JPS5814461Y2 - ジキシ−トキロクサイセイソウチ - Google Patents
ジキシ−トキロクサイセイソウチInfo
- Publication number
- JPS5814461Y2 JPS5814461Y2 JP1975176774U JP17677475U JPS5814461Y2 JP S5814461 Y2 JPS5814461 Y2 JP S5814461Y2 JP 1975176774 U JP1975176774 U JP 1975176774U JP 17677475 U JP17677475 U JP 17677475U JP S5814461 Y2 JPS5814461 Y2 JP S5814461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic sheet
- magnetic head
- magnetic
- sheet
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は情報信号或は影像信号を記録される磁気シート
を無理なく磁気ヘッドに沿う如く倣せて浮動回転させ、
高密度記録を可能にすると共に磁気ヘッドの肩部等との
接触に起因する磁気シート上への傷、削れ等を完全に防
止できる磁気シート記録再生装置に関する。
を無理なく磁気ヘッドに沿う如く倣せて浮動回転させ、
高密度記録を可能にすると共に磁気ヘッドの肩部等との
接触に起因する磁気シート上への傷、削れ等を完全に防
止できる磁気シート記録再生装置に関する。
この種装置は一般に第１図の如き構成を有する。
即ち、第１図において１は、装置基板２に固設された駆
動源３の回転軸に固定されている磁気シート取付具４に
装着された磁気シートである。
動源３の回転軸に固定されている磁気シート取付具４に
装着された磁気シートである。
５は該磁気シート１と対向する平滑面６を有するガイド
プレートであり、中央位置に空気供給孔９を有すると共
に外周縁近傍に磁気ヘッド１０を有する。
プレートであり、中央位置に空気供給孔９を有すると共
に外周縁近傍に磁気ヘッド１０を有する。
磁気ヘッド１０は取付具１１を介してガイドプレート５
に装着されるものであって、前記平滑面６よりも下方に
わずかに突出させて取り付けられている。
に装着されるものであって、前記平滑面６よりも下方に
わずかに突出させて取り付けられている。
この突出高さは通常約２００〜５００μ程度である。
そしてこの磁気ヘッド１０は磁気シート１を単一トラッ
ク或はマルチトラックとして用いられる様に取付けられ
る。
ク或はマルチトラックとして用いられる様に取付けられ
る。
かかる構成で駆動源３により磁気シート１を回転させ、
同時に空気供給孔より空気流を補充してやると、磁気シ
ート１と共に回転する層流と、磁気シート１の遠心力に
よる磁気シート１自体の拡がり、さらに前記層流の遠心
力による半径方向への移動によって、磁気シート１はあ
たかも一枚のソリッドな平面の如く極めて安定した状態
でガイドプレート５の平滑面６上を浮動回転するに至る
。
同時に空気供給孔より空気流を補充してやると、磁気シ
ート１と共に回転する層流と、磁気シート１の遠心力に
よる磁気シート１自体の拡がり、さらに前記層流の遠心
力による半径方向への移動によって、磁気シート１はあ
たかも一枚のソリッドな平面の如く極めて安定した状態
でガイドプレート５の平滑面６上を浮動回転するに至る
。
しかしこの場合前述のようにガイドプレート５の平滑面
６から磁気ヘッド１０のみがわずかに突出しているため
この近傍においては空気流の乱れ或は圧力の変化が生じ
る。
６から磁気ヘッド１０のみがわずかに突出しているため
この近傍においては空気流の乱れ或は圧力の変化が生じ
る。
即ち第２図に於て、磁気ヘッド１０における磁気シート
１の回転方向Ａ後方側の近接点１２の圧力は他の磁気シ
ート１とガイドプレート５との間の点１３よりも高くな
り、この部分において磁気シート１は局部的に不安定な
状態となる。
１の回転方向Ａ後方側の近接点１２の圧力は他の磁気シ
ート１とガイドプレート５との間の点１３よりも高くな
り、この部分において磁気シート１は局部的に不安定な
状態となる。
換言すれば、矢印Ａ方向に回転される磁気シート１は磁
気ヘッド１０から一定距離だけ離れている点１３では正
常な回転姿勢を保持し、磁気シート１０回転方向後方側
の磁気ヘッド１０の近接点１２では磁気ヘッド１０の肩
部１０ａの影響を受けて図のように助長ガイドプレート
５側に彎曲された後、磁気ヘッド１０の形状に倣うよう
な運動軌跡をたどどって頂点１４を生じ、その後なだら
かな曲線をえかいてもとの平面状態にもどっていくとい
