JPS5813419A

JPS5813419A - プレス型

Info

Publication number: JPS5813419A
Application number: JP56110438A
Authority: JP
Inventors: Takashi Sugiyama; 隆司杉山
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1981-07-15
Filing date: 1981-07-15
Publication date: 1983-01-25
Also published as: JPH0223247B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、板金の端部に絞り加工を施すプレス型に関
する、例えば従来、板金の端部に凹み（＋）が成形された部品
（２）、即ち第１図に示すような部品（２）全製造する
には、一般のプレス装置を用いて、まず大きめの板金の
中央部に凹みをプレス成形し、次いでこの成形された板
金の中央部付近からトリミングするか、あるいはこの部
品を製造するための一般にチャッキングプレスと呼ばれ
る専用のプレス装置を用いて板金をプレス成形していた
。このような加工では一般のプレス装置を用いてプレス
した後、トリミングすることにより不用な板金が生じる
ことになり、部品製造の歩留りが悪く、この歩留りを良
くするには専用のプレス装置を用いて板金の端部をプレ
ス成形しなければならないことになる。この専用＋７）
プレス装置は第２図に示すごとく、ボルスタ−（３）上
に一部が側面に開口した凹み（４）を有するダイ（５）
が設置されており、このダイ（５）の凹み（４）の開口
側にはクッションパッド（６）がクッションピン（７）
によって上下方向に移動可能に弾性支持されている。板
金（８）はブランクホルダー（９）とダイ（５）とで挾
持されている。第３図に示すように、この板金（８）の
端部をポンチ（１０）によってダイ（５）に押し込む際
、板金（８）の端部はクッションパッド（６）とポンチ
（１０）とにより挾持されるので、この端部は曲がった
りすることがなく一様にプレスされる。一方、図示しな
いクッションパッドロック装置がプレス装置に内蔵され
ている。このクッションパッドロック装置は、ブランク
ホルダー（９）とダイ（５）とでこの板金（８）を挾持
した状態で、ポンチ（１０）が板金（８）を押し込んだ
後、ポンチ（１０）が上昇すると、この押し込まれた板
金（８）がクッションパッド（６）の反撥力によって第
４図に一点鎖線で示すように折り曲げられて変形するの
を防ぐために、クッションパッド（６）ヲ押し込まれた
状態に保持するためのものである。このためクッション
パッド（６）が押し込まれた板金（８）を押し１上げても板金（８）は折り曲げられて変形したりするこ
とが彦い。

しかしながらこのようなりッションパッドロック装置を
内蔵する専用のプレス装置にあっては、その構造が複雑
であり、かつ高価であるので一般のプレス型に前記のよ
うなりッションパッドとクッションパッドロック装置を
取り伺けることにより専用のプレス装置と同様に板金の
端部に凹みが成形された部品が成形できるようにするこ
とが要望されていた。

この発明は、このような従来の要望に応えたもので、板
金をプレスして板金の端部に凹みを成形するようにした
プレス型であって、クッションパッドに係脱しうるホル
ダをブランクホルダに設け、プレス加工後にポンチが上
昇してもクッションパッドをホルダにより抑えておき、
ブランクホルダの上昇と共に復帰するようにしたことに
より上記問題点を解決することを目的としている。

