JP3560022B2 - 4ポジション電磁弁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複動型エアーシリンダ等を切替作動するための4ポジション電磁弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6に示すように複動型エアーシリンダ50を切替作動するには、1つのインポートPと一対のアウトポートA・Bと一対の排気ポートR・Sを有する一般的な5ポート電磁弁51を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような電磁弁51で切替作動させると、電磁弁51とエアーシリンダ50との間の配管内の空気は回収できず、大気中に排気されていたため、配管容量が大きくなると、省エネルギーの観点から非常に無駄であった。
【0004】
そこで本発明の目的は、アクチュエータから排気される空気の一部を回収して空気消費量を低減させることができる4ポジション電磁弁装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の4ポジション電磁弁装置は、図1に示すように、1個のインポートPと、第1及び第2の一対のアウトポートA・Bと、第1及び第2の一対の排気ポートR・Sとを有する弁本体1に、これら排気ポートR・Sをそれぞれ開閉する第1及び第2の一対の排気弁2a・2bと、これら排気弁2a・2b間を連通させる排気弁間通路3と、第1のアウトポートAをインポートPと連通させる出力側と第1の排気弁2aと連通させる排気側とに切替開閉する第1の主弁4aと、第2のアウトポートBをインポートPと連通させる出力側と第2の排気弁2bと連通させる排気側とに切替開閉する第2の主弁4bと、第1及び第2の一対の電磁パイロット弁5a・5bと、排気弁間通路3と第1及び第2の主弁4a・4bとの間を連通させる一対の通路15a・15bとを設けている。そして、一対の電磁パイロット弁5a・5bのオン・オフを切り替えることにより次の(1)、(2)、(3)、(4)のような4つの形態となる。
【0006】
(1)図1に示すように、第1の電磁パイロット弁5aがオンで第2の電磁パイロット弁5bがオフのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを閉じて排気する一方、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを開き、第1の主弁4aが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を開いて、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を閉じるとともに、該第1の排気弁2aが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により第1の排気ポートRを閉じ、また第2の主弁4bが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を閉じて、該第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を開くとともに、該第2の排気弁2bが第2の排気ポートSを開く。
【0007】
(2)図2に示すように、第1の電磁パイロット弁5aがオフで第2の電磁パイロット弁5bがオンのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを開く一方、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを閉じて排気し、第1の主弁4aが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を閉じて、該第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を開くとともに、該第1の排気弁2aが第1の排気ポートRを開き、また第2の主弁4bが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を開いて、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を閉じるとともに、該第2の排気弁2bが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により第2の排気ポートSを閉じる。
【0008】
(3)図3に示すように、第1及び第2の電磁パイロット弁5a・5bがいずれもオフのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを開くとともに、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを開き、第1の主弁4aが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を閉じて、該第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を開くとともに、第2の主弁4bが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を閉じて、該第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を開き、また第1の排気弁2aが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により第1の排気ポートRを閉じるとともに、第2の排気弁2bが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により第2の排気ポートSを閉じて、第1のアウトポートAと第2のアウトポートBのみが、第1及び第2の排気弁2a・2bを介さずに一対の通路15a・15b及び排気弁間通路3を介して互いに連通する。
【0009】
