JP2017031841A - エンジン制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】触媒の劣化状態に応じてウエストゲートバルブ開度を最適化したエンジン制御装置を提供する。【解決手段】タービン41及びコンプレッサ42を有するターボチャージャ40と、タービンの上流側から下流側へ排気ガスの一部をバイパスさせるウエストゲート流路45と、電動アクチュエータによって駆動されウエストゲート流路を開閉するウエストゲートバルブ46と、タービンの下流側に設けられ排気ガスの浄化処理を行う触媒コンバータ63と、触媒コンバータの劣化を診断する触媒劣化診断手段とを備えるエンジン1を制御するエンジン制御装置100を、ウエストゲートバルブの開度を所定のイニシャル開度を基準として制御するウエストゲートバルブ制御手段と、触媒コンバータの劣化の進行に応じてイニシャル開度を大きく設定するイニシャル開度設定手段とを備える構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ターボチャージャのタービンの下流側に触媒コンバータを配置したエンジンを制御するエンジン制御装置に関し、特に触媒の劣化状態に応じてウエストゲートバルブ開度を最適化したものに関する。
ターボチャージャは、エンジンの排気ガスによってタービンを駆動するとともに、タービンに接続されたコンプレッサによってエンジンの燃焼用空気(新気)を圧縮する過給器である。
ターボチャージャには、過給圧制御等を目的として、タービンの上流側から排気ガスの一部を抽出してタービンの下流側へバイパスさせる流路を開閉するウエストゲートバルブが設けられる。
ウエストゲートバルブは、エンジンが過給領域で運転される場合には、実際の過給圧がドライバ要求トルク等に応じて設定される目標過給圧に近付くようにフィードバック制御される。
ターボチャージャを備えるエンジンにおいては、通常排気ガスの浄化処理を行う三元触媒等の触媒コンバータがタービンの下流側(出口側)に設けられる。
このため、触媒コンバータの層内温度は、タービンの下流側における排気ガス温度に依存する。
触媒コンバータの温度を考慮したウエストゲートバルブの開度制御に関する従来技術として、例えば、特許文献1には、触媒の熱劣化を防止する目的で、触媒内を通過する排気ガス温度が所定設定時間以上にわたって所定設定温度以上となった場合に、ウエストゲートバルブを開状態として過給圧を低下させることが記載されている。
特開平11−287126号公報
ターボチャージャを備えるエンジンは、エンジンと触媒との間に比較的大きな熱容量を有するタービンが存在することから、自然吸気エンジンと比較して触媒昇温性能が厳しい傾向にある。
そこで、いかにしてタービンの熱容量の影響を低減して触媒昇温性能を向上し、始動直後から暖機完了後までを通じた排気ガス浄化性能を向上するかが問題となる。
これに対し、近年、電動アクチュエータを用いて開度を任意に設定可能とした電動ウエストゲートバルブが普及しつつある。
このような電動ウエストゲートバルブを有するエンジンにおいては、過給圧フィードバック制御等が介入しない比較的低負荷状態での運転時に、ウエストゲートバルブを開状態(ノーマルオープン)とし、タービンの上流側から下流側へ排気ガスの一部をバイパスすることによって、触媒入口における排気ガス温度を高め、触媒の昇温性能を改善することが可能となる。
しかし、ウエストゲートバルブを利用した排気バイパスを行うと、例えば加速時にドライバ要求トルクの増加に応じて過給圧を向上させる場合には、ウエストゲートバルブを開状態から閉状態まで推移(駆動)させるために要する時間に起因して、過給圧の時間応答遅れの原因となり、ドライバビリティ(運転しやすさ)が損なわれてしまう。
触媒昇温性能とドライバビリティとを両立するためには、触媒が活性温度を維持可能な限り、ウエストゲートバルブのイニシャル開度(過給圧フィードバック制御等が介入しない状態における初期開度)を小さく(閉じ気味に)設定することが好ましい。
しかし、触媒は経年劣化等により排気ガス浄化性能が低下するため、新品時の触媒に対してウエストゲートバルブ開度を最適化した場合、触媒が劣化した際に昇温性能が不十分となることが懸念される。