う軌跡をとる。
気ヘッド１０から一定距離だけ離れている点１３では正
常な回転姿勢を保持し、磁気シート１０回転方向後方側
の磁気ヘッド１０の近接点１２では磁気ヘッド１０の肩
部１０ａの影響を受けて図のように助長ガイドプレート
５側に彎曲された後、磁気ヘッド１０の形状に倣うよう
な運動軌跡をたどどって頂点１４を生じ、その後なだら
かな曲線をえかいてもとの平面状態にもどっていくとい
う軌跡をとる。
そこで磁気シート１の彎曲部Ｂが磁気ヘッド１０の肩部
１０ａと接触し、磁気シート１０ガンマ酸化鉄とバイン
ダによる記録磁性体としてのコーテイング面１ａを傷つ
げたり、削れたりするという欠点があった。
１０ａと接触し、磁気シート１０ガンマ酸化鉄とバイン
ダによる記録磁性体としてのコーテイング面１ａを傷つ
げたり、削れたりするという欠点があった。
本考案はかかる欠点を除去すべく成されたもので、ガイ
ドプレート５における磁気シート１０対向面即前記平滑
面６上で且つ前記磁気ヘッド１０近傍の磁気シート回転
方向後方側に磁気ヘッド１０の突出高さより小さく磁気
ヘッドのトラック幅よりも狭い凸部を設けることにより
磁気シート１が磁気ヘッド１０の肩部１０ａの影響を受
けて極端な彎曲状となるのを防止するようにしたもので
ある。
ドプレート５における磁気シート１０対向面即前記平滑
面６上で且つ前記磁気ヘッド１０近傍の磁気シート回転
方向後方側に磁気ヘッド１０の突出高さより小さく磁気
ヘッドのトラック幅よりも狭い凸部を設けることにより
磁気シート１が磁気ヘッド１０の肩部１０ａの影響を受
けて極端な彎曲状となるのを防止するようにしたもので
ある。
第３図はその実施の一例を示すもので、１４は前記凸部
である。
である。
本実施例は該凸部１４を極めて滑らかな球面を有する半
球形状としたものである。
球形状としたものである。
また第４図は他の実施例を示すもので、１５は前記凸部
である。
である。
該凸部１５は磁気シート１０回転方向側程次第に高くな
るふくらみ斜面１５ａを有する。
るふくらみ斜面１５ａを有する。
なお第３図、第４図において１６は磁気シート１を保護
するために磁気シート１の下面に付設されたカバープレ
ートである。
するために磁気シート１の下面に付設されたカバープレ
ートである。
このようにすると凸部１４，１５における磁気シート１
の回転方向後方側の近接点１７の空気圧は、それよりさ
らに回転方向後方側の点１３よりも高くなり磁気シート
１は前記凸部１４．１５に倣うような運動軌跡をたどり
、第１の頂点１８を生じる。
の回転方向後方側の近接点１７の空気圧は、それよりさ
らに回転方向後方側の点１３よりも高くなり磁気シート
１は前記凸部１４．１５に倣うような運動軌跡をたどり
、第１の頂点１８を生じる。
そして磁気ヘッド１０の肩部１０ａが該第１の頂点１８
に近い位置にあるため磁気シート１はさらに磁気ヘッド
１０に倣ってスムーズに彎曲し、第２の頂点１９を生じ
る。
に近い位置にあるため磁気シート１はさらに磁気ヘッド
１０に倣ってスムーズに彎曲し、第２の頂点１９を生じ
る。
このとき磁気シート１は、磁気ヘッド１００頂点を頂点
１９とする円錐形状を形成する。
１９とする円錐形状を形成する。
すなわち、磁気シート１のこの円錐形状は、はぼ磁気ヘ
ッド１０の外形に沿ってなめらかなものとなり、磁気シ
ート１の磁気ヘッドからの浮上量は高密度記録に適した
程度に保持されることになる。
ッド１０の外形に沿ってなめらかなものとなり、磁気シ
ート１の磁気ヘッドからの浮上量は高密度記録に適した
程度に保持されることになる。
以上のように前記凸部１４，１５を設けるだけで磁気シ
ート１が極端な彎曲を形成されるのを防止することがで
きる。
ート１が極端な彎曲を形成されるのを防止することがで
きる。
これを平面状態で従来のものと比較したのが第５図であ
る。
る。
即ち前記凸部１４．１５を設げないものａは空気流は磁
気ヘッド１０により乱され極端に流れ方向を転換するが
、凸部１４，１５を設げたものｂは空気流がなだらかに
方向転換されるため前記した如（良好な結果を得られる
のである。
気ヘッド１０により乱され極端に流れ方向を転換するが
、凸部１４，１５を設げたものｂは空気流がなだらかに
方向転換されるため前記した如（良好な結果を得られる
のである。
さらに凸部１４．１５がダンパーの機能を発揮するから
磁気シート１に傷、削れが生じるのを防ぐことができる
。
磁気シート１に傷、削れが生じるのを防ぐことができる
。
以上のように本考案によると、磁気ヘッドの前方に磁気
ヘッド突出高さよりも低（かつ磁気ヘッドのトラック幅
よりも狭いなめらかな表面を有する伏鉢状の突起を設け
