JPS58139962A - 紙葉類のクランプ搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、例えば銀行券などからなる紙葉を集積した紙
葉群を押え込んで搬送する紙葉群のクランプ搬送装ｗｔ
ｒｔｃ関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

紙業群のクランプ搬送装置は、例えば各全槽１ｉｉｌＪ
に銀行券（以下単に紙葉ともいう）を区分して集積し、
集積された銀行券群（以下紙葉群という）を一定枚数ご
とに取出して把束してから収納するように構成した銀行
券自動分類整理機に適用されており、把束工程へ紙葉群
を搬送する際１紙葉のくずれを防止して搬送するために
使用されている。

この樵の紙葉群クランプ搬送装置としては１例えば実願
昭５５−２９８６９　Ｋ記載されているものを挙げるこ
とができる。これは、集積部に集積された紙葉群を取出
してその先方にある搬送ベルトへ送る搬送部に、クラン
プ部を設け、搬送時１１ＣＩ１１ｔｌｉ群を押え込み、
前記搬送ベル）Ｋ紙葉群が挾持される直前に押え込みを
解除するように構成されている。

しかしながらこの種のクランプ搬送装置にあっては、押
え込みを肩線するためにり２ンプ部と係合する保合片が
固定配置される構造罠なっているため、搬送部の搬送経
路に沿って複数の集積部が並設されている場合には、各
集積部に集積されている紙葉群を搬送処理できないとい
う問題点があった。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり。

搬送部の搬送社路に沿って複数の集積部が並設されてい
るものであっても、各集積部に集積されている紙葉群を
くずれなく搬送処理することができ。

しかも比較的簡単な構成であって、信頼性と紙葉群の処
理能力とを向上させることのできる紙葉群のクランプ搬
送装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要］ 本発明は、集積部に集積された紙葉群を搬送部に載置し
、かつこの紙葉群をクランプ部で押え込んだ状態で搬送
する紙葉群のクランプ搬送装置において、搬送部の搬送
経路に沿って複数の集積部を設けるとともに、前記搬送
部を一方へ移動中に前記２２７１部に係合して退避する
ことによりクラン１部の押え込み状態を維持し、かつ搬
送部を他方へ移動中に前記クランプ部に係合してクラン
プ部を強制的に案内することによりクランプ部の押え込
み状態を解除するガイド部材を前記集積部に対向して設
けたことを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明を図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明装置の一実施例を示す概略説明図、第２
図はガイド部材の詳細説明図である。第１図において１
は損券用の集積Ｓ（以下損券集積部という）であり、こ
れは相対向する位置に配置されたガイド２Ｂ、　２８間
を図示しない適宜の駆動部材によって上下動する底板１
２が設けられ、この底板１２は上方位置において紙葉１
１を集積して一定枚数の紙業群１１′を構成するようＫ
なっている。この底板１２の下方位置には、搬送部３が
設けられている。これは、集積された紙葉群１１′を底
板１２より受は取り、かつ背面に垂直に上方に立ち上が
る板状の背向支持部１４ｇを設けた受皿１４が配置され
、この受皿１４は支持部材１７ｇを介して搬送部材１７
に取付けられている（搬送部３のこの位置を以下損券受
取位置という）。この搬送部材１ノは図示しない機台上
に設けられたレール１８に一対のローラ１９，１９を介
して載置されており、この搬送部材１７は図示しない駆
動部材によってレール１８に沿って矢印Ａ。

に方向に往復動するように構成されている（レール１８
が搬送部３の搬送経路となる）。前記受皿１４−　　は
集積された紙葉群１１′を載置した底板１２を受皿１４
の下方に通過させてその上部の紙業群１１′を受は取る
ように構成されている。

前記搬送部３の背部にはクランプ部４が設けられている
。これは前記受皿１４の背面支持部１４８　Ｋはクラン
プ部材２２が背面支持部１４ｇの切欠部（図示せず）お
よびビン１４７を介して矢印Ｂ方向に揺動可能に枢支さ
れ、このクランプ部材２２の先端部には中間部が折曲し
た板バネ１５が取付けられていて、＆バネ１３の一端部
は自由端として構成され。

紙葉群１１′を押圧する際のクッション性を付与するよ
うｋなっている。そして前記クランプ部材２２の他端部
には他端に第２のリンク１５Ｂの一端を枢支した第１の
り／り１５Ａの一端が枢支されており。

