JP3003091B2 - 患者載せ台せり出し介助車椅子並びに患者 載せ台せり出しストレッチャー - Google Patents

患者載せ台せり出し介助車椅子並びに患者 載せ台せり出しストレッチャー

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JP3003091B2
JP3003091B2 JP8346431A JP34643196A JP3003091B2 JP 3003091 B2 JP3003091 B2 JP 3003091B2 JP 8346431 A JP8346431 A JP 8346431A JP 34643196 A JP34643196 A JP 34643196A JP 3003091 B2 JP3003091 B2 JP 3003091B2
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正也 龍野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、患者載せ台を横
から押したり引いたりするだけで、看護人が患者の脇に
付いて患者載せ台をベッド上にせり出させ、または元に
戻すことを特徴とする、患者をベッドから載せ替える機
能を備えた介助車椅子並びにストレッチャーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来からある通常の車椅子並びにストレ
ッチャーは、寝たきり患者を載せ替える場合、看護人が
患者をベッドから抱え上げ下しをする方法がとられた。
また、ベッドから車椅子に変えられるものがあった。こ
の他、強力な電動モーターで患者を吊り上げたり、特願
平5−128644(特開平6−335493)のごと
く、寝ている患者の下に電動の薄板をせり出させたり、
電動アームで患者載せ台をせり出させて、患者を載せて
移動するもの、特願平5−154463(特開平6−3
39499)のごとく、手でハンドルをまわして患者載
せ台をせり出させるもの、特願平3−192179(特
開平5−31141)や特願平3−307723(特開
平6−205)のごとく、片側の支柱のみで患者載せ台
を支持しながら患者載せ台がベッド上にせり出すが、構
造体の一部もベッドの下へせり出すもの、特願平5−2
10386(特開平6−181952)のごとく、4方
の周囲が囲まれた支柱枠本体を残したまま、患者載せ台
が分離してベッド上にせり出していくもの、特願平4−
181496(特開平5−329185)のごとく、ロ
ーラーが本体についているが、ベッド上にせり出した患
者載せ台を直接受ける装置がないもの、肘かけが滑りや
すい平板でできており、これをベッド上に架けるかっこ
うで倒してその上を患者を引っ張って移動させるものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらは、次のような
欠点があった。 (イ)寝たきり患者のベッドからの抱え上げ下ろしには
看護人等に多大な労力がかかる。 (ロ)ベッドから車椅子に変えられるものは、大きすぎ
て機動性に欠ける。 (ハ)患者を吊り上げて載せ替えるものは、患者が宙に
浮くので不安がる。 (ニ)患者をベッドから載せ替えるために、強力な動力
装置で患者載せ台をせり出させたり、片側の支柱だけで
患者載せ台を支持するものは、構造上や材質上、相当高
い強度が要求されることから、装置が大がかりとなるの
で機動性に欠け、運搬や操作が難しいうえ、価格も高価
である。 (ホ)ハンドルを回して患者載せ台をベッド上にせり出
したり戻したりするものは、ハンドルを回す操作が加わ
るため、単に腕で患者載せ台を押し戻しするのに比べ
て、操作時間が長くかかる。 (ヘ)ベッドの下に装置の一部が入るものは、ベッドの
下に物が置いてある場合、ベッドの脇に車椅子やストレ
ッチャーを横づけすることができない。 (ト)患者載せ台が車椅子やストレッチャーの本体から
分離してずれる既存のものは、患者と看護人等の間に残
った支柱枠内に入れないため、支柱枠が邪魔になり、看
護人がベッド上の患者の脇にいけず、載せ替え作業がし
にくい。 (チ)ローラーが本体に付いており患者載せ台が滑らか
にベッド上にせり出すが患者載せ台を受ける装置のない
ものは、せり出した患者載せ台がベッドに沈んでしま
い、戻す時に摩擦抵抗が大きくなるので動かしにくい。
これを動かすには別途機械的に動かす機構が必要とな
り、その機構の操作に時間がかかる。 (リ)肘かけを倒してその上に患者を載せて滑らすもの
は看護人等の労力の軽減程度が低い。 本発明は、これらの課題を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の患者載せ台せり