以下、この発明を図面に基づいて説明する。

□５　、６　、４’１漬、。。８１゜−６□１］ケイす
図である。このプレス装置はダブルアクションプレス装
置であり、下方に配設されたボルスタ−（１５）と上方
に配設されたアウターラム（１６）およびインナーラム
Ｏｎとを有している。ボルスタ−（１５１の上面にはダ
イ（１８）が取り付けられており、このダイ（１８１に
は第６図に示すように側面に一部が開口した凹み（１９
）が形成されている。アウターラム（１６）の下面には
板金（２０＋　＝ダイ（１８）と共働して挾持するブラ
ンクホルダー（２１）が取り付けられ、またダイ（１８
）の凹み（１９）に対向するインナーラム面の下面には
ポンチ＠が取り付けられている。一方ダイ（１８１の凹
み（１９）の開口端部には板金（２０）をダイ（１８１
に設置した時に板金（２０）の端部全ダイ（１８１の上
面と同じ高さに保持するクッションパット（２３）カ配
設すれている。クッションパッド（２３）ハクッション
ビン（２４）によって下方から支持され、クッションピ
ン（２４）はダイクッション（図示せず）によって弾性
支持されている。第５図におけるこのプレス装置のＡ−
Ａ線断面図を第８図に示す。第８図においてダイ０８）
の上面の両側端にはドライブカム（２艶が固定され、各
ドライブカム（２艶にはクッションパッド（２３）に向
って下方に傾斜した斜面（２Ｇ）が形成されている。ブ
ランクホルダー（２１１の下面にはスライドカム（２η
がクッションパッド（２３）に向けて水平に摺動可能と
なるように取り付けられている。スライドカム（２７）
はドライブカム（２艶の斜面（２６）と係合する斜面（
２８）が形成されている。スライドカム（２７）のクッ
ションパッド（２３）ト対向する側面（２８）には弾性
体としてのつづみ状のウレタンコム（３０）ノ一端が固
着され、このウレタンゴム（３０）の他端は板状のホル
ダー４’ｉｌｌの一端が取り付けられた保持板（３２１
に当接している。

したがって、このウレタンゴム（３０）はスライドカム
（２７１とホルダー（３１）との間に介在している。

これらスライドカム（２７）、ホルダー（３］ｌおよび
ウレタンゴム（３０）は全体として基本ロック手段を構
成する。この保持板（３２）はブランクホルダー（２１
）下面に摺動自在に支持されるとともに前記ウレタンゴ
ム（３０）より附勢力の小さい圧縮スプリング（３３１
（７）一端が取り付けられている。圧縮スプリング（３
３）の他端はブランクホルダー（２１１に取り付けられ
、スライドカム（２７）、保持板（３２１およびホルダ
ーｃ３１）をクッションパッド（２３）から常に離隔す
るように付勢している。前記クッションパッド（２３）
にハ、ホルダー（３１）の他端が係合可能な階段状の係
止部（３４）が上部側面に設けられている。なお第１１
図に示すようにこのホルダー（３１）の先端の下面には
傾斜が設けられており、同様にクッションパッド（２３
）の段部にも傾斜が設けられている。

次に作用を説明する。

第８図はブランクホルダー（２Ｉ）およびポンチ（２２
）の上死点に位置しているときの状態を示している。こ
の状態から第９図に示すようにアウターラム（１６）が
下降すると、スライドカム（２７）の斜面（２８）がド
ライブカム（２５）の斜面（２６）とまず係合し、さら
にアウターラム（１６）が下降すると、スライドカム（
２つは圧縮スプリング（３３）の付勢力に抗してドライ
ブカム（２５）の斜面（２Ｇ）を滑り、クッションパッ
ド（２３）に向かって水平に摺動する。このときクッシ
ョンパッド（２３１はクッションヒ′７（２４）によっ
て持チ上げられているので、ホルダー（３１）の他端は
係止部（３４１Ｍ下のクッションパッド（２３）の側面
に突き当る。さらにスライドカム（２７）がアウターラ
ム（１６）の下降によってクッションパッド（２３）に
向って摺動しても、ホルダー（３１）はクッションパッ
ド（２３）の側面に突き当っているのでウレタンゴム（
３ｏ）が太鼓状に圧縮されることになる。そしてアウタ
ーラム（１６）が下死点まで下降するとブランクボルダ
−（２１）とダイ（１８）とは共働して板金を挾持する
。次に第１０図に示すようにインナーラム（１７）が下
降すると、ポンチ（２２）は板金（２ｏ）をダイ（１８
）に押し込み、同時ニ板金（２０）の端部を介してクッ
ションパッド（２３）をもダイ（１８）に押し込む。

