JPS58132240A - 多層電子写真部材およびこの部材を用いるフオトコピ−の作成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、導市性支持体と、１種もしくはそれ以上の輻
射ＳＳ受性嘗荷発生化合物を含有する光電導層と、この
光電導層に塗布された電荷移動層とからなる多層電子写
真部材に関するものである。

電子写真において画像は、先ず光電導層の表面層に均一
の静電電荷を与え次いでこれを画儂露光メせることＫよ
り、光電導層からなる電子写真部材の上に形成される。

ｕｉｉｉ偉露光は、光に当てられた領域を導電性となし
かつ放電させる。未露出領域に残存する電荷は、静電的
＃儂を形成する。この＃儂は、たとえば微細な検電性の
（ｅｌｅＯｔｒＯ−ｓｃｏｐＪｃ　）　）ナー粒子を表
面層上へ付着させることにより可視的にされ、これら粒
子は残存する電荷忙より吸引される。直接的電子写真に
おいて、可視的にされたＯｉＩ儂は、たとえば熱および
／または圧力によフその位置に定着される。間接的電子
写真においては、光重導性部材上に形成−Ｊｎ九画慣を
先ず支持体すなわち一般に普通紙に転写させ、次いでそ
こに定着させる。その後、表面層から残存トナーへ子を
除去して、後の複写サイクルに適するようにする。

実際には、電子写真部材は導電性支持体ＫｆｉＩ！布さ
れた電荷発生層よりなることができる。或いは、上記の
部材は電荷発生層と＃電荷発生層に塗布された電荷移動
層とを含む複数の層からなることもできる。

この種の多層電子写真部材は、たとえば米国特許第３，
７１３，８２０号、第３，７２５，０５８号、第３，８
２４゜０９９号、第３，８３７，８５１号、！　３，８
３９，０３４号オヨび第３．［８，０８４号各明細書に
記載ζねている。

電荷発生層における輻射線感受性化合物は、無機または
有機のものとすることができる。無機材料を使用する場
合、これは一般に結合剤中に分散された粒子の形態で、
或いはたとえば蒸着によシ得らｔする均質フィルムの形
態で存在させる。セレンが最も多く使用される無機材料
である。有機材料を使用する場合、これは、たとオはポ
リビニルカルバゾールもしくはポリビニルピレンのよ’
５６フイルム形成性有機１合体の形態で、或いはたとλ
けビスアゾ顔料のような微細な顔料粒子の形態で存在ζ
せることができ、そのうち最もよく知ら劉ているものは
フエネラックブルー（ＰｈｏｎｅｌａｃＢｌｕθ　）お
よびその誘導体であり、これら粒子を有機結合剤層中に
分散させる。

顔料−結合剤の層は多くの欠点を有することが判かつて
いるので、電荷発生層を、顔料粒子の形態でなく分子状
に分散した形態で輻射線感受性化合物を存在させて製造
しうるような方法が提案されている。この種の層の利点
は、この種の層の電荷移動および解像力が顔料−結合剤
の層におけるよりも良好であるようＫ、顔料−結合剤層
よりもずっと薄くかつ平滑になしうることであるうさら
に、その製造に於いて必要とされる摩砕操作も省略する
ことができる。

ここに記載した種類の電荷発生層は、六とλは米国特許
第４．１２３．２７０号および第４，２８６．（１４０
号ならびに英国特許Ｉｌｌ、１７２，３５５号各明細書
に記載されている。

関連する利点を得るため、この種の層をできるだけ薄い
形態、たとえ＃ｉ１〜２μｍ以Ｆの厚さで使用すること
を望むならば、これらにはその大きな弱点のため上層を
施こして、均一帯電の際所用レベルが得られるようにせ
ねばならない。この上層は、さらに！＃偉露光の際電荷
発生層に形成された通常孔である２つの電荷キャリアの
一万を移動ζせうるものでなければならない。この糧の
上層は、この場合棲めて高い要求を満たす必要がある。

