JPS5815366Y2 - 電磁振動型部品供給装置の始動・停止制御装置 - Google Patents

電磁振動型部品供給装置の始動・停止制御装置

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JPS5815366Y2
JPS5815366Y2 JP4483378U JP4483378U JPS5815366Y2 JP S5815366 Y2 JPS5815366 Y2 JP S5815366Y2 JP 4483378 U JP4483378 U JP 4483378U JP 4483378 U JP4483378 U JP 4483378U JP S5815366 Y2 JPS5815366 Y2 JP S5815366Y2
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JP
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turned
voltage
power supply
switch
terminal
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JP4483378U
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JPS54147992U (ja
Inventor
江袋俊一
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁振動型部品供給装置の始動・停止制御装
置に関し、その始動・停止(電源人・切)時に発生する
サージ電圧による異常振動により、搬送供給される部品
が飛び出したり位置ずれする現象を防止したもので、特
に時計部品等の小物部品用供給装置の始動・停止制御装
置として開発されたものである。
電磁振動型部品供給装置は公知のものであるが、その概
要を第1図によって説明する。
すなわち、基台1上に板バネ2を介して部品容器3が装
着されている。
會た、部品容器3の下方には固定コイルを有する振動発
生器5が基台1上に固設されており、その固定コイルに
通電されると励磁され、部品容器を板バネ2に抗して吸
引する。
したがって、交流電源を用いると、矢示Aで示すように
ねじれ振動を起す。
部品容器3にはその内周面に沿って螺旋状傾面からなる
部品通路3aが設げられており、内部に投入された部品
6は部品容器3の振動により部品通路3aに沿って徐々
に上昇し、その途中で図示しないガイド部材によって整
位さね、一定の方向に整位された部品のみが最上部から
順次供給されるように構成されている。
このような電磁振動型部品供給装置における振動発生器
5の振巾の制御装置としては、一般に可変低抗器による
電圧降下による制御や、トライブック等の半導体制御素
子を使用した位相制御回路が用いられている。
例えば、第2図に示すような3端子双方向性サイリスタ
(以下「トライアック」と云う)TAとそのトリガ用の
2端子双方向性サイリスタ(ダイアック)DAを用いた
位相制御回路を介して振動発生器5のコイルSLに交流
を給電する。
SWは電源スィッチ、抵抗R1を可変抵抗VR,コンデ
ンサC1はトライアックTAの導通角制御用の時定数回
路を構成し、抵抗R2とコンデンサC2はトライアック
TAの点弧を確実にすると共に点弧(ターンオン)時の
スパイク電圧の発生を防止するために設けられている。
このような位相制御回路を用いれば、コイルSLに供給
される交流の電圧波形は第3図イに示すようになり、可
変抵抗VRを調節することによりトライアックTAの点
弧角αが変わり、導通角が制御されるため供給電圧の実
効値が可変され、振動発生器5による振動の振幅が制御
される。
ところが、コイルSLは誘導負荷であるため、第3図イ
に示した波形において、トライアックがターンオンして
いるべき時点(又は位相)で電源スィッチSWをオン又
はオフすると電源の振幅を遥かに超えたサージ電圧が発
生する。
例えば第3図口に示すように時刻t□で電源スィッチS
Wをオンし、時刻t2でオフすると、同図へに示すよう
に電圧Ex□ ?EX2のサージ電圧が発生する。
これは第2図の抵抗R2とコンデンサC2からなる回路
によっては除去できず、このため振動発生器5が電源ス
