JPS58132425A

JPS58132425A - ネジ締め装置

Info

Publication number: JPS58132425A
Application number: JP1411982A
Authority: JP
Inventors: Kazunori Ito; 和徳伊藤; Shigeharu Kobayashi; 樹治小林; Hiroshi Kato; 宏加藤; Yuzo Kimiya; 木宮　祐三
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1982-01-30
Filing date: 1982-01-30
Publication date: 1983-08-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はネジ締め装置に関する。

従来、ネジ締め作業においてワークに穿設され、たガイ
ド孔にゆるく嵌め合って起立するネジを、前記ガイド孔
に連なるネジ孔へ螺合させて締め付ける場合がある。

この場合ネジはガイド孔内で傾き、その軸線がネジ孔の
軸線と一致していないことが多い。

一方、ネジ締め装置はそのネジ締め用工具の軸線をネジ
孔の軸線と一致させ、その状態で前記工具の先端をネジ
の頭部に係合させてネジ締め作業を行うが、ネジが前記
の如く傾いた状態でそれを締め付けようとすると、ネジ
締め用工具の先端とネジの頭部がずれているため両者が
うまく係合せず、また一旦係合してもネジがふらついて
工具が外れてしまっ九りする不具合を生じる。

本発明は畝上事情に鑑みてなされたもので、その目的と
する処はネジ締め用工具の先端がネジの頭部に係合する
前に予めネジの軸線方向の芯出しをしておくことにより
、ネジ締め作業を確実にしかも円滑に行えるようにする
ことにある。

本発明実施の一例を図面によシ説明すると、図中（４）
はコンベア等からなる組立ラインであり、このライン（
４）上にはワーク（１）が載承されている。

前記ワーク（＆）は重なり合う上下二部材（ａｘＸａｚ
）から々す、その上側部材（ａｌ）にガイド孔（１）が
穿設され、下側部材（ａ２）に前記ガイド孔（１）に連
なってネジ孔（２）が穿設されている。

（３）は前記上側部材（ａｌ）のガイド孔（１）にゆる
く嵌め合って起立するネジであり、このネジ（３）を王
制部材（ａｌ）のネジ孔（２）に螺合させて締め付ける
ことにより、上側部材（ａｌ）と下側部材（ａｌ）とが
連結されるようになっている。

また、前記ネジ（３）はガイド孔（１）に嵌め合っ良状
態で若干軸線方向に傾いておシ、その軸線がネジ孔（２
）の軸線と一致せずにずれている。

ω）は上記組立ライン（４）の−側に設置された工業用
ロボットであシ、支柱Φ）と作動アーム（ｃ）とからな
っている。

前記支柱伽）はその上部が基台（４）に取付支持され、
鉛直に起立している。

一方、作動アーム（ｅ）は支柱（ｂ）の上端に連結され
、上記ワーク（ａ）上方の水平面内で揺動するし且つ途
中の関節部（ｃｌ）で屈曲ようになっている。

そして、上記ロボッ）　（Ｂ）における作動アーム（Ｃ
）の先端にワーク葎）に起立するネジ（３）を締め付け
るネジ締め装置（ｄ）が設けられる。

ネジ締め装置（ｄ）はエアモータ（ｄｌ）とそれに連結
されて回転するネジ締め用工具即ちドライバ（ｄ−）と
からなり、前記ドライバ（ｄｚ）’を下側にして作動ア
ーム（ｃ）の先端に鉛直方向に取付支持されている。

（５）は前記エアモータ（ｄｌ）の下端部、即ちドライ
バ（ｄｌ）の基部を支持するボス部（６）外周に取付け
られたブラケットであり、作動アーム（ｅ）の先端部下
方に位置している。

（７）は作動アーム（ｅ）の先端部上面に設けられたエ
アシリンダであシ、その作動ロッド（７ａ）が作動アー
ム（ｅ）を摺動自在に挿通して前記プラケク）（５）に
連結されている。

従って、上記エアシリンダ（７）ヲ伸縮動作させる仁と
により、ネジ締め装置（ｄ）がブラケット（５）ととも
に上下動される。

（８）は前記ネジ締め装置（ｄ）の上下動を案内するガ
イド軸であシ、ブラケット（５）に連結されて作動アー
ム（ｅ）を摺動自在に挿通し、該アーム（ｅ）の上方へ
突出している。

