JP2003160587A - チタン化合物、該チタン化合物からなる硬化触媒、該硬化触媒を含有する湿気硬化型オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

チタン化合物、該チタン化合物からなる硬化触媒、該硬化触媒を含有する湿気硬化型オルガノポリシロキサン組成物

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JP2003160587A
JP2003160587A JP2001363206A JP2001363206A JP2003160587A JP 2003160587 A JP2003160587 A JP 2003160587A JP 2001363206 A JP2001363206 A JP 2001363206A JP 2001363206 A JP2001363206 A JP 2001363206A JP 2003160587 A JP2003160587 A JP 2003160587A
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moisture
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curing catalyst
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JP2001363206A
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Hiromasa Nakamura
博征 中村
Takayuki Muranaka
貴之 村中
Hitoshi Tabuchi
均 田淵
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Nitto Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毒性、環境汚染性が低く、かつ速硬化性を有
し、耐水性に優れたオルガノポリシロキサン用硬化触媒
を提供する。 【解決手段】 一般式(1): 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一または異なっ
て、炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、nは1〜
3の整数であり、nが2または3のとき、2つまたは3
つのR1は相互に同一であっても、異なっていてもよ
い)で表される化合物からなることを特徴とするオルガ
ノポリシロキサン用硬化触媒。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規チタン化合
物、速硬化性能を有し、毒性、環境汚染性の少ないオル
ガノポリシロキサン用硬化触媒およびそれを含有する湿
気硬化型オルガノポリシロキサン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】室温で硬化してゴム弾性体を生成する1
液型の湿気硬化型ゴム組成物として、オルガノポリシロ
キサン組成物は広範囲に使用されている。オルガノシロ
キサンが架橋重合した−Si−O−結合を主鎖とするシ
ロキサンの高分子化合物はシリコーンゴムの名称で呼ば
れ、撥水性、耐熱性、耐候性、耐寒性、電気絶縁性等の
性質に優れていることから建築、土木工業、電気、電子
工業、自動車工業等の分野で広く使用されている。
【0003】また、1液型の湿気硬化型ゴム組成物は、
一般に硬化速度が速く、また使用前にベースポリマーや
架橋剤、触媒等の各種添加剤を秤量し、混合する必要が
ないため、2液型のものに比べ液の混合調整等の必要が
ない等、作業性の点で優れている。
【0004】オルガノポリシロキサンがポリマー化し、
硬化物となる過程における反応機構は、水共存下におけ
る加水分解性珪素含有基の縮合反応もしくは付加反応に
よるとされており、ポリマー化が進行し3次元網目構造
のポリマー硬化体が形成されるものと考えられている。
この反応において硬化を速やかに進行させるために、硬
化触媒が使用される。
【0005】この加水分解性珪素含有基を有するオルガ
ノポリシロキサンの硬化触媒として、従来から錫カルボ
ン酸塩化合物、アルキル錫塩化合物、鉛カルボン酸塩化
合物等が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鉛化合物は環
境への負荷が大きく、錫化合物は内分泌撹乱物質として
生体への影響が懸念されていることから、使用に際して
は十分な注意が必要となる。
【0007】こうした環境汚染の惧れのある物質を使用
しない湿気硬化型組成物として、特開平8−41358
