JP2019120204A - エンジン制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィードフォワード制御を行うEGR装置の制御精度を向上したエンジン制御装置を提供する。【解決手段】排ガスを吸気菅内に導入するEGR流路81に設けられるEGRバルブ83を有するエンジン1を制御するエンジン制御装置100を、エンジンの運転状態に応じてEGRバルブの開度を制御するEGRバルブ制御部と、エンジンの燃焼変動を検出する燃焼変動検出部11と、車両の車速維持制御の実行中に、EGRバルブ制御部にEGRバルブの開度を増加させるとともに、燃焼変動が所定の閾値以上となるEGRバルブの開度を検出するEGR限界検出部とを備え、EGRバルブ制御部は、燃焼変動が閾値以上となるEGRバルブの開度に基づいて、EGRバルブに与えられる開度指示値を補正する構成とする。【選択図】図2

Description

本発明は、EGR装置を備えたエンジンを制御するエンジン制御装置に関する。
例えば自動車等の車両に搭載されるエンジンにおいて、燃焼室から排出された排ガス(既燃ガス)の一部を、新気(燃焼用空気)を燃焼室に導入する吸気管内に還流させる排ガス再循環(EGR)を行うことが知られている。
エンジンに導入される新気に、実質的に不活性ガスである排ガスを混合することによって、部分負荷時のスロットルバルブ開度を大きくしてポンプ損失を低減するとともに、EGRによりノッキング耐性が向上するため点火時期を進角させることができ、熱効率を改善して燃費を向上することができる。
また、燃焼温度を低下させることによって、排ガス中のNOを低減するとともに、冷却損失も抑制することができる。
EGR装置を有するエンジンの制御に関する従来技術として、例えば特許文献1には、燃焼状態に応じた安定したEGRを行うため、EGR量の増大又は減少を、変更前後の吸入空気量の変化量が目標値に達するまで繰り返し、目標値に達した際のEGR量を最終的なEGR量として設定することが記載されている。
特許文献2には、機関の個体差による実際の着火時期およびEGR量のばらつきを抑制するため、EGR率と燃料噴射時期との相関関係にある最大燃焼圧及び燃焼圧最大変化率マップ値を学習補正することが記載されている。
特許文献3には、内燃機関のノッキングを抑制するため、ノッキング発生時に点火時期を遅角させるとともに、EGR量を増量させることが記載されている。
特開平 7−293791号公報 特開2010−174737号公報 特開2014−141943号公報
EGRによる燃費改善等の効果を高めるためには、EGRが可能な運転領域においては可能な限りEGR率を高める制御を行うことが好ましい。
しかし、EGR装置のEGRバルブは、その個体差やデポジット堆積などの経年変化によって流量特性が変化する。
また、燃焼変動が過大となることなくエンジンが安定して運転可能な上限EGR量(EGR限界)も、エンジンの個体差や燃料の性状、環境条件などによって変化する。
このため、EGRバルブの開度を、実際のEGR率を検出してフィードバックすることなく、フィードフォワード制御するEGR装置においては、EGRバルブの個体差等があった場合でも燃焼が不安定になったり、失火を生じたりしないよう、ある程度の余裕をもたせてEGRバルブ開度や目標EGR率を設定する必要があり、EGRによる燃費改善等の観点からは改善の余地があった。
また、EGRバルブの経年変化等により、実際のEGR率の目標EGR率からのかい離が大きくなり、制御精度が悪化するという問題があった。
これに対し、実際のEGR率又はEGR量に相関するパラメータをリアルタイムで逐次検出し、実際のEGR率等が所定の目標EGR率等に近づくようEGRバルブの開度をフィードバック制御することも考えられるが、この場合装置構成や制御が複雑化してしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、フィードフォワード制御を行うEGR装置の制御精度を向上したエンジン制御装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1に係る発明は、排ガスを吸気菅内に導入するEGR流路と、前記EGR流路に設けられ前記排ガスの流量を調節するEGRバルブとを有するエンジンを制御するエンジン制御装置であって、前記エンジンの運転状態に応じて前記EGRバルブの開度を制御するEGRバルブ制御部と、前記エンジンの燃焼変動を検出する燃焼変動検出部と、前記エンジンが搭載される車両の車速維持制御の実行中に、前記EGRバルブ制御部に前記EGRバルブの開度を増加させるとともに、前記燃焼変動が所定の閾値以上となる前記EGRバルブの開度を検出するEGR限界検出部とを備え、前記EGRバルブ制御部は、前記燃焼変動が前記閾値以上となる前記EGRバルブの開度に基づいて、前記EGRバルブに与えられる開度指示値を補正することを特徴とするエンジン制御装置である。
