JPS5813632A - 耐熱性薄膜形成能を有するラダ−状低級アルキルポリシルセスキオキサン - Google Patents

耐熱性薄膜形成能を有するラダ−状低級アルキルポリシルセスキオキサン

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JPS5813632A
JPS5813632A JP11073681A JP11073681A JPS5813632A JP S5813632 A JPS5813632 A JP S5813632A JP 11073681 A JP11073681 A JP 11073681A JP 11073681 A JP11073681 A JP 11073681A JP S5813632 A JPS5813632 A JP S5813632A
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alkylpolysilsesquioxane
thin film
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Nagahiko Tomomitsu
友光 長彦
Takashi Ukaji
孝志 宇加地
Yoshio Matsumura
松村 喜雄
Taro Suminoe
住江 太郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱性薄膜形成能を有する集積回路用の絶縁保
護膜(パツシヴ工−ション膜)や層間絶縁膜として好適
なラダー状低級アルキルポリシルセスキオキサンに関す
る。さらに詳しくは、本発明は、比較的低分子量のラダ
ー状低級アルキルポリシルセスキオキサンを特定量含有
する、ラダー状低級アルキルポリシルセスキオキサンに
関する。
ケイ素原子に対する酸素原子の比が1.5であるオルガ
ノポリシロキサンは、一般にポリシルセスキオキサンと
呼ばれており、特に、ラダー状低級アルキルポリシルセ
スキオキサンは、耐熱性のすぐれたシリコーン樹脂であ
る。かかる理由から、最近、このラダー状低級アルキル
−リシルセスキオキサンを、集積回路用の絶縁保護膜や
、眉間絶縁膜として利用する技術が研究されている。こ
れらの用途に使用される樹脂は、集積回路製造時に40
0〜500℃の高温にさらされる場合があり、耐熱性、
高温での基板との密着性、耐湿性、耐りラック性などが
要求されるが、従来知られているラダー状低級アルキル
オルがノボリシルセスキオキサンは、耐クラツク性が悪
い、即ち基板上に薄膜を形成させ、高温で加熱した時に
、クランクが発生するきいう欠点を有しており、かかる
問題を解決することが望まれていた。
本発明者らは、上記の問題を解決するために、鋭意研究
を重ねた結果、特定の分子量分布を有するラダー状低級
アルキルポリシルセスキオキサン、すなわち比較的低分
子量のラダー状低級アルキルポリシルセスキオキサン、
を特定量含有するラダー状低級アルキルポリシルセスキ
オキサンが、耐クラツク性に優れていることを見出し、
本発明に到達した。
すなわち、本発明は、式 〔式中、R及びP′は同−又は異なる低級アルキル基で
あり、nは平均重合度を示す。〕で表わされたラダー状
低級アルキルポリシルセスキオキサンに於て、それの1
5−30%(重−1#)が、ゲルレノぐ一ミエーション
クロマトグラフィー(以下GPOと記す)によって求め
た標準ポリスチレン換算分子量2 o、o o o以下
の部分で占められているこきを特徴きする、側熱性薄膜
形成能を有するラダー状低級アルキルポリシルセスキオ
キサンを提供するO 本発明のラダー状低級アルキルポリシルセスキオキサン
に於て、R及びR′は、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基などの如き低級アルキル基であり、RとR′とは
同一でも異なっていてもよいO好ましいラダー状低級ア
ルキルポリシルセスキオキサンは、R及び軒がメチル基
であるラダー状メチ、ルポリシルセス葦・オキサンであ
り、この場合は特に耐熱性にすぐれ、加熱硬化前のラダ
ー状メチルポリシルセスキオキサンを空気中で室温から