一方、触媒が劣化した場合であっても昇温性能を維持可能なよう、ウエストゲートバルブのイニシャル開度を大きく(開き気味に)設定した場合、触媒が新品時におけるドライバビリティが犠牲となってしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、触媒の劣化状態に応じてウエストゲートバルブ開度を最適化したエンジン制御装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、エンジンの排気ガスによって駆動されるタービン及び前記タービンに駆動され燃焼用空気を圧縮するコンプレッサを有するターボチャージャと、前記タービンの上流側から下流側へ前記排気ガスの一部をバイパスさせるウエストゲート流路と、電動アクチュエータによって駆動され前記ウエストゲート流路を開閉するウエストゲートバルブと、前記タービンの下流側に設けられ前記排気ガスの浄化処理を行う触媒コンバータと、前記触媒コンバータの劣化状態を診断する触媒劣化診断手段とを備えるエンジンを制御するエンジン制御装置であって、前記ウエストゲートバルブの開度を所定のイニシャル開度を基準として制御するウエストゲートバルブ制御手段と、前記触媒劣化診断手段により診断される前記触媒コンバータの劣化の進行に応じて前記イニシャル開度を大きく設定するイニシャル開度設定手段とを備えることを特徴とするエンジン制御装置である。
これによれば、触媒の状態が良好である場合には、ウエストゲートバルブのイニシャル開度を小さく設定することによって、十分な排気ガス浄化性能を得るために必要な触媒昇温性能を確保しつつ、過給圧応答特性を改善することができる。
一方、触媒の劣化が進行した場合には、ウエストゲートバルブのイニシャル開度を大きく設定することによって、触媒をより高温まで昇温して排気ガス浄化性能を確保することができる。
請求項2に係る発明は、前記触媒コンバータの暖機終了を判定する暖機終了判定手段を備え、前記ウエストゲートバルブ制御手段は、エンジンの始動から前記暖機終了が判定されるまでの間は、前記イニシャル開度に関わらず前記ウエストゲートバルブを実質的に全開状態とすることを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、エンジンの始動から触媒の暖機が終了するまでの間はウエストゲートバルブを実質的に全開にすることによって、触媒を早期に昇温して活性化させ、始動直後における排気ガス浄化性能を向上することができる。
以上説明したように、本発明によれば、触媒の劣化状態に応じてウエストゲートバルブ開度を最適化したエンジン制御装置を提供することができる。
本発明を適用したエンジン制御装置の実施例を有するエンジンの構成を模式的に示す図である。 実施例のエンジン制御装置における触媒劣化診断手法を模式的に示す図である。 実施例における触媒劣化診断値とHC浄化率との相関の一例を示すグラフである。 実施例のエンジン制御装置におけるウエストゲートバルブ開度制御を示すフローチャートである。 実施例における触媒劣化診断値とイニシャル開度との相関、及び、イニシャル開度と触媒温度との相関の一例を示すグラフである。 ウエストゲートバルブを全開、全閉とした場合の触媒入口における排気ガス温度の推移の一例を示すグラフである。
本発明は、触媒の劣化状態に応じてウエストゲートバルブ開度を最適化したエンジン制御装置を提供する課題を、ウエストゲートバルブにおいて過給圧制御が介入しない状態での開度であるイニシャル開度を、触媒劣化診断値に応じて変更することによって解決した。
以下、本発明を適用したエンジン制御装置の実施例について説明する。
実施例のエンジン制御装置は、例えば、乗用車等の自動車に走行用動力源として搭載される水平対向4気筒のガソリン直噴ターボ過給エンジンに設けられ、エンジン本体及び補機類を統括的に制御するものである。
図1は、実施例1のエンジン制御装置を有するエンジンの構成を模式的に示す図である。
エンジン1は、クランクシャフト10、シリンダブロック20、シリンダヘッド30、ターボチャージャ40、インテークシステム50、エキゾーストシステム60、キャニスタ70、エンジン制御ユニット(ECU)100等を有して構成されている。
クランクシャフト10は、エンジン1の出力軸となる回転軸である。
クランクシャフト10の一方の端部には、図示しない変速機等の動力伝達機構が接続されている。
クランクシャフト10には、図示しないコンロッドを介してピストンが連結されている。
クランクシャフト10の端部には、クランクシャフトの角度位置を検出するクランク角センサ11が設けられている。
クランク角センサ11の出力は、ECU100に伝達される。
シリンダブロック20は、クランクシャフト10を、車体に縦置き搭載する場合における左右方向から挟みこむように二分割として構成されている。
シリンダブロック20の中央部には、クランクシャフト10を収容するとともに、クランクシャフト10を回転可能に支持するメインベアリングを有するクランクケース部が設けられている。
