JPS58160107A - 単結晶の切断方法 - Google Patents

単結晶の切断方法

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Publication number
JPS58160107A
JPS58160107A JP4342182A JP4342182A JPS58160107A JP S58160107 A JPS58160107 A JP S58160107A JP 4342182 A JP4342182 A JP 4342182A JP 4342182 A JP4342182 A JP 4342182A JP S58160107 A JPS58160107 A JP S58160107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
cutting
reinforcing material
cut
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP4342182A
Other languages
English (en)
Inventor
阪口 新
吉田 紀史
雅章 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP4342182A priority Critical patent/JPS58160107A/ja
Publication of JPS58160107A publication Critical patent/JPS58160107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単結晶の切断方法、特にはガリウム・ガーネッ
ト、19−クムタンタレートなどの単結晶棒をクエへ−
に加工するための切断方法に関するものである。
ガリウム・ガーネット、例えばガドリニウム・ガリウム
・ガーネットc以下GGGと略記する)、リチウムタン
タレート〇へ下LiTa0.と略記する)などのような
単結晶棒の切断加工については、これらがV9コン単結
晶にくらべて硬く、かつもろいというから、すでに多槽
の方法が提案されている。すなわち、とのaaa単結晶
棒の切断については、例えば円柱状の単結晶棒なその円
柱軸を一定の結晶方位で回転させつつ内刃式のダイヤモ
ンドカッターで切断するという方法が提案されている(
米国特許@4,084,354号参照)が、この場合に
は切断された円板の周囲にチッピングが生じ易いという
不利がある。また、このL I T a Os単結晶棒
の切断については、それがある結晶方位においてクラッ
クの発生が多いということから、その切断をY軸からあ
る整定範囲に傾けた方向から行なうという方法が特開昭
!$3−646911゜特開昭55−61417、特開
1855−86211などで提案されているが、これに
は切断すべき単結晶棒な特定の方向に取付ける必要があ
るため、その作業が複雑になるほか、特別の割出し装置
が必要になるという不利があり、これについてはさらに
その結晶表面を0.1〜0.5−の厚さにサンドペーパ
ーなどでみがち取っておく方法、結晶の一部をすり落し
ておく方法なども特開昭53−64700、特開昭53
−45187として提搦されているが、これらも工程が
複雑になるという不利がある。
なお、これらの本性について本発明者らがこれを追試し
た結果では、これらの方法では完全にクラックの発生を
防ぐことができず、特に<012>方向などの特別の方
位に引上げた場合のL i T a Oa結晶ではその
効果がほとんど認められなかった。
本発明はこれらの不利を解決した単結晶の切断方法に関
するものであり、これは単結晶の切断部位に結晶に沿っ
て補強材料を接着し、その切断をこの補強材料から開始
することを特徴とするものである。
これを説明すると、本発明者らはGGG。
LiTa0.などの単結晶棒の効果的切断方法について
種々検討の結果、目的とする単結晶の表面にアランダム
などのような研削砥石、グラファイトなどから加工され
た成形体を接118せたのち、この成形体上部からダイ
ヤモンドカッターな当てて、この単結晶を切断したとこ
ろ、これをクラックの発生なしに切断することができる
ことを見出し、これについてさらに検討を進めた結果、
これには単結晶棒の表面に適宜の硬度をもつ補強材料を
接着して、この補強材料部から切断Y開始すればよいこ
とIik&61して本発明を完成させた。
本発明の方法における単結晶としてはペルヌイ法、チコ
コラルスキー法、浮遊帯域法などで作られる各種の単結
晶棒があげられ、これには前記したGGG、LiTa0
. 、さらにはLiNb0.などのような酸化物単結晶
のほか、半導体用の金属けい素早結晶、Ga−P 、G
a−Asなどのような化合物半導体単結晶などが例示さ
れるが、これらはいずれも本発明の方法によってクラッ
クの発生なしにウニへ−加工することができ、これによ
ればチッピングなどの発生も防止することができる。
本発明の方法に使用される補強材料としては、前記した
ように、切断しようとする単結晶の檜韻に応じて適宜の
材料ta択することができるが一般的には同質の材料が
最も好ましい、すなわち、シリコy単結晶にはシリコン
、GGGについてはGGGから切り出すことが望ましい
が、これらの材料が容易に入手し離いときには他の材料
から遥ぶとよい。その際の補強材料としては、それがあ
まり硬度の低いものではブレードを目づまりさせること
になるので、このものはある程度の強度と硬さをものも
のとすることがよく、シたがってこれにはアルミナ質、
カーボランダ五などのような研削効果をもつ焼結体、例
えばアランダム、フランダムなどの砥石やグラファイト
から加工された成形体などを用いることがよく、特にこ
のアルミナ質の砥石で作ったものはブレードのドレッシ
ング効果も拘持できるので好ましいものとされる。
本発明方法の実施に当っては、目的とする単結晶棒に上
記した補強材料で作った成形品をエポキシ糸の接着剤な
どを用いて接着させたのち、これを公知の手法で支持台
な介して切断機械の固定治具に固定し、ついでダイヤモ
ンドカッターなどで、この補強材料と共に切断すればよ
い。
添付の図面はこの切断方法を図示したものであり、第1
図における単結晶棒lには方形の補強材料2が接着11