ィッチSWのオン又はオフ時に異常振動を起し、部品容
器3尚の部品が部品通路3aから飛び出したり整位され
た部品が位置ずれしたりすることがあった。
この考案は上記のような問題を解消しようとするもので
あり、第4図にその基本構成を示すように、第2図に示
したような位相制御回路11を介して振動発生装置5の
コイルSLに給電する給電回路の負荷側10と交流電源
との間に始動・停止制御回路20を介挿したものである
この始動・停止制御回路20はコイルSLへの給電回路
に直列に挿入したトライアックTCと、交流電源からの
給電電圧の瞬時値が略零電圧となる時点を検出して出力
を出す零電圧検出回路21と、その出力端子とトライア
ックTCのゲート端子との間に挿入したスイッチSとか
らなる。
そして、このスイッチSをオンした時は零電圧検出回路
21が検出出力を出した時点(すなわち、電源電圧が零
に近い時点)でトライアックTCをトリガしてターンオ
ンさせ、スイッチSをオフした時にはトライアックTC
に流れる電流がその保持電流以下になった時(すなわち
、、電源電圧が零に近くなった時)にこのトライアック
TCがターンオフしてその状態を保持する(再点弧さ氾
M)ようにしたものである。
したがって、第3図口に示すように時刻t1でスイッチ
Sがオンされ、時刻t2でオフされても、この始動・停
止制御回路20の出力端子a−b間には、時刻t1後の
電源電圧が零に近くなった時点tl/から時刻t2後の
電源電圧が零に近くなった時点t/lでの間型圧が現わ
れ、これが負荷側10に給電されるため、コイルSLに
加わる電圧波形は第3図ホに示すようになり、異常電圧
が発生することがなくなる。
なお、位相制御せずに第3図二のような電圧を直接コイ
ルSLに給電する場合にも、渣た、半波整流した電圧を
供給する場合にも同様の効果が得られることは勿論であ
る。
次に、この考案のさらに具体的実施例を第5図及び第6
図に示す。
先ず、第5図の実施例について説明する。
負荷側に給電する端子a、bの一方aは直接交流電源A
、Cの一方の端子a′ に、他方すはトライアックTC
を介して電源の他方の端子b′ に接続されている。
零電圧検出回路21はICチップに内装されている。
そして、コンデンサCはダイオードD7 、D8によっ
て整流された■−■間の電圧を保持するための平滑用で
ある。
ツェナーダイオードD5とD6の直列回路はコンデンサ
CとダイオードD7の直列回路に並列に接続されている
ので、コンデンサCに保持される電圧は一定電圧となる
との■−■間の直流電圧を抵抗R4とR5によって分圧
してトランジスタQ2のコレクタ及びトランジスタQ3
のベースに供給している。
一方、交流サイクルの略全期間に■−◎間の交流電圧の
極性に依存して、ダイオードD□→トランジスタQ1の
コレクタ・ベース間→ダイオードD4の経路、又はダイ
オードD2→トランジスタQ0のコレクタ・ベース間→
ダイオードD3の経路のいずれかを通って流れる電流に
よってトランジスタQ□がオンし、そのコレクタ電流は
トランジスタQ2のベース電流となり、このトランジス
タQ2をオンにする。
それによってトランジスタQ3のペース・工□ツタ間が
短絡されるので、このトランジスタQ3はオフ状態に保
持される。
したがって、この状態ではスイッチSをオンしてもトラ
イアックTCのゲート端子にトリガパルスが印加されず
、トライアックTCはターンオンしない。
そして、■−■間の交流電圧が零に近くなり、トランジ
スタQ0をオン状態に保持し得なくなると、トランジス
タQlがオフとなり、それによってトランジスタQ2も
オフ、トランジスタQ3はオンとなる。
したがって、この時点でスイッチSがオンされていると
、■点がトライアックTCのゲート端子に接続され、■
−■間の直流電圧がゲートパルスとして印加され、トラ
イアックTCがターンオンする。
以後は交流サイクルの半周期毎に略零電圧となった時点
でトライアックTCはトリガされ、第3図二に示したよ
うな略完全な交流波形の出力が端子a −b間から給電
される。
スイッチSをオフにした時はその後ゲートパルスが印加
されなくなるので、電源電圧が略零になり、トライアッ
クTCに流れる電流が保持電流以下になった時点でトラ
イアックTCはターンオフして給電が停止される。
次に、第6図の実施例について説明する。