号報で、カルボン酸とアミンの併用触媒、また特開平5
−39428号報で、安全性の問題の少ないビスマス化
合物を使用することが提案されているが、いずれも、施
工時に充分な硬化速度が得られないという問題点があ
る。また、特開昭60−1611457号公報、特公昭
63−42942号公報では、ジイソプロポキシチタン
ビス(アルキルアセトアセトネート)等のチタン酸エス
テル化合物を触媒として使用することが提案されている
が、組成物中の添加剤や充填剤中に含まれる水分で分解
されやすく、また、施工時の湿度により、硬化速度にば
らつきが生じるため、安定した硬化物が得られない等の
問題点があり、実用的な硬化速度を持ち、安定に働く触
媒の開発が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
毒性、環境汚染性が低く、かつ速硬化性を有し、耐水性
に優れたオルガノポリシロキサン用硬化触媒および湿気
硬化型オルガノポリシロキサン組成物を開発すべく鋭意
検討し、本発明に至った。
【0009】すなわち、本発明は次のチタン化合物、オ
ルガノポリシロキサン用硬化触媒および湿気硬化型オル
ガノポリシロキサン組成物を提供する。 (1)一般式(1):
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一
または異なって、炭素原子数1〜10の炭化水素基であ
り、nは1〜3の整数であり、nが2または3のとき、
2つまたは3つのR1は相互に同一であっても、異なっ
ていてもよい)で表される化合物。 (2)一般式(1):
【0012】
【化5】
【0013】(式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一
または異なって、炭素原子数1〜10の炭化水素基であ
り、nは1〜3の整数であり、nが2または3のとき、
2つまたは3つのR1は相互に同一であっても、異なっ
ていてもよい)で表される化合物からなることを特徴と
するオルガノポリシロキサン用硬化触媒。 (3)分子末端又は側鎖に加水分解性基と結合した珪素
原子を1分子中に少なくとも1個有するオルガノポリシ
ロキサン(A)100重量部に対して、硬化触媒(B)
として、一般式(1):
【0014】
【化6】
【0015】(式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一
または異なって、炭素原子数1〜10の炭化水素基であ
り、nは1〜3の整数であり、nが2または3のとき、
2つまたは3つのR1は相互に同一であっても、異なっ
ていてもよい)で表される化合物0.1〜20重量部を
配合してなることを特徴とする湿気硬化型オルガノポリ
シロキサン組成物。 (4)一般式(1)において、R1、R2、R3、R4が相
互に同一または異なって、炭素原子数1〜4の炭化水素
基(nが2または3のとき、2つまたは3つのR 1は相
互に同一であっても、異なっていてもよい)である前記
(3)項に記載の湿気硬化型オルガノポリシロキサン組
成物。 (5)一般式(1)において、R1がイソプロピル、ブ
チル、イソブチル、sec−ブチルまたはtert−ブ
チルであり、R2、R3、R4が同一または異なって、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、sec−ブチルまたはtert−ブチルである
前記(4)項に記載の湿気硬化型オルガノポリシロキサ
ン組成物。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のチタン化合物は下記一般
式(1):
【0017】
【化7】
【0018】(式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一
または異なって、炭素原子数1〜10の炭化水素基であ
り、nは1〜3の整数であり、nが2または3のとき、
2つまたは3つのR1は相互に同一であっても、異なっ
ていてもよい)で表される新規化合物であり、オルガノ
ポリシロキサンの硬化触媒として有用である。
【0019】R1、R2、R3、R4で示される炭素原子数
1〜10の炭化水素基としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブ
チル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシルな
どの炭素原子数1〜10のアルキル基などがあげられ
る。
【0020】好ましくは、R1、R2、R3、R4は相互に
同一または異なって、炭素原子数1〜4の炭化水素基で
ある。炭素原子数1〜4の炭化水素基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチルなどの炭素原
