JP2719126B2 - 防音型高圧洗浄機 - Google Patents

防音型高圧洗浄機

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JP2719126B2
JP2719126B2 JP7276077A JP27607795A JP2719126B2 JP 2719126 B2 JP2719126 B2 JP 2719126B2 JP 7276077 A JP7276077 A JP 7276077A JP 27607795 A JP27607795 A JP 27607795A JP 2719126 B2 JP2719126 B2 JP 2719126B2
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pressure pump
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宏次 福井
恵紀 青山
正己 吉井
誠 石倉
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音ケース内に、
高圧ポンプを配置して高圧圧力水を吐出する防音型高圧
洗浄機のレイアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、防音ケースの内部にエンジン
と高圧ポンプとを配置した防音形高圧洗浄機に関する技
術は公知とされているのである。例えば、実開平5−1
2636号公報や、実開昭62−144592号公報
や、実開昭63−19046号公報や、実開平2−70
779号公報や、実開平3−95039号公報に開示の
技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
において、実開平5−12636号公報に記載の技術に
おいては、排気消音器を防音ケースの内部に配置して、
防音を図っているが、消音器冷却通路とエンジンと高圧
ポンプが直列に配置されているので、防音形高圧洗浄機
の全長が長くなり、洗浄機セット全体が大型になって搬
送性に劣り、また車輌への搭載性にも劣るという不具合
があったのである。
【0004】また、エンジンのクランク軸と高圧ポンプ
とを直結しているので、クランク軸の回転が早過ぎるの
で、減速ミッションケースを介して減速する必要があ
り、該減速ミッションケースの分だけ全長が長くなり、
防音形高圧洗浄機が大きくなるという不具合があったの
である。また、消音器冷却通路の内部を冷却する為に別
に、排気消音器を冷却する為の冷却ファンを設ける必要
があったのである。また、実開平3−95039号公報
に記載の技術においては、エンジンと高圧ポンプの間を
ベルトにより駆動するベルト駆動方式を取っている為
に、エンジンと高圧ポンプの両プーリーとの間の距離を
大きく取る必要があり、一方が横方向に出っ張り、防音
ケースの全体の幅が広がって洗浄機セット全体が大型に
なるという不具合があったのである。また、排気消音器
のスペースを、防音ケースの内部の上方に配置している
ので、防音ケースの全高が高くなるという不具合があっ
たのである。
【0005】本発明は、エンジンと高圧ポンプを、特に
カム軸の部分で直結して直列に配置し、該高圧ポンプと
排風ダクトを並列に配置し、防音型高圧洗浄機の全体構
成のコンパクト化を図ったものである。また、エンジン
Eの冷却風を通過する為の排風ダクトを使って、該排風
ダクトの内部に排気消音器を配置することにより、別に
配置する冷却ファンを無くして、エンジンの冷却ファン
でもって排気消音器の冷却を可能にすると共に、集風ダ
クトと排風ダクトの接続により、防音ケース内における
エンジンの冷却排風処理の容易化を図ったものである。
また、高圧ポンプの前方側が突出するので、この高圧ポ
ンプの突出部分が、排風ダクト6と干渉しないで重複状
態で配置されるべく、排風ダクトに凹部を設けたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。冷却ファンを具備したエンジンを設
け、該エンジンの冷却ファンとは反対側に、集風ダクト
と排風ダクト及び高圧ポンプを配置し、該集風ダクトと
排風ダクトを接続して、冷却ファンによるエンジンの冷
却排風が集風ダクトを経て排風ダクトに流れるように構
成し、該エンジンのカム軸と高圧ポンプを直結して配置
し、該高圧ポンプと排風ダクトを並置し、前記排風ダク
トの高圧ポンプ側の壁部に凹部を形成し、該凹部に高圧
ポンプの突出部分を突入して配置し、該排風ダクト内に
排気消音器を設置し、排風ダクトと排気消音器の間に消
