JPS5813264B2 - 筒状インサ−ト装填装置 - Google Patents

筒状インサ−ト装填装置

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JPS5813264B2
JPS5813264B2 JP53084372A JP8437278A JPS5813264B2 JP S5813264 B2 JPS5813264 B2 JP S5813264B2 JP 53084372 A JP53084372 A JP 53084372A JP 8437278 A JP8437278 A JP 8437278A JP S5813264 B2 JPS5813264 B2 JP S5813264B2
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Japan
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insert
cylinder
mold
movable frame
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JP53084372A
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上野豊明
石川達夫
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5813264B2 publication Critical patent/JPS5813264B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/22Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
    • B22D17/24Accessories for locating and holding cores or inserts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイカスマシンの金型に筒状イン号−トを装
填するために使用する筒状インサート装填装置に関し、
特にV形エンジンにおけるプリンダブロックのダイカス
トマシンに使用して好適な装置に関するものである。
一般に自動車等のエンジンのシリンダブロックをアルミ
ニウムでダイカストする場合、ダイカストマンンの金型
にシリンダライナとなる鋳鉄製の筒状インサートを装填
しておき、その後、この筒状インサートとアルミニウム
鋳込部分が一体になるようにアルミニウムを鋳込むこと
が行なわれている。
このためには、シリンダライナのような筒状インサート
を金型の所定位置に正確に供給する筒状インサート装填
装置が必要となる。
この筒状インサート装填装置は、次の諸条件を充分に満
足するものでなければならない。
すなわち、インサート加熱炉とダイカストマシンの金型
間を往復移動するインカート受渡し部の動作が迅速かつ
円滑であること、このインサート受渡し部が特に金型の
インサート被装填位置に正確に位置付けられることおよ
び多数のインカートを同時に装填する必要があるので、
インサート被装填部のピッチとインサート受渡し部にお
けるインサート保持部のピッチとが完全に対応するもの
であることなどが挙げられる。
ところで、エンジンのシリンダ配列が直列あるいは水平
対向形のシリンダブロックについては、前述のようにダ
イカストマンンの軸線方向に直交する面内において正確
な位置合せがなされればよいわけであるが、これがV形
エンジンのシリンダブロックのように、シリンダライナ
の装填方向が交叉するような場合には、前述の位置合せ
に加え、さらにダイカストマシンの軸線方向に対しても
正確な位置合せが行なわれなければならない。
しかるに、移動金型の開き位置はリミットスイッチの作
動タイミングによって決まるため、金型の停止位置が2
〜3mmくるって一定とならず、軸線方向の位置合せが
きわめて困難であった。
そこで、このような点を解消したインサート装填装置の
提案が強く望まれてきた。
本発明はこのような要請に応えてなされたものであり、
以下、その構成等を図に示す実施例によって詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る筒状インサート装填装置の全体を
