JPS5813630A - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPS5813630A
JPS5813630A JP11086281A JP11086281A JPS5813630A JP S5813630 A JPS5813630 A JP S5813630A JP 11086281 A JP11086281 A JP 11086281A JP 11086281 A JP11086281 A JP 11086281A JP S5813630 A JPS5813630 A JP S5813630A
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compound
group
maleimide
compounds
resin composition
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JP11086281A
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Akira Iwazawa
岩沢 晃
Masao Morita
雅夫 森田
Shigeo Sugihara
杉原 茂雄
Haruyori Tanaka
啓順 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 有する、光硬化性樹脂組成物に関する。
従来、各種の光硬化性樹脂組成物が開発されているが、
それらの持つ作用は、光照射により硬化又は分解する作
用だけであり、感光性樹脂の被膜物性はほ覧んど知られ
ていない。
;1 ・ すなわち、qjlgの光硬化性樹脂は、その使用目的に
応じて用℃ミられ、その目的が達せられたならば除去さ
れるのが一般的な使用法である。
そして、従来の光硬化性樹脂組成物は、それを前提とし
て開発されているため、感光性の他に優れた電気的性質
、熱的性質あるいは機械的性質を合わせ持つものはない
ところが近年、電子産業界においては電子部品に使用さ
れる有機材料あるいは素子加工のための有機材料として
、光硬化性樹脂を用いることによって、微細化、精密化
あるいは製造工程の簡単化を図りたいとする要求がとみ
に高まってきており、これに対処できる性能を有する光
硬化性樹脂の開発が望まれている。この要求を満足する
光硬化性樹脂としては単に感光性を有するだけでは不十
分であり、それに加えて耐熱性及び電気絶縁性更には加
工性、機械的性質などの優れた特性を合わせ持ち、一種
の構造材料として耐え得る性質を有するものでなげれば
ならない。この状況にかんがみて耐熱性を有する高分子
材料に感光性を付与しようとする試みがあるが、感光性
、耐熱性、操作性をすべて満足できるものは未だ見出さ
れていない。
また、従来の耐熱性樹脂はその最終構造においてほとん
どの有機溶媒に不溶性であるために、感光性を付与する
ことが不可能であるばかりでなく、加工性に劣っていた
。そのため、例えば、ポリイミド樹脂においてはその前
駆体であるポリアミド酸の状態で溶媒可溶性とし、これ
をそのまま、あるいは、感光化反応を行った後、必要な
加工工程を終了してから熱処理によって所期のポリイミ
ド樹脂を得るのが通常の方法であった。しかしながら、
この方法によれば成形、加工終了後の熱処理工程が必要
であることの?1か、熱処理による電子部品ある℃1は
他の有機材料の熱劣化が避けられないこと、ある℃・(
ま熱処理による樹脂の収縮のため内部応力の発生及び寸
法精度の低下などの欠点が避けられな力)つた。
本発明は、これらの欠点を解決し、感光性、耐熱性、電
気絶縁性、及び加工性に優れた新規な光硬化性樹脂を見
出し、上記の要求を満足する光硬化性樹脂組成物を提供
するものである。
すなわち、本発明を概説すれば、本発明(ま、光感応性
マレイミドプレポリマー、架橋斉1、増感剤及び非反応
性高分子結合剤を包含することを特徴とする、光硬化性
