JPS58162270A - 海苔熟成促進方法 - Google Patents

海苔熟成促進方法

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JPS58162270A
JPS58162270A JP58034107A JP3410783A JPS58162270A JP S58162270 A JPS58162270 A JP S58162270A JP 58034107 A JP58034107 A JP 58034107A JP 3410783 A JP3410783 A JP 3410783A JP S58162270 A JPS58162270 A JP S58162270A
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JP
Japan
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laver
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seaweed
water
ripening
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JP58034107A
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JPS606189B2 (ja
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Takeo Furuta
古田 武雄
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FURUTA DENKI KK
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FURUTA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海苔熟成促進方法に関するものである。
従来散見される海苔熟成方法は、原料タンクへ供給した
海苔原料を洗滌様に攪拌して熟成処理しており、また、
装置的には、外槽に水の出入自在な内槽を配役固定し、
該内槽に海苔原料の攪拌翼付き回転軸を軸受支持し、熟
成海苔を内槽底部の給送口から排出すべく構成している
。従って、海苔原料を前工程から含水状態の侭内槽へ供
給し、その上で必要に応じて加水したり、或いは、前工
程で一旦脱水処理した海苔原料全内槽へ供給し、必要に
応じて加水し、共に洗滌様に攪拌処理することで、硬い
海苔質の海苔原料の熟成効を達成し得るようにしている
。ところが、斯る従来法の場合には、単なる機械的な攪
拌手段により熟成処理を企図するにすぎず、その為、短
時間での充分な海苔熟成効を期し難く、海苔質の硬さ如
何によってはその攪拌処理に多くの時間金製し、応々に
して不充分な熟成状況で次の後処理工程へ給送されてい
る。殊に、熟成不充分な海苔の乾燥時には、その海苔小
片が反り状に縮み乾燥され、ひいては乾燥海苔に亀裂や
孔明きの如き乾燥破損′ft惹起せしめることと組成る
ものであった。反面、海苔の熟成を長期間で達成せんと
すれば、海苔製造処理の工程全体の流れ全明害せしめる
ため、斯る従来機を2又は6機連設することで対処する
要が存し、その為、必要以上の設置スベーヌを別途確保
しなければならず、また、設備コストの上昇をも招来す
るものであった。
本発明は、斯様な前記諸点に加うるに、海苔製造作業が
外気温や水温の低い時節に行なわれ、これが充分な海苔
熟成効を期し得ない要因ともなることに着眼して発明し
たもので、原料タンクへ供給した海苔原料を洗滌様に攪
拌して熟成処理する際に、当該海苔原料を加温処理せし
め、これにて硬い海苔質の海苔原料に対する円滑迅速な
海苔熟成効の促進に有用に対処せんとしたものである。
本発明の実施例全添付図面に従って説明するに、(1)
は移動自在にフレーム構成した機枠、(2)は上部を開
口し槽底部(8)を閉成した方形状の外槽であって、機
枠(1)上に設置固定している。(4)は外槽(2)内
に配設固定した円筒状の内槽であって、その胴部(4a
)k多孔状、網目状等となして外槽(2)と内槽(4)
間の水の出入を自在としている。(5)は内槽(4)の