多くの種類の電荷移動層が既に提案されている。

一般に、！荷移動層は２つの生たる群に区別することが
できる。１つの群は、それ自体電荷移動特性を有する、
たとλばポリビニルカルバゾールもしくはポリビニルピ
レンのような重合し九フィルム形成性化合物により構成
される。他の群は、それ自体絶縁性である結合剤に溶解
された電荷移動性化合物により構成される。これらの例
は、上記の米国特許明細書および英国製許明細瞥に見る
ことができる。

多くの場合、この種の移動層はさらに、いわゆる活性剤
を含有し、この活性剤は移動層の電荷移動特性を向上づ
せる。公知の活性剤は、たとえば、電子受容体であるト
リニトロフルオレノンおよびジベンゾチオ７エンジオキ
シドである。

電荷移動層は次の性質を持たねばならない：機械的強さ
：充分なレベルまで帯電づせるのに適当である、 平滑表面および良好なフィルム形成特性：孔（または電
子）を充分に移動させうろこと、可視光に対し透ａ： 発生層に対する良好な接着二発生層を有する射出バリヤ
（１ｎｊｅｃｔｉｏｎ　ｂａｒｒｉｅｒ　）を全くまた
は殆んど持たないこと、 暗所中における静電表面電荷の良好な保持；良好なり１
７　　ｑング特性、露光後の低い残留電荷。

従来提案されている電荷移動層は、十記諸性質の１つも
しくはそれ以上に関して欠点を有し、したがってそれら
は特に極めて薄い電荷発生層において満足しうるもので
ない。

本発明の目的は、上記の所！ＩＩ特性を全て極約でｉＩ
！ｉ度に満足し、かつ低い残留電荷、クリーニング特性
、および射出バリヤーが実質的に存在しないことに関し
、従来公知の電荷移動層のいずれよりもずっと優秀であ
り、したがって極めて薄い電荷発生層で使用するのに特
に適した多層市子写真部材用の電荷移動層を提供するこ
とである。

本発明による多層電子写真部材は、導電性支持体と、１
ｍもしくはそれ以上の輻射線感受性電荷発生化合物から
なる光電導層と、との光電導層に塗布された電荷移動層
とからなり、電荷移動層は不活性結合剤中に均質に分配
されかつ一般構造式〔式中、Ｒ７およびＲ８は互いに同
じ又は異っており、水素原子、アルキル基、アリール基
あるいはアラルキル基を表わし； Ａ１およびＡ２ＩＩ′ｉ互いに同じ又は異っておシ、例
えばＮ−アルキルカルバゾール−３−イル、４．５−ジ
フェニルオキサゾール−２−イル、ベンゾチアゾール−
２−イルの如き少なくとも１個の窒ｘｉ子を含む複素環
基、フェニル基、あるいはナフチル基を表わし、これら
の基は低級アルキル基、低級アルコキシ基もしくは）１
０ゲンで置換されていてもよく、さらにこれらの基の少
なくとも１個はは互いに同じ又は異っており、置換され
てし）てもよいアルキル基もしくはフェニル基を表わし
、窒素原子と共に複素環を形成していてもよく、あるい
は縮合した複素環基の一部であってもよい）を含んでい
ていてもよい〕 で表わこれる電荷移動剤であるアジンからなることを特
徴とする〇 本発明の部材の電荷移動層は、構造式１６の化合物の２
種あるいはそれ以上の混合物を含有することもできる。

構造式１６の対称および不整アジンは、ｅｌｌ　、ｆば
ＨＯｕｂｅｎ−Ｗｅｙｌ、　Ｍｅｔｈｏｄｅｎ　ｄｅｒ
　ＱｒｇａｎｉｅＣｈ（！ｎＯｈｅｍｉｅ、　４版、　
１０／２巻、８９〜１１１ページ。

Ｇｅｏｒｇ　　Ｔｈｉｅｍｅ　Ｖｅｒｌａｇ出版、１９
６７年に記載寧れているような関連化合物の一般的な公
知の方法により合成され得る。

前記の定義したクラスに属する電荷移動化合物の例は、
構造式１７〜２６で表わされる。

０２Ｈ５１１５０２ ｃ２ａ５ ｃ２Ｈ５０２Ｈ５ 非常に良い結果は、一般構造式１ 〔式中、Ｒ１−Ｒ６は水素原子または１〜４個の炭素原
子を有するアルキル基を示す〕 で表わされる化合物を受は入れたＲ７およびＲ８が水素
原子でありかつＡ１およびＡ２がフェニル基である一般
構造式１６の化合物において得らねた。