樹脂組成物に関する。
本発明に係る光硬化性樹脂組成物の一成分である光感応
性マレイミドプレポリマーは、マレイミド環を持つもの
であり、その例には、下記の製法により得られる生成物
がある。
(A)  一般式1: (式I中のn = 0.1〜3.0 )で表される多価
マレイミド化合物と、 一般式■: で表されるビス、マレイミドと、 一般式■: H,N −hr、−NH,・(I[D OH2を示す)を表す〕 で表されるジアミンとを加熱溶融反応させ、得られるマ
レイミドプレポリマーを、 (B)  一般式■: czc−c=cH−・・・(財) +1 1   R (式■中のRは、水素原子又はメチル基を示す)で表さ
れる、α、β−オレフィン性不飽和基を含む脂肪族若し
くは芳香族のモノカルボン酸塩化物、又は ・:1 一般式v:   ′ (式V中のRは、水素原子又はメチル基を示す)で表さ
れるα、β−不飽和モノカルボン酸エステル基を含む脂
肪族若しくは芳香族のエポキシ化合物 と、極性有機溶媒中で反応させて得られる生成物である
上記與造方法において用いられる多価マレイミド化合物
は、アニリンとホルマリンを原料として得られる多価ポ
リアミンと無水マレイン酸とを通常良く知られているア
ミド酸の脱水反応を経て得られるものでn==0.1〜
3.0の範囲が耐熱性が良い。多価マレイミド化合物を
組成物の一成分として加えることにより、残存させた不
飽和基を光硬化反応に利用できるメリットがある。
また、前記のビスマレイミド化合物は、無水マレイン酸
と所定の芳香族ジアミンとを氷酢酸中で反応させて得る
。具体的なビスマレイミド化合物の例としては、マレイ
ン酸N + N’ −p−フ:r、=vンーヒスーイミ
ド、マレイン酸N、N’−4+4’−ジフェニルメタン
−ビス−イミド、マレイン酸N+N′−4,4’−ジフ
ェニルエーテル−ビス−イミド、マレイン酸N、N’−
4,4’−ジフェニルスルホン−ビス−イミド等をあげ
ることができる。しかしながら、前記式■の化合物の代
りに、マレイン酸N、N’−ポリメチレン−ビス−イミ
ドなど種々のビスマレイミド化合物も使用可能である。
更に、ここに用いる芳香族ジアミンは、通常のポリイミ
ド樹脂の製造に使用されるものでよいカ、特にp−フェ
ニレンジアミン、4.4’−ジアミノ−ジフェニルメタ
ン、 4.4’−ジアミノジフェニルスルホン、4.4
’−ジアミノジフェニルエーテルが好ましい。しかしな
がら、ジアミン −として式■の化合物の代りにポリメ
チレンジアミンなどを用いることもできる。多価マレイ
ミド、ビスマレイミド及びジアミンの配合割合は末端マ
レイミド基数とジアミンのモル数が等しくなることが望
ましい。また、多価マレイミドとビスマレイミドの配合
比は、ビスマレイミド骨格の耐熱特性と多価マレイミド
の光反応性を考慮し、多価マレイミドを総重量の20重
量%から70重量%配合した場合良好な結果を与える。
これらを用いてマレイミドプレポリマーを製造する反応
温度は、原料が加熱溶融する温度で80°〜190℃の
範囲で選択できる。反応時間は、5〜30分が使用され
る。
このようにして製造されたマレイミドプレポリマーと反
応させる一般式(IV)で表されるα、β−オレフィン
性不飽和基を含有する脂肪族若しくは芳香族のモノカル
ボン酸塩化物としては、例えば (但し、上記式中のRは水素原子又はメチル基を示し、
「は水素原子、アルキル基、/10ゲン原子、シアノ基
、アルコキシ基を示す)にて表されるもの等を挙げるこ
とができる。
また、一般式(V)で表されるα、β−不飽和モノカル
ボン酸エステル基を含有する脂肪族若しく(但し、上記
式中のRは水素原子又はメチル基を示し、fは水素原子
、)・ロゲン原子、アルキ″ 、。
ル基又はアルコキシ基を示す)で表されるもの等を挙げ
ることができる。
上記製造方法に用いる極性有機溶媒としては、N−メチ
ル−2−ピロリドン、N + N−ジメチルアセトアミ
ド、N、N−ジメチルメトキシアセトアミド、ピリジン
、N−ア・セチル−2−ピロリドン及びN−メチルカプ
