JPS5813655A - 室温硬化性組成物 - Google Patents

室温硬化性組成物

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JPS5813655A
JPS5813655A JP11132081A JP11132081A JPS5813655A JP S5813655 A JPS5813655 A JP S5813655A JP 11132081 A JP11132081 A JP 11132081A JP 11132081 A JP11132081 A JP 11132081A JP S5813655 A JPS5813655 A JP S5813655A
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JP
Japan
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group
sulfur
polyether
composition
room temperature
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JP11132081A
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JPS6411071B2 (ja
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Fumio Kawakubo
文夫 川久保
Osamu Takamatsu
修 高松
Sadao Yukimoto
定生 行本
Katsuhiko Isayama
諌山 克彦
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水分に触れるとゴム様物質へと室温硬化しう
る加水分解性珪素基及び/又はシラノールr含有ポリエ
ーテルと、イオウ含有化合物とを有効成分として含有す
る組成物に関する。
本発明者らは既に湿分硬化性珪素基を有するポリエーテ
ルが密封剤として有用であることを見い出し、その製造
法及び組成物につき先に提案した。
湿分硬化性珪素基を有するポリエーテルを主成分とする
室温硬化性密封剤は、安価で優れた性能を有しているが
、配合組成によっては金属に対する接着性が不充分であ
った。
本発明者らは、この点を改良すべく鋭意検討を重ねた結
果、イオウ含有化合物を添加することにより、湿分硬化
性珪素基を有するポリエーテルの優れた性質を損うこと
なく、目的が達せられることを見出し、本発明に到達し
た。
すなわち本発明は、A)少くとも1つの加水分解性珪素
基及び/又はシラノール基を含有し、主鎖が本質的に−
R−0−(Rは2価のアルキレン基)で示される化学的
に結合された繰り返し単位を有するものであって、且つ
分子量が500〜15000であるポリエーテルと、 
B)イオウ含有化合物とも含有する諷温硬化性組成物に
関する。
本発明において室温硬化性珪素基を有するポリエーテル
とは、主鎖が本質的に−R−0−(Rは2価のアルキレ
ン基)で示される化学的に結合し翳 た繰シ返し単位を有するも、pであって、且つ分子量が
500〜1soooであるポリエーテルからなり、1分
子中に少くとも1個の珪素原子に結合した加水分解性基
を有する重合体である。ここで本質的に−R−0一単位
を有するものとは、後述するごとくポリエーテルの製造
方法によっては少量の他の結合単位を含みうろことを示
すものである。珪素原子に結合した加水分解性基として
は、代表的にはハイドライド基、・・ロゲン基、アルコ
キシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミド基
、酸アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基およびア
ルケニルオキシ基が挙げられる。
室温硬化性珪素基を有するポリエーテルは、公知の種々
の方法で製造しうるが、好ましくは式(Xは、前記加水
分解性官能基)の水素化珪素(′R2は水素又は炭素数
1〜20の1価の有機基、R8は炭素数1〜20の2価
の有機基、bはO又は1の整数)    ・: の末端オレフィン基を書するポリエーテルとを反応させ
ることにより得られる、末端に ル基を有するポリエーテルが挙げられる。この種のポリ
エーテルは具体的には特開昭50−156599、特開
昭54−6096、特開昭55−13768、特開昭5
5−82123、特開昭55−131022に開示され
ている方法により得ることができる。
これ以外にも、特開昭55−13767、特開昭55−
123620.特開昭55−125121、特開昭55
−131021、特開昭55−137129、特開昭5
5−135135に開示されている方法により得られる
室温硬化性珪素基を有するポリエーテルも使用すること
ができる。これらのポリエーテルは一種類のみを用いて
もよいし、二種類以上を混合して用いてもよい。
本発明で用いることのできるイオウ含有化合物とは、無
機イオウ(単斜、斜方、非晶)、及びイオウ原子を分子