また第２のリンク１５Ｂはその中間部が前記搬送部材１
７に枢支されて矢印Ｃ方向に回動するとともに他端がさ
らに下方に延長されて勉接部１５αが形成されている。

前記第２のリンク１５Ｂと搬送部材１７との関には圧動
バネ１６が配置されているとともに第２のリンク１５Ｂ
の中間部にはカムフォロア１５ｋが設けられている。こ
の第２のリンク１５Ｂのカムフォロア１５ｂは損券受取
位１）において保合片２５に当接して圧縮バネ１６に抗
して下方に押し下げられ、この第２のリンク１５８に連
結された第１のリンク１５Ａを介してクランプ部材２２
を時計方向に回動させてクランプ部材２２を拡開するよ
うに構成されており、また前記ｌ＠２のリンク１５Ｂの
カム７オロア１５ｂが係合片２３より離脱した際には圧
縮バネ１６の付勢力によりクランプ部材２２を反時計方
向に回動させてクランプ部材２２の板バネ１３で受皿１
４上の紙集群１１′を圧縮して押え込むように構成され
ている。

前記損券受取位置においては、底板１２の移動路を挾ん
だ相対向する位置に紙葉群１１′の有無を検知する検知
部材２６４．２６Ａが配置されているとともに。

搬送部材１ノの損券受取位置な検知する検知部材２５Ａ
、　２５Ａが縦方向の相対向する位置に配置されている
。

また前記レール１８に対向し、かつ前記損券集積部１の
第１図示矢印人方向Ｋｔｊうて、正券用の集袖Ｓ（以下
正券集積部という）２が設けられている。これは、仙記
損券集積部１と同様にガイド２８゜２８と底板１２とか
ら構成されている。

そして削記正券集積部２０下方には、前記搬送部Ｓが第
１図示矢印Ｎ方向へ移動中に１紀りラ／プ部４の例えば
カムフォロア１５Ａに係合して退避するととＫよりクラ
ンプ部の押え込み状態を維持し、かつ搬送ｓ３が第１図
示矢印に方向へ移動中に＾１１記クラング部４の例えば
カムフォロア１５ｂに係合してこれを強制的に案内する
ことＫよりクランプｓ４の押え込み状態を解除するガイ
ド部材５ビン（以下枢支点ともいう）５ａを介して揺動
ブレー）５Ａが図示しない機台に揺動可能に枢支され。

揺動ブレー）５Ａの長手方向に＆つた上下辺部は互いに
反対方向へ約９０°折曲され、上部保合部５Ｂと下部保
合部５Ｃとが構成されている。そしてガイド部材５は、
か１記圧縮バネ１６の付勢力よりも弱い付勢力を有する
引張バネ６によってＷ、１図示右端部が付勢され、前記
下部係合ｓ５Ｃの内Ｉｉｉ＠に係合してガイド部材５の
回動を抑止する＃斜ストッパ７人によって傾斜状態が維
持されている。そして搬送ｓ３の移動により前記カムフ
ォロア１５ｂが上部保合部５Ｂの外表面を押圧してガイ
ド部材５を反時計方向に回動したとき、この回動をある
位置で抑止して水平状態を維持する水平ストッパ７Ｂが
設けられている。なお移動部材３が第１図示矢印Ｎ方向
に移動中前記カムフォロア１５ｂが前記上部保合部５Ｂ
の内面側に強制的に案内されてガイド部材５の枢支点５
α近傍にきたとき、搬送部３は０り記正券集積部２から
券を受取ることができる位置となる（搬送部のこの位置
を正券受取位置という）。

この正券受取位置においては、底板１２の移動路を挾ん
だ相対向する位置に紙葉群１１′の有無を検知する検知
部２６Ｂ、　２６Ｂが配置されているとともＫ。

搬送部材１ノの正券受取位置を検知する検知部２５Ｂ。

２５Ｂが配置されている。

また搬送経路の終端部近傍には受取搬送部２０が配置さ
れている。この受取搬送部２０はローラ２１Ａｋ無端ベ
ル）　２９Ａを張架して形成した下段搬送ベルト部２Ｏ
Ａと、ロー２２１Ｂに無端ベルト２９１１３を張架して
形成した上段搬送ベルト部２０Ｂより構成されており、
上段搬送ベルト部２０Ｂはその入口部分に傾斜部２０轟
を形成している。また終端部近傍には搬送部材１ノの第
２のリンク１５Ｂの延長部１５ｇに当接してクランプ部
材２２を拡開するカムフォロア２４が形成されていると
ともに搬送部材１７の移動終了位置を検知する検知部材
２ス２７が縦方向に相対向して配置されている。そして
この受取搬送部２０の搬送面は搬送部材１ノの受皿１４
の高さとほぼ同一高さに形成されている。