これによれば、EGRバルブの開度を増加させた際に、燃焼変動が閾値以上となるEGRバルブの開度を検出することにより、EGRバルブの個体差や、経年変化による排ガス還流のし易さ、し難さを判別し、このような特性を反映させたEGRバルブの開度制御を行うことができる。
これにより、フィードフォワード制御であってもEGR限界に近いより大量のEGRを可能とし、EGRによる燃費改善等の効果を促進することができる。
請求項2に係る発明は、前記EGR限界検出部は、前記EGRバルブの上流圧と下流圧との差圧に基づいて前記EGRバルブの開度を検出することを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、簡単な構成により適切にEGRバルブの開度を検出することができる。
請求項3に係る発明は、排ガスを吸気管内に導入するEGR流路と、前記EGR流路に設けられ前記排ガスの流量を調節するEGRバルブとを有するエンジンを制御するエンジン制御装置であって、前記エンジンの運転状態に応じて前記EGRバルブの開度を制御するEGRバルブ制御部と、前記エンジンの燃焼変動を検出する燃焼変動検出部と、前記エンジンが搭載される車両の車速維持制御の実行中に、前記EGRバルブ制御部に前記EGRバルブの開度を増加させるとともに、前記燃焼変動が所定の閾値以上となるEGR率を検出するEGR限界検出部とを備え、前記EGRバルブ制御部は、前記燃焼変動が前記閾値以上となる前記EGR率に基づいて、前記EGRバルブの制御に用いられる目標EGR率を補正することを特徴とするエンジン制御装置である。
これによれば、EGRバルブの開度を増加させた際に、燃焼変動が閾値以上となるEGR率を検出することにより、エンジンの個体差や環境条件によるEGR限界を判別し、このような特性を反映させたEGRバルブの開度制御を行うことができる。
これにより、フィードフォワード制御であってもEGR限界に近いより大量のEGRを可能とし、EGRによる燃費改善等の効果を促進することができる。
請求項4に係る発明は、前記EGR限界検出部は、前記EGRバルブの上流圧と下流圧との差圧、及び、前記EGRバルブの流量特性に基づいて前記EGR率を算出することを特徴とする請求項3に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、簡単な構成により適切にEGR率を算出することができる。
請求項5に係る発明は、前記EGR限界検出部は、前記車速維持制御の実行中であって前記EGRバルブ制御部における目標EGR率が所定の閾値以上である高EGR率運転領域である場合に前記検出を行うことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置である。
これによれば、比較的大量のEGRが行われる領域においてEGR限界を検出することにより、EGR率をEGR限界近くまで増大することが可能となり、EGRによる燃費改善効果等をより促進することができる。
以上説明したように、本発明によれば、EGR装置の制御精度を向上したエンジン制御装置を提供することができる。
本発明を適用したエンジン制御装置の第1実施形態を有するエンジンの構成を模式的に示す図である。 第1実施形態のエンジン制御装置におけるEGRバルブ開度指示値の学習補正時の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用したエンジン制御装置の第2実施形態における目標EGR率の学習補正時の動作を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明を適用したエンジン制御装置の第1実施形態について説明する。
第1実施形態のエンジン制御装置は、例えば、乗用車等の自動車に走行用動力源として搭載される水平対向4気筒のガソリン直噴ターボ過給エンジンに設けられるものである。
図1は、第1実施形態のエンジン制御装置を有するエンジンの構成を模式的に示す図である。
エンジン1は、クランクシャフト10、シリンダブロック20、シリンダヘッド30、ターボチャージャ40、インテークシステム50、エキゾーストシステム60、キャニスタ70、EGR装置80、エンジン制御ユニット(ECU)100等を有して構成されている。
クランクシャフト10は、エンジン1の出力軸となる回転軸である。
クランクシャフト10の一方の端部には、図示しない変速機等の動力伝達機構が接続されている。
クランクシャフト10には、図示しないコンロッドを介してピストンが連結されている。
