JPS5814330B2 - オ−トバイに於けるパワ−ユニツト系のレイアウト - Google Patents
オ−トバイに於けるパワ−ユニツト系のレイアウトInfo
- Publication number
- JPS5814330B2 JPS5814330B2 JP52131200A JP13120077A JPS5814330B2 JP S5814330 B2 JPS5814330 B2 JP S5814330B2 JP 52131200 A JP52131200 A JP 52131200A JP 13120077 A JP13120077 A JP 13120077A JP S5814330 B2 JPS5814330 B2 JP S5814330B2
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- JP
- Japan
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- turbocharger
- engine
- exhaust
- power unit
- motorcycles
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Links
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
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- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は排気タービン過給機関を塔載したオートバイ
に於けるパワーユニット系のレイアウトに関する。
に於けるパワーユニット系のレイアウトに関する。
排気タービン過給は、排気圧を利用して回転駆動するタ
ービンの回転軸端に送風翼を付設し、この送風翼により
大気圧以上の圧力をもつ給気をエンジンに供給せんとす
るもので、一般にターボ過給又はターボチャージャと称
きれるものである。
ービンの回転軸端に送風翼を付設し、この送風翼により
大気圧以上の圧力をもつ給気をエンジンに供給せんとす
るもので、一般にターボ過給又はターボチャージャと称
きれるものである。
こうしたターボチャージャ塔載車両は第1図に見られる
様に、燃料タンクFの下方にエンジン本体Eを配し、該
エンジン本体Eの上方後部に設置した気化器Cの前後に
給気管IPを介して前述のターボチャージャTCが配置
されているのが普通である。
様に、燃料タンクFの下方にエンジン本体Eを配し、該
エンジン本体Eの上方後部に設置した気化器Cの前後に
給気管IPを介して前述のターボチャージャTCが配置
されているのが普通である。
従ってエンジンからの排ガスは、排気口E’とターボチ
ャージャTCとを連結する排気管EPを通り、前記ター
ボチャージャTC内のタービン翼(図示せず)を回動さ
せた後、連結管CPおよびマフラーMを通って大気に排
出される。
ャージャTCとを連結する排気管EPを通り、前記ター
ボチャージャTC内のタービン翼(図示せず)を回動さ
せた後、連結管CPおよびマフラーMを通って大気に排
出される。
又、ターボチャージャTCのタービン翼と共通の回転軸
に設けた送風翼(図示せず)の回転によって吸引される
空気は、気化器Cにより混合気となってエンジン本体E
の燃焼室へ供給されるものである。
に設けた送風翼(図示せず)の回転によって吸引される
空気は、気化器Cにより混合気となってエンジン本体E
の燃焼室へ供給されるものである。
尚、図中Sはシート,TMはトランスミッション,RW
は後輪,FWは前輪を夫々示す。
は後輪,FWは前輪を夫々示す。
そして上記従来例で見られるターボチャージャ塔載車に
は次の様な多くの欠点を包含している。
は次の様な多くの欠点を包含している。
即ちターボチャージャTCの設置位置が運転者のシ一ト
Sの位置と近接している為、ターボチャージャの故障殊
に高速回転するタービン等に支障を来たした場合、運転
者の人身事故が避けられないこと及び高熱の排気管EP
および連結管CPが人体,衣服に近接したところに配管
されている等安全性の面で配慮に欠けていた。
Sの位置と近接している為、ターボチャージャの故障殊
に高速回転するタービン等に支障を来たした場合、運転
者の人身事故が避けられないこと及び高熱の排気管EP
および連結管CPが人体,衣服に近接したところに配管
されている等安全性の面で配慮に欠けていた。
又、排気管EPの管長が可成り長くなる為、急加速時等
におけるターボチャージャの応答性の遅れが目立ち、性
能上今一つ満足し難いものがある。
におけるターボチャージャの応答性の遅れが目立ち、性
能上今一つ満足し難いものがある。
更に排気管長の増大による排気温の上昇と相埃ってター
ボチャージャTCの設置位置がエンジン後部に位置して
いる為、エンジンからの熱影響をも受け給気温が異常上
昇し、混合気の空燃比に悪影響をもたらすと同時にター
ボチャージャの耐久性にも問題が有った。
ボチャージャTCの設置位置がエンジン後部に位置して
いる為、エンジンからの熱影響をも受け給気温が異常上
昇し、混合気の空燃比に悪影響をもたらすと同時にター
ボチャージャの耐久性にも問題が有った。
こうした安全性,性能上および耐久性以外の面では、排
気管EPおよび連結管CP囲周に安全カバーを装着する
