JPS582552Y2 - エンジンウエルダ−ノ ア−クスタ−トソウチ - Google Patents

エンジンウエルダ−ノ ア−クスタ−トソウチ

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JPS582552Y2
JPS582552Y2 JP1974000820U JP82074U JPS582552Y2 JP S582552 Y2 JPS582552 Y2 JP S582552Y2 JP 1974000820 U JP1974000820 U JP 1974000820U JP 82074 U JP82074 U JP 82074U JP S582552 Y2 JPS582552 Y2 JP S582552Y2
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JP
Japan
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engine
transistor
welding
emitter
idling
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Application number
JP1974000820U
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English (en)
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JPS50101529U (ja
Inventor
吉田和幸
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関を動力源とする発電機を使用したエ
ンジンウエルダーにおいて、溶接負荷の有無に対応して
エンジン回転数を制御するアークスタート装置の改良に
関するものである。
エンジンウエルダー、特に高周波エンジンウエルダーは
溶接負荷時にはエンジンを高速運転させ溶接無負荷時に
はエンジンをアイドリンク運転させる必要がある。
しかしながら、アイドリング回転数から溶接負荷回転数
1でエンジン回転数が上昇するには若干の時間遅れがあ
り、このような時間遅れは連続溶接時には特に開鎖とA
らないが、たとえばスポット溶接のように溶接負荷が断
続的にエンジンに作用するような場合にはむしろエンジ
ンは常に高速運転状態にあった方が前述の時間遅れがな
く作業能率が向上してより経済的である。
この考案は溶接負荷電流の発停にしたがって作動するソ
レノイドによジエンジンのスロットルレバーを自動的に
アイドリンク位置に規制したりあるいは該規制を解除す
るとともに、必要がある場合には上述のソレノイドを非
作動状態に維持してスロットルレバーを自由にすること
ができるというきわめて応答性・操縦性のよい、且つ作
動の確実なアークスタート装置を提案することを目的と
するものである。
本考案のエンジンウエルダーのアークスタート装置は、
第1図A、Bおよび第2図に示すように、エンジンEの
運転に応じて発電コイル49に発電される電力を溶接負
荷回路11の被溶接部23に供給するようにしたものに
おいて、前記エンジンEの出力軸45に設けたフライホ
イルマグネット4γのコイル28に誘起される交流電流
の整流器29の出力端子間に、手動開閉スイッチ33と
アイドリングソレノイド12と第1のトランジスタ32
のエミッタ釦よびコレクタとを各々直列接続し、該第1
のトランジスタ320ベースとエミツタに第2のトラン
ジスタ31のコレクタとエミッタを並列接続し、前記出
力端子のうちエミッタ非接続側に、前記第1のトランジ
スタ320ベース側に一端が接続される抵抗体の他端を
接続し、前記第2のトランジスタ31のペースエミッタ
間に前記被溶接部23を流れる電流■の一部をダイオー
ド2Tを介して整流した分流iを供給する回路を構成し
、さらに該電流iが零となる溶接無負荷時ニ、前記エン
ジンEのスロットルレバー2を前記アイドリングソレノ
イド12のロッド13によりアイドリング位置に規制す
る如くし、その際前記手動開閉スイッチ33をして前記
スロットルレバー2のアイドリング位置規制を解除可能
としたことを特徴とするものである。
第1図Aの符号1はキャブレター、2はスロットルレバ
ーであり、アクセルレバ−6を回動サセると、スプリン
グ8付ワイヤγ、スイングレバ−4中間レバー3を介し
て該スロットルレバー操作することができるようになっ
ている。
第1図A又はその部分側面図Bに示すように、スイング
レバー4には直接または間接的に風力ガバナ板14が取
シ付けられておシ、エンジンファン18によって発生す
る空気流Wをうけてスロットルレバー2を燃料減少の方
向に軸15回りに回動させるべくスイングレバー4に回
転力F3を与える。
即チ、スロットルレバー2の位置ハスインブレバー4の
アクセル側レバー片9に作用する調速スプリング8の引
