JPS5832351Y2 - 保護回路 - Google Patents
保護回路Info
- Publication number
- JPS5832351Y2 JPS5832351Y2 JP12513478U JP12513478U JPS5832351Y2 JP S5832351 Y2 JPS5832351 Y2 JP S5832351Y2 JP 12513478 U JP12513478 U JP 12513478U JP 12513478 U JP12513478 U JP 12513478U JP S5832351 Y2 JPS5832351 Y2 JP S5832351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triac
- photocoupler
- circuit
- thyristor
- tric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電源回路における保護回路に係り、更に詳述
すれば誘導性負荷を有する電源回路の過渡的状態におけ
る過電流によって生じる回路中の逆方向阻止3端子サイ
リスタ、双方向3端子サイリスタ、双方向2端子サイリ
スタの保護回路に関するものである。
すれば誘導性負荷を有する電源回路の過渡的状態におけ
る過電流によって生じる回路中の逆方向阻止3端子サイ
リスタ、双方向3端子サイリスタ、双方向2端子サイリ
スタの保護回路に関するものである。
一般に強磁性体を鉄芯等に用いたトランス、モータ、ソ
レノイド等の誘導性負荷あるいは容量性負荷に交流電圧
を印加する場合、電源回路中に接続されているサイリス
タ等の制御素子の最初に点弧する極性によってはトラン
スの鉄芯等の残留磁気の影響によって鉄芯が飽和し第2
図に示すように最初に過大な突入電流が流れサイリスタ
を破壊してしまうと云う欠点があった。
レノイド等の誘導性負荷あるいは容量性負荷に交流電圧
を印加する場合、電源回路中に接続されているサイリス
タ等の制御素子の最初に点弧する極性によってはトラン
スの鉄芯等の残留磁気の影響によって鉄芯が飽和し第2
図に示すように最初に過大な突入電流が流れサイリスタ
を破壊してしまうと云う欠点があった。
この考案は上述した欠点を除去することを目的とするも
ので、その特徴とするところは交流電源と負荷トランス
を介して直列に接続されているトライアックと並列に第
1および第2のゼロクロス回路を接続し、第1のゼロク
ロス回路には開閉指令回路からの開閉指令をホトカプラ
を用いて接続するようにし、第2のゼロクロス回路には
負荷トランス(誘導性負荷)の両端から抽出された信号
をホトカプラを用いて入力するようにし、前記開閉指令
がいかなる時点においてなくなっても常に交流電源が前
記第1のゼロクロス回路中のダイオードに対し順方向で
ある周期の立上りによりトライアックをオンさせ、第1
のゼロクロス回路に加える開閉指令がいかなる時点にお
いてオフになっても交流電源が第2ゼロクロス回路中の
ダイオードに対し逆方向となった時点においてトライア
ックを再トリガすることなく、負荷電流がトライアック
の保持電流以下となった時点で、オフさせるようにして
サイリスタの破壊を阻止しようとする保護回路を提供す
るものである。
ので、その特徴とするところは交流電源と負荷トランス
を介して直列に接続されているトライアックと並列に第
1および第2のゼロクロス回路を接続し、第1のゼロク
ロス回路には開閉指令回路からの開閉指令をホトカプラ
を用いて接続するようにし、第2のゼロクロス回路には
負荷トランス(誘導性負荷)の両端から抽出された信号
をホトカプラを用いて入力するようにし、前記開閉指令
がいかなる時点においてなくなっても常に交流電源が前
記第1のゼロクロス回路中のダイオードに対し順方向で
ある周期の立上りによりトライアックをオンさせ、第1
のゼロクロス回路に加える開閉指令がいかなる時点にお
いてオフになっても交流電源が第2ゼロクロス回路中の
ダイオードに対し逆方向となった時点においてトライア
ックを再トリガすることなく、負荷電流がトライアック
