JPS5814153B2 - 整流子モ−タの制動装置 - Google Patents

整流子モ−タの制動装置

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JPS5814153B2
JPS5814153B2 JP5942878A JP5942878A JPS5814153B2 JP S5814153 B2 JPS5814153 B2 JP S5814153B2 JP 5942878 A JP5942878 A JP 5942878A JP 5942878 A JP5942878 A JP 5942878A JP S5814153 B2 JPS5814153 B2 JP S5814153B2
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thyristor
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山本和司
真壁八郎
折井章
渡辺一夫
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータの制動装置、特にサイリスクを用いて制
御される整流子モータの制動装置に関するもので、その
目的は回転しているモータを急停止させるためにモータ
電機子への電流共給を停止すると同時にモータを発電制
動させ、その制御において信頼性の高い制動装置を提供
しようとするものである。
従来この種の制動装置としては第1図の如きがあった。
即ち1は交流電源、2はモータ制御用サイリスタ、3は
ダイオードで、これら2,3は全波整流ブリッジを構成
し、これを電源として整流子モータ4が接続され、前記
サイリスタ2はそのゲートG2に接続された図示してい
ないところのゲート制御装置によって位相制御され、モ
ータ4は位相制御された電圧が供給されて速度制御され
る。
5と6はモータ4の電機子と界磁コイル、7,8はフリ
ーホイールダイオードである。
9は制動用サイリスクで、電機子5と並列に且つモータ
制御用サイリスタ2と同一電流方向となる如く接続され
、そのゲートG9に図示していないところの制動信号を
受けて制動時における電機子5に発生した電圧を短絡し
、この場合、電機子自身の抵抗によって回転エネルギを
消費するようになっている。
このモータ運転と制動における各部の動作タイミングは
第2図の如くであり、G2はモータ制御用サイリスタ2
のケート信号の有無を示すもので、その高レベルで示し
た時点t1とt3間はサイリスタ2を位相制御している
期間を表わしている。
G,は制動用サイリスタ9のゲート信号レベルを示すも
ので、時点t2とt4間はモータ4の制動のためにサイ
リスタ9がレベル9に示す如く導通されている期間を表
わしている。
Nはモータ4の速度を示すもので、サイリスタ2のゲー
ト信号G2が供給され且つサイリスタ9のゲート信号が
供給されない期間t1〜t2においてはゲート信号G2
によって制御された運転速度をもって回転する。
そして制動のために時点t2においてサイリスタ9が導
通すると、このときサイリスタ2は点弧されているので
界磁コイル6は短絡状態のサイリスタ9を介して励磁さ
れ、よって電機子5は時点t2における回転に基づく発
電がなされて該電機子にはサイリスタ9を介する循環電
流が流れる。
そして前記電機子とこれに機械結合された回転エネルギ
は、該電機子の内部抵抗によって消費され、モータ4は
急停止するものである。
第2図において回転速度Nは時点t2を起点として実線
の曲線によって減少して停止するが、制動開始時t2に
おける交流電源位相と回転速度およびモータ負荷状態に
よって鎖線a,bで示す如く停止に到る時間はまちまち
になり、結局これに支障を来たさないためにサイリスタ
2および9の各ゲート信号G2,G9は停止に充分な時
点13.14が設定してある。
よってモー タが停止してからも時点t3に到るまで界
磁コイル6は比較的大電流により不要に加熱される。
また点弧信号G9の停止時点t4を点弧信号G2の停止
時点t3より遅れさせているが、これはサイリスタ2の
消弧は時点t3における交流電源位相によって不定であ
り、時点t3より約半サイクルの遅れを来たすことに原
因して、サイリスタ9を消弧させた直後において界磁コ
イル6が励磁されてモータ4が一時的に再回転するのを
防止するためであり、このためタイミングの制御を行う
必要があり、その制御によっては誤動作のおそれも生ず
る。
本発明は上記のような欠点をなくして確実な制動がなさ
