JPS5815708Y2 - 3位置方向切換弁 - Google Patents

3位置方向切換弁

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JPS5815708Y2
JPS5815708Y2 JP15477276U JP15477276U JPS5815708Y2 JP S5815708 Y2 JPS5815708 Y2 JP S5815708Y2 JP 15477276 U JP15477276 U JP 15477276U JP 15477276 U JP15477276 U JP 15477276U JP S5815708 Y2 JPS5815708 Y2 JP S5815708Y2
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JP
Japan
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pilot
valve
spool valve
chamber
piston
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Application number
JP15477276U
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JPS5372231U (ja
Inventor
小杉清次
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 利用分野 本考案は、流体圧力を利用して流体の流れ方向を切換え
るパイロット形方向切換弁において、主弁を構成するス
プール弁が3つの切換位置をもついわゆる3位置方向切
換弁に関するものである。
従来技術とその問題点 例えば、実開昭49−55432号公報に示されている
ように、弁本体の内部に挿嵌したスプール弁をパイロッ
ト流体圧力とスプリングによるバランスとによって3位
置に切換えるようにした3位置方向切換弁は公知である
が、従来のこの種方向切換弁に釦いては、パイロン)流
cHfパイロット作動室に導くためのパイロット通孔を
弁本体の内部に設けていたため、その経路が複雑になる
と共に該通孔と外部とのシールについても十分に考慮す
る必要があり、これらの構成が切換弁のコンパクト化を
図る上での大きな障害となっていた。
一方、米国特許第3193620号明細書には、ポペッ
トタイプの方向切換弁にむいて、パイロット通孔を弁棒
の内部に設けたものが開示されている。
そこで、このような構成を上記スプールタイプの3位置
方向切換弁に適用すれば、第2図に示すような構成とな
り、パイロット通孔を弁本体に設けることに起因する上
記諸問題を解決することができる。
しかしながら、このような構成とした場合には新たに次
のような問題が生じる。
即ち、まず上記切換弁の動作につhて説明すれば、第2
図に示すようにスプール弁50が両側のスプリング51
a、51bに付勢されて中立位置にある切換状態におい
て、右側のパイロット操作部52aに釦ける電磁コイル
53aに通電すると、プランジャ54aがコア55aに
吸着されてパイロット弁座56a’に開放すると共にパ
イロット排出弁座57aを閉鎖し、これによってパイロ
ット流体が入力ポート58からパイロット通孔59を通
じてパイロット室&Oa内に流入するため、該室60a
内の流体圧力が上昇してピストン61aが図の左方に押
圧され、スプール弁50がスプリング51bの付勢力に
抗して左行して第2切換位置をとる。
上記通電を解除すると、プランジャ54aがスプリング
62aの付勢力によって図示の位置に復帰すると共に、
スプール弁50がパイロット室60a内の圧力低下に伴
ってスプリング51bの付勢力で中立位置に復帰し、ピ
ストン61a−ヒのパイロット弁座56aがプランジャ
54aによって閉鎖される。
逆に、左側のパイロン)・操作部52tll−ける電磁
コイル53bに通電すると、スプール弁50が右行して
第3切換位置をとる。
而して、上記方向切換弁において、電磁コイル53a、
53bへの通電を解除したときにプランジャ54a、5
4bによってパイロット弁座56a56b’z閉鎖させ
るためには、該プランジャ金スプリング62a 、62
bによつ−C中立位置にあるピストン61a 、61b
の所1で移動させる必要があり、従って、プランジャの
ストローク即ちスプリング62a 、62bの圧縮範囲
を非常に大きくとらなければならず、これに伴って電磁
コイル53a、53bの容量が著しく大きくなると−う
欠点がある。
問題点の分析 この点を第3図に基づいて更に詳細に説明すると、第3
図は上記方向切換弁にむけるプランジャ付勢用スプリン
グの圧縮特性Aと電磁コイルの吸引力特性Bとを示すも
ので、この図から明らかなように、スプリングには、プ
ランジャがストローク11の位置(第2図の位置)にあ
るときパイロット弁座をパイロット流体圧力に抗して閉
鎖させ得るだけの付勢力flが必要であり、従って、電
磁コイルとしては、ストローク11の位置にあるプラン
ジャを上記付勢力f1に抗して吸引し得る程度に大容量
のものを使用しなければならない。
然るに、第3図にA′どして示すように、何らかの手段
