JPS6327974Y2 - - Google Patents

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JPS6327974Y2
JPS6327974Y2 JP1981191441U JP19144181U JPS6327974Y2 JP S6327974 Y2 JPS6327974 Y2 JP S6327974Y2 JP 1981191441 U JP1981191441 U JP 1981191441U JP 19144181 U JP19144181 U JP 19144181U JP S6327974 Y2 JPS6327974 Y2 JP S6327974Y2
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JP1981191441U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、油圧工具に接続使用し、工具に加え
られる油圧を高圧、低圧、無圧に切換え得る構成
を備えた電磁切換弁装置に関する。
〔従来技術〕
従来の上記切換え構造としては、例えば、実公
昭56−7430号公報が知られているが、このもの
は、上記高、低、無圧に切換える構造として、パ
イロツト圧を利用した排出弁、パイロツト圧調整
弁、段付大径部小径部からなる高、低圧切換弁を
用いる構造なるため、回路構成が複雑化する欠点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、従来のパイロツト圧を利用した回路
を不要とし、換言すれば、パイロツト圧調整弁、
段付大径部小径部からなる高低圧切換弁など余分
な弁を不要とし、構造が簡単で、而も充分機能を
果せる電磁切換弁装置を提供せんとするものであ
る。
〔考案の構成〕
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
両端にソレノイド3,4を備えた基体1に油圧の
入口6を開口した弁路2を設け、この弁路2に、
両端を上記ソレノイド3,4に連絡した弁棒5を
挿通し、上記入口6を境とする両側の弁路部分
に、弁座7,7′を設けてその外側に通路14,
16を夫々連通開口させるとともに、通路14に
工具に連なるホース15を連通させ、更に上記通
路14,16の両側に弁座9,9′を設けてその
外側に油の帰戻路10,10′を連通開口させ、
上記通路14,16を連絡路17を介して連通す
るとともに、通路14側の連絡路17端にチエツ
ク弁18を、かつ、通路16側の連絡路17端に
リリーフ弁19を夫々設けたことを特徴としてな
る電磁切換弁装置を要旨とするものである。
〔実施例〕
図面について実施例の詳細を述べる。
Aは、電磁切換弁装置で、この装置Aに単動ラ
ム型の油圧工具Bがホースを介して連結される。
上記電磁切換弁装置Aは、この装置を構成する
基体1に弁路2を設け、この弁路2には基体1の
両端に夫々設けたソレノイド3,4に連結され
て、中立位置、並びに、この中立位置を境とし、
左右に切換移動される弁棒5が挿入される。
詳述すると、上記弁路2は、その中央に図示せ
ざる油圧ポンプに連なる油圧の入口6が連通開口
され、この入口6を境とする両側に第1の弁座
7,7′を、その外側に流入溝8,8′を、その外
側に第2の弁座9,9′を、その外側に図示しな
い油タンクへの帰戻路10,10′を、更にその
外側に第3の弁座11,11′が形成される。
一方、弁棒5には、上記第1の弁座7,7′と
第2の弁座9,9′とを開閉する左右一対の内側
スプール12,12′と、その外側に同じく左右
一対の外側スプール13,13′が一体形成され
る。上記流入溝8,8′のうち、一方の流入溝
8′には通路14が連通され、この通路の中途部
に上記工具Bに連なるホース15の一端が連結さ
れ、また、他方の流入溝8にも通路16が連通さ
れ、この通路16と上記通路14とを連絡路17
を介して連通させる。上記通路14側の連絡路1
7端にはチエツク弁18を、また、通路16側の
連絡路17端にはリリーフ弁19を夫々設け、こ
のリリーフ弁19の室を通路20を介して油タン
クに連通させる。
〔作用〕
第1図、第2図の状態は、弁棒5が中立位置に
あり、従つて、入口6からの油は帰戻路10,1
0′に逃げ、よつて油は工具Bには送られない。
つまり無圧状態である。
そこで、いま励磁信号によつて一方のソレノイ
ド4が動作すると、第3図のように弁棒5が図で
左右に移動し、弁棒5のスプール12′が弁座
7′を閉じるので、入口6からの油は流入溝8、
通路16、連絡路17を経てチエツク弁18を開
き、そして通路14を経てホース15、工具Bの
シリンダーb1に至り、ラムb2を押し進める。ラム
b2が素材にこれを押し潰さない程度の圧力で当接
し、素材の仮押えを行う。
この仮押え圧力(約10Kgf/cm2)になると、今
度はリリーフ弁19のボールが押開かれ、油圧の
一部を通路20を経て油タンクに逃し、素材の仮
り押え状態が保持される。つまり低圧状態であ
る。
この保持状態で次に他方のソレノイド3が励磁