子数1〜4のアルキル基などがあげられる。さらに好ま
しくは、R1はイソプロピル、ブチル、イソブチル、s
ec−ブチル、tert−ブチル、R2、R3、R4はメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルである。
【0021】一般式(1)で表されるチタン化合物の具
体例としては、イソプロポキシトリス(トリメチルシロ
キシ)チタン、ブトキシトリス(トリメチルシロキシ)
チタン、イソプロポキシトリス(トリイソプロピルシロ
キシ)チタン、ブトキシトリス(トリイソプロピルシロ
キシ)チタン、ジイソプロポキシビス(トリメチルシロ
キシ)チタン、ジブトキシビス(トリメチルシロキシ)
チタン、ジイソプロポキシビス(トリエチルシロキシ)
チタン、ジブトキシビス(トリエチルシロキシ)チタ
ン、ジイソプロポキシビス(トリブチルシロキシ)チタ
ン、ジブトキシビス(トリブチルシロキシ)チタン、ジ
イソプロポキシビス(トリイソプロピルシロキシ)チタ
ン、ジブトキシビス(トリイソプロピルシロキシ)チタ
ン、トリイソプロポキシトリメチルシロキシチタン、ト
リブトキシトリメチルシロキシチタン、トリイソプロポ
キシトリイソプロピルシロキシチタン、トリブトキシト
リイソプロピルシロキシチタンなどがあげられる。
【0022】一般式(1)で表されるチタン化合物は、
たとえばテトラアルコキシチタンとトリアルキルシラノ
ールを、nが1、2または3の化合物が得られるように
所定のモル比で反応させることにより製造できる。
【0023】一般式(1)で表されるチタン化合物は毒
性、環境汚染性が低く、オルガノポリシロキサンの硬化
触媒として使用した場合に、速硬化性を有し、組成物中
の添加剤や充填剤中に含まれる水分で分解されにくく、
また、施工時の湿度により、硬化速度にばらつきが生じ
ず、速やかに安定した硬化物を与える。したがって、オ
ルガノポリシロキサンを主剤とする湿気硬化型組成物、
とくに1液型の湿気硬化型組成物における硬化触媒とし
て有用である。
【0024】本発明の湿気硬化型組成物は、分子末端又
は側鎖に加水分解性基と結合した珪素原子を1分子中に
少なくとも1個有するオルガノポリシロキサン(A)1
00重量部に対して、硬化触媒(B)として、一般式
(1)で表されるチタン化合物0.1〜20重量部を配
合したものである。
【0025】本発明に用いるオルガノポリシロキサン
(A)は、主鎖がSi−Oで表されるシロキサン結合で
構成されたものであり、さらにシロキサン結合を構成す
る珪素原子に有機基が結合しても良い。このような有機
基としては、具体的にはメチル、エチル、プロピル、ブ
チル等のアルキル基、シクロヘキシル等のシクロアルキ
ル基、ビニル、アリル、イソプロペニル等のアルケニル
基、フェニル、キシリル等のアリール基、ベンジル、フ
ェニルエチル等のアラルキル基、およびこれら有機基の
水素原子の全部もしくは一部がハロゲン原子で置換され
た基、例えばクロロメチル基、3,3,3−トリフルオ
ロプロピル基などがある。
【0026】有機基が結合した主鎖は具体的には、 (−Si(CH32−O−)m (−Si(C252−O−)m (−Si(Ph)2−O−)m (−Si(CH=CH22−O−)m 等がある。ここでmは2以上の整数である。オルガノポ
リシロキサン(A)は単独の主鎖から構成されていても
よく、あるいは2種以上の主鎖から構成されていてもよ
い。
【0027】オルガノポリシロキサン(A)が有する加
水分解性基と結合した珪素原子(以下、加水分解性珪素
含有基という場合がある)は、湿気の存在下に、または
硬化触媒を使用したときに湿気の存在下に縮合反応を起
こす基である。具体的には、ハロゲン化シリル基、アル
コキシシリル基、アルケニルオキシシリル基、アシロキ
シシリル基、アミノシリル基、アミノオキシシリル基、
オキシムシリル基、アミドシリル基が挙げられる。ここ
で、1つの珪素原子に結合したこれら加水分解性基の数
は1〜3の範囲から選択される。また1つの珪素原子に
結合した加水分解性基は1種であってもよく、複数種で
あってもよい。さらに加水分解性基と非加水分解性基が
1つの珪素原子に結合していてもよい。加水分解性珪素
含有基としては、取り扱いが容易である点で、とくにア
ルコキシシリル基(モノアルコキシシリル基、ジアルコ
キシシリル基、トリアルコキシシリル基を含む)が好ま
しい。加水分解性珪素含有基は、オルガノポリシロキサ
ン分子の末端に存在していても、側鎖に存在していても
よい。加水分解性珪素含有基は、オルガノポリシロキサ
ンの1分子当たり少なくとも1個あればよいが、硬化速
度、硬化物性の点からは、1分子当たり平均して1.5
個以上あるのが好ましい。加水分解性珪素含有基を前記
主鎖重合体に結合させる方法としては公知の方法が採用
できる。