中心部に立設した管状の回転軸であって、その上端部全
開口し下端部を閉成して軸受支持している。(6)は回
転軸(5)の上端軸受部であって、内槽(4)の上縁部
に差し渡した支持フレーム(6a)に固定支持している
。(γ)は回転軸(5)の下端軸受部であって、内槽(
4)の槽底部(8)の下面に固定支持している。
(8)は回転軸(6)に突設固定した細管状の攪拌翼で
あって、該攪拌翼(8)の管路(a)と回転軸(5)の
管路(b)側壁に穿設した通孔(5a)とを連通自在と
している。
(8a)は攪拌翼(8)の下面側に穿設した小径の通孔
でありて、内槽(4)内へ圧送空気又は圧送水を噴出自
在としている。(9)は内槽(4)底部の回転軸(5)
に固定した海苔原料(x)の攪拌送出用回転翼、(10
)は回転軸(5)上端の給気又は給水口(5b)と接続
する給気又は給水管であって、その他端を機枠(1)内
又は機枠(1)の側壁、或いは適所に設置した給気プロ
アα1)又は給水ポンプの吐出口(11a)と連結して
いる。
(歳は内槽(4)の上縁部に環状又は十文字状等に固定
支持した上部散水管であって、その内側下面に小径の通
孔(12a)を穿設している。αB)は散水管叫の給水
口(12b)と接続して給水管であって、バルブ(13
a)にて給水を制御する。04)は外41!1(2)側
の槽底部(8)の角部に立設した水位調節管であって、
上端を開口した越流口r14a)とし、下端を外槽(2
)槽底部(8)の排水口(15)に挿通支持し、海苔質
との関係で(15a)は排水口(至))に接続した排水
管、(15b)は排水用バルブである。α6)は減速機
であって、その出力軸に固定したスプロケッ)(16a
)と回転軸(5)の下端軸に固定したスプロケット(5
C)との間にチェーン(16b) e掛架支持している
。(17)は回転軸(5)の回転駆動モータであって、
その回転軸に固定したスプロケッ) (17a)と減速
機α6)の入力軸に固定したスプロケット(16c)と
の間にチェーン(17b)全掛架支持している。(ホ)
は内槽(4)の槽底部(8)にホッパ状に開口した給送
口であって、そのホッパ壁面に注水口(18a) f設
けている。α0)は給送口(至))直下に接続した注水
筒であって、その外周壁の複数箇所に注水口(19a)
を設けている。(社)は注水筒α鋳に吸込口側を接続し
た海苔原料伏)の給送ポンプであって、その吐出側(2
0a)に次工程への給送管(21)を連結支持している
。(4)は給送口(+8)部分の注水口(18a)と注
水筒α9)部分の注水口(19a)に接続した給水管で
あって、パルプ(22a)にて給水を制御する。
而して、前記海苔熟成機を、第2図に示す如く、採取し
た海苔原藻の切断洗滌装置例と基台(24a)上部に支
持固定した脱水装置−との間に介設する。
先ず、切断洗滌装置例において切断洗滌処理し水(y)
との混合物である海苔原料(x)’e、給送ポンプ(財
)の吸引給送力によって給送管(転))を経て内槽(4
)へ給送する。斯様な海苔原料(x)が内槽(4)へ一
定量貯溜された段階、具体的には水位調節管0薊上端の
越流口r14a)位まで海苔原料(x)からの水(y)
が内槽(4)から泌み出る程度か、或いは泌み出る量が
少ない場合には、パルプ(22a)e開成して給送目明
)から水を注水せしめる。次いで、モータロカラ駆動せ
しめて回転軸(5)全連続的又は間欠的に回転し、内槽
(4)内の海苔原料(x)を攪拌すると共に、給気プロ
ア(11)又は給水ポンプ全駆動せしめてその圧送空気
又は圧送水全攪拌@ (8)の通孔(8a)から噴出せ
しめる。
その上、パルプ(1+a)’r開閉成して散水管(12
)の通孔(12a)から水を連続的又は間欠的に散水せ
しめる。すると、海苔原料(父は洗滌様の攪拌処理によ
って熟成されるのみならず、通孔(8a)からの圧送空
気又は圧送水が内槽(4)の海苔原料(x)の隅々まで
効果的に行き渡り、これにより海苔原料(第の熟成を著
しく促進する。しかも、散水管(旧の通孔(12a)か
らの散水により、清水が海苔原料(X)の攪拌に伴なっ
て下方へ泌み込み乍ら、海苔原料(第内の水(Y)’に
内槽(4)の胴部(4a)から外槽(2)側へ泌み出し
、水位調節管0揚の越流口(14a)から排出される。
斯様な上方からの散水によっても内槽(4)内の水が入
れ代り立ち代りして攪拌処理がなされるので、轟該熟成
効を一層促進せしめる。
