JPS58136611A - エチレン・プロピレンブロツク共重合体の製造法 - Google Patents
エチレン・プロピレンブロツク共重合体の製造法Info
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- JPS58136611A JPS58136611A JP1636982A JP1636982A JPS58136611A JP S58136611 A JPS58136611 A JP S58136611A JP 1636982 A JP1636982 A JP 1636982A JP 1636982 A JP1636982 A JP 1636982A JP S58136611 A JPS58136611 A JP S58136611A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、エチレン・プロピレンブロック共重合体の製
造法に関し、より詳しくは高剛性で高い耐衝撃性を有す
るエチレン・プロピレンブロック共重合体の製造法に関
する。
造法に関し、より詳しくは高剛性で高い耐衝撃性を有す
るエチレン・プロピレンブロック共重合体の製造法に関
する。
背景技術
エチレン・プロピレンブロック共重合体は種々の分野に
用いられている。該共重合体は、成る程度の耐衝撃強度
を有しており、自動車、家庭用電器製品、コンテナー等
の各種工業部品の素材として巾広く使用されている。
用いられている。該共重合体は、成る程度の耐衝撃強度
を有しており、自動車、家庭用電器製品、コンテナー等
の各種工業部品の素材として巾広く使用されている。
しかしながら、従来の該共重合体は、低温における耐衝
撃強度が不十分であり、特に高剛性を維持しつつ、かつ
低温における耐衝撃強度を必要とする場合には、EPR
(エチレン・プロピレン・ラバー)のようなゴム成分を
もつ物質をエチレン−プロピレンブロック共重合体に混
合する等して用いている。この場合、ゴム成分の分散が
不十分な為に、均質な製品が得にくく、又製品がコスト
高になる等の問題点があり、共重合により低温における
耐衝撃性の慶れたエチレン・プロピレンブロック共重合
体が、低コストで得られる重合方法の開発が強く望まれ
ていた。
撃強度が不十分であり、特に高剛性を維持しつつ、かつ
低温における耐衝撃強度を必要とする場合には、EPR
(エチレン・プロピレン・ラバー)のようなゴム成分を
もつ物質をエチレン−プロピレンブロック共重合体に混
合する等して用いている。この場合、ゴム成分の分散が
不十分な為に、均質な製品が得にくく、又製品がコスト
高になる等の問題点があり、共重合により低温における
耐衝撃性の慶れたエチレン・プロピレンブロック共重合
体が、低コストで得られる重合方法の開発が強く望まれ
ていた。
発明の開示
発明の目的
本発明は、高剛性を維持しつつ、低温において高い耐衝
撃強度を有するエチレン・プロピレンブロック共重合体
を効率よく製造することを目的とするものであり、本発
明者らは、第一段で液体プロピレン中プロピレンを単独
重合させ第二段でエチレンとプロピレンを第一段で得ら
れるプロピレン単独重合体と共重合させる方法において
、重合系にエーテル、エステル及び/又はケトンを添加
することにより、第二段において共重合量が増大すると
共に、エチレンとプロピレンがよりランダムに共重合し
て共重合体中のゴム成分を増加させ、これが共重合体の
低温における耐衝撃強度を改良させることを見出して本
発明を完成した。
撃強度を有するエチレン・プロピレンブロック共重合体
を効率よく製造することを目的とするものであり、本発
明者らは、第一段で液体プロピレン中プロピレンを単独
重合させ第二段でエチレンとプロピレンを第一段で得ら
れるプロピレン単独重合体と共重合させる方法において
、重合系にエーテル、エステル及び/又はケトンを添加
することにより、第二段において共重合量が増大すると
共に、エチレンとプロピレンがよりランダムに共重合し
て共重合体中のゴム成分を増加させ、これが共重合体の
低温における耐衝撃強度を改良させることを見出して本
発明を完成した。
発明の要旨
本発明は、三塩化チタンを主成分とする触媒重合系にエ
ーテル、エステル若しくはケト/結合を少な(とも一つ
含む有機化合物の一種又は二種以上を存在させ、第一段
階として液体プロピレン中で水素の存在下においてプロ
ピレンを重合させてプロピレン単独重合体とし、第二段
階として実質的に液状炭化水素及び水素の不存在下、気
相中においてエチレン含有量が25〜90重量%の共重
合体を全重量体の8〜35重量%となるようにエチレン
及びプロピレンヲ共重合することからなるエチレン・プ
ロピレンブロック共重合体の製造法を要旨とし、さらに
詳しくは本発明は三塩化チタンを主成分とする触媒成分
と、有機アルミニウム化合物と、エーテル、エステル若
しくはケトン結合を少なくとも一つ含む有機化合物の一
種又は二種以上とからなる重合触媒の存、在下に、第一
段階として液体プロピレン中で、水素を存在させてメル
トインデックスが0.5〜100//10分および沸騰
へブタン不溶分が95重量%以上であるプロビレ/単独
重合体が全重合体体中の65〜92重量%となるように
プロピレンを重合した後、未反応のプロピレン及び水素
を排出し、次いで第二段flflトしてエチレン及びプ
ロピレンを供給し、エチレン含有量が25〜90重量%
の共重合体を全重合体の8〜35重量%となるように実
質的に水素の不存在下にエチレン及びプロピレンを80
℃以下の温度で気相重合することからなる下記の式を満
たすエチレン・プロピレンブロック共重合体の製造法 式 工’> a −M+b 〔但し、工はアイゾツト衝撃強度(ky−m/i) (
ASTM D 256−56 、−40℃、ノツチな
し)、Mは曲げ弾性率(ky /i) (ASTMD7
90−66)、a=0.015 (crn)、b=18
o(k)・の/ cm’ )、M≧7,000 (kg
/crI?)、工≧50 (kg −cm / i)で
ある。〕に関す゛るものである。
ーテル、エステル若しくはケト/結合を少な(とも一つ
含む有機化合物の一種又は二種以上を存在させ、第一段
階として液体プロピレン中で水素の存在下においてプロ
ピレンを重合させてプロピレン単独重合体とし、第二段
階として実質的に液状炭化水素及び水素の不存在下、気
相中においてエチレン含有量が25〜90重量%の共重
合体を全重量体の8〜35重量%となるようにエチレン
及びプロピレンヲ共重合することからなるエチレン・プ