クランクシャフト10の端部には、クランクシャフト10の角度位置を検出するクランク角センサ11が設けられている。
クランク角センサ11の出力は、ECU100に伝達される。
エンジン1において、例えばEGR率が過大なこと等を原因として燃焼変動が発生した場合、クランクシャフト10の回転速度変動が発生する。
このような回転速度変動は、クランク角センサ11が検出するクランクシャフト10の角度位置の履歴に基づいて検出することができる。
クランク角センサ11は、本発明の燃焼変動検出部として機能する。
シリンダブロック20は、クランクシャフト10を、車体に縦置き搭載する場合における左右方向から挟みこむように二分割として構成されている。
シリンダブロック20の中央部には、クランクシャフト10を収容するとともに、クランクシャフト10を回転可能に支持するメインベアリングを有するクランクケース部が設けられている。
クランクケース部を挟んで左右に配置されるシリンダブロック20の左右バンクの内部には、ピストンが挿入され内部で往復するシリンダが例えば2気筒ずつ(4気筒の場合)形成されている。
シリンダヘッド30は、シリンダブロック20のクランクシャフト10とは反対側の端部(左右端部)にそれぞれ設けられている。
シリンダヘッド30は、燃焼室31、点火プラグ32、吸気ポート33、排気ポート34、吸気バルブ35、排気バルブ36、吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38、インジェクタ39等を備えて構成されている。
燃焼室31は、シリンダヘッド30のピストン冠面と対向する箇所を、例えばペントルーフ状に凹ませて形成されている。
点火プラグ32は、燃焼室31の中央に設けられ、ECU100からの点火信号に応じてスパークを発生し、混合気に点火するものである。
吸気ポート33は、燃焼用空気(新気)を燃焼室31に導入する流路である。
排気ポート34は、燃焼室31から既燃ガス(排ガス)を排出する流路である。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、吸気ポート33、排気バルブ34を所定のバルブタイミングで開閉するものである。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、各気筒に例えば2本ずつ設けられる。
吸気バルブ35、排気バルブ36は、クランクシャフト10の1/2の回転数で同期して回転する吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38によって開閉される。
吸気カムシャフト37、排気カムシャフト38のカムスプロケット部には、各カムシャフトの位相を進角・遅角させて各バルブの開弁時期、閉弁時期を変化させる図示しないバルブタイミング可変機構が設けられている。
インジェクタ39は、図示しない高圧燃料ポンプから加圧された燃料(ガソリン)が供給され、ECU100が発する開弁信号に応じて、燃焼室31内に燃料を噴射して混合気を形成する直噴インジェクタである。
ターボチャージャ40は、エンジン1の排気が有するエネルギを利用して、燃焼用空気(新気)を圧縮し、過給する過給機である。
ターボチャージャ40は、タービン41、コンプレッサ42、エアバイパス流路43、エアバイパスバルブ44、ウエストゲート流路45、ウエストゲートバルブ46等を備えている。
タービン41は、エンジン1の排ガスによって回転駆動される。
コンプレッサ42は、タービン41に同軸に取り付けられ、タービン41によって回転駆動され空気を圧縮する。
エアバイパス流路43は、コンプレッサ42の下流側から空気の一部を抽出し、コンプレッサ42の上流側に還流させるものである。
エアバイパスバルブ44は、エアバイパス流路43に設けられ、ECU100からの指令に応じてエアバイパス流路43を実質的に閉塞する閉状態と、エアバイパス流路43を空気が通過可能な開状態とを、二段階に切換えるものである。
エアバイパスバルブ44は、電動アクチュエータによって開閉駆動される弁体を有する電動バルブとなっている。
エアバイパスバルブ44は、例えば、スロットルバルブ56を急激に閉じた場合等に、ターボチャージャ40のサージング防止やブレードの保護等を図るため開状態とされ、コンプレッサ42よりも下流側の吸気管内の空気をコンプレッサ42の上流側に還流させ、余剰圧力を低減させる。
また、エアバイパスバルブ44は、過給時におけるキャニスタ70からのパージガスの流量を増加させるため、過給時に開状態としてコンプレッサ42の入口部の負圧を大きくするためにも用いられる。
ウエストゲート流路45は、過給圧制御や触媒の昇温等を目的として、タービン41の上流側から排ガスの一部を抽出し、タービン41の下流側にバイパスさせるものである。
