JPS5813374B2 - 作業車輛 - Google Patents

作業車輛

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JPS5813374B2
JPS5813374B2 JP51024371A JP2437176A JPS5813374B2 JP S5813374 B2 JPS5813374 B2 JP S5813374B2 JP 51024371 A JP51024371 A JP 51024371A JP 2437176 A JP2437176 A JP 2437176A JP S5813374 B2 JPS5813374 B2 JP S5813374B2
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JP
Japan
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hydraulic
transmission
oil
gear
hydraulic motor
Prior art date
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JP51024371A
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English (en)
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JPS52109228A (en
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渡辺誠
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPS52109228A publication Critical patent/JPS52109228A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は牽引車輛、建設機械等の作業車輛において、
ギヤミッションと油圧ミッションを併用した走行駆動装
置を提供するものである。
一般に作業車輛の走行駆動装置においては、作業の種類
に応じて超低速大トルクの動力が要求される場合がある
が、このような動力をギヤミッションにより得ようとす
ると、変速機構が複雑になるばかりか、過負荷による伝
動部品の破損等が生じ問題があった。
その為走行駆動系を油圧ミッションにより構成し、超低
速大トルクの動力を得ているものがあるが、伝達効率の
点、コストの点、更には超低速から高速までの広い変速
域で作業を行う為に、油圧機器が大容量化大形化する等
の点で欠点があった。
そこでこの発明においては、ギヤミッションと油圧ミッ
ションを併用して上記欠点を是正すると共に、各々独立
した駆動系となる両者が、同時噛合等により干渉する事
を防止し、機器を保護しようとするものであって、本第
1発明の特徴は、エンジンの動力をギヤミッションと油
圧ミッションとのいずれを介しても走行装置へ伝達可能
にし、上記油圧ミッションは油圧ポンプと制御弁とギヤ
ミッションの変速中立復帰用シリンダと油圧モータとを
順に直列接続して構成した点にあり、本第2発明の特徴
は、エンジンの動力をギヤミッションと油圧ミッション
とのいずれを介しても走行装置へ伝達可能にし、上記油
圧ミッションは油圧ポンプから給油される制御弁に、ギ
ヤミッションの変速中立復帰用シリンダと油圧モータと
を並列に接続し、上記シリンダが中立復帰作動する事に
基き、油圧モータへの油圧供給弁が可逆的に開弁される
ようにした点にある。
以下図に基き第1発明の実施例を詳述する。
第1図はバツクホー装着可能な全輪駆動型ホイールロー
ダを示し、機体1の前部に搭載されたエンジン2よりメ
インクラッチ3を介してトランスミッション4へと動力
が伝達され、以後トランスミッション4より各々ジョイ
ント5を介して前輪デフ6及び後輪デフ7へと動力伝達
が為され、前車輪8及び操向後車輪9が駆動されるもの
である。
トランスミッション4は主として高速域に使用されるギ
ヤミッション4Aと、超低速大トルク域で使用される油
圧ミッション4Bとからなるものであって、ギヤミッシ
ョン4Aは主軸10、変速軸11、出力軸12の3軸と
、主軸10変速軸11間の前後進切換ギヤセット13、
及び変速軸11出力軸12間の変速ギヤセット14とか
らなるものである。
他方油圧ミッション4Bは、主軸10に常時駆動される
油圧ポンプ15、制御弁16、後述する一対のギヤミッ
ション中立復帰用シリンダ22F,22R並びに油圧モ
ータ17を順に直列接続し、同モータ17と出力軸12
とを出力ギヤセット18で伝動するように構成されてい
る。
第2図はトランスミッション4の説明図であって、油圧