ロピレンブロック共重合体の製造法を要旨とし、さらに
詳しくは本発明は三塩化チタンを主成分とする触媒成分
と、有機アルミニウム化合物と、エーテル、エステル若
しくはケトン結合を少なくとも一つ含む有機化合物の一
種又は二種以上とからなる重合触媒の存、在下に、第一
段階として液体プロピレン中で、水素を存在させてメル
トインデックスが0.5〜100//10分および沸騰
へブタン不溶分が95重量%以上であるプロビレ/単独
重合体が全重合体体中の65〜92重量%となるように
プロピレンを重合した後、未反応のプロピレン及び水素
を排出し、次いで第二段flflトしてエチレン及びプ
ロピレンを供給し、エチレン含有量が25〜90重量%
の共重合体を全重合体の8〜35重量%となるように実
質的に水素の不存在下にエチレン及びプロピレンを80
℃以下の温度で気相重合することからなる下記の式を満
たすエチレン・プロピレンブロック共重合体の製造法 式 工’> a −M+b 〔但し、工はアイゾツト衝撃強度(ky−m/i) (
ASTM D 256−56 、−40℃、ノツチな
し)、Mは曲げ弾性率(ky /i) (ASTMD7
90−66)、a=0.015 (crn)、b=18
o(k)・の/ cm’ )、M≧7,000 (kg
/crI?)、工≧50 (kg −cm / i)で
ある。〕に関す゛るものである。
重合触媒
本発明で用いられる重合触媒は、三塩化チタンを主成分
とする触媒成分と有機アルミニウム化合物とからなる。
とする触媒成分と有機アルミニウム化合物とからなる。
本発明は重合反応時にエーテル、エステル若しくはケト
ン結合を少なくとも一つ含む有機化合物(以下第三成分
という)の一種又は二種以上を添加するものであるがそ
れらは重合触媒と同時に用いるのが望ましい。
ン結合を少なくとも一つ含む有機化合物(以下第三成分
という)の一種又は二種以上を添加するものであるがそ
れらは重合触媒と同時に用いるのが望ましい。
触媒成分としては、四塩化チタンを水素、金属アルミニ
ウム、有機アルミニウム化合物等で還元して得られるも
のをそのまま用いることもできるし、又それら四塩化チ
タンの還元物をアルコール、エーテル、エステル、ラク
トン、アミン、酸ハロゲン化物、酸無水物等の電子供与
性化合物及び/又は四塩化チタン、四塩化珪素、ハロゲ
ン化水素、ハロゲン化炭化水素等の7・ロゲン含有化合
物若しくはヨウ素、塩素等のノ・ロゲン等の活性化剤と
接触し、活性化したものも用いることができる。
ウム、有機アルミニウム化合物等で還元して得られるも
のをそのまま用いることもできるし、又それら四塩化チ
タンの還元物をアルコール、エーテル、エステル、ラク
トン、アミン、酸ハロゲン化物、酸無水物等の電子供与
性化合物及び/又は四塩化チタン、四塩化珪素、ハロゲ
ン化水素、ハロゲン化炭化水素等の7・ロゲン含有化合
物若しくはヨウ素、塩素等のノ・ロゲン等の活性化剤と
接触し、活性化したものも用いることができる。
これらの触媒成分の中でも高立体規則性を示すものが望
ましく、例えば四塩化チタンを有機アルミニウム化合物
で還元して得られる三塩化チタン及び金属アルミニウム
で還元して得られる三基チタン・塩化アルミニウム共晶
体を上記の活性化剤で活性化処理したものが特に望まし
い。それらの触媒成分の調製法の具体例を次に示す。
ましく、例えば四塩化チタンを有機アルミニウム化合物
で還元して得られる三塩化チタン及び金属アルミニウム
で還元して得られる三基チタン・塩化アルミニウム共晶
体を上記の活性化剤で活性化処理したものが特に望まし
い。それらの触媒成分の調製法の具体例を次に示す。
1)゛四塩化チタンを、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン
、オフ乏ン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の不活性な炭化水素及び必要に応じて、ジエチ
ルエーテル、シイノブチルエーテル、モロ−ブチルエー
テル、ジイン7ミルエーテル、ジn−7ミルエーテル、
モロ−ヘキシルエーテル、ジターエチルヘキシルエーテ
ル、モロ−オクチルエーテル等のエーテルの存在下に、
エチルアルミニウムジクロリド、ジエチルアルミニウム
クロリド、エチルアルミニウムセスキクロリド等の有機
アルミニウム化合物若しくはそれらの混合物で還元して
得られる三塩化チタン含有物を、 ■ 塩素、ヨウ素等のハロゲンの存在下又は四塩化チタ
ン、四塩化珪素、四塩化錫等の四ハロゲン化金属で処理
する方法、 ■ 前記ハロゲンの存在下若しくは不存在下及び前記エ
ーテルの存在下に、前記四ハロゲン化金属で処理する方
法、 ■ 前記エーテルで処理した後、前記四ハロゲン化金属
と前記エーテルとの錯化合物で処理する方法、 ■ 前記エーテルで処理した後、モノクロルエタン、ジ
クロルエタン、トリクロルエタン、テトラクロルエタン
、ヘキサクロルエタン、ジクロルプロパン、ナト2クロ
ルプロパン、ヘキサクロルプロパン、ジクロルブタン、
トリクロルベンタン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化
炭化水素で処理する方法、 □ 。
、オフ乏ン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン等の不活性な炭化水素及び必要に応じて、ジエチ
ルエーテル、シイノブチルエーテル、モロ−ブチルエー
テル、ジイン7ミルエーテル、ジn−7ミルエーテル、
モロ−ヘキシルエーテル、ジターエチルヘキシルエーテ
ル、モロ−オクチルエーテル等のエーテルの存在下に、
エチルアルミニウムジクロリド、ジエチルアルミニウム
クロリド、エチルアルミニウムセスキクロリド等の有機
アルミニウム化合物若しくはそれらの混合物で還元して
得られる三塩化チタン含有物を、 ■ 塩素、ヨウ素等のハロゲンの存在下又は四塩化チタ
ン、四塩化珪素、四塩化錫等の四ハロゲン化金属で処理
する方法、 ■ 前記ハロゲンの存在下若しくは不存在下及び前記エ
ーテルの存在下に、前記四ハロゲン化金属で処理する方
法、 ■ 前記エーテルで処理した後、前記四ハロゲン化金属
と前記エーテルとの錯化合物で処理する方法、 ■ 前記エーテルで処理した後、モノクロルエタン、ジ
クロルエタン、トリクロルエタン、テトラクロルエタン
、ヘキサクロルエタン、ジクロルプロパン、ナト2クロ
ルプロパン、ヘキサクロルプロパン、ジクロルブタン、
トリクロルベンタン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化