除徐に700℃まで昇温して焼成したときに、重量残留
率が80−90%にも達し、また、窒素中で450℃で
2時間加熱硬化したものは、窒素中において730℃ま
で加熱しても、重量減少が起らず、さらに腎素中で80
0℃で焼成したさきの重量残留率は、95−96%にも
達する。才たnは平均1!li倉度を示し、GPOによ
って求めた標準ポリスチレン換算数平均分子量として4
0,000−500.000のものが耐熱性及び取扱い
件の面から奸才しく、特に50,000−300,00
0のものが好ましい。
なお、GPOによって求めた標準ポリスチレン換算分子
量20,000以下の部分が15%(重量)未満のとき
は、高温で加熱したときにクラックが発生し、またGP
Oによって求めた標準ポリスチレン換算分子量20,0
00以下の部分が30%(重量)を越えるききも、高温
で加熱したときにクラックが発生し、さらに保存安定性
が悪<、戸ル化しゃすく表る。
本発明のラダー状低級アルキルポリシルセスキオキサン
、例えばラダー状メチルポリシルセスキオキサンは、特
願昭55−116493号に提案されている方法で製造
できるが、場合によっては生成物を、分子量分布の調整
のための処理にかける必要がある。特願昭557.11
6493号の方法に従えば、次のようにしてラダー状メ
チルポリシルセスキオキサンが製造される。すなわち、
OH381(J 3をケトン又はエーテルのいずれかに
溶解し、得られたケトン又はエーテル溶液に攪拌下に水
を添加して、0F381CJ3を加水分解し、その後該
加水分解物を縮合させ、必要に応じ、得られた縮合物を
分子量分布の調整のための処理にかけることにより、目
的きするラダー状メチルポリシルセスキオキサンが製造
される。
この製造方法に於て、OFl 38 iCj sはケト
ン又はエーテルのいずれか一方に溶解される。使用する
ケトン又はエーテルは特に制限されるものではなく、ケ
トンとしては、例えばメチルエチルケトン、ジ”エチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、などが使用でき、ま
たエーテルとしては、エチレングリコールジメチルエー
テル、ジ−ノルマルゾロfルエーテル、ジオキサン、ジ
エチレングリコール、シメチルエーテルカどが使用でき
る。これらケトン及びエーテルは、相互に混合して使用
しては力らないが、ケトンを二極以上あるいはエーテル
を二種以上使用することは差支えない。なお、乍トン及
びエーテルを混合使用すると、ケトン又はエーテルのい
ずれか一方の使用の場合に比して、得られるラダー状メ
チルポリシルセスキオキサン?平均分子量がかなり低く
、GPOによって求めた標準ポリスチレン換算数平均分
子量が20,000以下になる。また、ヘゾタン、オク
タンなどの如き脂肪族炭化水素;トルエン、キシレンな
どの如き芳香族炭化水素:1,2−ジクロロエタン、1
.1.2−トリクロロエタン、1,3−ジクロロプロパ
ン、クロルベンゼンクどの如きハロゲン化炭化水素;n
−プロビルアノ:上ロール、n−ジチルアルコール、イ
ソジチルアルコールなどの如き脂肪族アルコール:エチ
ルゾロビオネート、エチルイソブチレート、イソブチル
アセテートなどの如き脂肪酸アルキルエステル力どを、
ケトンまたはエーテルと混合してもよい。これらの溶媒
をケトン又はエーテルと併用する場合は、好ましくは、
ケトンまたはエーテルが50%(容量)以上となるよう
表割合で使用される。
ケトン又はエーテルの使用量は、特に制限され力いが、
好ましくは0R381Cjs 1容量部当り5−20容
量部である。また、ケトンまたはエーテルに他の溶媒を
混合した場合にも、混合溶媒中のケトンオたけエーテル
換算で同様の量が使用される。
0H3SiCj3の溶液に攪拌下で水を添加するときは
反応の制御しやすさの面から、水を徐々に加えることが
好ましい。水の使用量は好ましくは0H381CJ31
 モル当り3−300モル程である。
水を加え終った後は、反応混合物を油浴などで加熱する
。加熱温度は130.’C以下の荘意の温度でよいが、
低い温度のときには長時間の加熱を必要とする。一般的
1(1jって、100−120℃の′1:1 温度で2−6時間和度加熱することが好ましい。
