JPS58151321A - 無機酸化物 - Google Patents

無機酸化物

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JPS58151321A
JPS58151321A JP57030496A JP3049682A JPS58151321A JP S58151321 A JPS58151321 A JP S58151321A JP 57030496 A JP57030496 A JP 57030496A JP 3049682 A JP3049682 A JP 3049682A JP S58151321 A JPS58151321 A JP S58151321A
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oxide
silica
metal
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Shigeki Yuasa
湯浅 茂樹
Koji Kusumoto
楠本 紘士
Nanyou Okabayashi
岡林 南洋
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なシリカと周期律表第1族(以下第■族と
略記する)の金属酸化物とを主な構成成分とする球形状
の無機酸化物及びその製造方法に関する。
従来シリカと第■族の金属酸化物とを主な構成成分とす
る無機酸化物は知られているが、その形状は不定形であ
って球形状のものについては知られていない。またその
製法も公知の方法はシリカと第1族の金属酸化物を混合
し、該混合物を融点以上の高温で溶解しガラス状物を得
て、該ガラス状物を粉砕する方法であった。そのために
形状が前記した様に不定形であるばが夛てなく粒度分布
は著しく広いもので、限られた用途にしか使用出来なか
った。また別の製法として、アルコキシシランと第1族
の金属のアルコラードとを混合し、これを加水分解する
ことで寒天状のグルを得て、該寒天状物を焼成すること
でシリカと第1族の金属酸化物を得ることが知られてい
る。この方法は寒天状のrルを板状に1.ftす、繊維
状にしたりすることで限られた形状に変えることが出来
る点で前記方法に比べればすぐれている。しかしながら
か\る製法を採用しても形状が球形状の、特に粒子径が
小さい例えば0.7〜7.0μmの粒子径が揃った無機
酸化物を得ることは出来なかった。
従って球形状の粒子径が揃ったシリカと第慕族の金属酸
化物とよりなる無機酸化物を得ることは大きな技術課題
であった。
従って本発明の目的はシリカと第1族の金属酸化物とを
主な構成成分とし球形状の無機酸化物及びその製造方法
を提供することにある。
また本発明の目的は粒子径が0.1〜7.0μmの範囲
にあり、粒度分布が非常に揃った無機酸化物及びその製
造方法を提供するものである。
更にまた本発明の他の目的は複合材の補強材として用い
る場合、被合材の機械的強度、表面硬度を高めるだけで
なく透明性および表面滑沢性の良好な性状を付与したシ
リカと第1族の金属酸化物とを主な構成成分とする球形
状の無機酸化物及びその製造方法を提供するにある。
更に本発明の他の目的は以下の詳細な説明で自ら明らか
になるであろう。
本発明者等はか\る多くの技術課題を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、シリカと第1族の金属酸化物を主な構
成成分とし、形状が球形状の無機酸化物の製造に成功し
、ここに提案する(至った。
本発明の無機酸化物はシリカのシリコン原子と第■族の
金属酸化物例えば酸化マグネシウム、酸化カルシウム、
酸化ストロンチウム、酸化バリウム等が酸素を仲介に結
合しており、主にシリカと第1族の金属酸化物とがその
構成成分となっている。そして上記第■族の金属酸化物
(以下単に一般式MO(但しMは第1族の金属)で表示
する場合もある)の構成比率は得られる無機酸化物の形
状に大きな影響を与える。勿論MOの種類、製造方法、
製造条件等によってその構成比率が形状に与える影*F
i変って来るが一般に球形状の無機酸化物を得ようとす
る場合はMOの構成比率を・ユ・θモル嘔以下におさえ
るのが好ましく、t#fK0.O7〜lSモル慢の範囲
のMOの構成比率を選択するときは粒子径が揃った真球
に近いものとなる。該MOの構成比率は化学分析するこ
とによって確認出来るがMQの種類によっては螢光X線
分析によって確認出来るものt′ある。しかし通常は原
料比から理論的な計算で算出されたものと大差を生じな
いので、製造原料比が明らかな場合は該原料比より算出
することも出来る。
本発明の無機酸化物はシリカとMOとの構成成分が一般
に社化学的に結合して存在するものでこれらの構成成分
を物理的に分離することは出来ない。また両成分が化学
的に結合していることは通常無Im酸化物の屈折率を測
定することで確認することが出来る。例えば無機酸化物
の屈折率がその構成成分それぞれの屈折率の間にありM
Oの成分例えばSrO、BaOが増加すると供にシリカ
単独の屈折率より高くなる事から確認することが出来る
本発明の無機酸化物は走査型又は透過型の電子鵬徹鏡写
真をとることにより、その形状、粒子径、粒度分布等に
ついての測定を行うことが出来る。
一般に本発明の無機酸化物はその粒子径が小さく例えば
O0/〜/、0μmの範囲の4ので、その粒度分布は著
しく揃ったものである。例えば粒子径の標準偏差値は/
、30以下のものとすることも可能である。
本発明で提供するシリカとMOとを主に構成成分とする
無機酸化物は比表面積が/ 001R”/ f以上、一
般には10θ〜200 m”/ $1の範囲のものと、
比表面積がlθOm279未満、一般には/〜50−2
/gの範囲のものとがある。詳しくは後述するが両成分
の原料をアルカリ性溶媒中で反応させ、加水分解するこ
とによって得た無機酸化物は比表面積が一般に/ 00
 m2/ 11以上の大きいものである。か\る無機酸
化物を500℃以上の温度一般には!;00−1300
℃程度の温度で焼成すれば無機酸化物の比表面積は小さ
くなり10019m”711未満となる。しかしながら
いずれの無機酸化−にあってもその構成成分及び形状は
は譬同−の構成比及び球形状を呈する。
本発明の無機酸化物はそのほとんどが非晶質或いは非晶
質と一部結晶質との混合物であるがMOの種I[!IC
よっては結晶質の混合物として製造される。一般(これ
らの判定は本発明の無機酸化物をX線回折又は屈折率測
定等の手段で分析することによって確認することが出来
る。
tt本発明の無機酸化物はその表面に一〇H基を結合し
て有するもので#OH基の量はアルカリ中和法の測定で
確認することが出来る。一般に前記比表面積が大きい即
ち焼成前の本のFi、/、0〜コ、 Orrwvto 
l/ 11の範囲で、また比表面積が小さいもの即ち焼
成後のものFiOe O/ zO、/ ommol/g
の範囲でOH基を有する場合が多い。
更Kまた本発明の無機酸化物の比重及び屈折率はそれぞ
れ、MOの種類と構成比率によって異なるので一部に表
示することが出来ない。最も一般的には比重が1.=θ
〜3.00.屈折率が/、35〜/、6oの範囲のもの
が多い。
本発明の無機酸化物は前記したようにその形状が球形状
である点で最も特徴的な用途を有する。