為、その分車巾が広くなり車両スタイリングに悪影響を
及ぼしたり、或は市販車にターボチャージャを後取付す
る際、気化器Cを特殊仕様の気化器と交換する等大巾な
改良を要し、多面にわたり多々欠点が内蔵されていた。
気管EPおよび連結管CP囲周に安全カバーを装着する
為、その分車巾が広くなり車両スタイリングに悪影響を
及ぼしたり、或は市販車にターボチャージャを後取付す
る際、気化器Cを特殊仕様の気化器と交換する等大巾な
改良を要し、多面にわたり多々欠点が内蔵されていた。
この発明は上述の如き従来の欠点を一挙に解消せんとす
るもので、以下第2図の実施例に基いて説明する。
るもので、以下第2図の実施例に基いて説明する。
第2図において1は燃料タンク,2はエンジン本体,3
は気化器,4はトランスミッションで之等の配置は従来
さ変わらない。
は気化器,4はトランスミッションで之等の配置は従来
さ変わらない。
本発明においてはターボチャージャ5をエンジン本体2
の前方下部に配置せしめ、このターボチャージャ5とエ
ンジン排気口2′とを排気管6により連結すると共に気
化器3とターボチャージャ5との間をインレツトパイブ
7により連結させたもので、ターボチャージャ5の図示
しない送風翼によって吸入された空気は管長の長いイン
レツトパイブ7を通り、気化器3により混合気となって
エンジン燃焼室へ供給され、又、排ガスは短少な排気管
5を通りターボチャージャ5の図示しないタービン翼を
回転駆動させた上、マフラ8を通して大気へ放出される
。
の前方下部に配置せしめ、このターボチャージャ5とエ
ンジン排気口2′とを排気管6により連結すると共に気
化器3とターボチャージャ5との間をインレツトパイブ
7により連結させたもので、ターボチャージャ5の図示
しない送風翼によって吸入された空気は管長の長いイン
レツトパイブ7を通り、気化器3により混合気となって
エンジン燃焼室へ供給され、又、排ガスは短少な排気管
5を通りターボチャージャ5の図示しないタービン翼を
回転駆動させた上、マフラ8を通して大気へ放出される
。
而して本発明によれはターボチャージャ5はエンジンの
前方下部に配設され、運転者から離れた位置にあるので
ターボチャージャ事故時の安全性が高いこと及びターボ
チャージャ5並に排気管6に運転者の人体,衣服が直接
触れたりする恐れがなく、安全カバー等を特別に設ける
必要がない。
前方下部に配設され、運転者から離れた位置にあるので
ターボチャージャ事故時の安全性が高いこと及びターボ
チャージャ5並に排気管6に運転者の人体,衣服が直接
触れたりする恐れがなく、安全カバー等を特別に設ける
必要がない。
又、排気管長は従来に較べ極めて短少化される為応答性
が良く運転性能が大きく向上する。
が良く運転性能が大きく向上する。
更にターボチャージャ5はエンジン2の前方に付設され
る為走行風による冷却効果が得られると同時に、排気管
長の短縮化による排気温度の低減効果と相埃って、熱的
に至極有利となり、耐久性が向上しこの結果ターボチャ
ージャが小型コンパクト化される等、従来の欠点が全て
解消されるばかりでなく、インレットパイブ7が従来の
排気管EPと略略匹適する長さを有する為、該インレツ
トパイブ7の一部に適当なクーリング装置を付設して中
間冷却即ち給気冷却を行い得る等のメリットを具備する
。
る為走行風による冷却効果が得られると同時に、排気管
長の短縮化による排気温度の低減効果と相埃って、熱的
に至極有利となり、耐久性が向上しこの結果ターボチャ
ージャが小型コンパクト化される等、従来の欠点が全て
解消されるばかりでなく、インレットパイブ7が従来の
排気管EPと略略匹適する長さを有する為、該インレツ
トパイブ7の一部に適当なクーリング装置を付設して中
間冷却即ち給気冷却を行い得る等のメリットを具備する
。
現在ターボ給給方式を採用してエンジン性能をアップし
た車両は一部の特殊車両にしか見られない。
た車両は一部の特殊車両にしか見られない。
これは一般市販車に比較してコスト的に割高になるから
と言われているが、本発明者はコストンは一つの要因で
はあるか必ずしもコスト而だけかその原因ではなく、前
述した様に従来車には多くの技術的未解決の点が取り残
されていたからだと推測している。
と言われているが、本発明者はコストンは一つの要因で
はあるか必ずしもコスト而だけかその原因ではなく、前
述した様に従来車には多くの技術的未解決の点が取り残
されていたからだと推測している。
ちなみにターボチャージャを市販車に後取付する場合、
本発明では従来の1/3程度の費用で簡単に済み、又新
車時に標準装備すると仮定した場合、燃料費の低減効果
の方が、車両のコストアンプ分よりはるかに経済的に有
利であると思われ、省資源時代を迎え極めて有効,適切
な方式であると云える。
本発明では従来の1/3程度の費用で簡単に済み、又新
車時に標準装備すると仮定した場合、燃料費の低減効果
の方が、車両のコストアンプ分よりはるかに経済的に有
利であると思われ、省資源時代を迎え極めて有効,適切
な方式であると云える。
第1図は従来例を示す針視図、第2図は本発明の実施例
を示す斜視図である。 1・・・・・・燃料タンク,2・・・・・・エンジン本
体,2′・・・・・・排気口,3・・・・・・気化器,
4・・・・・・トランスミッション,5・・・・・・タ
ーボチャージャ,6・・・・・・排気管,7・・・・・
・インレットパイプ。