なお、加熱操作中は、内容物を攪拌してもよいし、単に
溶媒を連流するままにしておいてもよい。
0R381Cj3を加水分解し、更に縮合する際に、ア
ミンを共存させると、0H3Si(J3の濃度の高いと
ころでも、スムーズに反応が進行して、高分子量のラダ
ー状低級アルキルポリシルセスキオキサンが得られる。
このアミンとしては、1級、2級又は3級の種々のアミ
ン、例えば、トリエチルアミン、トリーノルマルプロピ
ルアミン、トリイソゾロビルアミン、ジエチルアミン、
エチルアミン、ピリジン、エチレンシアミン、などが用
いら些得る。特番ζ、トリエチルアミン又はジエチルア
ミンが好ましい。アミンは、水を0)13Si(J5の
溶液に加える前に、峡溶液に添加され得るし、あるいは
、OH3B iCj sを上記ケトン又はエーテルに溶
解する前に、該溶媒に添加され得る。アミンの使用量は
、特に制限され表いが、好才しくはOH,81(J、 
1モル当り約3モ牛迄であり、より好ましくは0.3−
2モル程度である。
アミンを加える場合には、水を011381CJ3の溶
液に滴下していくと、次第にアミンの塩酸塩の白い沈殿
が生成してくる。なおも水を滴下していくと、その白い
沈殿は溶解する。水の滴下終了後は、アミンを加えない
場合と同じように、反応混合−を加熱する。
反応終了後はアミンを加えた場合も、加えない場合も、
溶媒層を水で洗浄し、洗浄後の水が中性になるまで該洗
浄を繰返した後、一般的には、ラダー状メチルポリシル
セスキオキサンのゲル化を防止するために、溶媒層を解
水硫酸す) IJウムなどの乾燥剤で乾燥して、ラダー
状メチルポリシルセスキオキサン溶液を得、必要に応じ
て溶媒を除去することにより、ラダー状メチルポリシル
セスキオキサンを得る。
上記の方法などによって得られたラダー状低級アルキル
ポリシルセスキオキサンの分子量分布が不適尚であり、
Gpcによって求めた標準ぼりスチレン換算分子量20
,000以下の部分を15−30%(重量)の割合で含
んでいない時には、分別法、分取ゲルパーミェーション
クロマトグラフィー法又はブレンド法などにより、上記
の低分子量ラダー状低級アルキル?リシルセスヰオキサ
ンの含量が、15−3o%(重量)となるように、分子
量分布が調整される。分別法に従えば、得られたラダー
状低級アルキルポリ゛ ンの溶液を、アセトニ□トリルなどの如き、ラダー状低
級アルキル?リシルセスキオキサンを溶解しない溶媒と
混合し、ラダー状低級アルキルポリシルセスキオキサン
を再沈殿させて、目的きする分子量分布のラダー状低級
アルキルポリシルセスキオキサンを得る。この場合はラ
ダー状低級アルキルポリシルセスキオキサンの溶液の濃
度、ラダー状低級アルキル?リシルセスキオキサンを溶
解しない溶媒の種類及びこれらの使用量などを適宜選択
するとさが必要である。分取rルバーミエーションクロ
マトグラフィー法に従えば、得られたラダー状低級アル
キルポリシルセスキオキサンの溶液を、GPOにかけて
、不要な分子量部分を含むフラクションを除去して目i
する分子量分布のラダー状低級アルキルポリシルセスキ
オキサンの溶液を回収し、必要に応じて溶媒を除去して
、目的とするラダー状低級アルキルlリシルセスキオ“
キサンを得る。ブレンド法に従えば、2種以上の異なる
分子量分布を有するラダー状低級アルキルfリシルセス
キオキサンの溶液を混合し、必要に応じて溶媒を除去し
て、目的とする分子量分布を有するラダー状低級アルキ
ルポリシルセスキオキサンを得る。
本発明の特定の分子量分布を有するラダー状低級アルキ
ルポリシルセスキオキサンは、それを適当な溶媒に溶解
し、得られた溶液を基板上に塗布し乾燥することにより
、薄膜に形成することができる。塗布方法としては、例
えばスプレー塗布、スピンナー塗布などの如き、通常用
いられている方法が使用できる。かかる方法で得られた
薄膜は、加熱硬化前の溶媒が揮散して乾燥した状態でも
、加熱硬化後でも、爲るいは硬化後暑ど400−500
℃で熱処理した後で、もクランクが発生せず、耐熱性1
1’l’ll の絶縁保護膜又は層、、間絶縁膜として、特番ζ集積回
路製造などに用いる電子材料きして広く利用され得るO 以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明
