JPS63143172A - 紙葉類の集積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、郵便番号自動読取区分機等において、搬送さ
れてくる郵便物等の紙葉類を所定の集積部に区分して集
積するための紙葉類の集積装置に関する。

〔従来の技術〕

第２図は、従来の紙葉類の集積装置の一例として郵便番
号自動区分機における集積装置の一例を示したものであ
る。

第２図において、紙葉類としての郵便物Ｐ３は、搬送ベ
ールト１と搬送ベルト２とを有する搬送路３に挟持され
て水平方向に搬送される。搬送路３の下方には郵便物Ｐ
ｂまたはＰＣを積層状態にして集積する集積箱４が設け
られている。郵便物Ｐ、がそれぞれの郵便番号に対応す
る集積箱４に近づくと、ソレノイド（図示省略）で駆動
される回転自在な転てつ器５が搬送ベルト１の方向に回
動し、郵便物Ｐ、を搬送路３による挟持状態から解放す
る。開放された郵便物Ｐ、は、転てつ器５の案内面（下
面）に沿って集積箱４内に導かれ、側板４ａにその先端
が衝突した後、平面状に積み重ねられる。一方、積載さ
れた郵便物Ｐｂ。

ＰＣを載置する上下運動自在の底板４ｂは、郵便物の集
積量が多くなるにつれて次第に降下するようになってい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述したような従来の紙葉類の集積装置は、郵便物Ｐ、
が集積箱４に集積されるとき、平面状に整然と集積され
ないで、第３図に示すように、側板４ａと集積している
郵便物Ｐとの間隙に入り込む場合がある。このような状
態になると、つぎに搬入されてくる郵便物は、この間隙
に入り込んだ郵便物Ｑに引っ掛って以後の集積状態に乱
れを生するという問題を有している。

本発明の目的は、上述のような従来の紙葉類の集積装置
の欠点を除去して、紙葉類が集積箱の側板と既に集積さ
れている紙葉類との間に入り込むことを防止して、常に
整然とした紙葉類の集積を行うことのできる紙葉類の集
積装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の紙葉類の集積装置は、搬送ベルトと搬送ローラ
と案内板とを有し紙葉類を挟持して水平方向に搬送する
搬送路と、板ばねの先端部に保持されて前記搬送ベルト
を前記搬送ローラに圧接する押圧ローラと、前記搬送ベ
ルトの下方において枢軸されて前記紙葉類の搬送方向を
切換える回動運動を行う転てつ器と、前記搬送路の下方
に設けられて前記紙葉類を積層して集積する集積箱とを
備える紙葉類の集積装置において、前記集積箱が、前記
紙葉類の搬送方向に対して鋭角の傾斜角を有して配設さ
れ、上部に設けられた傾斜板に回動自在に設けられた案
内枠と、下部に設けられた傾斜板に積載された前記紙葉
類が所定の量になったときにマイクロスイッチを動作さ
せる検知レバーと、前記紙葉類を集積したときその先端
部を当接して支持する受板とを備え、前記受板がその表
面が滑らかであってかつ緩衝性を有する緩衝部材を備え
て構成される。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す正面図である。

第１図において、参照符号６は搬送ベルト７と搬送ロー
ラ８と案内板９とを有する搬送路であり、郵便物Ｐは搬
送ベルト７と搬送ローラ８とによって挟持されて第２図
の従来例と同様に水平方向に搬送される。押圧ローラ１
０は板バネ１１の先端部に保持されており、搬送ベルト
７を搬送ローラ８に圧接する。これは搬送ベルト７と搬
送ローラ８とによる郵便物Ｐの搬送動作を確実にするた
めのものである。参照符号１２はソレノイド（図示省略
）で駆動される回動自在の転てつ器である。

集積箱１３は搬送路６の下方に設けられて郵便物Ｐを積
層して集積するためのもので、郵便物Ｐの搬送方向に対
して傾斜角θ（θは鋭角）を有するようにし配設されて
いる。集積箱１３は郵便物Ｐをそれらの面に平行に積層
して集積する傾斜板１３ａおよび１３ｂと、集積した郵
便物Ｐの先端部を支持する受板１３ｃとを備えている。

１４は搬入した郵便物Ｐを案内するために傾斜板１３ａ
に回動自在に設けられた案内枠である。１５は集積箱１
３に集積した郵便物が一定量に達したときマイクロスイ
ッチ１６を動作させて満杯状態を検知するための検知レ
バーである。１７ａおよび１７ｂは搬送路６中に搬送中
の郵便物があるときそれを検知するための光電スイッチ
である。