出し介助車椅子は次の手段により課題を解決する。 (イ)裏面に複数のローラー(5b)が付いた平板から
なる患者載せ台腰かけ部(7)と、患者載せ台腰かけ部
(7)と片側が蝶番で互いに接続され患者載せ台腰かけ
部(7)に対して座椅子型に折れ曲がり、患者肘かけを
兼ねたベッド架け橋(4)と患者肘かけ(9)との間を
渡す、両者間を両先端にもうけたフックを両患者肘かけ
にもうけた突起にかけて固定する支持金具(10)によ
り一定の角度で止まる、裏面にローラー(5b)が取り
付けられた平板からなる患者載せ台背もたれ部(8)と
で構成される患者載せ台(1)をもうける。 (ロ)下部に自在方向に向く複数の脚輪(2)が付い
た、側面から見るとL字型の並行する一対の縦支柱と、
この縦支柱どうしを連結する上下の横支柱とが長方形を
なし、上面から見るとコの字型に3方が閉じ1方が開い
た支柱枠からなる、支柱枠の後方のベッド側の縦支柱の
上部延長部分が垂直から水平に折れ下がる手押しハンド
ルとなった、患者載せ台(1)を下から支持する、下支
え立体支柱枠(3)をもうける。 (ハ)下支え立体支柱枠(3)の上部横支柱に、患者載
せ台(1)を下から支持する、複数のローラー(5b)
と衝突しないように交互の位置に取り付けた複数のロー
ラー(5a)、及び患者載せ台腰掛け部(7)を横から
止め受ける突起(11)が付いた患者載せ台せり出しガ
イド(12)をもうける。 (ニ)患者載せ台せり出しガイド(12)に蝶番で接続
した、垂直から水平方向に倒すと、平板に連結したワイ
ヤーが引っ張られて、下支え立体支柱枠(3)の脚輪
(2)にもうけたブレーキ用ゴムが脚輪(2)を押さえ
つけて、ブレーキをかけるとともに、せり出した患者載
せ台(1)を載せる受け台となって、ベッドに架かる橋
を形成する、表面は患者載せ台(1)の裏面に取り付け
たローラー(5b)が載って通る面となり、裏面はベッ
ドを保持する凹凸面(13)がある平板からなる、下支
え立体支柱枠(3)の後方のベッド側の縦支柱とビス止
めで水平から垂直に折れ上がるように接続した手押しハ
ンドルを垂直に立てて平板の隅に取り付けたUの字型受
け金具にはめ込むと垂直に固定する、患者肘かけを兼ね
たベッド架け橋(4)をもうける。 (ホ)下支え立体支柱枠(3)のL字を形成する下部横
支柱をレールとして動く、下部に上2つ下1つのローラ
ー(5b)が横支柱を挟み込む構造のレール脚輪(1
4)が付いた後方の上部延長部分が固定の手押しハンド
ルとなった並行する縦支柱と、患者載せ台(1)の横側
の軸受け蝶番に接続した軸棒と、患者肘かけ(9)をな
す横支柱と、下支え立体支柱枠(3)の並行する下部横
支柱上を移動する前後のレール脚輪(14)間を連結す
る横支柱とからなる、患者載せ台(1)の片側を支持
し、手前に引くと下支え立体支柱枠(3)の開いた側を
閉じる、患者載せ台(1)をせり出させるときに横から
押す、横押し平面支柱枠(15)をもうける。 (ヘ)患者載せ台腰掛け部(7)の前方延長上に、片側
が横押し平面支柱枠(15)に取り付けた臨時脚載せ台
支え棒(17)で吊るすかっこうで患者載せ台腰かけ部
(7)を水平に固定し、少し引き上げて臨時脚載せ台支
え棒(17)の引っ掛かりを外すと下に倒れる平板から
なる、臨時脚載せ台(6)をもうける。 (ト)両支柱枠の前方の左右の縦支柱の外周を回転する
環に接続した軸に取り付けた、上に折り返して格納され
る左右各1枚の平板からなる脚載せ台(16)をもうけ
る。
【0005】本発明の患者載せ台せり出しストレッチャ
ーは次の手段により課題を解決する。 (イ)人間の身長を超える長さの1枚の平板からなる、
裏面に複数のローラー(5b)が付いた患者載せ台
(1)をもうける。 (ロ)下部に自在方向に向く複数の脚輪(2)が付い
た、閉じた3方の側面がロの字型をなし、上面から見る
とコの字型に3方が閉じ1方が開いた支柱枠からなる、
患者載せ台(1)を下から支持する、下支え立体支柱枠
(3)をもうける。 (ハ)下支え立体支柱枠(3)の上部横支柱に、患者載
せ台(1)を下から支持する複数のローラー(5a)が
付いた、3方の外側の縁に患者載せ台(1)を3方から
囲んで保持する突起(11)及び、開いた1方を下から
引き上げて止める可変の突起(11)が付いた、上面か
ら見るとコの字型の患者載せ台せり出しガイド(12)
をもうける。 (ニ)患者載せ台せり出しガイド(12)に蝶番で接続
した、下方垂直方向からいったん上方垂直方向に引き上
げてから水平方向に倒してベッド上に載せると、連動し
て水平方向に倒したときアームが引っ掛かって連結した
ワイヤーが引っ張られて、下支え立体支柱枠(3)の脚
輪(2)にもうけたブレーキ用ゴムが脚輪(2)を押さ
えつけて、ブレーキがかかるとともに、せり出した患者
載せ台(1)を載せる受け台となって、ベッドに架かる
