JP4505944B2 - 電源装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2端子の位相制御装置を介して商用電源に接続され、負荷へ供給する電力を制御可能とした電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電源装置としては、図9に示すように入力側を、交流電源である商用電源1に対して位相制御装置である調光ユニット2を介して接続し、出力側に接続したランプ負荷8を調光することができるようにした電源装置3がある。
【0003】
ここで使用される調光ユニット2は2端子型のもので、トライアックTRのようなスイッチ素子による位相制御のタイプが用いられており、2端子間にインダクタL1を介してトライアックTRを接続するとともに、このインダクタL1とトライアックTRの直列回路に並列にフィルムコンデンサからなるコンデンサC1を接続し、また可変抵抗器VRとコンデンサC2とトリガ素子Q0とからなる位相検出回路9を接続して構成される。
【0004】
電源装置3は、従来、図示するように電源フィルター回路4と、全波整流回路5と、自励式のハーフブリッジ形インバータ回路を構成する発振回路6と、該発振回路6を起動するためのトリガ回路7とから構成される。
【0005】
トリガ回路7は全波整流回路5からの入力電圧があるレベルを越えると単発のパルス状の起動信号を発生するものである。
【0006】
発振回路6は、全波整流回路5の出力端間にコンデンサC11,C12の直列回路と、スイッチ素子Q1,Q2の直列回路を接続し、夫々の直列回路の中点間に出力トランスTr1の1次巻線n1と、駆動トランスTr2の1次巻線N1との直列回路を接続し、更に駆動トランスTr2に巻装した帰還巻線N21,N22の出力をベース抵抗R11、R12を夫々介してスイッチ素子Q1,Q2のベースに接続し、出力トランスTr1の2次巻線n2にランプ負荷8を接続したハーフブリッジ型の自励式インバータからなり、入力電圧があるレベルより高い状態で、トリガ回路7からの起動信号がスイッチ素子Q2のベースに印加されると自励発振を開始し、入力電圧があるレベルより低くなると発振を停止するようになっている。尚ダイオードD11,D12は環流用ダイオードである。
【0007】
次にこの従来例の動作を説明する。
【0008】
まず電源投入直後は調光ユニット2のトライアックTRがオフであるため、調光ユニット2の両端間には商用電源1の電圧に略等しい電圧が印加される。
【0009】
調光ユニット2は、両端間に接続された位相検出回路7のコンデンサC2の充電電圧がトリガ素子Q0のブレークオーバー電圧に達してトリガ素子Q0がオンすることで、トライアックTRのゲートをトリガしてトライアックTRをオンさせるようになっており、このトライアックTRがオンする位相角は位相検出回路7の可変抵抗器VRでユーザーが設定できるようになっている。
【0010】
従って商用電源1の電圧の瞬時絶対値が或る値より高くなると、つまり予め設定している位相角を過ぎると、トライアックTRがオンする。
【0011】
トライアックTRがオンすれば、図10(a)に示す商用電源1の電圧(A−A’間の電圧VA−A’)が位相制御されて図10(b)に示す電圧(B−B’間の電圧VB−B’)が電源装置3に直接印加される。
【0012】
電源装置3に印加された電圧VB−B’は、電源フィルター回路4を通り、全波整流回路5により全波整流されて、図10(c)に示す電圧(C−C’間の電圧VC−C’)となりトリガ回路7に印加される。
【0013】
ここでトリガ回路7は全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に抵抗R1及びコンデンサC3からなる並列回路と、逆方向のダイオードD1との直列回路を接続するとともに、前記並列回路とダイオードD1との接続点を、スイッチ素子であるトリガ素子Q3を介して発振回路6のスイッチ素子Q2のベースとベース抵抗R12の接続点に接続してある。
【0014】