ロラクタム等を挙げることができる。
こうした極性有機溶媒中での反応に際しては、必要に応
じて塩化リチウムなどのキレート剤を加えてもよく、反
応は50℃以下の温度で5〜24時間行う。
なお、アクリレート基を導入した光感応性マレイミドプ
レポリマーは、そのままでも使用することができるが、
水、エタノール、メタノール、アセトンなどの該ポリマ
ーを溶解しない溶剤中に沈殿させて分離取得し、不純物
を除去した後、前記極性有機溶媒中に再び溶解して溶液
濃度の調節を行ってもよい。
本発明に係る光硬化性樹脂組成物の他の成分である架橋
剤として、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレ
−) 、N I N’−メチレンビス(メタ)アクリル
アミドなと多官能性アクリル化合物、及び2.6−ジー
(4/−アジドベンザル)シクロヘキサノン、2,6−
ジ+ (4/−アジドベンザル)−4−メチル−シクロ
ヘキサノン、4+4’−ジアジドスチルベン−2,2′
−ジスルホン酸ナトリウム塩など芳香族ビスアジド化合
物等を挙げることができる。
本発明に係る光硬化性樹脂組成物の更に他の成分である
増感剤としては、例えばベンゾインメチルエーテル、ベ
ンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエー
テル等のベンゾイン系化合物、アゾビスイソブチロニト
リル等のアソ化合物、クロロフィル、メチレンフ゛ル−
、エオシンY等の色素とp−トルエンスルフィン酸ナト
リウム等の還元剤を組合せた色素レドックス系化合物、
ジベンゾチアゾイルジスルフィド等の含硫黄化合物、過
酸化ベンツ°イル等の有機過酸化物、ベンゾフェノン、
ミヒラーケトン等の芳香族カルボニル化合物、ニトロベ
ンセン、p−ニトロフェノール、p−ニドロア=lJy
等の芳香族ニトロ化合物、アントラキノン等のキノン類
化合物、5−ニトロアセナフテンなどのアセナフテン類
化合物等を挙げることができる。
本発明に係る光硬化性樹脂組成物の他の成分である非反
応性高分子結合剤として使用可能な物の例である可溶性
ポリイミド樹脂は現像剤に可溶性であることを要するが
、感光性樹脂との相溶性が良好であるものが選択される
。本発明において使用されるポリイミド樹脂の具体例と
しては下記式で表される構造単位を有する各種のポリイ
ミド樹脂が挙げられる。
式 〔例えば、チバーガイギー社製XU21B樹脂〕式 %式% 〔例えば、デュポン社製NR150〕 〔例工ば、ローンブーラン社製ケルイミド樹脂〕ポリイ
ミド樹脂は光感応性マレイミドプレポリマーに対して、
10〜40重量部の配合が望ましい感光性、耐熱性を与
える。非反応性高分子結合剤を配合す、ヤことにより、
光感応性マレイミドプレポリマ□−′:に不足するフィ
ルム形成性を向上させるメリットがある。
本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、前述した反応用有
機溶媒などの適当な溶媒に溶解し、フェス状溶液とし、
溶液の粘度は使用する状況に応じて、調節することがで
きる。
\ こ4デして調節された溶液を浸漬法、スプレー法、ロー
ラーコーター、あるいはスピンナー塗布によって対象物
の表面に塗布することができる。乾燥した被膜を、光照
射によって硬化又は画像形成をするためには、超高圧水
銀灯からの光を全面に照射すれば良く、選択的に画像形
成を行うためには、被膜上にパターンマスクを置き、そ
の上から超高圧水銀灯の光を照射するが、あるいは、キ
セノンランプ、500 nm 以下の短波長光源、レー
ザ光(例えば窒素レーザ、アルゴンレーザ、ヘリウム−
カドミウムレーザの基本光又は高調波光)をビームに絞
り、コンピュータ制御によって被膜上を直接走査させれ
ば良い。このように紫外線などで露光した後、前記の有
機溶媒とml記非溶媒の混合溶媒を用いて未露光部の樹
脂を溶出することによって露光部のみ硬化、残存するパ
ターンが得られる。
