JPS58144747A - S―100タンパクの高感度測定法 - Google Patents
S―100タンパクの高感度測定法Info
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- JPS58144747A JPS58144747A JP18193381A JP18193381A JPS58144747A JP S58144747 A JPS58144747 A JP S58144747A JP 18193381 A JP18193381 A JP 18193381A JP 18193381 A JP18193381 A JP 18193381A JP S58144747 A JPS58144747 A JP S58144747A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
関するものである。S−100タンパクは近年神経組織
特異タンパクとして注目されており,分子量約2万の酸
性蛋白で大脳では白質に多く、細胞レベルでの分布では
主としてダリア細胞の細胞質に存在するとされている。
特異タンパクとして注目されており,分子量約2万の酸
性蛋白で大脳では白質に多く、細胞レベルでの分布では
主としてダリア細胞の細胞質に存在するとされている。
S−100タンパクは神経組織の損傷によって体液中に
漏出する。それ故これを測定すれば神経組織損傷の有無
が推定できることになる.[ジャーナル、オブ、ザ、ニ
ューロロジカル、サイエンシス(Journal of
theNeurological 5ciences
) 44巻、259〜263頁(19801)これま
でS−100タンパクの微量を測定する15法として補
体結合法(Complement fixation法
以下略してJCFJ法という)が用いられてきたが、C
F法はバイオアッセイ法のため、又RIA法は使用する
アイソ]・−プ(12J)の半減期が短いt:め共に安
定した測定系を維持することが田無であった。神経組織
損傷の有無の推定のためには高感度測定法を確立する必
要性があり、そこで本発明者らはS−100タンパクの
微量測定におけるL記の如き問題点を克服するために鋭
意検討を試みたものである。
漏出する。それ故これを測定すれば神経組織損傷の有無
が推定できることになる.[ジャーナル、オブ、ザ、ニ
ューロロジカル、サイエンシス(Journal of
theNeurological 5ciences
) 44巻、259〜263頁(19801)これま
でS−100タンパクの微量を測定する15法として補
体結合法(Complement fixation法
以下略してJCFJ法という)が用いられてきたが、C
F法はバイオアッセイ法のため、又RIA法は使用する
アイソ]・−プ(12J)の半減期が短いt:め共に安
定した測定系を維持することが田無であった。神経組織
損傷の有無の推定のためには高感度測定法を確立する必
要性があり、そこで本発明者らはS−100タンパクの
微量測定におけるL記の如き問題点を克服するために鋭
意検討を試みたものである。
近年同じく微量測定法としてRIA法のラジオアイソト
ープの代わりに酵素を標識として使う酵素免疫測定法が
開発されて来た。
ープの代わりに酵素を標識として使う酵素免疫測定法が
開発されて来た。
本発明者らは、S−100タンパクの微量測定に酵素免
疫測定法を応用したところ意外にも検体中の数pgの微
量のS−100タンパクが測定でき、従来報告されてい
るCF法、RIA法のいずれも測定量として9.ing
が限度であるのに比して数十倍の高感度測定ができ、か
つ安定した測定ができることを知り本発明を完成したも
のである。
疫測定法を応用したところ意外にも検体中の数pgの微
量のS−100タンパクが測定でき、従来報告されてい
るCF法、RIA法のいずれも測定量として9.ing
が限度であるのに比して数十倍の高感度測定ができ、か
つ安定した測定ができることを知り本発明を完成したも
のである。
即ち、本発明は抗S−100抗体結合固体に検体中のS
−100タンパクを反応せしめて得られる反応物に酵素
標識抗S−100抗体を作用せしめるか又は検体中のS
−100−タンパクと酵素標識抗S−100抗体を反応
せしめて得られる反応物を抗S−100抗体結合固相に
作用せしめることによって抗S−100抗体を介してS
−100タンパク及び酵素標識抗S−100抗体を固相
に固定化せしめた後、固定化固相中の該標識酵素活性を
測定することにより検体中のS−100タンパク量を求
めることを特徴とするS−100タンパクの高感度測定
法である。
−100タンパクを反応せしめて得られる反応物に酵素