(4)図4に示すように、第1及び第2の電磁パイロット弁5a・5bがいずれもオンのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを閉じて排気するとともに、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを閉じて排気し、第1の主弁4aが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を開いて、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を閉じるとともに、該第1の排気弁2aが第1の排気ポートRを開き、また第2の主弁4bが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を開いて、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を閉じるとともに、該第2の排気弁2bが第2の排気ポートSを開く。
【0010】
このような電磁弁装置によると、特に図3に示すように第1及び第2の電磁パイロット弁5a・5bがいずれもオフのときには、第1及び第2の排気弁2a・2bがいずれも排気ポートR・Sを閉じた状態で、第1のアウトポートAと第2のアウトポートBとが排気弁間通路3を介して互いに連通するため、これら両アウトポートA・B間の配管中に空気を排気することなく留めておいて、アクチュエータの次の作動に利用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
本発明による4ポジション電磁弁装置は、図1に示すように、弁本体1が下部本体1aと上部本体1bとからなる。下部本体1aは、1個のインポートPと、第1及び第2の一対のアウトポートA・Bと、第1及び第2の一対の排気ポートR・Sとを有する。そして、この下部本体1aの内部に、第1及び第2の排気ポートR・Sをそれぞれ開閉する第1及び第2の一対の排気弁2a・2bと、これら排気弁2a・2b間を直接連通させる排気弁間通路3とを設け、また上部本体1bの内部には、第1のアウトポートAをインポートPと連通させる出力側と第1の排気弁2aと連通させる排気側とに切替開閉する第1の主弁4aと、第2のアウトポートBをインポートPと連通させる出力側と第2の排気弁2bと連通させる排気側とに切替開閉する第2の主弁4bと、第1及び第2の一対の電磁パイロット弁5a・5bとを設けている。
【0013】
第1及び第2のそれぞれの主弁4a・4bは、上部本体1b内で摺動するスプール6の内端に弁部7、外端にピストン部8を有し、いずれもインポートPからの供給圧を弁部7で受けるが、第1の主弁4aのピストン部8は、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧をパイロット圧通路9aを通じて受け、また第2の主弁4bのピストン部8は、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧をパイロット圧通路9bを通じて受けて、スプール6が切替摺動するようになっている。
【0014】
この切替摺動により第1の主弁4aの弁部7は、インポートPと第1のアウトポートAの間の弁口10aと、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aの間の弁口11aを切替開閉し、また第2の主弁4bの弁部7は、インポートPと第2のアウトポートBの間の弁口10bと、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bの間の弁口11bを切替開閉する。
【0015】
上部本体1b内において、弁口10a・10b間の空間は通路12を通じてインポートPと連通し、弁口10a・11a間の空間は通路13aを通じて第1のアウトポートRと連通し、弁口10b・11b間の空間は通路13bを通じて第2のアウトポートSと連通し、第1の主弁4aのスプール6が摺接するシール材14aと弁口11a間の空間は、通路15aを通じて排気弁間通路3と連通し、第2の主弁4bのスプール6が摺接するシール材14bと弁口11b間の空間は、通路15bを通じて同様に排気弁間通路3と連通している。
【0016】
第1及び第2のそれぞれの電磁パイロット弁5a・5bは、ソレノイド16を励磁してオンにすると、プランジャ弁体17がスプリング18に抗してパイロット弁口19を閉じ、インポートPから通路12を通じて供給される供給圧を遮断するとともに、供給されたパイロット圧を排気口23a・23bから排気する。
【0017】
第1及び第2のそれぞれの排気弁2a・2bは、ポペット弁体20により排気弁口21を開閉する。第1の排気弁2aは、第2の電磁パイロット弁5bがオフになってそのパイロット弁口19を開いたとき、ポペット弁体20が、該第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧を通路22aを通じて受けて排気弁口21を閉じ、第1の排気ポートRと遮断するのに対し、第2の排気弁2bは、第1の電磁パイロット弁5aがオフになってそのパイロット弁口19を開いたとき、ポペット弁体20が、該第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧を通路22bを通じて受けて排気弁口21を閉じ、第2の排気ポートSと遮断する。
【0018】
このような構成において、図1に示すように、第1の電磁パイロット弁5aがオンで第2の電磁パイロット弁5bがオフのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを閉じて排気口23aから排気する一方、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを開く。これにより第1の主弁4aは、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わり、つまり弁部7が弁口10aを開いて弁口11aを閉じるので、インポートPと第1のアウトポートAとの間が開いて、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間が閉じる。該第1の排気弁2aのポペット弁体20は、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気弁口21を閉じて、第1の排気ポートRからの排気を遮断する。また、第2の主弁4bは、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気側に切り替わり、つまり弁部7が弁口10bを閉じて弁口11bを開くので、インポートPと第2のアウトポートBとの間が閉じて、該第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間が開く。該第2の排気弁2bは、そのポペット弁体20が排気弁口21を開いて第2の排気ポートSからの排気を許容する。
