JPH0644078Y2 - 調光装置のled点灯回路 - Google Patents

調光装置のled点灯回路

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JPH0644078Y2
JPH0644078Y2 JP2517990U JP2517990U JPH0644078Y2 JP H0644078 Y2 JPH0644078 Y2 JP H0644078Y2 JP 2517990 U JP2517990 U JP 2517990U JP 2517990 U JP2517990 U JP 2517990U JP H0644078 Y2 JPH0644078 Y2 JP H0644078Y2
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JP
Japan
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circuit
led
triac
lamp
voltage
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JP2517990U
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JPH03116698U (ja
Inventor
政義 宮島
Original Assignee
クロイ電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案はランプおよびランプ点灯確認用のLEDを備え
る調光装置に関し、特にそのLEDの点灯回路の改良に関
する。
(b)従来の技術 第3図は従来の調光装置の一例を示している。図におい
て、商用の交流電源1には直列に白熱ランプ2およびト
ライアック3が接続され、トライアック3は調光の深さ
を設定するトリガ回路4に接続されている。また、この
トライアック3には、軽負荷,ランプまたはL負荷の時
にトライアック3を誤点弧させないためのコンデンサ5
および抵抗6の直列回路からなるスナバ回路が接続され
ている。また、トライアック3には並列にダイオードブ
リッジからなる整流回路7が接続され、この整流回路7
の出力側には電流制限抵抗8とランプ点灯確認用のLED9
の直列回路が接続されている。なお10はチョーク、11は
平滑用のコンデンサ、12はノイズ成分除去用のコンデン
サをそれぞれ示している。
上記の回路においてランプ2の点灯時においては、各半
サイクルのうちトライアック3がオンしている時にラン
プ2が点灯しトライアック3がオフしているときにLED9
が点灯する。
(c)考案が解決しようとする課題 上記の調光装置では、半サイクルが開始してトライアッ
ク3がオンするまでLED9が点灯し、トライアック3がオ
ンするとLED9が消灯してランプ2が点灯することになる
ために、トライアック3のオンするタイミングが早い場
合、すなわちランプ2が明るくなるように調光制御され
ている場合にはLED9が暗くなり、反対にトライアック3
がオンするタイミングが遅い場合、すなわちランプ2が
暗くなるように調光制御されている場合にはLED9が相対
的に明るくなる。このため、調光が浅い場合と深い場合
とでLED9の明るさが大きく変化し、LEDの点灯状態の視
認性が悪くなる問題があった。
この考案の目的は、トライアックに並列に公知のスナバ
回路が接続されている点に着目し、このスナバ回路を利
用して、LED点灯回路の部品点数を増加することなく上
記の問題を解決することを目的としている。
(d)課題を解決するための手段 この考案は、交流電源にランプとトライアックを直列に
接続するとともに、トライアックに並列接続されるスナ
バ回路と、トライアックの両端電圧を整流する整流回路
と、その整流出力で点灯するランプ点灯確認用のLEDと
を備える調光装置において、 前記スナバ回路のコンデンサCと抵抗R間に前記整流回
路の入力側を接続したことを特徴とする。
(e)作用 この考案では、ランプLが明るく制御されている場合、
前の半サイクルにおいて、スナバ回路のコンデンサCに
整流回路とLEDのそれぞれの順方向降下電圧VFを加えた
大きさの電圧が蓄えられているために、次の半サイクル
に移る時には電圧が0になった瞬間からLEDに対する電
流が流れる。これに対して、従来の回路ではトライアッ
クの両端電圧が整流回路とLEDのそれぞれの順方向降下
電圧VFの加えた電圧になるまでLEDの電流が流れない。
したがって、この考案ではランプが明るく制御されてい
る場合にLEDに対して従来よりもより多くの電流が流れ
るからその分LEDが明るくなる。一方、ランプが暗く制
御されている場合には従来と同様LEDは問題なく所定の