標識抗S−100抗体を作用せしめるか又は検体中のS
−100−タンパクと酵素標識抗S−100抗体を反応
せしめて得られる反応物を抗S−100抗体結合固相に
作用せしめることによって抗S−100抗体を介してS
−100タンパク及び酵素標識抗S−100抗体を固相
に固定化せしめた後、固定化固相中の該標識酵素活性を
測定することにより検体中のS−100タンパク量を求
めることを特徴とするS−100タンパクの高感度測定
法である。
本発明に使用されろ標識酵素としてはβ−D−ガラクト
シダーゼ、アルカリホスファターゼ、パーオキシダーゼ
、グルコースオキシダーゼ、リンゴ酸脱水素酵素等通常
用いられる酵素であればいずれでもよいが、特にβ−D
−ガラクトシダーゼが測定感度が高いので高感度測定の
ために好ましい。
シダーゼ、アルカリホスファターゼ、パーオキシダーゼ
、グルコースオキシダーゼ、リンゴ酸脱水素酵素等通常
用いられる酵素であればいずれでもよいが、特にβ−D
−ガラクトシダーゼが測定感度が高いので高感度測定の
ために好ましい。
酵素僚識抗S−100抗体の調製に際して用いられる酵
素と抗S−100抗体との結合法は、酵素、抗S−10
0抗体の各々の活性(触媒活性、抗体結合能)が失なわ
れないような方法であればどのような方法でもよい、具
体的にはグルタルアルデヒド、カルボジイミド、N、、
N−0−フェニレンジマレイミド、m−マレイミドベン
ゾイル−N−ハイドロキシサクシニミドエステル (m
−Ma I e imi doben14oy l−N
−Hydroxysucc in 1m1de E
s ter )等の既知の二官能性試薬が使用できる。
素と抗S−100抗体との結合法は、酵素、抗S−10
0抗体の各々の活性(触媒活性、抗体結合能)が失なわ
れないような方法であればどのような方法でもよい、具
体的にはグルタルアルデヒド、カルボジイミド、N、、
N−0−フェニレンジマレイミド、m−マレイミドベン
ゾイル−N−ハイドロキシサクシニミドエステル (m
−Ma I e imi doben14oy l−N
−Hydroxysucc in 1m1de E
s ter )等の既知の二官能性試薬が使用できる。
固相(不溶性担体)としてはアガロース、デキストラン
、セルロースなどの多糖類、ポリ、スチレン等の合成樹
脂、あるいは、ガラス、ポリアクリルアミド等が用いら
れ、形態としてはビーズ状、繊維状であることが好まし
い。抗S−100抗体と同相との結合は物理的吸着を利
用してもよいが、通常蛋白質あるいは酵素等を不溶化す
るのに用いられる方法を利用してもよい。例えば不溶性
多糖を用いる場合があれば不溶性多糖を臭化シアン、過
沃素酸ナトリウム、エピクロルヒドリン、Ll”−カル
ボニルジイミダゾール、P−トルエンスルフォニルクロ
リド等で活性化して結合反応を行なわせる。
、セルロースなどの多糖類、ポリ、スチレン等の合成樹
脂、あるいは、ガラス、ポリアクリルアミド等が用いら
れ、形態としてはビーズ状、繊維状であることが好まし
い。抗S−100抗体と同相との結合は物理的吸着を利
用してもよいが、通常蛋白質あるいは酵素等を不溶化す
るのに用いられる方法を利用してもよい。例えば不溶性
多糖を用いる場合があれば不溶性多糖を臭化シアン、過
沃素酸ナトリウム、エピクロルヒドリン、Ll”−カル
ボニルジイミダゾール、P−トルエンスルフォニルクロ
リド等で活性化して結合反応を行なわせる。
また、固相に適当なスペーサーを導入した後、スペーサ
ーを介して抗S−100抗体を結合させてもよい。更に
抗S−100抗体と固相の結合を可逆的な結合、例えば
S−S結合にした場合には、測定径固相に結合した免疫
反応物を固相より切断、除去しく例えばS−5結合の場
合還元剤により切断される)、同相をくり返し使用する
こともできる。カラムを用いる場合には同相に不溶化す
る抗体の量は不溶性担体1mt当り0.1〜20mgが
適当であるが、可能ならば更に多量の抗S−100抗体
を不溶化することによって測定感度、測定精度を向上さ
せることが可能である。
ーを介して抗S−100抗体を結合させてもよい。更に
抗S−100抗体と固相の結合を可逆的な結合、例えば
S−S結合にした場合には、測定径固相に結合した免疫
反応物を固相より切断、除去しく例えばS−5結合の場
合還元剤により切断される)、同相をくり返し使用する
こともできる。カラムを用いる場合には同相に不溶化す
る抗体の量は不溶性担体1mt当り0.1〜20mgが
適当であるが、可能ならば更に多量の抗S−100抗体
を不溶化することによって測定感度、測定精度を向上さ
せることが可能である。
ここで使用される抗S−100抗体タンパクはそのまま