炭化水素で処理する方法、 □ 。
■ 前記エーテルの存在下、前記ハロゲン化炭化水素で
処理する方法、 ■ 上記■又は■の処理物を、更に前記四ハロゲン化金
属で処理する方法等。
処理する方法、 ■ 上記■又は■の処理物を、更に前記四ハロゲン化金
属で処理する方法等。
2)四ハロゲン化チタンを金属アルミニウムで還元して
得られる三塩化チタン・5塩アルミニウム共晶体(Ti
C/3−%AIC;l、 −・A A型三塩化チタン
)を、 ■ 四塩化チタンと前記エーテルとの錯化合物と共粉砕
する方法、 ■ β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−
バレロラクトン、クマリン、ε−カブロラクトン、γ−
カプリロラクトン、γ−ラウリロラクトン等のラクトン
と共粉砕する方法、 ■ 前記エーテル又は前記ラクトンと共粉砕した後、前
記有機アルミニウム化合物の前記炭化水素溶液で処理す
る方法等。
得られる三塩化チタン・5塩アルミニウム共晶体(Ti
C/3−%AIC;l、 −・A A型三塩化チタン
)を、 ■ 四塩化チタンと前記エーテルとの錯化合物と共粉砕
する方法、 ■ β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−
バレロラクトン、クマリン、ε−カブロラクトン、γ−
カプリロラクトン、γ−ラウリロラクトン等のラクトン
と共粉砕する方法、 ■ 前記エーテル又は前記ラクトンと共粉砕した後、前
記有機アルミニウム化合物の前記炭化水素溶液で処理す
る方法等。
触媒成分と組み合せて用いる有機アルミニウム化合物と
しては、トリアルキルアルミニウム、例えばトリエチル
アルミニウム、トリインブチルアルミニウム等、シアル
キルアルミニラムノ1ライド、例えばジエチルアルミニ
ウムクロリド、モロ−ブチルアルミニウムクロリド等、
フルキルアルミニウムシバライド、例えばメチルアルミ
ニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリド等、
フルキルアルミニウムセスキノ\ライド、例えばエチル
アルミニウムセスキクロリド、n−ブチルアルミニウム
セスキクロリド等及びそれらの混合物が挙げられるがフ
ルキルアルミニウムシバ2イドが好ましい。触媒成分に
対する有機アルミニウム化合物の使用量は、通常触媒成
分中の三塩化チタン1モルに対して1〜500モルであ
る。
しては、トリアルキルアルミニウム、例えばトリエチル
アルミニウム、トリインブチルアルミニウム等、シアル
キルアルミニラムノ1ライド、例えばジエチルアルミニ
ウムクロリド、モロ−ブチルアルミニウムクロリド等、
フルキルアルミニウムシバライド、例えばメチルアルミ
ニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリド等、
フルキルアルミニウムセスキノ\ライド、例えばエチル
アルミニウムセスキクロリド、n−ブチルアルミニウム
セスキクロリド等及びそれらの混合物が挙げられるがフ
ルキルアルミニウムシバ2イドが好ましい。触媒成分に
対する有機アルミニウム化合物の使用量は、通常触媒成
分中の三塩化チタン1モルに対して1〜500モルであ
る。
重合反応の際、重合系に添加する第三成分は、エーテル
結合、エステル結合若しくはケトン結合を分子内に少な
(とも一つ持つ有機化合物であるが、それらを例示する
とジエチルエーテル、モロ−ブチルエーテル、ジイソブ
チルエーテル、ジフェニルエーテル、7ニソール、フエ
ネトール等のエーテル化合物、メチルベンゾエート、エ
チルベンゾエート、メチルパラトルエート、エチルパラ
トルエート、メチルメタクリレート等のエステル化合物
、メチルフェニルケトン、エチルフェニルケトン等のケ
トン化合物及びメチルパラアニセート、エチルパラ7ニ
セート等のエーテル結合とエステル結合を併せ持った化
合物を挙げることできる。
結合、エステル結合若しくはケトン結合を分子内に少な
(とも一つ持つ有機化合物であるが、それらを例示する
とジエチルエーテル、モロ−ブチルエーテル、ジイソブ
チルエーテル、ジフェニルエーテル、7ニソール、フエ
ネトール等のエーテル化合物、メチルベンゾエート、エ
チルベンゾエート、メチルパラトルエート、エチルパラ
トルエート、メチルメタクリレート等のエステル化合物
、メチルフェニルケトン、エチルフェニルケトン等のケ
トン化合物及びメチルパラアニセート、エチルパラ7ニ
セート等のエーテル結合とエステル結合を併せ持った化
合物を挙げることできる。
第三成分は、触媒成分及び有機アルミニウム化合物と同
時に用いてもよいが、予め有機アルミニウム化合物と接
触させた上で用いると、第一段のプロピレンの単独重合
の触媒活性を低下させないので望ましい。第三成分の使
用量は、通常有機アルミニウム化合物に対して2〜40
モル%の範囲内である。
時に用いてもよいが、予め有機アルミニウム化合物と接
触させた上で用いると、第一段のプロピレンの単独重合
の触媒活性を低下させないので望ましい。第三成分の使
用量は、通常有機アルミニウム化合物に対して2〜40
モル%の範囲内である。
共重合体は、第一段でプロピレンの単独重合体を製造し
た後、第二段でエチレン及びプロピレンと共重合するこ
とによって製造されるが、第二段は実質的に水素の不存
在下で反応させること及びエチレンとプロピレンの使用
割合の調整を容易にするために、第一段の重合終了後、
未反応のプロピレン及び水素を排出除去するの(1)
プロピレン単独重合体の製造(第一段重合)第一段の
プロピレンの単独重合は、重合触媒の存在下液体プロピ
レン中で行なわれるが、プロピレン単独のみならず、得
られる重合体の剛性に殆−んど影響を与えない程度の極
(少量のエチレン、1−ブテン、1−ヘキセン等のコモ
ノマーな存在させて重合を行うう/ダみ共重合も含まれ
る。
た後、第二段でエチレン及びプロピレンと共重合するこ
とによって製造されるが、第二段は実質的に水素の不存
在下で反応させること及びエチレンとプロピレンの使用
割合の調整を容易にするために、第一段の重合終了後、
未反応のプロピレン及び水素を排出除去するの(1)
プロピレン単独重合体の製造(第一段重合)第一段の
プロピレンの単独重合は、重合触媒の存在下液体プロピ
レン中で行なわれるが、プロピレン単独のみならず、得
られる重合体の剛性に殆−んど影響を与えない程度の極
(少量のエチレン、1−ブテン、1−ヘキセン等のコモ
ノマーな存在させて重合を行うう/ダみ共重合も含まれ
る。