電荷移動層は構造式ｌの化合物の混合物もまた含有し得
る。

良好に使用しつることが判明（−た化合物の例は、Ｒ１
−Ｒ６が水素原子である構造式１の化合物、およびＲ１
、Ｒ２、Ｒ４およびＲ５が水木原子を示（、かつＲ３お
よびＲ６がアルキル基を示す構造式１の化合物である。

しかしながら、Ｒ１、Ｒ２、Ｒ４およびＲ５が〕（うも
１．（けメタ位置のアルキル基を示す一般構造式１の化
合物が好適である。これらの群に輌する化合物のうち構
造式２ （２） を有する化合物を用いれば、特に良好な結果が得られる
。本発明による電子写真部材は、その−荷移動層が前記
化合物、すなわち４−〔ビス（４−メチルフェニル）ア
ミノコベンジリデンアジンを電荷移動剤として含み、高
度の感光性と露光後の極めて低い残留１１！！夕１とを
示し、さら（その最大見掛は表面電圧（Ａ８’Ｖｍａｘ
　）の３０〜７０嘔以）１で帯電させた場合でも低い暗
減衰を示す。この面は極めて有利である。何故なら、Ａ
ＳＶｍａｘよりも光分低いレベルまで帯電きれる電子写
真部材は、ＡＳＶｍａｘまで帯電される部材よりもずっ
と高い耐久性を有するからである。ζらに、現儂した画
ｆ象を転写させた後の電荷移動層のクリーニングは、電
荷移動層が従来公知の電荷移動剤のいずれかを含有する
問題の種類の多層部材と比較Ｌ２て、何ら問題を生じな
いことが判明した〇 本発明による電子写真部材の電荷移動層における電荷移
動剤の量は、広範囲で変化することができる。一般に、
固形物の全量に対し１５〜７０ｇ量係、好ましくは２０
〜４０１量憾の範囲である。

本発明による部材の電荷移動層に使用これる不活性結合
網は、この目的に適する任意の物質、念とえはポリスチ
レン、シリコーン樹脂、アクリル酸もしくはメタクリル
酸のポリエステル、ビニル１合体およびビニル共重合体
とすることができる。

ポリカーボネートを用いれば、その高度な透明性、機械
的強さおよび感光層に対する良好な接着性の恵め、特に
良好な結果が得られる。

本発明による電子写真部材に社、この目的で知られた任
意の支持体を使用することができる。

この種の支持体はそれ自体で導電性のものとすることが
でき、たとえばアルミニウム、鋼もしくはニッケルの支
持体とすることができ、或いは後に導電性にすることが
できるもの、たとえにアルミニウムもしくはニッケルの
薄い導電層を施こした紙またはプラスチック支持体とす
ることができる６本発明の部材を、その特定の性質のた
め極めて適している間接的電子写真に使用するＫは、支
持体は一般にエンドレスの形態を有し、たとえば両端部
が接続された紙もしく社プラスチックのドラムまたは可
撓性ウェブである。

本発明による部材の光電導層に使用される輻射線感受性
電荷発生化合物は、無機材料または有機材料のいずれと
することもできる。前者の例祉セレンまたは非晶質珪素
である。しかしながら、好ましくは有機化合物、特に好
ましくは輻射線感受性のビスアゾ化合物が使用される。

１１１！もしくはそれ以上のビスアゾ化合物を分子状に
分散された形態で含有する輻射線感受性層の例は、上記
の米国特許第４，１２３，２７０号明細書および本出願
人による米Ｂ１！！Ｉｆ許第４，２８６，０４０号明細
書に見られる。

光電導層の厚さは、好ましくは約０．２〜２μｍの範囲
である。

１つの特定実施例において、本発明による電子写真部材
の電荷移動層は１種もしくはそれ以上の活性剤を含んで
いる。特に、より高度の耐久性を得るため部材を部分的
にのみ、すなわちＡ８Ｖｍａｘの３０〜７０慢を帯電さ
せることを望むならば、一般に活性剤の使用は放電特性
を向上させるので望ましい。原理上、この目的で知られ
た任意の活性剤を使用することができる。