例えば歯科用充填剤として本発明の無機充填剤を用いる
場合は粉体の充填率を著しく高くすることが出来、その
結果、歯科用充填剤の機械的強度及び表面硬度を高めう
るだけでなく、透明性、表面滑沢性が著しく改善される
という実用上の著しく有用な効果を発揮する。また上記
の他に本発明の無機酸化物は触媒、触媒担体、焼結材、
顔料、無機イオン交換体、吸着剤等の広い用途に好適に
使用される。
本発明の無機酸化物は前記した種々の性状を有するので
種々の用途に使用されるが、その製法は前記性状を与え
る方法である限り特に限定されるものではない。最も代
表的な方法について以下詳細に説明する。
(11加水分解可能な有機珪素化合物と加水分解可能な
第■族金属の有機化合物とを含む混合溶液を、該有機珪
素化合物及び第■族金属の有機化合物は溶解するが反応
生成物は実質的に溶解しないアルカリ性溶媒中に添加し
、加水分解を行い、反応生成物を析出させる方法がある
上記加水分解可能な有機珪素化合物は種々あるが、工業
的に入手しやすいものとして例えば一般式5L(OR)
4  で示されるアルコキシシラン又はアルコキシシラ
ンを部分的に加水分解して得られる低縮合物が特に限定
されず使用される。
該一般式中のRはアルキル基で一般にはメチル基、エチ
ル基、イソグロビル基、ブチル基等の低級アルキル基が
好適に使用される。これらのアルコキシシランおよびそ
の低縮合物は市販品をそのま\又は蒸留精製して用いれ
ばよい。
またもう一つの原料である加水分−解可能な第y族金属
の有機化合物は一般式M(OR’ )2(但しR′はア
ルキル基)で表示される金属アルコキシド化合物又ハ、
ト記一般式中の一つ又は二つのアルコキシド基(OR’
 )がカル−キシル基あるいはβ−ジカルゲニル基で置
換された化合物が好ましい。ここでMは第■族の金属で
、具体的罠は例えばマグネシウム、カルシウム、ストロ
ンチウム又はバリウムが好適に使用される。本発明に於
いて一般に好適に使用される上記化合物な具体的に例示
すると、A4+(0−1soC,H,) 2、A41(
0−nC4H9)2、Q+(0−15oC5H1,)2
、Al17(OCH,)、、4(QC28,5)2等の
有機マグネシウム化合物及び上記)dgK代って、Cm
、Sr、及びB・ で代替した有機金属化合物等である
本発明に於ける前記アルコキシシラン又はその低縮合物
と前記有機金属化合物とは予め混合し、混合溶液として
調製する。上記混合溶液の溶媒は前記原料を溶解するも
のであれば特に限定されず使用出来るが、後述する反応
性、操作性、入手が容易な事等の理由で一般にはメタノ
ール、エタノール、イソプロ/#ノール、ブタノール、
イソアミルアルコール、エチレンクリコール、プロピレ
ングリコール勢のアルコール溶媒が好適に用いられる。
またジオキサン、ジエチルエーテル等のエーテル溶媒、
酢酸エチルなどのエステル溶媒等の有機溶媒を上記アル
コール性溶媒に一部混合して用いる事もできる。また前
記原料はそれぞれ別々に溶媒に溶解しておき該溶媒を混
合するのが一般的であるが、一方の原料を溶解した溶媒
中に他の原料を添加し溶解し混合溶液とすることも出来
る。更Klた前記原料を溶解した溶液の磯FIeFi一
般に低い方が好ましいが、低くすぎると溶媒の使用量が
著しく増大するし、濃度が高すぎると反応の制御が離し
くなったり敞扱が不便になるので居これらを勘案して適
宜決定すればよい。一般にilt原料濃度がsO重量I
s以下好ましくは5−SO重量嗟の範囲の濃度として使
用するのが最4好ましい。
本発明の無機酸化物を球形状にするためには一般に前記
原料混合溶液中の珪素(st)と第N族金属(M)との
混合比を制御すると好適である。該第置族金属(M)の
量が多すぎると無機酸化物を球形状にするのは一般に難
しく得られる無機酸化物の形状は不定形となる傾向があ
る。
従って&と−との混合比も制御するのが好まし≦0.コ
となるように選ぶのが好適である。
前記原料混合溶液中の藺と&との存在比率は得られる無
機酸化物の屈折率に影響を与える。
従って屈折率の変化を必要とする場合は上記比率を制御
すればよい。
前記原料混合物は攪拌又は静置することにょ夕、有機珪
素化合物と第■族金属の有機化合物と反応することが考
えられる。なぜならば後述するアルカリ性溶媒中に有機
珪素化合物を溶解した溶液と第■族金属の有機化合物を
溶解した溶液とを予め混合調整することなくそれぞれ別
別に添加反応させても無機酸化物特に球形状のものを得
ることは出来ない。従って本発明の無機酸化物の製造に
あっては予め両原料を混合し大溶液を調製することが必
要である。#混合溶液の調製条件は特に限定されないが
両原料を均一に分散させ反応させるために一般VCは。
−20℃で数分〜数時間攪拌下又は静電してll製する
のが好ましい。
以上のようVC@製した原料混合溶液は次いで、皺両J
I料は溶解するが無機酸化物は実質的に溶解しないアル
カリ性溶媒中に添加しシリカと第1族の金属酸化物とを
主な構成成分とする無機酸化物を析出させるのである。
核内原料は溶解するが生成する無機酸化物は実質的に溶
解しない溶媒は特に限定されず公知の有機溶媒が使用さ
れる。一般に好適に使用される溶媒は前記有機珪素化合
物及び第1族金属の有機化合物の溶媒として記載しfI
:、本のと同じアルコール性溶媒、又はエーテル溶媒、
エステル溶媒等の有機溶媒を前記アルコール性溶媒に一
部添加した混合溶媒と水とよりなる含水溶媒である。上
記含水溶媒は前記したようにアルカリ性であることが必
要である。該アルカリ性にするためには公知の化合物が
使用出来るが一般にはアンモニアが最も好適に使用され
る。
本発明の無機酸化物の形状特に球形状物の粒子径は前記
有機溶媒の種類、水の量、アルカリ濃度等の要因によっ
て影響をうけるので予め適宜これらの条件を決定してお
くのが好ましい。
一般にキアルカリ性溶媒のアルカリ濃度は1.0〜10
mole/lの範囲で選択するのが好ましく、アルカリ
濃度が高い程得られる無機酸化物の粒子径は大きくなる
傾向がある。また該アルカリ性溶媒中の水の量は加水分
解なより促進させて無機酸化物を生成させるために必要
とするもので、一般にFiO、S=S Omole/ 
lの範囲から選ぶのが好適である。鉄水のfIk度は一
般に高い程得られる無機酸化物の粒子径は大きくなる傾
向がある。更Kまた無機酸化物の粒子径が影響をうける
他の要因は前記有機溶媒の種類であり、一般には炭素原
子数の数が多くなれば得られる無機酸化物の粒子径は大
きく表る傾向がある。
前記アルカリ性溶媒中に原料混合溶液な添加する方法は
特に限定されないが一般には少量づつ長時間かけて添加
するのが好ましく、通常数分〜数時間の範囲で実施すれ
ばよい。また反応温fは種々の条件によって異なシー概
に@定することが出来ないが通常は大気圧下θ℃〜ダo
0cIifましくは10〜30℃程度で実施すればよい
。上記反応はまた減圧下或いは加圧下で冥施することも
出来るが大気圧下で十分に進行するので常圧で冥施すれ
ばよい。
以上の反応操作(よって析出する生成物は分離稜乾燥す
ればよい。このようにして得られた無機酸化物は前記し
たようにシリカとMOとを主な構成成分とし、比表面積
が10012711以上を有するものである。そして前
記のような種種の条件を選ぶことにより球形状の一般に
粒子径が0.7〜7.0μmの範囲で、粒子径の標準偏
差値が/、30以下と云うすぐれた粒度分布を有する無
機酸化物である。