第一段で製造されるプロピレンの単独重合体は、ブロッ
ク共重合体としての成形性が十分に維持され、しかも物
性的にも十分満足できるものである必要があることから
、0.5〜100I/10分のメルトインデックス(M
E ) であることが望ましい。Ml がO,S未
満では成形性が悪(,100を超える場合は衝撃強度が
劣るという問題点が生じる。Ml の調整は、重合の
際に水素を存在させて行うが、その存在量は通常プロピ
レンに対して0.01〜1モル%の範囲内である。
ク共重合体としての成形性が十分に維持され、しかも物
性的にも十分満足できるものである必要があることから
、0.5〜100I/10分のメルトインデックス(M
E ) であることが望ましい。Ml がO,S未
満では成形性が悪(,100を超える場合は衝撃強度が
劣るという問題点が生じる。Ml の調整は、重合の
際に水素を存在させて行うが、その存在量は通常プロピ
レンに対して0.01〜1モル%の範囲内である。
又、プロピレン単独重合体の立体規則性は剛性の点から
極めて重要であり、立体規則性が低い場合は剛性が低い
ために、剛性と衝撃強度とのバランスが良い共重合体が
得られないので、プロピレン単独重合体は沸騰へブタン
不溶分(HI)i95重量%以上とするのが望ましい。
極めて重要であり、立体規則性が低い場合は剛性が低い
ために、剛性と衝撃強度とのバランスが良い共重合体が
得られないので、プロピレン単独重合体は沸騰へブタン
不溶分(HI)i95重量%以上とするのが望ましい。
第一段の重合温度は30〜100℃、好ましくは50〜
80℃であり、重合圧力は重合温度でプロピレンを液状
に保ち得る圧力以上である。
80℃であり、重合圧力は重合温度でプロピレンを液状
に保ち得る圧力以上である。
第一段の重合量は、共重合体の物性を決める上で重要で
あり、目的とする物性を有する共重合体を得るには、全
重量体中の65〜92M量%を占めるのが必須要件であ
る。重合反応はバッチ式、連続式のいずれでもよい。
あり、目的とする物性を有する共重合体を得るには、全
重量体中の65〜92M量%を占めるのが必須要件であ
る。重合反応はバッチ式、連続式のいずれでもよい。
(2)未反応のプロピレン及び水素の排出第一段の重合
終了後11重合体に含まれる未反 一応のプロピレン及
び水素を排出する。特に水素は、後続ノ第二段の重合系
に多(存在すると、共重合の効率が低下したり、共重合
体の分子量が低下し為に衝撃強度が低下する原因になる
ので、望ましくは第二段の重合時の水素濃度が用いるオ
レフィンモノマーに対してo、o5モル%以下になるよ
うに、十分に排出する必要がある。
終了後11重合体に含まれる未反 一応のプロピレン及
び水素を排出する。特に水素は、後続ノ第二段の重合系
に多(存在すると、共重合の効率が低下したり、共重合
体の分子量が低下し為に衝撃強度が低下する原因になる
ので、望ましくは第二段の重合時の水素濃度が用いるオ
レフィンモノマーに対してo、o5モル%以下になるよ
うに、十分に排出する必要がある。
プロピレン及び水素の排出方法としては、減圧、加熱等
の方法で、液体プロピレフ1777シユさせた後、窒素
ガス、メタン、エタノ、プロパノ等の飽和炭化水素のガ
ス、プロピレンガス等により置換を行う等の方法を挙げ
ることができる。
の方法で、液体プロピレフ1777シユさせた後、窒素
ガス、メタン、エタノ、プロパノ等の飽和炭化水素のガ
ス、プロピレンガス等により置換を行う等の方法を挙げ
ることができる。
(3) ブロック共重合体の製造(第二段重合)第二
段の重合反応は、上記のようにして得られた重合触媒を
含むプロピレン学独重合体上に、エチレン及びプロピレ
ンを供給し、気相で共重合を行うことにより達成される
。エチレンとプロピレンはそれぞれ別個に供給してもよ
く、予め混合した上で供給してもよいが、その供給割合
はエチレン/プロピレン(モル比) I O,5〜15
とするのが望ましい。
段の重合反応は、上記のようにして得られた重合触媒を
含むプロピレン学独重合体上に、エチレン及びプロピレ
ンを供給し、気相で共重合を行うことにより達成される
。エチレンとプロピレンはそれぞれ別個に供給してもよ
く、予め混合した上で供給してもよいが、その供給割合
はエチレン/プロピレン(モル比) I O,5〜15
とするのが望ましい。
重合反応は、実質的に水素の不存在下(供給するエチレ
ン及びプロピレンに対して0.05モル%以下)K、8
0°C以下、好適には3D〜80℃の温度で行なうのが
望ましい。
ン及びプロピレンに対して0.05モル%以下)K、8
0°C以下、好適には3D〜80℃の温度で行なうのが
望ましい。
第二段での共重合量は、全重合体中8〜65重量%の範
囲とする必要があり、8重量%未満では十分な衝撃強度
が得られず、55重量%を超えると衝撃強度は高いもの
の、剛性が低下する。又、共重合体中のエチレン含量を
25〜90重量%とすることが重要であり、この範囲外
では衝撃強度が低下し、実用的でない。
囲とする必要があり、8重量%未満では十分な衝撃強度
が得られず、55重量%を超えると衝撃強度は高いもの
の、剛性が低下する。又、共重合体中のエチレン含量を
25〜90重量%とすることが重要であり、この範囲外
では衝撃強度が低下し、実用的でない。
第二段の重合反応は、バッチ式、連続式のいずれも採用
することができ、又バッチ式の場合は第一段で用いた重
合槽でもよく、別の重合槽でもよい。
することができ、又バッチ式の場合は第一段で用いた重
合槽でもよく、別の重合槽でもよい。
得られたエチレン−プロピレンブロック共重合体は、既
知の方法で脱触媒、未反応ガスの分離、乾燥、造粒並び
に必要に応じて各種の添加剤の添加等の工程を経て目的
と、1、する製品となる。
知の方法で脱触媒、未反応ガスの分離、乾燥、造粒並び
に必要に応じて各種の添加剤の添加等の工程を経て目的
と、1、する製品となる。
発明の効果
本発明の方法により得られたエチレン−プロピレンブロ
ック共重合体は、アイゾツト衝撃強度と曲げ弾性率の関
係において、下記の一般式を満足させ、高剛性ケ維持し
たまま、低温において高い耐衝撃強度を有するというf
れた性質?有する。
ック共重合体は、アイゾツト衝撃強度と曲げ弾性率の関
係において、下記の一般式を満足させ、高剛性ケ維持し
たまま、低温において高い耐衝撃強度を有するというf
れた性質?有する。
式 工〉−4・ M+b
〔但し、工はアイゾツト衝撃強度(ky・cm/crr
l’)(ASTM D 256−56 、−40 ”
C、ノツチなし)、Mは曲げ弾性率(Q/crr?)
