JP2728136B2 - 磁気ヘツド支持装置 - Google Patents

磁気ヘツド支持装置

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JP2728136B2
JP2728136B2 JP6761589A JP6761589A JP2728136B2 JP 2728136 B2 JP2728136 B2 JP 2728136B2 JP 6761589 A JP6761589 A JP 6761589A JP 6761589 A JP6761589 A JP 6761589A JP 2728136 B2 JP2728136 B2 JP 2728136B2
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magnetic head
disk
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magnetic
magnetic disk
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正夫 大北
泰洋 秋山
義彦 荒山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、デイスク状に形成された磁気記録媒体に
対し、情報の記録および/または再生を行う磁気デイス
ク駆動装置に用いられる磁気ヘツド支持装置に関する。
〔従来の技術〕
ディスク状に形成された磁気記録媒体(以下、単にデ
ィスクと称する)に対して、情報の記録/再生を行う磁
気ディスク駆動装置は、コンピュータやワードプロセッ
サ等の情報処理装置の外部記憶装置として現在では広く
使用されている。
これらの情報処理装置の一つに、静止画像信号を記録
/再生するためのスチルビデオフロッピディスク駆動装
置と称されるものがある。このディスク駆動装置は2イ
ンチ径のフロッピディスクを使用する小型のもので、ス
チルビデオフロッピカメラに搭載され、感光フィルムを
用いたカメラ装置と同様の操作により、スチルビデオフ
ロッピディスクに画像情報を記録するようになってい
る。
この種のスチルビデオフロッピディスク駆動装置の一
例に本出願人が特開昭63−229662号に開示したものがあ
る。この従来例に係る発明は、磁気ディスク駆動装置に
おいて、磁気ヘッドを凹陥部内で突出した状態で支持す
る磁気ヘッド支持体と、ディスクを介してその支持体と
対向する位置に配設され、磁気ヘッドからのディスクの
最大離間距離を規制する規制手段とを備えた構成になっ
ている。しかし、このように凹陥部を利用してディスク
を吸引すると、甚だしい場合には、ディスクが磁気ヘッ
ド支持体に吸着し、ディスクの回転すらできなくなるこ
とがあり、これを改善するために、本出願人は特願昭62
−251543号として凹陥部を形成する環状の突起(以下、
突条と称する)に、この突条によって画成される互いに
隣接する空間を連通する溝をもうけ、吸引力を制御する
発明を提案した。
これを具体的に説明する。第5図は既提案に係る磁気
ヘッド支持体の平面図である。同図において、磁気ヘッ
ド支持体1は平面視円板状に形成され、ギャップ2aが形
成された磁気ヘッド2が中央部に突設されているととも
に、外周部と内周部に二つの突条3,4が同心円状に形成
されている。これにより、第1の突条3と第2の突条4
との間および第2の突条4の内側にそれぞれ第1の凹陥
部5と第2の凹陥部6が形成される。この例の場合、第
1および第2の突条3,4は各凹陥部5,6の表面から200μ
m程度突出し、その表面は平面状に形成されている。そ
して、ディスク回転方向(図示矢印A方向)下流側に、
上記第1および第2の突条3,4によって画成される空
間、すなわち磁気ヘッド支持体1の外部と第1の凹陥部
5、および第1の凹陥部5と第2の凹陥部6とを連通す
る第1および第2の溝7,8が切溝されている。
このように磁気ヘッド支持体1を構成すると、ディス
クを磁気ヘッド支持体1の上面に沿って高速で回転した
ときに、第1の凹陥部5と第2の凹陥部6が負圧とな
る。これにより、ディスクが磁気ヘッド支持体1の上面
側に吸込まれて磁気ヘッド支持体1の凹凸に沿って変形
し、所定のロード圧で磁気ヘッド2のギャップに摺接す
る。これにより、信号の書き込みまたは読み出しが可能