れる制動装置を提洪するものであり、以下図面によって
説明すると、第3図は本発明の実施例を示す主回路図で
あり、第1図と共通の部分は説明を省略し、10はモー
タ制御用サイリスクで、ダイオード3と共に全波整流ブ
リッジを構成する。
G1oはそのゲート端子を示す。11は整流子モータで
、電機子5と界磁コイル6とがサイリスク10と同一電
流方向規制をなすところの第1の制動用ダイオード12
を介して接続されている。
13は制動用サイリスタで、前記サイリスタ10と同一
電流方向規制をなして前記電機子5とダイオード12と
の組と並列に接続されている。
G13はそのゲート端子を示す。
14は第2の制動用ダイオードで、前記サイリスク10
とは電流を逆方向に規制して前記界磁コイル6とダイオ
ード12との組と並列に接続され、界磁コイル6に対す
るフリーホイールダイオードの役割もなしている。
本発明の以上の構成において、その基本動作を説明する
と、第4図は第3図の回路を用いた各部の動作タイミン
グを示すものであり、第2図との主なる相違は、制動用
サイリスタ13が、制動期間より著しく狭い巾のゲート
パルスG13を時点t5で受けて点弧されて導通状態が
保持され、その点弧の直後に制動が開始され、モータ回
転Nが停止した時点t7において自己消弧する点である
即ちモータ負荷条件によっては例えばモータ回転速度N
が鎖線をたどる停止時点t7′に至るまでサイリスタ1
3は鎖線の如く導通期間が延長される。
このことを第3図を用いて説明すると、サイリスタ10
が点弧信号G1oを得て点弧されてモータ11が回転し
ている状態において、制動のために時点t5において制
動用サイリスタ13の点弧信号G13と、サイリスタ1
0の最大点弧信号G1o′とを与える。
図において便宜上信号G1o′を信号GIOより高いレ
ベルに記したがこれはサイリスタ10を最大点弧角で点
弧するための信号を意味しており、この最大点弧角によ
る点弧は制動をより効果的にするために界磁コイル6の
電流を一時的に増大させようとするものである。
点弧信号G13についても同様に最大点弧角で点弧させ
る。
これらサイリスタ10,13の最大点弧により界磁コイ
ル6は強力に励磁され、一方、電機子5は短絡状態とと
なったサイリスタ13のために電流共給はなくなる。
時点t6において各点弧信号がなくなるとサイリスタ1
0は交流電源1のC電位時魚において消弧し、一方サイ
リスタ13は界磁コイル6に貯えられた強力な電磁エネ
ルギを放出し続けるとともにサイリスク10の消弧直後
から電機子5の発電電流をダイオード14、界磁コイル
6を介シて短絡消費する。
即ちモータ回転エネルギは電機子5と界磁コイル6との
抵抗損失として消費され、いわゆる発電制動されモータ
11は急停止する。
そしてサイリスタ13は制動期間において点弧信号G1
3を受けていないが前記発電電流が保持電流をなしてそ
の発電がなくなるまで導通が保持される。
ダイオード12は前記発電電流が界磁コイル6を介する
ようにするためのものであり、発電電流がサイリスタ1
3のみを介して直接短絡されることを阻止している。
第5図は第3図の主回路で省略した各ゲート回路等を具
体化した制御回路の実施例で、本実施例ではモータ11
をミシン駆動用モータとして用い、ミシンの各制御と制
動を可能にした回路を示して説明する。
即ち、サイリスタ10の点弧は後記する演算増巾器OP
4の出力によって点灯するところの発光ダイオードLE
D1の光をホトトランジスタPTr1が受けて制御され
る。
R1, R2, R3は抵抗、D1はダイオード、ZD
1は電源電圧変動補償用のツエナーダイオードである。
Tは降圧トランス、ダイオードD2は全波整流回路を構
成している。
D3はダイオード、C1は平滑用コンデンサ、R4は抵
抗、ZD2は電源電圧変動を補償して接続点A,B間を
定電圧にするためのツエナーダイオードである。
OP1はオープンコレクタの演算増巾器で、反転入力端
子に(−)に接続点A,B間の一定電圧を抵抗R5 、
R6で分圧して受け、非反転入力端子(+)にダイオ
ードD2を介する全波整流電圧を抵抗R7,R8で分圧
して受けている。
そしてこれら各抵抗R5〜R8の抵抗値の相互関係はR
8のみを著しく大にして他は同等とし、よって電源周期
の0〜πの殆どを演算増巾器OP,(ハ)(1)側を(
ハ)側より大にしている。
ZD3は前記演算増巾器の保護用のツエナーダイオード
である。
OP2は演算増巾器で非反転入力端子(ト)にミシンコ
ントローラ(図示せず)を構成する可変抵抗R9から接
続点A,B間の分電圧を受け、該可変抵抗は接触子CO