音器冷却通路を構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
の図面により説明する。図1は、本発明の防音型高圧洗
浄機の排風カバー8側の側面図、図2は同じく本発明の
防音型高圧洗浄機の平面図、図3は同じく本発明の防音
型高圧洗浄機の正面図である。
【0008】図1・図2・図3において説明する。防音
ケースCは内部に防音材を貼設し、周囲を必要部以外は
密閉した防音形に構成している。該防音ケースCの上部
に吊下げフック23と、燃料タンク13の給油口24が
突設されている。またエンジンE側の側面に把手17と
操作パネルPが配置され、排風カバー8の側の側面に把
手18が配置されている。
【0009】該把手18の下部に、防音ケースCから突
出した状態で排風カバー8が配置されており、該排風カ
バー8の内部には排気消音器2の先端部分と、排気消音
器2の排気尾管5が配置されている。該排気尾管5は消
音効果を向上させる為に、図2の如く、防音ケースCの
側方で、前部から後部まで直角に曲げた状態で配置され
ている。
【0010】そして、該排気尾管5の最終端部が、排風
カバー8から下向きに突出されている。また防音ケース
Cの下部にはキャスター輪15が4個配置されており、
移動を容易にしている。該防音ケースCの下部のキャス
ター輪により支持された機体フレームAの上に、エンジ
ンEと高圧ポンプ1が防振ゴムにより支持されて載置さ
れている。該エンジンEと高圧ポンプ1とはベルトによ
る駆動ではなく、カム軸31等のエンジン回転軸の部分
で直結された駆動機構としている。
【0011】図3の正面図において、エンジンEが向か
って右側に配置されており、高圧ポンプ1が向かって左
側に配置されている。該エンジンEには、ロープ式のリ
コイルスタータ19と、起動モータ26の両方が設けら
れており、バッテリーが放電してしまった場合には、リ
コイルスタータ19により起動を可能としている。ま
た、エンジンEと高圧ポンプ1とは、カム軸31におい
て直結して直列に配置されている。
【0012】該カム軸31はクランク軸32の回転数の
半分であり、減速ミッションケースを介装することな
く、低回転により高圧ポンプ1を駆動することが出来る
のである。該高圧ポンプ1から後方に向かって、吸水口
12と余水口11と吐水口10が上下に直列に配置され
ている。吐水口10が最も上方で吸水口12が最下方に
配置されている。また余水口11には吐出圧を調整する
アンローダバルブ14が配置されている。7はエアクリ
ーナ、20はキャブレータである。
【0013】そして、エンジンEの冷却ファンFからの
冷却風が、機体フレームAのシリンダーヘッドHの部分
を通過した位置に、集風ダクト30を設け、該集風ダク
ト30はエンジンEのシリンダーヘッドH側から、前部
の方へ直交方向に排風を案内し、次に排風ダクト6に連
通している。該排風ダクト6は、防音ケースC内の前面
側に平行に配置されている。
【0014】該集風ダクト30は、シリンダーヘッドH
の部分の排風を集めるものであり、図1に示す如く、高
圧ポンプ1の上方に位置しているので、集風ダクト30
と高圧ポンプ1とは、干渉しないで空間を分けて配置し
ている。しかし、高圧ポンプ1の前方側が突出するの
で、この高圧ポンプ1の突出部分1aが、排風ダクト6
と干渉しないで重複状態で配置されるべく、排風ダクト
6に凹部9を設けている。
【0015】該凹部9は排風ダクト6の後部側(高圧ポ
ンプ1側)を凹ませた構成となっており、該凹部9によ
り、高圧ポンプ1の突出部分1aの部分が、排風ダクト
6と空間を分け合っているのである。そして本発明は、
該排風ダクト6の内部を消音器冷却通路3に構成し、該
排風により排気消音器2を冷却するのである。これによ
り、従来の如く冷却ファンを別に設ける必要がないので
ある。
【0016】そして図1に示す如く、前記凹部9の部分
は、排風ダクト6の内部に突出しており、該部分にエン
ジンEの排気を消音すべく、エンジンEに基部を固設さ
れた排気消音器2が配置されている。該排気消音器2と
凹部9との間に、狭小部4が出来ている。該狭小部4が
構成されていることにより、排風ダクト6の内部の排風
の流速が増速されて、該排気消音器2を冷却する冷却効
果を向上しているのである。該狭小部4の部分により冷
却効果が向上したことにより、排気消音器2の高温化を
阻止することができて、排気消音器2の内部で発生して
いたアフターバーンを解消することが出来たのである。
【0017】また、該排風ダクト6の内部に排気消音器
2が入り切れずに、その先端部分が防音ケースCから突