18で固着されており、これはまた接着剤8で支持台4
を介して固定治具すに固着されている。切断はこの補強
材料2の上部からブレード6を当て、これを図示の切断
方向に押し下げることによって行なわれるが、この場合
には補助材料2の存在によって単結晶棒切断時に単結晶
にクラックな発生させる原因となるブレードのフレが完
全に防止されるので、単結晶棒はクラックを発生するこ
となく切断することができ、また、そのウニ八−のチッ
ピングも防止されるという効果が与えられる。なおIK
2図は単結晶棒曹の半径曲率に近い形状に成形した補強
材料2を接着剤畠で固着させたものを示したものであり
、この場合には接着剤8の使用量を少なくすることがで
きるので、接着剤8によるブレード6の目づまりが少な
(なるという好ましい効果が付加される。
つぎに本発明方法の実施例をあげる。
実施例 l <111>方向に引上げた直径103■、長さ180■
のGGG単結晶棒を接着剤で支持台を介して固定治具に
貼り付けたのち、内刃式ダイヤモンドスライサー付きの
ブレード切り込み位置の単結晶外側に、アランダム砥石
から切り出した巾20―、厚さ3−の板を接着剤で接着
し、6−7分の切断速度でこの補強材料から切断を開始
し、単結晶の切断を行なったところ、GGG単結晶に全
くクラックの発生させることなく、切断することができ
た。                   4・しか
し、比較のためにこの補強材料を使用せず、この引上げ
で得られたGGG単結晶を固定治具に貼りつけた〃けで
内刃式ダイヤモンドカッターで切断したところ、結晶に
クラックが発生し、得られたウニ八−もその周縁部にピ
ッチングを伴なうものであった。
実施例 2 X軸方向に引上げた直径60■、長さ120−のL I
T a ’O’s単結晶棒を接着剤で支持台を介して固
定治具に貼りつけたのち、内刃式ダイヤモンドスライサ
ー付きのブレード切り込み位置の単結晶外側に、この単
結晶の半径にほぼ近い曲率な持つ形状に成形した厚さ5
−1中30−のグラファイト製板を接着し、この補強材
料部から切断速度5一/分の速さで切断を開始して結晶
棒を切断したところ、結晶棒は全くクラックを発生する
ことなく切断された。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明方法な示す縦断面概Il!図であり
、1141図は方形の補強材料、182図は単結晶棒の
半径にほぼ近い曲率なもつ補強材料を使用した場合を示
したものである。 l・・・・単結晶棒、2・・・・補強材料、8・・・・
接着剤、 4・・・・支持台、5・・・・固定治具、6
・・・・ブレード。 特許出願人 信越化学工業株式会社 第1図 第オ図 手続補正書 昭和58年4月 益 日 特6,1庁!kN 若杉和夫 殿 1、’Ji−件の表示 昭和57年特許願第43421号 2、発明の名称 単結晶の切断方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 (206)  信越化学工業株式会社4、代 理
 人 住 所 〒103東京都中央区日本橋本町4丁目9番地
永井ビル〔電話東京(270) Os s s、 o 
s 5*〕6、補11亡のχ・j象 l)明細書第2頁17行の[・・・・・・不利があり、
これ5二ついてはさらに」1に:[・・・・・・不利が
ある。また、さらに]と捕正する。 2)明S齋第3目6行の[これらの不法」t「これらの
方法」と補正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単結晶の切断部位に結晶に沿って補強材料を接着し、そ
    の切断をこの補強材料から開始することを特徴とする単
    結晶の切断方法
JP4342182A 1982-03-18 1982-03-18 単結晶の切断方法 Pending JPS58160107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4342182A JPS58160107A (ja) 1982-03-18 1982-03-18 単結晶の切断方法

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JP4342182A JPS58160107A (ja) 1982-03-18 1982-03-18 単結晶の切断方法

Publications (1)

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JPS58160107A true JPS58160107A (ja) 1983-09-22

Family

ID=12663231

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JP4342182A Pending JPS58160107A (ja) 1982-03-18 1982-03-18 単結晶の切断方法

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JP (1) JPS58160107A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51140198A (en) * 1975-05-30 1976-12-02 Hitachi Metals Ltd Crystal working process
JPS5688879A (en) * 1979-11-09 1981-07-18 Carborundum Co Molten aluminaazirconia abrasive

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51140198A (en) * 1975-05-30 1976-12-02 Hitachi Metals Ltd Crystal working process
JPS5688879A (en) * 1979-11-09 1981-07-18 Carborundum Co Molten aluminaazirconia abrasive

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