NTが図の最下方に常時復帰しており、該接触子を図の
上方に移動させるとモータ回転を上昇さ?、最下方に移
動させると停止させるものである。
前記演算増巾器OP1の出力側は抵抗RIOを介して接
続点Aと接続され、低抵抗R,1、コンデンサC2を介
して接続点Bと接続されている。
前記演算増巾器OP2の出力側はその反転入力端子(ハ
)に接続されるとともに抵抗R1、ダイオードD7を介
しして前記抵抗RllとコンデンサC2との接統曳に接
続されている。
これら演算増巾器OP1とOP2とコンデンサC2等は
接触子CONTの移動によって第6図のJ,〜J4の如
く速度指定をなすところの三角波(完全な直線ではない
)を演算増巾器OP1の出力側に形成して演算増巾器O
P,の非反?入力端子(ト)に入力する。
即ち演算増巾器OP1は電源1が時間tに関してOの時
点から若干過ぎタ時点t1で出力し、よってコンデンサ
C2は抵抗R10 ,R11を介して充電を開始し再び
Oに戻る時間πの若干手前t2で出力を停止し、よって
このとき低抵抗R1、演算増巾器OP1を介して急速に
放電する。
演算増巾器OP2は接触子CONTが第5図の上方に移
動とともに(1)側入力を増大させてその出力が増大し
てコンデンサC2の充電速度を速めるとともに充電々位
を増大させて電圧J1からJ4へと三角波を増大させる
そして電圧J1は接触子CONTが最下方位置に対応し
、後記するしつけ縫時の極低速を設定する。
CP3は演算増巾器でその反転入力端子(−)に接続点
A,B間電圧を抵抗R13 、 R14で分圧して受け
、非反転入力端子(ト)が接触子CONTに接続されて
いてその出力は該接触子が第5図の最下方のとき低レベ
ル、それ以外のとき即ちコントローラを操作したときに
高レベルとなしてコントローラ操作、非操作の判別信号
を出力し、後記するモータ停止と始動の制御を行うもの
である。
演算増巾器OP4の出力信号Cは抵抗R15を介して発
光ダイオードLED,を点灯してホトトランジスタPT
r1を動作させてその点灯位相によってサイリスタ10
を位相制御するようになっている。
第7図は第5図の回路と組合わせて用いられ、ホトトラ
ンジスタPTr2を含みミシンに取付けてある回転速度
検出部がミシン回転に比例した周期の光を受けて該ホト
トランジスタを動作させるようになっている。
第8図は前記回転速度検出器を設けたミシン概略図で、
15はミシン上軸、16はミシン本体に固定されたホト
インタラプタで第7図のホトトランジスタPTr2を含
む。
17は遮光板で複数個の切溝18を有して該溝が対向す
る毎にホトトランジスタPT r 2は動作するように
なっている。
第7図において、Aは前記接続点Aの電位を受けている
OP6は演算増巾器、Rta J Rl7,R18は抵
抗で端子Bは第5図の端子Bと接続され、これらはホト
トランジスタPT r2とともにシュミット回路を構成
し、ホトトランジスタPT r2のエミツタ電圧Dは第
9図Dに示す如く遮光板17の溝18巾に関する略矩形
波をなる。
図の右側に行くに従って矩形巾と周期とが小になってい
るのは、第5図の接触子CONTが順次上方に移動され
てモータ回転が上昇した場合を示しているものである。
そしてコンデンサC3を介する電圧Eは第9図のEの如
く電圧Dの立上りと立下りとのそれぞれの微分値となる
OP7は演算増巾器、D8,D9はダイオード、R19
, R2oは抵抗、C4はコンデンサで、これらは前
記コンデンサC3を含み周波数一電圧変換器をなし、即
ち電圧Eは第9図Fの如く積分されてモータ速度に比例
した速度信号になる。
その各値例は第6図のF1〜F4等で示される。
端子Fは第5図の端子Fに接続される。
第8図における19はホトインタラプタで第5図のホト
トランジスタPT r3を含む。
20はその遮光板で各180°の大径部と小径部とを有
し、ミシン上軸15の回転位相によって第5図のホトト
ランジスタPT r 3が第10図のPTr3の如く横
軸を上軸15の回転角とするとミシン針上死点の若干手
前で導通し上軸半周後の下死点の若干手前で不導通とな
る如く位置検出するようになっている。
前記ホトトランジスタのコレクタは前記接続点Aの電位
を受け、そのエミツタはインバータIN1を介して排他
的OR回路ExORの直接の入力と、抵抗R2+及びコ
ンデンサC5よりなる遅延回路を介する入力とをなす。
R22は抵抗である。排他的OR回路ExORの出力は
前記上死点と下死点の各立上りと立下り点において第1
0図のExO Rの如く前記遅延回路による遅延時間巾