従ってトライアックTRがオンすると、トリガ回路7のトリガ素子Q3の両端には全波整流回路5の出力電圧が印加されることになり、この出力電圧は、トリガ素子Q3のブレークオーバー電圧より高いので、トリガ素子Q3がオンして、コンデンサC3を充電する電流が流れ、この電流によりベース抵抗R12に電圧が発生し、発振回路6のスイッチ素子Q2を順バイアスする。従ってスイッチ素子Q2にベース電流が流れてスイッチ素子Q2がオンする。つまりトリガ回路7はコンデンサC3を充電する電流により発振回路6に単発パルスの起動信号を印加する。一方トライアックTRが導通してから、発振回路6に印加される電圧は、通常、発振回路6が発振を開始するのに必要な電圧より十分高いので、以後駆動トランスTr2の帰還巻線N21,22の帰還出力によりスイッチ素子Q1,Q2が交互に駆動されて発振回路6は自励発振を開始する。そして発振回路6の発振が続いている間、電源装置3は、出力トランスTr1の2次巻線n2を介してランプ負荷8に電力を供給する。
【0015】
そして暫くすると、商用電源1の位相が零ボルトに近づき、発振回路6の発振が停止すると同時に、トライアックTRに流れる電流が保持電流以下になり、トライアックTRがターンオフする。
【0016】
こんどは調光ユニット2には先ほどと逆の極性で電圧が印加されるが、やはり調光ユニット2の位相検出回路9により位相角が判断され、再びトライアックTRがオンされる。以下は先程と同様にランプ負荷8に電力が供給されることとなる。
【0017】
上記のような動作により、位相制御された交流電圧にて、電源装置3が動作し、ランプ負荷8に電力を供給する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の電源装置3は、位相制御装置を構成する調光ユニット2のトライアックTRがオフしている期間において、電源装置3の発振回路6が起動されない間は、調光ユニット2の2端子間に接続されるコンデンサC1の漏れ電流により、前記コンデンサC1と、電源装置3に内蔵される電源フィルター回路4のコンデンサC0とで、商用電源1の電圧が分圧され、調光ユニット2に印加される電圧が結果的に小さくなり、調光ユニット2が電源位相を正確に判断できない状態になるという問題があった。
【0019】
それに加え、電源装置3の電源端子間に発生した電圧により、トリガ回路7が動作し、電源装置3の電源端子間(B−B’間)の電圧VB−B’が図11に示すように不安定になり、調光ユニット2のトライアックTRがオンする位相角が変動し、結果としてランプ負荷8に印加する電圧の変動が発生することがあった。
【0020】
特に、ランプ負荷8がミニハロゲンなどの白熱灯である場合は結果的にチラツキとなって現れる。
【0021】
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは位相制御装置との組み合わせにおいても負荷電圧の変動が発生しにくい電源装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、交流電源と電源端子との間の電路の一方に、2端子型で、2端子間に第1のコンデンサとスイッチ素子の並列回路を接続し、2端子間の電圧を検出することにより、電源位相を判断して、前記スイッチ素子をオン・オフすることにより位相制御を行う位相制御装置を挿入し、該位相制御装置を介して前記電源端子に入力する交流電圧で動作するものであって、前記電源端子間に並列に接続された第2のコンデンサを有する電源フィルター回路と、該電源フィルター回路を通じて入力された交流電圧を、全波整流する全波整流回路と、該全波整流回路の出力電圧が一定電圧を越えると、起動信号を出力するトリガ回路と、該トリガ回路からの起動信号を受けて発振を開始して発振動作中、負荷に電力を供給する発振回路とを備えた電源装置において、前記電源フィルター回路の入力端間又は全波整流回路の入力端間若しくは全波整流回路の出力端間に、所定のインピーダンスを持つインピーダンス素子と別のスイッチ素子との直列回路を接続して構成され、前記位相制御装置のスイッチ素子がオフしている期間の一部乃至全部において前記別のスイッチ素子をオンさせる漏れ電流バイパス回路を備え、前記漏れ電流バイパス回路のインピーダンス素子のインピーダンス値を、前記位相制御装置のスイッチ素子がオフ状態である時に、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子がオンした場合、前記交流電源の位相に関わらず、前記電源フィルター回路の入力電圧が実質的に零ボルトとなるような低いインピーダンス値としたことを特徴とする。
【0023】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子のオン・オフのタイミングを、前記電源フィルター回路の入力電圧又は前記全波整流回路の入力電圧若しくは全波整流回路の出力電圧の検出に基づいて設定することを特徴とする。