ウエストゲート流路45は、タービン41のハウジングに一体に形成されている。
ウエストゲートバルブ46は、ウエストゲート流路45に設けられ流路を開閉する弁体を有し、ウエストゲート流路45を通過する排ガスの流量を制御するものである。
ウエストゲートバルブ46は、ECU100からの指令に応じて弁体を開閉駆動する電動アクチュエータを有する電動ウエストゲートバルブである。
ウエストゲートバルブ46は、全開状態と全閉状態とを切換可能であるとともに、これらの中間位置においても任意の開度設定が可能となっている。
インテークシステム50は、空気を導入して吸気ポート33に導入するものである。
インテークシステム50は、インテークダクト51、チャンバ52、エアクリーナ53、エアフローメータ54、インタークーラ55、スロットルバルブ56、インテークマニホールド57、吸気圧センサ58等を備えて構成されている。
インテークダクト51は、外気を導入して吸気ポート33に導入する流路である。
チャンバ52は、インテークダクト51の入口部近傍に連通して設けられた空間部である。
エアクリーナ53は、インテークダクト51におけるチャンバ52との連通箇所の下流側に設けられ、空気を濾過してダスト等を取り除くものである。
エアフローメータ54は、エアクリーナ53の出口近傍に設けられ、インテークダクト51内に新たに導入される吸入空気量(新気流量)を計測するものである。
エアフローメータ54の出力は、ECU100に伝達される。
ターボチャージャ40のコンプレッサ42は、エアフローメータ54の下流側に設けられている。
インタークーラ55は、インテークダクト51におけるコンプレッサ42の下流側に設けられ、例えば走行風等との熱交換によって、圧縮され高温となった空気を冷却する熱交換器である。
スロットルバルブ56は、インテークダクト51におけるインタークーラ55の下流側に設けられ、空気の流量を調節してエンジン1の出力を制御するバタフライバルブである。
スロットルバルブ56は、ドライバによるアクセルペダル操作等に応じて、図示しないスロットルアクチュエータによって開閉駆動される。
また、スロットルバルブ56には、その開度を検出するスロットルセンサが設けられ、その出力はECU100に伝達される。
インテークマニホールド57は、スロットルバルブ56の下流側に設けられた吸気管であって、空気を各気筒の吸気ポート33に分配する分岐管である。
吸気圧センサ58は、インテークマニホールド57内の空気の圧力(吸気圧力)を検出するものである。
吸気圧センサ58の出力は、ECU100に伝達される。
エキゾーストシステム60は、排気ポート34から排出された排ガスを外部に排出するものである。
エキゾーストシステム60は、エキゾーストマニホールド61、エキゾーストパイプ62、フロント触媒63、リア触媒64、サイレンサ65、空燃比センサ66、リアOセンサ67等を有して構成されている。
エキゾーストマニホールド61は、各気筒の排気ポート34から出た排ガスを集合させる集合管である。
ターボチャージャ40のタービン41は、エキゾーストマニホールド61の下流側に配置されている。
エキゾーストパイプ62は、タービン41から出た排ガスを外部に排出する管路である。
フロント触媒63、リア触媒64は、エキゾーストパイプ62の中間部分に設けられ、排ガス中のHC、NOx、CO等を浄化する三元触媒をそれぞれ備えている。
フロント触媒63は、タービン41の出口に隣接して設けられ、リア触媒64はフロント触媒の出口側に設けられている。
サイレンサ65は、エキゾーストパイプ62の出口近傍に設けられ、排ガスの音響エネルギを低減するものである。
空燃比センサ66は、タービン41の出口とフロント触媒63の入口との間に設けられている。
リアOセンサ67は、フロント触媒63の出口とリア触媒64の入口との間に設けられている。
空燃比センサ66、リアOセンサ67は、ともに排ガス中の酸素濃度に応じた出力電圧を発生することによって、排ガス中の酸素量を検出するものである。
空燃比センサ66は、リアOセンサ67に対してより広範囲の空燃比における酸素濃度を検出可能なリニア出力センサとなっている。
空燃比センサ66、リアOセンサ67の出力は、ともにECU100に伝達される。
キャニスタ(チャコールキャニスタ)70は、エンジン1の燃料として用いられるガソリンが貯留される図示しない燃料タンクで発生した燃料蒸発ガス(エバポ)が導入され、一時的に吸蔵されるものである。
キャニスタ70は、燃料蒸発ガスを一時的に吸着可能な活性炭を、樹脂製の筐体であるキャニスタケース内に収容して構成されている。
キャニスタ70は、主に非過給時用のパージライン71、パージコントロールバルブ72、及び、主に過給時用のパージライン73、パージコントロールバルブ74等を備えて構成されている。