のパルス信号をなして下死点停止用と上死点停止用との
各AND回路AND1,AND2の第1の入力をなす。
前記インバータIN,の出力は、前記AND回路AND
1の第2の入力をなしまたインバータIN2を介して前
記AND回路AND2の第2の入力をなす。
SWBはしつけ縫スイッチで、該スイッチを閉とするこ
とによってミシンを低速運転して且つミシン回転毎に針
上死点で一旦停止させる如き間欠運転を可能にするもの
であり、該スイッチが開のときNAND回路NA1,N
A2の各一方の入力を高レベルとし、閉のとき低レベル
とすべく接続されている。
SWcは針停止位置切替スイッチで、該スイッチが開の
とき針が不死点で停止し閉のとき上死点で停止すべく切
替えるものであり、該スイッチが開のとき前記NAND
回路NA1の他方の入力を高レベルとし、閉のとき低レ
ベルとすぺく接続されている。
R23は前記接続点A電位を受けるプルアップ抵抗であ
る。
前記NAND回路NA1の出力は、前記AND回路AN
D2の第3の入力をなしまたインバータ■N3を介して
前記AND回路 .AND1 の第3の入力をなす。
前記しつけ縫スイッチSWBはまたインバータ1N4、
抵抗R24を介してトランジスタT r 1のベースに
接続されており、そして該スイッチが閉となったときに
トランジスタTr1が動作してこのとき前記演算増巾器
OP2の出力を無効にすべく該トランジスタのコレクタ
が前記抵抗R12とダイオードD7との接続点に接続さ
れている。
前記抵抗R10 、 R11の組は、このとき演算増巾
器OP1の出力が第6図の電圧波形J1を形成すべく設
定されている。
前記演算増巾器CP3の出力Yはコントローラ操作開始
における信号Yの立上りを検出するためのAND回路A
ND3の一方の入力をなし、そしてインバータIN5及
び抵抗R25 とコンデンサC6との遅延回路を介して
前記AND回路AND3の他方の入力をなす。
前記AND回路の出力はフリツプフロツプ回路FFのセ
ット端子Sに接続されている。
前記信号Yはまた前記しつけ縫スイッチSWBの信号と
ともにNANIE路NA,の他方の入力をなし、その出
力はモータ停止指定タイミング検出用のAND回路AN
D4の第1の入力をなす。
前記AND回路AND1,AND2はOR回路ORを介
して前記AND回路AND4の第2の入力をなす。
OP5は演算増巾器で、モーク停止準備に必要な低速回
転にあることを検出する停止速度検出器で、非反転入力
端子(+)に接続点Aの電位を抵抗R26 、 R27
で分圧して受け、反転入力端子(−)に第7図の速度信
号Fを受けている。
前記演算増巾器はモータ停止準備のために速度信号Fが
必要な低速回転信号に達したときのみその出力が高レベ
ルとなるもので、該出力は前記AND回路AND,の第
3の入力をなす。
前記AND回路の出力は前記フリツプ回路FFのリセッ
ト端子Rに接続されている。
またフリツプフロツプ回路の否定側出力Qはダイオード
DIOを介して前記演算増巾器OP4の(−)端子に接
続され、更にNAND回路NA3の一方の入力をなす。
前記フリツプフロツプ回路FFの肯定側出力Qは抵抗R
25、コンデンサC7よりなる遅延回路を介して前記N
AND回路NA3の他方の入力をなす。
前記NAND回路の出力は抵抗R29を介して制動用ト
ランジスタTr2のベース信号をなす。
このトランジスタはエミツタが接続点Aの電位を受け、
コレクタが抵抗R30、発光ダイオードLED2を介し
て前記抵抗R15と発光ダイオードLED1との接続点
に接続されていて、該トランジスタの動作は前記各発光
ダイオードLED1,LED2を同時に点灯するように
なっている。
前記発光ダイオードLED2はホトトランジスタPTr
4を作動させるようになつていて該発光ダイオードの点
灯は前記制動用サイリスタ13にゲートトリガ信号を与
える。
前記ホトトランジスタPTr4のコレクタは接続点Xの
電位を受けている。
R31 、 R32は抵抗である。つぎに第5図と第7
図とで構成される制御回路の動作を説明すると、しつけ
縫スイッチSWBが開、針停止位置切換スイッチSWc
が開即ち針下死点停止が選択されていて、コントローラ
(図示せず)可動接触子CONTを操作しないとき即ち
図の最下位にあるとき、電源1を投入すると、演算増巾
器OP2,OP3は出力Oで演算増巾器OP1は第6図
の極低速の速度指定信号J1となるが、演算増巾器OP
3の出力Yが低レベルLのため、フリツプフロツプ回路
FFはそのセット信号SがLで電源投入におけるリセッ
ト状態を保持する。
また可動接触子CONTが上位置に操作された状態で電