【0024】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子を、前記交流電源の瞬時絶対値電圧が、所定電圧より高いときにオフさせ、所定電圧より低いときにオンさせるように、前記別のスイッチ素子のオン・オフのタイミングを設定したことを特徴とする
【0025】
【発明の実施の形態】
下本発明をランプ負荷を調光するために構成された実施形態により説明する。
(実施形態1)
本実施形態1は、図1に示すように、位相制御装置である調光ユニット2及び電源装置3の電源フィルター回路4,全波整流回路5,トリガ回路7、発振回路6の構成は図9に示す従来例と同じ回路構成であるが、全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に漏れ電流バイパス回路10を接続した点で従来例と相違する。
【0026】
尚図9の従来例と同じ回路構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
【0027】
さて本実施形態に用いる漏れ電流バイパス回路10は、抵抗R2と直列に接続されたスイッチ素子Q4とから構成される。
【0028】
漏れ電流バイパス回路10のインピーダンス素子である抵抗R2は、調光ユニット2のトライアックTRがオフで且つ、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4がオンした状態では、C−C’間の電圧、即ち電源装置3の電源端子間の電圧B−B’間の電圧が実質的に零ボルトになるような、低い抵抗値の抵抗により構成される。
【0029】
漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4は、調光ユニット2のトライアックTRのオン・オフに同期して、オフ−オン動作するように設計されているものとする。
【0030】
次に本実施形態の動作を説明する。
【0031】
まず電源投入時は、調光ユニット2のトライアックTRはオフであり、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4は図2(c)に示すようにオンとなっている。
【0032】
この場合、調光ユニット2のコンデンサC1から、電源装置3に流れる漏れ電流は、漏れ電流バイパス回路10を通じて流れてしまうので、電源装置3の電源端子には殆ど電圧がかからない。従って、商用電源1の電圧は略全て、調光ユニット2に印加されることとなり、調光ユニット2の位相検出回路9が、電源位相を判断する際の障害にならないため、トライアックTRがオンする位相角の変動が少なくなり、結果として出力電圧の変動が小さくなる。
【0033】
次いで、調光ユニット2のトライアックTRが図2(b)に示すようにオンすると、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4をオフし、このオフにより抵抗R2を切り離して電力損失の増大を防止している。
【0034】
ここにおいて、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4がオンしている期間は、調光ユニット2のトライアックTRがオンしている期間と、完全に逆転している必要はなく、調光ユニット2がトライアックTRをオンさせる直前のタイミングのみ、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4がオンしていれば、同等の効果が得られる。
【0035】
また漏れ電流バイパス回路のスイッチ素子Q4のオン・オフのタイミングを電源フィルター回路4の入力電圧或いは全波整流回路5の入力電圧に基づいて設定する。
【0036】
尚図2(a)はB−B’間の電圧VB−B’を示す。
【0037】
(実施形態2)
本実施形態は実施形態1の漏れ電流バイパス回路10を図3に示す回路に置き換えたものである。尚その他の回路は実施形態1の回路と同じであるので、ここでは図示は省略し、図1を参照する。
【0038】
本実施形態の漏れ電流バイパス回路10は、全波整流回路5の出力両端C−C’に抵抗R3、ツェナーダイオードZD1,抵抗R4の直列回路を接続するとともに、この直列回路に抵抗R2、トランジスタからなるスイッチ素子Q4の直列回路を並列接続し、さらに抵抗R2とスイッチ素子Q4のベースとの間に抵抗R5を接続し、またスイッチ素子Q4のベース・エミッタ間に別のトランジスタからなるスイッチ素子Q5のコレクタ・エミッタ間を接続し、スイッチ素子Q5のベースをツェナーダイオードZD1と抵抗R4との接続点に接続して構成されたものである。