の保持電流以下となった時点で、オフさせるようにして
サイリスタの破壊を阻止しようとする保護回路を提供す
るものである。
以下この考案を図に示す一実施例について詳述する。
この考案の保護回路は、第1図に示すように交流電源■
と直列に負荷となるトランスTとトライアックTric
を接続し、前記したトライアックTricをオン・オフ
させることにより負荷に供給する電力を制御するように
した電源回路と、この電源回路を構成するトライアック
Tricと並列にダイオードD5を通してサイリスタ5
CR1、抵抗R5〜R7、トランジスタTr1およびホ
トカプラPC□を構成するホトトランジスタが接続され
、また同様にしてトライアックTricと並列にダイオ
ードD1oを通してサイリスタ5CR2、抵抗R1o−
R1□、トランジスタTr2およびホトカプラPC2を
構成する一方のホトトランジスタが接続されている。
と直列に負荷となるトランスTとトライアックTric
を接続し、前記したトライアックTricをオン・オフ
させることにより負荷に供給する電力を制御するように
した電源回路と、この電源回路を構成するトライアック
Tricと並列にダイオードD5を通してサイリスタ5
CR1、抵抗R5〜R7、トランジスタTr1およびホ
トカプラPC□を構成するホトトランジスタが接続され
、また同様にしてトライアックTricと並列にダイオ
ードD1oを通してサイリスタ5CR2、抵抗R1o−
R1□、トランジスタTr2およびホトカプラPC2を
構成する一方のホトトランジスタが接続されている。
負荷と並列に抵抗R工を通して抵抗R14およびダイオ
ードD1〜D4で構成されたブリッジとコンデンサC1
と並列に抵抗R2およびホトカプラPC2を構成する他
方の発光ダイオードの直列回路が接続されている。
ードD1〜D4で構成されたブリッジとコンデンサC1
と並列に抵抗R2およびホトカプラPC2を構成する他
方の発光ダイオードの直列回路が接続されている。
尚、前述のホトカプララPC1、トランジスタおよび゛
サイリスタ5CR1を含む回路と、ホトカプラPC2、
トランジスタTr2およびサイリスタ5CR2を含む回
路は一般にゼロクロス回路とも呼ばれている。
サイリスタ5CR1を含む回路と、ホトカプラPC2、
トランジスタTr2およびサイリスタ5CR2を含む回
路は一般にゼロクロス回路とも呼ばれている。
このような回路で、ホトカプララPC1を構成するホト
ダイ−オードと直列に抵抗R工3、スイッチSWおよび
電源Eで構成されている開閉指令回路の開閉指令用スイ
ッチSWがオフの時は、ホトカプラPC1の発光ダイオ
ードに電流は流れず、ホトトランジスタはカットオフ状
態である。
ダイ−オードと直列に抵抗R工3、スイッチSWおよび
電源Eで構成されている開閉指令回路の開閉指令用スイ
ッチSWがオフの時は、ホトカプラPC1の発光ダイオ
ードに電流は流れず、ホトトランジスタはカットオフ状
態である。
この状態で、交流電源■がダイオードD5に対して順方
向である周期ではダイオードD5を通して電圧がサイリ
スタ5CR1、抵抗R5〜R7トランジスタTr1に印
加される。
向である周期ではダイオードD5を通して電圧がサイリ
スタ5CR1、抵抗R5〜R7トランジスタTr1に印
加される。
ホトカプララPC1のホトトランジスタがカットオフで
あるから抵抗R6を通してトランジスタTr1のベース
に電流が流れ、トランジスタTr1はオンとなり、サイ
リスタ5CR1のゲートはトランジスタTr1によりカ
ソードと同電位となり、サイリスタ5CR1はトリガさ
れずカットオフ状態を保つ。
あるから抵抗R6を通してトランジスタTr1のベース
に電流が流れ、トランジスタTr1はオンとなり、サイ
リスタ5CR1のゲートはトランジスタTr1によりカ
ソードと同電位となり、サイリスタ5CR1はトリガさ
れずカットオフ状態を保つ。
従って抵抗R4には抵抗R5,R6を通しての微少電流
しか流れず、抵抗R4の両端即ちトライアックTric
の第1アノードa、デー12間には、トライアックTr
icを点弧するまでの電圧(ゲー))リガ電圧)が発生
せずトライアックTricはカットオフ状態を保つ。
