JP2921076B2 - 電圧調整回路 - Google Patents

電圧調整回路

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JP2921076B2
JP2921076B2 JP2259488A JP25948890A JP2921076B2 JP 2921076 B2 JP2921076 B2 JP 2921076B2 JP 2259488 A JP2259488 A JP 2259488A JP 25948890 A JP25948890 A JP 25948890A JP 2921076 B2 JP2921076 B2 JP 2921076B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、発電機の電圧調整器に関し、特に二輪車の
内燃機関に用いられている磁石式発電機等の電圧調整回
路に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は、従来の電圧調整回路を示したものであっ
て、磁石式発電機を用いた点灯,充電回路を例示してい
る。
第4図において、発電機の発電コイル1には、図示さ
れないエンジンの回転に伴って交流電圧が発生する。発
電コイル1の充電端子Aの電圧は、電圧調整器(レギュ
レータレクティファイヤ)2に加えられ、その正の半波
において、直列に接続されたSCR3を経てバッテリ4を充
電する。この際、SCR3はバッテリ4の電圧上昇に応じて
オンになるタイミングが遅くなるように、ゲート回路を
制御されるので、バッテリ4の過充電が防止されるよう
になっている。
一方、SCR5は充電端子Aと接地間に並列に接続されて
いて、並列制御回路6の制御に応じて発電コイル1の発
生電圧の負の半波を短絡するが、この際並列制御回路6
は、発電コイル1の点灯端子Bの電圧を監視して、電圧
上昇に応じてオンになるタイミングが早くなるようにSC
R5のゲート回路を制御する。従って、点灯スイッチ7を
経て点灯端子Bに接続されたランプ8に流れる負の半波
の導通角が制限され、ランプ8の電流(消費電力)が過
大にならないように制御される。
点灯スイッチ7は、通常、昼間は負荷抵抗9の側に切
り替えられることによって、昼夜間における発電機の負
荷変動を小さくして、負荷変動に基づくエンジンの回転
数、特にアイドリング回転数の変動を防止するようにし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、従来の電圧調整回路においては、昼夜
間におけるエンジンの発電機負荷変動を防止するため
に、ランプ負荷と同等の負荷抵抗と、ランプ負荷と抵抗
負荷との切替え用スイッチとを必要とし、コストアップ
になることを避けられないという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来技術の課題を解決しようと
するものであって、二輪車の内燃機関に用いらる磁石式
発電機等の電圧調整器において、負荷抵抗および切替え
スイッチを必要としない電圧調整回路を提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、発電コイル(1)の発生電圧を検出して、
発電コイル(1)に並列に接続されたSCR(5)をトリ
ガすることによって、発電コイル(1)の発生電圧にお
ける一方の極性の電圧を短絡する導通角を制御して、発
電コイル(1)と接地間に接続されたランプ(8)の電
流を制限するようにした電圧調整器において、発電コイ
ル(1)とランプ(8)の間に設けた点灯スイッチ(2
3)によって、ランプ(8)をオン,オフするようにす
るとともに、点灯スイッチ(23)とランプ(8)の接続
点にベースを接続し、発電コイル(1)にエミッタを接
続したトランジスタ(25)を設けて、そのコレクタから
SCR(5)をトリガすることによって、ランプ(8)の
オフ時に、発電コイル(1)の一方の極性の電圧を常時
短絡する、という構成をとっている。これによって、前
述した目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
発電コイルとランプの間に設けた点灯スイッチによっ
て、ランプをオン,オフするようにするとともに、点灯
スイッチとランプの接続点にベースを接続し、発電コイ
ルにエミッタを接続したトランジスタを設けて、そのコ
レクタからSCRをトリガすることによって、ランプのオ
フ時、発電コイルの一方の極性の電圧を常時短絡するよ
うにする。
従って、発電コイルの発生電圧を検出して発電コイル
に並列に接続されたSCRをオンにすることによって、発
電コイルの発生電圧における一方の極性の電圧を短絡す
る導通角を制御して、発電コイルと接地間に接続された
ランプの電流を制限するようにした電圧調整器におい
て、ランプをオフ時、発電コイルの一方の極性の電圧を
常時短絡することができるようになり、ランプ負荷と同
等の負荷抵抗と、ランプ負荷と抵抗負荷との切替え用ス
イッチとを必要とせずに、昼夜間のランプ負荷の変動に
基づく、エンジンの回転数変動を防止することができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。ここで、第6図に示す従来例と同じもの
は同じ番号で示す。
この第1図において、抵抗11,ダイオード12,13,ツェ
ナダイオード14からなる回路は、発電コイル1の正の半
波においてSCR3を制御して、バッテリ4を充電するため
の回路である。また整流器15,抵抗16,コンデンサ17,抵