示す正面図、第2図はインサート受渡し部と金型の一部
を断面して示す平面図、第3図はインサート装填用シリ
ンダの縦断側面図と動作状態を示す図、第4図はインサ
ート供給部(加熱炉〕とインサート受渡し部を示す平面
図である。
これらの図において、符号1で示すものはインサート受
渡し部を示し、このインサート受渡し部1はダイカスト
マシン2とインサート供給部3間を移動装置4をもって
往復移動するように構成されている。
すなわち、図に示す実施例においては、6本のインサー
ト装填用シリンダ5−1.5−2.5−3・・・・5−
6を備えたイン−i−ト受渡し部1は、平行四辺形リン
ク機構をもって構成された移送装置4によって、固定金
型6,移動金型7間と第1図、第4図に破線で示す部位
間を往復移動し、インサート供給部3としてのインガー
ト加熱炉で受取ったインサート8を前記移動金型7のイ
ンサート被装填部9へ装填するものである。
このインサート受渡し部1は、前配移送装置4、換言す
れば平行四辺形リンク機構における連接捧に相当する水
平移動部材4aの延在部4bに進退自在に設けた可動フ
レーム11と、この可動フレーム11をダイカストマシ
ン2の軸線方向に進退させるための可動フレーム移動用
シリンダ12と、前記可動フレーム11の側部に作動方
向を内側に指向させて水平に配設された6本のインサー
ト装填用シリンダ5−1.5−2・・・・5−6および
位置決め用の保合部材10とから概ね構成されている。
このインサート装填用シリンダ5を第3図について説明
すると次の通りである。
同図において、符号51で示すものはンリンダチューブ
、52はヘッドエンド力バー、53はロツドエンドカバ
ー、54はカートリッジ、55.56は流体通路、57
および58はンリンダチューブ51内を摺動自在に設け
られたインナーロンドおよびアウターロツドで、このイ
ンナーロツド57の作動端部にはインサート8内に嵌合
してこれを内側から保持する円柱状の保持体59が設け
られており、またアウターロツド58の作動端部には前
記保持体59に保持されたインサート8を押出すための
円筒状の押出し筒60が設けられている。
そして、これら両ロツド57,58のピストン部61,
62にはインナーロツド57の作動方向において互いに
係合するフランジ63と段付き穴64が設けられている
また、前記保持体59の先端部中央には、移動金型7に
穿設された位置合せ用の孔13に嵌入するテーパ付きの
突子65が突設されており、側部には圧縮スプリング6
6の弾溌力によってその一部が外部に突出するように装
填されたボール67が設けられている。
このボール6Tはイン号−ト8の内周面を押圧すること
によって、イン号−ト8を保持体59上に着脱自在に保
持する機能をはたすものである。
また、前記押出し筒60の基端部には、それぞれ縦←配
置されている各シリンダ5−1.5−3,5−,および
52t54t5−,の作動部を一体に作動させるための
連接バー68が設けられている。
数個のインサートがばらばらに前進すれば金型7に入り
にくいこともあるが、この連接バー68の作用により、
数個のインサート8を同時に前進させることができる。
69はこのンリンダ5を前記可動フレーム11に取付け
るためのブラケット、70はねじ蓋、71は補強のため
のリブである。
なお、同図においては、シリンダ5の内部構造を説明す
るための便宜上、可動フレーム11に対する保持構造に
ついては省略してあるが、実際にはこのシリンダ5は第
2図Bまたは図5図に示すように徴小な平行揺動が可能
なように可動フレーム11に固定されている。
すなわち、第2図Bに示す実施例においては、シリンダ
5は、可動フレーム11に一体に設けられた支持体14
に対し直角度を確保するため、支持体14の一部と接触
して支持体14と平行な方向に滑動しうる面15aをそ
れぞれ有する2個のフランジ付き号ポータ15と厚さ1
0mmの円筒状のゴムのような弾性材からなるクツンヨ
ン部材16を介して2個の支持体14に半フローテイン
グ状態に固定されている。
なお、この保持構造は、第5図に示すように断面U字状
をなすUパッキン17あるいはZパッキンを使用しても
形成できる。
シリンダ5の自重をささえてンリンダ5を中心線上に軽
く保つが、シリンダ5を水平状態を保って若干移動させ
るようにンリンダ5を半フローテイング状態に保持した