クランクケース部を挟んで左右に配置されるシリンダブロック20の左右バンクの内部には、ピストンが挿入され内部で往復するシリンダが例えば一対ずつ(4気筒の場合)形成されている。
シリンダヘッド30は、シリンダブロック20のクランクシャフト10とは反対側の端部(左右端部)にそれぞれ設けられている。
シリンダヘッド30は、燃焼室31、点火プラグ32、吸気ポート33、排気ポート34、吸気バルブ35、排気バルブ36、吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38等を備えて構成されている。
燃焼室31は、シリンダヘッド30のピストン冠面と対向する箇所を、例えばペントルーフ状に凹ませて形成されている。
点火プラグ32は、燃焼室31の中央に設けられ、ECU100からの点火信号に応じてスパークを発生し、混合気に点火するものである。
吸気ポート33は、燃焼用空気(新気)を燃焼室31に導入する流路である。
排気ポート34は、燃焼室31から既燃ガス(排気ガス)を排出する流路である。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、吸気ポート33、排気バルブ34を所定のバルブタイミングで開閉するものである。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、各気筒に例えば2本ずつ設けられる。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、クランクシャフト10の1/2の回転数で同期して回転する吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38によって開閉される。
吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38のカムスプロケット部には、各カムシャフトの位相を進角・遅角させて各バルブの開弁時期、閉弁時期を変化させる図示しないバルブタイミング可変機構が設けられている。
ターボチャージャ40は、エンジン1の排気が有するエネルギを利用して、燃焼用空気(新気)を圧縮し、過給する過給機である。
ターボチャージャ40は、タービン41、コンプレッサ42、エアバイパス流路43、エアバイパスバルブ44、ウエストゲート流路45、ウエストゲートバルブ46等を備えている。
タービン41は、エンジン1の排気ガスによって回転駆動される。
コンプレッサ42は、タービン41に同軸に取り付けられ、タービン41によって回転駆動され空気を圧縮する。
エアバイパス流路43は、コンプレッサ42の下流側から空気の一部を抽出し、コンプレッサ42の上流側に還流させるものである。
エアバイパスバルブ44は、エアバイパス流路43に設けられ、ECU100からの指令に応じてエアバイパス流路43を実質的に閉塞する閉状態と、エアバイパス流路43を空気が通過可能な開状態とを、二段階に切換えるものである。
エアバイパスバルブ44は、電動アクチュエータによって開閉駆動される弁体を有する電動バルブとなっている。
エアバイパスバルブ44は、例えば、スロットルバルブ56を急激に閉じた場合等に、ターボチャージャ40のサージング防止やブレードの保護等を図るため開状態とされ、コンプレッサ42よりも下流側の吸気管内の空気をコンプレッサ42の上流側に還流させ、余剰圧力を低減させる。
ウエストゲート流路45は、過給圧制御や触媒の昇温等を目的として、タービン41の上流側から排気ガスの一部を抽出し、タービン41の下流側にバイパスさせるものである。
ウエストゲート流路45は、タービン41のハウジングに一体に形成されている。
ウエストゲートバルブ46は、ウエストゲート流路45に設けられ流路を開閉する弁体を有し、ウエストゲート流路45を通過する排気ガスの流量を制御するものである。
ウエストゲートバルブ46は、ECU100からの指令に応じて弁体を開閉駆動する電動アクチュエータを有する電動ウエストゲートバルブである。
ウエストゲートバルブ46は、全開状態と全閉状態とを切換可能であるとともに、これらの中間位置においても任意の開度設定が可能となっている。
インテークシステム50は、空気を導入して吸気ポート33に導入するものである。
インテークシステム50は、インテークダクト51、チャンバ52、エアクリーナ53、エアフローメータ54、インタークーラ55、スロットルバルブ56、インテークマニホールド57、吸気圧センサ58、インジェクタ59等を備えて構成されている。