しか流れず、抵抗R4の両端即ちトライアックTric
の第1アノードa、デー12間には、トライアックTr
icを点弧するまでの電圧(ゲー))リガ電圧)が発生
せずトライアックTricはカットオフ状態を保つ。
次に交流電源VがダイオードDIOに対して順方向であ
る周期すなわち、ダイオードD5に対して電源■が逆方
向である周期において、トライアックTricはトリガ
されず負荷トランスTには電圧が加わっていない為、負
荷トランスTと抵抗R1を通して並列に接続されている
コンテ゛ンサC工は充電されずホトカプラPC2の発光
ダイオードには電流が流れない。
る周期すなわち、ダイオードD5に対して電源■が逆方
向である周期において、トライアックTricはトリガ
されず負荷トランスTには電圧が加わっていない為、負
荷トランスTと抵抗R1を通して並列に接続されている
コンテ゛ンサC工は充電されずホトカプラPC2の発光
ダイオードには電流が流れない。
従ってホトカプラPC2のホトトランジスタはカットオ
フ状態であり前述のようにサイノスタ5CR2はトリガ
されず、従ってトライアックTricは点弧されない。
フ状態であり前述のようにサイノスタ5CR2はトリガ
されず、従ってトライアックTricは点弧されない。
よってトライアックTricは開閉指令用スイッチSW
が開である状態ではオフ状態を保持し、負荷トランスT
には電流が流れない。
が開である状態ではオフ状態を保持し、負荷トランスT
には電流が流れない。
次に、開閉指令用スイッチSWをオフの状態からオンに
すると、ホトカプラPC,の発光ダイオードに電流が流
れホトカプラPC1のホトトランジスタはオンとなる。
すると、ホトカプラPC,の発光ダイオードに電流が流
れホトカプラPC1のホトトランジスタはオンとなる。
ホトカプラPC2の発光ダイオードはトライアックTr
icが導通状態とならないと電流が流れない。
icが導通状態とならないと電流が流れない。
従って交流電源Vのいかなる周期(時点)に開閉指令用
スイッチSWをオンとしても、まずダイオードD5に対
して順方向である周期よりトライアックTricはトリ
ガされオン状態となる。
スイッチSWをオンとしても、まずダイオードD5に対
して順方向である周期よりトライアックTricはトリ
ガされオン状態となる。
ダイオードD5に対して順方向である周期において、ホ
トカプララPC1のホトトランジスタがオン状態である
から抵抗R6,R7によって分圧された電圧がトランジ
スタTr1のベースに加えられている。
トカプララPC1のホトトランジスタがオン状態である
から抵抗R6,R7によって分圧された電圧がトランジ
スタTr1のベースに加えられている。
抵抗R6,R7の分圧比により一定電圧以下ではトラン
ジスタTr1はカットオフとなり抵抗R5を通してサイ
リスタ5CR1のゲートに電流(ゲート電流)が流れ前
記サイリスタ5CR1はトリガされてオンとなる。
ジスタTr1はカットオフとなり抵抗R5を通してサイ
リスタ5CR1のゲートに電流(ゲート電流)が流れ前
記サイリスタ5CR1はトリガされてオンとなる。
また一定の電圧以上ではトランジスタTr1はオンとな
りサイリスタ5CR1のゲートとカソードは同電位とな
りサイリスタ5CR1はトリガされない。
りサイリスタ5CR1のゲートとカソードは同電位とな
りサイリスタ5CR1はトリガされない。
またこのトランジスタTr1がオン・オフとなる一定電
圧は交流電源Vの立ち上がり、立ち上がり時に一度づつ
、計2回発生する。
圧は交流電源Vの立ち上がり、立ち上がり時に一度づつ
、計2回発生する。
しかしトライアックTricのゲー))リガ電圧特性等
により、交流電源Vの立ち下がり時にはトライアックT
ricはトリガされない。
により、交流電源Vの立ち下がり時にはトライアックT
ricはトリガされない。
従って電圧の立ち上がり時においてのみトライアックT
ricはトリガされオン状態となる。
ricはトリガされオン状態となる。
サイリスタ5CR1がオン状態となると、交流電源Vよ
り負荷トランスTを通してダイオードD5、すイリスタ
5CR1、抵抗R4と電流が流れ、抵抗R4の両端に電