(8)  前記il+の方法においてアルカリ性溶媒中
に予め沈澱析出のための核となるシリカ重合体からなる
種子を存在させておき、しかるのちに前記(11と同様
な反応を行い無機酸化物を得る方法がある。
上記方法における種子はシリカ重合体からなる粒子であ
れば特に限定されず用いられる。そしてこの様な種子を
存在せしめる方法は特に限定されないが例えば既に粒子
として分離されたものを、アルカリ性溶媒中に分散せし
める方法あるいは、アルカリ性溶媒中で生成せしめその
まま分離することなく種子として用いる方法が好適に採
用される。後者の方法について、更に詳しく説明すると
、予めアルコキシシラン又はその低縮合物を更に加水分
解する事により、まずシリカ重合体からなる種子を生成
させておき、該シリカ重合体の存在下に前記+11と同
様の反ろを行い無機酸化物を得る方法である。該アルコ
キシシラン又はその低縮合物はこれらのアルコキシシラ
ンは溶解するが得られるシリカ重合体は溶解しない溶媒
中で加水分解されてシリカ重合体となる。該シリカ重合
体は最終的に生成する無機酸化物の核となるもので、必
ずしも上記溶媒中で沈澱物として肉眼で確認出来る程の
大きさとなる必要はなく、種子が生成していれば肉眼で
は確認出来ない程小さい粒子であってもよい。またアル
コキシシラン又はその低縮合物からシリル重合体を生成
する方法は特に限定されず公知の加水分解方法が採用出
来る。例えば前記(1)で説明したと同様のアルカリ性
溶媒中に前記01で説明したような特定黄の水を存在さ
せ、アルコキシシラン又はその低縮合物を添加すればよ
い。該アルコキシシラン又はその低縮合物はそのま\添
加してもよいが一般には前記(11で説明したような可
溶性溶媒に溶解し、l〜50重量嘩の濃度に調整して使
用するのが好適である。
上記シリカ重合体を生成させた後は前記+11と同じ操
作で無機酸化物を析出させ、分離乾燥すればよい。この
ようにして得た無機酸化物はシリカを核にシリカとMO
とを主成分とする無機酸化物となるので得られる粒子径
の粒度分布は特に良好である。また得られる無機酸化物
の比審面積は100fn/9以上のもので、その粒径は
0./〜/、0μm程度のものとなる。
;31  加水分解可能な有機珪素化合物と加水分解可
能な周期律表第1族金属の有機化合物とを含む混合溶液
を、該有機珪素化合物及び周期律表第1族金属の有機化
合物は溶解するが反応生成物は溶解しないアルカリ性溶
媒中に添加し加水分解を行い反応生成物を析出させ、次
いで該反応系に加水分解可能な有機珪素化合物を添加し
加水分解させて得る方法がある。
上記(3)の方法はシリカとMOとを主な構成成分とす
る無機酸化−を析出させる操作までは前記(11と同じ
であるが、本方法では該無機酸化物の沈澱を生成させた
後、有機珪素化合物を添加反応させるものである。該最
後に反応させる有機珪素化合物は前記原料として使用す
る一般式5L(OR)4(但しRはアルキル基)で示さ
れるアルコキシシラン又はその低縮合物が%に限定され
ず使用しうる。また該析出物に該アルコキシシラン又は
その低縮合物を反応させる方法は特に限定されず公知の
方法で実施出来る0例えば前記析出物を含むアルカリ性
溶媒中に、または該析出物を分離後再度不溶性溶媒に分
散させる方法で調製したスラリー溶液中にアルコキシシ
ラン又はその低縮合物を溶解した溶液を添加し反応させ
ればよい。上記析出物の不溶性溶媒及びアルコキシシラ
ンを#解する溶液としては前記原料全溶解するのに使用
される溶媒と同種の本のが好適に使用される。またアル
コキシシラン又はその低縮合物を該析出物に反応させる
ためには該アルコキシシランが加水分解を受ける必要が
あるので上記反応溶媒中には水の存在が必要である。鉄
水の量は前記(11のシリカとMOとを主な構成成分と
する反応生成物音析出させる場合の条件と同様である。
また前記アルコキシシラン又はその低縮合物を溶解した
溶媒を前記析出物が存在する溶液に添加反応させる時の
アルコキシシラン濃度は低い方がよく一般にはSOx量
−以下好ましくは1〜30)IL*チで使用するとよい
。また上記アルコキシシラン溶液の添加時間は添加する
溶媒の菫によって異なるが一般には数分〜数時間の範囲
から選べばよい。
勿論前記アルコキシシラン全添加する場合、溶媒に溶解
することなくアルコキシシランを前記析出物が存在する
溶媒中に直接添加反応させることも出来るがこのような
方法は工業的に反応の制御が難しいので出来ればさけた
方がよい。
上記方法で得られる無機酸化物の析出は分離後乾燥すれ
ばよい。また上記無機酸化物はシリカとMOとを主なs
酸成分とし、その比表面積が/ 00 m2/ を以上
のものである。しかしその製法上から、無機酸化物は粒
子表面層はシリカのみ又はシリカ含量の高い層で被われ
ており、粒子内部がシリカとMOとが結合した構成とな
っていると推定される。そして上記のようにして得られ
た無機酸化物は化学的にはシリカに近い性質を有する本
のとなる。
(4)  前記(3)の方法においてアルカリ性溶媒中
に前記(2)の方法と陶様に予めシリカ重合体からなる
撫子t 、h在させておき、しかるのちに前記(3)と
同様な反応を行い無機酸化物を得る方法である。
上記(4)の方法は前記(11、(2)及び(3)を組
合せた方法でこれらの反応に際して説明した条件がその
まま採用しうる。この方法で得られ六無機酸化物はシリ
カ重合体の撫子を中心にシリカと第…族金属酸化物とを
王として構成成分とする層が存在し、表面には王として
シリカよりなる層で被われた無機酸化物が存在する。ま
ft該無機酸化物の比表面MFi/θθm2/?以上の
大きなもので、球状体にあってはその粒子径もO0l〜
/・0μmの範囲のものでその粒子径の標準偏差値が7
.30以下のものを得ることが出来る。
以上の(11、(21、(3)及び(41の方法で得ら
れる無機酸化物はいずれも白色ないし、黄白色の無定形
の粉体を主体とするもので特に球形状の粒子体として得
られる吃のが有用である。このようにして得られた無機
酸化物は一般に前記したように比表面積が/ 00 t
n”/ ?以上の大きいものであるので触媒、触媒担体
、吸着剤等の比表面積を必要とする分野に好適に使用さ
れる。
本発明で提供する無機酸化物は上記(11〜(4)の方
法で得られた生広物を焼成することにより、その表面の
−OH基を極端に少なくシたものも存在する。
該焼成方法は特に限定されず公知の方法で20θ〜/3
00℃或いはそれ以上の温度で焼成すればよい。該焼成
することによって無機酸化物の比表面積は小さくなり5
00℃以上の温度で焼成すると/ 00 m”/ を未
満の比表面積となる。また球形状の無機酸化物を焼成す
ると約500℃以上の温度の場合は一般に粒子径から真
球として理論的に計算される比表面積とはヌ同等のもの
となる場合が多い。
上記焼成温度は粉体の構造を変化させる場合がある。例
えば非晶質の前記無機酸化物が焼成によって非晶質のま
\存在したり、非晶質に一部結晶質が混じったものとな
ったり、爽には結晶Jj[#In質が混在するようにな
る場合でさえある。
上記焼成後に得られる無機酸化剤はすぐれた性状を有し
、例えば歯科用充填剤の粉体成分としてすぐれたものと
なる。
以下歯科用充填剤の粉体成分として使用した場合の複合
材について説明する。
例えば夏合可能なビニルモノマーと粒子径が0、/−/
、0μmの範囲にある前記焼成後の球状粒子とよりなる
