JPS6031439Y2 - 励磁式交流発電機の自動電圧調整器 - Google Patents

励磁式交流発電機の自動電圧調整器

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JPS6031439Y2
JPS6031439Y2 JP12154178U JP12154178U JPS6031439Y2 JP S6031439 Y2 JPS6031439 Y2 JP S6031439Y2 JP 12154178 U JP12154178 U JP 12154178U JP 12154178 U JP12154178 U JP 12154178U JP S6031439 Y2 JPS6031439 Y2 JP S6031439Y2
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JP
Japan
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transistor
voltage
thyristor
circuit
generator
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JP12154178U
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JPS5540608U (ja
Inventor
秀樹 湯川
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国産電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は励磁式交流発電機の自動電圧調整器に関するも
のである。
従来用いられている自動電圧調整器の一例を第1図に示
す。
同図において1及び2はそれぞれ励磁式交流発電機の電
機子巻線及び界磁巻線、3は同発電機内に設けられた励
磁巻線で、励磁巻線3は電機子巻線1の誘起電圧に対し
て9#位相が異なる出力電圧を発生する。
励磁巻線3の出力電圧はサイリスタS1.S2及びダイ
オードD2? D3から戊る混合ブリッジ形制御整流回
路を通して界磁巻線2の両端に印加されている。
界磁巻線2の両端間には逆電圧吸収用ダイオードD1が
接続されている。
サイリスタS1.S2のアノードはダイオード”=t
I)4のアノードに接続され、ダイオード■。
D、のカソードは互いに接続された上で抵抗器R5?
R4を介してダイオードD6のアノードに接続されてい
る。
ダイオードD6のカソードは抵抗器R1を介してサイリ
スタS1のゲートに、また抵抗器R2を介してサイリス
タS2のゲートに接続されている。
上記のうちダイオードD5.D4、抵抗器R5,R4、
ダイオードD6及び抵抗器R1? R2によりサイリス
タS□、S2のアノード側からゲートに点弧信号を与え
る回路が構成されている。
ダイオードD6のカソードはまた抵抗器R3を介してサ
イリスタS1.S2のカソードに接続されている。
抵抗器R5,R2の接続点にはツェナーダイオードz1
のカソードが接続され、ツェナーダイオード乙のアノー
ドはサイリスタS1.S2のカソードに接続されている
ダイオードD6のアノードにはトランジスタTr1のコ
レクタが接続され、トランジスタTr1のエミッタはサ
イリスタS1.S2のカソードに接続されている。
トランジスタTr1は上記のように接続されていて、導
通したときサイリスタS1.s2への位相制御用の点弧
信号を側路するトランジスタスイッチ回路を構成してい
る。
一方電機子巻線1の出力端には負荷4が接続され、この
負荷の両端電圧検出用変圧器5を介して、ダイオードD
7゜D8.D8.Dloから成る全波整流器6に入力さ
れている。
全波整流器6の出力端には平滑用コンデンサC1と抵抗
器R1o、R9,R8の直列回路とが並列接続され、抵
抗器R8の両端に得られた検出電圧V工がツェナーダイ
オードZ2及び抵抗器R7を介してトランジスタTr□
のベースエミッタ間に印加されている。
またトランジスタTr1のペースエミッタ間には抵抗器
R6が接続されている。
そして符号5= 6= CI= R10= R9?
’%? R7= Re及び4で示した部材により発電機
の出力電圧を検出して該出力電圧が設定値を超えたとき
にトランジスタスイッチ回路を導通させるための信号を
与える検出比較回路7が構成されている。
第3図A〜C及び第4図A−Cは、第1図の装置の各部
の波形を示したもので、第3図A−Cは軽負荷時、第4
図A−Cは重負荷時の波形である。
検出電圧V1がツェナーダイオード4のツェナー電圧e
2を超えるとツェナーダイオードZ2が導通してトラン
ジスタTr1にベース電流が流れ、このトランジスタが
導通する。
トランジスタTr□が導通すると励磁巻線3からダイオ
ード込又はり、及び抵抗器R5,R1を通して流れる電
流は殆んど全部トランジスタTr1を通して流れ、サイ
リスタS1.S2には点弧信号が与えられない。
検出電圧v1がツェナー電圧e2よりも小さくなるとツ
ェナーダイオード4が遮断し、トランジスタTr□のベ
ース電流が零になる。
すると、トランジスタTr1のコレクタエミッタ間電圧
V′2が上昇し、サイリスタS1.S2をトリガするた
めに必要なレベルに達し、これによりサイリスタS1又
はS2が導通し、界磁巻線2に第3図B又は第4図Bに
示すような電圧v3が印加される。
発電機の出力電圧が大きいときはトランジスタTr□の
導通期間が長くなってサイリスタS1.S2の点弧角が
大きくなり、逆に発電機の出力電圧が小さいときはトラ
ンジスタTr1の導通期間が短くなってサイリスタS1
.S2の点弧角が小さくなる。
このようにして発電機の出力電圧は略一定に調整される
ツェナーダイオードz1は励磁巻線3の出力電圧のリッ
プルを除去し、抵抗器R1を通してトランジスタTr1
のコレクタエミッタ間に印加される電圧を安定させるこ
とにより、サイリスタS□、S2の点弧角の変動を防ぐ
ために設けられたものである。