源が投入された場合は演算増巾器OP3の出力Yが高レ
ベルHになるがコンデンサC6のレベルはLであり、イ
ンバータIN6もLとなるのでAND回路AND3の出
力はLとなり、やはりフリツプフロツプ回路FFはセッ
トされず、電源投入時のリセット状態を維持する。
故に電源投入時にはしつけ縫スイッチSWB,針停止位
置切替スイッチSWC可動接触子CONTの操作に関係
なくフリツプフロツプ回路FFはリセット状態のままで
ある。
よってその否定側出力Qは高レベルHとなり、演算増巾
器OP4の(−)側をHとなして該演算増中器はLとな
りホトトランジスタPTr1は動作せず、モータ11は
停止している。
つぎに可動接触子CONTを若干図の上方に移動させる
と、または電源投入前より可動接触子CONTが上位置
に維持されていたときは一度下位置とした後上方に移動
させると、信号YはHとなり第11図の如く横軸を時間
軸として、フリツプフロツプ回路FFはその立上りにお
いて抵抗R25を介するコンデンサC6の充電時間巾の
セット信号Sを受ける。
信号YがHのときはNANIX回路NA2はLとなりリ
セット信号RはLであり、該フリツプフロツプ回路はセ
ットされ演算増巾器OP,の速度信号Fを有効にする。
第6図におけるF1は後記するモータ停止準備または始
動初期等の極低速レベルを示しており速度指定信号J1
との交点がサイリスク10の点弧位相であり、信号J1
が信号F1を上まわるところの斜線を付して示した位相
領域は速度信号F1の変動とともに増減してその領域に
おいて演算増巾器OP4はHであり、発光ダイオードL
ED1はその間発光していることを意味している。
即ちサイリスタ10の点弧位相はモータ速度をフィード
バックしている。
そして各速度指定信号J1〜J4に対する各速度信号F
1〜F4との夫々の交点は可動接触子CONTの移動に
よる速度指定に対してサイリスタ10の各点弧位相を示
し、速度制御されることを意味している。
ホトトランジスタPTr3の信号はスイッチSWB,S
Wcが開であるのでAND回路AND2に対しては無効
になっており第11図に示す如くその立下り時において
AND回路AND 1はパルスを発生する。
コントローラを解放すると信号YはLとなる。
そして演算増巾器OP5はモータが極低速のためにHで
あるのでフリツプフロツプ回路FFのリセット信号Rは
第11図の如く信号YがLとなった後のホトトランジス
タPTr3の最初の立下りにおいてHとなり、リセット
される。
よって演算増巾器OP4の出力はLとなり、発光ダイオ
ードLED1は該清算増巾器を介する電流は受けなくな
る。
フリツプフロツプ回路FFの否定側出力QはHとなり、
NANIE路NA3は第11図の如く抵抗R28を介す
るコンデンサC7の充電時間巾のLレベルのパルスを発
生しそのパルス巾の期間中発光ダイオードLED1,L
ED2を点灯させる。
この期間は電源周期のπ以上の巾をもっていて、発光ダ
イオードLED1は第4図の時点t5において、制御用
サイリスタ10を瞬間的に短絡状態にし、発光ダイオー
ドLED2は制動用サイリスタ13を点弧して界磁6は
電機子5を介することなく強力に励磁される。
そして各サイリスタ10,13の点弧信号はすぐなくな
るが回転状態にある電機子5は発電を開始し制動用ダイ
オード14、界磁コイル6、サイリスタ13を介して循
環電流が流れてモータ11は制動される。
そして第11図の下死点の手前を検出した後の例えば約
30°回転した後にモータ11は停止するが、そのとき
ミシン針は丁度下死点に達するように設定してある。
針停止位置切替スイッチSWcを閉としたときはAND
回路AND2が有効になり、フリツプフロツプ回路FF
のリセット信号Rは第11図のホトトランジスタPTr
3の立上り信号に基づくパルス信号となり同様にして針
は上死点に停止する。
つぎにしつけ縫スイッチSWBを閉(この場合スイッチ
SWcは開・閉いずれでもよい。
)としてコントローラの可動接触子CONTを第5図の
上方に移動させると以下第12図を参照してその立上り
でフリツプフロツプ回路FFはセットされてモータ11
は回転する。
トランジスタTrlは動作していて演算1増巾器OP2
の出力を無効にしているのでモータ11は極低速で回転
する。
ミシンが1回転してホトトランジスタPTr3の信号の
針上死点の手前を検出するとフリツプフロツプ回路FF
はリセットされ前記同様に制動されてミシンは針上死点
で停止し、そしてコントローラの操作毎に始動して1回
転しては停止し、しつけ縫いの如き間欠運転を行う。