【0039】
本実施形態の漏れ電流バイパス回路10の動作を次に説明する。
【0040】
まず、電源投入時において調光ユニット2のトライアックTRはオフであって、商用電源1の電圧の位相角が小さい間はツェナーダイオードZD1がオフであるため、スイッチ素子Q5がオフ状態にあり、そのためスイッチ素子Q4のベースには、抵抗R2,R5を通じてべ一ス電流が流れて、スイッチ素子Q4はオン状態にある。
【0041】
ここで、抵抗R2はスイッチ素子Q4がオンの状態では、C−C’間の電圧すなわち電源装置3の電源端子間の電圧が実質的に零ボルトになるような、低い抵抗値の抵抗により構成されているため、商用電源1の電源電圧は略全て調光ユニット2に印加され、調光ユニット2の位相検出回路9が判断する電源位相が正確になる。また、電源装置3の電源端子間の電圧が実質的に零ボルトであるから、トリガ回路7も動作しない。従って、調光ユニット2のトライアックTRが動作する位相角が安定するため、電源装置3の入力電圧が安定し、電源装置3がランプ負荷8に印加する出力電圧も安定する。この状態で、商用電源1の電圧の位相角が大きくなっても、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4がオンであるので、C−C’間の電圧は実質的に零ボルトに維持され、ツェナーダイオードZD1もオンせず、スイッチ素子Q4はオンを維持する。
【0042】
更に商用電源1の電圧の位相角が大きくなり、調光ユニット2のトライアックTRがオンした場合、抵抗R2の電圧降下が大きくなってC−C’間に電圧が発生し、ツェナーダイオードZD1がオンとなるため、スイッチ素子Q5がオンし、スイッチ素子Q4のベース・エミッタ間を短絡する。この短絡によりスイッチ素子Q4はオフとなり、抵抗R2での電力損失を抑えることが可能となる。
【0043】
次に、商用電源1の電圧の位相が180度付近となり、電源電圧が或るレベルより低くなると、ツェナーダイオードZD1はオンしなくなり、スイッチ素子Q5がオフし、このオフによりスイッチ素子Q4がオンとなる。また、調光ユニット2も電源電圧があるレベルより低くなるとトライアックTRがオフするので、以降は最初からの繰り返しとなる。
【0044】
このように漏れ電流バイパス回路10を構成したことにより、本実施形態では、調光ユニット2と組み合わせても出力電圧の変動が少ない電源装置3を安価に提供することが可能となった。
【0045】
(実施形態3)
本実施形態は実施形態1の漏れ電流バイパス回路10を図4に示す回路に置き換えたものである。尚その他の回路は実施形態1の回路と同じであるので、ここでは図示は省略し、図1を参照する。
【0046】
本実施形態の漏れ電流バイパス回路10は全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に抵抗R2、スイッチ素子Q4の直列回路と、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1、抵抗R4の直列回路とを夫々接続し、スイッチ素子Q4のコレクタ・ベース間に抵抗R5を、またスイッチ素子Q4のベース・エミッタ間にスイッチ素子Q5のコレクタ・エミッタ間を接続した点で、図3の回路と同じであるが、全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に抵抗R6、サイリスタQ6、抵抗R8の直列回路を接続し、サイリスタQ6のゲートをツェナーダイオードZD1のアノードに、またゲート・カソード間に抵抗R7を接続し、この抵抗R7と抵抗R8との接続点にスイッチ素子Q5のベースを接続した構成が図3の回路と相違する。
【0047】
次に本実施形態の漏れ電流バイパス回路10の動作を説明する。
【0048】