構造の第1実施例を示す第2図Bにおいては、2個のフ
ランジ付きサポータ15の直角面15aが互いに比較的
に遠く離れていて、ンリンダ5の支持体14に対する直
角度が若干悪くなる傾向があるので、この点を改良する
ために、この部分の保持構造を第5図に示すようにして
、2個の直角面15aを比較的に近くまで接近させるこ
とができる。
このように構成され、かつ支持されるイン号一ト装填用
シリンダ5は、第1図および第2図に示すように、その
作動軸方向、換言すれば第2図において矢印A,Bで示
すイン寸一ト装填方向が移動金型7の前方において交叉
するように可動フレーム11に配設される。
すなわち、シリンダ5−1,5−3.5−,は可動フレ
ーム11の左側に設けられた支持台11aに、またンリ
ンダ5 2t5 4t5−6は同じく可動フレーム1
1の右側に設けられた支持台11bにそれぞれその作動
端が内側を指向し、かつ平面図上では左右対称になるよ
うに配設される。
なお、正面図上では左右のンリングは非対称に配設され
ている。
すなわち、高さ方向に幾分ずらして配設されている。
そして、平面図上で左右両ンリンダの軸線が交叉する位
置C1が第2図に示す装填前の状態においてインサート
被装填部9の軸線が交叉する位置C2より距離l分手前
に位置付けられるように設定されている。
なお、この距離lは、可動金型7の毎回の型締時におけ
る停止位置の違いによって、毎回若干変るのが普通であ
る。
可動フレーム11が前記水平移動部4aに一体に延設さ
れた延在部4bに進退自在に設けられていることは既に
述べたが、ここでさらにその具体的な構造を第2図につ
いて説明する。
同図において、符号21で示すものは前記延在部4bに
平行に支架されたガイド軸で、このガイド軸21にリニ
アモーションベアリング22を介して可動フレーム11
は前後方向(図では上下方向)に摺動自在に支持されて
いる。
23は可動フレーム11に固着された軸受筒、24は前
記ガイド軸21を延在部4bに固定するためのプッシュ
、25はオイルシールである。
そして、この可動フレーム11には、これを進退させる
ための可動フレーム移動用シリンダ12が固定金型6の
方向へ向けて設けられている。
このシリンダ12はフランジ26によって可動フレーム
11の背面板11cに固定されて2り、またそのロツド
27の作動端部には係合子28が固設されている。
この係合子28は延在部4bに固設されたストッパー2
9に係合するフランジ30を備え、またその先端部には
固定金型6の凹部に係入するようなテーパ31が設けら
れている。
また、この可動フレーム11には、移動金型7側に突出
するように係合部材10がフレーム33を介して設けら
れている。
この保合部材10は同図では左右対称に各1個づつ設け
られているが、実際には上下にも対称にも設けられてお
り、また移動金型7の開口端縁にもこの保合部材10に
対応する係合部32が設けられている。
この係合部材10および係合部32は、可動フレーム1
1の移動を規制すると共に、横方向および図示はしてな
いが上下方向の位置ずれを修正し、かつインサート受渡
し部1の揺動を阻止するためのものである。
すなわち、移動金型7の前方所定位置にインサート装填
用シリンダ5を正確に位置付けるための役割をはたすも
のである。
したがって、第2図に実線をもって示す状態においてシ
リンダ12を作動すると、まずロツド27が後方(図で
は下方)に突出して保合子28の先端が破線Gで示すよ
うに固定金型6の頂面に当接し、突出動作が規制される
したがって、シリンダ12内に供給される流体圧力はシ
リンダチューブ、すなわち、これが固定されてる可動フ
レーム11を前方(図では上方)に移動させる動力とな
って作用し、可動フレーム1を移動金型7側に移動させ
る。
可動フレーム11の移動によって、その前方に設けられ
た係合部材10が金型7の開口縁に設けた係合部32に
係合してその移動を停止させる。
このとき、前述の距離lは0になり、点C,が点C2に
合致するように、係合部材10の当接面10aと金型7
の開口端縁を加工しておくことはいうまでもない。
そして、前記保合子28の固定金型6に対する当接と、
係合部材10と移動金型7の係合部32との係合作用に
よって、位置合せが行なわれると共に、インサート受渡
し部1の揺動が阻止されて所定の装填位置に静止状態で
位置付けられる。
このような状態でインサート装填用シリンダ5を作動さ
