JPH0527392Y2 - - Google Patents

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JPH0527392Y2
JPH0527392Y2 JP6439086U JP6439086U JPH0527392Y2 JP H0527392 Y2 JPH0527392 Y2 JP H0527392Y2 JP 6439086 U JP6439086 U JP 6439086U JP 6439086 U JP6439086 U JP 6439086U JP H0527392 Y2 JPH0527392 Y2 JP H0527392Y2
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letters
letter
gate
base plate
conveyance
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は郵便番号読取区分機の様に種々の紙葉
類、書状等を区分集積する装置に関する。
(従来技術) 郵便番号読取区分機のような多種の書状を、指
定された箱に区分する装置において、従来、その
区分箱には種々の構造のものがある。しかし例え
ば1台の区分機で100程度の区分を必要とするよ
うな場合は、装置の大きさ及びコスト面を考慮
し、1つの区分箱はできるだけ簡単な構造にする
必要がある。郵便番号読取区分機もそのひとつで
ある。一般に区分箱には、書状を運ぶ搬送路、書
状を区分箱に導くゲート、書状を集積するプレー
ト、各区分箱を区切る仕切板等が最少構成部品と
して必要である。
従来の区分箱の構造を第4図〜第5図を参照し
て説明する。第4図は上記最少部品により構成さ
れる区分箱の斜視図であり、ローラ1,1′及び
該ローラに掛けられたベルト2,2′及び長尺ベ
ルト3,3′により書状の搬送路が形成される。
書状はこれらのベルト2,3及び2′,3にはさ
まれて搬送される。ゲート4は通常第5図に実線
で示すように水平状態にあり、書状はゲート4の
上を通過する。そして書状9を区分箱に分岐させ
る時に破線で示すように傾斜状態になり、仕切板
6,6′で区切られた区分箱10へ導く。スタツ
カプレート5は書状9を順次積載させる為の受板
であり、積載された書状の重量等により区分箱の
底部側へ移動する。前記仕切板6,6′は、書状
送り方向に連続した区分箱を複数に区切るための
側板である。7はローラ1,1′やゲート4の軸
を保持するためのベースプレートであり、搬送面
に対して垂直に、片側に配置されている。
指定された区分箱に区分されるべき書状は、そ
の切手の位置が搬送方向下流側に、かつ該書状の
搬送方向中心ラインより前記ベースプレート7側
へ寄つた位置になるようにして前記搬送路へ送り
込まれ、第5図のように、傾斜したゲートの形状
により定められた角度に従つて投入され、スタツ
カプレート5の上に載る。その後書状は順次積載
され、一定量の書状が積載された後人手により取
り出される。ここで書状を各区分箱へ導く側のゲ
ート面(裏面)は、書状投入時の姿勢をくずさな
いようにベースプレート7に対し搬送時と同じ角
度となるように、即ち該ベースプレート7に対し
て直角となるようにしてあるのが普通である。ま
た第5図に示すゲート両側のローラ1,1′の間
隔Tは、搬送力がないため取り扱う書状の最少巾
以下となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の区分箱において、書状9が投入
された場合、スタツカプレート5上の書状は、第
6図のように、片端の面に切手8を持ち、そのの
り付けが不充分な場合や、書状がいわゆる窓付き
のものである場合、その上側に投入された書状の
先端が切手8や窓の切り欠き部分に当り、この部
分で書状先端が引掛つて投入しきれない場合があ
る。第6図はこの状態を示している。その状態の
ままさらに後続の書状が投入された場合は、区分
箱内でその書状が立つてしまい良好な集積状態が
得られない。そこで、切手や窓の切り欠き部分に
当らぬように、投入される書状の先端をできるだ
け書状の進行方向手前側に落とすようにすれば良
いわけであるが、これも書状の種々な窓位置を考
慮するとかなり前方としなければならず、投入角
度が大きすぎて硬い書状が入りきらないという現
象が生ずる。
また逆に搬送面に対する書状の投入角度を小さ
くし、書状先端を先方の仕切板6′に当てて切手
や窓を避ける方法が考えられるが、これも下記の
点で不具合が生じる。即ち、イ投入角度を小さく
することはゲートの厚さを薄くすることになり、
薄いかつ大きい書状(例えば長3サイズのエアメ
ール書状)を投入する場合、ゲート4に接してい
ない書状の部分が直進しようとする慣性力によ
り、ゲート4にガイドされずローラ1に当り書状
の姿勢が乱れたり、ロ運動量の大きい書状や葉書
等の腰が強い書状は、仕切板に当つたはね返りが
おきく、連続して同一区分箱に書状が集積される
場合、後続の書状の進入の防げとなり、先に投入
された書状の末端と後続の書状の先端が当り、集
積不良となつたりする。
本考案は、区分箱を必要最小限の部品で構成し
つつ、上記不具合を改善した書状集積装置を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の集積装置は、区分箱の構成部品は従来
通りとし、ゲートの書状ガイド面形状を書状投入
方向に対して横方向に傾斜した形状にするととも
にスタツカプレートの取り付けを片側即ちベース
プレートと反対側を高く、ベースプレート側を低
くし、これによつて、投入された書状の先端が積
載された書状の面に同時にではなく前記ベースプ
レートの反対側から順次当るようにし、切手への
当りを無くし、また窓へ当る確率も極めて低くな
るようにしたものである。
本考案によれば、書状の搬送路と、前記搬送路
の下方に位置する集積室と、前記書状を前記搬送
路から分岐し前記集積室内に投入させるゲート
と、前記搬送路を構成する搬送ローラおよび前記
ゲートを保持するベースプレートと、前記集積室
内に設けられかつ順次前記書状を集積させかつ該
書状の量により下降するスタツカプレートとを有