インテークダクト51は、外気を導入して吸気ポート33に導入する流路である。
チャンバ52は、インテークダクト51の入口部近傍に連通して設けられた空間部である。
エアクリーナ53は、インテークダクト51におけるチャンバ52との連通箇所の下流側に設けられ、空気を濾過してダスト等を取り除くものである。
エアフローメータ54は、エアクリーナ53の出口近傍に設けられ、インテークダクト51内を通過する空気流量を計測するものである。
エアフローメータ54の出力は、ECU100に伝達される。
ターボチャージャ40のコンプレッサ42は、エアフローメータ54の下流側に設けられている。
インタークーラ55は、インテークダクト51におけるコンプレッサ42の下流側に設けられ、例えば走行風等との熱交換によって、圧縮され高温となった空気を冷却する熱交換器である。
スロットルバルブ56は、インテークダクト51におけるインタークーラ55の下流側に設けられ、空気の流量を調節してエンジン1の出力を制御するバタフライバルブである。
スロットルバルブ56は、ドライバによる図示しないアクセルペダル操作等に応じて、図示しないスロットルアクチュエータによって開閉駆動される。
また、スロットルバルブ56には、その開度を検出するスロットルセンサが設けられ、その出力はECU100に伝達される。
インテークマニホールド57は、スロットルバルブ56の下流側に設けられ、空気を各気筒の吸気ポート33に分配する分岐管である。
吸気圧センサ58は、インテークマニホールド57内の空気の圧力(吸気圧力)を検出するものである。
吸気圧センサ58の出力は、ECU100に伝達される。
インジェクタ59は、インテークマニホールド57のシリンダヘッド30側の端部に設けられ、ECU100が発する開弁信号に応じて、燃焼室31内に燃料を噴射して混合気を形成するものである。
エキゾーストシステム60は、排気ポート34から排出された排気ガスを外部に排出するものである。
エキゾーストシステム60は、エキゾーストマニホールド61、エキゾーストパイプ62、フロント触媒63、リア触媒64、サイレンサ65、空燃比センサ66、リアOセンサ67等を有して構成されている。
エキゾーストマニホールド61は、各気筒の排気ポート34から出た排気ガスを集合させる集合管である。
ターボチャージャ40のタービン41は、エキゾーストマニホールド61の下流側に配置されている。
エキゾーストパイプ62は、タービン41から出た排気ガスを外部に排出する管路である。
フロント触媒63、リア触媒64は、エキゾーストパイプ62の中間部分に設けられ、排気ガス中のHC、NOx、CO等を浄化する三元触媒をそれぞれ備えている。
三元触媒は、例えば、アルミナ等のセラミックによって形成された担体に、プラチナ、パラジウム、ロジウム等の貴金属を担持させて構成されている。
フロント触媒63は、タービン41の出口に隣接して設けられ、リア触媒64はフロント触媒の出口側に設けられている。
サイレンサ65は、エキゾーストパイプ62の出口近傍に設けられ、排気ガスの音響エネルギを低減するものである。
空燃比センサ66は、タービン41の出口とフロント触媒63の入口との間に設けられている。
リアOセンサ67は、フロント触媒63の出口とリア触媒64の入口との間に設けられている。
空燃比センサ66、リアOセンサ67は、ともに排気ガス中の酸素濃度に応じた出力電圧を発生することによって、排気ガス中の酸素量を検出するものである。
空燃比センサ66は、リアOセンサ67に対してより広範囲の空燃比における酸素濃度を検出可能なリニア出力センサとなっている。
空燃比センサ66、リアOセンサ67の出力は、ともにECU100に伝達され、燃料噴射量の空燃比フィードバック制御や、後述する触媒劣化診断に用いられる。
キャニスタ(チャコールキャニスタ)70は、エンジン1の燃料として用いられるガソリンが貯留される図示しない燃料タンクで発生した燃料蒸発ガス(エバポ)が導入され、一時的に吸蔵されるものである。
キャニスタ70は、燃料蒸発ガスを一時的に吸着可能な活性炭を、樹脂製の筐体であるキャニスタケース内に収容して構成されている。
キャニスタ70は、主に非過給時用のパージライン71、パージコントロールバルブ72、及び、主に過給時用のパージライン73、パージコントロールバルブ74等を備えて構成されている。
パージライン71は、両端部がキャニスタ70、及び、インテークマニホールド57にそれぞれ接続され、これらの内部間を連通させる流路である。