【0028】オルガノポリシロキサンは直鎖状であって
も、3官能形(RSiO1.5)または4官能形(Si
2)を含む分岐状のものであってもよい。また、硬化
物の物性や用途により、必要に応じて2官能形(R2
iO)や1官能形(R3SiO1. 5)を組み合わせてもよ
い(ここで、Rは前記の加水分解性基もしくは有機
基)。さらに加水分解性珪素含有基は分子末端、分子鎖
の途中の何れに結合していてもよい。
【0029】本発明で用いるオルガノポリシロキサン
(A)の粘度は特に制約はないが過度に高粘度のものは
作業性が低下したり、得られる硬化物の物性が損なわれ
る惧れがあるので、25℃における粘度が0.025〜
100Pa・sの範囲にあるのが望ましい。このような
オルガノポリシロキサンは、公知の方法によって製造す
ることができるが、GE東芝シリコーン(株)製のトス
シールシリーズ、信越化学工業(株)製のシーラントシ
リーズ、東レダウコーニング(株)製のSHシリーズ等
の市販品を使用してもよい。
【0030】本発明の湿気硬化型組成物において、チタ
ン化合物(B)の含有量は、オルガノポリシロキサン
(A)100重量部に対して0.1〜20重量部、特に
0.5〜10重量部が好ましい。チタン化合物(B)の
含有量が前記範囲未満では硬化性能が不十分であり、一
方前記範囲を超えると硬化後の硬化物の復元率、耐候性
などの物性、貯蔵中の安定性が低下することがある。
【0031】本発明の湿気硬化型組成物には、硬化を促
進し基材への密着性を良くするため、公知の種々のアミ
ノ基置換アルコキシシラン化合物、またはその縮合物を
使用することができる。具体的に例示すると、γ―アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ―アミノプロピルト
リエトキシシラン、N−(トリメトキシシリルプロピ
ル)エチレンジアミン、δ−アミノブチル(メチル)ジ
エトキシシラン、N,N’−ビス(トリメトキシシリル
プロピル)エチレンジアミン、およびこれらの部分加水
分解物等が挙げられる。また、基材への密着性の向上の
ために、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、ビニルトリイソプロポキシシラン等のビニル
アルコキシシラン化合物を使用できる。
【0032】また本発明の湿気硬化型組成物には、さら
に充填剤、着色剤、可塑剤、タレ防止剤、老化防止剤、
溶剤等の硬化型組成物に通常添加される添加剤を加えて
もよい。
【0033】例えば、充填剤としては、具体的には、炭
酸カルシウム、カオリン、タルク、ヒュームドシリカ、
沈降性シリカ、無水ケイ酸、含水ケイ酸、クレー、焼成
クレー、ガラス、ベントナイト、有機ベントナイト、シ
ラスバルーン、ガラス繊維、石綿、ガラスフィラメン
ト、粉砕石英、ケイソウ土、ケイ酸アルミニウム、水酸
化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、二酸化
チタン等が挙げられる。これら充填剤は単独で使用で
き、また2種以上を併用できる。
【0034】着色剤としては、具体的には、酸化鉄、カ
ーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニ
ングリーン等が挙げられる。
【0035】可塑剤としては、具体的には、ジブチルフ
タレート、ジオクチルフタレート、ブチルベンジルフタ
レート等のフタル酸エステル類、アジピン酸ジオクチ
ル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジイソデシル、セバ
シン酸ジイソデシル、オレイン酸ブチル等の脂肪族カル
ボン酸エステル類、ペンタエリスリトールエステル等の
ポリオール化合物のエステル類、リン酸トリオクチル、
リン酸トリクレジル等のリン酸エステル類、エポキシ化
大豆油、エポキシステアリン酸ベンジル等のエポキシ系
可塑剤、塩素化パラフィン等が挙げられる。
【0036】タレ防止剤としては、具体的には、水添ヒ
マシ油、無水ケイ酸、有機ベントナイト、コロイド状シ
リカ等が挙げられる。
【0037】また他の添加剤としては、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂等の接着付与剤、紫外線吸収剤、ラジ
カル連鎖禁止剤、過酸化物分解剤、各種の老化防止剤等
が挙げられる。
【0038】
【実施例】以下に本発明を実施例を用いて具体的に説明
するが、本発明の範囲はこれによって限定されるもので
はない。
【0039】製造例1 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトライソプロポキシチタン142g(0.5mo
l)、トリイソプロピルシラノール174.1g(1.