でもよいが、抗原結合部位のみを分離したものでもよい
。
でもよいが、抗原結合部位のみを分離したものでもよい
。
例えば、パパイン、ペプシンなどのプロテアーゼで処理
して得られるFab’部分、F(ab’)2部分などを
使用することもできる。Fab”部分の調製法について
は、E。
して得られるFab’部分、F(ab’)2部分などを
使用することもできる。Fab”部分の調製法について
は、E。
Ishikawaらの報告がある〔スカンジナビアン、
ジャーナル、オブ、ザ、イム10ジー(5cand、
J、 Immuno!、)8巻43頁(1978年)
〕。
ジャーナル、オブ、ザ、イム10ジー(5cand、
J、 Immuno!、)8巻43頁(1978年)
〕。
生体体液成分による干渉作用を抑制あるいは除去するた
めに用いる疎水性蛋白質としてはゼラチンなど、塩類と
しては、食塩などが用いられる。
めに用いる疎水性蛋白質としてはゼラチンなど、塩類と
しては、食塩などが用いられる。
本発明によればこのように、測定しようとする S −
100タンパクを生体体液成分による影響も受けず、高
Tf3度で精度の高い測定が可能となり史に、自動測定
系への応用も容易である。
100タンパクを生体体液成分による影響も受けず、高
Tf3度で精度の高い測定が可能となり史に、自動測定
系への応用も容易である。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1
(1)抗生S−100タンパクの調製
牛S−100タンパクを上材らの方法(Journal
Neurochemistry 18巻、429頁から
438頁(1971年)により精製し、75%アクリル
アミドゲル電気3艇 賞動(PH8,9)で単一バンドを示す標品を得た。
Neurochemistry 18巻、429頁から
438頁(1971年)により精製し、75%アクリル
アミドゲル電気3艇 賞動(PH8,9)で単一バンドを示す標品を得た。
こうして得られた精製S−100タンパクとメチル化、
牛血清アルブミンの混合物(1mg毎/動物)をウサギ
で免疫して抗血清を作製した。
牛血清アルブミンの混合物(1mg毎/動物)をウサギ
で免疫して抗血清を作製した。
(2)抗血清のIgG画分、およびF (ab”)2フ
ラグメントの調製 ゛ 抗血清5mtより硫安分画を繰り返しく50,40.3
3%飽和)約40mgのI g G 肉分を得た。この
IgG画分(40mg/2m4PH4,5)に1.6m
gノペプシン(ブタ腸粘膜、シグマ社製)を加え、37
8Cで16時間反応後、l NN a OHを加えて中
和(PH−8,0) L、、セファデックスG−150
カラム(PH8,0)にかけてF(ab’)2両分を分
離した(20mg)。
ラグメントの調製 ゛ 抗血清5mtより硫安分画を繰り返しく50,40.3
3%飽和)約40mgのI g G 肉分を得た。この
IgG画分(40mg/2m4PH4,5)に1.6m
gノペプシン(ブタ腸粘膜、シグマ社製)を加え、37
8Cで16時間反応後、l NN a OHを加えて中
和(PH−8,0) L、、セファデックスG−150
カラム(PH8,0)にかけてF(ab’)2両分を分
離した(20mg)。
F(ab’)2両分の一部(10mg)をアミコンセン
トリフo、CF−25で濃縮(約2m1)し、透析(o
、1M酢酸ソーダ、PH5,0)して酵素標識のために
使った。残りのF(ab’)2は0.1M!jン酸ソー
タ、PH7,0の含0.1%N a N mに透析して
抗体結合固相調製のために用いた。
トリフo、CF−25で濃縮(約2m1)し、透析(o
、1M酢酸ソーダ、PH5,0)して酵素標識のために
使った。残りのF(ab’)2は0.1M!jン酸ソー
タ、PH7,0の含0.1%N a N mに透析して
抗体結合固相調製のために用いた。
(3)抗体Fab’−Gat複合体
抗体F(ab’)2フラグメントを2−メルカプトエチ
ルアミンで還元しFab”(SH)フラグメントとして
かう、過剰のN−N’−Q−フェニレンディマレイミド
(N−N’−0−Phenylenedimalejm
ide (アルドリノヒ社製)溶液中に加えて反応させ
、マレイミド−Fab’を得、これをβ−D−ガラクト
シダーゼ(以下Gatと略す。ベーリンガー社)とを反
応結合させた。Fab’−Gal複合体量はGal活性
で表わし、1unit活性=1μmole生成物/mi
nである。
ルアミンで還元しFab”(SH)フラグメントとして
かう、過剰のN−N’−Q−フェニレンディマレイミド
(N−N’−0−Phenylenedimalejm
ide (アルドリノヒ社製)溶液中に加えて反応させ