橋を形成する、表面は患者載せ台の裏面に取り付けたロ
ーラー(5b)が載って通る面となり、裏面はベッドを
保持する凹凸面(13)がある平板からなるベッド架け
橋(4)をもうける。 (ホ)患者載せ台(1)の横側の軸受け蝶番と接続した
軸棒と、上部の横押しハンドルをなす横支柱と、下支え
立体支柱枠(3)のロの字型支柱の相対する下部横支柱
間を渡す両先端に下部横支柱を保持するローラーの付い
た横支柱と、これらを連結する並行する縦支柱とからな
る、手前に引くと下支え立体支柱枠(3)の開いた側を
閉じる、患者載せ台をせり出させるときに横から押す、
横押し平面支柱枠(15)をもうける。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の患者載せ台せり出し介助
車椅子を使用するときは、 (イ)本体をベッドぎわに運び、患者を横向きに寝せて
からベッド側の手押しハンドルを垂直から水平に倒し、
患者載せ台(1)をフラットにしてベッド架け橋(4)
をベッドに渡すと、連動して脚輪(2)にブレーキがか
かるとともに、ベッド架け橋(4)の裏面に付いた凹凸
面(13)がベッドを保持するので、下支え立体支柱枠
(3)が自動的にしっかり停止する。しかし、念のた
め、安全確保の観点から連動ブレーキの他に、脚輪
(2)に別途脚輪止めをかける。 (ロ)上2つ下1つのローラー(5b)が横支柱を挟ん
だレール脚輪(14)で垂直に立った横押し平面支柱枠
(15)を腕力でベッド側に押し寄せると、これと連結
した患者載せ台(1)が、停止している下支え立体支柱
枠(3)の上部及び患者載せ台(1)の裏側にもうけた
複数のローラー(5)を転がしながら、下支え立体支柱
枠(3)側からベッド架け橋(4)側に載り移って、ベ
ッド上の患者の脇まで滑らかにせり出す。この時、看護
人は下支え立体支柱枠(3)の開いた側から支柱枠内に
入り、患者載せ台(1)がベッド側に移動した後にでき
る障害のない空間を通って、患者載せ台(1)とともに
ベッドの脇まで移動する。 (ハ)脚を折り曲げた横向きに寝た患者を仰向けにしな
がら、患者載せ台(1)及び臨時脚載せ台(6)に載せ
た後、横押し平面支柱枠(15)をベッドから引き離す
方向に引くと、患者載せ台(1)が停止している下支え
立体支柱枠(3)の上部及び患者載せ台(1)の裏面に
もうけた複数のローラー(5)を転がしながらベッド架
け橋(4)側から下支え立体支柱枠(3)側に載り移っ
て、ベッドから離れる方向に移動し、ベッドから完全に
離れる。 (ニ)ベッド架け橋(4)をはねあげて手押しハンドル
を水平から垂直に立ててU字溝にはめ込み連結固定する
と、これが患者肘かけとなり、フラットになっている患
者載せ台(1)の患者載せ台背もたれ部(8)を引き上
げて、垂直に立った患者肘かけを兼ねたベッド架け橋
(4)ともう一方の患者肘かけ(9)の間に支持金具
(10)を渡して両肘かけの突起に支持金具の両先端の
フックをかけて患者載せ台背もたれ部(8)を一定の角
度に設定する。 (ホ)折り上げられて格納されている脚載せ台(16)
を水平にして臨時脚載せ台(6)を下に倒しながら、臨
時脚載せ台(6)の上に載っている患者の脚を脚載せ台
(16)に載せ替える。 (ヘ)下支え立体支柱枠(3)の脚輪(2)のブレーキ
はベッド架け橋(4)が立っているので既に緩んでお
り、脚輪止めを外すと本体を動かせる状態となるので、
左右の両肘かけに付いた手押しハンドルを押して患者が
載った本体を運搬する。患者を介助車椅子からベッドに
戻す場合はこの逆の操作を行えばよい。
【0007】本発明の患者載せ台せり出しストレッチャ
ーを使用するときは、脚載せ台(16)への脚の載せ替
えがないこと、患者載せ台背もたれ部(8)の引上げ操
作および手押しハンドルの操作がないこと、患者載せ台
(1)をせり出させるとき、ベッド側の突起(11)を
下げる操作が必要であること以外は患者載せ台せり出し
介助車椅子と同じ操作である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の患者載せ台せり出し介助車椅
子の実施例について説明する。 (イ)裏面に複数のローラー(5b)が付いた平板から
なる患者載せ台腰かけ部(7)と、患者載せ台腰かけ部
(7)と片側が蝶番で互いに接続され患者載せ台腰かけ
部(7)に対して座椅子型に折れ曲がり、患者肘かけを
兼ねたベッド架け橋(4)と患者肘かけ(9)との間を
渡す、両者間を両先端にもうけたフックを両患者肘かけ
にもうけた突起にかけて固定する支持金具(10)によ
り一定の角度で止まる、裏面にローラー(5b)が取り
付けられた平板からなる患者載せ台背もたれ部(8)と
で構成される患者載せ台(1)をもうける。 (ロ)下部に自在方向に向く複数の脚輪(2)が付い