0mol)を量り込み、マグネチックスターラーにて十
分に混合した。発熱がおさまり、内温が室温付近になる
まで攪拌を続けた後、生成したイソプロピルアルコール
を減圧留去し、無色液体のチタン化合物Aの250g
(収率98%)を得た。この化合物をFT−IRにて分
析し、シラノールの吸収(3435cm -1)が存在しな
いことを確認した。また、次の元素分析の結果より、ジ
イソプロポキシビス(トリイソプロピルシロキシ)チタ
ンであることを確認した。
【0040】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 56.0 11.3 12.7 9.2 10.8 理論値 56.2 11.0 12.5 9.4 10.9
【0041】製造例2 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトラブトキシチタン189g(0.54mol)、ト
リイソプロピルシラノール174.1g(1.0mo
l)を量り込み、マグネチックスターラーにて十分に混
合した。発熱がおさまり、内温が室温付近になるまで攪
拌を続けた後、生成したイソプロピルアルコールを減圧
留去し、淡黄色液体のチタン化合物Bの256g(収率
95%)を得た。この化合物をFT−IRにて分析しシ
ラノールの吸収(3435cm-1)が存在しないことを
確認した。また、次の元素分析の結果より、ジブトキシ
ビス(トリイソプロピルシロキシ)チタンであることを
確認した。
【0042】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 57.9 11.2 12.0 8.6 10.6 理論値 57.7 11.2 11.8 8.8 10.4
【0043】製造例3 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトライソプロポキシチタン142g(0.5mo
l)、トリメチルシラノール91g(1.0mol)を
量り込み、マグネチックスターラーにて十分に混合し
た。発熱がおさまり、内温が室温付近になるまで攪拌を
続けた後、生成したイソプロピルアルコールを減圧留去
し、黄色液体のチタン化合物Cの168g(収率98
%)を得た。この化合物をFT−IRにて分析しシラノ
ールの吸収(3435cm-1)が存在しないことを確認
した。また、次の元素分析の結果より、ジイソプロポキ
シビス(トリメチルシロキシ)チタンであることを確認
した。
【0044】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 41.5 9.5 18.8 13.5 16.7 理論値 41.8 9.4 18.6 13.9 16.3
【0045】製造例4 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトライソプロポキシチタン142g(0.5mo
l)、トリエチルシラノール132g(1.0mol)
を量り込み、マグネチックスターラーにて十分に混合し
た。発熱がおさまり、内温が室温付近になるまで攪拌を
続けた後、生成したイソプロピルアルコールを減圧留去
し、黄色液体のチタン化合物Dの210(収率98%)
を得た。この化合物をFT−IRにて分析しシラノール
の吸収(3435cm-1)が存在しないことを確認し
た。また、次の元素分析の結果より、ジイソプロポキシ
ビス(トリエチルシロキシ)チタンであることを確認し
た。
【0046】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 50.5 10.2 15.0 11.4 12.9 理論値 50.4 10.4 14.9 11.2 13.1
【0047】製造例5 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトライソプロポキシチタン142g(0.5mo
l)、トリイソプロピルシラノール261.2g(1.