によってプランジャのストローク’K11より小さい1
2に設定し、その位置におけるスプリングの付勢力がf
工となるようにすれば、同図に「として示すように小容
量の電磁コイルを使用することが可能となる。
本考案の技術的課題 本考案は、電磁コイルへの通電解除と共にピストンをプ
ランジャ側へ変位させ、上記ストローク11より小1z
プランジヤストロークでパイロット弁座を閉鎖できるよ
うにすることを課題とする。
技術的手段 上記課題解決のために講じた技術的手段は、スプール弁
の内部に入力ポートに通じるパイロット通孔を穿設し、
該スプール弁の両端のパイロット操作部におけるピスト
ン室内に、上記スプール弁のパイロット通孔と連通し且
つ該スプール弁と反対側のパイロット室内に開口するパ
イロット弁座を備えたピストンを、スプール弁との間に
スプリングを介装せしめて一定範囲内で摺動自在に挿嵌
し、上記パイロット室内に、電磁コイルへの電流の通断
により作動してパイロット弁座及びパイロンI・室内に
開口したパイロット排出弁座を開閉するプランジャを配
設したことである。
作用 上記技術的手段は次のような作用をする。
即ち、電磁コイルへの非通電時には、スプリングにより
スプール弁が中立位置に保持されると共に両ピストンが
スプール弁から離反してプランジャを吸着方向へ押戻し
た位置に保持されており、ピストンのパイロット弁座は
プランジャによって閉鎖されている。
この状態からいずれか一方の電磁コイルへ通電すると、
プランジャの吸着によりパイロット弁座が開放されると
同時にパイロット排出弁座が閉鎖サレ、ハイロット流体
の流入によりパイロット室内の流体圧力が」−昇するた
め、ピストンが押圧されてスプール弁との間のスプリン
グを圧縮して該スプール弁に当接し、反対側のスプリン
グに抗して該スプール弁を第2または第3切換位置に切
換える。
上記通電を解除すると、プランジャがスプリングの付勢
力によって復帰するため、パイロット室内の圧力低下に
伴ってスプール弁及びピストンがそれぞれスプリングの
付勢力で中立位置及びスプール弁から離反してプランジ
ャを吸着方向へ押戻した位置に復帰し、ピストン上のパ
イロン14P座がプランジャによって閉鎖される。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図に釦いて、1は弁本体であって圧力流体の人力ポ
ート2、第1及び第2の排出ポート3,4、第1及び第
2の出力ポート5,6を有し、該弁本体1に形成した上
記各ポートに連通ずる弁室7内には、入力ポート2に通
じるパイロット通孔9を縦貫せしめたスプール弁8を、
その両端がそれぞれパイロット操作部10a、10bに
釦けるピストン室11a、11b内に臨むように摺動自
在に挿嵌している。
一目計ζイロット操作部10a、10bにおけるピスト
ン室11a、11b内には、スプール弁8のパイロット
通孔9に通じる通孔14a、14bとパイロット室16
a 、 16b内に開口するパイロット弁座15a 、
15bとを備えたピストン12a、、12b?、そのロ
ッド13a、13bの端部をスプール弁8の端部に設け
た筒孔17a。
17b内に摺動自在に挿嵌すると共に、該ロッド13a
、13bの中間部分をスプール弁8の端部に取付けたス
トッパ18a、18bの8部19 a。
19bに支持案内せしめることにより摺動自在に挿嵌し
、該ピストン12a、12bとストッパ18a、18b
との間にはスプリング20a。
20bt介装し、また、このパイロット操作部10a、
10bには、電磁コイル23a、23bと該電磁コイル
への電流の通断によりパイロット室16a、16b内を
移動するプランジャ22a。
22bとを備えたパイロット電流弁21a、21bを配
設すると共に、プランジャ22a 、22bに設けた通
路24a 、24b及びパイロット排出弁座25a 、
25bを通じてパイロット室16a。
16bと通じるパイロット排出ポート26a。
26b”r−形設し、而して上記プランジャ22a。
22bの移動により、その両端のシール部27a。
27b及び28a 、28bによってパイロット弁座1
5a、15b及びパイロット排出弁座25a。
251−開閉するように構成してしる。
な釦、図中29a 、29bはプランジャ22a。
22bk付勢するスプリング、30はシール部材である
左右の電磁コイル23a 、23bが非通電のときには
、スプール弁8は図示した第1切換位置にあって各ポー
ト間を遮断してむり、また人力ポート2からスプール弁
8内のパイロット通孔9に流入したパイロット流体は、
プランジャ22a。
22bによって閉鎖されたピストン12a、12bのパ
イロット弁座15a 、 15bにおいて遮断されてい
る。
い1、電磁コイル23aに通電すると、プランジャ22
aが右行してパイロット弁座15ae開放すると共にパ
イロット排出弁座25a’に閉鎖するため、パイロット
流体はパイロット弁座15aからパイロット室16a内
に流入し、その流体圧力によりピストン12aが押圧さ
れてスプリング20aに抗して左行し、左行したピスト
ン12aは、スプール弁8に設けたストッパ18aに当
接してこれをスプリング20bに抗して弁本体1の肩部
1aに当接する左限位置1で押し動かし、そこでスプー
ル弁8は、人力ポート2と第2出カポ−トロとが連通し