出されるので、該部分には排風カバー8を被覆してい
る。該排風カバー8も防音材を貼設している。そして該
排気消音器2からの排気は、高圧ポンプ1の周囲をU字
形に往復沿設されて、更に排風カバー8の内部で前部か
ら後部まで延長された排気尾管5により、消音されて、
排風カバー8の後部の孔から、大気に吐出されるように
構成している。
【0018】以上の如く、エンジンEと高圧ポンプ1
を、カム軸31等のエンジンの回転軸部分にて直列連結
配置し、高圧ポンプ1と排風ダクト6を並置し、該排風
ダクト6の内部に排気消音器2を配置したことにより、
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。冷却ファンを具備したエ
ンジンを設け、該エンジンの冷却ファンとは反対側に、
集風ダクトと排風ダクト及び高圧ポンプを配置し、該集
風ダクトと排風ダクトを接続して、冷却ファンによるエ
ンジンの冷却排風が集風ダクトを経て排風ダクトに流れ
るように構成したので、防音型高圧洗浄機のレイアウト
を、空間を有効に利用した構成とすることが出来て、長
さ方向及び高さ方向においてコンパクトな防音型高圧洗
浄機とすることが出来る。
【0020】エンジンEの回転軸であるカム軸31より
高圧ポンプ1を駆動すべく直結する構成としたことによ
り、該カム軸の回転数はクランク軸32の回転数の半分
であるので、減速ミッションケースを介在することな
く、低回転により高圧ポンプ1を駆動することが出来る
のである。これにより、減速ミッションケースが必要な
いので、エンジンEと高圧ポンプ1を直結した状態の全
長を短く構成することができ、防音型高圧洗浄機の全体
をコンパクトに構成することが出来たのである。
【0021】また、排風ダクト6の一部に凹部9を設け
て、該部分に高圧ポンプの突出部分1aの部分を突入配
置することにより、高圧ポンプ1と排風ダクト6との間
を詰めて配置することができ、これによっても、防音ケ
ースCの幅方向をコンパクトにすることが出来るのであ
る。 また、排風ダクト6の内部に排気消音器2を配置し
たことにより、従来技術の如く、別に排気消音器2を冷
却する為の冷却ファンを設ける必要がなくなり、また排
気消音器2は防音ケースCの内部で、更に排風ダクト6
の内部に配置されているので、排気消音器2の冷却効果
を向上させ、防音遮蔽効果を向上することが出来たの
で、防音性能を向上し、防音型高圧洗浄機の低騒音化を
図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防音型高圧洗浄機の排風カバー8側の
側面図。
【図2】同じく本発明の防音型高圧洗浄機の平面図。
【図3】同じく本発明の防音型高圧洗浄機の正面図。
【符号の説明】
A 機体フレーム C 防音ケース E エンジン F 冷却ファン 1 高圧ポンプ 2 排気消音器 3 消音器冷却通路 4 狭小部 5 排気尾管 6 排風ダクト 8 排風カバー 9 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01P 5/06 510 F01P 5/06 510B F02B 77/13 F02B 77/13 M N (72)発明者 石倉 誠 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マーディーゼル株式会社内 (56)参考文献 実開 平5−12636(JP,U) 実開 昭62−144592(JP,U) 実開 平3−95039(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ファンを具備したエンジンを設け、
    該エンジンの冷却ファンとは反対側に、集風ダクトと排
    風ダクト及び高圧ポンプを配置し、該集風ダクトと排風
    ダクトを接続して、冷却ファンによるエンジンの冷却排
    風が集風ダクトを経て排風ダクトに流れるように構成
    し、該エンジンのカム軸と高圧ポンプを直結して配置
    し、該高圧ポンプと排風ダクトを並置し、前記排風ダク
    トの高圧ポンプ側の壁部に凹部を形成し、該凹部に高圧
    ポンプの突出部分を突入して配置し、該排風ダクト内に
    排気消音器を設置し、排風ダクトと排気消音器の間に消
    音器冷却通路を構成したことを特徴とする防音型高圧洗
    浄機。
JP7276077A 1995-10-25 1995-10-25 防音型高圧洗浄機 Expired - Lifetime JP2719126B2 (ja)

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