ポンチ（２２）が下死点まで下降すると、クッションパ
ッド（２３）が係止位置に到達する。このとき板金（２
ｏ）は第１図に示すようにプレス成形される。

またこのときホルダー（３１）はウレタンゴム（３ｏ）
の復元力によりクッションパッド（２３）に向って押し
出され、その他端が係止部（３４）に係合し、クッショ
ンパッド（２３）は上方への動きが規制される。次にポ
ンチ（２２）がインナーラム（１７）の上昇により十死
虚まで上昇する。次に第１２図に示すようにアウターラ
ム（１６）が」二昇することによりフ゛ランクホルダー
（２１）も上昇する。このとき、スライドカム（２力は
圧縮スプリング（３３）の復元力によりドライブカム（
２５）の斜面（２６１ｋ滑り上りながらクッションパッ
ド（２３）から離隔するよう摺動する。そして、スライ
ドカム（２７）が元の位置まで摺動して復帰すると、ス
ライドカム（２７）はブランクホルダー（２１１の上昇
によってドライブカム（２つから外れるとともにホルダ
ー（３１）はクッションパッド（２３）の係止部（３４
１から係止がはずれる。この結果クッションピン（２４
の弾性力によってクッションパッド（２３）は元の位置
に上昇して戻る。このとき板金（２０）は、ブランクホ
ルダー（２１）とダイ（１８）によって挾持されていな
いので、クッションパッド（２３）によって折り曲げら
れて変形することがない。なおドライブカム（２５）を
ブランクホルダー（２１１に、基本ロック手段をダイ（
１８）に取り付けてもよく、この場合も前記同様に作用
する。

以上説明してきたようにこの発明によれば、プレス型の
構造をクッションパッドに係脱しうるホルダをブランク
ホルダに設け、プレス加工後にポンチが上昇してもクッ
ションパッドをホルダーにより抑えておき、ブランクホ
ルダーの上昇と共に復帰するようにしたため、端部に絞
り加工を施す特殊加工を、一般のプレス装置により曲が
り、しわ等が発生することなしに行なうことができると
いう効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、プレス成形された部品を示す斜視図である。第２．３．４図は従来のプレス型を示す断面図である。第５図はこの発明に係るプレス型の一実施例を示す断面
図で、第６図はそのプレス型のボルスタ−とダイス等を
示す平面図で、第７図はポンチとブランクホルダー等を
示す底面図である。第８．９．１０．１２図は第５図に
おけるＡ−Ａ線断面図を示すものである。第１１図は第
１０図のＢ部分拡大図である。（１８）・・・ダイ　　　　　（１９）・・・凹み（２
０）・・・板金　　　　　（２１）・・・ブランクホル
ダー（２２）・・・ポンチ　　　　（２３１・・・クッ
ソヨンパッド（２５）・・ドライブカム　（２７１・・
・スライドカム（３０）・・・弾性体　　　　（３１）
・・・ホルダー（３４）・・係止部特許出願人　　日産自動車株式会社代理人　弁理士　　有　我　軍　−部 □、）・１（１１）第１図第２図第３図第５図第９図／７第１０図

Claims

【特許請求の範囲】

ブランクホルダとダイおよびクッションパッドとポンチ
で板金を挾持しつつ板金の端部に絞り加工を施すプレス
型において、クッションパッドに係合部を形成し、この
保合部に係合し得るホルダを有する保持部材を前記ブラ
ンクホルダにクッションパッドに対して近接離間可能に
かつクッションパッドから離隔する方向に附勢して設け
、前記保持部材と離間する方向に前記の附勢力より大き
な力で附勢され保持部材を作動するスライドカムをブラ
ンクホルダに摺動可能に設け、このスライドカムを駆動
するドライブカムをダイに設けたプレス型。