なお、上記実施例ではクランプ部材２２の開閉を圧縮バ
ネ１６．第１，２のリンク１５Ａ、１５Ｂ％保合片２５
及びカムフォロア２４などを介して行なっているものを
示しているが、これに限定するものではなく、例えば電
磁石によるもの、又はシリンダによるものなど適宜の駆
動部材によって開閉するようにしてもよいことは言うま
でもない。

次に上記のものの作用を第３図〜ｍ６図をも参照して説
明する。

１１１１図の損券受取位置においては、ｇｉｔ記謝送部
材１ノの受皿１４の背面支持部１４６　Ｋ取付けたクラ
ンプ部材２２はこれに接続された第２のリンク１５Ｂの
カムフォロア１５Ａが圧縮バネ１６に抗して保合片２５
により下方に押圧されていて、拡開状ＩＩＫなっている
。このような状Ｍにおいて８１１記損券集積部１に集積
された紙葉群１１′を載置した底板１２を適宜の駆動部
材により下降させてその下方の債券受取位ｆｌｌｌＫ待
機している受皿１４上に紙葉＃１１′を載置する。

この除、底＆１２は受皿１４を通過して受皿１４の下方
の鎖線位置に位置することとなる。受皿１４上に紙集群
１１′が載置されて紙葉群１１′を検知部材２６Ａ、　
２６Ａが検知すると、この検知信号によって搬送部材１
７の図示しない駆動部材が起動して、搬送部材１７が矢
印入方向に移動する。この搬送部材１７が移動すると、
第′５図に示すように第２のリンク１５Ｂのカムフォロ
ア１５ｂが係合片２５から離脱し、第２のリンク１５Ｂ
が圧縮バネ１６によって付勢されて時計裏−に回動し、
第１のリンク１５Ａを介してクランプ部材２２を反時計
方向に回動してクランプ部材２２の板バネ１３により受
皿１４上の集積された紙葉群１１′を圧縮して押え込む
こととなる。

そして、この押え込み状態を維持しながら搬送部材１ノ
は１紀レール１８に沿ってさらに移動し、萌紀ガ１ド部
材５に達する。このときのガイド部材５の動作を第４図
（ｃＬｌ　、　ＩＡＩ　、　＋Ｃ＋　Ｋ示す。すなわち
第４図示矢印人方向に進む前記カムフォロア１５ｂが前
記上部保合部５Ｂの外表向に当接すると、ガイド部材５
を付勢している引張バネ６は！２のリンク１５Ｂを付勢
している圧縮バネ１６よりも付勢力が剥いので、カムフ
ォロア１５ｂはガイド部材５を押圧位置が変わることな
くガイド部材５を通過する。

従ってクラン１部４による紙葉群の押え込み状態を維持
したまま搬送部３がガイド部材５を通過することとなる
。

さらにこの状態を保持しながら搬送部材１７はレール１
８に？５ってさらに移動すると、ＩＮ５図に示すように
、移動終了位置検知部材２７．２７によって検知された
検知信号により搬送部材１７は停止するとともに第２の
リンク１５Ｂの延長部１５αがカムフォロア２４に当接
して圧縮バネ１６に抗して反時計方向に回動し、第１の
リンク１５Ａを時計方向に同動してクランプ部材２２を
拡開してクランプ部材２２が半開きの状態になり、紙葉
群１１′は受取搬送部２０に挾持され□る。この際、受
取搬送部２０の上段搬送ベルト部２０Ｂは入口部分が搬
送面に対して傾斜して拡開しているので、この傾斜部２
０ＡＫよって搬送されてくる紙葉群１１′を上方からそ
の移動に従って次第に強く押え付けるようＫなっており
、クランプ部材２２はこれに対応して拡開するようにな
っている。そして１−１段搬送ベルト部２ＯＡ、　２０
Ｂによって押え込まれて圧縮された紙葉群１１′はその
ふくらみを完全に除去されて、図示しない後段の処理部
例えば把東部にそのままの状態で送り渡されることとな
る。。

その後搬送部材１７は図示しない１駆動部材によりレー
ル１８に浴って戻り、曲記ガイド部材５に達する。この
ときのガイド部月５の動作を第６図（α）。

Ｉｂ＋　、　ｆＣ＋に示す。すなわち、ガイド部拐５は
、下部係合部５Ｃか傾斜ストッパ７Ａに抑止され傾斜状
態が保持されているので、ｈ１１記カムノオロア１５ｂ
が上部係合部５Ｂの内面側に当接しても時計方向に回動
しない。従って第６図（α１に示す矢印Ｎ方向に移動す
るカムフォロア１５ｂは上部係合部５Ｂに浴って節制的
に下降され、カムツメロア１５ｂがガイド部材５の枢支
点５α近傍に来たとき１述と同様にクランプ部材２２は
拡開状態となる。このとき、搬送部６が正券集積部２か
ら紙葉群を受取る必要があるときには、搬送部句１）の
正券受取位置検知部２５Ｂ。