圧が発生する。
り負荷トランスTを通してダイオードD5、すイリスタ
5CR1、抵抗R4と電流が流れ、抵抗R4の両端に電
圧が発生する。
この電圧によりトライアックTricは点弧されオン状
態となる。
態となる。
トライアックTricがオンとなると交流電源■より負
荷、トランスT、トライアックTricと電流が流れま
た負荷トランスTと並列に抵抗R1を通して接続された
コンデンサC1が充電され、抵抗R2を通してホトカプ
ラPC2の発光ダイオードに電流が流れる。
荷、トランスT、トライアックTricと電流が流れま
た負荷トランスTと並列に抵抗R1を通して接続された
コンデンサC1が充電され、抵抗R2を通してホトカプ
ラPC2の発光ダイオードに電流が流れる。
コンデンサC1と抵抗R2の定数で定まる時定数により
、交流電源■がダイオードD5に対して逆方向の電圧の
周期即ちダイオードDIOに対して順方向となっても、
コンデンサC1、抵抗R2の時定数だけホトカプラPC
2の発光ダイオードに電流が流れホトトランジスタはオ
ン状態となっている。
、交流電源■がダイオードD5に対して逆方向の電圧の
周期即ちダイオードDIOに対して順方向となっても、
コンデンサC1、抵抗R2の時定数だけホトカプラPC
2の発光ダイオードに電流が流れホトトランジスタはオ
ン状態となっている。
従って前述したと同様にサイリスタ5CR2はトリガさ
れこれによりトライアックTricもトリガされてオン
となる。
れこれによりトライアックTricもトリガされてオン
となる。
誘導性負荷においては電流は電圧に対して90°位相が
遅れるが、コンデンサC1と抵抗R2の定数を選定する
ことによりサイリスタ5CR2をトリガすることが出来
る。
遅れるが、コンデンサC1と抵抗R2の定数を選定する
ことによりサイリスタ5CR2をトリガすることが出来
る。
このようにして開閉指令スイッチSWがオン状態の間は
、トライアックTricはサイリスタ5CR1゜5CR
2によりトリガされてオン状態を保つ。
、トライアックTricはサイリスタ5CR1゜5CR
2によりトリガされてオン状態を保つ。
次に開閉指令用スイッチSWがオン状態からオフ状態に
なると、まず交流電源■がダイオードD5に対して順方
向である周期において開閉指令スイッチSWをオフとす
ると、コンテ゛ンサC1と抵抗R2の時定数により、ダ
イオードDIOに対して交流電源■が順方向となっても
サイリスタ5CR2はトリガされ負荷トランスTには電
流が流れ続は次にダイオードD5に対して順方向となっ
た時点でサイリスタ5CR1はトリガされず、負荷電流
がトライアックTricの保持電流以下となった時点で
トライアックTricは再トリガされずにオフ状態とな
り以後トライアックTricはオフ状態を保つ。
なると、まず交流電源■がダイオードD5に対して順方
向である周期において開閉指令スイッチSWをオフとす
ると、コンテ゛ンサC1と抵抗R2の時定数により、ダ
イオードDIOに対して交流電源■が順方向となっても
サイリスタ5CR2はトリガされ負荷トランスTには電
流が流れ続は次にダイオードD5に対して順方向となっ
た時点でサイリスタ5CR1はトリガされず、負荷電流
がトライアックTricの保持電流以下となった時点で
トライアックTricは再トリガされずにオフ状態とな
り以後トライアックTricはオフ状態を保つ。
次に交流電源VがダイオードD1oに対して順方向であ
る周期において開閉指令用スイッチSWをオフとすると
、トライアックTricを通して負荷トランスTに電流
が流れ、コンテ゛ンサC1に充電されているが、交流電
源■がダイオードDIOに対して逆方向となる即ちダイ
オードD5に対して順方向となると、ホトカプララPC
1のホトトランジスタはカットオフとなっているのでサ
イリスタ5CR1はトリガされず、従ってトライアック
Tricもトリガされずに負荷トランスTには電流が流
れない。
る周期において開閉指令用スイッチSWをオフとすると
、トライアックTricを通して負荷トランスTに電流
が流れ、コンテ゛ンサC1に充電されているが、交流電
源■がダイオードDIOに対して逆方向となる即ちダイ