なお、第12図においてコントローラ操作Yは停止信号
NA3が出てから解放(Lレベル)しているが停止信号
が出る前に解放しても停止動作は変らない。
以上の如く本発明によれば制動開始時においてサイリス
タ10の点弧とサイリスタ13の点弧とを共通になし得
るのでそのタイミングを合わせるための特別な配慮が不
要であり、制動用サイリスタ13は制動の終了と共に自
己消弧するので、不要な電流による熱損失もなく、確実
な制動がなされるものであり、工業上実用上その効果の
大きい創案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の制動装置の実施回路図、第2図はその動
作説明図、第3図は本発明の実施例を示す主回路図、第
4図はその動作説明図、第5図は第3図の具体的実施例
、第6図は第5図における速度制御説明図、第7図は第
5図と組にして使用される速度検出回路、第8図は本発
明に係わる実施例としてのミシンの概略図、第9図は第
7図の動作説明図、第10、第11、第12図は第5図
の動作説明図である。 図中10は駆動用半導体スイッチ素子、11は整流子モ
ータで5と6はその電機子と界磁コイル、12は第1図
制動用ダイオード、13は制動用半導体スイッチ素子、
14は第2の制動用ダイオードである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 駆動用半導体スイッチ素子を用いて整流子モータの
    電流を制御する制御装置において、前記整流子モータの
    電機子と界磁コイルとを前記駆動用半導体スイッチ素子
    の電流方向規制と同一方向規制をもって接続された第1
    の制動用ダイオードと、前記駆動用半導体スイッチ素子
    と同一電流方向規制をなして前記ダイオードと電機子と
    の組と並列に接続された制動用半導体スイッチ素子と、
    前記駆動用半導体スイッチ素子とは逆方向の電流規制を
    なし前記ダイオードと界磁コイルとの組と並列に接続さ
    れた第2の制動用ダイオードとを設けてなる整流子モー
    タの制動装置。
JP5942878A 1978-04-12 1978-05-18 整流子モ−タの制動装置 Expired JPS5814153B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5942878A JPS5814153B2 (ja) 1978-05-18 1978-05-18 整流子モ−タの制動装置
US06/028,185 US4323833A (en) 1978-04-12 1979-04-09 Sewing machine drive motor control system
DE19792914837 DE2914837A1 (de) 1978-04-12 1979-04-11 Steuereinrichtung fuer einen naehmaschinen-antriebsmotor
US06/325,744 US4456859A (en) 1978-04-12 1981-11-30 Sewing machine drive motor control system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5942878A JPS5814153B2 (ja) 1978-05-18 1978-05-18 整流子モ−タの制動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54150624A JPS54150624A (en) 1979-11-27
JPS5814153B2 true JPS5814153B2 (ja) 1983-03-17

Family

ID=13112972

Family Applications (1)

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JP5942878A Expired JPS5814153B2 (ja) 1978-04-12 1978-05-18 整流子モ−タの制動装置

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Publication number Publication date
JPS54150624A (en) 1979-11-27

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