た、側面から見るとL字型の並行する一対の縦支柱と、
この縦支柱どうしを連結する上下の横支柱とが長方形を
なし、上面から見るとコの字型に3方が閉じ1方が開い
た支柱枠からなる、支柱枠の後方のベッド側の縦支柱の
上部延長部分が垂直から水平に折れ下がる手押しハンド
ルとなった、患者載せ台(1)を下から支持する、下支
え立体支柱枠(3)をもうける。 (ハ)下支え立体支柱枠(3)の上部横支柱に、患者載
せ台(1)を下から支持する、複数のローラー(5b)
と衝突しないように交互の位置に取り付けた複数のロー
ラー(5a)、及び患者載せ台腰掛け部(7)を横から
止め受ける突起(11)が付いた患者載せ台せり出しガ
イド(12)をもうける。 (ニ)患者載せ台せり出しガイド(12)に蝶番で接続
した、垂直から水平方向に倒すと、平板に連結したワイ
ヤーが引っ張られて、下支え立体支柱枠(3)の脚輪
(2)にもうけたブレーキ用ゴムが脚輪(2)を押さえ
つけて、ブレーキをかけるとともに、せり出した患者載
せ台(1)を載せる受け台となって、ベッドに架かる橋
を形成する、表面は患者載せ台(1)の裏面に取り付け
たローラー(5b)が載って通る面となり、裏面はベッ
ドを保持する凹凸面(13)がある平板からなる、下支
え立体支柱枠(3)の後方のベッド側の縦支柱とビス止
めで水平から垂直に折れ上がるように接続した手押しハ
ンドルを垂直に立てて平板の隅に取り付けたUの字型受
け金具にはめ込むと垂直に固定する、患者肘かけを兼ね
たベッド架け橋(4)をもうける。 (ホ)下支え立体支柱枠(3)のL字を形成する下部横
支柱をレールとして動く、下部に上2つ下1つのローラ
ー(5b)が横支柱を挟み込む構造のレール脚輪(1
4)が付いた後方の上部延長部分が固定の手押しハンド
ルとなった並行する縦支柱と、患者載せ台(1)の横側
の軸受け蝶番に接続した軸棒と、患者肘かけ(9)をな
す横支柱と、下支え立体支柱枠(3)の並行する下部横
支柱上を移動する前後のレール脚輪(14)間を連結す
る横支柱とからなる、患者載せ台(1)の片側を支持
し、手前に引くと下支え立体支柱枠(3)の開いた側を
閉じる、患者載せ台(1)をせり出させるときに横から
押す、横押し平面支柱枠(15)をもうける。 (ヘ)患者載せ台腰掛け部(7)の前方延長上に、片側
が横押し平面支柱枠(15)に取り付けた臨時脚載せ台
支え棒(17)で吊るすかっこうで患者載せ台腰かけ部
(7)を水平に固定し、少し引き上げて臨時脚載せ台支
え棒(17)の引っ掛かりを外すと下に倒れる平板から
なる、臨時脚載せ台(6)をもうける。 (ト)両支柱枠の前方の左右の縦支柱の外周を回転する
環に接続した軸に取り付けた、上に折り返して格納され
る左右各1枚の平板からなる脚載せ台(16)をもうけ
る。 (チ)ベッド架け橋(4)の後方の端と蝶番で連結して
内または外に畳むと格納され、開くとベッド架け橋が延
長される平板、またはベッド架け橋(4)を戸袋状にし
てその内側に格納され、その内側から引き出せる平板を
もうけ、この平板に載って転がるローラー(5b)を患
者載せ台背もたれ部(8)の裏側に増設し、下支え立体
支柱枠(3)及び横押し平面支柱枠(15)の後方の左
右縦支柱の上部の延長上にビス止めで上向きの垂直から
水平に折り返せる、ベッド側は内側に患者載せ台(1)
を受け止める棒が付いて外周がローラー状に回転する棒
(18)及び、ベッドと反対側には内側に受けゴムが付
いた棒(19)が付いた棒をもうけると、図9のごと
く、患者載せ台(1)を水平にしてせり出させたとき、
延長された平板と両棒とが患者載せ台背もたれ部(8)
をより広範囲で支持することになるため荷重が分散さ
れ、患者載せ台(1)のせり出し戻りがより容易とな
る。患者載せ台背もたれ部(8)を立てる時は左右の棒
も立てると邪魔にならない。左右の棒は手押しハンドル
を兼ねるとよい。 (リ)下支え立体支柱枠(3)をL字型の支柱枠とする
代わりに、図10のごとく、横押し平面支柱枠(15)
を載せる下支え立体支柱枠(3)の上部横支柱を高い位
置にもうけた、3方の側面がロの字型支柱枠の下支え立
体支柱枠(3)としてもよい。この場合、横押し平面支
柱枠(15)と連動する上下の横支柱は、患者載せ台
(1)の片側の荷重を担うため、あるいは浮き上がりを
可能とするため、また、並行する左右の下支え立体支柱
枠(3)の下部横支柱間の幅を一定に保持させるため、
両先端に上方開放型の横支柱保持ローラーを取り付け
る。なお、この方式は下支え立体支柱枠(3)全体の強
度が増す点が優れているが、看護人は左右には直接歩き
出せなくなる。 (ヌ)ベッドの横には常に障害物があり、専らベッド上
で患者の上半身を起こして載せ替え使用する場合は、図
11のごとく、患者載せ台背もたれ部(8)の下または
裏に空洞部分をもうけ、患者載せ台背もたれ部(8)を