パージライン71は、両端部がキャニスタ70、及び、インテークマニホールド57にそれぞれ接続され、これらの内部間を連通させる流路である。
パージライン71は、インテークマニホールド57内が負圧となる非過給時に、キャニスタ70から放出された燃料蒸発ガスからなるパージガスを、インテークマニホールド57内に導入するものである。
パージコントロールバルブ(PCV)72は、パージライン71の途中に設けられたデューティ制御ソレノイドバルブである。
PCV72は、ECU100からの指令に応じて、開状態と閉状態との切換、及び、開状態における開度の設定が可能となっている。
パージライン73は、両端部がキャニスタ70、及び、インテークダクト51におけるコンプレッサ42の入口部に隣接する領域に接続され、これらの内部間を連通させる流路である。
パージライン73は、インテークマニホールド57内が正圧となり、パージライン71によるパージガスの導入が困難となる過給時に、パージガスをコンプレッサ42よりも上流側のインテークダクト51内に導入するものである。
パージコントロールバルブ(PCV)74は、パージライン73の途中に設けられた電磁弁である。
PCV74は、ECU100からの指令に応じて、開状態と閉状態との切換が可能となっている。
EGR装置80は、エキゾーストマニホールド61から排ガスの一部をEGRガスとして抽出し、インテークマニホールド57内に導入する排ガス再循環(EGR)を行うものである。
EGR装置80は、EGR流路81、EGRクーラ82、EGRバルブ83等を備えている。
EGR流路81は、エキゾーストマニホールド61からインテークマニホールド57に排ガス(EGRガス)を導入する管路である。なお、このような構成に代えて、シリンダヘッド30の排気ポート34から排気を抽出する構成としてもよい。
EGRクーラ82は、EGR流路81の途中に設けられ、EGR流路81を流れるEGRガスを、エンジン1の冷却水との熱交換によって冷却するものである。
EGRバルブ83は、EGR流路81におけるEGRクーラ82の下流側に設けられ、EGR流路81内を通過するEGRガスの流量を調節する調量弁である。
EGRバルブ83は、ソレノイド等の電動アクチュエータによって駆動される弁体を有し、エンジン制御ユニット(ECU)100によって、実際のEGR率(EGRガス流量/新気流量)が、後述する所定の目標EGR率に近づくよう開度をフィードフォワード制御される。
EGRバルブ83は、ECU100から与えられる開度指示値に応じて、その開度をステップ状に変化させる。
EGRバルブ83は、バルブ開度を推定するための手段として、その上流側、下流側におけるEGR流路81の内圧を検出する図示しない上流圧センサ及び下流圧センサを有する。これら各センサの出力は、ECU100に伝達される。
エンジン制御ユニット(ECU)100は、エンジン1及びその補機類を統括的に制御するものである。
ECU100は、CPU等の情報処理手段、RAMやROM等の記憶手段、入出力インターフェイス及びこれらを接続するバス等を備えて構成されている。
また、ECU100には、ドライバによる図示しないアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルセンサ101が設けられている。
ECU100は、アクセルペダルセンサ101の出力等に基づいて、ドライバ要求トルクを設定する機能を備えている。
ECU100は、エンジン1が実際に発生するトルクが、設定されたドライバ要求トルクに近づくよう、スロットルバルブ開度、過給圧、燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、バルブタイミング、EGRバルブ開度等を制御する。
ECU100は、通常運転時(非診断時)において、エンジン回転数、及び、エアフローメータ54が検出する吸入空気量に応じて、予め設定された目標EGR率マップを用いて目標EGR率を設定する。
ECU100は、EGRガスの流量の吸入空気量に対する比(実際のEGR率)が、上述した目標EGR率に近づくよう、目標EGR率からEGRバルブ83の開度指示値を設定し、EGRバルブ83の開度をフィードフォワード制御するEGRバルブ制御部としても機能する。
さらに、ECU100は、EGR限界学習診断時に、燃焼変動が著大となるEGRバルブの開度を検出するEGR限界検出部としても機能する。
EGRバルブ83は、新品時からの個体差や、デポジットの堆積等の経年変化により、流量特性にばらつきがある(同一の開度指示値を与えても流量が異なる)場合がある。
EGRバルブ83の制御を、実際のEGR率をフィードバックしないフィードフォワード制御により行う場合には、このような流量特性のばらつきを考慮してEGRバルブ83の開度指示値を設定する必要がある。