複曾材とするときすぐれた性状を示す。
上記複合材のl成分は1合可能なビニルモノマーで滲)
る。誼ビニルモノマーは特に限定的ではなく、一般に歯
科用複合材として使用されている公知なものが使用出来
る。該ビニルモノマーとして最も代表的なものはアクリ
ル基及び/又はメタクリル基を有する1合可能なビニル
モノマーである。
具体的に上記アクリル基及び/又はメタクリル基を有す
るビニルモノマーについて例示すると例えばコ、コーピ
スC4’(2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシゾロ
ポキシ)フェニル〕ゾロノやン、メチルメタクリレート
、ビスメタクリロエトキシフェニルプロパン、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコー
ルジメタクリレート、テトラメチロールトリアクリレー
ト、テトラメチロールメタントリメタクリレート、トリ
メチ、0−ルエタントリメタクリレート等が好適である
。また下記の構造式で示されるウレタン構造t 有丁、
6 ビニルモノマーも好適に使用される。
但し上記式中、R1、R2,R11及びR4は則穫又は
異種のH又はCH,で、+A+は+CH2+、、これら
のビニルモノマーは醐科用材料としては公知なものであ
るので必要に応じて単独で或いは混合して使用すればよ
い。
前記複合材の他の成分は前記無機酸化物である。
前記無機酸化物は粒子径がo、i−i、oμmの範囲に
ある球状粒子で且つ該粒子径の分布のII準偏差蟻が/
、3θ以内にあるものを使用すると好適である。上記粒
子径1粒子形状及び粒子径の分布は歯科用複合材に使用
する限りいずれも非常に1賛な景因となる。例えば上記
粒子径が0.1μmより小さい場合には重合可能なビニ
ルモノマーと練和してペースト状の混合物とする際に粘
度の上昇が著しく、配合割合を増加させて粘度上昇を防
ごうとすれば操作性が悪化するので実質的に実用に供す
る材料となり得ない。また該粒子径がへ〇網 より大き
い場合は、ビニルモノマーの重合硬化後の桐脂の耐摩耗
性あるいは表面の滑沢性が低下し、更に表面硬f吃低下
する等の欠陥があるため好ましくない。また粒子径の分
布の標準偏差値が7.3θより大きくなると複合材の操
作性が低下するので実用に供する複合材とはなり得ない
史にまた前記無機酸化物が前記粒子径0.1〜/ 、 
Q pmの範囲で、粒子径の分布の標準偏差が/、30
以内の粒子であっても、該粒子の形状が球形状でなけれ
は耐摩耗性、表面の滑沢性、表面硬直等に於いて満足の
いくものとはなり得ない。
例えば歯科用修復材として上記複合材音用いる場合には
操作性が重要な要因となるばかりでなく。
得られる硬化後の複合レジンの機械的強度、耐摩耗性、
表面の滑沢性等を十分に良好に保持しなければならない
。そのために一般に前記無機酸化物の添加量は20〜9
0東倉チの範囲となるように選ぶのが好ましい。
また上記歯科用複合修復材として使用する場合には一般
に前記無機酸化物と重合可能なビニルモノマーおよび重
合促進剤(例えば第三級アミン化合物)からなるペース
ト状混合物と無機酸化物とビニルモノマーおよび重分開
始剤(例えばベンゾイル/9−オキサイドの如き有機過
酸化@)からなるペースト状混合物と?それぞれあらが
しめhs#しておき、修復操作の直前に両者を混練して
硬化させる方法が好適に用いられる。上記複合材を硬化
させた複合レジンは従来のものに比べて圧縮強度等の機
械的強Ifは劣ることなく、しがも耐摩耗性あるいは表
面の滑沢性にすれ、さらには表面硬度が高く1表面研庸
仕上けが非常に容易である上に透明性が向上するという
多くの優れた%徴を有している。しかしこのような特徴
があられれる理由については現在必ずしも明確でeよな
いが、本発明者等は次の様に考えている。即ち、第1に
粒子の形状が球形型でしかも粒子径の分布の標準偏差値
が1.30以内というような粒子径のそろった無機酸化
物音用いる事によって、従来の粒子径分布の広いしかも
形状の不揃いな充填材管用いる場合に比べて、硬化して
得られる複合レジン中に無機酸化物がより均一にしかも
密に充填される事及び第コにさらに粒子径の岬囲が0.
/〜/、O岬の範囲内であるものを用いる拳により、粒
子径が数十μmもある従来の無機充填材を用いる場合に
比べて、硬化後の複合レジンの始暦面は滑らかになり、
逆に数十pmの微細粒子を主成分とする超微粒子充填材
を用いる場合に比べて充填材の全比表面積が小さく、従
って適当な操作性會有する条件下で充填材の充填量が多
くできる事などの理由が考えられる。
以上の如く形状に起因する特徴の外に本発明による充填
材は、充填材自身の屈折率をビニルモノマーの重合体の
それと一致させる事が容易であるので、鉄屑折率を一致
することにより極めて透明性に優れた複合レジンが得ら
れる。
上記の複合材は前記特定の無機酸化物と1合可能などニ
ルモノマーとを配合することにより、上記したように従
来予想し得なかった数々のメリットを発揮させるもので
ある。前記複合材は重合可能なビニルモノマー成分と特
定の無機酸化物成分との二成分の配合で前記メリツ)1
−発揮するものであるが、これらの成分の他に一般に歯
科用修復材として使用される添加成分を必景に応じて添
加することも出来る。これらの添加成分の代表的なもの
は次のようなものがある。例えばラジカル重合禁止剤、
色合せのだめの着色顔料、紫外線吸収剤などがある。
以下実施例を挙げ、本発明をさらに具体的に説明するが
、以下の実施例で利用した禎々の注状の測定は%にこと
わらない限り次ぎのようにして実施した。
(11屈折率 試料の無機酸化物の屈折率と同じ屈折率の溶媒會1.I
4製し、その溶媒の屈折率を試料の屈折率とした。溶媒
の調製方法としては、試料を溶媒に懸濁させ、肉眼観察
により透甲に見えるような溶媒の組成を一定温度下でB
I3製した。使用した溶媒はペンタン、ヘキサン、シク
ロヘキサン、トルエン、スチレンおよびヨウ化メチレン
等テあり、溶媒の屈折率はアペの屈折針で測定した。
(21比  重 ピクノメーター法に従って比重を測定した。
(3)  粒子径および粒子径分布の標準偏差値粉体の
走査型電子顕微鏡写真を撮り、その写真の単位視野内に
観察される粒子の数(n)、および粒子径(直径Xi)
?求め1次式により算出される。
但し ×=□(数平均径) (4)比表面積 柴田化学器機工業■迅速表面副定i@SA−/θ00金
用いた。測定原理はBET法である。
(5)  複合材のペーストのルー製および硬化方法先
ず、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランに
よって表面処理された非晶質シリカとビニルモノマーを
所定の割合でメノウ乳鉢に入れ均一なペーストとなるま
で十分混練した。
次いで該ペーストラ三等分し、−万のイーストにはさら
に重合促進剤音訓え十分混合した(これk ヘース)A
とする)。また他方のペーストには有機過酸化物触媒を
刃口え十分混合した(これk イーストBとする)。次
にペース)A及びペース)Bの等菫全約30秒間混練し
、型枠に充填し硬化させた。
(6)  圧縮強度 ペーストA及びぺ−x)Bを混合して、室温で30分間
重合させた後、37℃、水中2q時間浸漬したものを試
験片とした。その大きさ。
形状は直径6■、高さ12mの円柱状のものである。こ
の試験片を試験機(東洋ゴードウインfiLITM−!