下げて水平にしたとき、空洞部分に納まる、患者載せ台
腰かけ部(7)と水平に接続していて、連動して一体と
なってベッド上にせり出したり戻ったりする、裏面にロ
ーラーが付いた水平なせり出し部(20)をもうけ、こ
の水平なせり出し部(20)の左右の先端と背もたれ部
との間に、伸ばすと直線状になって止まり、折り畳むと
空洞部分に中折れして納まる、先端どうしがビスで接続
し、直線状になったときスライドして折れ曲がる部分を
外側から覆う鞘管の付いた2枚の細長い平板からなる背
もたれ部支持棒(21)をもうける。この水平なせり出
し部(20)、及び背もたれ部支持棒(21)をもうけ
ると、患者がベッド上で上半身を起こした状態のままで
も、患者載せ替え作業が比較的簡単に行える。 (ル)介助車椅子を兼ねた自操車椅子として使用する場
合は、図12のごとく、高さ調整機能が付いた患者載せ
台せりだし介助車椅子の左右の横支柱または回転軸(2
6)に、横向きから手前に引っ張り出して止まる、折り
曲げ式軸棒(27)をもうけ、手で動かす大車輪(2
8)は中心に孔のある単体とし、高さ調整で高くした折
り曲げ式軸棒(27)に大車輪(28)の中心孔をはめ
込み、折り曲げ式軸棒(27)の先端をネジ止めの塞ぎ
キャップ(29)で塞いでから、大車輪(28)が接地
するまで高さを下げて使用すればよい。なお、ベッド間
との患者載せ替え時には左右の大車輪(28)を外す。 (オ)ベッド架け橋(4)の支持軸を中心とした反対側
の延長上に短く張り出した平板または突起をもうける
と、図13のごとく、ベッド架け橋(4)がベッドに引
っ掛からないで落ちた時、患者載せ台の裏側に取り付け
たローラー(5b)が張り出した平板または突起に引っ
掛かって患者載せ台(1)がせり出せなくなる。 (ワ)上部に患者肘かけが付いた横押し平面支柱枠(1
5)は、上部の患者肘かけ部分が、下部とビス止めで接
続され、手前下方に折り畳める構造とするか、または、
鞘管構造にして、上部の患者肘かけ部分が下部の横押し
平面支柱枠(15)の縦支柱部分に落とし込める構造に
すれば、患者載せ替え時に看護人と患者との間の肘かけ
を取り除けるので、載せ替え作業がより楽にできる。 (カ)ベッドと反対側の患者載せ台背もたれ部(8)と
下支え立体支柱枠(3)との間に、油圧で伸縮する油圧
伸縮器(32)をもうけ、フットペタル(33)を踏ん
だり、油圧を抜いたりして、シリンダー(34)を経由
して油圧伸縮器(32)を伸縮させると、図14のごと
く患者載せ台背もたれ部(8)の上げ下げが楽にでき
る。
【0009】以下、本発明の患者載せ台せり出しストレ
ッチャーの実施例について説明する (イ)人間の身長を超える長さの1枚の平板からなる、
裏面に複数のローラー(5b)が付いた患者載せ台
(1)をもうける。 (ロ)下部に自在方向に向く複数の脚輪(2)が付い
た、閉じた3方の側面がロの字型をなし、上面から見る
とコの字型に3方が閉じ1方が開いた支柱枠からなる、
患者載せ台(1)を下から支持する、下支え立体支柱枠
(3)をもうける。 (ハ)下支え立体支柱枠(3)の上部横支柱に、患者載
せ台(1)を下から支持する複数のローラー(5a)が
付いた、3方の外側の縁に患者載せ台(1)を3方から
囲んで保持する突起(11)及び、開いた1方を下から
引き上げて止める可変の突起(11)が付いた、上面か
ら見るとコの字型の患者載せ台せり出しガイド(12)
をもうける。 (ニ)患者載せ台せり出しガイド(12)に蝶番で接続
した、下方垂直方向からいったん上方垂直方向に引き上
げてから水平方向に倒してベッド上に載せると、連動し
て水平方向に倒したときアームが引っ掛かって連結した
ワイヤーが引っ張られて、下支え立体支柱枠(3)の脚
輪(2)にもうけたブレーキ用ゴムが脚輪(2)を押さ
えつけて、ブレーキがかかるとともに、せり出した患者
載せ台(1)を載せる受け台となって、ベッドに架かる
橋を形成する、表面は患者載せ台の裏面に取り付けたロ
ーラー(5b)が載って通る面となり、裏面はベッドを
保持する凹凸面(13)がある平板からなるベッド架け
橋(4)をもうける。 (ホ)患者載せ台(1)の横側の軸受け蝶番と接続した
軸棒と、上部の横押しハンドルをなす横支柱と、下支え
立体支柱枠(3)のロの字型支柱の相対する下部横支柱
間を渡す両先端に下部横支柱を保持するローラーの付い
た横支柱と、これらを連結する並行する縦支柱とからな
る、手前に引くと下支え立体支柱枠(3)の開いた側を
閉じる、患者載せ台をせり出させるときに横から押す、
横押し平面支柱枠(15)をもうける。
【0010】以下、本発明の患者載せ台せり出し介助車
椅子並びに患者載せ台せり出しストレッチャーの共通の
実施例について説明する。 (イ)ベッド架け橋(4)は平板の代わりに、長方形に
