JPS5815870B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
- Publication number
- JPS5815870B2 JPS5815870B2 JP54061570A JP6157079A JPS5815870B2 JP S5815870 B2 JPS5815870 B2 JP S5815870B2 JP 54061570 A JP54061570 A JP 54061570A JP 6157079 A JP6157079 A JP 6157079A JP S5815870 B2 JPS5815870 B2 JP S5815870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure generating
- slider
- generating surface
- flexible disk
- negative pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/32—Maintaining desired spacing between record carrier and head, e.g. by fluid-dynamic spacing
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可撓性円板を記録媒体に用いる磁気ディスク装
置に関する。
置に関する。
磁気シートのような可撓性をもつ円板を記録媒体に用い
る磁気ディスク装置は、記録媒体が安価であるため装置
を低価格にできる。
る磁気ディスク装置は、記録媒体が安価であるため装置
を低価格にできる。
従来、この種の装置は第１図に示すように可撓性円板１
を回転軸２にとりつけ、可撓性円板１に対向した平面を
もつバックプレート３の面上で回転させ、バックプレー
ト３の面上に磁気ヘッド構造体４を突出させて、可撓性
円板１との間隙を微小に保持し、情報の記録再生を行う
構造を用いていた。
を回転軸２にとりつけ、可撓性円板１に対向した平面を
もつバックプレート３の面上で回転させ、バックプレー
ト３の面上に磁気ヘッド構造体４を突出させて、可撓性
円板１との間隙を微小に保持し、情報の記録再生を行う
構造を用いていた。
しかしながら、高記録密度を得るには、可撓性円板と磁
気ヘッド構造体との間隙をサブミクロンのオーダに設定
する必要があり、磁気ヘッド構造体をバックプレートか
らかなり突出させなければならず、その部分での可撓性
円板の変形が大きくなる難点があった。
気ヘッド構造体との間隙をサブミクロンのオーダに設定
する必要があり、磁気ヘッド構造体をバックプレートか
らかなり突出させなければならず、その部分での可撓性
円板の変形が大きくなる難点があった。
延いては可撓性円板の回転走行が不安定になりやすく、
しかも局部変形による可撓性円板の疲労や永久変形が生
じやすい欠点があった。
しかも局部変形による可撓性円板の疲労や永久変形が生
じやすい欠点があった。
また、磁気ヘッド構造体の突出量の調整が難しく、しか
も可撓性円板の半径位置によってその突出量を変えなく
てはならなかった。
も可撓性円板の半径位置によってその突出量を変えなく
てはならなかった。
従って磁気ヘッド構造体を半径方向に移動させ、多数ト
ラックの記録再生を１つの磁気ヘッドで行う可動ヘッド
形の磁気ディスク装置を構成することは困難であった。
ラックの記録再生を１つの磁気ヘッドで行う可動ヘッド
形の磁気ディスク装置を構成することは困難であった。
本発明は可撓性円板をほとんど変形させずに磁気ヘッド
を接近しうるスライダを用いることによってこれらの欠
点を除去したもので、以下図面について詳細に本発明を
説明する。
を接近しうるスライダを用いることによってこれらの欠
点を除去したもので、以下図面について詳細に本発明を
説明する。
第２図は本発明装置のスライダの例を示す図で、５はス
ライダで、支持アーム６に取付けられ、表面が実画の外
側正圧発生面７とその内側に外側正圧発生面７より微小
な深さだけくぼめた負圧発生面８を有する。
ライダで、支持アーム６に取付けられ、表面が実画の外
側正圧発生面７とその内側に外側正圧発生面７より微小
な深さだけくぼめた負圧発生面８を有する。
９は負圧発生面８の中央部に外側正圧発生面７と同様の
実画を形成された内側正圧発生面９で、磁気ヘッド１０
が挿入されている。
実画を形成された内側正圧発生面９で、磁気ヘッド１０
が挿入されている。
このようなスライダ５を図中矢印方向に回転走行してい
る可撓性円板１に近づけると、外側正圧発生面７および
内側正圧発生面９と可撓性円板１の表面との間に末狭り
すきまが構成されるので、正の空気圧を発生し、負圧発
生面８と可撓性円板１０表面との間に末広がりすきまが
構成されるので負の空気圧を発生する。
る可撓性円板１に近づけると、外側正圧発生面７および
内側正圧発生面９と可撓性円板１の表面との間に末狭り
すきまが構成されるので、正の空気圧を発生し、負圧発
生面８と可撓性円板１０表面との間に末広がりすきまが
構成されるので負の空気圧を発生する。
このときの可撓性円板１とスライダ５との進行方向にお
ける位置関係は、第３図に示すようになる。
ける位置関係は、第３図に示すようになる。
すなわち可撓性円板１は外側正圧発生面７との間の正圧
でスライダ５からの離反力を、負圧発生面８との間の負
圧でスライダ５への吸引力を受けるが、その両者の力の
釣り合うようスライダ５との間に微小すきまを自動的に
保持する。
でスライダ５からの離反力を、負圧発生面８との間の負
圧でスライダ５への吸引力を受けるが、その両者の力の
釣り合うようスライダ５との間に微小すきまを自動的に
保持する。
スライダ５の中央部には小さな面積の内側正圧発生面９
があり、その周囲が負圧発生面８であるから、第４図に
示すように可撓性円板１の内側正圧発生面９の周囲の部
分はかなり強くスライダ５の方向へ吸引される。
があり、その周囲が負圧発生面８であるから、第４図に
示すように可撓性円板１の内側正圧発生面９の周囲の部
分はかなり強くスライダ５の方向へ吸引される。
よって可撓性円板１と内側正圧発生面９との間のすきま