rT)に装着し、クロスヘッドスピード/θ■/min
で圧縮強Kを測定した。
(7)  曲げ強度 ペースト^及びペーストB?r混会して室温で3θ分間
1合させた俊、37℃、水中214時間浸漬したものを
試験片とした。その大きさ、形状はコ×コ×コS■の角
柱状のものである。曲げ試験は支点間距離Ωθ−の聞は
試験装Wを東洋ゲートウィン製uvM−57に装着して
行ない、クロスヘッドスピードθ−!;w/mlnトし
た。
(8)  歯ブラシ摩耗深さ、および表面粗さペースト
A及びペーストBを混合して蔓崗で3θ分間重会させた
後、32℃、水中29時間浸漬した本の全試験片とした
。その大きさ、形状は1.5×10×11011Iの板
状のものである。
試験片を荷重1Ioo Ltで歯ブラシで/!;00m
摩耗した後、表面粗さ計(サーアコムへ−10O)で十
点平均あらさを求めた。又岸耗深さは岸粍重tを仮台レ
ジンの密度で除して求めた。
(9)  表面硬度 ペーストA及びペーストB’に混合して室温で30分間
重合させた後、37℃、水中2ダ時間浸漬したものを試
験片とした。その大きさ、形状は2.!r×10mの円
板状のものである。測定はミクログリネル硬さ試験を用
いた。
また実施例で使用した略記は特に6cさない限り次の通
りである。
ナTh表/〜/6の無慎讃化物の焼成時間は特に記さな
い限り7時間とした。
へM;非晶質、MS + Mg +AM : Mg25
104とMgOと非晶質の混在、C,+ C2+ C+
 C6: Ca、5IO5Sr + Cr : SrO
とグリストノ9ライトの混在、1^^:イソアミルアル
コール、IPA:イソグロノ母ノール、MeoH:  
メタノール、9uOH:  ブタノール、?″′。
0=0 H NI″1 C=O C=O H H 0=0 実施か(/ テトラエチルシリケー) (5ICOC2H,)4、日
本コルコート化学社製商品名:エチルシリケー) 2g
)コogt*メタノール0.2詔に齢かした溶液をバリ
ウムビスイソベントキサイド3i、1t−pイソアミル
アルコールO6り1に浴〃・シた溶液に混合した。この
混合後の溶fLを約90℃乾燥した窒素下で30分間還
流した後、呈温まで冷却し、テトラエチルシリケートと
バリウムビスイソベントキサイドとの混合溶液を調製し
た。次に攪拌機つ巻の内容積10−eのガラス製反応容
器にメタノール2.5!を満し、これに5ootのアン
モニア水浴液(嬢f 、23 wt%)含加えてアンモ
ニア性メタノール浴液を調製し、との浴液に先に調製し
たテトラエチルシリケートとバリウムビスイソベントキ
サイドの混合溶液を反応容器の偏置を20℃に保ちなが
ら約2時間かけて癌加した。添加開始波数分間で反応液
は乳白色になった。添加終了後頁に一時間攪拌ケ絖けた
後、乳白色の反応液からエバポレーターで溶媒を―き、
さらに50℃で、減圧載録することにより乳白色の粉体
ケ得た。
走f型篭子顕似鏡写真による観察の結果粉体の形状は球
形で、その粒径はθ、2!;−0,QOIJrnの範囲
にあり、その粒径の標準偏差値は/、20であった。ま
たBET法による比表面積はl05m2/ fPであっ
た。
X線分析によるとおよそコθ=2!;”(中心にしてゆ
るやかな山形の吸収がみられ非晶**造管有するもので
あることが確認された。
さらに示差熱分析計、および熱天秤による熱変化および
重f変化を狽り定した。その結果、100゜C付近に脱
水によると思われる扱熱、1菖減少がみられ、さらに2
SO〜550℃付近では発熱電量減少がみられた。その
&1000℃までには熱変化、東ti化はみられなかっ
た。
1000℃にて9時間焼成した後の粉体の比表面積は/
 2 m / )、比重は2.q2および屈折率は1.
52〜/、53であり、X線分析ではコθ=2!;0を
中心K してゆるやかな山形の奴収が楚られ非晶質体で
あることが予測された。父、螢光XM分析によるBaO
の言有率eユ仕込1からの計算値と一致し収量も仕込量
からの計X値と一致した。
粉体のBaOの含量率の実測値は9 、 / mole
  チ(計算値は?、/mole%)、粉体の収量の実
測値Fi76.5SL (計算値はり7.θ?)であっ
た。
実施例コ〜1 表1の混合溶液の原料組成とした以外は全て実施ν11
/と同様な粂件で実施した。その結果全台せて表1に示
した。得られた無機酸化物は実施例/と同様な観察の結
果全て原形状であった。
実施例S〜6 表2の混合浴数の原料組成とした以外は全て冥施例1と
同様な条件で笑施した。その結果を合せて表コに示した
。得られた無機酸化物は実施例1と同様な観察の結果全
て球形状であった。
実施例g〜10 表3のアンモニア性アルコールの組成とした以外は全て
実施例/と同様な条件で実施した。その結果を合せて表
3に示した。得られた無機酸化物は実施例1と四様な観
察の結果全て球形状であった。
実施例ii〜/q 表qの混合溶液の原料組成とした以外は全て実施例/と
同様な条杆で冥施した。その結果を合せて表ダに示した
。得られた無機酸化物は実施例/と同様なamの結果全
て球形状であった。
実施例20 実施例1で用いたと則じテトラエチルシリケート20g
ftをメタノール/、2iに溶かした溶液管、実施例1
で用いたと同じバリウムビスイソベントキサイ)’3/
、/?’tイソアミルアルコール0.713に溶かした
溶液に混合した。この混合後の溶液を約qθ℃、乾燥窒
素雰囲気下で30分間還流した後、室温まで冷却し、テ
トラエチルシリケートとバリウムビスイソベントキサイ
ドとの混合溶液を―製した。
次に攪拌機つきの内容積10Jのガラス夾反応答器にメ
タノールコ、S廓を導入し、これに5ootのアンモニ
ア水溶液(濃度コSWtチ)を加えてアンモニア性メタ
ノール溶液を調製した。
次いで該アンモニア性メタノール溶液にシリカの種子を
作くるための有機珪素化合物溶液としてテトラエチルシ
リケートダ、θtをメタノール/θ□mlに溶かした溶
液を約3分間かけて添加し、添加終了S分後反応液がわ
ずかに乳白色になったところでさらに続けて上記の混合
*tgt−反応容器のm度を20℃に保ちながら約一時
間かけて添加した。混合溶液の添加につれて乳白色の懸
濁液となった。添加終了後頁に一時間攪拌ヲ紐けた後。
乳白色の反応液からエバポレーターで溶媒を除き、さら
にgθ℃で減圧乾燥することにより乳白色の粉体を得た
。走査型寛子洩微鏡写真による観察の結果、粉体の形状
は球形で、その粒径は0.2!;〜0・33μmでその
粒径の標準偏差値は/、/lであった。またBET法に
よる比表面積は/ / Om2/ fであった。X線分
析によるとおよそコθ;25° を中心にしてゆるやか
な山形の吸収がみられ非晶質構造を有するものであるこ
とが確認された。
示差熱分析計および熱天秤による熱変化および重量変化
は実施例/の粉体と同様な傾向を示した。
1000℃にてダ時間焼成した後の粉体の比表面積は/
 2 m2/ f、比重は2.4A2、および屈折率F
l/、!;2〜/、!;、3−C−あり、X線分析テf
lコθ=2!;0に中心にしてゆるやがな山形の吸収が
見られ非晶質体であることがMMされた。又。
螢光X線分析によるBaOの含有率は仕込みからの計算
値と一致し収量も仕込量からの計算値と一致した。粉体
のBaOの含有率の実測値はg 、qmole%(計算