上記の従来の電圧調整器においては、発電機が重負荷に
なったり、高回転になったりすると、発電機の電機子巻
線1の誘起電圧と端子電圧との位相差が大きくなり、励
磁巻線の端子電圧に対して電機子巻線の端子電圧の位相
が遅れしかも波形歪が大きくなる(第4図Aに破線で示
した波形参照)。
従ってサイリスタS工、S2のアノードカソード間電圧
に対して検知型!EV、の位相が遅れ、サイリスタS1
.S2のアノードカソード間電圧が立上る時期にトラン
ジスタTr、が遮断してトランジスタTr1のコレクタ
エミッタ間に望ましくない電圧(不正パルス)が現われ
る。
そしてこの電圧がサイリスタのトリガレベルe、を超え
る程度に大きければ、サイリスタS□、S2は点弧され
て略全角導通し、このため発電機の端子電圧が脈動し、
負荷としてランプが接続されている場合にはランプのチ
ラつきが発生する。
本考案は上記した不正パルスの発生を防止し、端子電圧
の脈動を小さくして、ランプのチラつきのような望まし
くない現象を制御することを目的とするものである。
本考案は、上記した不正パルスはコンデンサC1の充電
期間中に発生するものであることに着目し、コンデンサ
C1の充電期間中はトランジスタTr1を導通させ不正
パルスの発生を防止するようにしたものである。
以下本考案の実施例につき詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例を示したものである。
同図の装置は第1図の装置と略同様であるが、下記の点
において異なる。
即ち、検出比較回路7の全波整流器6の正の出力端子6
pとコンデンサC1の一方の端子との間に抵抗器R12
が挿入され、また補助トランジスタTr2が設けられて
、このトランジスタのエミッタは整流器6の正の出力端
子6pに、ベースはコンデンサC1の上記一方の端子に
コレクタは抵抗器R1□を介してツェナーダイオード4
のアノードに接続されている。
上記の如く装置を構成すれば、コンデンサC1の充電電
流によって抵抗器R1□に生じる電圧降下のためトラン
ジスタTr2が導通し、全波整流器13の出力がトラン
ジスタTr2を通してトランジスタTr1のベースに供
給される。
従って、トランジスタTr1は導通し、不正パルスの発
生が防止される。
コンデンサC1が放電している間はトランジスタTr2
は導通せず、第1図の従来例について述ベたのと同様に
検知電圧V1の如何によってツェナーダイオード4及び
トランジスタTr1が制御される。
その結果、トランジスタTr、のコレクタエミッタ間電
圧V2は重負荷時においても第4図りに示すように不正
パルスを含まない。
尚軽負荷時においては、トランジスタTr1のコレクタ
エミッタ間の電/EEEV2は第3図りに示すように従
来例の第3図Cと同様である。
以上のように第2図の装置は、不正パルスが除去される
ほかは、従来例と同様に検知電圧に応じてサイリスタS
□、S2の位相制御がなされる。
尚トランジスタTr2は第2図に示した接続に限らず、
コンデンサC1に充電電流が流れていることを検出して
これに基づいてトランジスタTr1を導通させる接続で
あれば、如何様でもよい。
また第2図の実施例では、励磁巻線3の出力を全波整流
して界磁巻線2に供給しているが、半波整流の場合にも
本考案を適用できる。
さらに、第2図の実施例では、位相制御用サイリスタの
点弧信号を側路するためのトランジスタスイッチ回路を
単一のトランジスタTr□により構成したが、複数のト
ランジスタを多段に接続したスイッチ回路を用いること
もできる。
以上のように本考案によれば、検出比較回路の全波整流
器から平滑用コンデンサへ充電電流が流れているときに
、補助トランジスタによりこれを検出して界磁電流の制
御用のサイリスタのゲートカソード間に設けられたトラ
ンジスタスイッチ回路を導通させるようにしたので、重
負荷時においても、不正パルスの発生を防止し、サイリ
スタの位相制御を適切に行なうことができ、発電機の端
子電圧の脈動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は励磁式交流発電機の電圧調整器の従来例の回路
図、第2図は本考案の実施例の回路図、第3図A〜D及
び第4図A−Dは従来例及び本考案実施例の各部の波形
図である。 1・・・電機子巻線、2・・・界磁巻線、3・・・励磁
巻線、Sl、S2・・・サイリスタ、Trl、Tr2・
・・トランジスタ、6・・・全波整流器、C□・・・コ
ンデンサ、7・・・検出比較回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 励磁式交流発電機の励磁電流を位相制御するため該発電
    機の励磁巻線との間に設けられたサイリスタと、前記サ
    イリスタのアノード側からゲートに点弧信号を与える回
    路と、前記サイリスタのゲートカソード間に設けられた
    トランジスタスイッチ回路と、前記発電機の出力電圧を
    検出して該出力電圧が設定値を超えたときに前記トラン
    ジスタ回路を導通させるための信号を与える検出比較回
    路とを備えてなる励磁式交流発電機の自動電圧調整器に
    おいて、前記検出比較回路は前記発電機の出力電圧又は
    これに比例した電圧を整流する整流回路と、該整流回路
    の出力側に設けられた平滑用コンデンサと、前記整流回
    路から前記平滑用コンデンサに充電電流が流れていると
    きに前記トランジスタ回路を導通させる補助トランジス
    タとを備えていることを特徴とする励磁式交流発電機の
    自動電圧調整器。
JP12154178U 1978-09-06 1978-09-06 励磁式交流発電機の自動電圧調整器 Expired JPS6031439Y2 (ja)

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JPS5540608U JPS5540608U (ja) 1980-03-15
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