になる。そして、この書き込み/読み出しの過程で、上
記の吸引によって第1および第2の凹陥部5,6内の負圧
が高くなると、その負圧の高さに応じて第1および第2
の突条3,4に切溝された第1および第2の溝7,8を通して
第1および第2の凹陥部5,6内に磁気ヘッド支持体1の
外部の空気が侵入し、負圧が余り高くならないように自
動的に制御する。すなわち、上記のような溝7,8を設け
ることによりディスクの吸着を防止して、適正なロード
圧を常に得ることができるようになった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、スチルビデオフロッピディスクでは、フィ
ールド画像もしくはフレーム画像を再生するときに、停
止画像であるため、同じトラックを長時間にわたってト
レースする場合が度々おこる。一方、ディスクはディス
ク回転方向(矢印A方向)に直角な方向では突条3,4お
よび凹陥部5,6がディスク回転にともなって変化するの
で、ディスクの磁気ヘッド支持体1に対する当接位置が
変化するが、第6図に示すようにディスク11は、溝7,8
部でも吸引されて変形し、その撓んで変形したときに溝
7,8のエッジ9,10に当接する。そして、ディスク11の回
転中、その当接した位置が同じなので、ディスク11の潤
滑層が弱いものや、ディスク11のベースの可撓性小さい
ものではその当接部分が破損して、信号の書き込みおよ
び読み出しができなくなったり、読み出しエラーが発生
する虞がある。
この発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、安定した吸引状態で信号の書
き込みおよび/または読み出しが可能で、かつ、ディス
ク表面が破損して信号の書き込みおよび/または読み出
しが不可能になることのない磁気ヘッド支持装置を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、磁気ヘツドと、この磁気ヘッドを環状の
突起によつて形成される凹陥部内で突出した状態で支持
する磁気ヘツド支持体とを有し、高速回転する可撓性を
有する磁気デイスクに近接させ、上記凹陥部内に負圧を
発生させて磁気デイスクを吸い込み、磁気ヘツドのギヤ
ツプに対して磁気デイスクを対向させる磁気ヘツド支持
装置において、上記の環状の突起の磁気デイスク回転方
向下流側に、突起によって画成された空間を連通する溝
を形成するとともに、その溝の磁気デイスク回転方向上
流側の開口部と回転方向下流側の開口部とを、磁気デイ
スクの回転軌跡上では互いに重複しない位置に形成する
ことによって達成される。
〔作用〕
上記手段は、ディスクが回転して凹陥部に吸引された
ときに、ディスク回転軌跡について考えると、突条に形
成された空気連通用の溝の磁気デイスク回転方向上流側
の開口部と回転方向下流側の開口部とが磁気デイスクの
回転軌跡上では互いに重複しない位置に形成されている
ので、磁気ヘッド支持体に対向するディスク部分は必ず
1回は突起の上を通過することになる。これにより、信
号の読み出し時にディスクの一定位置に対して長時間摺
接することになっても、溝のエッジのような鋭端がディ
スクの一定位置に連続的に摺接する虞はない。
〔実施例〕
以下、図面を参照し、この発明の実記例について説明
する。なお、以下の説明において、上記従来例と同一も
しくは同一とみなせる各構成要素には同一の参照符号を
付し、重複する説明は適宜省略する。
第1図は実施例に係る磁気ヘッド支持装置本体の平面
図、第2図はそのBOB線断面図、第3図はその左側面図
である。第1図において、磁気ヘッド支持体1の第1お
よび第2の突条3,4のディスク回転方向下流側には、磁
気ヘッド2のギャップ2aに直角な、すなわち記録トラッ
クの接線方向と一致する仮想線Cに対して角度θ=45度
鎖交する方向に第1および第2の溝12,13が切溝されて
いる。この溝12,13は、磁気ヘッド支持体1の直径(第
1の突条の外径に同じ)が6.8mm、第1の突条3の内径
が6mm、第2の突条の外径が4mm、その内径が3.2mmで、
第1の凹陥部5の第1および第2の突条3,4の上面から
の窪み量が90μm、第2の凹陥部6の第2の突条4の上
面からの窪み量が200μmのときに、溝幅wが200μm、
溝深さhが90μmに設定されている。なお、第1図およ
び第2図に示された4角形の孔14は磁気ヘッド2のコア