【0019】
次に、図2に示すように、第1の電磁パイロット弁5aがオフで第2の電磁パイロット弁5bがオンのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを開く一方、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを閉じて排気口23bから排気する。これにより第1の主弁4aは、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気側に切り替わり、つまり弁部7が弁口10aを閉じて弁口11aを開くので、インポートPと第1のアウトポートAとの間が閉じて、該第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間が開く。該第1の排気弁2aは、そのポペット弁体20が排気弁口21を開いて第1の排気ポートRからの排気を許容する。また、第2の主弁4bは、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わり、つまり弁部7が弁口10bを開いて弁口11bを閉じるので、インポートPと第2のアウトポートBとの間が開いて、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間が閉じる。該第2の排気弁2bのポペット弁体20は、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気弁口21を閉じて、第2の排気ポートSからの排気を遮断する。
【0020】
図3に示すように、第1及び第2の電磁パイロット弁5a・5bがいずれもオフのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを開くとともに、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを開く。これにより第1の主弁4aは、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気側に切り替わり、つまり弁部7が弁口10aを閉じて弁口11aを開くので、インポートPと第1のアウトポートAとの間が閉じて、該第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間が開く。該第1の排気弁2aのポペット弁体20は、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気弁口21を閉じて、第1の排気ポートRからの排気を遮断する。また、第2の主弁4bも同様に、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気側に切り替わり、つまり弁部7が弁口10bを閉じて弁口11bを開くので、インポートPと第2のアウトポートBとの間が閉じて、該第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間が開く。該第2の排気弁2bのポペット弁体20は、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気弁口21を閉じて、第2の排気ポートSからの排気を遮断する。このとき、第1と第のアウトポートA・B間は、通路13a、通路15a、排気弁間通路3、通路15b、通路13bを通じて連通する。
【0021】
図4に示すように、第1及び第2の電磁パイロット弁5a・5bがいずれもオンのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを閉じて排気口23aから排気するとともに、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを閉じて排気口23bから排気する。これにより第1の主弁4aは、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わり、つまり弁部7が弁口10aを開いて弁口11aを閉じるので、インポートPと第1のアウトポートAとの間が開いて、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間が閉じる。該第1の排気弁2aは、そのポペット弁体20が排気弁口21を開いて第1の排気ポートRからの排気を許容する。また、第2の主弁4bも同様に、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わり、つまり弁部7が弁口10bを開いて弁口11bを閉じるので、インポートPと第2のアウトポートBとの間が開いて、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間が閉じる。該第2の排気弁2bは、そのポペット弁体20が排気弁口21を開いて第2の排気ポートSからの排気を許容する。
【0022】
このように構成された本電磁弁装置を記号化すると、図5のように表すことができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1及び第2の電磁パイロット弁がいずれもオフのときには、第1及び第2の排気弁がいずれも排気ポートを閉じた状態で、第1のアウトポートと第2のアウトポートとが排気弁間通路を介して互いに連通するため、これら両アウトポート間の配管中に空気を排気することなく留めておいて、アクチュエータの次の作動に利用できるので、空気消費量の低減を簡単に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成図で、第1の電磁パイロット弁がオンで第2の電磁パイロット弁がオフのときの状態である。
【図2】同じく第1の電磁パイロット弁がオフで第2の電磁パイロット弁がオンのときの状態である。
【図3】第1及び第2の電磁パイロット弁がいずれもオフのときの状態である。
【図4】第1及び第2の電磁パイロット弁がいずれもオンのときの状態である。
【図5】本発明の電磁弁装置の記号化図である。