し、前記書状はその上面に貼られた切手の位置が
搬送方向下流側に、かつ該書状の搬送方向中心ラ
インより前記ベースプレート側へ寄つた位置にな
るようにして前記搬送路に投入される型式の書状
集積装置において、前記ゲートは、ゲート上面が
前記搬送路と平行になつている状態でその搬送方
向からみて、前記書状が前記集積室に投入される
際に通過する側のゲート面と前記搬送路の搬送面
との間隔が前記ベースプレート側で狭くその反対
側で広くなるように該ゲート面が傾斜して形成さ
れており、前記スタツカプレートは、前記搬送路
の搬送面との間隔が前記ベースプレート側で広く
その反対側で狭くなる方向に傾斜して取り付けら
れることを特徴とする書状の集積装置が提供され
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図により
説明する。
第1図は従来例の第4図に対応する本考案の実
施例の斜視図であり、ローラ1,1′、ベルト2,
2′,3,3′、仕切板6′,6、ローラ軸端のベ
ースプレート7は従来通りである。しかしスタツ
カプレート5は片端のベースプレート7側が低く
なるように傾きをもたせて取り付けられている。
またゲート4の形状は、第3図のように、投入さ
れた書状がベースプレート7の反対側から早く着
地するようにベースプレート7側およびその反対
側の厚みを連続的に変化させた形状に形成されて
いる。この厚みの変化度合は、ベースプレート側
のゲートの最も薄い部分により書状が案内され、
該書状の進行方向先端が既積載書状の切手8の位
置より進行方向先方の位置に着地するような、ま
たベースプレートと反対側の書状端部が該書状の
進行方向に対して区分箱10の中央付近に着地す
ることになるような厚み変化となつている。
通常書状は取り出しを考慮し切手8が上面を向
きかつ書状の進行方向先端のベースプレート7側
に位置するように集積される。ここで第2図、第
3図のように書状9が投入された場合、書状9の
先端はまずベースプレート7と反対側が書状進行
方向に対して区分箱中央付近に着地し、次いで順
次ベースプレート7側が集積された書状に当るこ
とになる。従つて切手8が位置している部分で
は、投入される書状9の先端はまだ積載された書
状に達しておらず、切手の上を通過することにな
る。また先端が順次、積載された書状表面に当る
ことにより、窓の切り欠きへの当り、ひつかかり
等により書状が集積箱内へ入りきらなくなる確率
は従来より極めて低くなる。今、投入された書状
9のベースプレート側(奥側)の先端は切手の上
を通過するために仕切板に当る可能性もあるが、
これによるはね返りもベースプレート7と反対側
の書状端部がすでに着地しているためにほとんど
ない。
本考案によれば、スタツカプレートの傾き及び
ゲート形状の厚み変化を相互作用により区分箱内
での書状の安定性、集積容量を犠牲にすることな
く、切手部分、窓部分によるひつかかりをなくし
てスムーズに集積することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案により、部品点数やスペー
スの増加をきたさずに良好な集積を得ることがで
きる。従来のように高い確率で貼り付け不良の切
手や窓に当り、集積不良を起こした場合、書状を
傷つけるため人手により集積不良を取り除く必要
があり、従つて装置を一時停止させねばならず、
装置の単位時間当りの処理能力が低く、コストパ
フオーマンスも悪くなつていたが、本考案により
装置の停止時間を少くし、処理能率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る集積装置の区分
箱部分における斜視図、第2図は第1図の矢視A
からみた正面図、第3図は第1図の矢視Bからみ
た側面断面図、第4図は従来の区分箱の斜視図、
第5図は第4図の矢視Aからみた正面図、第6図
は書状の集積不良の状態を示した従来の区分箱の
正面図である。 1,1′……ローラ、2,2′,3,3′……ベ
ルト、4……ゲート、5……スタツカプレート、
6,6′……仕切板、7……ベースプレート、8
……切手、9……書状、10……区分箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 書状の搬送路と、前記搬送路の下方に位置する
    集積室と、前記書状を前記搬送路から分岐し前記
    集積室内に投入させるゲートと、前記搬送路を構
    成する搬送ローラおよび前記ゲートを保持するベ
    ースプレートと、前記集積室内に設けられかつ順
    次前記書状を積載させかつ該書状の量により下降
    するスタツカプレートとを有し、前記書状はその
    上面に貼られた切手の位置が搬送方向下流側に、
    かつ該書状の搬送方向中心ラインより前記ベース
    プレート側へ寄つた位置になるようにして前記搬
    送路に投入される形式の書状集積装置において、
    前記ゲートは、ゲート上面が前記搬送路と平行に
    なつている状態でその搬送方向からみて、前記書
    状が前記集積室に投入される際に通過する側のゲ
    ート面と前記搬送路の搬送面との間隔が前記ベー
    スプレート側で狭くその反対側で広くなるように
    該ゲート面が傾斜して形成されており、前記スタ
    ツカプレートは、前記搬送路の搬送面との間隔が
    前記ベースプレート側で広くその反対側で狭くな
    る方向に傾斜して取り付けられることを特徴とす
    る書状の集積装置。
JP6439086U 1986-04-28 1986-04-28 Expired - Lifetime JPH0527392Y2 (ja)

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JP6439086U JPH0527392Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JPS62176143U JPS62176143U (ja) 1987-11-09
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