張力F1による回転モーメントと、スロットルレバー2
の戻しスプリング16の引張力F2および風力ガバナ板
14に作用する力F3による回転モーメントの釣合によ
って決定される。
即ちアクセルレバ−6を軸17回りに出力大の方向に操
作するとスロットルレバー2は燃料増の方向に回動し、
またエンジン負荷減少に伴つエンジン回転数の増大によ
ってエンジンファン18がより強い空気iwを発生すれ
ばそれをうけて風力がバナ板14はスロットルレバー2
を燃料減の方向に回動させ、エンジン回転数の上昇を押
爪しようとする。
上述のようなエンジン制御系をそのitエンジンウエル
ダー用制御装置として使用するときは、溶接時にはアク
セルレバ−6を出力大の方向に操作してエンジン出力を
高めるとともに溶接中断時にはアクセルレバ−6をアイ
ドリング位置まで戻してエンジンをアイドリンク回転数
に保つという操作をしなければならない。
この考案を適用した第1図A、Bの実施例では上述のよ
うな煩雑な操作を避けるために、溶接中断時にはスロッ
トルレバー2を自動的にアイドリンク位置に保持するこ
とのできるアイドリングソレノイド装置12を設けてい
る。
このアイドリングソレノイド装置12は溶接中断時には
ロッド13を突出させ、スイングレバー4のアイドリン
グレバー11に接触させることにより、アクセルレバ−
6がどのような位置にセットされていてもスイングレバ
ー4と連動しているスロットルレバー2がアイドリング
位置より燃料増の方向に移行することができないように
している。
そして、溶接作業が開始されるとアイドリングソレノイ
ド装置12のロッド13は引込んでスイングレバー4が
燃料増の方向に自由に回動じつるようにしている。
この考案では、上述のようなアークスタート装置に釦い
て、さらにアイドリングソレノイド装置12への給電線
34,350途中に手動開閉スイッチ33を設けて、必
要に応じてアイドリングソレノイド装置12を非作動状
態とするようにしている。
以下、アイドリングソレノイド装置12$−よび手動開
閉スイッチ330作用を第2図の回路例を参照して説明
する。
エンジンEの出力軸45の一端45aには溶接用発電機
46の回転子が取付けられ、他の一端45bには円形の
フライホイルマグネット4γがその回転時にコイル28
に誘動起電力を生ずるように取り付けられている。
溶接無負荷時にはフライホイルマグネット4Tのコイル
28に発生した交流電流は全波整流器29で整流され、
手動開閉スイッチ33を介して第1のトランジスタ32
のコレクタからエミッターへ流れる。
この場合、整流器29の正極端子からは第1のトランジ
スタ32のベースに正電圧が抵抗体を介してかけられて
いる。
したがってコイル28に発生した電力は、アイドリング
ソレノイド装置12を付勢してロッド13をしてスイン
グレバー4をアイドリング位置に規制する。
第1のトランジスタ320ベースとエミッタに並列に第
2のトランジスタ31のコレクタとエミッタが接続され
てぃるが、第2のトランジスタ31は逆流防止ダイオー
ド300作用によって溶接無負荷時には整流器29の出
力端子間電流が非導通状態となって第2のトランジスタ
310ベースには殆ど電圧がかかつていないため、上述
のように第1のトランジスタ32の導通を可能にする。
尚、第2図の符号48は整流器25の出力側に接続され
たコイルである。
捷た、符号26は整流器25と29の負極間に接続され
たダイオードである。
次に、溶接作業に際して発電機46の発電コイル49の
起電力によって溶接負荷回路11に電流Iが流れると、
コンデンサ240両端に電圧が生じ、その電流■の分流
iは第2のトランジスタ310ベース・エミ1ツタ間を
導通状態にして第2のトランジスタ31のコレクタ電流
を増大させ、それまでアイドリングソレノイド装置12
を流れていた電流は第1のトランジスタ320ベースと
整流器29の正極との間の抵抗体を介して第2のトラン
ジスタ31を流れることとなう、該アイドリングソレノ
イド装置12は消勢してロッド13を解放する。
したがってそれ昔でロッド13によってアイドリンク位
置に規制されていたスイングレバー4は自由に回動でき
ることとなりスイングレバー4に連動するスロットルレ
バー2はアクセルレバ−6の設定位置に応じて燃料増の
方向へ、たとえば鎖線レバー2aの位置塘で移動する。
これによってエンジンEは溶接発電に必要な回転数を得
ることができるものである。
溶接作業中に溶接負荷が増大してエンジンEの回転数が
低下するとファン18による空気流Wが風力ガバナ板1
4に与えていた力F3が小さくなるのでそれオでスロッ
トルレバー2を鎖線レバー2aの点に位置させていた力
F1.F2.F3の均衡が崩れてスイングレバー4はス
ロットルレバー2を鎖線レバー2aの点から鎖線レバー
2bの点1で燃料増の方向に移動させ、そこで新たな均
合状態を保持する。
これによってエンジンEはより多くの燃料を供給される
のでエンジン回転数を回復する。