囲んだパイプを使用してもよい。但し、この場合には、
患者載せ台の裏面に付けるローラー(5b)はこのパイ
プをレールとして載って動く位置に取り付ける。 (ロ)ローラー(5)の代わりにベアリングを用いても
よい。 (ハ)ローラーの厚みによる高さの差を利用して患者載
せ台に傾斜をつけたい場合には、患者載せ台(1)の裏
側に取り付けるローラー(5b)の位置は下支え立体支
柱枠のローラー(5a)より内側の中央寄りに取り付け
ればよい。この場合、患者載せ台(1)をせり出したと
きに両ローラーどうしがぶつからないよう、両ローラー
は、同一列上に並んだときに互い違いになる位置に取り
付ける。 (ニ)横押し平面支柱枠(15)を腕だけで押し出し戻
すのではせり出し戻しが弱い場合は、同時に横押し平面
支柱枠(15)の下部横支柱を片足で踏んで送り出した
りたぐったりすればよい。また、看護人は一時的に腰を
落とすかっこうになるが、横押しのバーを低い位置にも
うけると円滑にスライドする。 (ホ)高さが固定された左右両側の支柱枠の代わりに、
交点どおしを回転軸(26)で連結し、回転軸(26)
を回転させると軸のオスのねじ切りが交点のメスのネジ
切りとかみ合って交点間の距離が変わる、一方の先端に
車輪がつき、他方の先端が横支柱に固定された2連2列
のX字状に交差する金属棒が上下の横支柱を保持し、縦
支柱は鞘管構造となった両側支柱枠とすると、患者載せ
台せりだし介助車椅子を代表とした図15のごとく、高
さ調整機能付患者載せ台せりだし介助車椅子並びにスト
レッチャーとなる。 (ヘ)ベッドと多少の段差があっても対応したい場合
は、患者載せ台せりだし介助車椅子を代表とした図16
のごとく、横押し平面支柱枠(15)は上下が分離する
ようになって、上部は患者載せ台(1)に接続した、上
から包み込むかっこうの半月型の蝶番(30)に付き、
下部はこの蝶番を受けるかたちの横支柱との組み合わせ
とし、着脱のさいの離脱防止のため、患者載せ台(1)
との間に半月型の金属輪からなるラウンドアーム(3
1)を付ける。 (ト)下支え立体支柱枠(3)を水平方向に中折れする
ようにし、上にはね上げた患者載せ台(1)を支える棒
をもうけると、患者載せ台せりだし介助車椅子を代表と
した図17のごとく、折り畳み式患者載せ台せり出し介
助車椅子ならびにストレッチャーとなる。 (チ)ベッドの向きによって患者を載せ替える側を変え
られる左右両用の患者載せ台せり出し介助車椅子並びに
ストレッチャーとして使用する場合は、患者載せ台せり
出し介助車椅子を代表とした図18のごとく、患者載せ
台(1)の裏側にローラー(5b)を左右2列もうけ、
下支え立体支柱枠(3)は下部に自在方向に向く複数の
脚輪(2)が付き、上面から見ると、下部横支柱は4方
が閉じた長方形を形成し、側面は上部横支柱に直角にロ
ーラー(5a)を取り付けた、背の高いロの字型の相対
する一対の支柱枠からなる、正面から見ると凹字状の下
支え立体支柱枠(3)をもうけ、垂直に立てると患者肘
かけにもなり、倒すとベッド架け橋(4)となる平板の
下部に差し込み突起(22)をもうけ、患者載せ台
(1)の左右の縁に差し込み突起(22)を受ける孔
(23)をもうけ、この孔(23)に差し込み突起(2
2)を差し込んだり抜いたりすると、左右の患者肘かけ
兼ベッド架け橋(4)を着脱できるものとし、下支え立
体支柱枠(3)の左右の縦支柱にワイヤーの付いたベッ
ド架け橋受け(24)をもうけ、これに差し込み突起
(22)を挿入して水平方向に倒すと、ベッド架け橋受
け(24)が90度回転することにより、ワイヤーが引
っ張られて脚輪(2)に取り付けたゴムが脚輪(2)を
押さえつけて下支え立体支柱枠(3)が停止し、左右の
手押しハンドルとも内側に受けゴムの付いた棒が付き外
周の一部がローラー状に回転する構造とし、この手押し
ハンドルを斜め下から支持する、一方の突起をもう一方
の細長くくり抜かれた空間にはめ込んだ、重ね合わせて
互いにスライドしながら伸縮する2枚の細長い金属板か
らなる支え金具(25)をもうける。ベッド側はベッド
架け橋(4)を抜いて差し込み突起(22)をベッド架
け橋受け(24)に挿入して水平方向に倒し、反対側の
ベッド架け橋(4)は立てたままとすれば、患者を載せ
替える時の状態となる。この方式をとると、ベッドの方
向がどちら向きであっても同じ対応ができる。 (リ)患者載せ台(1)に無数の孔をもうけるか、格子
状にして水はけができるようにすれば、浴室用患者載せ
台せり出し介助車椅子ならびにストレッチャーとなり浴
室内で患者が患者載せ台に載ったまま、シャワーを浴び
ることができる。 (ヌ)バッテリーとモーターを下支え立体支柱枠(3)
の看護人に障害とならない位置に備付けて、横押し平面
支柱枠(15)を腕力で押し引きする代わりに、ローラ
ー(5a)をモーターで回転させたり、患者載せ台背も