例えば、想定される流量特性ばらつきのなかで最も流量が大きいEGRバルブ83が用いられた場合であっても、EGR量が過大なことに起因して、燃焼変動や失火が生じないよう、余裕をもたせた開度指示値を設定することになる。
しかし、このような開度指示値を、比較的流量が小さいEGRバルブ83に与えた場合、実際にはより大量のEGRが可能であるにも関わらず、EGR率が制限されることになり、燃費改善やノッキング防止などのEGRによる効果が限定的なものになってしまう。
そこで、本実施形態においては、以下の手法によりEGRバルブ83固有の流量特性に応じた開度指示値の補正を行っている。
図2は、第1実施形態のエンジン制御装置におけるEGRバルブ開度指示値の学習補正時の動作を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS01:EGR限界学習条件充足判断>
ECU100は、エンジン回転数、負荷、ドライバ要求トルク等のエンジン1の運転状態から、EGR限界学習が可能である条件として予め設定されたEGR限界学習条件が充足したか否かを判別する。
EGR限界学習条件は、実用上導入可能なEGR率やEGR量の最大値を検出するのに適したエンジン1の運転条件であって、例えば、EGR率が安定して所定の閾値以上となる高EGR率運転領域において成立するように設定されている。
このような高EGR運転領域は、典型的には、部分負荷時でありかつ実質的に負荷が一定である運転領域である。
例えば、ECU100は、クルーズコントロール(車速維持制御)により高速道路等の高規格道路を実質的に一定速度で走行している際に、EGR限界学習条件が充足したものと判断する。あるいは、ECU100は、クルーズコントロールの実行中であって、目標EGR率が所定の閾値以上である運転領域である場合に、EGR限界学習条件が充足したものと判断してもよい。
EGR限界学習条件が充足した場合はステップS02に進み、充足しない場合は一連の処理を終了(リターン)する。
<ステップS02:EGRバルブ開度ステップ増加>
ECU100は、EGRバルブ83に対して与えられる開度指示値を、現在のステップから1ステップだけ開度が増加する方向に変更する。
EGRバルブ83は、新たに与えられた開度指示値に応じて、開度を増加させる。
これによって、EGR装置80がインテークマニホールド57内に導入するEGR量は増加する。
その後、ステップS03に進む。
<ステップS03:回転変動検出>
ECU100は、エンジン1における燃焼状態を示すパラメータとして、クランクシャフト10の回転速度変動を検出する。
クランクシャフト10の回転速度変動は、クランク角センサ11が検出するクランクシャフト10の角度位置の履歴をモニタすることによって検出することができる。
その後、ステップS04に進む。
<ステップS04:回転変動判断>
ECU100は、ステップS03において検出したクランクシャフト10の回転速度変動を、予め設定された閾値と比較する。
回転速度変動が閾値以上である場合には、所定以上の燃焼変動が発生したものとしてステップS05に進み、閾値未満である場合には、ステップS02に戻って以降の処理を繰り返す。
<ステップS05:EGRバルブ開度取得>
ECU100は、現在のEGRバルブ83の開度に関する情報を取得する。
EGRバルブ83の開度は、例えば、EGRバルブ83の上流側、下流側におけるEGR流路81の内圧の差圧から、予め設定されたマップ(テーブル)を用いて判定することができる。
その後、ステップS06に進む。
<ステップS06:EGRバルブ開度指示値学習補正>
ECU100は、ステップS05において検出されたEGRバルブ83の開度に基づいて、今後のEGR制御においてEGRバルブ83に与える開度指示値を補正する。
具体的には、学習補正制御開始時のEGRバルブ83の開度に対して、ステップS05で検出されたEGRバルブ開度が所定量以上大きい場合には、実際のEGR率が目標EGR率よりも小さいものとして、今後の同一の目標EGR率に対応するEGRバルブ開度指示値を、開度が増加する方向に補正する。
このときの補正量は、学習補正制御開始時のEGRバルブ83の開度と、ステップS05で検出されたEGRバルブ開度との差が拡大するのに応じて増加するように設定される。
その後、ステップS07に進む。
<ステップS07:通常EGR制御に復帰>
ECU100は、EGR限界の学習処理を終了し、通常のEGR制御に復帰する。
なお、このときのEGRバルブ83への開度指示値は、ステップS06における補正後の値を用いる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明した第1実施形態によれば、以下説明する効果を得ることができる。