せインガート8を金型7のインサート被装填部9に装填
する。
この動作を主に第3図を使って説明すると次の通りであ
る。
先ず、ヘッドエンド側の流体通路55から圧力室T2に
流体を供給すると、ピストン部61.62を押圧してイ
ンナーロツド57,アウターロツド58は同図bに示す
ように共に前進し、この前進動作は保持体59の先端が
金型Tに当るまで続く。
この保持体59と金型7との当接は、テーパ付き突子6
5が金型7に穿設された位置合せ用の孔13に係入する
ことによって行なわれる。
そして、この係大作用と前記シリンダ5を支持するクッ
ション部材16または17とによって位置修正が行なわ
れる。
すなわち、金型の温度上昇による熱膨張によってインカ
一ト被装填部9に僅かではあるが位置ずれが生じた場合
、前記突子65の孔13への係入によってシリンダ5を
クッション部材16の弾抗力に抗して平行移動させ、イ
ンカート8とインサート被装填部9とを完全に対応させ
る。
このように、保持体59が金型7に当り停止しても、流
体圧力がアウターロツド58のピストン62にも作用し
ているから、同図Cに示すようにアウターロツド58の
みが前進し、その作動端に設けられた押出し筒60の先
端でインガート8を押圧して、これを金型7のインカー
ト被装填部9内に押込む。
装填が終ると流体通路55が開放され、復帰側であるロ
ツドエンド側の流体通路56から圧力室73に流体が供
給される。
この流体圧力は先ずピストン62に作用しアウターロツ
ド58を復帰させ、恰度同図bに示す部位まで復帰して
くると段付き穴64にインナーロツド57のフランジ6
3が係合し、両者一体となって元の状態に復帰する。
なお、このインサート装填用シリンダ5は、先に述べた
ように、左側に配設されたシリンダ5−1,5−3.5
−,と右側に配設されたシリンダ5−2,5−4.5−
6とはその作動方向が交叉しているから、左右同時に作
動させることはできず、したがって一方の側の動作が終
了してから他の側のシリンダを動作させるように操作回
路を構成しなければならない。
このようにしてインサート8を金型7に装填しおわった
インカ一ト受渡し部1は、後述する移送装置4によって
ダイカストマシン2の側方に退避し、当該退避位置に設
けられたインサート供給部3で次に装填するインサート
の供給を受ける。
第4図はこのインカ一ト供給部の一例を示す平面図であ
る。
同一において、符号41で示すものはインサート加熱炉
を示し、この加熱炉41内は前記インサート装填用シリ
ンダ5−1,5−3,5−5および5−2,5−4.5
−6に対応するように上下3段のシュータが設けられて
おり、またその供給方向もインカート受渡し部1の左右
のシリンダに対応するように形成されている。
42は前記加熱炉41の出口部に設けられたガイド部材
で、シリンダ5の保持部59にインサート8を対応させ
るものである。
43は押出棒、44は矢印方向から供給されてきたイン
サートを前記加熱炉41に送るための搬送路である。
ガイド部材42は、インサート保持体59に確実容易に
供給しうるように、インサートを一定温度で保温するな
らしゾーンも兼ねさせ、かつ、ガイド部材42の各内周
面とインサートの各外周面との間のスペースを比較的に
精度よく加工した構造にした。
したがって、このインサート供給部3においては、ンリ
ンダ5を作動させることによって、保持部59を破線で
示すようにガイド部材42に近接させ、押出棒43によ
って押出されたインサート8を保持部59で受けること
により行なわれる。
なお、この供給部におけるシリンダ5の動作は、前述の
装填時におけるものと特に変るものではないので、詳細
な説明は省略する。
ただし、インサート8の出し入れをより円滑に行なうた
めに、保持体59の外周前後端面および、押出し筒60
の内周前端面には面取り加工を施した。
次にインサート受渡し部1を前記固定金型6,移動金型
7間と、インサート供給部3を往復移動させるための移
送装置4について説明する。
この移送装置4は、インサート受渡し部1が水平状態を
保ったまま前記の往復移動が行なえるように、いわゆる
平行四辺形リンク機構を採っている。
すなわち、この移送装置4は、前記インサート受渡し部
1を備え平行四辺形リンク機構における連接棒に相当す
る水平移動部材4aと、同じく固定リンクに相当する固
定フレーム4bと、作動アーム4 c,支持アーム4d