値B g 、 q mole’l ) s粉体の収量の
実測値77、OP<計算値は7g、2f)であった。
実施例27〜23 !!Sに示したシリカの種子を作くるための有機珪素化
合物浴液の組成以外は全て実施例20と同様カ条件で行
なった。その結果を合せて表Sに示した。また得られた
無機酸化物Fi実実施ココと同様に観察した結果全て球
形状であった。
実施例コq−コを 表6の混合溶液の原料組成とした以外は全て実施例コ0
と同様な条件で行なった。その結果を合せて表6に示し
九。
得られた無機酸化物は実施例−〇と同様に観察した結果
全て球形状であった。
実施例30〜32 表7のアンモニア性アルコールの組成とした以外は全て
実施例20と同様な条件で行なった。その結果を合せて
表7に示した。また得られた無機酸化物は実施例20と
同様に観察した結果全て球形状であった。
賽施例33〜ダ/ 表gの混合溶液の原料組成とした以外は全て実施例コO
と同様な条件で行なった。その結果を合せて表−〇に示
した。また得られた無機酸化物は実施例20と同様に観
察した結果全て球形状であった。
実施例412 実施例/で用いたと同じテトラエチルシリケート−〇g
?とをメタノール/、2Jに溶かした溶液を実施例/で
用いたと同じバリウムビスイソ/4ントキサイド3i、
it′t−イソアミルアルコール0.71に溶かした溶
液に混合した。この混合後の溶液を約90℃、乾繰窒素
雰囲気下で30分間還流した後、呈娼まで冷却し、テト
ラエチルシリケートとバリウムビスイソベントキサイド
との混合浴液t−X製した。次に攪拌機つきの内容積1
0Jのガラス製反応容器にメタノール2.5!を満し、
これに5ootのアンモニア水溶液(lllK2 、t
 wt% ) を加えてアンモニア性メタノール溶液會
調製した。との浴液に先に調製した混合溶液を反応容器
の温度を20℃に保ちながら約2時間かけて添加し反応
生成物を析出させ九後さらに続けてテトラエチルシリケ
ート1011ff含むメタノール0.!Jからなる浴液
を約2時間がけて添加した。添加終了後史に7時間攪拌
を続けた後、乳白色の反応液からエバポレーターで溶媒
を除き、さらにgθ℃で、減圧乾燥することにより乳白
色の粉体全得た。
走査型電子顕微鏡写真による観察の結果粉体の形状は球
形状で、その粒径けθ、コざ〜θ、り0μmの範囲にあ
りその粒径の標準偏差値が/、15であった。xI1分
析によるとおよそコθ=250會中心にしてゆるやかな
山形の吸収が見られ非晶質構造金層することがわかった
。ま*BET法による比表面積は/ / Om2/ t
であった。さらに示差熱分析計および熱天秤による熱変
化および車量変化を測定した。イ“の結果は実施例/と
同様な傾向を示した。この粉体を1ooo℃にて4時間
焼成した後の粉体の比表面81は/ Om2/ ff 
、比重コ、30および屈折率は/、52〜/、S3であ
り、X線分析では二〇=25”k中心にしてゆるやかな
山形め吸収が見られ非晶質体であることがiigされた
。又、螢光X線分析によるSaOの含有率は仕込量から
の計算値と一致し収量も仕込量からの計算値と一致した
。粉体のBaOの含有率の実測値は6.Jmol・囁(
計算値は6 、3 mole% ) 。
粉体の収量の実測値はioo、ot<計算値は10g、
2y−)であった。
実施例t3〜4!弘 表9に示した有機珪素化合物溶液の組成以外は全て実施
例112と同様な条件で実施した。その結果を合せて表
9に示した。また得られた無機酸化物は実施例9.2と
同様な観察の結果全て球形状であった。
寮施例り3−50 表70の混合浴液の原料組成とした以外は全て実施例ダ
コと同様な条件で行なった。その結果を合せて表10に
示した。また得られた無機酸化物は実施例ダコと同様な
観察の結果全て球形状であった。
実施例S/〜S3 表/lのアンモニア性アルコールの組成とした以外は全
て実施例q2と同様な条件で行なった。
その結果を合せて表/lに示し良。また得られた無機酸
化物は実施例qユと同様な観察の結果全て球形状であっ
た。
実施例部 〜乙3 表72の混合耐液の原料組成とした以外は全て実施例ダ
コと同様な条件で行なった。その結果を合せて!!12
に示した。ま、た得られた無機散化物は実施例ダコと同
様な観察の結果全て球形状であり九。
実施例64c 実施例1で用いたと同一のテトラエチルシリケートコo
tiとをメタノール/ 、2tに溶かした溶液を実施例
/に用いたと同じバリウムビスイソベントキサイド3/
、/11をイソアミルアルコール0 、7 LK溶かし
た溶液に混合した。この混合後の溶液を約90℃1乾燥
窒素雰囲気下で30分間遠流した後、室温まで冷却し、
テトラエチルシリケートとバリウムビスイソベントキサ
イドとの混合溶液を調製した。次に攪拌機つきの内容積
10tのガラス製反応溶液にメタノールコ、SLを導入
し、これに5ooitのアンモニア水溶液(濃度2 !
; wt%)を加えてアンモニア性メタノール溶液を1
lil製し、これにシリカの種子を作くるための有機珪
素化合物溶液としてテトラエチルシリケートダ、ogを
メタノール100−に溶かした溶液を約S分間かけて添
加し、添7:JD@了後S分後反応液がわずか乳白色の
ところで、さらに続けて上記の混合溶液を反応容器の温
度を20℃に保ちながら約一時間かけて添加し反応生成
物を析出させた。
その後さらに続けてテトラエチルシリケー) /Qel
を含むメタノールO,Stからなる溶液を該反応生成物
が析出した系に約2時間かけて添加した。
添加終了後頁に1時間攪拌を続けた徒乳白色の反応液か
らエバIレータ−で溶媒を除き、さらに50℃、減圧乾
燥することによね乳白色の粉体を得た。
走査型電子顕微鏡写真による観察の結果粉体の形状は球
形状でその粒径は0.211〜0.ダOμmの範囲にあ
シ、ま友その粒径の標準偏差値が八15でおった。X線
分析によるとコe=、2s6を中心にしてゆるやかな山
形の吸収が見られ非晶質構造を有することがわかった。
またBET法による比表面積は/ / Q m2/9で
あった。さらに示差熱分析針および熱天秤による熱変化
および重量変化を調定した。その結果は実施例1と同様
な傾向を示した。1ooo℃にてダ時間焼成した後の粉
体の比表面積は20 W12/11 、比重#iコ、3
01および屈折率/、32〜/、!;3であシX@分析
では一〇=2!;Oを中心にしてゆるやかな山形の吸収
が見られ非晶質体であることが確認された。又螢光X線
分析による51と8aO量比は仕込みの量比と一致し、
収量も仕込み量から計算される値と一致し友0以上の結
果から8aOb 、 2 mo1% 、51029Q、
gmol・−の組成からなる非晶質構造を有する球形状
無機酸化物であることが確認された。
実施例63−b7 表73に示したシリカの種子を作くるための有機珪素化
合物溶液の組成および反応生成物を析出させた後に添加
する有機珪素化合物溶液の組成以外は全て実施例bqと
同様な条件で行なった。その結果を合せて表73に示し
た。また得られた無機酸化物は実施例6ダと同様な観察
の結果、全て球形状であり九。
実施例6t〜り3 表7仏の混合溶液の原料組成とした以外は全て実施例ダ
コと同様な鏑件で行なった。その結果を合せて表7ダに
示した。得られた無機酸化物は実施例bダと同様にIi