(1)EGRバルブ83の開度を増加させた際に、クランクシャフト10の回転速度変動(燃焼変動)が閾値以上となるEGRバルブ83の開度を検出することにより、EGRバルブ83の個体差や経年変化による排ガス還流のし易さ、し難さを判別し、このような特性を反映させたEGRバルブ83の開度制御を行うことができる。
これにより、フィードフォワード制御であってもEGR限界に近いより大量のEGRを可能とし、EGRによる燃費改善等の効果を促進することができる。
(2)EGRバルブ83の上流圧、下流圧の差圧に基づいてEGRバルブ83の開度を検出することにより、簡単な構成により適切にEGRバルブ83の開度を検出することができる。
(3)EGR量が上限近くまで多くなる部分負荷時かつ実質的に一定負荷時にEGR限界学習条件が充足したと判定することによって、比較的大量のEGRが行われる領域においてEGR限界を検出することにより、EGR率をEGR限界近くまで増大することが可能となり、EGRによる燃費改善効果等をより促進することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明を適用したエンジン制御装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態のエンジン制御装置及びこれによって制御されるエンジンのハードウェア構成は、第1実施形態と実質的に同一である。
第2実施形態においては、第1実施形態におけるEGRバルブ開度指示値の学習補正に代えて、以下説明する目標EGR率のマップ値の学習補正を行っている。
図3は、第2実施形態のエンジン制御装置における目標EGR率の学習補正時の動作を示すフローチャートである。
以下、ステップ毎に順を追って説明する。
<ステップS11:EGR限界学習条件充足判断>
ECU100は、予め設定されたEGR限界学習条件が充足したか否かを判別する。
EGR限界学習条件が充足した場合はステップS12に進み、充足しない場合は一連の処理を終了(リターン)する。EGR限界学習条件は、第1実施形態のステップS01で述べたものと同様な条件である。
<ステップS12:EGRバルブ開度ステップ増加>
ECU100は、EGRバルブ83に対して与えられる開度指示値を、現在のステップから1ステップだけ開度が増加する方向に変更する。
その後、ステップS13に進む。
<ステップS13:回転変動検出>
ECU100は、クランクシャフト10の回転速度変動を検出する。
その後、ステップS14に進む。
<ステップS14:回転変動判断>
ECU100は、ステップS03において検出したクランクシャフト10の回転速度変動を、予め設定された閾値と比較する。
回転速度変動が閾値以上である場合には、ステップS15に進み、閾値未満である場合には、ステップS12に戻って以降の処理を繰り返す。
<ステップS15:EGR率限界算出>
ECU100は、現在のEGRバルブ83の開度に関する情報(例えば、EGRバルブ83の上流圧と下流圧との差圧)を取得し、この情報及び既知のEGRバルブ83の流量特性、及び、エアフローメータが検出するエンジン1の吸入空気量に基づいて、ステップS14において回転変動(燃焼変動)が閾値を超えた際のEGR率を算出する。
このEGR率は、実用上のEGR率の上限であるEGR率限界となる。
その後、ステップS16に進む。
<ステップS16:目標EGR率学習補正>
ECU100は、ステップS15において検出されたEGR率限界に基づいて、今後のEGR制御において用いられる目標EGR率を学習補正する。
具体的には、EGRバルブ83の制御に用いられる目標EGR率マップのマップ値を、EGR率限界を超過しない範囲でEGR率限界に近づけるよう補正する。
その後、ステップS17に進む。
<ステップS17:通常EGR制御に復帰>
ECU100は、EGR限界の学習処理を終了し、通常のEGR制御に復帰する。
なお、このときのEGRバルブ83の制御に用いられる目標EGR率のマップは、ステップS16における補正後のマップを用いる。
その後、一連の処理を終了(リターン)する。
以上説明した第2実施形態によれば、EGRバルブ83の開度を増加させた際にクランクシャフト10の回転速度変動(燃焼変動)が閾値以上となるEGR率を検出することにより、エンジン1の個体差や環境条件によるEGR限界を判別し、このような特性を反映させたEGRバルブ83の開度制御を行うことによって、フィードフォワード制御であってもEGR限界に近いより大量のEGRを可能とし、EGRによる燃費改善等の効果を促進することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)エンジン制御装置、及び、制御対象となるエンジンの構成は、上述した実施形態に限定されることなく、適宜変更することができる。