続いて、溶接作業を中断する場合について説明すると、
溶接作業中断時にはそれまで溶接負荷回路11に流れて
いた電流■は消滅するから分流iも消滅し、第2のトラ
ンジスタ31は非導通状態となる。
これに伴って、溶接負荷時には第2のトランジスタ31
側を流れていたフライホイルマグネットコイル28によ
る電流も第1のトランジスタ32を導通させるべく流れ
るのでアイドリングソレノイド装置12は再度付勢状態
となってロッド13をしてスイングレバー4をアイドリ
ング位置に復帰させる。
以上はアークスタート装置を使用する場合についての説
明であるが、たとえば溶接負荷と溶接無負荷が交互に繰
返されるスポット溶接作業時のように、溶接負荷の有無
に拘らずエンジンEが連続的に高速回転状態にあった方
が都合がよい場合には手動開閉スイッチ33のボタン3
9を押してスイッチ片38をして接点36,37間を遮
断せしめると以後はアイドリングソレノイド12は作動
できなくなりエンジンEは常に高速回転状態を維持し、
溶接棒22を被溶接部に接触させると同時に溶接に必要
な電力を供給することができる。
上述の説明から明らかなように、この考案のエンジンウ
エルダーのアークスタート装置は溶接無負荷状態ではエ
ンジンのスロットルレバー2をソレノイド装置12によ
り常にアイドリンク位置に規制し、溶接負荷接続と同時
にアイドリングソレノイド装置12は自動的に該規制を
解除するものであるから、溶接作業時には自動的にエン
ジンの高出力運転が得られ、また溶接作業時にはエンジ
ンは自動的にアイドリンク運転に復帰することとなりエ
ンジンウエルダー(特に高周波エンジンウエルダーの場
合はさらに)の操縦性がきわめて向上し且つ無駄な燃料
消費が抑制されるものである。
その上、たとえば溶接負荷と溶接無負荷が交互に繰返さ
れるスポット溶接作業時のようにむしろアークスタート
装置が作動しない方が好都合である場合には手動開閉ス
イッチによってアークスタート装置を非作動状態とする
ことができ、溶接作業の種類に応じてエンジンウエルダ
ーの多様な使い方が可能となるものである。
なお、第2図に示した回゛路例はアイドリングソレノイ
ド装置をこの考案に沿って作動させるための具体的な一
例にすぎず、アイドリングソレノイド装置のための回路
はこのほかにも適宜設計することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの考案の実施例にかかるエンジンウエルダ
ーのアークスタート装置系統図、第1図Bは第1図Aの
部分側面図、第2図は第1図のアークスタート装置にか
けるアイドリングソレノイドを作動させるための回路図
である。 1・・・キャブレター、2・・・スロットルレノ<
、 4・・・スイングレバー、6・・・アクセルレバ−
112・・・アイドリングソレノイド装置、13・・・
ロンド、14・・・虱カガバナ板、 33・・・手動開閉スイッチ、 48・・・溶接用発電機、 47・・・フライホイルマグネ ット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンEの運転に応じて発電コイル49に発電される
    電力を溶接負荷回路11の被溶接部23に供給するよう
    にしたものにおいて、前記エンジンEの出力軸45に設
    けたフライホイルマグネット47のコイル28に誘起さ
    れる交流電流の整流器29の出力端子間に、手動開閉ス
    イッチ33とアイドリングソレノイド12と第1のトラ
    ンジスタ32のエミッタおよびコレクタとを各々直列接
    続し、 該siのトランジスタ320ベースとエミッタ
    に第2のトランジスタ31のコレクタとエミッタを並列
    接続し、前記出力端子のうちエミッタ非接続側に、前記
    第1のトランジスタ320ベース側に一端が接続される
    抵抗体の他端を接続し、前記第2のトランジスタ310
    ベース・エミッタ間に、前記被溶接部23を流れる電導
    iを供給する回路を槽底し、さらに該電流iが零となる
    溶接無負i時に、前記エンジンEのスロットルレバー2
    を前記アイドリングソレノイド12のロッド13により
    アイドリング位置に規制する如くし、その際前記手動開
    閉スイッチ33をして前記スロットルレバー2のアイド
    リング位置規制を解除可能としたことを特徴とするエン
    ジンウエルダーのアークスタート装置。
JP1974000820U 1973-12-31 1973-12-31 エンジンウエルダ−ノ ア−クスタ−トソウチ Expired JPS582552Y2 (ja)

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JPS50101529U JPS50101529U (ja) 1975-08-22
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