使用しうる活性剤の例は、トリニトロ−フルオレノン、
米国特許第３，９０５，８１４号に記載されたジペンゾ
チオフェンオキシドおよび米国特許第３゜９３５．００
９　　号に記載され九Ｎ−（フルオレン−９−イリデ／
）アニリンである。

活性剤テレ７タラールジマロニ）　＋フル（ＴＤＭ　：
式３） および１，３．７−トリニトロージペンゾテオフエンー
５，５−ジオキシド（ＤＢＴＯ：式１１）を用いれば、
特に良好な結果が得られる。従来使用されている多くの
活性剤と異なり、ＴＤＭはさらに完全に非突然変異性（
ｎｏ壽ｕｔａｇｅｎｔｃ　）である・活性剤の必要量は
、一般に電荷移動剤に対し１〜１５重量−である。ＴＤ
Ｍを本発明による電荷移動剤と組合せて使用すれば、所
要の結果を得るのに０．５〜３重量％の量で充分である
ことが判明した。

本発明による電子写真部材は、上記特許明細書に記載さ
れた方法のいずれかによシ製造することができる□。電
荷発生層および電荷移動層の両製造についても、そこに
詳細に記載されている。

本発明による電荷移動層に使用される構造式１のアジン
は、対応するｐ−（ジアリールアミノ）−ベンズアルデ
ヒド（これはアルキル基を含有し。

ても、しなくてもよい）とヒドラジンとの縮合により合
成することができる。製造法は、パイルシュタイン（基
礎編）第１４巻、第３６頁に記載されたｐ−（ジメチル
アミノ）−ベンズアルデヒドとヒドラジンとの縮合によ
る本のと同様である。

記載された大部分のアルデヒドは、Ｎ、Ｎ−ジメチルホ
ルムアミドおよびホスホロオキシトリクロライドによる
トリアリールアミンのホルミル化によって製造すること
ができる。これらの反応は、ｐ−（ジメチルアミノ）ベ
ンズアルデヒドの製造と同様に行なうことができる（　
Ｏｒｇ、　８ｙｎｔｈ、　０ｏｌｌ、第４巻、第３３１
頁）。ｐ−（ジフェニルアミノ）ベンズアルデヒドの製
造はＪ、　Ｏｒｇ、　Ｃｈθｍ、第３０巻、嬉３７１４
頁（１９６５）に記載されている。

薄い電荷発生層に塗布される本発明の電荷移動層を含有
する電子写真部材は、間接的電子写真複写法におけるい
わゆる永久マスターとして使用するのに極めて適してい
る。真に、前記した特定の利点は充分に証明され、かつ
高品質のコピーが部分帯電によってさえも得られる。

電荷移動層上に常法で形成される潜偉は、２成分もしく
＃′ｉｌ成分現偉剤のいずれかによシ町視的にすること
ができる。前者の場合、現儂剤は通常鉄の粗大なキャリ
ア粒子とこのキャリア粒子に接触した際所要の極性を得
る極めて微細なトナー粒子とから構成される。第２の場
合、現俸剤は、導電性（ｐ　＜　ｌｏ”　ｏｈｍ、ｍ　
）もしくは絶縁性（ｐ＞１０”　Ｏｈｍ、ｍ　）とする
ことのできる微細なトナー粒子より実質的になっている
。

本発明による電子写真部材は、１成分現偉剤によシ現像
するのに特に適していると思われ、こねは多くの利点を
有する。しかしながら、絶縁性の１成分現像剤を使用す
る場合は、本発明による電子写真部材に官能層をラスタ
ーとして設けることが望ましいと判明した。この種の層
および配置ならびにその施用方法は、尚業者に公知であ
る。これらは特にじθ日θａｕｅｒおよびＣ！１ａｒｋ
　　［キセログラフイーおよび関連方法」第１１−１１
７頁（１９６５）に記載されている。