まず電源投入時は、調光ユニット2のトライアックTRはオフであって、商用電源1の電圧の位相角が小さい間は、ツェナーダイオードZD1がオフである。そのためサイリスタQ6及びスイッチ素子Q5はオフであり、一方スイッチ素子Q4はR2,R5を通じてスイッチ素子Q4のべ一ス電流が流れるためオンとなっている。ここで、抵抗R2の抵抗値をスイッチ素子Q4がオンの状態では、C−C’間の電圧すなわち電源装置3の電源端子間の電圧が実質的に零ボルトになるような低い抵抗値とする。従って、商用電源1の電圧は略全て調光ユニット2に印加され、調光ユニット2が判断する電源位相が正確になる。また、電源装置3の電源端子(B−B)’間の電圧が実質的に零ボルトであるから、トリガ回路7も動作しない。従って、調光ユニット2のトライアックTRが動作する位相角が安定するため、電源装置3の入力電圧が安定し、電源装置3のランプ負荷8電圧が安定する。この状態で、商用電源1の電圧の位相角が大きくなっても、漏れ電流バイパス回路10のスイッチ素子Q4がオンであるので、C−C’間の電圧は実質的に零ボルトを維持するため、ツェナーダイオードZD1もオンせず、スイッチ素子Q4はオンを維持する。更に商用電源1の電圧の位相角が大きくなり、調光ユニット2のトライアックTRがオンした場合、抵抗R2による電圧降下が大きくなって、C−C’間に電圧が発生し、ツェナーダイオードZD1がオンとなるため、サイリスタQ6がオンし、スイッチ素子Q5にベース電流が流れる。これによりスイッチ素子Q5がオンして、スイッチ素子Q4のベース・エミッタ間を短絡するため、スイッチ素子Q4はオフとなり、抵抗R2での電力損失を抑えることが可能となる。
【0049】
次いで、商用電源1の電圧の位相が180°付近となって、電源電圧があるレベルより低くなると、ツェナーダイオードZD1はオフし、サイリスタQ6のアノード電流が保持電流以下になると、サイリスタQ6がターンオフし、スイッチ素子Q5にはベース電流が流れなくなる。そのためスイッチ素子5がオフとなり、スイッチ素子Q4のベースに抵抗R2,R5を通じて再びべ一ス電流が流れて、スイッチ素子Q4はオンする。また、調光ユニット2も電源電圧があるレベルより低くなるとトライアックTRがオフするので、以降は最初からの繰り返しとなる。
【0050】
本実施形態も上述の実施形態1,2と同様に調光ユニット2と組み合わせても出力電圧の変動が少ない電源装置を安価に提供することが可能となった。特に本実施形態では、漏れ電流バイパス回路10にサイリスタQ6を用いることにより、ツェナーダイオードZD1の電圧を高くすることができ、消費電力を更に抑えた設計が可能となる。
【0051】
参考例1
上記実施形態1乃至3では漏れ電流バイパス回路10を用いることで、調光ユニット2内のコンデンサC1の漏れ電流による影響を無くしていたが、本参考例は、図5に示すようにトリガ回路7のダイオードD1に、抵抗R2’とスイッチ素子Q4’の直列回路を接続したトリガ停止回路11を用いた点に特徴がある。尚調光ユニット2及び電源装置3の電源フィルター回路4,全波整流回路5,トリガ回路7、発振回路6の構成は図1の従来例回路及び実施形態1と同じ回路構成であるので、同じ回路構成には同じ符号を付し説明は省略する。
【0052】
さて本参考例に用いるトリガ停止回路11の抵抗R2’の抵抗値は、調光ユニット2のトライアックTRがオフし、且つスイッチ素子Q4’がオンした状態では、トリガ回路7のトリガ素子Q3に印加される電圧が、トリガ素子Q3のブレークオーバー電圧を越えないような低い抵抗値に設定してある。
【0053】
またトリガ停止回路11のスイッチ素子Q4’は、調光ユニット2のトライアックTRのオン・オフに同期して、オフ・オン動作するように設計されているものとする。
【0054】
次に本参考例の動作を説明する。
【0055】
まず電源投入時は、図6(b)に示すように調光ユニット2のトライアックTRがオフであるが、調光ユニット2のコンデンサC1から、電源装置3に流れる漏れ電流は、電源装置3の電源フィルター回路4のコンデンサC0と分圧される電圧(図6(a))が、電源端子にかかっている。しかしトリガ停止回路11のスイッチ素子Q4’が図6(c)に示すようにオンであるため、トリガ回路7のトリガ素子Q3にかかる電圧は、トリガ素子Q3のブレークオーバー電圧よりも低く、そのためトリガ素子Q3はオンせず、発振回路6にはトリガがかからない。従って調光ユニット2にかかる電圧は一定の分圧比を保ち、調光ユニット2のトライアックTRがオンする位相角の変動が少なくなり、結果として出力電圧の変動が小さくなる。
【0056】
次に、調光ユニット2のトライアックTRがオンすると、トリガ停止回路11のスイッチ素子Q4’がオフするため、トリガ回路7のトリガ素子Q3にブレークオーバー電圧を越える電圧が印加されてオンし、発振回路6を起動させ、ランプ負荷8に電力を与える。
【0057】
ここにおいて、トリガ停止回路11のスイッチ素子Q4’がオンしている期間は、調光ユニット2のトライアックTRがオンしている期問と、完全に逆転している必要はなく、調光ユニット2がトライアックTRをオンさせる前のタイミングでトリガ回路7が働かないようにすれば、同等の効果が得られる。