パージライン71は、インテークマニホールド57内が負圧となる非過給時に、キャニスタ70から放出された燃料蒸発ガスからなるパージガスを、インテークマニホールド57内に導入するものである。
パージコントロールバルブ(PCV)72は、パージライン71の途中に設けられたデューティ制御ソレノイドバルブである。
PCV72は、ECU100からの指令に応じて、開状態と閉状態との切換、及び、開状態における開度の設定が可能となっている。
パージライン73は、両端部がキャニスタ70、及び、インテークダクト51におけるコンプレッサ42の入口部に隣接する領域に接続され、これらの内部間を連通させる流路である。
パージライン73は、インテークマニホールド57内が正圧となり、パージライン71によるパージガスの導入が困難となる過給時に、パージガスをコンプレッサ42よりも上流側のインテークダクト51内に導入するものである。
パージコントロールバルブ(PCV)74は、パージライン73の途中に設けられた電磁弁である。
PCV74は、ECU100からの指令に応じて、開状態と閉状態との切換が可能となっている。
エンジン制御ユニット(ECU)100は、エンジン1及びその補機類を統括的に制御するものである。
ECU100は、CPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を備えて構成されている。
また、ECU100には、ドライバによる図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルセンサ101が設けられている。
ECU100は、アクセルペダルセンサ101の出力等に基づいて、ドライバ要求トルクを設定する機能を備えている。
ECU100は、エンジン1が実際に発生するトルクが、設定されたドライバ要求トルクに近づくよう、スロットルバルブ開度、過給圧、燃料噴射量、点火時期、バルブタイミング等を制御する。
過給圧の制御は、実際の過給圧がECU100によって設定される目標過給圧に近づくようウエストゲートバルブ46を制御する過給圧フィードバック制御によって行う。
また、ECU100は、フロント触媒63の劣化状態を診断する触媒劣化診断手段、ウエストゲートバルブ46の開度を制御するウエストゲートバルブ制御手段、及び、触媒劣化診断値の増加に応じてウエストゲートバルブ46のイニシャル開度を大きく設定するイニシャル開度設定手段として機能する。
図2は、実施例のエンジン制御装置における触媒劣化診断手法を模式的に示す図である。
触媒劣化診断は、フロント触媒63の上流側の空燃比センサ66の出力値変動量積算値(波形軌跡長)に対する、下流側のリアOセンサ67の出力値変動量積算値(波形軌跡長)の比率を触媒劣化診断値として算出することによって行う。
触媒劣化診断値として、例えば、リアOセンサ67の出力値変動量積算値を、空燃比センサ66の出力値変動量積算値で除した値を用いることができる。
一般に、三元触媒は、空燃比リーン時や燃料カット時等に排気ガスに含まれるOを一時的に貯蔵するとともに、貯蔵されたOを空燃比リッチ時等に放出する酸素吸蔵放出能力を有する。
触媒が実質的に劣化していない新品状態においては、このような酸素吸蔵放出能力が高く、O導入量の変動をある程度吸収することから、触媒の上流側の空燃比センサ66の出力値変動に対して、下流側のリアOセンサ67の出力値変動は小さくなる。
これに対し、触媒が劣化して酸素吸蔵放出能力が低下すると、リアOセンサ67の出力値変動は、空燃比センサ66の出力値変動に対して相対的に大きくなる。
上述した触媒劣化診断値は、このような特性を利用して、触媒の劣化状態を定量的に診断するものである。
図3は、実施例における触媒劣化診断値とHC浄化率との相関の一例を示すグラフである。
図3に示すように、触媒劣化診断値の増加に応じて、HC浄化率は低下する。
触媒劣化診断値が増加した(劣化が進行した)触媒によって、HC浄化率を未劣化の触媒と同等に維持するためには、触媒の温度をより高める必要がある。
そこで、実施例のエンジン制御装置においては、過給圧フィードバック制御等の他の制御が介入しない状態におけるウエストゲートバルブ46のイニシャル開度(制御指令待ちの状態における開度)を、触媒劣化診断値の増加に応じて増加補正している。
以下、より詳細に説明する。
図4は、実施例のエンジン制御装置におけるウエストゲートバルブ開度制御を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:始動後触媒暖機終了判断>
ECU100は、エンジン1の冷間始動後における触媒の初期暖機が終了したか否かを判断する。