前記の場合、海苔製造作業が、外気温や水温の低い時節
に行なわれることから、給気プロアC11)によって給
送される圧送空気又は給水ポンプによって給水される圧
送水金、別途ヒータ装置によって所要の温度まで加温し
、当該温水又は加温空気を加温媒体として海苔原料(m
lヲ加温処理せしめたり、或いは、給水管(抽、(ロ)
を給送される清水を別途ヒータ装置によって所要の温度
まで加温し、これにても海苔原料を加温処理すれば、硬
い海苔質の海苔原料に対する海苔熟成効の一層の促進に
有用である。
のいずれかと交換することにより、海苔質の硬さ具合の
如何による水位調節が容易に行ない得る。
前記の如く熟成された海苔原料(x)は、後処理工程で
ある脱水装置(ハ)又は調合機(図示せず)からの指令
に応動する給送ポンプ(20)の駆動によって給送口(
18)から吸引給送される。即ち、給送ポンプ(20)
の吸引給送力と回転翼(9)の回転によって、熟成海苔
は次工程である脱水装置に)へ給送されて脱水処理に供
される。この給送に際して、パルプ(22a)が開成し
て注水筒09)と給送口((8)への注水が行なわれ、
給送口(18)からの海苔原料(x)の円滑な移送に対
処している。これにより、内槽(4)の海苔原料(x)
が−足置以下に減少すると、それを検知して給送ポンプ
両全応動させ新たな海苔原料(x)?補充し、前記と同
様な作用を繰り返す。
第3図は、海苔熟成機の第2実施例であって、回転軸(
5)の管路(b)側壁に通孔(5a)を、また、内槽(
4)の外周部に設けた給気又は給水管叫に通孔60a)
を、また、槽ノ底部(8)の噴気又は噴水室(ロ)に通
孔(27a) k夫々形成している。斯様な構成を1又
は2以上組合せ構成した上で、前記第1実施例と同様に
給気プロアによって給送される圧送空気又は給水ポンプ
によって給水される圧送水を、別途ヒータ装置によって
所要の温度まで加温し、当該温水又は加温空気によって
海苔原料代)を加温処理せしめ友り、或いは、給水管を
給送される清水を別途ヒータ装置によって所要の温度ま
で加温すれば、海苔熟成効の一層の促進に有用である。
本発明は、前記の如く原料タンクへ供給した海苔原料を
洗滌様に攪拌して熟成処理する海苔熟成方法において、
前記海苔原料を加温処理するように構成した海苔熟成促
進方法としたので、海苔質の硬さ度合の如何を間はず、
比較的短時間での海苔熟成効を達成し、処理能力の開力
や作業能率の増進のみならず、海苔奥品の品質の向上に
寄与する等の諸効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一部切欠した縦断面図、第2図は使用状態を
示す概要図、第3図は第2実施例を示す要部縦断面図で
ある。 符   号   表 (1)機  枠  (2)外  槽 (8)槽 底 部  (4)内  槽 (5)回 転 軸  (6)、(11)潤受部(8)攪
  拌  翼     (9)回  転  翼((支)
散 水 管  (1B)、X給水管0劫水位調節管  
 μs)排 水 口1 帥)給  送  口      0呻 注  水  筐
(転)、(至)給送ポンプ     +ml、 (26
1給 送 管間切断洗滌装置    (財)脱水装置(
切 噴気又は噴水室 (幻海苔原料  (y)  水 出願人  フμり電機株式会社 2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原料タンクへ供給した海苔原料を洗滌様に攪拌し
    て熟成処理する海苔熟成方法において、前記海苔原料を
    加温処理するように構成したことを特徴とする海苔熟成
    促進方法。
  2. (2)海苔原料の加温媒体を、温水又は加温空気とする
    特許請求の範囲第1項に記載の海苔熟成促進方法。
  3. (3)加温媒体である温水又は加温空気が、原料タンク
    に噴出するようにした特許請求の範囲第2項に記載の海
    苔熟成促進方法。
  4. (4)水又は空気を、ヒーター装置で加温するようにし
    た特許請求の範囲第1項、第2項又は第6項に記載の海
    苔熟成促進方法。
JP58034107A 1983-03-02 1983-03-02 海苔熟成促進方法 Expired JPS606189B2 (ja)

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