を示す斜視図である。 1・・・・・・燃料タンク,2・・・・・・エンジン本
体,2′・・・・・・排気口,3・・・・・・気化器,
4・・・・・・トランスミッション,5・・・・・・タ
ーボチャージャ,6・・・・・・排気管,7・・・・・
・インレットパイプ。
Claims (1)
- 1 燃料タンクの下方に塔載されるエンジンの前方下部
にターボチャージャを配置し、該ターボチャージャと排
気口とを排気管により連絡すると共にエンジン後部に設
置した気化器と前記ターボチャージャとの間をインレッ
トパイプにより連絡した事を特徴とするオートバイに於
けるパワーユニット系のレイアウト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52131200A JPS5814330B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | オ−トバイに於けるパワ−ユニツト系のレイアウト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52131200A JPS5814330B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | オ−トバイに於けるパワ−ユニツト系のレイアウト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5464337A JPS5464337A (en) | 1979-05-24 |
JPS5814330B2 true JPS5814330B2 (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=15052367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52131200A Expired JPS5814330B2 (ja) | 1977-10-31 | 1977-10-31 | オ−トバイに於けるパワ−ユニツト系のレイアウト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814330B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184839U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-07 | 日本特許管理株式会社 | 缶 |
JPH0536681Y2 (ja) * | 1987-08-31 | 1993-09-16 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3168247D1 (en) * | 1980-04-15 | 1985-02-28 | Honda Motor Co Ltd | Motorised two-wheeled vehicles with supercharger apparatus |
JPS56146016A (en) * | 1980-04-15 | 1981-11-13 | Honda Motor Co Ltd | Supercharger device in autobicycle |
JPS5746027A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-16 | Honda Motor Co Ltd | Motorcycle with supercharger |
JPS5749020A (en) * | 1980-09-05 | 1982-03-20 | Honda Motor Co Ltd | Turbo supercharger in internal combustion engine |
JPS5755224A (en) * | 1980-09-16 | 1982-04-02 | Yamaha Motor Co Ltd | Motorcycle provided with turbocharger |
JPS5755223A (en) * | 1980-09-16 | 1982-04-02 | Yamaha Motor Co Ltd | Intake device for engine in motorcycle |
JPS5844221A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-15 | Yamaha Motor Co Ltd | 過給機付き自動二輪車 |
-
1977
- 1977-10-31 JP JP52131200A patent/JPS5814330B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60184839U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-07 | 日本特許管理株式会社 | 缶 |
JPH0536681Y2 (ja) * | 1987-08-31 | 1993-09-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5464337A (en) | 1979-05-24 |
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