しかして、本発明の光硬化性樹脂組成物は、主成分であ
る光硬化性樹脂が最終段階の化学構造においても有機溶
媒に可溶性であるため、加工性に優れるばかりでな(、
該光硬化性樹脂から有機溶媒を除去するだけで耐熱性を
示す。その結果、成形加工後において熱処理を行う必要
がなく、ひいては樹脂被膜等の体積収縮も回避すること
ができる。また、長波長域の可視光にまで感光する組成
物中の増感剤の作用によって、ポリイミド自身の光吸収
による反応性の低下を防止し、濃い着色フィルム固有の
低反応性を補償できる。
したがって、本発明の光硬化性樹脂組成物は、容易に感
光できると共に、光反応により生成された樹脂は架橋ポ
リイミド構造を有するため、良好な耐熱性、電気絶縁性
、機械的強度及び寸法安定性を有し、各種の構造材料と
して十分耐え得る物性を備えている。
次に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
らに限定されない。
実施例1 /アミノジフェニルメタン 20重量部上記3成分を1
45℃で15分間加熱溶融反応させ、赤色透明のマレイ
ミドプレポリマーを得た。
このプレポリマー10gを25ccのN−メチルピロリ
ドンに溶解し、これにピリジン1 ccを加え、更にア
クリロイルクロライド3.5.9ヲ710え、室温で1
日放置した。反応物をメタノールと水(6:1容量比)
のi合溶媒で再沈精製し、乾燥してアクリロイル基の導
入された光感応性ビスマレイミドプレポリマーを得た。
このようにして得られた光感応性マレイミドプレポリマ
ー1.!i’、テトラメチロールメタンテトラアクリレ
ート0.2 fI、  414′−ビス(ジメチルアミ
ノ)−ヘンシフエノン50〜、ベンツインエチルエーテ
ル50rn9、及びポリイミド樹脂:0       
0 (チバガイギー社製X0218樹脂) C1,1、?を
、N−メチルピロリドン1 ccに溶解し、ガラス基板
に塗布し、乾燥した後、5 KW の超高圧水銀灯を用
いて、所定のパターンを5分間露光した。次いで、N−
メチルピロリドンとメタノール(3:1容量比)で現像
したところ、露光部の硬化した辛ガ型の凹凸パターンを
得た。このパターンを嵐、00℃の空気中に放置したが
、パターンの収縮、はがれなどは全く見られなかった。
この硬化膜の耐熱性を熱重量分析で測定したところ、窒
素気流中10℃7分の昇温速度で380℃まで顕著な重
量減少は示さなかった。
実施例2 (C14+4’−ジアミノジフェニルメタ/20重f部
上記3成分を130”Cで15分間加熱溶融させて暗赤
色のマレイミドプレポリマーを得た。
このマレイミドプレポリマーに実施例1と同様な方法で
アクリロイル基を導入した。
この光感応性マレイミドプレポリマーIIl、ポリエチ
レングリコールジメタクリレート0.2g、1,2ベン
ゾアントラキノン20m9、過酸化ベンゾイル2oII
Ig及びポリイミド樹脂(チバガイキー社&!IXU2
18樹脂) 0.2.9を、N−メチルピロリドン1 
ccに溶解し、ガラス基板にスピンナーで塗布し、乾燥
した後、5 KW  超高圧水銀灯を用いて所定のパタ
ーンを4分間露光した。次いで実施例1と同様な方法で
現像し、ネガ型の凹凸パターンを得た。この硬化膜の耐
熱性を熱重量分析で測定したところ、窒素気流中10℃
7分の゛昇温速度で360 ”Cまで顕著な重量減少は
示さなかった。
実施例3 (B)  N、N’−(214−トリレン)シマレイミ
ド 30重量部(0)   4.4’−ジアミノジフェ
ニルエーテル   20重量部上記3成分を190℃で
1D分間加熱溶融反応させ、赤色透明のマレイミドプレ
ポリマーを得た。得られたマレイミドプレポリマーio
yをN−メチルピロリドンに溶解し、次いでグリシジル
メタクリレート1 ccを加えて、50”Cで5時間反
応させた後、アセトンで再沈精製した後、乾燥[−てメ
タアクリレート基の導入された光感応性マレイミドプレ
ポリマ・−を得た。
上記の光感応性マレイミドプレポリマー1g、1.1.