次に上記のように構成した紙葉類の集積装置の作用を説
明する。

郵便物Ｐは搬送ベルト７と搬送ローラ８と案内板９とを
有する搬送路６に挟持されて水平方向に搬送される。郵
便物Ｐの郵便番号に対応する集積箱１３に近すいたとき
、その郵便物Ｐの先端をその集積箱の光電スイッチ１７
ａおよび１７ｂが検知し、ソレノイドが駆動されて転て
つ器１２は搬送ベルト７側に回動し、郵便物Ｐを挟持状
態から解放する。解放された郵便物Ｐは転てつ器１２の
下面の案内面と検知レバー１５と案内枠１４とに案内さ
れて集積箱１３の中に導かれ、郵便物Ｐはその先端が受
板１３ｃに取付けられている緩衝部材１８に衝突して停
止する。ＭＷｋ部材１８はその表面（郵便物Ｐと接する
面）の摩擦係数が小さくて滑らかであり、しかも衝撃を
容易に吸収する材質で構成されているので、緩衝部材１
８に衝突した郵便物Ｐは衝撃を吸収されて自重によって
緩衝部材に沿って傾斜板１３ａ側に滑り落ち、その先端
を緩衝部材１８に当接した状態で傾斜板１３ａ上に積層
して集積される。

〔発明の効果〕

本発明の紙葉類の集積装置は、以上説明したように集積
箱を搬送路の下方に紙葉類の搬送方向に対して傾斜させ
て設け、進入してくる紙葉類の先端部が衝突する受板に
その表面が滑らかな緩衝部材を設けることによって、傾
斜板上に集積した紙葉類と受板との間に紙葉類が入り込
む隙間が全くなく、しかも紙葉類はその先端を緩衝部材
の表面に当接しながら滑り落ちることができるため、紙
葉類をその先端を揃えて整然と集積することができると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の紙葉類の集積装置の一実施例を示す正
面図、第２図は従来の紙葉類の集積装置の一例を示す断
面図、第３図は第２図の例において集積箱内に案内され
てきた紙葉類が集積箱の底板上に集積した紙葉類と側板
との間に入り込んだ状態を示す断面図である。 １・７・−・搬送ベルト、３−６・・・搬送路、４・１
３・・・集積箱、５・１２・・・転てっ器、１ｏ・・・
押圧ローラ、１４・・・案内枠、１５・・・検知レバー
、１６・・・マイクロスイッチ、１７・・・光電スイッ
チ、１８・・・ｂ：Ｕ２粗路　　　　　　１３：味積彌
７　：Ｊ狗ンｉヤルト　　　　　　　　　　　１４　：
　４内・膵１１：　＊１ａ−ｙ　　　　　　　　　　ｌ
ｓ二４’１−ｈｐ八へ−ｑ：　Ｓ　）’）ｆｉ　　　　
　　　　　　　　　１！　：　−１イアｏスイ−ｔＦｌ
θ：ｆ甲ルローテ　　　　　　　　　　１７α・／７Ｊ
、：　Ａ＝電スイッナｌｌ：坂はｂ　　　　　　／３：
林Ａ１靜轄１２：　参入１っ２シ 竿　７ｆｆｉ ｒ、ｎ膚ｉ＜ルト　　　　３ニー殴（Ｌ路　　　　５：
ゆして）（ト２’、−ｆｉに逆へシしト　　　　　４；
真シメ響ｊ１１゛ヨｉ矛　２　　回 第　３　回

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 搬送ベルトと搬送ローラと案内板とを有し紙葉類を挟持
   して水平方向に搬送する搬送路と、板ばねの先端部に保
   持されて前記搬送ベルトを前記搬送ローラに圧接する押
   圧ローラと、前記搬送ベルトの下方において枢軸されて
   前記紙葉類の搬送方向を切換える回動運動を行う転てつ
   器と、前記搬送路の下方に設けられて前記紙葉類を積層
   して集積する集積箱とを備える紙葉類の集積装置におい
   て、 前記集積箱が、前記紙葉類の搬送方向に対して鋭角の傾
   斜角を有して配設され、上部に設けられた傾斜板に回動
   自在に設けられた案内枠と、下部に設けられた傾斜板に
   積載された前記紙葉類が所定の量になったときにマイク
   ロスイッチを動作させる検知レバーと、前記紙葉類を集
   積したときその先端部を当接して支持する受板とを備え
   、前記受板がその表面が滑らかであってかつ緩衝性を有
   する緩衝部材を備えることを特徴とする紙葉類の集積装
   置。