【図6】従来例の記号化図である。
【符号の説明】
P インポート
A・B アウトポート
R・S 排気ポート
1 弁本体
1a 下部本体
1b 上部本体
2a・2b 排気弁
3 排気弁間通路
4a・4b 主弁
5a・5b 電磁パイロット弁
6 スプール
7 弁部
8 ピストン部
9a・9b パイロット圧通路
10a・10b 弁口
11a・11b 弁口
12 通路
13a・13b 通路
14a・14b シール材
15a・15b 通路
16 ソレノイド
17 プランジャ弁体
18 スプリング
19 パイロット弁口
20 ポペット弁体
21 排気弁口
22a・22b 通路
23a・23b 排気口

Claims (1)

  1. 1個のインポートPと、第1及び第2の一対のアウトポートA・Bと、第1及び第2の一対の排気ポートR・Sとを有する弁本体1に、これら排気ポートR・Sをそれぞれ開閉する第1及び第2の一対の排気弁2a・2bと、これら排気弁2a・2b間を連通させる排気弁間通路3と、第1のアウトポートAをインポートPと連通させる出力側と第1の排気弁2aと連通させる排気側とに切替開閉する第1の主弁4aと、第2のアウトポートBをインポートPと連通させる出力側と第2の排気弁2bと連通させる排気側とに切替開閉する第2の主弁4bと、第1及び第2の一対の電磁パイロット弁5a・5bと、前記排気弁間通路3と前記第1及び第2の主弁4a・4bとの間を連通させる一対の通路15a・15bとを設け、
    (1)第1の電磁パイロット弁5aがオンで第2の電磁パイロット弁5bがオフのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを閉じて排気する一方、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを開き、第1の主弁4aが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を開いて、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を閉じるとともに、該第1の排気弁2aが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により第1の排気ポートRを閉じ、また第2の主弁4bが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を閉じて、該第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を開くとともに、該第2の排気弁2bが第2の排気ポートSを開き、
    (2)第1の電磁パイロット弁5aがオフで第2の電磁パイロット弁5bがオンのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを開く一方、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを閉じて排気し、第1の主弁4aが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を閉じて、該第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を開くとともに、該第1の排気弁2aが第1の排気ポートRを開き、また第2の主弁4bが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を開いて、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を閉じるとともに、該第2の排気弁2bが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により第2の排気ポートSを閉じ、
    (3)第1及び第2の電磁パイロット弁5a・5bがいずれもオフのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを開くとともに、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを開き、第1の主弁4aが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を閉じて、該第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を開くとともに、第2の主弁4bが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により排気側に切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を閉じて、該第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を開き、また第1の排気弁2aが、第2の電磁パイロット弁5bからのパイロット圧により第1の排気ポートRを閉じるとともに、第2の排気弁2bが、第1の電磁パイロット弁5aからのパイロット圧により第2の排気ポートSを閉じて、第1のアウトポートAと第2のアウトポートBのみが、第1及び第2の排気弁2a・2bを介さずに一対の通路15a・15b及び排気弁間通路3を介して互いに連通し、
    (4)第1及び第2の磁パイロット弁5a・5bがいずれもオンのときは、第1の電磁パイロット弁5aがインポートPから第1の主弁4aへ通ずるパイロット圧通路9aを閉じて排気するとともに、第2の電磁パイロット弁5bがインポートPから第2の主弁4bへ通ずるパイロット圧通路9bを閉じて排気し、第1の主弁4aが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第1のアウトポートAとの間を開いて、第1のアウトポートAと第1の排気弁2aとの間を閉じるとともに、該第1の排気弁2aが第1の排気ポートRを開き、また第2の主弁4bが、インポートPからの供給圧により出力側へ切り替わってインポートPと第2のアウトポートBとの間を開いて、第2のアウトポートBと第2の排気弁2bとの間を閉じるとともに、該第2の排気弁2bが第2の排気ポートSを開く、
    ことを特徴とする4ポジション電磁弁装置。
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