、マレイミド−Fab’を得、これをβ−D−ガラクト
シダーゼ(以下Gatと略す。ベーリンガー社)とを反
応結合させた。Fab’−Gal複合体量はGal活性
で表わし、1unit活性=1μmole生成物/mi
nである。
こうしてtomgのF(ab’)2両分から調製された
素標識抗体は約15000検体分の測定に使用できる。
素標識抗体は約15000検体分の測定に使用できる。
(4)抗体結合同相の調製
シリコンゴム片(φ3mmのひも、サンコープラスチ2
り社製を長さ4r1mに切った円柱)に抗体F(ab’
Lフラグメントを物理的吸着させた。すなわち適当に稀
釈した上記F(ab’)2溶液(PH7,0、A 28
0 :0.5 )中に、シリコンゴム片を浸し、4°C
で一夜放置し、抗体溶液を回収した後、固相を上記リン
酸緩衝液、次いでA液(0,01Mリン酸ソーダ、PH
7,0、含Q、IMNaCz、 1mM@ MgCl2
.0・1%牛血清アルブミン(BS、A入、0.1%N
aNB) でよく洗って、へ液中4°Cで2日間以し
保存後測定に用いた。
り社製を長さ4r1mに切った円柱)に抗体F(ab’
Lフラグメントを物理的吸着させた。すなわち適当に稀
釈した上記F(ab’)2溶液(PH7,0、A 28
0 :0.5 )中に、シリコンゴム片を浸し、4°C
で一夜放置し、抗体溶液を回収した後、固相を上記リン
酸緩衝液、次いでA液(0,01Mリン酸ソーダ、PH
7,0、含Q、IMNaCz、 1mM@ MgCl2
.0・1%牛血清アルブミン(BS、A入、0.1%N
aNB) でよく洗って、へ液中4°Cで2日間以し
保存後測定に用いた。
抗体F(ab’)2溶液は反復使用が可能で、抗体結合
固相は少なくとも一ヶ月は安定であった。
固相は少なくとも一ヶ月は安定であった。
(5)測定操作
標準S−100タンパクを含むG液(0,01Mリン酸
ソーダ、PH7,Q含0−3MNaC111mPJ0−
3MNaC111,0,1%BSA、9.5%ゼラチン
、0.1%N a N s )9.5mtに抗体結合固
相を一個ずつ入れ、30°Cで振−盪した。5時間後に
反応液を吸引除去して、試験管内で固相を洗った(A液
1 mt X 2回)。A液+1mMCa の溶液で
稀釈した酵素標識抗体(3m unita/Q4ml)
中に固相を移し、4°Cで一夜静置した。
ソーダ、PH7,Q含0−3MNaC111mPJ0−
3MNaC111,0,1%BSA、9.5%ゼラチン
、0.1%N a N s )9.5mtに抗体結合固
相を一個ずつ入れ、30°Cで振−盪した。5時間後に
反応液を吸引除去して、試験管内で固相を洗った(A液
1 mt X 2回)。A液+1mMCa の溶液で
稀釈した酵素標識抗体(3m unita/Q4ml)
中に固相を移し、4°Cで一夜静置した。
翌日反応液を吸引除去し、A液で固相を洗ってから、固
相上に結合したGal活性を測った。Gal活性は、4
−メチルウンベリフェリーβ−D−ガラクトサイド(、
4−methylumbelliferyl−β−D−
gala−ctoi+ide )を基質とし、生成した
4−メチルウムベリフ10ン(4−methylumb
elliferone )を蛍光光度計で測定したとこ
ろ第1図に示す検量線を得た。
相上に結合したGal活性を測った。Gal活性は、4
−メチルウンベリフェリーβ−D−ガラクトサイド(、
4−methylumbelliferyl−β−D−
gala−ctoi+ide )を基質とし、生成した
4−メチルウムベリフ10ン(4−methylumb
elliferone )を蛍光光度計で測定したとこ
ろ第1図に示す検量線を得た。
実施例2
神経系疾患等で入院加療中の患者の脳を髄液を検体とし
て用い実施例1と同様に測定した。この測定系に11i
’6介髄液検体の種々の容量を加えてみると、同相に結
合するGal活性は加えた容量に比例して増加し、少く
とも100μを添加までは検量線と平行な曲線が各検体
ごとに得られた。すなわち100.ut以下の脳を髄液
検体を用いれば測定系は干渉されることなく、正確に脳
を髄液中のS−100タンパク量が測定できることがわ
かった。測定系の正確度を知るために、脳を髄液50p
l−を使った時のCV(変動係数)は10%以下であっ
た。すなわち脳を髄液中のS−100タンパクが60p
g/mtの微量まで測定できることがわかった。
て用い実施例1と同様に測定した。この測定系に11i
’6介髄液検体の種々の容量を加えてみると、同相に結
合するGal活性は加えた容量に比例して増加し、少く
とも100μを添加までは検量線と平行な曲線が各検体
ごとに得られた。すなわち100.ut以下の脳を髄液
検体を用いれば測定系は干渉されることなく、正確に脳