以下、実施例により本発明の詳細な説明する。

実施例１ 電荷発生ＩＩの調製 本発明による電荷移動層を試験するため、電荷発生化合
物としてビスアゾ染料４．４’−（（３，３’−ジメト
キシ−（１，１’−ビフェニル）−４，４’−ジイル）
−ビス−（アゾ））ビス−〔３−ヒドロキシ−Ｎ−フェ
ニル−２−ナフタレンカルボキサＩミド〕（弐６） を結合剤中に分子状に分散された形態で含有する電荷発
生層を作成した。

この目的で、次の溶液を先ず１１＃した：歌合し九酢酸
酪酸セルロースの２チアセトン溶液６０ｍ、 Ｎ、Ｎ−ジメチルホルムアミド１：３ｄ十式４のナフト
ールＩＦ。

Ｎ、Ｎ−ジメチルホルムアミド７−十式５のジアゾニウ
ム化合物０．５　Ｆ ■ Ｈ 暗所で１０分間貯蔵した後、溶液を導電性支持体（蒸着
アルミニウム１−を有するメリネックス）へ２５〜３０
℃かつ３０〜４０チ相対湿度にて浸漬被覆により塗布し
た。乾燥後、上記ビスアゾ化合物に対するその場でのカ
ップリングをアンモニア現儂ユニット中で行なった。電
荷発生１−の厚さは０．５μｍであった。

実施例２ 式２０アジンを電荷移動化合物として含む電荷移動層を
、実権例ＩＫより調製した電荷発生層へ浸漬波ｆｌｉＫ
より塗布した。

この塗布は、１．２−ジクロルエタン中の１０％［レキ
サン１４１　Ｊ　（Ｇｅｎｅｒａｌ　Ｉｃｌｅｃｔｒｉ
ｃ社のポリカーボネート結合剤）２５−と前記アジン１
．５ｔとテトラヒドロ７ラン８−との溶液によって行な
った。空気中で１５分間乾燥させた後、得られた二重層
を真空中で１３５℃にて３０分間乾燥させた。得られた
多層電子写真部材を用いた間接的写真複写装置において
フォトコピーを作成した。

次の点につき検査した二層の厚さ、層の接着性、帯電、
暗減衰、感光性、表面電荷密度、残留電位、記憶効果、
ｌ成分現儂剤によシミ荷移動層上に可視的にさせたｗｉ
ｔ象を普通紙に転写の後に熱および圧力により定着させ
て得られたコピーのｌｌｌｉｅ品質ならびに耐久性。

この実施例の電子写真部材で得られた結果、および下記
の実施例の核部材で得られた結果を実施例１５の後に要
約する。

実施例３ 実施例２と同様であるが、ただし０．０２ｆの活性剤Ｔ
ＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラン８　ｍｅ中に溶解
させた。

実施例４ 実施例２と同様であるが、ただし０．１２ｆの活性剤Ｔ
ＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラン８＃ｌ中に溶解さ
せた。

実施例５ 実施例２と同様であるが０．０２Ｆの活性剤ＤＢＴＯ（
式１１）をテトラヒドロフラン８＃ｌ中に溶解させた。

実施例６ 実施例２と同様であるが、ただし０．１２ｆの活性剤Ｄ
ＢＴＯ（式１１）をテトラヒドロフラン８ｇｌ１中に溶
解させた。

！東」「一 実施例２と同様であるが、ただし式２のアジンの代り忙
、式７ のアジンを使用し、かっ０．．０２Ｆの活性剤ＴＤＭ（
式３）をテトラヒドロフラン８ｄ中に溶解させた。

実施例８ 実権例２と同様であるが、−ただし式２のアジンの代り
に１式８ のアジンを使用し、かつ０．０２Ｆの活性剤ＴＤＭ（式
３）をテトラヒドロ７ラン８−中に溶解させた。

アジンの溶解度を良好にするため、７ｗｔの１．２−ジ
クロルエタンをさらに添加した。

実施例９ 実施例２と同様であるが、ただしここに記載したアジン
の代りに弐〇 鳴　　　　　　　　　　　　　　　　Ｃ４Ｈ６のアジン
０．７５Ｆを使用し、かつ０．０１ｆの活性剤ＴＤＭ　
（式３）をテトラヒドロフラン８−中に溶解させた。