およびこれらを連結する枢軸41 ,42,43,44
とから構成されており、したがって、この枢軸41 ,
42,43.44の中心を結ぶ線で平行四辺形を形成し
ている。
そして、前記作動アーム4cは、ダイカストマシン2の
タイパー23を避けるようにへの字状に折曲形成され、
その折曲部の内側にはタイパー2aに当接するストツパ
部材45が設けられている。
46はこの移送装置4を支持する基台、47はこの基台
46上に設けられたクレビス型ンリンダで、そのロンド
48の作動端部49は前記作動アーム4cにピン50を
もって連結されている。
また、このンリンダ47の給・排油部471は、作動開
始時と停止時におけるショックを低減するために、給・
排油室472とシリンダ室473を連通ずる通路をシリ
ンダの軸線方向に並ぶ数個の小孔474をもって形成し
ている。
この小孔474は、ピストンの移動によって開閉される
から、ピストンの移動に伴なって給油側ではシリンダ室
473と連通ずる小孔が増加し、他方、排油側において
は連通ずる小孔が減少していくことになり、これが作動
開始時と停止時のンヨツクをやわらげる作用として機能
する。
したがって、第1図に実線で示す状態でンリンダ47を
作動すれば、作動アーム4cの時計方向への回動に伴な
って支持アーム4dも同方向に回動し、水平移動部材4
aに一体に設けられたインサート受渡し部1は水平状態
を保ちつつダイカストマンン2の側方、すなわち破線3
で示す位置に移動する。
この位置で前述のインサートの供給が行なわれ、次のイ
ンサート装填に備える。
この間にダイカストマシン2が作動しダイカストが行な
われる。
ダイカストが終了し、移動金型が後退して待機状態にな
ると、シリンダ47が作動し、前記退避動作と逆の動作
を行ない実線で示す位置にインサート受渡し部1を位置
付ける。
この際の位置合せないし以降に行なわれるインサートの
装填動作については先に説明した通りであるので、ここ
では省略する。
第6図はインカ一ト装填用シリンダ5の作動流体を給排
するための連結板を示す。
この連結板501は各ンリンダ5 1,5 2・・
・・5−6毎にそれぞれ配管する煩わしさを解消するた
めのもので、左右に並設される各3本のンリンダ5−1
,5−3. 5−,および5 2−5 4−5
6の各ヘッドエンドカバー52部および各ロツドエンド
カバー53部をそれぞれまとめて配管するのに役立つ。
すなわち、並設される3本のシリンダの流体給排部をこ
の連結板で接続すれば、1本の配管が接続された通路5
02で、各ンリンダ室に分岐通路503をもって連通さ
れることになる。
すなわち、通常の技術では、各シリンダ5にそれぞれ別
個のフレキシブルホースで配管しているのをここでは、
1本のフレキシブルホース504だけで行なうようにし
た。
このため、フレキシブルホースによる剛性や圧油作動開
始時のフレキシブルホースの曲りを小さくし、ンリンダ
5のゆれを極力小さくすることもできる。
以上説明したように本発明によれば、インガート受渡し
部をシリンダでダイカストマンンの軸線方向に移動する
可動フレームによって構成したから、移動金型の停止位
置に多少の誤差が生じたとしてもそれに順応して正確な
芯合せを行なうことができる。
また可動フレームに設けられた係合部材が金型の係合部
に係合することにより、左右、上下方向の位置合が行な
われると共に、可動フレーム移動用ンリンダのロンドを
対向する金型に当接させることにより、インサート受渡
し部を所定の位置に確実に静止させることができる。
したがって、長いアームの先端で揺動しやすい部分に設
けられたインサート受渡し部が、これらの部材によって
金型に確実に保持され、インカートの装填動作中に揺動
するようなことはない。
そして、金型へのインサート装入を高温雰囲気で自動的
に僅実容易に行なうことができる。
また、インサート装填用ンリンダを流体圧力で協動する
インナーロツドとアウターロツドを備えた二重構造とし
、アウターロツドを貫通させてインナーロンドを設けた
から、アウターロッドの内部にインナーロンドのピスト
ン部を設け、インナーロンドのピストン部の後側でかつ
アウターロツド内にスプリングを使って行なうこの種の
ンリンダに較べ、構造を簡単にし、スプリングの弾性の
ばらつきによる不均一性がなく、各ンリンダに埃一な作
動を行なわせることができる。
また、平行四辺形リンク機構によって構成された移送装