(AST¥D790−66)、a = 0.013 (
crn)、b=i 80 (ky −cm/crri’
)、M≧7,000 (kg/crrr’)、■≧3
o (kg −cm /crn2)である。〕又、第三
成分?添加するという@記の製造方法′を採ることによ
り、重合触媒の重合活性を著しく増大させることができ
、限られたモノマー分圧、滞留時間で十分な共重合体含
量の制御が可能となり、運転性の巾を太き(広げること
ができる−という種々の効果を併せ奏することができる
。
l’)(ASTM D 256−56 、−40 ”
C、ノツチなし)、Mは曲げ弾性率(Q/crr?)
(AST¥D790−66)、a = 0.013 (
crn)、b=i 80 (ky −cm/crri’
)、M≧7,000 (kg/crrr’)、■≧3
o (kg −cm /crn2)である。〕又、第三
成分?添加するという@記の製造方法′を採ることによ
り、重合触媒の重合活性を著しく増大させることができ
、限られたモノマー分圧、滞留時間で十分な共重合体含
量の制御が可能となり、運転性の巾を太き(広げること
ができる−という種々の効果を併せ奏することができる
。
以下、本発明を具体例により詳細に説明する。
なお、冬物における%(パーセント)は特に断らない限
り重量による。
り重量による。
メrレトインデックス(MI)は、ASTM D 12
!?i8に従い、温度230℃、荷重2.16.kpで
測定した。沸騰へブタン不溶分(HI )は、改良型ソ
ックスレー抽出器で沸騰n−へブタンにより5時間抽出
した場合の残量(重量%)である。曲げ弾性率はAST
M D 790−66に、アイゾツト衝撃強度はAS
TM D 256−56 (−40℃。
!?i8に従い、温度230℃、荷重2.16.kpで
測定した。沸騰へブタン不溶分(HI )は、改良型ソ
ックスレー抽出器で沸騰n−へブタンにより5時間抽出
した場合の残量(重量%)である。曲げ弾性率はAST
M D 790−66に、アイゾツト衝撃強度はAS
TM D 256−56 (−40℃。
ノツチなし)にそれぞれ従って測定した。
実施例1
十分に窒素ガスで置換した4つロフラスコに、四塩化チ
タン250威及びn−ヘプタンを四塩化チタンa度が6
0%となるように加えた。このフラスコ?低温のバスに
浸し、n−へブタンで60%に希釈したジエチルアルミ
ニウムクロリドを、攪拌下に反応温度を一5℃〜0℃に
保ちながら上記四塩化チタンと等モルとなるように滴下
した。ジエチルアルミニウムクロリドを滴下後、−5℃
〜0℃で1時間攪拌を続け、1時間で65℃に昇温し、
65℃にて1時間攪拌な行った。デカンテーションによ
り、固体ト液体を分離し、固体をn−ヘプタ/で4回洗
浄し、赤紫色の還元固体な得た。
タン250威及びn−ヘプタンを四塩化チタンa度が6
0%となるように加えた。このフラスコ?低温のバスに
浸し、n−へブタンで60%に希釈したジエチルアルミ
ニウムクロリドを、攪拌下に反応温度を一5℃〜0℃に
保ちながら上記四塩化チタンと等モルとなるように滴下
した。ジエチルアルミニウムクロリドを滴下後、−5℃
〜0℃で1時間攪拌を続け、1時間で65℃に昇温し、
65℃にて1時間攪拌な行った。デカンテーションによ
り、固体ト液体を分離し、固体をn−ヘプタ/で4回洗
浄し、赤紫色の還元固体な得た。
次に、この還元固体に、モロ−ブチルエーテル及びヘキ
サクロルエタンのn−へブタン溶液を、該還元固体中の
チタン1グラム原子当りそれぞれ1.0グラムモル及び
0.フグラムモルとなるように添加し、85℃で′5時
間攪拌し゛た。デカンテーションにより固体と液体を分
離した後、固体Qn−ヘプタンで5回洗浄な行い、触媒
成分(以下触媒Aという。)320gt得た。
サクロルエタンのn−へブタン溶液を、該還元固体中の
チタン1グラム原子当りそれぞれ1.0グラムモル及び
0.フグラムモルとなるように添加し、85℃で′5時
間攪拌し゛た。デカンテーションにより固体と液体を分
離した後、固体Qn−ヘプタンで5回洗浄な行い、触媒
成分(以下触媒Aという。)320gt得た。
予め、窒素ガスで置換した1、5−eの攪拌器付オート
クレーブに、触媒A30In9入れ、続いてジエチルア
ルミニウムクロリド(DEAC) の1ミリモル/
rnl n−ヘゲタン溶液と安息香酸エチル(EB)と
なEB / DEAC(モル比)が0.02となるよう
に用いて接触させた溶液2.1m1f添加した。次いで
、液体プロピレン800m1及び水素ガス600cci
;g)導入する、該オートクレーブの内容物?攪拌しな
がら68℃に昇温し、プロピレンの単独重合な30分間
行った。得られたポリマーの一部を抜き出して分析した
結果、ポリマーの収量は触媒A111当り2,339
、!9 (ホモ重合活性)であった。又得られたポリマ
ーのHl、は97.6%であり、MIは2.0.!i’
710分であった。
クレーブに、触媒A30In9入れ、続いてジエチルア
ルミニウムクロリド(DEAC) の1ミリモル/
rnl n−ヘゲタン溶液と安息香酸エチル(EB)と
なEB / DEAC(モル比)が0.02となるよう
に用いて接触させた溶液2.1m1f添加した。次いで
、液体プロピレン800m1及び水素ガス600cci
;g)導入する、該オートクレーブの内容物?攪拌しな
がら68℃に昇温し、プロピレンの単独重合な30分間
行った。得られたポリマーの一部を抜き出して分析した
結果、ポリマーの収量は触媒A111当り2,339
、!9 (ホモ重合活性)であった。又得られたポリマ
ーのHl、は97.6%であり、MIは2.0.!i’
710分であった。
未反応のプロピレン及び水素ガスケオートクレープから
排出し、プロピレンガスによす系内を十分に置換した後
、攪拌を行いながら、エチレン/プロピレン(モル比)
1.72のエチレンとプロピレンの混合ガスを導入し、
重合温度60℃、重合圧力2 k) 77!aにおいて
気相で共重合を3時間25分行いエチレン−プロピレン
ブロック共重合体を得た。
排出し、プロピレンガスによす系内を十分に置換した後
、攪拌を行いながら、エチレン/プロピレン(モル比)
1.72のエチレンとプロピレンの混合ガスを導入し、
重合温度60℃、重合圧力2 k) 77!aにおいて
気相で共重合を3時間25分行いエチレン−プロピレン
ブロック共重合体を得た。
該ブロック共重合体中のチタン含有量を求め、プロピレ
ン単独重合体中のチタン含有量との比較において、共重
合体の含有量及び共重合時における触媒h11/、1時
間当りの共重合体の収量(共重合活性)を算出した。そ
の結果共重合体の含有量は18.5%であり、共重合活
性は133g/l!・触媒fA)・時間であった。又、
該ブロック共重合体のMI は0.5II/10分で
あり、赤外線吸収スペクトル分析により求めたエチレン
の含有量は9.3%であり、共重合体部分のエチレン含
有量は55.5%であった。得られた該ブロック共重合
体をプラベンダープラステイコーダーにより、210℃
で5分間混練し、プレス成形により物性測定用試験片を
