JPS581448A - ベツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ベッドに関するもので、詳しくは重度身体
障害者用のベッドに関する。一般に、この種のベッドを
使用する障害者の中には膝が曲ったままで足が伸びない
人達がいる。このような障害者をベッドを左、右へ傾動
させてベッドの左右中央部に寝ているときに寝返りさせ
ると普通のシングルタイプのベッドでは膝部分がべ・ノ
ドから噴出てしまい、きわめて不安定で寝心地が悪いば
力１りでなく危険であった。

この発明は、上記の欠点を解消することを目的とし、次
の技術的手段を講じた。

即ち、縦枠（ｌａ）と横枠（ｔｂ）とで枠組したべ・ノ
ドフレーム（１）を所定高さに支持枠（２）によって架
設し、このベッドフレーム（１）上に、左右横方向Ｃと
五列に区分されていてその三列のうちの中央列ベッド台
Ａに対して左右両側べ、ノド台Ｂ、Ｃを上下に屈折可能
に設けたベッド台（３）を位置させ、当該べ・ソを押上
げて左右傾動可能に設け、前記左右両側列ベット台Ｂ１
Ｃの外端側における少なくても略々前後中間位近傍から
後方部位に外側方へ製出する補助ベッド台（２５１１）
、（ｚｓｂ）を設でなるベッドの構成とする。

この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明すると
、（１）はベッドフレームで、左右外側部の縦枠（ｌａ
）、（ｌａ）とこれを前後方向に連結する数本の横枠（
ｔｂ）、（Ｊｂ）・・・とによって平面視が方形状に設
けられていて、このベッドフレーム（１）は支持枠とし
ての一例である脚体（２Ｌ　（２）・・によって所定の
高さに架設されている。

（３）はベッド台で、左右中間部に中央列ベッド台Ａを
、その左に左側列べ・ド台Ｂ　ｉ、Ｊに一右側列ベッド
台Ｃを設けて三列に区分し、これらの各列Ｃｄの１２区
分され、これらの各部分は縦方向ピン及び横方向ピンに
よって層液回動自在に枢結ならしめている。そして、こ
のベッド台（３）の広さは、前記ベッドフレーム（１）
の上面に敷設できる広さにできている。

（４）は押上装置の一例を示していて、この押上装置（
４）はこの発明には必須の寝返用押上装置（４ａ）とこ
の発明には必ずしも必要でない起伏用押上装置（４ｂ）
とからなっている。

そこで、まず、寝返用押上装置（４ａ）から説明すると
、（５ａ）は左側回動パイプ、（５ｂ）は右側回動パイ
プで、夫々前記ベッドフレーム（１）の横枠（ｌｂ）、
（ｌｂ）に回動自在に設けられている。

（６ａ）、（６ａ）・・・は右側押上アームで基部を前
記左側回動パイプ（５ａ）に止着されていて、前記中央
列ベッド台への右側寄りを押上げるアームであり、その
押上部分にはローラが取付けられている。

（６ｂ）　、（６ｂ）　　・・は左側押上アームで、前
記右側回動パイプ（５ｂ）に取付けられていて、中央列
ベッド台Ａの左側寄りを押上げるアームである。

（７）は正、逆回転自在なモーターで、ベッドフレーム
（１）に止着され、図示していないスイッチの切替えに
よって、正転、逆転が自在に選べるようになっている。

（８）はねじ軸で、前記モーター（７）の出力軸に固着
され、ベッドフレーム（１）の横枠（ｘｂ月と回転自在
に軸承されている。（９）はねじ筒で、前記ねじ軸（８
）に螺合させている。００は寝返用カムで、平面視が飛
型状の鉄板に杓子状のカム孔（１０ａ）が穿設され、そ
の先端部を前記ねじ筒（９）の先端側上面に立設するピ
ンによって回動自在に設けられている。