5mol)を量り込み、マグネチックスターラーにて十
分に混合した。発熱がおさまり、内温が室温付近になる
まで攪拌を続けた後、生成したイソプロピルアルコール
を減圧留去し、無色液体のチタン化合物Eの307g
(収率98%)を得た。この化合物をFT−IRにて分
析しシラノールの吸収(3435cm-1)が存在しない
ことを確認した。また、次の元素分析の結果より、イソ
プロポキシトリス(トリイソプロピルシロキシ)チタン
であることを確認した。
【0048】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 57.2 11.5 10.5 7.4 13.4 理論値 57.4 11.3 10.2 7.6 13.5
【0049】製造例6 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトライソプロポキシチタン142g(0.5mo
l)、トリイソプロピルシラノール261.2g(0.
5mol)を量り込み、マグネチックスターラーにて十
分に混合した。発熱がおさまり、内温が室温付近になる
まで攪拌を続けた後、生成したイソプロピルアルコール
を減圧留去し、無色液体のチタン化合物Fの195g
(収率98%)を得た。この化合物をFT−IRにて分
析しシラノールの吸収(3435cm-1)が存在しない
ことを確認した。また、次の元素分析の結果より、トリ
イソプロポキシトリイソプロピルシロキシチタンである
ことを確認した。
【0050】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 54.2 10.7 16.3 11.8 7.0 理論値 54.3 10.6 16.1 12.0 7.0
【0051】製造例7 窒素導入管を取り付けた500mlナス型フラスコに、
テトライソプロポキシチタン142g(0.5mo
l)、トリブチルシラノール216g(1.0mol)
を量り込み、マグネチックスターラーにて十分に混合し
た。発熱がおさまり、内温が室温付近になるまで攪拌を
続けた後、生成したイソプロピルアルコールを減圧留去
し、無色液体のチタン化合物Gの292g(収率98
%)を得た。この化合物をFT−IRにて分析しシラノ
ールの吸収(3435cm-1)が存在しないことを確認
した。また、次の元素分析の結果より、トリイソプロポ
キシビス(トリブチルシロキシ)チタンであることを確
認した。
【0052】 C(%) H(%) O(%) Ti(%) Si(%) 測定値 60.2 11.7 10.5 8.1 9.5 理論値 60.4 11.5 10.7 8.0 9.4
【0053】実施例1〜10 加水分解性珪素含有基を有するオルガノポリシロキサン
(GE東芝シリコーン(株)製トスシール371)10
0重量部に対して、製造例1、2、3、4、5、6また
は7で得られたチタン化合物A、B、C、D、E、Fま
たはGおよび表1に示される各種添加剤を表1に示され
る割合で配合し(ただし、実施例1、3、5では各種添
加剤を配合しなかった)、混練して湿気硬化型組成物を
調製した。
【0054】得られた湿気硬化型組成物について、スナ
ップタイム(半ゲル化し流動性のなくなるまでの時間)
およびタックフリータイム(表面タックのなくなるまで
の時間)を測定した。なお、材料の配合、混練、硬化ま
での操作は25℃、60%RHの雰囲気下で行った。結
果を表1に示す。
【0055】比較例1〜8 加水分解性珪素含有基を有するオルガノポリシロキサン
(GE東芝シリコーン(株)製トスシール371)10
0重量部に対して、シリコーンの硬化剤として用いられ
ている従来の錫化合物としてジブチル錫ジラウレートま
たはジブチル錫ジアセテート、チタン化合物として、テ
トライソプロポキシチタン、チタンテトラアセチルアセ
トネートまたはジイソプロポキシチタンビス(エチルア
セトアセトナート)、および各種添加剤を表2に示され
る割合で配合し(ただし、比較例3、5、7では各種添
加剤を配合しなかった)、混練して硬化型組成物を調製
し、得られた硬化型組成物について実施例1〜10と同
様にしてスナップタイムおよびタックフリータイムを測
定した。結果を表2に示す。
【0056】表1、2における材料の配合量は重量部で
ある。
【0057】また、表1、2に示す材料の詳細はつぎの
とおりである。 炭酸カルシウム:充填剤 ノクラックNS−6:老化防止剤(大内新興化学工業
(株)製) スモイルP−350:流動パラフィン(村松石油(株)
製) ネオスタンU−200:ジブチル錫ジアセテート(日東