中に少くとも2原子以上、好ましくは4原子以上含有す
る有機イオウ化合物で、後者の具体例としてはジペンゾ
チアジルジスルフィド、2−(N%N−ジエチルチオカ
ルバモイルチオ)ベンゾチアゾール、2−(イ′−モル
ホリノジチオ)ベンゾチアゾール、テトラメチルチウラ
ムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフィド、
テトラメチルチウラムジスルフィド、ジペンタメチレン
チウラムテトラスルフィド、ブチルキサントゲン酸亜鉛
、およびポリサルファイド等が例示できる。又、これら
のイオウ含有化合物を含む組成物、例えばエボナイト等
も添加することができる。これらのイオウ含有化合物は
一種類のみを用いてもよいし、二種類以上を混合して用
いてもよい。イオウ含有化合物は、シリル−含有ポリエ
ーテル100重量部に対し0.01〜20重量部の範囲
で添加すれば効果があり、好ましくは01〜5重量部の
範囲で使用するのがよい。001重量部未満では効果が
小さく、また20重量部をこえると物性への悪影響が出
ることがある。
本発明によシ接着性が改良される金属としては、アルミ
ニウム、ニッケル、鉄、亜鉛、青銅、黄銅、ステンレス
等が挙げられるが、特にアルミニウムに対する効果が顕
著であ−る。
本発明の組成物を硬化させるにあたっては、シラノール
縮合触媒を使用してもしなくてもよい。
縮合触媒を使用する場合は、アルキルチタン酸塩;有機
珪素チタン酸塩;オクチル酸錫、ジブチル錫フタレート
およびジプチル錫マンエート、ジブチル錫フタレートな
どの如きカルボン酸の金属塩;ジプチルアミン−2−エ
チルヘキソエートナトの如きアミン酸;ならびに他の酸
性触媒および塩基性触媒など公知のシラノール縮合触媒
が有効に使用される。これら縮合触媒の量は珪素含有ポ
リエーテルに対し、0〜10重量%で使用するのが好ま
しい。加水分解性基Xとしてアルコキシ基が使用される
場合には、この重合体のみでは硬化速度が遅いので、縮
合触媒を使用する事が好ましい。
この場合、縮合触媒としては錫のカルボン酸塩が特に好
ましい。
本発明の珪素含有ポリエーテルは、種々の充填剤を配合
する事により変性しうる。充填剤としては、ツユ−ムシ
リカ、沈降性シリカ、無水珪酸、含水珪酸およびカーボ
ンブラックの如き補強性充填剤;炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、ケイソウ土、焼成りレー、クレー、タル
ク、酸化チタン、ベントナイト、有機ベントナイト、酸
化第二鉄、酸化亜鉛、活性亜鉛華、水添ヒマシ油および
シラスバルーンなどの如き充填剤;石綿、ガラス繊維お
よびフィラメントの如き繊維状充填剤が使用できる。こ
れら充填剤で強度の高い硬化組成物を得たい場合には、
主にツユ−ムシリカ、沈降性シリカ無水珪酸、含水珪酸
、カーボンブラック、表面処理微細炭酸カルシウム、焼
成りレー、クレーおよび活性亜鉛華などから選ばれる充
填剤を珪素末端ポリエーテル100重量部に対し1〜1
00重量部の範囲で使用すれば好ましい結果が得られる
。又、低強度で伸びが犬である硬化組成物を得たい場合
には、主に酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、タルク、酸化第二鉄、酸化亜ン 鉛およびシラスバルーンなどから選ばれる充填剤・’I
I、l、。
を珪素含有ポリエーテル100重量部に対し5〜200
重量部の範囲で使用すれば好ましい結果が得られる。も
ちろんこれら充填剤は1種類のみで使用してもよいし、
2種類以上混合使用してもよい0 本発明において、可塑剤を充填剤と併用して使用すると
硬化物の伸びを大きくできたり、多量の充填剤を混入で
きたりするのでより有効である。
該可塑剤としては、一般によく使用されている、例えば
ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ブチルベ
ンジルフタレートなどの如きフタル酸エステル類;アジ
ピン酸ジオクチル、コノ1り酸インデシル、セバシン酸
ジプチルなどの如き脂肪族2塩基酸エステル類;ジエチ
レングリコールジベンゾエート、ペンタエリスリトール
エステルなどの如きグリコールエステル類ニオレイン酸
ブチル、アセチルリシノール酸メチルなどの如き脂肪族
エステル類;リン酸トリクレジル、リン酸トリオクチル
、リン酸オクチルジフェニルなどの如きリン酸エステル
類;エポキシ化大豆油、エポキシステアリン酸ベンジル
などの如きエポキシ可塑剤類:塩素化パラフィンなどの
可塑剤が単独又は2種類以上の混合物の形で任意に使用
出来る。可塑剤量1d、珪素含有ポリエーテル100重
量部ニ対し0〜100重量部の範囲で使用すると好まし
い結果が得られる。本発明における配合組成物では充填
剤、可塑剤、縮合触媒が主に使用されるが、フェノール
樹脂およびエポキシ樹脂などの如き接着付与剤、顔料、
老化防止剤、紫外線吸収剤などの如き添加剤も任意に使
用される事も包含される。
本発明組成物においては、1液組成物および2液組成物
のいずれも可能である。2液組成物として使用する場合
には、例えば珪素含有ポリエーテル、有機シラン重合体
、充填剤および可塑剤から成る成分と充填剤、可塑剤お