２５１３が搬送部材１７を検知することにより搬送部６
が停止され、クランプ部材２２は拡開状態が維持される
。また搬送部３が損券集積部１がら紙葉群を受取る必要
があるときは、搬送部５は停止されずそのまま第６図（
α１に示す矢印に方向に移動するいこのときカムフォロ
ア１５．ｂがガイド部材５の枢支点５α近傍を越えたと
ぎＫは、第６図４６１に示すように傾斜ストッパ７ＡＫ
よる抑止力が作用しなくなり。

ガイド部材５は反時計方向に回動して水平状態に１す、
カムフォロア１５ｈはガイド部材５を通過する。その後
ガイド部材５は第６１￥Ｊｌｌ’ｌ　Ｋ示すように再び
傾斜状態となる。そして第１図示矢印に方向に移動する
搬送部材１７を損券受取位置検知部材２５Ａ、　２５Ａ
が検知すると、その検知信号により搬送部材１７は停止
するとと４１に第２のリンク１５Ｂのカムフォロア１５
ｈが保合片２５に当接して、圧ＧＡ　ハネ１６の付勢力
に抗して反時計方向に回動する。この第２のリンク１５
Ｂの回動によりクランプ部材２２が時計方向に回動して
開放状ＩＩＩなり１次の集積された紙葉群１１′のため
に待機することとなる。

以上のような作業を順次繰返し行なって効率的に紙葉群
１１′を搬送処理するものである。

なお、上記実施例は単なる一例にすぎず、各部材につき
同一の機能をもつ他の部材ＫＷ換えることができること
は言うまでもない。例えばガイド部材は上記実施例のも
のに限定される亀のではなく、種々の形状構造にするこ
とが可能であり、要は、一方から移動してくるカムフォ
ロアなどに係合するときはカムフォロアの高さを変える
ことなくガイド部材が退避し、他方から移動してくるカ
ムフォロアなどに係合するときはカムフォロアを強制的
に案内できる構造のものであればよい。また集積部の数
は２つに限定されるものではなく適宜個数とすることが
できる。また上記実施例では紙業類として紙幣を適用し
たものを示しているが。

これＫｍ定するものではなく１例えば印刷物Ｓ伝票１桑
書などであってもよく、要は集積の必要がある紙１＃類
であればいずれのものであってもよいこＥは言うまでも
ない。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように本発明の紙葉類路に沿っ
て検数の集積部が並設されているものであっても、各集
積部に集積されている紙葉群をくずれなく搬送処理する
ことができ、しかも比較的簡単な構成であって、信軸性
と紙葉群の処理能力とを向上させることができるなどの
優れた効果を有する本のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一実施例を示す歓略説明図、第２
図はガイド部材の詳細説明図、第３図〜＃！６図は作用
説明図である。 １・・・集積部、　２・・・集積部、　３・・・搬送部
。 ４・・・クランプ部、　５・・・ガイド部材、２０・・
・受取搬送部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 集積部に集積された紙葉群を搬送部に載置し、かつ紙葉
   群をクランプ部で押え込んだ状態のまま搬送し、ｖＩｌ
   ｉ送部の搬送経路終端部近傍で押え込みを解除した後に
   紙葉群を受取搬送部が受取って先方に送る紙葉群のクラ
   ンプ搬送装置においてｓ　ＯｎＩ記搬送搬送部送経路に
   ＆って複数の集積部を設けるとと屯に、搬送部を前記受
   取搬送部方向へ移動中に前記クランプ部に係合して退避
   することＫよりクラ７１部の押え込み状ＩＩｖ維持し、
   かつ搬送部を受取搬送部の反対方向への移動中ｒｃ　ｓ
   ｒ１紀クランプ部に係合してこのクランプ部を強制的に
   案内するととＫよりクランプ部の押え込み状態を解除す
   るガイド部材を少なくとも搬送経路、基端部に最も近い
   集積部と前記受取搬送部との間にある集積部に対向して
   設け、各集積部に集積された紙葉群を搬送処理ＯＴｔ／
   ＭＫしたことを特徴とする紙葉群のクランプ搬送部＊。