を髄液中のS−100タンパク量が測定できることがわ
かった。測定系の正確度を知るために、脳を髄液50p
l−を使った時のCV(変動係数)は10%以下であっ
た。すなわち脳を髄液中のS−100タンパクが60p
g/mtの微量まで測定できることがわかった。
実施例3
実施例1に準じて調製した(抗生S−100タンパク)
IgG10mgを10mtのCNBt活性化セファロー
スと反応させ、(抗生S−100タンパク)IgG不溶
と 化セファ0−スを調製し、これを0.1mt容の小カラ
ムに充填した。
IgG10mgを10mtのCNBt活性化セファロー
スと反応させ、(抗生S−100タンパク)IgG不溶
と 化セファ0−スを調製し、これを0.1mt容の小カラ
ムに充填した。
S−100タンパクをG液に溶解し標準液(0〜10n
g/mt)を調製し、この標準液50plにG液1mt
を加えて、上記のカラムに流した後、カラムを2mtの
G液で洗浄した。
g/mt)を調製し、この標準液50plにG液1mt
を加えて、上記のカラムに流した後、カラムを2mtの
G液で洗浄した。
次に実施例1で使用した抗体Fab’−β−Gat1m
l (5m units/mz)をカラムに流し、更に
G液2mlでカラムを洗浄した。
l (5m units/mz)をカラムに流し、更に
G液2mlでカラムを洗浄した。
次にカラムにO−ニトロフェニル−β−D−ガラクトシ
ド溶液(10mg/ml ) O−2mlを流し、室温
で1時間置いた後、0.08MNa2CO3,2mlで
カラムを洗浄し、洗浄後のA420 nmを測定した。
ド溶液(10mg/ml ) O−2mlを流し、室温
で1時間置いた後、0.08MNa2CO3,2mlで
カラムを洗浄し、洗浄後のA420 nmを測定した。
一方、脳を髄液および脳を髄液に(L5ng/mt11
ng/mtのS−100タンパクを加えて上と同様に測
定し、添加したS−100タンパクの回収率を調べたと
ころ、第−表の結果となった。即ちいずれの試料にても
添加量に比例してS−100タンパクが回収されている
ことがわかる。
ng/mtのS−100タンパクを加えて上と同様に測
定し、添加したS−100タンパクの回収率を調べたと
ころ、第−表の結果となった。即ちいずれの試料にても
添加量に比例してS−100タンパクが回収されている
ことがわかる。
第1表
測定値
S−100タンパク添加量
試料番号 Ong/mt0.5ng/mt1.’Ong
/mt1 0.21 0.69 1.3
020・40 0.85 1.333
0.37 0.90 1.4、
/mt1 0.21 0.69 1.3
020・40 0.85 1.333
0.37 0.90 1.4、
i1図は本発明の方法によって測定した場合の牛S−1
00タンパクの標準曲線を示すものである。 第1図 S−100プロティンCPf/検体) 手続補正書(方式) 昭和58年4月6日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第181933号3
、補正をする者 5、補正の対象 「明細書の発明の名称の欄」 6、補正の内容 発明の名称を次のごとく訂正します。
00タンパクの標準曲線を示すものである。 第1図 S−100プロティンCPf/検体) 手続補正書(方式) 昭和58年4月6日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第181933号3
、補正をする者 5、補正の対象 「明細書の発明の名称の欄」 6、補正の内容 発明の名称を次のごとく訂正します。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l 抗S−100抗体結合固相に検体中のS−100タ
ンパクを反応せしめて得られる反応物に酵素標識抗S−
100抗体を作用せしめるか又は検体中のS−100タ
ンパクと酵素標識抗S−100抗体を反応せしめて得ら
れる反応物を抗S−100抗体結合同相に作用せしめる
ことによって抗S−100抗体を介してS−100タン
パク及び酵素標識抗S −100抗体を固相に固定化せ
しめた後、同相に結合した該標識酵素活性を測定するこ
とにより検体中のS−100タンパク量を求めることを
特徴とするS−100タンパクの高感度測定法。 2 抗S−100抗体結合固相が微粒状または繊維状で
あり、カラムに充填されて使用され、免疫反応終了後、
カラム内にて酵素活性を測定することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のS−100タンパクの高感度測
定法。 3 抗S−100抗体をプロテアーゼ処理して得られる