実施例ｉｏ（比較例） ＪＪ　　実施例２と同様であるが、ただし式２のアジン
の代りに、式１０ Ｎ−Ｎ のオキサジアゾールを使用し、かつテトラヒドロフラン
は加えなかった。

実施例１１（比較例） 実施例２と同様であるが、ただし式２のアジンの代りに
、式１０のオキサジアゾールを使用し、かつ０．０２ｆ
の活性剤ＴＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラン８−中
に溶解させた。

実施例１２（比較例） 実施例２と同様であるが、ただし式２のアジンの代りに
、式１０のオキサジアゾールを使用し、かつ０．１２ｆ
のＴＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラン８−中に溶解
させた。

実施例１３（比較例） 実施例２と同様であるが、ただし式２のアジンの代りに
、式１２ のトリアリールメタンを使用した。

実施例１４（比較例） 実施例２と同様であるが、ただし式２のアジンの代りに
、式１２のトリアリールメタンを使用し、かつ０．０２
ｆの活性剤ＴＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラン８−
中に溶解させた。

透り１画±」−（比較例） 実施例２と同様であるが、ただし式２のアジンの代りに
、式１２のトリアリールメタンを使用し、かつ０．１２
２の活性剤ＴＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラン８ｄ
中に溶解させた。

実施例２〜１５の結果 こｎら実施例の載荷移動層は全て厚さ３〜４μｍであっ
た。層の接着性は優秀であった。ＪＩＭ刈２〜１５の充
分帯電された層の記憶効果は極めて低かった。部分帯電
させた際、実施例２〜１５の層の記憶効果は完全に存在
しなかった。実施例７．９〜１５の層の完全および部分
帯電に対するコピー品質は良好であり、実施例２．３．
４．５．６および８の層のそれは優秀であった。全ての
層につき、部分帯電の際の耐久性は、完全帯電の際より
本著しく高かった。

実権例２〜９の層は全て、潜在的静電１儂を現像する際
１成分現１象剤を使用する時容易に清浄する（　ｃｌｅ
ａｎ　）ことができるのに対し、比較例１０〜１５の層
はその清浄が極めて困禰であった。完全帯電の際の光電
成績を第１表に要約する。部分帯電の際の光電成績を第
２表に要約する。

ＡＳＷ　：帯電後の見掛は表面電圧（ボルト）。

ＤＤ−１：最初の１秒におけるＡＳＷの−としての暗減
衰。

Ｌ−２５ニブラウンフラツシユＦ９００型によりＡ８Ｖ
２５−まで珊を放電させるための光の量（ｍＪ／ｍ２）
。

シグマ＝１秒間の暗減衰の後に測定した表面電荷密度（
ｍｅ／ｍ２）。

残留：　１００ｍＪ／ｍ２　（ブラウンフラッシュＦ９
００型）により露出した後に残留するＡＳＷのチ。

ＡＢＶ　：帯電後の見掛は表面電圧（ボルト）。

ＤＤ−１：最初の１秒におけるＡＳＷの−としての、暗
減衰。

Ｌ−２５ニブラウンフラツシユＦ９００型によりＡＢＶ
２５−までｌ−を放電させるための光の量（ｍＪ／ｍ２
）。

シグマ：１秒間の暗減衰の後に測定した表面放電密１！
（ｎ０７ｍ２）。

残留：　１００ｍＪ／ｍ２　（ブラウンフラッシュ７９
００型）Ｖｃよシ露出した後に残留するＡＳＶの一０実
施例１６ 電荷発生化合物として弐６のビスアゾ染料を、結合剤中
に均質分配された小顔料粒子（約０．２ｇｎ）の形態で
含有する電荷発生層を作成し九。

この目的で、１ｔの前記ビスアゾ染料を、ボールミル中
で２４時間混練することにより重合した酢酸酪酸セルロ
ースの２１アセトン溶液５ｏ−中へ分散させた。得られ
た分散物を浸漬被覆により導電性支持体（蒸着アルミニ
ウム層を有するメリネツクス）に塗布した。