!察した結果全て球形状であり九。
11!施例7tI〜76 表75のアンモニア性アルコールの組成とした以外は全
て実施例6ダと同様な条件で行なった。
その結果食合ぜて表1!fに示した。得られた無機酸化
物は実施例64cと同様に観察し九結果全て球形状であ
った。
実施例77〜″2S 表76の混合溶液の原料組成とした以外は全て実施例6
μと同様な条件で行なり九。その結果を合せて表76に
示した。得られた無機酸化物は実施例6ダとfjlll
に観察し九結果全て球形状であつ九。
実施例96 実施例b6と同様な方法で合成し九1000℃、1時間
焼成した無機酸化物を摺潰機で30分間粉砕し良後、さ
らにr−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランで
表面処理を行なった。処理は無機酸化物に対してr−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシランをb wt−
添加し、水−エタノール溶媒中で50℃、2時間還流し
た後エバ4レータ−で溶媒を除去し、さらに真空乾燥さ
せる方法によった。
次にビニルモノマーとして2.2−ビス(4tC2−ヒ
ドロキシ−3−メタクリルオキシプロ4キシ)フェニル
〕グロノ々ン(以下Bls−GM^ト言つ。)トトリエ
チレングリコールジメタクリレート(以下TEGDM^
と言う。)の混合物(混合割合はB15−個^/ TE
QDMA ”” 3/ 7モル比である。)に上記無機
酸化物を配合し充分練和することによシペースト状の複
合材を得九。この際□複合材の無機酸化物の充填量は7
2.ざwt4でペーストの粘度は操作上適正であった。
次にペーストを2等分に一方には重合促進剤としてN、
N−ジメチル−P−)ルイジンを、もう一方には重合開
始剤として過酸化ベンゾイルを各々ビニルモノマーに対
して/wt−添加しペースト^(前者)及びペース)8
(後者)を調製し友。
上記のペース)AとペーストBを等置数り、 30秒間
、室温で練和し硬化させたものについて物性を測定した
結果、圧縮強度J 、 500 Kl/1ar2.曲げ
強度760糠/aI+2、表面あらさO0Sμ溝1表面
硬*bo、oSmプラン摩耗深85.2μであり九。又
表面研摩仕上げについてはソフレツクス(スリーエム社
製)で仕上げ九ところ複合レジンの表面を削シ過ぎるこ
となく、容易に滑沢性の良い表面が得られた。又、透明
性は良好であった。
実施例97〜9q 実施例/、実施例20および実施例ダlの無機酸化物(
iooo℃、ダ時間焼成したもの)を用いて、実施例2
6と同様なビニルモノマーを用い、同様な方法でペース
トを調製し、さらに硬化させ複合レノンの物性を測定し
た。その結果を同じく表1りにまとめて示した。
実施例 Zρ、4x 実施例z6で用い九無機酸化物を用い、ビニルモノマー
成分としテU−4!HMA 1U→TMA 、 U−A
BMA、テトラメチロールメタントリアクリレート(以
下TMMTと言う。)およびメチルメタクリレ−)(J
et下MMAと言う。)を用いた以外は実施例と同様な
方法でイースト状の複合材を調製した。ビニルモノマー
成分の混合割合4表/lに示した通シである。イースト
状の複合材をさらに実施例θ6と同様な操作で硬化させ
た複合レジンの物性を測定した。その結果を同じく表1
gに示した。
実施例  デ3 Pd(、t20 、3 b 11を/N塩酸水溶液に溶
かし。
この水溶液に実施例/と同様の方法で合成した無−酸化
物(焼成温度200℃、コ時間で焼成し喪もの、表面積
120%’/11)101を含浸しg。
〜g5℃で蒸発乾固後//Q℃で一夜乾燥し粉体を得た
。この粉体をペレタイザーにて成層した後内径2g簡の
ノ母イレツクス製反応管に充填し、水素雰6気下、3!
;0℃で約3時間道元した。その後反応管の温度を20
0℃まで下げ、水素/、Qz/h1−酸化炭素0.!;
t/時の流量で反応管内に通し、20時間後に反応管出
口の組成をガスクロマトグラフにより分析した。その結
果メタノールが生成し九。その収率は供給−酸化炭嵩に
対して0−07mo1%であった。これは熱力学的デー
タよシ算出される平衡収率の約1.2割に相当する高活
性であった。
特許出願人 徳山1遍株式会社 手続補正書 昭和57年3月11 日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 2、発明の名称   無機酸化物及びその製造方法3、
補正をする者 事件との関係  特許出願人 住    所  山口県徳山市御影町1番1号4、補正
の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 (1) 明細書第35頁下から6行目 「数+μm」を[数+ng+Jに補正する。
(2)  同 第40頁下から5行目 「ミクロブリネル」を「ミクロブリネル」に補正する。
(3)  同 第51頁 表3 実施例8,9.10の粒径範囲[0,15〜0,35 
J、「0.15〜0.30 J、「0.20〜0.40
 Jを0.75 J、r O,52〜0.80 Jに補
正する。
(4)  同 第51頁 表3 実施例9,10の焼成温度1000℃での比表面積「2
3」、「2月をそれぞれ「12」、「9」に補正する。
(5)  同 第58頁 表ぢ 実施例22の焼成温度1000℃でのX線分析の欄にr
AMJを挿入する。
(6)  同 第58頁 表5 実施例23の有機珪素化合物  Si  (OC2H5
)4の欄のr 128.0 32,6Jを「128.0
」に補正する。
(7)  同 第62頁 表7 実施例30,31.32の粒径範囲[0,15〜0.3
5 、J9.   、「0.15〜0.30 J、r 
O,’20〜0.40 Jを、それぞれr O,35〜
0.46 J、[0,49〜0.77J、[0,50〜
0.82 Jに補正する。
(81同 第62頁 表7 実施例31.32の焼成温度1000℃における比表面
積「20」、「20」をそれぞれ「13」、「8」に補
正する。
粒径範囲の欄に単位として[(μ1m)Jを挿入する。
(10)   同 第72頁 表11 実施例51,52.53の粒径範囲「0.15〜0.3
5 J[0,15〜0.35 J 、’I O,20〜
0.404を[0,35〜0.47 J、[0,44〜
0,71 J、[o、si〜0.81 Jに補正する。
(11)   同 第13頁 表11 実施例52.53の焼成温度1000℃における比表面
積「22」、「20」をそれぞれ[’15J  、 r
 8Jに補正する。
(12)   同 第12頁 表11 実施例53のアルコールの欄の 「E±0H=2.5」
をrBu OH= 2,5J ニ補正t8゜(13) 
  同 第75頁 表12:第76頁 表12っづき;
第86頁 表16 混合溶液の原料組成の欄の「イソプロパツール」を「ア
ルコール」に補正する。
(14)   同 第77頁 11行目「反応溶液」を
[反応容器]に補正する。
(15)   同 第84頁 表15 実施例74,75.76の粒径範囲[o、is〜0.3
5 Jr O,15〜0.35 J、r O,20〜0
.40 Jをそれぞれr O,36〜0.48 J、 
 l 0945〜0.71 J、l” 0.50〜0.