たため、空気流の抵抗が小さくなって磁気シートは主と
して磁気ヘッドの外形面によってガイドされることにな
り、磁気シートの有害な彎曲部の発生が防止できて磁気
シートと磁気ヘッドの肩部との接触が防止でき、もって
磁気シートに傷、削れ等が発生するのを効果的に防止で
き、さらに磁気シートは磁気ヘッドに対して適正な浮上
量を保持されるため、高密度記録を行なうことが可能に
なる。
ヘッド突出高さよりも低（かつ磁気ヘッドのトラック幅
よりも狭いなめらかな表面を有する伏鉢状の突起を設け
たため、空気流の抵抗が小さくなって磁気シートは主と
して磁気ヘッドの外形面によってガイドされることにな
り、磁気シートの有害な彎曲部の発生が防止できて磁気
シートと磁気ヘッドの肩部との接触が防止でき、もって
磁気シートに傷、削れ等が発生するのを効果的に防止で
き、さらに磁気シートは磁気ヘッドに対して適正な浮上
量を保持されるため、高密度記録を行なうことが可能に
なる。
第１図は一般的な磁気シート記録再生装置の縦断面図、
第２図は同要部拡大図、第３図、第４図は本考案実施例
装置の要部拡大図、第５図は従来装置と本考案装置の効
果の比較を示す説明図で、ａは従来装置、ｂは本考案装
置をそれぞれ示す。 １・・・磁気シート、５・・・カバープレート、６・・
・カバープレート５の磁気シート１０対向面（平滑面）
、１４．１５・・・凸部。
第２図は同要部拡大図、第３図、第４図は本考案実施例
装置の要部拡大図、第５図は従来装置と本考案装置の効
果の比較を示す説明図で、ａは従来装置、ｂは本考案装
置をそれぞれ示す。 １・・・磁気シート、５・・・カバープレート、６・・
・カバープレート５の磁気シート１０対向面（平滑面）
、１４．１５・・・凸部。
Claims (1)
- 駆動源によって回転する磁気シートと、前記磁気シート
に信号を記録再生する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドが
取付けられかつ前記磁気シートの回転をガイドせしめる
ガイドプレートとを設け、前記磁気ヘッドの前方に前記
磁気ヘッド突出高さよりも低くかつ磁気ヘッドのトラッ
ク幅よりも狭いなめらかな表面を有する伏鉢状の突起を
設けたことを特徴とする磁気シート記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975176774U JPS5814461Y2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ジキシ−トキロクサイセイソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975176774U JPS5814461Y2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ジキシ−トキロクサイセイソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5290015U JPS5290015U (ja) | 1977-07-05 |
| JPS5814461Y2 true JPS5814461Y2 (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=28655078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975176774U Expired JPS5814461Y2 (ja) | 1975-12-27 | 1975-12-27 | ジキシ−トキロクサイセイソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814461Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50159718A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-24 |
-
1975
- 1975-12-27 JP JP1975176774U patent/JPS5814461Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50159718A (ja) * | 1974-06-14 | 1975-12-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5290015U (ja) | 1977-07-05 |
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