置によって、インサート受渡し部をダイカストマシン,
インサート供給部間を往復移動させるようにしたから、
インサート受渡し部におけるインサートは常に水平状態
を保って移動することになり、保持部から脱落したりあ
るいは移動するようなことがない。
また、インサート装填用シリンダは、可動フレームに対
して半フローテイング状態に支持されているから、金型
の熱膨張により、被装填位置にずれが生じたとしてもそ
れに追随して水平移動しインサートの装填を的確に行な
うことができる。
また、実施例に示すように、ダイカストマシンのタイバ
ーに作動アームを当てる構造とすれば、金型に近い位置
でアームが規制されることになり、停止位置をより正確
とすることができる。
また、この作動アームを作動するシリンダに実施例に示
すような多孔給排油口を設ければ、ショックアブソーバ
を使用して緩衝を行なわしめる構造のものより、ショッ
クがやわらげられるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る筒状インサート装填装置を示す正
面図、第2図Aはインサート受渡し部と金型を縦面して
示す平面図、Bはシリンダ支持部の拡大図、第3図aは
インサート装填用シリンダの縦断側面図、bおよびCは
その動作状態を示す図、第4図はインサート供給部を示
す平面図、第5図はインサート装填用シリンダの支持構
造の他の実施例を示す要部断面図、第6図は同じくシリ
ンダの連結板を示す縦断面図である。 1……インサート受渡し部、2……ダイカストマンン、
3……イン号一ト供給部、4……移送装置、5……イン
サート装填用シリンダ、6……固定金型、7……移動金
型、8……インサート、9……インサート被装填部、1
0……係合部材、11……可動フレーム、12……可動
フレーム移動用シリンダ、32……係合部、47……シ
リンダ、57……インナーロツド、58……アウターロ
ツド、59……保持部、60……押出し筒、68……連
接バー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイカストマシンの固定金型・移動金型間とインサ
    ート供給部間を往復移動するインサート受渡し部を、前
    記ダイカストマシンの軸線方向に進退自在に設けた可動
    フレームと、この可動フレームを移動するための可動フ
    レーム移動用シリンダと、作動端部にインサートを内側
    から保持する保持部を有するインナーロツドと前記イン
    サートを金型内に装填する押込み筒を有するアウターロ
    ツドとを有しかつ作動方向が互に交叉するように前記可
    動フレーム両側に並設されたインサート装填用シリンダ
    と、インカートが装填される金型の係合部に係合される
    係合部材であって前記可動フレームに設けられその保合
    によりインカート被装填部と前記インサート装填用シリ
    ンダとの芯合せを行なう部材とから構成し、前記インナ
    ーロツドはアウターロツド内に、アウターロツドはイン
    サート装填用ンリンダにそれぞれ摺動自在に支持され、
    これら両ロンドはンリンダ内に供給される流体圧力によ
    って協動あるいは独立して作動するように構成されてい
    ることを特徴とする筒状インサート装填装置。 2 インサート受渡し部を往復移動させる移動装置を、
    インサート受渡し部が水平状態を保って移動する平行四
    辺形リンク機構にした特許請求の範囲第1項記載の筒状
    インサート装填装置。 3 係合部材を移動金型の係合部に係合させると共に、
    可動フレーム移動用シリンダのピストンロンドの作動端
    部を固定金型に当接するように可動フレーム移動用シリ
    ンダを設けた特許請求の範囲第1項または第2項記載の
    筒状インサート装填装置。 4 インサート装填用シリンダを可動フレームに弾性部
    材を介して平行移動する半フローテイング状態に保持さ
    れた特許請求の範囲第1項、第2項または第3項の筒状
    インサート装填装置。 5 並設されたインサート装填用シリンダの各押込み筒
    を連接バーで連結した特許請求の範囲第1項、第2項、
    第3項または第4項記載の筒状インサート装填装置。
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