参考例2
参考例は、参考例1のトリガ停止回路11を図7で示される回路に置き換えたものである。尚その他の構成は参考例1と同じであるので、ここでは図示せず、図5を参照する。
【0058】
参考例のトリガ停止回路11は、回路構成的には実施形態2の漏れ電流バイパス回路10と同じ構成であって、全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に抵抗R3、ツェナーダイオードZD1,抵抗R4の直列回路を接続するとともに、D−C’間に抵抗R2’、トランジスタからなるスイッチ素子Q4’の直列回路を接続し、さらに抵抗R2’とスイッチ素子Q4’のベースとの間に抵抗R5を接続し、またスイッチ素子Q4’のベース・エミッタ間に別のトランジスタからなるスイッチ素子Q5のコレクタ・エミッタ間を接続し、スイッチ素子Q5のベースをツェナーダイオードZD1と抵抗R4との接続点に接続したものである。ここで抵抗R2’は、調光ユニット2のトライアックTRがオフし且つスイッチ素子Q4’がオンした状態では、トリガ回路7のトリガ素子Q3に印加される電圧が、トリガ素子Q3のブレークオーバー電圧を越えないような低い抵抗値とする。またツェナーダイオードZD1のツェナー電圧は調光ユニット2のコンデンサC1と、電源フィルター回路4のコンデンサC0で分圧された商用電源1の電圧のうち、電源装置3に印加される電源電圧(B−B’間の電圧)が、印加されてもツェナーダイオードZD1がオンせず、調光ユニット2のトライアックTRがオンした場合に印加される電圧ではオンするような電圧(例えば20Vなど)に設定する。
【0059】
次に本参考例の動作を説明する。
【0060】
まず電源投入時は、調光ユニット2のトライアックTRはオフで、トリガ停止回路11のツェナーダイオードZD1もオフであり、スイッチ素子Q5もオフである。一方スイッチ素子Q4’は抵抗R2’と抵抗R5によりべ一ス電流が流れるため、オンとなる。従って、この間はトリガ回路7からは発振回路6をトリガする起動信号が出力されない。
【0061】
つまりこの場合、調光ユニット2のコンデンサC1から電源装置3に流れる漏れ電流により、コンデンサC1と電源装置3の電源フィルター回路4のコンデンサC0とで分圧される電圧が、電源装置3の電源端子にかかる。しかし、トリガ停止回路11の働きにより、トリガ回路7のトリガ素子Q3にかかる電圧は、ブレークオーバー電圧よりも低いためトリガ素子Q3がオンせず、そのため発振回路6にはトリガがかからない。従って、調光ユニット2にかかる電圧は一定の分圧比を保ち、調光ユニット2のトライアックTRがオンする位相角の変動が少なくなり、結果として出力電圧の変動が小さくなる。
【0062】
次に、調光ユニット2のトライアックTRがオンすると、トリガ停止回路11のツェナーダイオードZD1がオンして、スイッチ素子Q5がオンする。このスイッチ素子Q5のオンにより、スイッチ素子Q4’のベース電流がバイパスされ、スイッチ素子Q4’はオフすることになる。
【0063】
従って、トリガ回路7のトリガ素子Q3にはブレークオーバー電圧を越える電圧が印加されてトリガ素子hQ3がオンし、発振回路6に起動信号を出力する。この起動信号により発振回路6が起動してランプ負荷8に電力を与える。
【0064】
参考例は上記の構成により、調光ユニット2と組み合わせても出力電圧の変動が少ない電源装置3を安価に提供することが可能となった。特に本参考例ではトリガ停止回路11のツェナーダイオードZD1のツェナー電圧を高くすることができ、出力電圧を安定化するための回路の消費電力を少なくすることができる。
参考例3
参考例参考例1のトリガ停止回路11を図8に示す回路に置き換えたものである。尚その他の回路は参考例1の回路と同じであるので、ここでは図示は省略し、図5を参照する。
【0065】
参考例のトリガ停止回路11はD−C’間に抵抗R2’、スイッチ素子Q4’の直列回路を接続し、また全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に、抵抗R3、ツェナーダイオードZD1、抵抗R4の直列回路を夫々接続し、スイッチ素子Q4のコレクタ・ベース間に抵抗R5を、またスイッチ素子Q4のベース・エミッタ間にスイッチ素子Q5のコレクタ・エミッタ間を接続した点で、図6の回路と同じであるが、全波整流回路5の出力端子(C−C’)間に抵抗R6、サイリスタQ5、抵抗R8の直列回路を接続し、サイリスタQ6のゲートをツェナーダイオードZD1のアノードに、またゲート・カソード間に抵抗R7を接続し、この抵抗R7と抵抗R8との接続点にスイッチ素子Q5のベースを接続した構成が図7の回路と相違する。