（ｌｌａ）　、（ｔｘｂ）はベルクランクで、その中心
部頂点がベッドフレーム（１）側に枢着してあり、一端
側を前記寝返用カムａ０のカム孔（ＸＯａ）にカムロー
ラピンを介して嵌合させ、他端を前記左、右側回動パイ
プ（５ａ）、（５Ｌ月こロッド及びブラケットを介して
連結している。そして、寝返用カムＱ１を、左側あるい
は右側へ回動して、ねじ筒（９）を前方〔矢印（イ）方
向〕へ進ませるとき、夫々その側の回動パイプ（５ａ）
、（ｓｂ）８回動させて、前記左、右の押上アーム（ｓ
ａ）　、（’ｂ）が各別に回動されるように設けられて
いる。

θつは寝返用カム０１の切替ロッドを示す。

次に起伏用押上装ｆｆ！　（４ｂ）を説明すると、（１
３ａ）はｌｉＪ側回動パイプ、（ｔａｂ）は後側回動パ
イプで、夫々、前記横枠（ｌｂ）、（＋ｂ）を縦方向に
連結する左右の各連結枠０４）に回動自在に取付けられ
ている。

αＧは後側回動パイプ（ｘ３ｂ）に止着の駆動アームで
ある。０７）は後側回動パイプ（＋３ｂ）に嵌合のパイ
プで、これには駆動アームｑＱ及び連動アームα樽が止
着されている。α１Ｇ、を前側回動パイプ（＋３ａ）に
止着のアームで、このアームＯＩと前記連動アームα枠
とをロッド（イ）で連動連結している。

（１５ａ）、（１６ａ）は夫々両駆動アーム００、αＱ
に植設のピンを示す。

？η、四は起伏用カムで、前記ねじ筒（９）の左、右側
面にピンによって上下回動自在に設けられており、この
各カムＱυ、（イ）にはカム孔（ｚｔａ）　、（ｚ２ａ
）ｈ；穿設されていて、このカム孔内に前記ピン（１５
ａ入（＋６ａ）が嵌挿されている。そして、このカム孔
の上壁面部にピン係合段部が形成されていて、該起伏用
力ムンυ、（イ）を押上げておくとピンが係合せず、押
上げないで下方回動させると係合するよう構成している
。

そして、カム孔（ｚｔａ）　、（２ｚａ）の段部とピン
（ｔｓａ）、（＋６ａ）とを係合させておいてねじ而（
９）を後方の反矢印（イ）方向へ作動させると、夫々の
駆動アームＵυ、ＯＱカ回動駆動され、後側回動パイプ
（ｌａｂ）は直接回動され、前側回動パイプ（１３ａ）
はパイプＯη、連動アームＯ均、ロッド翰、アーム０９
を介して回動されろようになっている。

尚、（ト）、（ト）・・は前側押上アームで、前記前側
回動パイプ（ｒａａ）に止着されていて、その先端にロ
ーラを取付けている。そして、この押上アームはベッド
台（３）の前側方を押上げるようになっても）る。

また、（ハ）・・は後側押上アームで、後側回動ノ（イ
ブ（１３ｂ）に止着されている。そして、この押上アー
ム（財）はベッド台（３）の後側方を押上げるものであ
る。

（ｚｓａ）及び（２ｓｂ）は夫々左、右の補助ベッド台
で、前記左側の縦枠（１ａ）、右側の縦枠（１ａ）の後
側部分に係脱自在に取付けられていて、ベッド台（３）
の前後中間部から後方側が広くなるように設けられてい
る。尚、実施例では、べ、ノドフレーＡ　（１）　ｊコ
固定される構成になっているが、ベッド台番ご止着して
あってもよいこと勿論である。に）は安全枠を示す。

尚、安全枠（イ）を次の構造にすると前記補助ベッド台
（ｚｓａ）、（ｚｓｂ）に兼用させることができる。

即ち、この兼用安全枠（ｚｅａ）、（ｚ６ｂ）は次の通
りである。兼用安全枠（２６ａ）　、　（ｚｓｂ）は固
定用枠（ト）と回動枠−とによって構成し、固定用枠（
至）は、鉄製パイプの前後中間部をやや上方へ彎曲させ
て、これを、ベッドフレーム（１）の縦枠（ｌａ）、（
Ｉａ）にやや外方へ張φ 出すようにして取付杆（７）によって着、脱自在止着し
ている。そして−１この固定用枠に）はベッドフレーム
（１）からあまり高くならないで、ベッド台（３）にマ
ットを敷くときその上面の高さとほとんど変らナイ高さ
に設けている。