オードD5に対して順方向となると、ホトカプララPC
1のホトトランジスタはカットオフとなっているのでサ
イリスタ5CR1はトリガされず、従ってトライアック
Tricもトリガされずに負荷トランスTには電流が流
れない。
コンデンサC1と抵抗R2の定数を選定することにより
以後サイリスタ5CR2はトリガされずトライアックT
ricはオフ状態を保つ。
以後サイリスタ5CR2はトリガされずトライアックT
ricはオフ状態を保つ。
以上より開閉指令用スイッチSWをいかなる時点におい
てオンとしても常に交流電源■がダイオードD5に対し
て順方向である周期の立ち上がりよくトライアックTr
icはトリガされてオン状態となり、開閉指令用スイッ
チSWがいかなる時点においてオンからオフとしても、
交流電源■がダイオードDIOに対して逆方向となった
時点においてトライアックTricは再トリガされず負
荷電流がトライアックTricの保持電流以下となった
時点でオフとなる。
てオンとしても常に交流電源■がダイオードD5に対し
て順方向である周期の立ち上がりよくトライアックTr
icはトリガされてオン状態となり、開閉指令用スイッ
チSWがいかなる時点においてオンからオフとしても、
交流電源■がダイオードDIOに対して逆方向となった
時点においてトライアックTricは再トリガされず負
荷電流がトライアックTricの保持電流以下となった
時点でオフとなる。
前述したホトカプラPC1トランジスタTr1およびサ
イリスタ5CR1を含む回路と、ホトカプラPC2トラ
ンジスタTr2およびサイリスタ5CR2を含むゼロク
ロス回路とをそれぞれ第3図に示すようにホトサイリス
タPC3とゲート電流引込み用トランジスタTr3とを
使用して構成にすることも可能である。
イリスタ5CR1を含む回路と、ホトカプラPC2トラ
ンジスタTr2およびサイリスタ5CR2を含むゼロク
ロス回路とをそれぞれ第3図に示すようにホトサイリス
タPC3とゲート電流引込み用トランジスタTr3とを
使用して構成にすることも可能である。
以上述べたようにこの考案は交流電源と負荷トランスを
介して直列に接続されているサイリスタ(トライアック
)と並列に第1および第2のゼロクロス回路を接続し、
第1のゼロクロス回路には開閉指令回路からの開閉指令
をホトカプラを用いて接続するようにし、第2のゼロク
ロス回路には負荷トランスの(誘導性負荷)の両端から
抽出された信号をホトカプラを用いて入力するようにし
たので、前記開閉指令がいかなる時点においてなくなっ
ても常に交流電源が前記第1のゼロクロス回路中のダイ
オードに対し順方向である周期の立上りによりトライア
ックをオンさせ、第1のゼロクロス回路に加える開閉指
令がいかなる時点においてオフになっても交流電源が第
2のゼロクロス回路中のダイオードに対し逆方向となっ
た時点においてトライアックを再トリガすることなく、
負荷電流がトライアックの保持電流以下となった時点で
オフさせるようにしてサイリスタの破壊を阻止し得、特
に電源投入時に変圧器の鉄心が残留磁気と重畳して飽和
し突入電流が流れるのを防止でき、ホトカプラを用いる
ことにより空間的に接続できるので、電圧、極性を気に
することなく回路の接続が可能である等の効果を有する
。
介して直列に接続されているサイリスタ(トライアック
)と並列に第1および第2のゼロクロス回路を接続し、
第1のゼロクロス回路には開閉指令回路からの開閉指令
をホトカプラを用いて接続するようにし、第2のゼロク
ロス回路には負荷トランスの(誘導性負荷)の両端から
抽出された信号をホトカプラを用いて入力するようにし
たので、前記開閉指令がいかなる時点においてなくなっ
ても常に交流電源が前記第1のゼロクロス回路中のダイ
オードに対し順方向である周期の立上りによりトライア
ックをオンさせ、第1のゼロクロス回路に加える開閉指
令がいかなる時点においてオフになっても交流電源が第
2のゼロクロス回路中のダイオードに対し逆方向となっ
た時点においてトライアックを再トリガすることなく、
負荷電流がトライアックの保持電流以下となった時点で
オフさせるようにしてサイリスタの破壊を阻止し得、特