この実施例における零電圧検出回路21は、ユニジャン
クッション・トランジスタ(UJT)Q□とパルストラ
ンスPTを用いている。
そして、■−■間には交流サイクルの全期間に亘り、そ
の交流電圧の極性によって、ダイオードD0→抵抗R3
→コンデンサC□→ダイオードD4の経路、又はダイオ
ードD2→抵抗R3→コンデンサC□→ダイオードD3
の経路のいずれかを通って電流が流れ、それによる全波
整流電圧がコンデンサC□に充電され平滑されて◎−■
間に直流電圧を得ることができる。
一方、■点からは抵抗R1により減圧された全波整流波
形の電圧がトランジスタQ2のベースに入力され、この
トランジスタをオンにしているため、UJTQlはオフ
となっており、スイッチSをオンしてもトライアックT
Cにトリガパルスが印加されないため、すぐにはトライ
アックTCがターンオンしない。
交流電圧の瞬時値が零に近くなるとトランジスタQ2が
オフとなり、抵抗R2を介して流れ込む電流をコンデン
サC2に充電させ、0点の電圧がUJTQlのスレッシ
ュホールド電圧迄上昇すると、とのUJTQlを通して
パルストランスPTの一次巻線に放電し、抵抗R2とコ
ンデンサC2の時定数により発振を開始する。
したがってパルストランスPTの二次巻線にパルスが発
生し、トライアックTCをトリガしてターンオンし、給
電を開始する。
抵抗R5はトライアックの特性によりゲート電流を適合
させるように選択する。
スイッチSをオフにした時の動作は第5図の実施例の場
合と同様である。
以上実施例について説明したように、この考案による始
動・停止制御回路を用いれば、任意の時点でスイッチを
オンあるいはオフしても常に電源電圧の瞬時値が零に近
くなった時点で給電が開始又は停止されるため、振動発
生器の固定コイルにサージ電圧が印加されることがなく
、電磁振動型部品供給装置が異常振動を起して、部品が
飛出したり、位置ずれしたりする現象は完全に防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用する電磁振動型部品供給装置の
概略を示す説明図、第2図はその制御回路の一例を示す
回路図、第3図イ〜ホは夫々従来装置及びこの考案の説
明に供するための交流電圧波形図、第4図はこの考案の
基本的実施例を示すブロック回路図、第5図及び第6図
は夫々この考案の具体的実施例を示す回路図である。 1・・・・・・基台、3・・・・・・部品容器、5・・
・・・・振動発生器、10・・・・・・負荷側、20・
・・・・・始動・停止制御回路、11・・・・・・位相
制御回路、21・・・・・・零電圧検出回路、SL・・
・・・・コイル、TA、TC・・・・・・3端子双方向
性サイリスタ(トライアック)、S・・・・・・スイッ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源より給電される固定コイルを有する振動発生器
    を備えた電磁振動型部品供給装置において、前記固定コ
    イルへの給電回路に直列に3端子双方向性サイリスタを
    挿入すると共に、前記交流電源からの給電電圧の瞬時値
    が略零電圧となる時点を検出して出力を出す零電圧検出
    回路を設け、該零電圧検出回路の出力端子と前記3端子
    双方向性サイリスタのゲート端子との間にスイッチを挿
    入し、該スイッチをオンした時は前記零電圧検出回路が
    検出出力を出した時点で前記3端子双方向性サイリスタ
    をトリガしてターンオンし、前記スイッチをオフした時
    には前記3端子双方向性サイリスタはそれに流れる電流
    が保持電流以下になった時にターンオフしてその状態を
    保持するようにしたことを特徴とする電磁振動型部品供
    給装置の始動・停止制御装置。
JP4483378U 1978-04-07 1978-04-07 電磁振動型部品供給装置の始動・停止制御装置 Expired JPS5815366Y2 (ja)

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JPS54147992U JPS54147992U (ja) 1979-10-15
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