F(ab’)zフラグメントまたはFab’フラグメン
トを使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項お
よび第2項記載のS−100タンパクの高感度測定法。 4 反応時に高濃度の塩類と疎水性蛋白質を添加するこ
とにより検体中の干渉物質の影響を除去することを特徴
とする特許請求の範囲第1項から第3項記載の高感度測
定法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18193381A JPS58144747A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | S―100タンパクの高感度測定法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18193381A JPS58144747A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | S―100タンパクの高感度測定法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58144747A true JPS58144747A (ja) | 1983-08-29 |
JPH0131590B2 JPH0131590B2 (ja) | 1989-06-27 |
Family
ID=16109427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18193381A Granted JPS58144747A (ja) | 1981-11-12 | 1981-11-12 | S―100タンパクの高感度測定法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58144747A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63131065A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-03 | Yatoron:Kk | 抗体の精製法とアイソザイムの測定法及び試薬 |
JPH0232261A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-02-02 | Abbott Lab | Hivi抗原の検出のためのイムノアッセイ法 |
CN103604931A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-02-26 | 陆上苏 | 一种人s100蛋白检测试剂及制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5347518A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-28 | Mochida Pharm Co Ltd | Immunologically measuring method |
-
1981
- 1981-11-12 JP JP18193381A patent/JPS58144747A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5347518A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-28 | Mochida Pharm Co Ltd | Immunologically measuring method |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63131065A (ja) * | 1986-11-20 | 1988-06-03 | Yatoron:Kk | 抗体の精製法とアイソザイムの測定法及び試薬 |
JPH0232261A (ja) * | 1988-06-10 | 1990-02-02 | Abbott Lab | Hivi抗原の検出のためのイムノアッセイ法 |
CN103604931A (zh) * | 2013-11-15 | 2014-02-26 | 陆上苏 | 一种人s100蛋白检测试剂及制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0131590B2 (ja) | 1989-06-27 |
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