抗18,ツェナダイオード19,トランジスタ20,ダイオード2
1からなる回路は、発電コイル1の負の半波においてSCR
5を制御してランプ8の電流を制限するための回路であ
る。さらに符号23はランプ点灯用スイッチであって、抵
抗24,トランジスタ25およびダイオード26からなる回路
は、ランプ不使用時SCR5を制御して発電コイル1に負荷
を与えるための回路である。
本発明は、発電コイル1の発生電圧を検出して発電コ
イル1に並列に接続されたSCR5をトリガすることによっ
て、発電コイル1の発生電圧における一方の極性の電圧
を短絡する導通角を制御して、発電コイル1と接地間に
接続されたランプ8の電流を制限するようにした電圧調
整器において、発電コイル1とランプ8の間に点灯スイ
ッチ23を設けることによって、ランプ8をオン,オフす
るようにするとともに、点灯スイッチ23とランプ8の接
続点にベースを接続し、発電コイル1にエミッタを接続
したトランジスタ25を設けて、そのコレクタからSCR5を
トリガすることによって、ランプ8のオフ時、発電コイ
ル1の一方の極性の電圧を常時短絡するようにしたもの
である。
第1図の回路において、発電コイル1の正の半波の電
圧が、ツェナダイオード13によって定められる一定電圧
以上になると、ダイオード12を経てゲート電流が流れる
ことによってSCR3がオンして、充電端子Aからバッテリ
4が充電される。
夜間等、点灯用スイッチ23のオン時、整流器15および
平滑回路を構成する抵抗16,コンデンサ17によって発電
コイル1の点灯端子Bの交流電圧を整流した電圧が、ツ
ェナダイオード19によって定められる一定電圧以上のと
き、抵抗18の両端の電圧によってトランジスタ20がオン
し、ダイオード21を経てゲート電流が流れることによっ
てSCR5がオンして、以後、充電端子Aの負の半波が短絡
されることによって、ランプ8の充電の導通角が制限さ
れ、従ってランプ8における過電流を防止する。
この状態ではトランジスタ25は、ベース電流を供給さ
れないためオフとなり、ダイオード26を経てゲート電流
が流れないので、SCR5はオンしない。
昼間、点灯用スイッチ23がオフの状態では、抵抗24,
ランプ8を経てトランジスタ25にベース電流が流れるの
で、トランジスタ25はオンとなる。そのため、ダイオー
ド26を経てゲート電流が流れて、SCR5がオンすることに
よって、充電端子Aの負の半波が常時短絡されるように
なる。
第2図(a),(b)は、昼間と夜間における充電端
子Aの波形を示したものである。昼間においては、
(a)に示すように、負の半波は常時短絡されることが
示されている。一方夜間においては、(b)に示すよう
に負の半波は発電コイル1の発生電圧に応じて短絡さ
れ、電圧調整器の本来の動作が行われている。
第3図(a),(b)は、エンジンのアイドリング時
の回転数の変動を示したものであって、(a)は本発明
の電圧調整回路を使用しないときを示し、昼間のアイド
リング回転数が1800rpmであるのに対し、夜間のアイド
リング回転数は1500rpmであって、その差は大きい。
(b)は本発明の電圧調整回路を使用した場合を示し
たものであって、昼夜間のアイドリング回転数はともに
1800rpmであって、殆ど差がないことが示されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、二輪車の内燃
機関に用いられる磁石式発電機等の電圧調整器におい
て、昼間、ランプを使用しないとき、発電コイルの発生
電圧の負の半波を、常時短絡できるようにしたので、従
来、昼夜間のランプ負荷の変動に基づく、エンジンの回
転数変動を防止するために使用されていた、抵抗や切替
えスイッチが不要になるので,二輪車等のコストダウン
のために寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の本発明の一実施例の構成を示す図、第
2図(a),(b)は、昼間と夜間の充電端子の波形を
示す図、第3図(a),(b)は、エンジンのアイドリ
ング時の回転数の変動を示す図、第4図は従来の電圧調
整回路を示す図である。 1……発電コイル、5……SCR、8……ランプ、23……
点灯スイッチ、25……トランジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電コイルの発生電圧を検出して該発電コ
    イルに並列に接続されたSCRをトリガすることによって
    該発電コイルの発生電圧における一方の極性の電圧を短
    絡する導通角を制御して該発電コイルと接地間に接続さ
    れたランプの電流を制限するようにした電圧調整器にお
    いて、 前記発電コイルとランプの間に、該ランプをオン,オフ
    する点灯スイッチを設けるとともに、該点灯スイッチと
    ランプの接続点にベースを接続され、前記発電コイルに
    エミッタを接続されたトランジスタを設け、そのコレク
    タから前記SCRをトリガすることによって、該ランプの
    オフ時に、発電コイルを前記一方の極性の電圧を常時短
    絡するようにしたことを特徴とする電圧調整回路。
JP2259488A 1990-09-28 1990-09-28 電圧調整回路 Expired - Lifetime JP2921076B2 (ja)

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JPH04140100A JPH04140100A (ja) 1992-05-14
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