作り、曲げ弾性率及びフイゾット衝撃強度を測定した。
ン単独重合体中のチタン含有量との比較において、共重
合体の含有量及び共重合時における触媒h11/、1時
間当りの共重合体の収量(共重合活性)を算出した。そ
の結果共重合体の含有量は18.5%であり、共重合活
性は133g/l!・触媒fA)・時間であった。又、
該ブロック共重合体のMI は0.5II/10分で
あり、赤外線吸収スペクトル分析により求めたエチレン
の含有量は9.3%であり、共重合体部分のエチレン含
有量は55.5%であった。得られた該ブロック共重合
体をプラベンダープラステイコーダーにより、210℃
で5分間混練し、プレス成形により物性測定用試験片を
作り、曲げ弾性率及びフイゾット衝撃強度を測定した。
それらの結果ン第1表に示すと共に図面に示したb
実施例2
エチレン−プロピレンブロック共重合体の製造ジエチル
アルミニウムクロライドと接触させる第三成分な安息香
酸エチルからモロ−ブチルエーテル(BE) に変え
た以外は、実施例1と同様にしてエチレン−プロピレン
ブロック共重合体の製造を打った。それらの結果を第1
表′に示すと共に図面に示した。
アルミニウムクロライドと接触させる第三成分な安息香
酸エチルからモロ−ブチルエーテル(BE) に変え
た以外は、実施例1と同様にしてエチレン−プロピレン
ブロック共重合体の製造を打った。それらの結果を第1
表′に示すと共に図面に示した。
比較例1
第三成分を全(用いない以外は、実施例1と同様にして
エチレン−プロピレンブロック共重谷体の製造を行った
。それらの結果を第1表及び図面に示した。第1表及び
図面から明らかなように、衝撃強度が低(、又共重合活
性も低(・ことが分る。
エチレン−プロピレンブロック共重谷体の製造を行った
。それらの結果を第1表及び図面に示した。第1表及び
図面から明らかなように、衝撃強度が低(、又共重合活
性も低(・ことが分る。
比較例2
実施例2において第三成分として用いたモロ−ブチルエ
ーテルの使用量を変え、実施例2と同様にして第一段重
合を行い、HI 91.8%、MI 2.9&/10
分のプロピレン単独重合体を得た。この単独重合体な用
いて実施例1と同様にして第二段重合を行い、エチレン
−プロピレンブロック共重合体を製造した。それらの結
果を第1表及び図面に示した。第1表及び図面から明ら
かなように、得られた共重合体は曲げ弾性率が低(、前
記の一般式な満足させ又いない。
ーテルの使用量を変え、実施例2と同様にして第一段重
合を行い、HI 91.8%、MI 2.9&/10
分のプロピレン単独重合体を得た。この単独重合体な用
いて実施例1と同様にして第二段重合を行い、エチレン
−プロピレンブロック共重合体を製造した。それらの結
果を第1表及び図面に示した。第1表及び図面から明ら
かなように、得られた共重合体は曲げ弾性率が低(、前
記の一般式な満足させ又いない。
比較例3
エチレン−プロピレンブロック共重合体の製造第二段重
合時の重合温度’185℃とした以外は実施例1と同様
にしてエチレン−プロピレンブロック共重合体を製造し
、それらの結果な第1表及び図面に示した。第1表及び
図面から明らかなように、得られた共重合体は衝撃強度
が不十分であり、前記の一般式を満足させていな(ゝO 実施例3 アルゴンガスで内部を置換した鋼鉄製ボールミル中に、
市販のAA型三三基チタン240gt入れ、更にジエチ
ルエーテル12.9と四塩化チタン2.5Iiとの反応
生成物?入れた後10時間粉砕処理を行って触媒成分(
触媒B)を調製した。
合時の重合温度’185℃とした以外は実施例1と同様
にしてエチレン−プロピレンブロック共重合体を製造し
、それらの結果な第1表及び図面に示した。第1表及び
図面から明らかなように、得られた共重合体は衝撃強度
が不十分であり、前記の一般式を満足させていな(ゝO 実施例3 アルゴンガスで内部を置換した鋼鉄製ボールミル中に、
市販のAA型三三基チタン240gt入れ、更にジエチ
ルエーテル12.9と四塩化チタン2.5Iiとの反応
生成物?入れた後10時間粉砕処理を行って触媒成分(
触媒B)を調製した。
実施例1で用いたオ・−トクレープに、触媒B3101
n9を入れ、続いてジエチルアルミニウムクロリド(D
EAC) の1ミリモル/dのn−へブタン溶液とエ
チルパラ7ニセー) (EPA ) ト’l EPA/
DRAG (モル比)が0.1となるように用いて接
触させた溶液を、触媒B中のチタン1グラム原子当りア
ルミニウムが3グラム原子となるように添加し、重合温
度を65℃とした以外は実施例1と同様にして第一段重
合を行った。
n9を入れ、続いてジエチルアルミニウムクロリド(D
EAC) の1ミリモル/dのn−へブタン溶液とエ
チルパラ7ニセー) (EPA ) ト’l EPA/
DRAG (モル比)が0.1となるように用いて接
触させた溶液を、触媒B中のチタン1グラム原子当りア
ルミニウムが3グラム原子となるように添加し、重合温
度を65℃とした以外は実施例1と同様にして第一段重
合を行った。
未反応のプロピレン及び水素を排出した後、共重合時間
を1.0時間とした以外は、実施例1と同様にして第二
段重合を行い、エチレン−プロピレンブロック共重合体
を製造した。それらの結果を第1表及び図面に示した。
を1.0時間とした以外は、実施例1と同様にして第二
段重合を行い、エチレン−プロピレンブロック共重合体
を製造した。それらの結果を第1表及び図面に示した。
実施例4
エチルパラ7ニセートの使用量をE PA/’D EA
C(モル比) = 0.2とした以外は実施例3と同
様にしてエチレンープロピレンプ、ロック共重合体を製
造し、その結果を第1表及び図面に示した。
C(モル比) = 0.2とした以外は実施例3と同
様にしてエチレンープロピレンプ、ロック共重合体を製
造し、その結果を第1表及び図面に示した。
比較例4
エチルパラ7ニセートを用いなかった以外は、実施例3
と同様にしてエチレン−プロピレンブロック共重合体の
製造を行い、結果を第2表及び図面に示した。それらか
ら明らかなように、衝撃強度が劣り、共重合活性も低い
ことが分る。
と同様にしてエチレン−プロピレンブロック共重合体の
製造を行い、結果を第2表及び図面に示した。それらか
ら明らかなように、衝撃強度が劣り、共重合活性も低い
ことが分る。
実施例5
第三成分としてジエチルエーテル(EE) を用いた
以外は実施例3と同様にしてエチレン−グロビレンプロ
ツ′り共重合体の製造な行い、その結果を第2表及び図
面に示した。
以外は実施例3と同様にしてエチレン−グロビレンプロ
ツ′り共重合体の製造な行い、その結果を第2表及び図
面に示した。
実施例6
第三成分として安息香酸エチル(FB) を用いた以
外は実施例3と同様にしてエチレン−プロピレンブロッ
ク共重合体の製造2行い、結果を第2表及び図面に示し
た。
外は実施例3と同様にしてエチレン−プロピレンブロッ
ク共重合体の製造2行い、結果を第2表及び図面に示し
た。
比較例5
実施例3において第三成分として用いfこエチルパラ7
ニセートの使用量を変え実施例3と同様にして第一段重