82 Jに補正する。
(16)   同 第84頁 表15 実施例16の焼成温度1000℃における比表面積「1
5」を「5」に補正する。
(17)   同 第84頁 表15 実施例76のアルコールの欄の rE七〇H=2.5」
をrBU OH= 2.5Jに補正する。
(18)   同 第91頁 表18の下に[(注) ビニルモノマー成分の()内の
数字はビニルモノマーの混合割合で単位はwt%で示す
。」を挿入する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +11  シリカと結合可能な周期律表第■族の金属酸
    化物及びシリカを主な構成成分とし、比表面積が700
    m2/ j1以上で且つ形状が球形状である無機酸化物
    。 +2)  結合可能な周期律表第■族の金属酸化物の組
    成比が20モルチ以下である特許請求の範囲(1)記載
    の無機酸化物。 (3)  粒子径が0./〜/、Osmの範囲である特
    許請求の範囲(1)記載の無機酸化物。 14  粒子径の標準偏差値が/、30以下である特許
    請求の範囲口)記載の無機酸化物。 ■ 結合可能な周期律表第■族の金属酸化物が酸化マグ
    ネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、及び
    酸化バリウムよりなる群から選ばれた少くとも7種の金
    属酸化物である特許請求の範囲+11記載の無機酸化物
    。 (6+  シリカと結合可能な周期律表第1族の金属酸
    化物及びシリカを主な構成成分とし、比表面積が/ 0
    0 m”/ 9未満で且つ形状が球形状である無機酸化
    物。 (7)  結合可能な周期律表gl族の金属酸化物が酸
    化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム
    及び酸化バリウムよりなる群から選ばれた少くとも1種
    の金属酸化物である特許請求の範囲(6)記載の無機酸
    化物。 (8)結合可能な周期律表第■族の金属酸化物の組成比
    が20モルS以下である特許請求の範囲+61記載の無
    機酸化物。 (9)  粒子径が0./〜/、θμ綱の範囲である特
    許請求の範囲+61記載の無機酸化物。 鱈 粒子径の標準偏差値が1.30以下である特許請求
    の範囲(62記載の無機酸化物。 ■ 加水分解可能な有機珪素化合物と加水分解可能な周
    期律表第用族金属fM)の有機化合物とを含む混合溶液
    を、該有機珪素化合物及び周期律表第■族金属の有機化
    合物は溶解するが反応生成物は実質的に溶解しないアル
    カリ性溶媒中に添加し加水分解を行い、反応生成物を析
    出させることを特徴とするシリカと周期律表第■族金属
    の酸化物とを主な構成成分とする無機酸化物の製造方法
    。 @り 混合溶液がアルコール溶液である特許請求の範囲
    0記載の方法。 Q3  混合酢液に含まれる有機珪素化合物が部分的に
    加水分解をされ喪ものである特許請求の範囲1I11記
    載の方法。 I アルカリ性溶媒が水を含むアンモニア性アルコール
    である特許請求の範囲a11記載の方法。 鱈 無機酸化物が球形状である特許請求の範囲a11記
    載の方法。 @e 周期律表第■族の金属−)がマグネシウム、カル
    シウム、ストロンチウム又はバリウムである特許請求の
    範囲0記載の方法。 藺 となるように含まれる特許請求の範囲0記載の方法。 a8  混合溶液中にStとMがモル比で□≦0.2S
    L + M となるように含まれる特許請求の範囲■記載の方法。 翰 アルカリ性溶媒中に予めシリカの種子を含んでいる
    特許請求の範囲<11)記載の方法。 ■ シリカの種子は、加水分解可能な有機珪素化合物を
    蚊有機珪素化合物は溶解するが加水分解されたシリカは
    溶解しない水を含むアルカリ性溶媒中に添加し、該有機
    珪素化合物を加水分解し、シリカを析出させたものであ
    る特許請求の範囲aS記載の方法。 Qυ 加水分解可能な有機珪素化合物と加水分解可能な
    周期律表第■族金属−)の有機化合物とを含む混合溶液
    を、該有機珪素化合物及び周期律表第n族金属の有機化
    合物は溶解するが反応生成物は溶解しないアルカリ性溶
    媒中に添加し加水分解を行い反応生成物を析出させ、次
    いで該反応系に加水分解可能な有機珪素化合物を添加し
    、加水分解することを特徴とするシリカと周期律表第n
    族金属の酸化物とを王な構成成分とする無機酸化物の製
    造方法。 G 混合溶液がアルコール溶液である特許請求の範11
    i11記歌の方法。 (2) 混合溶液に含まれる有機珪素化合物が部分的に
    加水分解をされたものである特許請求の範囲0記載の方
    法。 (財)アルカリ性溶媒が水を含むアンモニア性アルコー
    ルである特許請求の範囲1211記載の方法。 (2)無機酸化物が球形状である特許請求の範囲Q1記
    載の方法。 (至) 周期律表第冨族の金属−)がマグネシウム、カ
    ルシウム、ストロンチウム又はノ々リウムである特許請
    求の範囲Qυ記載の方法。 ■ 混合溶液中に&とMがモル比で□≦0.3Sj+M となるように含まれる特許請求の範囲なυ記載の方法。 (2) 混合溶液中に&とMがモル比で□≦0.2St
    +M となるように含まれる特許請求の範囲Q9記載の方法。 (2) アルカリ性溶媒中に予めシリカの種子を含んで
    いる特許請求の範囲can記載の方法。 (至) シリカの種子が、加水分解可能な有機珪素化合
    物を、該有機珪素化合物は溶解するが、加水分解された
    シリカは溶解しない、水を含むアルカリ性溶媒中に添加
    し、該有機珪素化合物を加水分解し、シリカを析出させ
    たものである特許請求の範囲−記載の方法。 (H(+)加水分解可能な、有機珪素化合物と加水分解
    可能な周期律表第■族金属−の有機化合物とを含む混合
    溶液を、該有機珪素化合物及び周期律表第■族金属の有
    機化合物は溶解するが反応生成物は実質的に溶解しない
    アルカリ性溶媒中(添加し加水分解を行い、反応生成物
    を析出させるか又は (1)  加水分解可能な有機珪素化合物と加水分解可
    能な周期律表第■族金属−)の有機化合物とを含む混合
    溶液を、骸有機珪素化合物及び周期律表第H族金属の有
    機化合物は溶解するが反応生成物は溶解し次いアルカリ
    性溶媒中に添加し加水分解を行い反応生成物を析出させ
    次いで核反応系に加水分解可能な有機珪素化合物を添加
    し、加水分解して反応生成物を析出させ、次いで該反応
    生成物を50θ〜/3θθ℃の温度で焼成することを特
    徴とする無機酸化物中製造方法。 (2) 混合溶液がアルコール溶液である特許請求の範
    囲G1記載の方法。 (至)混合溶液に含まれる有機珪素化合物が部分的に加
    水分解をされ念ものである特許請求の範囲r!Jυ記載
    の方法。 (財) アルカリ性溶媒が水を含むアンモニア性アルコ
    ールである特許請求の範囲afJ記載の方法。 (至)無機酸化物が球形状である特許請求の範囲c1υ
    記載の方法。 (2) 周期律表fIcrI族の金Nu)がチタニウム
    、ジルコニウム、rルマニウム又は錫である特許請求の
    範囲0υ記載の方法。 (ロ) 混合溶液中に&とMがモル比で一二−≦0.3
    &十M となるように含まれる特許請求の範@60記載の方法。 −混合溶液中に&とMがモル比で□≦0.コ&十− となるように含まれる特許請求の範V5・曹記軟の方法
    。 (至) アルカリ性溶媒中に予めシリカの種子を含んで
    いる特許請求の範囲G1記載の方法。 −シリカの種子が、加水分解可能な有機珪素化合物を、
    該有機珪素化合物は溶解するが、加水分解されたシリカ
    は溶解しない、水を含むアルカリ性溶媒中に添加し、紋
    有機珪素化合物を加水分解し、シリカを析出させたもの
    である特許請求の範imw記載の方法。 −重合可能なビニルモノマーと、シリカ及び屑、期体表
    第1族金輌の酸化物を主な構成成分とする球形状の無機
    酸化物とよりなることを特徴とする複合材。 −無機酸化物中の周期律表第■族金属の酸化物の組成比
    が20モルチ以下である特許請求の範囲4111記載の
    複合材。 幼 無機酸化物の粒子径がθ、/−/、0μmの範囲で
    ある特許請求の範囲一記載の複合材。 −無機酸化物の粒子径の標準偏差値が1.30以下であ
    る特許請求の範囲一〇記載の複合材。 −無機酸化物の屈折率がi、so〜/、Aθの範匠であ
    る特許請求の範囲(社)記載の複合材。 −比表面積が/θO誘2/ jl以下である特許請求の
    範囲一記載の複合材。 −ク 無機酸化物が70〜90(重量)%含まれてなる
    特許請求の範囲一記載の複合材。 −重合可能なビニルモノマーがアルカリ基及び/又はメ
    タクリル基を有する、ビニルモノマーである特許請求の
    範she記載の複合材。 −シリカ及び周期律表第用族金属の酸化物を主な構成成
    分とする球形状の無機酸化物を主成分とするアルコール
    製造用触媒。 ― 無機酸化物中の周期律表@璽族金属の酸化物の組成
    比がコ0モル千以下である特許請求の範囲一記載の触媒
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