する。
なお、実施例及び比較例に於けるGPOの測定は、下記
条件によって行なった。
GPO測定条件 装置:米国ウォーターズ社製高温高速rル浸透りロマト
ダラム(モデル150−oibc/GPO) カラム:昭和電工■製811[0DIX  A−8M、
長さ0cIt 測定温度:40℃ 流速:1頭/分 上記条件に於て、テトラヒドロフランを溶媒として使用
し、ラダー状低級アルキル−リシルセスキオキサン1g
を100頭のテトラヒドロフランに溶解して試料とした
。また、標準ポリスチレンは、米国プレッシャーケミカ
ル社製標準−リスチレンを使用した。
実施例1 還流冷却管、滴下ロート、及び撹拌棒を備えた反応容器
に、メチルイソジチルケトン(12001111)を加
え、これにOH,81CJrs(140ml )及びト
リエチルアミン(8Qm)を加える。反応容器を氷冷し
、攪拌しながら、水(200ml)をゆっくり滴下する
。しだいに塩酸トリエチルアミンの白色沈殿が生成する
が、水をなおも加えることによって、その白色沈殿は溶
解する。水の滴下終了後、油浴上で、油浴温度100℃
で、反応混合物を5時間加熱還流する。反応終了後、溶
媒層を洗浄水が中性になるまで洗浄し、その後、乾燥剤
として無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥する。次に乾燥
剤を除去し、溶媒を減圧で留去して、ラダー状メチルポ
リシルセスキオキサンを得る。このラダー状メチルポリ
シルセスキオキサンを40℃で一夜真空乾燥し、その後
、GPOにより分子量分布を測定し、添付の図面に示し
たepoチャートのカーブaを得る。このカーブより、
標準ポリスチレン換算分子量20,000以下の低分子
量の部分を27%(重量)の割合で含んでいること及び
標準ポリスチレン換算数平均分子量が110,000で
あることがわかる。
このようにして得られたラダー状メチルポリシルセスキ
オキサン2.5.9を、トルエン1o―に溶解し、これ
を1500 rpm、でシリコンウェハー上にスピンナ
ー塗布する。その後、塗布物を80℃で1時間加熱して
、溶媒を除き、次に350℃で1時間加熱硬化させて、
薄膜を形成させる。この薄膜を450 ’Cで30分間
熱処理し、その後室温番ζ放置する。この場合にもクラ
ックは発生しない。薄膜の厚さは2μmである。
比較例1 実施例1で得た乾燥剤除去後のラダー状メチルポリシル
セスキオキサンのメチルイソブチルケトン溶液を、洟度
が28%(重量)になるまで濃縮(液量30011)l
、、この漉縮物を4ノのアセトニトリルに注いで、ラダ
ー状メチルポリシルセスキオキサンを沈殿させる。この
ようにして得タラl−状メチルぼりシルセスキオキサン
を40’Cで一夜真空乾燥し、その後GPOに□より分
子量分布を測定し、添付の図面に示したGPOチャート
のカーブbを得る。このカー−より、標準ぼりスチレン
換算分子量20,000以下の低分子量の部分を14%
(重量)の割合で含んでいるーこと及び標準?リスチレ
ン換算数平均分子量が161,000であることが分る
。即ち、低分子量部分の割合が実施例1のそれよりも低
い。
このようにして得られたラダー状メチルポリシルセスキ
オキサン2.5#ヲ、)ルエン101に溶解する。得ら
れた溶液を150 Orpm、でシリコンウェハー上に
スピンナー塗布する。得られた塗布物を実施例1と同様
に80℃で1時間加熱し、さらに350℃で1時間加熱
硬化させ、引き続き450℃で30分間熱処理すると、
薄膜にクラックが生じる。薄膜の厚さは2μmである。
実施例2 実施例1の方法で得た乾燥剤除去後のラダー状メチルポ
リシルセスキオキサンのメチルイソジチルケトン溶液を
、濃1度が60%(重量)(液量15[1wLl)とな
るまで濃縮し、その濃縮物を4501のアセトニトリル
に注ぎ、ラダー状メチルポリシルセスキオキサンを沈殿
させる。このようにして得たラダー状メチルポリシルセ
スキオキサンを40℃で一夜真空乾燥し、その後GPO
により分子量分布を測定し、添付の図面に示されたGP
OチャートのカーブCを得る。このカーブより、標準ポ
リスチレン換算分子量20,000以下の低分子量の部