合を行い、HI 94.5%、Ml2.5.9/10分
のプロピレン単独重合体を得た。
ニセートの使用量を変え実施例3と同様にして第一段重
合を行い、HI 94.5%、Ml2.5.9/10分
のプロピレン単独重合体を得た。
この単独重合体を用いて実施例3と同様にして第二段重
合を行い、エチレン−プロピレンブロック共重合体を製
造した。結果を第2表及び図面に示したが、それらから
明らかなように得られた共重合体は衝撃強度が不十分で
あることが分る。
合を行い、エチレン−プロピレンブロック共重合体を製
造した。結果を第2表及び図面に示したが、それらから
明らかなように得られた共重合体は衝撃強度が不十分で
あることが分る。
実施例4の第一段重合における水素使用量な調節してM
lが0.55&/10分及び11 B5’/10分のプ
ロピレン単独重合体を製造した。これら二種類の単独重
合体をそれぞれ用いた以外は実施例4と同様にして第二
段重合を用い、エチレン−プロピレンブロック共重合体
を製造した。結果を第2表及び図面に示したが、それら
から明らかなように得られた共電体はそれぞれ衝撃強度
と曲げ弾性率の前記の関係式を満足させていない。
lが0.55&/10分及び11 B5’/10分のプ
ロピレン単独重合体を製造した。これら二種類の単独重
合体をそれぞれ用いた以外は実施例4と同様にして第二
段重合を用い、エチレン−プロピレンブロック共重合体
を製造した。結果を第2表及び図面に示したが、それら
から明らかなように得られた共電体はそれぞれ衝撃強度
と曲げ弾性率の前記の関係式を満足させていない。
比較例8.9
実施例4の第二段重合におけるエチレン/プロピレン(
モル比)を調節して共重合体中のエチレン含量が21.
9%及び92.2%の二種類のエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体な製造した。結果を第2表及び第3表並
びに図面に示したが、それらから明らかなように得られ
た共重合体はそれぞれ衝撃強度が低いことが分る。
モル比)を調節して共重合体中のエチレン含量が21.
9%及び92.2%の二種類のエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体な製造した。結果を第2表及び第3表並
びに図面に示したが、それらから明らかなように得られ
た共重合体はそれぞれ衝撃強度が低いことが分る。
比較例10
実施例4の第二段重合における共重合時間を変えて、共
重合体の含有量が7.4%のエチレン−プロピレンブロ
ック共重合体を製造した。結果を第3表及び図面に示し
たが、それらから明らかなように得られた共重合体は衝
撃強度が低いことが分る。
重合体の含有量が7.4%のエチレン−プロピレンブロ
ック共重合体を製造した。結果を第3表及び図面に示し
たが、それらから明らかなように得られた共重合体は衝
撃強度が低いことが分る。
比較例11
実施例3の第二段重合における共重合時間?変えて、共
重合体の含有量が36.5%のエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体を製造した。
重合体の含有量が36.5%のエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体を製造した。
結果を第3表及び図面に示したが、それらから明らかな
ように得られた共重合体は衝撃強度が高いにもかかわら
ず、曲げ弾性率が低いことが分る。
ように得られた共重合体は衝撃強度が高いにもかかわら
ず、曲げ弾性率が低いことが分る。
第三成分としてメチルパラトルニー) (MPT)又は
フェニルエチルケトン(PICK )を用いた以外は、
実施例6と同様にしてエチレン−プロピレンブロック共
重合体を製造し、結果を第3表及び図面に示した。
フェニルエチルケトン(PICK )を用いた以外は、
実施例6と同様にしてエチレン−プロピレンブロック共
重合体を製造し、結果を第3表及び図面に示した。
図面は本発明に係る共重合体のフイゾット衝撃強度と曲
げ弾性率との関係を示す図面である。 手続補正書 特許庁長官 島田春樹 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第16569号 2、発明の名称 エチレン・プロピレンブロック共重合体の製造法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区−ツ橋−丁目1番1号譬壷箪′
W〒r株式会社 4、代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目24番11号(1)明
細書の「発明の詳細な説明」の欄a補正の内容 (1)明細書第3o頁第3表の下に続けて下記の文を挿
入する。 製造 内容積1oozのオートクレーブに、実施例3と同様に
して調製した触媒成分を98?/時間、ジエチルアルミ
ニウムクロリドを1289/時間(n−へブタンで15
チに希釈)、エチルパラアニセートを2a7f/時間(
n−へブタンで20%に希釈)、液体プロピレンを16
.7Kq/時聞及び水素ガスを18.9 t(標準状態
)7時間の割合で連続的に供給して、65℃でプロピレ
ンを重合し、1時間当fi 7.0 Kgのポリプロピ
レンを製造した〔ホモ重合活性= 714(f/l・触
媒)〕。このポポリプロビレはM工=15.1f/10
分、H工= 96.5チであった。 得られたポリプロピレンスラリーをバッグフィルターに
導入して、未反応のプロピレン、水素等をパージし、次
いで内容積2゜準状態)7時間の割合で連続的に供給し
、ポリマーに付着しているプロピレン、水素をパージし
た。 次に、ポリプロピレンスラリーを内容積100tの横長
の攪拌原型の反応器に導入すると共に、エチレンガスf
700f/時間、プロピレンガスを80097時間〔エ
チレン/プロピレン(モル比)=1.31〕の割合で連
続的に供給して、60℃で第二段重合を行い、エチレン
−プロピレンブロック共重合体を1時間当pa3KII
製造した〔共重合活性=155(t/f−一媒・時間〕
〕。得られた共重合体は、M工=6.3(9710分)
、エチレン含量−7,8%、共重合体中のエチレン含量
−49,7%、共重合体含量=15.7%であった。 この共重合体を、n−へブタン/インプロピルアルコー
ル= 50750 (重量比)の混合物と73℃で接触
させて、中に含まれる触媒を分解すると共に除去した後
、乾燥して粉末状のエチレン−プロピレンブロック共重
合体を得た。 この粉末状の共重合体を、65閣φの押出機を用いてペ
レットとし、射出成形機により試験片を作り、実施例1
と同様にして物性を測定した結果、曲げ弾性率は11.
200(Ky / ctl ) 、アイゾツト衝撃強度
は38(胸・cm / * )であった。」
げ弾性率との関係を示す図面である。 手続補正書 特許庁長官 島田春樹 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第16569号 2、発明の名称 エチレン・プロピレンブロック共重合体の製造法3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区−ツ橋−丁目1番1号譬壷箪′