触媒の暖機終了は、例えば、予め設定された触媒暖機終了条件を充足したか否かにより判定される。
触媒暖機終了条件として、例えば、エンジン始動後におけるエンジン1の積算吸入空気量が予め設定された閾値を超過した際に、触媒暖機が終了したものとすることができる。
また、エンジン始動後における経過時間が予め設定された閾値を超過した際に、触媒暖機が終了したものとすることができる。
この場合、これらの閾値を、外気温や始動時のエンジン冷却水温の増加に応じて低下するよう補正することができる。
触媒暖機が終了したと判断された場合はステップS03に進み、その他の場合にはステップS02に進む。
<ステップS02:ウエストゲートバルブ全開>
ECU100は、過給圧応答特性やエンジン出力よりも触媒の初期暖機を優先するため、ウエストゲートバルブ46を全開状態に維持し、タービン41をバイパスする排気ガスの流量を最大とする。
その後、ステップS01を繰り返す。
<ステップS03:過給圧フィードバック制御介入判断>
ECU100は、ウエストゲートバルブ46の開度制御に、過給圧フィードバック制御が介入しているか否かを判断する。
過給圧フィードバック制御は、ターボチャージャ40の過給圧が、ドライバ要求トルク等に応じて設定される目標過給圧に近付くよう制御するものである。
過給圧フィードバック制御は、主にエンジン1の負荷が所定以上の高負荷状態である場合に実行される。
過給圧フィードバック制御は、例えば、ウエストゲートバルブ46がイニシャル開度に維持された状態では、スロットルバルブ56を全開としても実際のトルクがドライバ要求トルクを下回る場合等に開始される。
過給圧フィードバック制御が介入している場合はステップS05に進み、その他の場合はステップS04に進む。
<ステップS04:触媒劣化診断値に応じたイニシャル開度>
ECU100は、ウエストゲートバルブ46の開度を、触媒劣化診断値に応じて設定されるイニシャル開度に維持する。
イニシャル開度は、触媒劣化診断値が小さい場合(触媒が新品状態に近い場合)には実質的に全閉状態に設定され、触媒劣化診断値の増加(触媒劣化の進行)に応じて大きくなるよう設定され、触媒劣化診断値が所定値以上では全開状態に設定される。
表1は、触媒劣化診断値に対するイニシャル開度設定の一例を示す表である。
なお、表1に記載された値の中間値は、適宜補間演算により求められる。

Figure 2017031841

ECU100がウエストゲートバルブ46の開度をイニシャル開度に設定した後、一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS05:目標過給圧に応じたウエストゲートバルブ開度制御>
ECU100は、ドライバ要求トルクから設定された目標過給圧に実際の過給圧が近づくよう、ウエストゲートバルブ46の開度をフィードバック制御する公知の過給圧フィードバック制御を実行する。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以下、実施例のエンジン制御装置による効果について説明する。
図5は、実施例における触媒劣化診断値とイニシャル開度との相関、及び、イニシャル開度と触媒温度との相関の一例を示すグラフである。
図5(a)は、触媒劣化診断値とイニシャル開度との相関を示し、図5(b)は、イニシャル開度と触媒温度との相関を示している。
実施例においては、図5(a)に示すように、触媒劣化診断値の増加(劣化の進行)に応じて、イニシャル開度を大きく設定したことによって、図5(b)に示すように、触媒温度を向上し、劣化が進行した触媒であっても排気ガスの浄化処理能力を確保可能としている。
図6は、ウエストゲートバルブを全開、全閉とした場合の触媒入口における排気ガス温度の推移の一例を示すグラフである。
図6において、横軸はエンジン始動からの時間を示し、縦軸は排気ガス温度及び車両の走行速度(車速)を示している。
ウエストゲートバルブ46が全開に維持された状態と、全閉に維持された状態とでは、触媒入口における排気温度は、実質的に全運転期間中を通じて例えば30乃至50℃程度の差がある。
実施例においては、ウエストゲートバルブ46のイニシャル開度を、触媒の劣化進行度合いに応じて最適に設定することにより、フロント触媒63の排気ガス浄化性能を確保可能な触媒温度を維持しつつ、過度にウエストゲートバルブ46が開かれることを防止して、加速時等における過給応答遅れを抑制し、ドライバビリティを確保することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)フロント触媒63の状態が比較的良好(劣化進行度合い小)である場合には、ウエストゲートバルブ46のイニシャル開度を小さく設定することによって、必要な触媒昇温性能を確保しつつ過給圧応答特性を改善することができる。