分を20%(重量)゛の割合で含んでいること及び標準
ポリスチレン換算数平均分子量が156,000である
ことが分る。
このようにして得られたラダー状メチル?リシルセスキ
オキサン2.5 IIを10mのトルエンに溶解し、得
られた溶液をシリコーンウェハーの上に、2000 r
pm、でスピンナー塗布する。得られた塗布物を実施例
1と同様に8D℃で1時間加熱し、さらに350℃で1
時間加熱硬化させ、次いで450℃で30分間熱処理し
てもクラックは発生しない。薄膜の厚さは1.8μmで
ある。
比較例2 実施例1で得られたラダー状メチルポリシルセスキオキ
サン8gを、トルエン331に溶解させ、得られた溶液
を25℃に保ちながら、それに・アセトニトリル56−
を加え、よく攪拌する。沈殿が生じたら、沈殿と上澄液
とを、15e000 rpm。
で40分間遠心分離機にかけて分離する。更に、。
得られた上澄液を25℃に保ちながら、それにアセトニ
トリル8wLlを加え、よく攪拌し、沈殿が生じたら、
15.00 Orpm、で40分間、再度遠心分離機に
かける。次いで上澄液の溶媒を減圧下で留去したのち、
残留物を40℃で一夜真空乾燥する。このようにして得
られたラダー状メチルポリシルセスキオキサンの分子量
分布をGPOにより測定し添付の図面に示したGPOチ
ャートのカーブdを得た。このカーブより標準ポリスチ
レン換算分子量20,000以下の低分子量の部分を3
9%(重量)の割合で含んでいるこき及び標準ポリスチ
レン換算数平均分子量が33,000であることが分る
。即ち低分子量部分の割合が実施例1のそれよりも多い
このラダー状メチルポリシルセスキオキサン2.5 I
Iヲ)ルエン10g+/に溶解し、得られた溶液ヲ2p
000 rp=でシリコンウェハー1番〔スくンナ−塗
布する。塗布物を実施例1と同様に80°Cで1時間加
熱し、さらに35000で1時間加熱硬化させ、次いで
450℃で30分間熱処理するき、薄膜にクラックが生
じる。薄膜の厚さは1.7μmである。
【図面の簡単な説明】
図面はGPCチャートを示し、縦軸はGPOにより分離
されたラダー状メチルポリシルセスキオキサン溶液の濃
度を示し、横軸は標準ポリスチレン換算の分子量を示す
。 代理人 浅 村   晧 外4名 手続補正書 昭和56年11月ニア日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第110736号− 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 氏 名    (417)  日本合成イム株式会社(
名 称) 4、代理人 氏 名    (6669)  浅  村    皓5
、補正命令の日イj 昭和  年  月  口 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 (1)明細書第3頁第11行、「ポリシルセスキオキサ
ン、v」vrポリシルセスキオキサンを」に訂正する。 び第18頁第15行、「数平均分子量」を「重量平均分
子欧」に訂正する。 (3)同第7頁第11行、「以下になる」の次に「場合
が多い」を加入する。 (4) 同第9頁第9行、「用いられ得る。」を「用い
られる。」に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 〔式中、R及びダは同−又は異表る低級アルキル基であ
    り、nは平均重合癒を示す。〕で表わされたラダー状低
    級アルキルポリシルセスキオキサンに於て、それの15
    −30%(重量)が、rルバーミエーションクロマトグ
    ラフィーによつ・て求めた標準ポリスチレン換算分子量
    20,000以下の部分で占められていることを特徴と
    する、耐熱性薄膜形成能を有するラダー状低級アルキル
    & IJシルセスキオキサン。
JP11073681A 1980-08-26 1981-07-17 耐熱性薄膜形成能を有するラダ−状低級アルキルポリシルセスキオキサン Granted JPS5813632A (ja)

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