1− )リメチロールエタントリアクリレート0.2g
、5−ニトロアセナフテン20η、α、Of−アゾピス
イソプナロニトリル20ダ、及びポリイミド樹脂(チバ
ガイギー社製X U 218樹脂) o、i 、pをN
−メチルピロリドン1 ccに溶解し、ガラス基板に塗
布し、乾燥した後、3KWの超高圧水銀灯を用いて、所
定のパターンを5分間露光した。実施例1と同様の方法
で現像してネガ型の凹凸パターンを得た。硬化した樹脂
膜を熱重量分析で測定したところ、窒素気流中1o″C
/分の昇温速度で550 ’Cまで顕著な重量減少は示
さなかった。
実施例4 (B)   p−ベンゼンビスマレイミド      
 30重量部(C)4.4′−ジアミノジフェニルスル
ホン    20重i部上記6成分を180°C115
分間加熱溶融反応させ、赤色透明のマレイミドプレポリ
マーを得た。
このプレポリマー10gを25CCのN−メチルピロリ
ドンに溶解し、これにピリジンI CCを加え、更にケ
イ皮酸クロライド7gを加え、室温で1日放置した。実
施例1と同様の方法で再沈精製し、乾燥して、シンナモ
イル基の導入された光感応性マレイミドプレポリマーを
得た。
このようにして得られた光感応性マレイミドプレポリマ
ー1g、N−フェニルチオアクリドン10■及びポリイ
ミド樹脂(チノくガイギー社製X U 21’ 8樹脂
) 0.1 &をN−メチルピロリドン1 ccに溶解
し、ガラス基板に塗布し、乾燥後、アルゴンイオンレー
ザの488nm(光強度300 mW )  の波長光
をスポット(径2調)状に5秒照射し、N−メチル)ピ
ロリドンで1゜秒間現像したところスポット状のパター
ンが得られた。
実施例5 (B)   N、N’ −(m−フェニレン)シマレイ
ミド  30重量部IC)p−フェニレンジアミン  
  20ifl上記3成分を205℃で5分間、加熱溶
融反応させ、赤色透明のマレイミドプレポリマーを得た
このプレポリマー109を50ccのN−メチルピロリ
ドンに溶解し、実施例1と同様の方法でアクリロイル基
の導入された光感応性マレイミドプレポリマーを得た。
ここで得られた光感応性マレイミドプレポリマー1gに
2,6−ジー(l−アジドベンザル)−4−メチル−シ
クロヘキサノン50mg、3−メチル−1,3−ジアザ
−1,9−ベンズアントロン10m9及びポリイミド樹
脂(チバガイギー社製XU218樹脂) 0.1 gを
N−メチ/L’ピロリドンに溶解し、ガラス基板上にス
ピンナー塗布し、乾燥した後、実施例1と同様な方法で
露光、現像したところ露光部の硬化したネガ型の凹凸パ
ターンを得た。この硬化膜の耐熱性を熱重量分析で測定
したところ、窒素気流中10℃/分の昇温速度で370
℃まで顕著な重量減少は示さなかった。
実施例6 (C)   2,4−ジアミノジフェニルアミン   
  20重量部上記3成分を145℃で30分間加熱溶
融反応させ、暗赤色透明のマレイミドプレポリマーを得
た。
このプレポリマー1911を25ccのN−メチルピロ
リドンに溶解し、これにピリジン2 ccを加え、更に
アクリロイルグロライド5Iを加え、室温で5時間反応
させた。反応物をメタノールと水(3:1容量比)の混
1釡溶媒で再沈精製し、乾燥してアクリロイル基の導入
された光感応性マレイミドプレポリマーを得た。
この光感応性マレイミドプレポリマー119゜テトラメ
チロールメタンテトラアクリレート0.2 y、 4.