回動枠−は前記固定用枠（至）のパイプの内径に略々相
当する外径の鉄製パイプを略々口型状に折曲げ形成して
、その自由端側を…Ｊ記固定用枠（ハ）の前後自由端の
孔内に挿通させ回動自在に構成している。０］）は内張
枠で、前記回動枠−の内側に固着されている。そして、
前記内張枠０１）にピン０つを上下摺動自在に取付け、
前記固定用枠（至）には前記ピン（至）を挿通できろ係
止孔（至）を設け、回動枠−を立設しているときにピン
０４が係止孔（ト）に係、脱できるよう構成している。

（ロ）は支脚で、基部を前記内張枠６υに回動自在に枢
着され、先端部にベース（至）を止着し、この支脚（ロ
）の長さは前記回動枠−を略々水平状態にまで回動した
とき、支脚（ロ）が床面に当特し該回動枠−が略々水平
状態に保持されるよう構成されている。尚、この支脚（
ロ）は伸縮−節可能とすることもできる。

尚、図中の符号、（至）は前側衝立、（至）は後側衝立
、（２）は起伏用カムＩ２υ、（イ）の上下切替用のレ
バー、（至）は寝返用カムａ１の切替レバー、（至）は
ピン（至）の振止めパイプを示す。

次に上剥の作用を説明すると、ベッド台（３）上にウレ
タン製マット■と敷布団６１）及びシーツ（６）を敷い
てその上に膝が曲ったままで動けない身体障害者を第７
図中の実線で示したように中央部分に寝かせ、その上か
ら掛布団を着せ掛ける。

この状態で、シーツを取替えたり、おしめを取替えるな
どの看護のために寝返りをさせる場合には、次の通りに
するとよい。

まず、右寝返りをさせるには、寝返用カムＱ□を矢印（
０）方向へ切替レバー（至）で回動させておいて、モー
ター（７）を逆転させるとねじ筒（９）が矢印（イ）方
向である前方側へ移動し、ベルクランク（ｌｌａ）を作
動して左側回動パイプ（５ａ）を矢印（９方向へ同動し
て、これに基部が止着されている右側押上アーム（６ａ
）、（ｓａ）を上方へ搬上作動ならしめ、ベッド台（３
）の中央列への右側寄りを押上げて第７図仮想線図で示
したようにベッド台（３）を屈折ならしめる。このため
、ベッドに上向きに寝ていた膝の曲った障害者はベッド
台（３）の中央列Ａが第７図の仮想線図の通り傾斜する
ことによって右寝返りができる。このとき、第７図の仮
想線の如く線部分がベッド台（３）から外へ噴出る姿勢
となるが、ベッド台（３）の外側くと線部分がこの補助
ベッド台（ｚｓａ）で受けられ、極めて安定状態に保持
される。

また、左寝返りをさせる場合には、寝返用カムＱｌを反
矢印０）方向へ切替えておいて、同じくモーター（７）
を逆転させるとよく、このとき、ベルクランク（ｏｂ）
が作動され、右側回動パイプ（５ｂ）が矢印に）方向へ
回動して左側押上アーム（６ｂ）、（６ｂ）がベッド台
の中央列Ａの左側寄りを押上げ、寝ている人を左寝返り
させることとなる。この場合は、膝部分がベッド台の右
側へ喰出ることとなるが、補助ベッド台（ｚｓｂ）によ
って喰出る膝部分が受けられて女定状態に保持される。

次に、元に戻すには、単にモーター（７）を正転させる
とベッド台（３）は水平状態となり、更に、右寝返り側
あるいは左寝返り側へ少しばかり作動して、再び水平状
態にすることにより元の姿勢に戻すことができる。

尚、第４図、第５図及び第６図で示した別例の補助ベッ
ド台（２ｓａ）、（ｚｓｂ）の作用について説明すると
、通常の状態では、回動枠（２）を立設ならしめてピン
（２）を固定用枠（ハ）の係止孔（至）に挿通させて固
定しておき、安全枠として使用する。このとき、支脚−
は内張枠０Ｌｌに吊下った状態に保持されている。