ミッション4Bにより動力伝達が行われている状態を示
す。
同図において、変速軸11上のスライドギャ13Sが、
主軸10上に固着された前進ギヤ13F及び後進ギャ1
3R,13rに対して選択的に噛合可能とされており、
同スライドギャ13Sが変速軸11以後の入力ギヤとし
て作用する。
19は上記スライドギャ13Sを摺動させるシフトフォ
ークで、摺動ボス部の左右両端に接当壁20が立設され
ており、ミッションケース外のシフトレバー21により
操作される。
22F,22Rはシフトフォーク19を変速状態より中
立復帰させる為のシリンダであり、シフトフォーク19
両端の接当壁20は対向して設けられる。
シリンダ22F,22Rはピストン23を内有し、同ピ
ストン23はリターンスプリング24により後退方向に
付勢されており、ピストン23が前進するとその突出端
部25が接当壁20に接当し、シフトフォーク19を移
動させ、前進伝動又は後退伝動状態で噛合していたスラ
イドギャ13Sを中立状態に移行させる。
26はシリンダ22F,22Rのピストン23後退両側
に開口された油口、27はシリンダ22F,22R側壁
に開口された油口であって、ピストン23が前進した時
のみ両油口26,27がシリンダ室を介して連通される
ものである。
2B,29.30は油路であって、油路28は制御弁1
6と復帰シリンダ22Rの油口26との間に、又油路2
9は上記シリンダ22Rの油口27と他方の復帰シリン
ダ22Fの油口26との間に、更に油路30は復帰シリ
ンダ22Fの油口27と油圧モータ17との間にそれぞ
れ設けられ、油路28と油路29間にばねオフセット型
の一方弁31を介入させ、油路28よりパイロット圧を
加え、油圧ミッション4B使用時には、上記両油路2B
,29間を遮断するようにしてある。
32は復帰シリンダ22Fの側壁端に開口された油口で
あり、ピストン23が後退した時のみシリンダ室を介し
て油口27と連通されるものである。
次にその作用を述べると、超低速大トルクの動力を必要
とする場合、ポンプ15より供給された作動油を、制御
弁16の第2図示位置への切換操作により、油路28を
介して復帰シリンダ22Rの油口26へと圧送する。
するとピストン23がリターンスプリング24に抗して
突出し、第2図想像線位置にシフトフォーク19が位置
していた場合(後進状態)、ピストン23の突出端部2
5が接当壁20に接当しシフトフォーク19を実線位置
まで移行させスライドギャ13Sを中立状態にする。
この時ピストン23の前進に伴いシリンダ22Rの油口
26と油口27がシリンダ室を介して連通され、作動油
は油路29より他の復帰シリンダ22Fの油口26へと
導かれ、ピストン23がリターンスプリング24に抗し
て前進し、突出端部25が接当壁20に接当すると共に
押進し、同様にシフトフォーク19を想像線位置(前進
状態)より実線位置へと移行させ、スライドギャ13S
を中立状態に復帰させる。
そしてピストン23の完全突出によりシリンダ22Fの
油口26と油口27とがシリンダ室を介して連通され、
作動油は油路30より油圧モータ17に達し同モータ1
7を駆動する。
このようにして油圧モータ17の出力軸に固設された出
力ギヤ18と、出力軸12に固設された出力ギヤ18セ
ットの噛合により動力が伝達され、以後ジョイント5を
介して、前輪デフ6及び後輪デフ7が,駆動され、前輪
8及び後輪9が駆動される。
以上のようにして油圧ミッション4Bにより動力伝達が
為されると、ギャミッション4Aの入カギャとして作用
するスライドギャ13Sの切換位置の如何に拘らず、ま
ず同ギャ13Sを中立位置に復帰させた後油圧モータ1
7が駆動され、ギヤミッション4Aと油圧ミッション4
Bとの干渉を防止するものであり、中立復帰用シリンダ
22F,22Rは油圧モータ17使用中は常時駆動保持
されているものである。
一方ギヤミッション4Aにより動力伝達を行う場合は、
制御弁16を切換え油圧ポンプ15を無負荷状態にし作
動油をタンクへ還流させると共に、油路28に連通する
ポートをドレンボートに連通させ、シリンダ22R室内
の作動油を、ピストン23のリターンスプリング24に
よる復帰動作でドレンする。
同様にシリンダ22Fのピストン23もリターンスプリ
ング24により後退されるものであるが、この場合は油
路28と油路29間に介在された一方弁31が油路28
の圧力降下により両油路2B,29を連通させ、作動油
は油口26、油路29、一方弁31、油路28、制御弁
16の順にドレン還流されるものである。
以上のように中立復帰用シリンダ22F,22Rに対す
る加圧が解除されピストン23が後退すると、その突出
端部25がシフトフォーク19の作動範囲外に位置され
る事になって、シフトレバー21によるシフテイングが
可能となりスライドギャ13Sの切換え操作が可能とな
る。
この時ギヤ伝導が行われると、出力軸12より油圧モー