に電源投入時に変圧器の鉄心が残留磁気と重畳して飽和
し突入電流が流れるのを防止でき、ホトカプラを用いる
ことにより空間的に接続できるので、電圧、極性を気に
することなく回路の接続が可能である等の効果を有する
。
第1図はこの考案の一実施例である保護回路の回路図、
第2図は動作説明に供する各部の波形図、第3図はホト
カプラ部分の他の実施例を示す回路図である。 T・・・・・・トランス、■・・・・・・交流電源、T
ric・・・・・・トライアック、5CR1,5CR2
・・・・・・サイリスタ、R1−R14・・・・・・抵
抗、C□、C2・・・・・・コンデンサ、PC,。 PC2・・・・・・ホトカプラ、SW・・・・・・スイ
ッチ、E・・・・・・電源、D1〜D5.Dlo・・・
・・・ダイオード、Trl、Tr2・・・・・・トラン
ジスタ。
第2図は動作説明に供する各部の波形図、第3図はホト
カプラ部分の他の実施例を示す回路図である。 T・・・・・・トランス、■・・・・・・交流電源、T
ric・・・・・・トライアック、5CR1,5CR2
・・・・・・サイリスタ、R1−R14・・・・・・抵
抗、C□、C2・・・・・・コンデンサ、PC,。 PC2・・・・・・ホトカプラ、SW・・・・・・スイ
ッチ、E・・・・・・電源、D1〜D5.Dlo・・・
・・・ダイオード、Trl、Tr2・・・・・・トラン
ジスタ。
Claims (1)
- 交流電源Vと直列に負荷トランスTを介してトライアッ
クTricを接続した電源回路の該トライアックと並列
に、ダイオードD5を通してサイリスタ5CR1、トラ
ンジスタTr1及び゛ホトカブラPC0からなる第1ゼ
ロクロス回路を接続し、また前記トライアックと並列に
ダイオードD0゜を通してサイリスタ5CR2、トラン
ジスタTr2及びホトカプラPC2からなる第2ゼロク
ロス回路を接続し、かつホトカプラPC2の発光ダイオ
ードに負荷トランスTに並列のコンデンサC1と抵抗R
2との時定数回路を接続し、そして開閉指令回路からの
開閉信号をホトカプラPC1により第1ゼロクロス回路
に入力して、前記トライアックTricをオンにするよ
うにし、また負荷トランスT(誘導性負荷)の両端から
の信号をホトカプラPC2により第2ゼロクロス回路に
入力して、前記トライアックTricをオフにさせるよ
うにしたことを特徴とする保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12513478U JPS5832351Y2 (ja) | 1978-09-12 | 1978-09-12 | 保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12513478U JPS5832351Y2 (ja) | 1978-09-12 | 1978-09-12 | 保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5543336U JPS5543336U (ja) | 1980-03-21 |
JPS5832351Y2 true JPS5832351Y2 (ja) | 1983-07-18 |
Family
ID=29085771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12513478U Expired JPS5832351Y2 (ja) | 1978-09-12 | 1978-09-12 | 保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832351Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-12 JP JP12513478U patent/JPS5832351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5543336U (ja) | 1980-03-21 |
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