【0066】
トリガ停止回路11の抵抗R2’の抵抗値は、参考例2の場合と同様にスイッチ素子Q4’がオンした状態では、トリガ回路7のトリガ素子Q3に印加される電圧が、トリガ素子Q3のブレークオーバー電圧を越えないような低い低抗値に設定し、ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧は、調光ユニット2のコンデンサC1と、電源フィルター回路4のコンデンサC0とで分圧された商用電源1の電圧のうち、電源装置3に印加される電源電圧(B−B’間の電圧)が、印加されてもツェナーダイオードZD1がオンせず、調光ユニット2のトライアックTRがオンした場合に印加される電圧ではオンするような電圧(例えば20Vなど)に設定してある。
【0067】
次に本参考例の動作を説明する。
【0068】
まず電源投入時は、調光ユニット2のトライアックTRがオフであるため、トリガ停止回路11のツェナーダイオードZD1もオフで、スイッチ素子Q5はオフとなっている。一方スイッチ素子Q4’は抵抗R2’と抵抗R5によりべ一ス電流が供給されるため、オンとなる。この間はトリガ回路7は発振回路6に対して起動信号を出力しない。
【0069】
つまりこの場合、調光ユニット2のコンデンサC1から電源装置3に流れる漏れ電流により、コンデンサC1と電源装置3の電源フィルター回路4のコンデンサC0とで分圧される電圧が、電源端子にかかる。しかし、トリガ停止回路11の働きにより、トリガ回路7のトリガ素子Q3にかかる電圧は、ブレークオーバー電圧よりも低いため、トリガ素子Q3がオンしない。従って、調光ユニット2にかかる電圧は一定の分圧比を保ち、調光ユニット2のトライアックTRがオンする位相角の変動が少なくなり、結果として出力電圧の変動が小さくなる。
【0070】
次いで、調光ユニット2のトライアックTRがオンすると、トリガ停止回路11のツェナーダイオードZD1がオンして、スイッチ素子Q5がオンする。このオンにより、スイッチ素子Q4’のベース電流がバイパスされてスイッチ素子Q4’がオフする。従って、トリガ回路7のトリガ素子Q3にブレーク電圧を越える電圧が印加されてトリガ素子Q3がオンし、発振回路6に起動信号を出力する。この起動信号により発振回路6が起動してランプ負荷8に電力を与える。
【0071】
以上の構成により、本参考例では、調光ユニット2と組み合わせても出力電圧の変動が少ない電源装置を安価に提供することが可能となった。
【0072】
【発明の効果】
請求項1の発明は、交流電源と電源端子との間の電路の一方に、2端子型で、2端子間に第1のコンデンサとスイッチ素子の並列回路を接続し、2端子間の電圧を検出することにより、電源位相を判断して、前記スイッチ素子をオン・オフすることにより位相制御を行う位相制御装置を挿入し、該位相制御装置を介して前記電源端子に入力する交流電圧で動作するものであって、前記電源端子間に並列に接続された第2のコンデンサを有する電源フィルター回路と、該電源フィルター回路を通じて入力された交流電圧を、全波整流する全波整流回路と、該全波整流回路の出力電圧が一定電圧を越えると、起動信号を出力するトリガ回路と、該トリガ回路からの起動信号を受けて発振を開始して発振動作中、負荷に電力を供給する発振回路とを備えた電源装置において、前記電源フィルター回路の入力端間又は全波整流回路の入力端間若しくは全波整流回路の出力端間に、所定のインピーダンスを持つインピーダンス素子と別のスイッチ素子との直列回路を接続して構成され、前記位相制御装置のスイッチ素子がオフしている期間の一部乃至全部において前記別のスイッチ素子をオンさせる漏れ電流バイパス回路を備え、前記漏れ電流バイパス回路のインピーダンス素子のインピーダンス値を、前記位相制御装置のスイッチ素子がオフ状態である時に、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子がオンした場合、前記交流電源の位相に関わらず、前記電源フィルター回路の入力電圧が実質的に零ボルトとなるような低いインピーダンス値としたので、位相制御装置のコンデンサの漏れ電流を強制的に漏れ電流バイパス回路によりバイパスすることができ、そのため位相制御装置が動作する位相角にばらつきを生じず、結果出力電圧のばらつきを少なくする電源装置を提供することができ、特に負荷がミニハロゲン電球などの白熱電球からなるランプ負荷である場合に、出力電圧のばらつきがチラツキとなって現れず、机やベッドサイドで、読書などに使用される照明スタンド、商品のディスプレーなどで使用されるスポットライトなどの照明器具に用いる電源装置としては有効であるという効果がある。