4’−ビス(ジメチルアミノ)−ベンゾフェノン50即
、ベンゾインイソプロピルエーテル50■及びポリイミ
ド樹脂(チバガイギー社製XU218樹脂) 0.1.
9をN−メチルピロリドン1 ccに溶解し、ガラス基
板上に塗布し、乾燥した後、3 KW の超高圧水銀灯
を用いて所定のパターンを3分間露光した。次いで、N
−メチルピロリドンとメタノール(S:を容量比)で現
像したところ、露光部の硬化したネガ型の凹凸パターン
を得た。。この硬化膜の耐熱性を熱重量分析で測定した
ところ、窒素気流中10℃/分の昇温速度で370℃ま
で顕著な重量減少は示さなかった。またこの硬化膜の線
膨張係数は室温から260℃まで5X10  (”C−
1)で5 あった。    ゛ 以上詳述したように、本発明によれば、光反応性が良好
で、且つ加工性に優れ、更に光反応後においては耐熱性
、電気絶縁性、機械的強度及び寸法安定性の良好な生成
物を得ることができ、それによって印刷配線板製造用レ
ジストと絶縁材を兼ねた材料、半導体の微細加工用レジ
スト、あるいは有機絶縁材料等に有用な光硬化性樹脂組
成物を提供できるものである。
特許出願人 日本電信電話公社 代理人中 本 宏

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 光感応性マレイミドプレポリマー、架橋剤、増感
    剤及び非反応性高分子結合剤を包含することを特徴とす
    る、光硬化性樹脂組成物。 2、 該光感応性マレイミドプレポリマーが、(弐′I
    中のn=0.1〜3.0) で表される多価マレイミド化合物と、 一般式■: RRR 基、Xはo 、 so、 又ハQ)+2ヲ示t ) ヲ
    表t)で表されるビスマレイミトト、 一般式I: H,N −Ar1− NH2−(l はOH,を示す)を表す〕 で表されるジアミンとを加熱溶融反応させ、得られるマ
    レイミドプレポリマーを、 (B)  一般式■: ClIC−C= OH−・・・(助 11   R (式■中のRは、水素原子又はメチル基を示す) で表される、α、β−オレフィン性不飽和基を含む脂肪
    族若しくは芳香族のモノカルボン酸塩化物、又は 一般式V: (式■中のRは、水素原子又はメチル基を示す) で表されるα、β−不飽和モノカルボン酸エステル基を
    含む脂肪族若しくは芳香族のエポキシ化合物 と、極性有機溶媒中で反応させて得られる生成物である
    、特許請求の範囲第1項に記載の光硬化性樹脂組成物。 3、 該架橋剤が、多官能性アクリル系化合物及び芳香
    族ビスアジド化合物よりなる群から選・((・ 択した1種以上のものVj’ある、特許請求の範囲第1
    項に記載の光硬、イe”坤樹脂組成物。 4、 該増感剤が、ベンゾイン系化合物、色素レドック
    ス系化合物、芳香族カルボニル化合物、アゾ化合物、含
    硫黄化合物、有機過酸化物、芳香族ニトロ化合物、キノ
    ン系化合物、アントロン系化合物、及びア七ナンテン系
    化合物よりなる群から選択した1種以上のものである、
    特許請求の範囲第1項に記載の光硬化性樹脂組成物。 5 該非反応性高分子結合剤が、可溶性ポリイミド樹脂
    である、特許請求の範囲第1項に記載の光硬化性樹脂組
    成物。
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