次に、寝返りをさせるときには、ピン（９）を液外して
内張枠Ｇυ共々回動枠翰を外方へ回動させると共に、支
脚（ロ）を床面に立設させ、第６図でボしたように回動
枠−が略々水平状態を保持するよう設疋する。そして、
この回動枠（至）上に座イ１−ｉ団（ト）や毛布等を敷
き、この側へ膝の曲った大釜寝返りさせると、この回動
枠四部が前述した補助ベッド台として使用できるのであ
る。次に、安全枠を使用しないときには、支脚■をベッ
ド台（３）の下方へ押込みながら回動枠端を水平状態か
ら更に外側下方へ同動すると、兼用型安全枠（ｚ６ａ）
、　（ｚ６ｂ）をベッドフレーム（１）の外側部に吊下
げ収納でき、看護が容易にできる。

次に、寝ている人の上半身を起立させるには、起伏用カ
ム（２）のカム孔（ＺＺａ）に嵌合するピン（１６ａ）
をレバー（ロ）によって押上げて段部に係合させておき
モーター（７）を逆転して反矢印（イ）方向へねじ筒（
９）をねじ軸（８）の前後中間位置よりも大きく後方側
へ移動させると、駆動アームＩＪ＊、パイプ（１７）、
！動７−ム（ト）、ロッド（イ）、アームリ９を介して
前側回動パイプ（ｔ３ａ）が矢印（ト）方向へ回動され
、前側押上アーム（イ）、四・・でベッド台（３）の前
側ａ列部が上方へ折曲げられる。このため、桜でいる人
の上半身を起立させることができる。

また、脚部側を上方へ振上げたいときには起伏用カムＩ
２υのカム孔（２ｔａ）に嵌合するピン（ｔ５ａ）をレ
バー（ロ）で押上げて段部に係合させ、前記同様モータ
ー（７）を逆転すると、駆動アームａＱを介して後側回
動パイプ（１３ｂ）が矢印（へ）方向へ回動され、この
ためベッド台（３）の後側ｄ列部が後側押上アーム■に
よって押上げられ脚部側が上方へ振上げられた萎勢にで
きる。

以上、この発明は、前記の構成としたから膝部分の曲っ
たままになった障害者をベッド台を屈折させることによ
って容易に寝返りをさせることができると共に、寝返っ
た状態のときに膝部分がベッド台から喰出ても、この膝
部分を補助ベッド台によって受けることができ、障害者
を不安定状態にさせないで、心地よい寝返り状態に保持
でき、寝返り用ベッドの安全性も十分に確保できる作用
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示したもので、第斜面図、
第３図はベッド台下に配置される押上装置の斜面図、第
４図は別例の側面図、第５図はその平面図、第６図はそ
の要部の背面図、第７図は作用を説明するための簡略平
向図である。 図中記号 （１）・−・・ベッドフレーム （２）・・・・支持枠（脚体） （３）・ｅ・・ベッド台 （４）・・・・押上装置 （４ａ）・・・寝返用押上装置 （ｚ５ａ）　ｍ　（ｚｓｂ）　＋＋　＊補助ベッド台（
２６ａ）・（ｚｇｂ）　・・補助ベッド台兼用の安全枠
Ａ・・・・中央列ベッド台 Ｂ・・・・左側列ベッド台 Ｃ・・・・右側列ベッド台

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 縦枠（ｌａ）と横枠（ｌｂ）とで枠組したベッドフレー
   ム（１）を所定高さに支持枠（２）によって架設し、こ
   のベッドフレーム（１）上に、左右横方向に三列に区分
   されていてその三列のうちの中央ベッド台Ａに対して左
   右両側ベッド台Ｂ、Ｃを上下に屈折可能に設けたベッド
   台（３）を位置させ、当該ベッド台−ド部に配置した寝
   返用押上装置（４ａ）によって前記中央列ベッド台Ａの
   左右中心線上から左寄側あるいは右寄側を押上げて左、
   右傾動可能に設け、前記左右両側列ベッド台Ｂ、Ｃの外
   端側における少なくても銘々前後中間位近傍から後方部
   位に外側方へ突出する補助ベッド台（２５ａλ（ｚｓｂ
   ）を設けてなるベッド。