【0073】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子のオン・オフのタイミングを、前記電源フィルター回路の入力電圧又は前記全波整流回路の入力電圧若しくは全波整流回路の出力電圧の検出に基づいて設定することで、上記効果が得られる。
【0074】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子を、前記交流電源の瞬時絶対値電圧が、所定電圧より高いときにオフさせ、所定電圧より低いときにオンさせるように、前記別のスイッチ素子のオン・オフのタイミングを設定したことで、上記効果が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の回路図である。
【図2】 同上の動作説明用波形図である。
【図3】 本発明の実施形態2に用いる漏れ電流バイパス回路の回路図である。
【図4】 本発明の実施形態3に用いる漏れ電流バイパス回路の回路図である。
【図5】 本発明の参考例1の回路図である。
【図6】 同上の動作説明用波形図である。
【図7】 本発明の参考例2に用いる漏れ電流バイパス回路の回路図である。
【図8】 本発明の参考例3に用いる漏れ電流バイパス回路の回路図である。
【図9】 従来例の回路図である。
【図10】 同上の動作説明用波形図である。
【図11】 同上の動作説明用波形図である。
【符号の説明】
1 商用電源
2 調光ユニット
3 電源装置
4 電源フィルター回路
5 全波整流回路
6 発振回路
7 トリガ回路
8 ランプ負荷
9 位相検出回路
10 漏れ電流バイパス回路
C0,C1,C2,C11,C12 コンデンサ
TR トライアック
Q1,Q2 スイッチ素子
Q0,Q3 トリガ素子
R1,R2 抵抗
Tr1 出力トランス
Tr2 駆動トランス
D1,D11,D12 ダイオード

Claims (3)

  1. 交流電源と電源端子との間の電路の一方に、2端子型で、2端子間に第1のコンデンサとスイッチ素子の並列回路を接続し、2端子間の電圧を検出することにより、電源位相を判断して、前記スイッチ素子をオン・オフすることにより位相制御を行う位相制御装置を挿入し、該位相制御装置を介して前記電源端子に入力する交流電圧で動作するものであって、前記電源端子間に並列に接続された第2のコンデンサを有する電源フィルター回路と、該電源フィルター回路を通じて入力された交流電圧を、全波整流する全波整流回路と、該全波整流回路の出力電圧が一定電圧を越えると、起動信号を出力するトリガ回路と、該トリガ回路からの起動信号を受けて発振を開始して発振動作中、負荷に電力を供給する発振回路とを備えた電源装置において、前記電源フィルター回路の入力端間又は全波整流回路の入力端間若しくは全波整流回路の出力端間に、所定のインピーダンスを持つインピーダンス素子と別のスイッチ素子との直列回路を接続して構成され、前記位相制御装置のスイッチ素子がオフしている期間の一部乃至全部において前記別のスイッチ素子をオンさせる漏れ電流バイパス回路を備え、前記漏れ電流バイパス回路のインピーダンス素子のインピーダンス値を、前記位相制御装置のスイッチ素子がオフ状態である時に、前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子がオンした場合、前記交流電源の位相に関わらず、前記電源フィルター回路の入力電圧が実質的に零ボルトとなるような低いインピーダンス値としたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子のオン・オフのタイミングを、前記電源フィルター回路の入力電圧又は前記全波整流回路の入力電圧若しくは全波整流回路の出力電圧の検出に基づいて設定することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記漏れ電流バイパス回路の別のスイッチ素子を、前記交流電源の瞬時絶対値電圧が、所定電圧より高いときにオフさせ、所定電圧より低いときにオンさせるように、前記別のスイッチ素子のオン・オフのタイミングを設定したことを特徴とする請求項2記載の電源装置
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