を装着するための装着孔である。その他、特に説明しな
い各部は全て上記従来例と同様に構成されている。
上記のように構成された磁気ヘッド支持装置では、第
1および第2の溝12,13のディスク回転方向上流側の開
口15,16と、下流側の開口17,18の開口位置が、第1図に
示したディスク11の最内周トラック位置にあたる回転軌
跡E,Fに対して重複することのないように形成されてい
る。すなわち、第1図において第1の突条3の内側の端
部Gに摺接する部分が、同じく外側の端部Hにも摺接す
る。したがって、これ以上外周側にシークしたときには
回転軌跡の曲率が大きくなるので回転軌跡に対する端部
Gおよび端部Hとの重複量が増え、第1の突条3に摺接
しない部分が発生することはない。そのため、第4図の
ディスク11吸引時の要部断面説明図に示すように、ディ
スク11が溝12,13内に第6図に示したように変形して侵
入することはない。これにより、ディスク11の特定の箇
所が溝12,13のエッジ(この場合は端部G,H,I,Jに同じ)
に定常的に摺接することもなくなり、ディスク11表面の
上記エッジが原因となる損傷の発生を防止できる。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明らかなように、環状の突起の磁気
デイスク回転方向下流側に、突起によって画成された空
間を連通する溝を形成するとともに、その溝の磁気デイ
スク回転方向上流側の開口部と回転方向下流側の開口部
とを、磁気デイスクの回転軌跡上では互いに重複しない
位置に形成したこの発明によれば、磁気ヘッド支持体に
対向する磁気ディスクの何れの個所も必ず上記環状の突
起に摺接するので、環状の突起に形成した溝の角部が磁
気ディスクの特定の個所に摺接することがなくなり、安
定した吸引状態を保持できるとともに、磁気ディスクの
損傷を回避することができる。また、このように磁気デ
ィスクの損傷が生じなくなることから、磁気ディスクの
損傷が原因となる信号の書き込みまたは読み出し不能の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の実施例を説明するため
のもので、第1図は実施例に係る磁気ヘッド支持体の平
面図、第2図は第1図におけるBOB線断面図、第3図は
第1図に示した磁気ヘッド支持体の左側面図、第4図は
磁気ディスク吸引時の磁気ヘッド支持体と磁気ディスク
の状態を示す要部断面説明図、第5図および第6図は従
来例を説明するためのもので、第5図は従来例に係る磁
気ヘッド支持体の平面図、第6図は従来における磁気デ
ィスク吸引時の磁気ヘッド支持体と磁気ディスクの状態
を示す要部断面説明図である。 1……磁気ヘッド支持体、2……磁気ヘッド、3……第
1の突条、4……第2の突条、5……第1の凹陥部、6
……第2の凹陥部、11……磁気ディスク、12……第1の
溝、13……第2の溝、15,16……上流側の開口、17,18…
…下流側の開口、E,F……ディスク回転軌跡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−94563(JP,A) 特開 平1−237954(JP,A) 特開 平3−173968(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘツドと、この磁気ヘツドを環状の突
    起によつて形成される凹陥部内で突出した状態で支持す
    る磁気ヘツド支持体とを有し、高速回転する可撓性を有
    する磁気デイスクに近接させ、上記凹陥部内に負圧を発
    生させて磁気デイスクを吸い込み、磁気ヘツドのギヤツ
    プに対して磁気デイスクを対向させる磁気ヘツド支持装
    置において、上記環状の突起の磁気デイスク回転方向下
    流側に、突起によって画成された空間を連通する溝を形
    成するとともに、その溝の磁気デイスク回転方向上流側
    の開口部と回転方向下流側の開口部とが、磁気デイスク
    の回転軌跡上では互いに重複しない位置に形成されてい
    ることを特徴とする磁気ヘツド支持装置。
JP6761589A 1989-03-22 1989-03-22 磁気ヘツド支持装置 Expired - Lifetime JP2728136B2 (ja)

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