水及び一般
の乙類焼酎を加えて調合を行なって最終的な製品とされ
る。
以上述べたように、本発明方法によれば、従来の焼酎に
はないウィスキーの芳香を有する焼酎を極めて簡易な工
程で得ることができる。
はないウィスキーの芳香を有する焼酎を極めて簡易な工
程で得ることができる。
図は本発明の一実施例に係る焼酎の製造方法の工程を示
す説明図である。 (4)・・蒸し米 (5)・・麹室(7)・・仕
込槽 (8)・・単式蒸留機(11)・・樫樽 特許出願人 神 村 盛 也 代理人 弁理士 山 崎 宗 秋 同 相 川 守 5−
す説明図である。 (4)・・蒸し米 (5)・・麹室(7)・・仕
込槽 (8)・・単式蒸留機(11)・・樫樽 特許出願人 神 村 盛 也 代理人 弁理士 山 崎 宗 秋 同 相 川 守 5−
Claims (1)
- 放冷しだ蒸し米に麹菌を散布して米裡を生成し、キーモ
ルトの貯蔵熟成に使用した後の樫樽に貯蔵し、しかる後
にブレンドをすることを特徴とする焼酎の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57043970A JPS58162285A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 焼酎の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57043970A JPS58162285A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 焼酎の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162285A true JPS58162285A (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=12678560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57043970A Pending JPS58162285A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 焼酎の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58162285A (ja) |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP57043970A patent/JPS58162285A/ja active Pending
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