タ17の出力ギヤセット18を介して、油圧モータ17
が駆動されポンプ作用を生じるが、作動油は油路30よ
りシリンダ22Fの油口27とシリンダ室を介して連通
するドレン用の油口32へと導かれ負荷を生じない。
第3図は本第2発明の実施例を示し、上記第1の発明が
ポンプ15、制御弁16、復帰シリンダ22R、復帰シ
リンダ22F、油圧モータ17を直列接続しているのに
対し、制御弁16以後、復帰シリンダ22F,22Rと
、油圧モータ17を並列接続して、シリンダ22Fより
のパイロット操作で、供給弁33笈びドレン弁34を動
作させるようにしたものである。
図中符号35は定圧弁であり油圧モータ17が駆動され
ている状態でも、一定圧が復帰シリンダ22F,22R
に供給されるようにしたものである。
又同実施例においては、油圧モータ17のポンプ作用を
防止する為に、供給弁33及びドレン弁34が中立復帰
シリンダ22Fの作動に応じてパイロット操作されるよ
うにしてある。
この発明は以上の通りであり、ギヤミッション4Aと油
圧ミッション4Bを併用する事により、各種作業に適応
可能な広い変速範囲が経済的に得られる。
又ギャミッション4Aと油圧ミッション4Bとを併用す
るにあたり、ギヤミッション4Aの変速状態を中立復帰
シリンダ22F ,22Rで中立復帰させた後、油圧モ
ータ17を駆動するようにした為、同時噛合等による両
者の干渉を防止し、伝導部品の破損を皆無とする事がで
きるものである。
更に油圧機器が洩れ若しくは破損を生じ、変速中立復帰
シリンダ22F,22Rが動作しない場合も、同シリン
ダ22F,22Rの中立復帰動作が行われた時のみ、油
圧モータ17が駆動されるものであるから、油圧モータ
17は駆動されず、ギヤミッション4Aと油圧ミッショ
ン4Bの干渉は防止される。
しかも、本発明ではギヤミッションが中立復帰した後油
圧モータが駆動されるようになっているので、油圧モー
タの駆動力を全て走行力として使用することができ、油
圧モータでの駆動効率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図はホイールローダ
の動力伝達係の側面図、第2図は同トランスミッション
の系統図、第3図他の実施例の第2図相当図である。 2・・・・・・エンジン、4A・・・・・・ギヤミッシ
ョン、4B・・・・・・油圧ミッション、6・・・・・
・前輪デフ、7・・・・・・後輪デフ、8・・・・・・
前輪、9・・・・・・後輪、15・・・・・・油圧ポン
プ、16・・・・・・制御弁、17・・・・・・油圧モ
ータ、22F,22R・・・・・・シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンの動力をギヤミッションと油圧ミッション
    とのいずれを介しても走行装置へ伝達可能にし、上記油
    圧ミッションをエンジンで駆動される油圧ポンプ、制御
    弁、ギヤミッションを中立位置に強制復帰させる一対の
    ギヤミッション中立復帰用シリンダ、及び油圧モータを
    順に直列接続して構成し、中立復帰用シリンダと油圧モ
    ータとを連結する油路を中立復帰シリンダの側壁でピス
    トンが前進した時のみ開口する位置に設けた油口から導
    出あることを特徴とする作業車輛。 2 エンジンの動力をギヤミッションと油圧ミッション
    とのいずれを介しても走行装置へ伝達可能にし、上記油
    圧ミッションをエンジンで駆動される油圧ポンプから給
    油される制御弁に、ギヤミッションを中立位置に強制復
    帰させる一対のシリンダと油圧モータとを並列に接続し
    て構成し、制御弁から油圧モータに至る油路中に油路を
    開閉する供給弁を介装し、この供給弁を油圧ミッション
    の一対のシリンダからのパイロット操作で開閉するよう
    に構成したことを特徴とする作業車輛。
JP51024371A 1976-03-05 1976-03-05 作業車輛 Expired JPS5813374B2 (ja)

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JP51024371A JPS5813374B2 (ja) 1976-03-05 1976-03-05 作業車輛

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JPS52109228A JPS52109228A (en) 1977-09-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5712316U (ja) * 1980-06-26 1982-01-22

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