されると、弁棒5は第4図のように右方に移動
し、それによつてスプール12′が第2の一方の
弁座9′を閉じ、よつて入口6からの油圧は流入
溝8′から通路14に切換流入されてチエツク弁
18を閉じ、よつて油圧は専らホース15を経て
工具に送られ、ラムb2を強力に押し進め素材をあ
ち着する。つまり高圧状態である。
圧着完了時の信号で、上記圧着用のソレノイド
3が消磁され、弁棒5がバネによつて再び第1
図、第2図の中立位置に復帰し、よつて入口6か
らの油圧は再び帰戻路10,10′に逃がされ、
また、工具Bのラムb2はシリンダーb1内のスプリ
ング力で自ずと戻ることになる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案によれば、高圧、低圧、無
圧に切換えるための構造として、従来のような、
パイロツト圧を利用した排出弁、パイロツト圧調
整弁、段付大径部小径部からなる高低圧切換弁な
どを設ける必要がなく、単に電磁切換弁装置は、
工具と高、低圧切換弁に油圧を供給する方向制御
としておき、無圧については、弁棒は中立の位置
でよく、低圧についてはリリーフ弁(低圧調整
弁)、更に高圧については図のような簡単なチエ
ツク弁があればよく、充分その機能を果せること
ができる。つまり、従来との比較で余分な弁を取
付けないことにより、構造を簡単化し、併せて、
加工、組立の安易化と小形、軽量化を計ることが
できたもので、従来のこの種電磁切換弁装置にて
は望み得ない優れた実用上の効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁切換弁装置の動作前(無圧状態)
の一部切欠平面図、第2図は同上一部切欠正面
図、第3図は同上仮押え状態(低圧状態)の一部
切欠正面図、第4図は同上圧着動作状態(高圧状
態)の一部切欠正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端にソレノイド3,4を備えた基体1に油圧
    の入口6を開口した弁路2を設け、この弁路2
    に、両端を上記ソレノイド3,4に連結した弁棒
    5を挿通し、上記入口6を境とする両側の弁路部
    分に、弁座7,7′を設けてその外側に通路14,
    16を夫々連通開口させるとともに、通路14に
    工具に連なるホース15を連通させ、更に上記通
    路14,16の両側に弁座9,9′を設けてその
    外側に油の帰戻路10,10′を連通開口させ、
    上記通路14,16を連絡路17を介して連通す
    るとともに、通路14側の連絡路17端にチエツ
    ク弁18を、かつ、通路16側の連絡路17端に
    リリーフ弁19を夫々設けたことを特徴としてな
    る電磁切換弁装置。
JP19144181U 1981-12-22 1981-12-22 電磁切換弁装置 Granted JPS5898165U (ja)

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JP19144181U JPS5898165U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 電磁切換弁装置

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JP19144181U JPS5898165U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 電磁切換弁装置

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Publication Number Publication Date
JPS5898165U JPS5898165U (ja) 1983-07-04
JPS6327974Y2 true JPS6327974Y2 (ja) 1988-07-28

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ID=30104901

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JP19144181U Granted JPS5898165U (ja) 1981-12-22 1981-12-22 電磁切換弁装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567430U (ja) * 1980-06-17 1981-01-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567430U (ja) * 1980-06-17 1981-01-22

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JPS5898165U (ja) 1983-07-04

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