一方、フロント触媒63の劣化が進行した場合には、ウエストゲートバルブ46のイニシャル開度を大きく設定することによって、触媒をより高温まで昇温して排気ガス浄化性能を確保することができる。
(2)エンジン1の始動から触媒の暖機が終了するまではウエストゲートバルブ46を実質的に全開にすることによって、フロント触媒63を早期に昇温して活性化させ、始動直後における排気ガス浄化性能を向上することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)エンジン制御装置、エンジン、及び、エンジン補機類の構成は、上述した実施例の構成に限らず、適宜変更することが可能である。例えば、エンジンのシリンダレイアウト、気筒数、ターボチャージャの個数等は、上述した実施例に限定されず適宜変更することが可能である。
(2)実施例のエンジンは、例えば直噴ガソリンターボエンジンであるが、本発明はポート噴射を単独あるいは直噴と組み合わせて用いるエンジンにも適用することができる。
また、ガソリンエンジンに限らず、ターボチャージャの下流側に配置され昇温により排気ガス浄化性能が向上する触媒を有し、触媒の劣化診断が可能なものであればディーゼルエンジンやガソリン以外の燃料を用いる火花点火式エンジンにも適用することが可能である。
(3)実施例では、触媒の上流側の空燃比センサの出力変動と下流側のリアOセンサの出力変動とを比較して触媒の劣化を診断しているが、触媒の劣化を診断する手法はこれに限らず他の手法であってもよい。
また、エンジン始動後の触媒暖機終了を判定する手法も特に限定されない。
1 エンジン 10 クランクシャフト
11 クランク角センサ 20 シリンダブロック
30 シリンダヘッド 31 燃焼室
32 点火プラグ 33 吸気ポート
34 排気ポート 35 吸気バルブ
36 排気バルブ 37 吸気カムシャフト
38 排気カムシャフト 40 ターボチャージャ
41 タービン 42 コンプレッサ
43 エアバイパス流路 44 エアバイパスバルブ
45 ウエストゲート流路 46 ウエストゲートバルブ
50 インテークシステム 51 インテークダクト
52 チャンバ 53 エアクリーナ
54 エアフローメータ 55 インタークーラ
56 スロットルバルブ 57 インテークマニホールド
58 吸気圧センサ 59 インジェクタ
60 エキゾーストシステム 61 エキゾーストマニホールド
62 エキゾーストパイプ 63 フロント触媒
64 リア触媒 65 サイレンサ
66 空燃比センサ 67 リアOセンサ
70 キャニスタ 71 パージライン
72 パージコントロールバルブ 73 パージライン
74 パージコントロールバルブ
100 エンジン制御ユニット(ECU)
101 アクセルペダルセンサ

Claims (2)

  1. エンジンの排気ガスによって駆動されるタービン及び前記タービンに駆動され燃焼用空気を圧縮するコンプレッサを有するターボチャージャと、
    前記タービンの上流側から下流側へ前記排気ガスの一部をバイパスさせるウエストゲート流路と、
    電動アクチュエータによって駆動され前記ウエストゲート流路を開閉するウエストゲートバルブと、
    前記タービンの下流側に設けられ前記排気ガスの浄化処理を行う触媒コンバータと、
    前記触媒コンバータの劣化状態を診断する触媒劣化診断手段と
    を備えるエンジンを制御するエンジン制御装置であって、
    前記ウエストゲートバルブの開度を所定のイニシャル開度を基準として制御するウエストゲートバルブ制御手段と、
    前記触媒劣化診断手段により診断される前記触媒コンバータの劣化の進行に応じて前記イニシャル開度を大きく設定するイニシャル開度設定手段と
    を備えることを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記触媒コンバータの暖機終了を判定する暖機終了判定手段を備え、
    前記ウエストゲートバルブ制御手段は、エンジンの始動から前記暖機終了が判定されるまでの間は、前記イニシャル開度に関わらず前記ウエストゲートバルブを実質的に全開状態とすること
    を特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。
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