明るさを保つ。結局、ランプが明るく制御されている場
合でもLEDの明るさが極端に低下するのを防ぐことがで
き、全体としてLEDの点灯状態を明るい状態に保つこと
が出来る。
(f)実施例 第1図はこの考案の実施例の調光装置の回路図を示して
いる。
構成において第3図に示す従来の回路と相違する点は、
スナバ回路のコンデンサ5と抵抗6間に整流回路7の入
力側が接続され、整流回路7の出力側にLED9が直接接続
されている点である。第3図に示す従来の調光装置では
LED9の大きな電流が流れないよう電流制限用抵抗8を接
続したが、本実施例では電源電圧がコンデンサ5および
抵抗6によって分圧されるために整流回路7の入力側の
電圧はそれほど高くはない。従って従来のような電流制
限用抵抗8を接続する必要がなくなる。また、ノイズ吸
収用のコンデンサ12もコンデンサ5で代替しうる。
上記の回路において、ランプ2の点灯時においては、前
の半サイクルが終了した時点においてコンデンサ5に整
流回路7とLED9のそれぞれの順方向降下電圧VFの加算し
た大きさの電圧が蓄えられる。そして、次の半サイクル
に移る時には、このコンデンサ5の充電電圧が電源に対
して逆極性となるから、かつ、その充電電圧は整流回路
7とLED9のそれぞれの順方向降下電圧VFの加算した大き
さであるから、半サイクルが立ち上がった直後からLED9
に対して電流が流れるようになる。この状態を第2図に
示す。同図はトライアック3の両端電圧vとLED9に流れ
る電流iを示している。図のハッチングで示す領域が電
流iの大きさを示す。すなわち、従来では電圧vがLED9
と整流回路7(ダイオードブリッジDB)の各々の順方向
降下電圧VFの加えた大きさ以上になった時点で電流iが
流れるが、本実施例ではコンデンサ5に前の半サイクル
(図では負の半サイクル)において上記の電圧が反対の
極性で蓄積されているために、次の半サイクル(図では
正の半サイクル)が立ち上がった時から電流iが流れ
る。同図から明らかなように、従来に比較して本実施例
においてはLED9に流れる電流iがより大きい。このよう
に、ランプ2が明るく点灯制御されている場合、従来で
はLED9がかなり暗くなる不都合があるが、本実施例では
その状態を改善することができる。
また、上述のように本実施例では部品点数を少なくする
ことが出来、しかも、整流回路7に耐圧の低いものを使
用することが可能である。さらに、従来では電流制限用
の抵抗8が発熱する問題があるが、本実施例では抵抗8
を用いないためにそのような発熱の問題がない。
さらに、スナバ回路としては、通常、コンデンサ5に
0、1μF、抵抗6に100Ω程度のものが使用される
が、このような定数であると交流電源が60Hzの場合コン
デンサ5のインピーダンスは約26KΩとなる。一方、従
来の回路に使用される抵抗8はLED9に1〜2mA流すとす
ると50〜60KΩのものを使用する。そうすると、コンデ
ンサ5のインピーダンスは従来の抵抗8に比較して約1/
2程度となるために、LED9に流れる電流が一層大きくな
る利点がある。
(g)考案の効果 以上のようにこの考案によれば、部品点数を少なくしな
がら且つ整流回路の耐圧を低くしながら、調光が深い場
合にLEDが暗くなるのを防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の回路図、第2図は上記回路
の動作を説明するための図、第3図は従来の調光装置の
回路図を示している。 1……交流電源、 2……ランプ、 3……トライアック、 5……スナバ回路用コンデンサ、 6……スナバ回路用抵抗、 7……整流回路、 9……トライアック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源にランプとトライアックを直列に
    接続するとともに、トライアックに並列接続されるスナ
    バ回路と、トライアックの両端電圧を整流する整流回路
    と、その整流出力で点灯するランプ点灯確認用のLEDと
    を備える調光装置において、 前記スナバ回路のコンデンサCと抵抗R間に前記整流回
    路の入力側を接続したことを特徴とする調光装置のLED
    点灯回路。
JP2517990U 1990-03-12 1990-03-12 調光装置のled点灯回路 Expired - Lifetime JPH0644078Y2 (ja)

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JPH03116698U JPH03116698U (ja) 1991-12-03
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