乾燥後のこの電荷発生層の厚さは１．５μｍであった。

この電荷発生層へ式２のアジンを電荷移動剤として浸漬
被覆することによ郵電荷移動ｌ＃を塗布した。この被覆
は、１，２−ジクロル−エタン中の１０チ「レキサン１
４１Ｊ２５！ｌｉと１．５ｆの前記アジンと活性剤ＴＤ
Ｍ　（＜　ａ　）　ｏ、ｏａｒが溶解されているテトラ
ヒドロフラン８−との溶液によシ行なった。空気中で１
５分間乾燥した後、二重層を真空中で１３５℃にて３０
分間乾燥した。得られた多層電子写真部材を用いた間接
的写真複写装置においてフォトコピーを作成した。

次の点を検査した二層の厚さ、層の接着性、帯電、暗減
衰、感光性、表面電荷密度、残留電位、記憶効果、１成
分現像剤によシミ荷移動を１上に可視的にさせた画像を
普通紙に転写の後に熱および圧力により定着させて得ら
れたコピーの画１蒙品藏、電荷移動層の清浄度および耐
久性。

この実施例の電子写真部材によシ得られた結果、ならび
に実施例１７〜２１の部材で得られ九結果を、実施例２
１の後に要約する。

実施例１７（比較例） 実施例１６と同様であるが、ただし式２のアジ／の代Ｄ
Ｋ、式１２のトリアリールメタンを電荷移動層に使用し
九。

実施例１８ 電荷発生化合物として式１３ のビスアゾ染料と式１４ の重合した染料とを、同じく電荷移動化合物よりなる結
合剤中に小顔料粒子（約０．２μｍ）として分散させて
含有する電荷発生層を作成した。

この目的で、２ｔの「レキサン１４１」と１．２ｆの式
２のアジンとを、順次にテトラヒドロフラン２０ｍと１
，２−ジクロルエタン４０−との混合物中へ溶解させた
。次いで、１ｆの前記ビスアゾ染料を１ｆの前記の重合
した染料と共に１ボールミル中で２４時間混練すること
により溶液中へ均質分配させた。

このようＫして得られた分散物を浸漬被覆により導電性
支持体（蒸着アルミニウム層を有するメリネツクス）へ
塗布した。乾燥後の電荷発生１−の厚さは１．３μｍで
あった。実施例１６と同様、電荷移動層を、式２のアジ
ンを用いて浸漬被覆することにより電荷発生層へ塗布し
た。

実施例１９（比較例） 実施例１８と同様であるが、ただし式２のアジンの代り
に、式１２のトリアリールメタンを電荷発生層ならびに
電荷移動層に使用した。

実施例２０ 電荷発生化合物として式１５ の金属を含有しない７タロシアニンからなる電荷発生層
を作成した。この目的で、金属を含有しないフタロシア
ニンの薄い層を導電性支持体（蒸着したアルミニウム層
を有するメリネックス）の上へ、ｔＯ−Ｓ〜１０−”　
）−ルの圧力にて蒸発させることにより蒸着させた。実
施例１６と同様に１電荷移動層を、式２のアジンを用い
る浸漬被覆により電荷発生層へ塗布した。

！１１１１（比較例） 実施例２０と同様であるか、ただし式２のアジンの代り
に、式１２のトリアリールメタ／を電荷移動層に使用し
た。

実施例１６〜２１の結果 これら実施例の電荷移動層は全て約４μｍの厚さを有し
た。層の接着性は優秀であった。完全に帯電させた実施
例１６〜２１の層の記憶効果は極めて低かつ九。部分帯
電において、記憶効果は完全に存在しなかった。実施例
１６．１８および２０の層は、１成分現像剤による現儂
の後、容易に清浄することができた。比較例１７．１９
および２１０層は、これに対し、清浄が極めて困難であ
った。実施例１７．１９および２１の層の完全および部
分帯電の両者に対するコピー品質は良好であり、実施例
１６．１８および２０の層のそれは優秀であった。全て
の層につき、部分帯電後の耐久性は完全帯電におけるよ
抄も実質的に高かった。