且つ第1排出ポート3と第1出カボート5とが連通ずる
第2切換位置に切換わる。
ここで電磁コイル23aへの通電を断つと、プランジャ
22aがスプリング29aの力により元の位置に復帰し
てパイロット排出弁座25a’を開放するため、パイロ
ット室16a内に充満していたパイロット流体は該パイ
ロット排出弁座25aからパイロット排出ポー)26a
’に経て外部に放出され、そのためパイロット室16a
内の流体圧力は低下し、ついにはスプリング20aの付
勢力とロッド13aに作用する流体圧力との合力の方が
大きくなるから、ピストン12aはスプリング20bに
よって押圧されたスプール弁8と共に右方へ押し戻され
て、その先端がピストン室11aの端壁31aに当接し
且つパイロット弁座15aがプランジャ22aのシール
部27aに当接シて閉鎖される図示の位置に復帰する。
この場合、スプール弁8はストッパ18a、18bがロ
ッド13a、13bのフランジ部32a 、32bに当
接係止する図示の第1切換位置に位置決めされ、従って
各ポート間及びパイロット流体は遮断される0 次に、左側の電磁コイル21bに通電すると、スプール
弁8が右行して入力ポート2と第1出力ポート5とが連
通し、且つ第2排出ポート4と第2出カポ−トロとが連
通ずる第3切換位置をとるが、そのときの作動態様は上
記第2切換位置への切換えの場合と同等であるからその
説明は省略する。
上記実施例は、3位置方向切換弁の一つの切換様式を取
り上げたもので、他の様式にても同様の作用を行なわし
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は本考案
による改良を施すべき切換弁の断面図、第3図はその動
作説明図である。 1・・・弁本体、2・・・入力ポート、3,4・・・排
出ポート、5,6・・・出力ポート、7・・・弁室、8
・・・スプ−ル弁、9・・・パイロット通孔、10a、
10b・・・パイロット操作部、11a、11b・・・
ピストン室、12a 、 12b−・・ピストン、15
a、15b−パイロット弁座、16a、16b・・・パ
イロット室、20a 、20b−−・スプリング、21
a、21b−パイロット電磁弁、22a 、22b・・
・プランジャ、25a 、25b・・・パイロット排出
弁座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力ポート、出力ポート及び排出ポートを有する弁本体
    内に設けた上記各ポートに通じる弁室内にスプール弁を
    摺動自在に挿嵌し、該スプール弁をスプリングによるバ
    ランスとパイロット流体圧力とによって3位置に切換る
    ようにしたものにおいて、上記スプール弁の内部に入力
    ポートに通じるパイロット通孔を穿設し、該スプール弁
    の両端のパイロット操作部にかけるピストン室内に、上
    記スプール弁のパイロット通孔と連通し且つ該スプール
    弁と反対側のパイロット室内に開口するパイロット弁座
    を備えたピストンを、スプール弁との間に上記スプリン
    グを介装せしめて一定範囲内で摺動自在に挿嵌し、上記
    パイロット室内に、電磁コイルへし電流の通断により作
    動してパイロット弁座及びパイロット室内に開口したパ
    イロット排出弁座を開閉するプランジャを配設した3位
    置方向切換弁。
JP15477276U 1976-11-18 1976-11-18 3位置方向切換弁 Expired JPS5815708Y2 (ja)

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JP15477276U JPS5815708Y2 (ja) 1976-11-18 1976-11-18 3位置方向切換弁

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JP15477276U JPS5815708Y2 (ja) 1976-11-18 1976-11-18 3位置方向切換弁

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Publication Number Publication Date
JPS5372231U JPS5372231U (ja) 1978-06-16
JPS5815708Y2 true JPS5815708Y2 (ja) 1983-03-30

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JP15477276U Expired JPS5815708Y2 (ja) 1976-11-18 1976-11-18 3位置方向切換弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5938839B2 (ja) * 2014-02-10 2016-06-22 Smc株式会社 電磁パイロット式スプール弁

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JPS5372231U (ja) 1978-06-16

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