たれ部(8)を腕力で立てる代わりに、支持棒(21)
をモーターで伸縮させたり、患者載せ台(1)の高さを
腕力で回転軸(26)を回転させて変える代わりに、モ
ーターで回転させたりすると、看護人の労力はさらに軽
減する。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のような構造で、 (イ)通常、患者をベッドから車椅子やストレッチャー
に載せ替えるためには、看護人が患者の抱え上げ下しを
するが、この動作が少なくなるので看護人の労力を大幅
に削減できる。また、患者載せ台のせり出しや戻しは、
横押し平面支柱枠または、患者載せ台に対する腕力によ
る横からの押し引きだけでよい。この結果、操作が簡単
で載せ替え作業時間が極めて短いうえ、職業病と言われ
ている看護人の腰痛を軽減できる。 (ロ)通常、患者載せ台の横幅の3/4以上のせり出し
ストロークが得られるため、患者載せ変えに十分な患者
載せ台幅がベッドに載せられる。 (ハ)患者載せ台がベッド上にせり出したとき、看護人
も下支え立体支柱枠内に入って患者載せ台についていけ
るので、ベッド上の患者の至近距離で載せ替え作業がで
きる。また、下支え立体支柱枠の下部横支柱を低い位置
のL字型に設定すれば看護人は直接左右へも自由に動け
る。 (ニ)脚輪の脚輪止めをかけ忘れた場合でもベッド架け
橋をベッドにかけることにより下支え立体支柱枠は自動
的に停止すること、下支え立体支柱枠を停止させた状態
にしないと、ベッド架け橋が邪魔になって、次のステッ
プの患者載せ台をせり出せないこと、患者を載せ替えは
じめると、患者の体重の一部がベッド架け橋にかかり、
下支え立体支柱枠をさらにしっかり停止させる状態にな
ること。患者載せ台がせり出し戻り中も、常に、2点以
上の支点で支えられており荷重バランスがとれること
等、一連の操作で常に安全が確保されている。また、患
者載せ台せり出し介助車椅子の場合はベッド架け橋の回
転軸の反対側の延長上に短い平板または突起をもうけれ
ば、万一、ベッド架け橋がベッドにかからず下に落ちた
場合には患者載せ台がせり出せなくなるので危険を未然
に防止できる。 (ホ)本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子は、下支
え立体支柱枠の長さは腰かけ部全部と背もたれ部の一部
を支持する方式をとるため、比較的短く設定でき、狭い
病室内でも使用できる。 (ヘ)患者のベッドの下には構造体が殆どはみださない
ので、ベッドの下に物が置いてあっても脇によけずに使
用できる。 (ト)構造が従来の同様な機能のものより簡単なため、
安価に製造できることから、普及が図りやすい。 (チ)本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子は、ベッ
ドの周囲に障害物があって、患者載せ台を水平にできな
い場合、背もたれ部を折り曲げ、患者の背を立てた姿勢
にして、脚を臨時脚載せ台に載せたまま患者載せ台をベ
ッド上にせり出したり戻したりして患者を載せ替えられ
る。 (リ)下支え立体支柱枠は、上面から見て3方が囲まれ
ていて1方が開いている構造だが、患者を搬送する時は
横押し平面支柱枠の上下の横支柱が患者載せ台と連動し
て手前に引かれるため、開いている1方も閉じられ4側
面とも長方形が形成されるので搬送中は縦横斜めからの
力に対しても強度上比較的安定している。 (ヌ)ベッドとの高さと段差が多少できた場合でも、ベ
ッド架け橋が傾いて渡され、これに合わせて患者載せ台
も傾くうえ、患者載せ台の片側も横押し平面支柱枠から
ある程度浮く仕掛けができるので、対応が可能である。 (ル)本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子は全体を
水平にして患者の脚を折り曲げて寝かせる状態にできる
ため、脚を折り曲げてもよい、または、脚がはみ出して
よい患者については、そのまま、ストレッチャーとして
も兼用できる。 (オ)本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子は臨時脚
載せ台をもうけてあるので、患者載せ替え時に、看護人
は患者の脚を抱えたままで他の作業をしなくて済み、ま
た患者搬送時は臨時脚載せ台を下方に折り込むため、患
者も看護人も臨時脚載せ台が邪魔になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用途中の患者載せ台せり出し介助車椅子の斜
視図
【図2】患者載せ台せり出し介助車椅子の斜視図
【図3】患者載せ台せり出し介助車椅子の部分斜視図
【図4】患者載せ台せり出し介助車椅子の部分斜視図
【図5】患者載せ台せり出し介助車椅子の正面図