よび縮合触媒からなる成分とにわけ、使用直前に両成分
を混合し使用すれば良好な結果が得られる。1液組成物
として使用する場合には、珪素含有ポリエーテル、有機
シラン重合体、充填剤、可塑剤および縮合触媒を充分脱
水乾燥してから水分非存在下で混合し、カートリッジな
どに保存しておけば保存安定性良好な1液組成物として
も使用可能である。
本発明組成物は1液および2液の弾性シーラントとして
特に有用であり、建造物、船舶、自動車、道路などの密
封剤として使用しうる。更に、単独あるいはプライマー
の助けをかりて、ガラス、磁器、木材、金属、樹脂成型
物などの如き広範囲の基質に密着しうるので、種々のタ
イプの密封組成物および接着組成物としても使用可能で
ある。更に、食品包装材料、注型ゴム材料、型取り用材
料、塗料としても有用である。
以下具体的に実施例を挙げて説明する。
実施例1 平均分子量8000、末端基として 端基のうち80%有するポリプロピレンオキシド100
重量部に対しエポキシヘキサヒドロフタル酸ジオクチル
20重量部、ジオクチルフタレート20重量部、脂肪酸
処理炭酸カルシウム120重量部、水添ヒマシ油6重、
量部、酸化チタン8重量部、カーボンブラック0.5重
量部、2.2−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t
ert−ブチル5−ジーtert −ブチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール1重量部、光硬化性オ
リゴマー(商品名:アロニクスM8060、東亜合成化
学工業製)5重量部および無機イオウ03重量部を加え
、三本ペイントロールで混合して主剤を作製した。これ
とは別にオクチル酸錫3重量部、ラウリルアミン075
重量部、ジオクチルフタレート6.25重量部、酸化チ
タン20重量部を加えホモジナイザーで混合、分散し硬
化剤を作製した。
このようにして得られた主剤と硬化剤を10:1の重量
比で混合し、JIS−A−5758に従って陽極酸化ア
ルミ板のH型試験片を作製し、表1に示した硬化条件で
硬化させた後の物性を測定した。結果を、イオウを0.
3重量部加えない以外は実施例1と同じ条件で行った比
較例と共に表−1に示す。
1 1 。
実施例2 実施例1におけるイオウ0.3重量部の替りにジペンタ
エチレンチウラムテトラスルフィド1重量部を使用する
以外は同じ条件で行った。結果を表−2に示す。
表−2

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  A)  少なくとも1つの加水分解性珪素基
    及び/又はシラノール基を含有し、主鎖が本質的に−R
    −0−(Rは2価のアルキレン基)で示される化学的に
    結合された繰り返し単位を有するものであって、且つ分
    子量が500〜15000であるポリエーテルとB)イ
    オウ含有化合物とを含有することを特徴とする室温硬化
    性組成物。
  2. (2)加水分解性珪素基が珪素原子に結合した・・イド
    ライド基、ノ・ロゲン基、アルコキシ基、アシルオキシ
    基、ケトキシメート基、アミド基、酸アミド基、アミノ
    キシ基、メルカプト基およびアルケニルオキシ基からな
    る群より選ばれる少くとも」種である特許請求の範囲第
    1項記載の室温硬化性組成物。
  3. (3)イオウ含有化合物が、無機イオウまたは分子内に
    少くとも2原子以上のイオウ原子を含む有機化合物であ
    る特許請求の範囲第1項記載の室温硬化性組成物。 a
  4. (4)加水分解性珪素基が式−8iX3−λ(ここで、
    直はO〜2の整数、Rは1価の炭化水素基、Xは加水分
    解性基を示す)で示される特許請求の範囲第1項記載の
    室温硬化性組成物。
  5. (5)XがCH2O−基である特許請求の範囲第4項記
    載の室温硬化性組成物。
JP11132081A 1981-07-15 1981-07-15 室温硬化性組成物 Granted JPS5813655A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138259A (ja) * 1983-01-29 1984-08-08 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 硬化性組成物
EP1433811A3 (en) * 2001-05-02 2004-07-14 Borealis Technology Oy Use of polysulphide compounds for the stabilization of cross-linked silane group containing polymers

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JPS4988929A (ja) * 1972-12-27 1974-08-26
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