W〒r株式会社 4、代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目24番11号(1)明
細書の「発明の詳細な説明」の欄a補正の内容 (1)明細書第3o頁第3表の下に続けて下記の文を挿
入する。 製造 内容積1oozのオートクレーブに、実施例3と同様に
して調製した触媒成分を98?/時間、ジエチルアルミ
ニウムクロリドを1289/時間(n−へブタンで15
チに希釈)、エチルパラアニセートを2a7f/時間(
n−へブタンで20%に希釈)、液体プロピレンを16
.7Kq/時聞及び水素ガスを18.9 t(標準状態
)7時間の割合で連続的に供給して、65℃でプロピレ
ンを重合し、1時間当fi 7.0 Kgのポリプロピ
レンを製造した〔ホモ重合活性= 714(f/l・触
媒)〕。このポポリプロビレはM工=15.1f/10
分、H工= 96.5チであった。 得られたポリプロピレンスラリーをバッグフィルターに
導入して、未反応のプロピレン、水素等をパージし、次
いで内容積2゜準状態)7時間の割合で連続的に供給し
、ポリマーに付着しているプロピレン、水素をパージし
た。 次に、ポリプロピレンスラリーを内容積100tの横長
の攪拌原型の反応器に導入すると共に、エチレンガスf
700f/時間、プロピレンガスを80097時間〔エ
チレン/プロピレン(モル比)=1.31〕の割合で連
続的に供給して、60℃で第二段重合を行い、エチレン
−プロピレンブロック共重合体を1時間当pa3KII
製造した〔共重合活性=155(t/f−一媒・時間〕
〕。得られた共重合体は、M工=6.3(9710分)
、エチレン含量−7,8%、共重合体中のエチレン含量
−49,7%、共重合体含量=15.7%であった。 この共重合体を、n−へブタン/インプロピルアルコー
ル= 50750 (重量比)の混合物と73℃で接触
させて、中に含まれる触媒を分解すると共に除去した後
、乾燥して粉末状のエチレン−プロピレンブロック共重
合体を得た。 この粉末状の共重合体を、65閣φの押出機を用いてペ
レットとし、射出成形機により試験片を作り、実施例1
と同様にして物性を測定した結果、曲げ弾性率は11.
200(Ky / ctl ) 、アイゾツト衝撃強度
は38(胸・cm / * )であった。」
Claims (1)
- 三塩化チタンを主成分とする触媒成分と有機アルミニウ
ム化合物を重合触媒とし、重合系にエーテル、エステル
若しくはケトン結合を少な(とも一つ含む有機化合物の
一種又は二種以上を存在させ、第一段階として液体プロ
ピレン中で水素の存在下においてプロピレンを重合サセ
てプロピレン単独重合体とし、第二段階として実質的に
液状炭化水素及び水素の不存在下、気相中においてエチ
レン含有量が25〜90重量%の共重合体を全重合体の
8〜35重量%となるよ5[エチレン及びプロピレンを
共重合することからなるエチレン・プロピレンブロック
共重合体の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1636982A JPS58136611A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | エチレン・プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1636982A JPS58136611A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | エチレン・プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136611A true JPS58136611A (ja) | 1983-08-13 |
JPS6138928B2 JPS6138928B2 (ja) | 1986-09-01 |
Family
ID=11914388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1636982A Granted JPS58136611A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | エチレン・プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136611A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337111A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | プロピレン−エチレンブロツク共重合体の製造法 |
JPS6343915A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-25 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
JP2002037824A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Japan Polychem Corp | プロピレンブロック共重合体の製造方法 |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1636982A patent/JPS58136611A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337111A (ja) * | 1986-08-01 | 1988-02-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | プロピレン−エチレンブロツク共重合体の製造法 |
JPH0380808B2 (ja) * | 1986-08-01 | 1991-12-26 | Mitsubishi Chem Ind | |
JPS6343915A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-25 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | プロピレンブロツク共重合体の製造法 |
JP2002037824A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Japan Polychem Corp | プロピレンブロック共重合体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6138928B2 (ja) | 1986-09-01 |
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