はきわめて微小なすきま（たとえばサブミクロン）に保
持される。
はきわめて微小なすきま（たとえばサブミクロン）に保
持される。
本発明に用いるスライダは、スライダの幅方向（可撓性
円板の走行方向と直交する方向）において、負圧発生面
をはさむように外側正圧発生面を配しかつ負圧発生面の
中に内側正圧発生面を位置させれば、前記の効果が得ら
れるものである。
円板の走行方向と直交する方向）において、負圧発生面
をはさむように外側正圧発生面を配しかつ負圧発生面の
中に内側正圧発生面を位置させれば、前記の効果が得ら
れるものである。
よってスライダの形状としては前記の例のほか種々のも
のが適用できる。
のが適用できる。
第５図は可撓性円板の走行方向に対して可撓性円板との
間に末広がりのすきまを形成する負圧発生面８′を配置
したものである。
間に末広がりのすきまを形成する負圧発生面８′を配置
したものである。
第６図は負圧発生面側の後端にランド１１を形成し、か
つ負圧発生面８の後方に他側面に開口する通気孔１２を
設は流体抵抗が無視できるよう外気と接続し、ランド１
１による負圧発生面８内部の負圧発生の減少を防止した
もΩで、更にランド１１では正圧が発生するから、スラ
イダ後端での不必要な吸引力をなくすことができる。
つ負圧発生面８の後方に他側面に開口する通気孔１２を
設は流体抵抗が無視できるよう外気と接続し、ランド１
１による負圧発生面８内部の負圧発生の減少を防止した
もΩで、更にランド１１では正圧が発生するから、スラ
イダ後端での不必要な吸引力をなくすことができる。
第７図は本発明装置の一実施例であって可撓性円板１を
回転軸２に取付は回転させると、可撓性円板１は遠心力
でほぼ平面内で回転する。
回転軸２に取付は回転させると、可撓性円板１は遠心力
でほぼ平面内で回転する。
その可撓性円板１の表面へ位置決め機構１３で矢印方向
に移動可能な支持アーム６に取付けられたスライダ５を
設置する。
に移動可能な支持アーム６に取付けられたスライダ５を
設置する。
前述のように可撓性円板１はスライダ５とは微小な間隙
を自動的に保持するから安定な情報の書込・読出しがで
きる。
を自動的に保持するから安定な情報の書込・読出しがで
きる。
しかもこの微小な間隙は、可撓性円板１０半径位置によ
ってあまり変化しないから位置決め機構１３によるスラ
イダ５の移動は問題なく行える。
ってあまり変化しないから位置決め機構１３によるスラ
イダ５の移動は問題なく行える。
なお、可撓性円板１が回転するとき生じる空気の乱流成
分で可撓性円板１がフラッタを起こすときがあるが、こ
のときには、第′８図に示すように整流板１４を可撓性
円板１をはさむように可撓性円板１０円周数ケ所に設置
することによって前記フラッタを防止すればよい。
分で可撓性円板１がフラッタを起こすときがあるが、こ
のときには、第′８図に示すように整流板１４を可撓性
円板１をはさむように可撓性円板１０円周数ケ所に設置
することによって前記フラッタを防止すればよい。
また第１図に示したようなバックプレートを設置しても
よい。
よい。
本発明はまた、回転軸に複数枚の可撓性円板を間隔をお
いて取付けたディスクパック形式の構造もとりうろこと
はいうまでもない。
いて取付けたディスクパック形式の構造もとりうろこと
はいうまでもない。
以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置は次の
利点を有する。
利点を有する。
。（１）可撓性円板とスライドとの微小なすきまが
自動的に保持でき、調整を必要としない。
自動的に保持でき、調整を必要としない。
（２）可撓性円板が回転する平面より磁気ヘッドを突出
させる必要はない。
させる必要はない。
またスライダは可撓性円板の直径の数十分の１であり、
正圧発生部と負圧発生部との距離は十分小さいため可撓
性円板の剛性による効果が生じ、その部分における可撓
性円板の変形は小さい。
正圧発生部と負圧発生部との距離は十分小さいため可撓
性円板の剛性による効果が生じ、その部分における可撓
性円板の変形は小さい。
よって可撓性円板は回転中にほぼ平面を保持でき、局部
変形による疲労や永久素形を防止できる。
変形による疲労や永久素形を防止できる。
（３）可撓性円板面上でスライダの移動が問題なく行な
える。
える。
よって、高記録密度で長寿命、しかも安価な磁気ディス
ク装置を本発明によって実現できる。
ク装置を本発明によって実現できる。
図面の簡単な説明 。
第１図は従来の可撓性円板を用いた磁気ディスク装置の
断面図、第２図は本発明の磁気ディスク装置のスライダ
の実施例の斜視図、第３図は可撓性円板とスライダとの
進行方向の位置関係を示す図、第４図は可撓性円板と内
側正圧発生面とのすきまがきわめて微小なすきまに保持
されることを示す図、第５図はスライダの他の実施例の
断面図、第６図はスライダの更に他の実施例の断面図、
第７図は本発明の磁気ディスク装置の一実施例の側面図
、第８図は整流板の設置を示す図である。
断面図、第２図は本発明の磁気ディスク装置のスライダ
の実施例の斜視図、第３図は可撓性円板とスライダとの
進行方向の位置関係を示す図、第４図は可撓性円板と内
側正圧発生面とのすきまがきわめて微小なすきまに保持
されることを示す図、第５図はスライダの他の実施例の
断面図、第６図はスライダの更に他の実施例の断面図、
第７図は本発明の磁気ディスク装置の一実施例の側面図
、第８図は整流板の設置を示す図である。
１・・・・・・可撓性円板、２・・・・・・回転軸、３
・・・・・・バックプレート、４・・・・・・磁気ヘッ
ド構造体、５・・・・・・スライダ、６・・・・・・支
持アーム、７・・・・・・外側正圧発生面、８，８′・
・・・・・負圧発生面、９・・・・・・内側正圧発生面
、１０・・・・・・磁気ヘッド、１１・・・・・・ラン
ド、１２・・・・・・通気孔、１３・・・・・・位置決
め機構、１４・・・・・・整流板。
・・・・・・バックプレート、４・・・・・・磁気ヘッ
ド構造体、５・・・・・・スライダ、６・・・・・・支
持アーム、７・・・・・・外側正圧発生面、８，８′・
・・・・・負圧発生面、９・・・・・・内側正圧発生面
、１０・・・・・・磁気ヘッド、１１・・・・・・ラン