しかして、上記ネジ締め装置（ｄ）は作動アーム（ｅ）
の揺動によってワーク（ａ）上方の所定位置、即ちガイ
ド孔（１）及びネジ孔（２）の軸線とドライバ（ｄｌ）
の軸線が合致する位置まで移動され、その後エアモータ
（ｄｌ）を駆動させ且つエアシリンダ（７）を伸張させ
ることにより、ドライバ（ｄｌ）が回転しながら下降し
ワーク−）に起立するネジ（３）を締め付性るわけであ
るが、このドライバ（ｄｌ）の先端にはそれよシも先に
ネジ（３）の頭部（ｋ）に轟接して、傾いたネジ（３）
の軸線方向の芯出しを行う芯出し機構が設けられる。

（９）はドライバ（ｄｌ）の下端部外周にゆるく嵌め合
うＩｌＩ状のガイドであシ、その下端部内周が逆テーパ
状に切欠されている。

前記逆テーパ状の切欠部（９ａ）はその下端の大径部が
ネジ（３）の頭部（３ａ）よりも大径とされ、誼頭部（
３ａ）に余裕をもって係合するようになっている。

（ト）は前記ガイド（９）の上半部外周に嵌着固定され
ドライバ（ｄｌ）外周にゆるく嵌め合うコイルバネであ
シ、このバネ（ト）の上端部を前記ブラケット（５）下
面より突出するボス部（６）外周に嵌着固定することに
より、ガイド（９）がドライバ（ｄｌ）と軸線を同じく
して吊り下げ状に取付保持されている。

しかして、ネジ締め作業時において先ず上記ガイド（９
）がネジ（３）の頭部（３ａ）に係合することにより、
骸頭部（３ａ）がガイド（９）下端における切欠部（９
ａ）のテーパ面に沿ってガイド（９）中心部へと移動さ
れ、ネジ（３）の姿勢が鉛直状に矯正されて該ネジ（３
）の軸線がドライバ（ｄｌ）及びネジ孔（２）の軸線と
一致する。

そして、この状態でドライバ（ｄｌ）が回転しながら下
降してネジ（３）の頭部（３ａ）に係合しネジ（３）を
回転させることにより、ネジ（３）がネジ孔（２）に螺
合して締め付けられる。

このネジ（３）の締め付は時においてガイド（９）は押
し縮められ九バネａ１によってネジ（３）の頭部（３ａ
）に弾性的に係合しており、ネジ（３）をふらつかない
よう鉛直状に保持してドライバ（ｄｌ）先端とネジ（３
）の頭部（３ａ）との保合状態を維持し、ネジ締め作業
を確実に行わせる。

本発明は畝上の如く構成したので、ネジがワークのガイ
ド孔にゆるく嵌め合いその軸線がネジ孔の軸線から外れ
て傾いて起立していても、ネジ締め用工具がネジの頭部
に係合する前に予め芯出し機構によってネジの軸線方向
の芯出しがなされているから、ネジ締め用工具とネジ及
びネジ孔の軸線が一致した状態で前記工具の先端をネジ
の頭部に確実に係合させてネジを締め付けることができ
、ネジ締め作業を確実にしかも円滑に行うことができる
。

依って所期の目的を達成し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を備え九工業用ロボットを示す正面
図、第２図はネジ締め装置を拡大して示す断面正面図、
第３図及び第４図は同装置の作動状態を示す断面正面図
である。尚図中（ａ）・・・ワーク　　　　（ｄ）・・・ネジ締め装置
（ｄｌ）・・・エアモータ　（ｄ２）・・・ドライバ（
ネジ締め用工具）（１）・・・ガイド孔　　　（２）・
・・ネジ孔（３）・・・ネ　ジ　　　（３ａ）・・・ネ
ジの頭部（９）・・・ガイド　　　　叫・・・コイルバ
ネω）・・・工業用ロボ、ト

Claims

【特許請求の範囲】

ワークに穿設され友ガイド孔にゆるく嵌め合って起立す
るネジを、前記ガイド孔に連なるネジ孔へ螺合させて締
め付けるネジ締め装置において、該装置のネジ締め用工
具の先端にそれよりも先にネジの頭部に当接して該ネジ
の軸線方向の芯出しをする芯出し機構を設は九構造。