完全帯電における光電成績を第３表に要約する。

部分帯電の際の光電成績を第４表に要約する。

（以下余白） ムｓｖ＝帯電後の見掛は表面電圧（ボルト）。

ＤＤ−１：最初の１秒におけるＡＳＷのチとしての暗減
衰。

Ｌ−２５＝ブラウンフラツシユＦ９００型によ秒Ａ８Ｖ
２５９ｇまで層を放電させるための光の量（ｍＪ／ｍ２
　）。

シグマ＝１秒間の暗減衰の後に測定した表面電荷密度（
ｍｅ／ｍ２　）。

残留：　１００　ｍＪ／ｍ２（ブラウンフラッジ−ＩＬ
Ｆ９００型）によシ露出した後に残留するＡ８ＶＯ１゜
実施例２２ 構造式１７〜２６で表わされるアジンを実施例２と同様
にテストした。ただし、構造式２のアジン１．５Ｆの代
りに式１７〜２６のアジン各々１ｆを使用し、かつ０．
０２ｆの活性剤’ｒＤＭ　（式３）をテトラヒドロフラ
ンＢｄ中に溶解させた。

このようにして調製したすべての１０種の異なる電子写
真部材は、間接電子写真複写装置に於いて良好なフォト
コピーを与えた。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）導電性支持体と、１種もしくはそれ以上の輻射線
   感受性電荷発生化合物からなる光電導層と、この光電導
   層Ｋｌｋ布された電荷移動層とからなる多層電子写真部
   材において、電荷移動層は不活性結合剤中に均質分配さ
   れかつ一般構造式１６ 〔式中、Ｒ７およびＲ８は互いに同じ又は異っておシ、
   水素原子、アルキル基、アリール基あるいはアラルキル
   基を表わし： Ａ１およびムｐｉｎｔ互いに同じ又は異っておル、少な
   くとも１個の窒素原子を含む複素製基、フェニル基ある
   いはナフチル基を表わし、これらの基は低級アルキル基
   、低級アルコキシ基もしくはハロゲンで置換されていて
   もよく、ζらにこれらの基の少なくとも１個は電子供与
   性基又は異っており、置換されていてもよいアルキル基
   もしくはフェニル基を表わし、窒素原子と共に複素環を
   形成していてもよく、あるいは縮合した複素環系の一部
   であってもよい）を含んでいる〕 で表わされる電荷移動剤であるアジンを含むことを特徴
   とする多層電子写真部材。 （２）　　電荷移動層が、構造式１ ６式中、Ｒ１〜Ｒ６Ｆｉ水素原子またＦｉ１〜４個の炭
   素原子を有するアルキル基を示す〕 で表わされる電荷移動剤からなることを特徴とする特許
   請求の範囲＃！１項記載の部材。 （３）電荷移動層が、構造式１ 〔式中、Ｒ１＋　Ｒ７＋　Ｒ−およびｕ５１；ｔメチル
   基を示す］ で表わされる電荷移動剤からなることを特徴とする特許
   請求の範囲第２項記載の部材。 （４）構造式２ （２） で表わされる電荷移動剤を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第３１ＥＪ記載の部材。 （５）　　電荷移動層が、さらに電荷移動剤に対して作
   用する活性剤を含むことを特徴とする特許請求の範囲ｔ
   ｓｚ項乃至第４項のいずれかに記載の部材。 （６）構造式３ で表わされる活性剤を有することを特徴とする特許請求
   の範囲第５項記載の部材。 （７）電荷移動層を、エンドレス支持体忙施こされかつ
   １種もしくはそれ以上の輻射線感受性電。 荷発生化合物を分子状に分散した形態で含む電荷発生層
   に塗布することを特徴とする特許請求の範囲第２１Ｊ乃
   至第６項のいずれかに記載の部材０ （８）％許請求の範囲第５項、８６項または第７項記載
   の部材を均一に帯電させ、次いで画像露光はせ、その後
   得られた＃儂を現偉しかつ支持体上に転写させてそこに
   定着させるフォトコピーの作成方法において、部材をそ
   の最大帯電能力の最高７０憾まで帯電させることを特徴
   とするフォトコピーの作成方法。