ド、１２・・・・・・通気孔、１３・・・・・・位置決
め機構、１４・・・・・・整流板。
Claims (1)
- １ 可撓性円板を記録媒体とする磁気ディスク装置にお
いて、スライダの幅方向に関し、負圧発生面をはさむよ
うな外側正圧発生面を有し、その負圧発生面の後端部が
直接もしくは通気孔を介して外気と接続され、かつ負圧
発生面の中に磁気ヘッドが組込まれた内偵上圧発生面を
有するスライダを回転中の可撓性円板の表面近傍へ設置
してなることを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54061570A JPS5815870B2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54061570A JPS5815870B2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 磁気デイスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55157161A JPS55157161A (en) | 1980-12-06 |
| JPS5815870B2 true JPS5815870B2 (ja) | 1983-03-28 |
Family
ID=13174907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54061570A Expired JPS5815870B2 (ja) | 1979-05-21 | 1979-05-21 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815870B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59215024A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | フレキシブル磁気ディスク |
| JPS59215074A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 回転磁気シ−ト案内方式 |
| JPS6044265U (ja) * | 1983-09-05 | 1985-03-28 | 日本電気株式会社 | 磁気ヘッド |
| JPS6093675A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-25 | Canon Inc | フレキシブル・デイスク装置 |
| US4578727A (en) * | 1984-02-27 | 1986-03-25 | Eastman Kodak Company | Device for stabilizing the movement of a floppy disk over a magnetic head |
| JPS60219672A (ja) * | 1984-04-17 | 1985-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転磁気シ−ト装置 |
| JPS619869A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Olympus Optical Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
| JPS6148180A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 回転磁気記録体装置 |
| US5717551A (en) * | 1989-01-17 | 1998-02-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Contact-type magnetic head having an integral control portion for generating negative pressure |
| US5047884A (en) * | 1989-01-17 | 1991-09-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Magnetic head having a control portion for generating negative pressure |
| EP0502463B1 (en) * | 1991-03-04 | 1997-10-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording or reproducing apparatus and head supporting device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4217806Y1 (ja) * | 1964-04-30 | 1967-10-16 | ||
| JPS4941293U (ja) * | 1972-07-18 | 1974-04-11 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5111813U (ja) * | 1974-07-12 | 1976-01-28 |
-
1979
- 1979-05-21 JP JP54061570A patent/JPS5815870B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4217806Y1 (ja) * | 1964-04-30 | 1967-10-16 | ||
| JPS4941293U (ja) * | 1972-07-18 | 1974-04-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55157161A (en) | 1980-12-06 |
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