化成(株)製) ネオスタンU−100:ジブチル錫ジラウレート(日東
化成(株)製) テトライソプロポキシチタン:東京化成(株)製、特級
試薬 チタンテトラアセチルアセトネート:東京化成(株)
製、特級試薬 サニーキャットT−100:ジイソプロポキシチタンビ
ス(エチルアセトアセトネート)(日東化成(株)製)
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【発明の効果】表1および表2から明らかなように、特
定のチタン化合物を硬化触媒として含有する本発明の湿
気硬化型組成物は、従来の湿気硬化型組成物に比べ早く
硬化する。また、実施例1と2、実施例3と4、実施例
5と6の対比から明らかなように、各種添加剤に微量に
含まれる水分で失活することなく安定的に使用可能であ
る。また、錫化合物を硬化触媒として使用しないため内
分泌撹乱物質による生体への影響、環境への影響の心配
のない硬化型組成物である。このような湿気硬化型組成
物は、シーリング剤、コーティング剤、弾性接着剤とし
て有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田淵 均 大阪府大阪市東淀川区西淡路3丁目17番14 号 日東化成株式会社内 Fターム(参考) 4H049 VN01 VN05 VP02 VP03 VP04 VQ02 VQ21 VR23 VR41 VR42 VS02 VS21 VU20 4J002 CP031 EX036 FD010 FD020 FD090 FD156 FD200 GH00 GJ02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 (式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一または異なっ
    て、炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、nは1〜
    3の整数であり、nが2または3のとき、2つまたは3
    つのR1は相互に同一であっても、異なっていてもよ
    い)で表される化合物。
  2. 【請求項2】 一般式(1): 【化2】 (式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一または異なっ
    て、炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、nは1〜
    3の整数であり、nが2または3のとき、2つまたは3
    つのR1は相互に同一であっても、異なっていてもよ
    い)で表される化合物からなることを特徴とするオルガ
    ノポリシロキサン用硬化触媒。
  3. 【請求項3】 分子末端又は側鎖に加水分解性基と結合
    した珪素原子を1分子中に少なくとも1個有するオルガ
    ノポリシロキサン(A)100重量部に対して、硬化触
    媒(B)として、一般式(1): 【化3】 (式中、R1、R2、R3、R4は相互に同一または異なっ
    て、炭素原子数1〜10の炭化水素基であり、nは1〜
    3の整数であり、nが2または3のとき、2つまたは3
    つのR1は相互に同一であっても、異なっていてもよ
    い)で表される化合物0.1〜20重量部を配合してな
    ることを特徴とする湿気硬化型オルガノポリシロキサン
    組成物。
  4. 【請求項4】 一般式(1)において、R1、R2
    3、R4が相互に同一または異なって、炭素原子数1〜
    4の炭化水素基(nが2または3のとき、2つまたは3
    つのR1は相互に同一であっても、異なっていてもよ
    い)である請求項3に記載の湿気硬化型オルガノポリシ
    ロキサン組成物。
  5. 【請求項5】 一般式(1)において、R1がイソプロ
    ピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはte
    rt−ブチルであり、R2、R3、R4が相互に同一また
    は異なって、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
    ル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはter
    t−ブチルである請求項4に記載の湿気硬化型オルガノ
    ポリシロキサン組成物。
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