【図6】患者載せ台せり出し介助車椅子の平面図
【図7】患者載せ台せり出し介助車椅子の立面図
【図8】患者載せ台せり出しストレッチャーの斜視図
【図9】患者載せ台せり出し介助車椅子の他の実施例の
斜視図
【図10】使用途中の患者載せ台せり出し介助車椅子の
他の実施例の斜視図
【図11】患者載せ台せり出し介助車椅子の他の実施例
の斜視図
【図12】患者載せ台せり出し介助車椅子の他の実施例
の部分斜視図
【図13】患者載せ台せり出し介助車椅子の他の実施例
の部分構造を示す斜視図
【図14】患者載せ台せり出し介助車椅子の他の実施例
の斜視図
【図15】本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子を代
表とした他の実施例の部分斜視図
【図16】本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子を代
表とした他の実施例の部分斜視図
【図17】本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子を代
表とした他の実施例の斜視図
【図18】本発明の患者載せ台せり出し介助車椅子を代
表とした他の実施例の部分斜視図
【符号の説明】
1 患者載せ台 2 脚輪 3 下支え立体支柱枠 4 ベッド架け橋 5 ローラー 6 臨時脚載せ台 7 患者載せ台腰かけ部 8 患者載せ台背もたれ部 9 患者肘かけ 10 支持金具 11 突起 12 患者載せ台せり出しガイド 13 凹凸面 14 レール脚輪 15 横押し平面支柱枠 16 脚載せ台 17 臨時脚載せ台支え棒 18 回転する棒 19 受けゴムが付いた棒 20 水平なせり出し部 21 背もたれ部支持棒 22 差し込み突起 23 孔 24 ベッド架け橋受け 25 支え金具 26 回転軸 27 折り曲げ式軸棒 28 大車輪 29 塞ぎキャップ 30 半月型の蝶番 31 ラウンド・アーム 32 油圧伸縮器 33 フットペタル 34 シリンダー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)腰かけ部と背もたれ部とが座椅子型
    に中折れする、2枚の平板からなる、患者載せ台(1)
    をもうける。 (ロ)患者載せ台(1)がベッド上にせり出すと、看護
    人が支柱枠の開いた側から支柱枠内に入ってベッド側に
    歩み寄れる空間が生じる、下部に自在方向に向く複数の
    脚輪(2)が付き、患者載せ台(1)を下から支持す
    る、下支え立体支柱枠(3)をもうける。 (ハ)患者を載せ替えるとき、ベッド上に垂直方向から
    水平方向に倒すと、ベッド上にせり出す患者載せ台
    (1)を載せるための受け台になるとともに、連動して
    複数の脚輪(2)にブレーキがかかる平板からなる、患
    者肘かけを兼ねたベッド架け橋(4)を、下支え立体支
    柱枠(3)の片側の上部にもうける。 (ニ)患者載せ台(1)と下支え立体支柱枠(3)との
    上下間、及び患者載せ台(1)と水平方向に倒したベッ
    ド架け橋(4)との上下間、に複数のローラー(5)を
    もうける。 (ホ)患者載せ台(1)の患者の脚側の先端に、患者載
    せ台(1)に接続して、水平方向に固定でき、垂直方向
    にも倒せる平板からなる、臨時脚載せ台(6)をもうけ
    る。 以上の構成からなる、患者載せ台せり出し介助車椅子。
  2. 【請求項2】(イ)人間の身長を超える長さの1枚の平
    板からなる、患者載せ台(1)をもうける。 (ロ)患者載せ台(1)がベッド上にせり出すと、看護
    人が支柱枠の開いた側から支柱枠内に入ってベッド側に
    歩み寄れる空間が生じる、下部に自在方向に向く複数の
    脚輪(2)が付き、患者載せ台(1)を下から支持す
    る、下支え立体支柱枠(3)をもうける。 (ハ)患者を載せ替えるとき、下方の垂直方向からいっ
    たん上方の垂直方向に引き上げてからベッド上に水平方
    向に倒すと、ベッド上にせり出す患者載せ台(1)を載
    せるための受け台になるとともに、連動して複数の脚輪
    (2)にブレーキがかかる平板からなる、ベッド架け橋
    (4)を、下支え立体支柱枠(3)の片側の上部にもう
    ける。 (ニ)患者載せ台(1)と下支え立体支柱枠(3)との
    上下間、及び患者載せ台(1)と上方の垂直方向から水
    平方向に倒してベッド上に載せたベッド架け橋(4)と
    の上下間、に複数のローラー(5)をもうける。 以上の構成からなる、患者載せ台せり出しストレッチャ
    ー。
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