例えば、実施形態のエンジンのシリンダレイアウト、気筒数、過給機の有無、燃料噴射方式などは一例であって、適宜変更することが可能である。
(2)実施形態においては、エンジンの燃焼変動をクランクシャフトの回転速度変動に基づいて検出しているが、これに限らず、他の手法により燃焼変動を検出してもよい。
例えば、シリンダの筒内圧力(燃焼ガス圧力)を検出する手段を設けて、筒内圧力に基づいて燃焼変動を検出してもよい。また、エンジンや車体の振動を検出し、振動に基づいて燃焼変動を検出してもよい。
(3)実施形態においては、EGR限界の学習を行う際に、EGRバルブの開度をステップ状に変化させているが、連続的に徐変させるようにしてもよい。
1 エンジン 10 クランクシャフト
11 クランク角センサ 20 シリンダブロック
30 シリンダヘッド 31 燃焼室
32 点火プラグ 33 吸気ポート
34 排気ポート 35 吸気バルブ
36 排気バルブ 37 吸気カムシャフト
38 排気カムシャフト 39 インジェクタ
40 ターボチャージャ 41 タービン
42 コンプレッサ 43 エアバイパス流路
44 エアバイパスバルブ 45 ウエストゲート流路
46 ウエストゲートバルブ
50 インテークシステム 51 インテークダクト
52 チャンバ 53 エアクリーナ
54 エアフローメータ 55 インタークーラ
56 スロットルバルブ 57 インテークマニホールド
58 吸気圧センサ
60 エキゾーストシステム 61 エキゾーストマニホールド
62 エキゾーストパイプ 63 フロント触媒
64 リア触媒 65 サイレンサ
66 空燃比センサ 67 リアOセンサ
70 キャニスタ 71 パージライン
72 パージコントロールバルブ 73 パージライン
74 パージコントロールバルブ 80 EGR装置
81 EGR流路 82 EGRクーラ
83 EGRバルブ
100 エンジン制御ユニット(ECU)
101 アクセルペダルセンサ

Claims (5)

  1. 排ガスを吸気菅内に導入するEGR流路と、
    前記EGR流路に設けられ前記排ガスの流量を調節するEGRバルブと
    を有するエンジンを制御するエンジン制御装置であって、
    前記エンジンの運転状態に応じて前記EGRバルブの開度を制御するEGRバルブ制御部と、
    前記エンジンの燃焼変動を検出する燃焼変動検出部と、
    前記エンジンが搭載される車両の車速維持制御の実行中に、前記EGRバルブ制御部に前記EGRバルブの開度を増加させるとともに、前記燃焼変動が所定の閾値以上となる前記EGRバルブの開度を検出するEGR限界検出部とを備え、
    前記EGRバルブ制御部は、前記燃焼変動が前記閾値以上となる前記EGRバルブの開度に基づいて、前記EGRバルブに与えられる開度指示値を補正すること
    を特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記EGR限界検出部は、前記EGRバルブの上流圧と下流圧との差圧に基づいて前記EGRバルブの開度を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。
  3. 排ガスを吸気管内に導入するEGR流路と、
    前記EGR流路に設けられ前記排ガスの流量を調節するEGRバルブと
    を有するエンジンを制御するエンジン制御装置であって、
    前記エンジンの運転状態に応じて前記EGRバルブの開度を制御するEGRバルブ制御部と、
    前記エンジンの燃焼変動を検出する燃焼変動検出部と、
    前記エンジンが搭載される車両の車速維持制御の実行中に、前記EGRバルブ制御部に前記EGRバルブの開度を増加させるとともに、前記燃焼変動が所定の閾値以上となるEGR率を検出するEGR限界検出部とを備え、
    前記EGRバルブ制御部は、前記燃焼変動が前記閾値以上となる前記EGR率に基づいて、前記EGRバルブの制御に用いられる目標EGR率を補正すること
    を特徴とするエンジン制御装置。
  4. 前記EGR限界検出部は、前記EGRバルブの上流圧と下流圧との差圧、及び、前記EGRバルブの流量特性に基づいて前記EGR率を算出すること
    を特徴とする請求項3に記載のエンジン制御装置。
  5. 前記EGR限界検出部は、前記車速維持制御の実行中であって前記EGRバルブ制御部における目標EGR率が所定の閾値以上である高EGR率運転領域である場合に前記検出を行うこと
    を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
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